人狼議事


10 冷たい校舎村9

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視点: 人

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【人】 夜笑国 メイ

[商品が店内にぶら下がったり、透明な容器に詰まったり。
 わたしは店内を珍しそうに眺める。

 スーパーに売っているような物しか知らないわたしは
 消費税がいらないってことも知らなくて、
 向井くん>>323の話に1円玉を引っ込めたり、
 乃絵ちゃんが苺が好きなことを話したり。

 これまでのようなゆったりしたやり取りの中、
 お小遣いめいた予算を握りしめ、10円の行き先を探す。]

(373) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[やっぱりしょっぱい物より甘い物がいいな。
 向井くんの声が聞こえれば>>324
 さっきの検討の続きかと思って視線を向ける。]

  ……うん。たぶん、そう。
  そっかぁ。一枚落ちてたのかぁ。

[思ったのと違う話。
 でもそのための今度≠セから、わたしは驚かない。

 向井くんがただ事実を並べるように話すから、
 わたしは手元のラムネを指二本で数度転がしながら
 淡々と答えた。]

(374) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くん>>325のテンポは
 最後まで変わらなかったような気がする。
 だからこそ、わたしの息はすこし苦しい。]

  ……怒ったって、いいのに。
  わたしが変なことしなきゃ、
  苦しいことがひとつ減ってたかもしれないでしょ。

[楽しいことに水を差したくなくて、
 わたしさえ黙っていれば平穏が続くならいいって。
 たとえそれが事実だとしても、結果はご覧の有り様だ。
 わたしはラムネを手放して向井くんの方を見る。]

  ごめんね。

[わたしの口からはまた>>3:399謝罪が飛び出した。
 謝るのって、罪悪感を吐き出す行為みたい。
 そんなことしたい訳じゃないけれど、
 わたし、それ以外に向井くんへ伝える音を持ってない。]

(375) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[ほろりと零れた向井くん>>3:362の話を思う。
 あれ以来、わたしからは話を持ちかけていなくて、
 驚いたり>>3:461焦ったり>>3:634
 それから希望>>3:463に持ちかけた約束>>3:590
 微かな笑み>>3:635に受け止められるまで。

 校舎の時は進んでも、この気持ちだけがあの日のまま。

  言わなきゃ、伝わらない。
  じゃあ、今何を伝えたらいんだろう。

 ラムネを手放したわたしの両手は空っぽだった。]

(376) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  わたしが素直に報告したらよかったし、
  そもそもわたしが10円に気づいたらよかったんだよ。

  そんなこと言っても、意味ないんだけどね。
  分かってるんだけど、

[わたしがどうしてこんなに気にするのかって言われても
 正直わたしもよく分かってない。
 人に関わると、わたしはよくわたしが分からなくなる。

 わたしだけならもっと簡単なのにな。
 そう思うけど、わたしはもう無敵には戻れないから。

 ただ、望むことがあって、譲れない部分があって、
 それならできる限り叶った方がいい。
 一番大切にしていることのように思えたから、
 わたしが勝手に守ろうとした。

 これは、勘違いの果ての産物。]

(377) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……一緒に数えてたら、すこしはラクだった?

[わたしは向井くんから視線を落として
 小さなチョコをひとつ摘んだ。甘い苺味。
 せいさんのための1を選び、わたしは向井くんを見る。]*

(378) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— せいさん≠フ日 —

[自転車に乗ると、こんなに風が冷たいと思わなかった。
 ピリピリと頬の上を寒気が跳ねていく。
 手袋だけでもして良かったなって、わたしは思った。

 話しかけようとして、わたしの中にも冬の風が飛び込む。
 喉を撫でて鼻へと抜けていった。
 その感覚だけは、悪くなかったかも。

 わたし、口数は少なかったけれど、
 向井くん>>399に気持ちいいねぇとだけは伝えられた。]

(432) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[そう、あんまり来なかったの。>>400
 こういう所、友達とは来ても両親とは来ないでしょう。

 わたしは向井くんと情報交換をしながら狭い通路を渡る。
 うっかりすれば裾で商品を払ってしまいそうで、
 時折片手でコートの裾を引き寄せた。

 乃絵ちゃんが苺味が好きだって話をしてからは、
 わたしも向井くんもピンク色のパッケージを探すことが
 増えたんじゃないかな。

 最初、わたしが一方的にぎこちなかった会話は、
 次第に駄菓子屋さんの空気へ解けていく。]

(433) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くんがその話をし出したのはほんの少し突然で、
 けれど当然のこと。わたしは疑問を向井くんにぶつけた。
 その返答>>401が思ったよりも柔らかくて、
 わたしはどうにも不思議そうな顔をしてしまう。]

  そう、かな。
  発端はわたしなんだから。
  ……って、わたしは思っちゃうけど。

[わたしがちゃんと自分の意思を伝えていたら
 お母さんをワルモノにしなくて済んだように。
 根本から切り落とせば花は咲かないでしょう。

 その行為に実のところ、
 向井くんの責は一切ないと思っているものだから、
 共犯者と括られてもピンと来ない顔をする。

 でも、ね。]

(434) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……ふふ。それは、そうかも。
  あんなにしっかり準備したのにね。

[向井くんが挙げたのは、罪なんて音よりもっと軽いもの。

 大きな事件、何にもなかったのにね。>>0:623
 チャート>>0:700はそれはそれは上手にできたし、
 小銭入れ>>0:702だって持ち寄った道具だけで完成した。
 販売係スイッチだって、ちゃんと仕事をしたはず。>>1:91
 わたしたちの班は、とびきり平穏で平坦だったはず。

 ……だったんだけどなぁ。
 わたしは苦笑まじりに向井くん>>402を見る。
 手のひらにぽつんと佇むは、10円より鮮やかな駄菓子。

 子どもならとびきりの宝物に見えたのかな。
 今のわたしはもう子どものままじゃいられなくて、
 小さいなぁって思った。]

(435) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[一定のテンポで語られる向井くんの話。
 わたしは暫くの間、向井くんにボールを預けた。
 相槌は合間の謝罪だけ。

 向井くん>>403はゆるりと首を横に振る。
 わたしも追いかけるように首を横へ振った。]

  わたし……も、向井くんも、均したかっただけ。
  相手に伝えていれば、気づけたこと。

  ……ってことで、いいの。
  いや、いいのっていうか、そうなの、かな。

  ただ、タイミングが悪くて、
  それは誰にでも起こりうることで。
  わたしたちは、人間なんだから。

[考えを解いていく様をそのまま言葉にしたみたいに、
 わたしは手探りで向井くんの考えをなぞる。
 同意を求めた訳じゃないから声は次第に縮んだ。]

(436) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  向井くんは、おっきいねぇ。

[わたしは思った通り大きな向井くん>>404を見上げた。

 わたし、あんまり失敗したことない。
 わたしが優秀な訳じゃなくて、失敗の定義が少ないだけ。
 小学校の頃クラスメイトを怒らせたことも、
 周りがわたしのこと何て言ってても、失敗じゃない。

 ね。どうでもいいことばかりが周りにあると、
 エラーなんてほとんど起きなくなるでしょう。

 でも、いつの間にかそうじゃないこと≠ェ増えていて、
 わたしの周りにはどうでもよくないこと≠ェたくさん。

 戸惑う新人のわたしとは違い、
 向井くんはどこまでも穏やかだ。
 どんなにわたしが抱え込もうとしても、
 向井くん>>405はふわふわと半分を攫ってしまう。]

(437) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[敵わないなぁって思ったけど、それと同時に、]

  いや、おっきいんじゃなくて……等身大。
  ぴったり、なのかな。

[わたしから見上げたら大きく見えただけで
 向井くんはずっと向井くんのまま生きてる。
 わたしは腑に落ちたような心地で表情を和らげた。]

  今回は、ね。内緒にしよ。

[次なんてないだろうけど、きっとそういうことじゃない。
 わたしは無粋なことは言わずに、ただ頷いた。
 空いた手でひとつチョコを掴み、向井くんの前でふたつ。

 これは10円を置いてった世界の主さんとわたしの分。

 わたしは向井くんに続いてせいさん≠終える。
 向井くんの筆箱から>>250もわたしのお財布からも、
 ついに10円玉が消えてなくなった。]

(438) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[帰りは歩かない? って提案したのはわたし。
 でも向井くんの平穏を乱すようならやめる。
 どちらにせよ、帰り道は向井先生>>407による
 フーセンガム講座をお願いしたかもしれない。

 結構切れやすいんだね、とか、
 何個かまとめて食べないと足りないね? とか。
 わたしは普段の授業よりずっと真面目な生徒として
 話を聞いていたと思う。

 だから帰りは行きよりずっと早く着いた気がした。
 いつの間にか戻ってきた学校で、
 わたしは規定の位置に自転車を返却する。]

(439) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  今日はありがとう。

[わたしは自転車から手を離し、向井くんの正面に立つ。
 冬の太陽は短くて、夕焼けも終わりの頃だったかな。]

  文化祭、楽しかったね。
  本当に楽しかったの。

[わたしが向井くんに渡すのはもう「ごめん」じゃない。
 まだ暫くゼロにはならないかもしれないけど、
 わたしの心を満たす思い出は明るい音をしている。

 沈みかけの夕陽が眩しくて、わたしは目を細めた。
 そのおかげでいつも以上に笑顔になれた気がする。]

(440) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……それじゃ、ばいばい。

[この前みたいに後ずさりで逃げるんじゃなくて、
 今度≠ヘちゃんと向井くんを待つよ。
 それが終わったら、別々の道に進もう。

 わたしは一人歩きながら
 お行儀悪くフーセンガムを口に入れて、
 上手に膨らませる練習を始めた。]*

(441) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 乃絵ちゃんとわたし —

[『くれいし めい』と『くろさわ のえ』。
 わたしたちの出会いにこれ以上の説明はいらない。

 毎年恒例のクラス替えを終えた3年9組の教室。
 見知ったクラスメイトもいたし、
 唯一の友達であるひとみちゃんもいた。

 先生がやって来るまで、それぞれが思い思いに過ごす。
 女の子の中には、
 新しいグループに馴染もうとする人たちもいたかな。

 わたしは自分から誰かへ話しかけに行くこともせず、
 ただ自分の席でぼんやりと過ごしていた。
 まだわたしが月曜の放課後に巡り会う前のこと。
 わたしの音楽はもう衰え始めていて、
 すべてに無気力だった新学期初日。

 乃絵ちゃん>>0:143は、わたしの後ろの席だった。]

(442) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 乃絵ちゃんのお見舞い —

[わたしは多くの視線を浴びながら病院の廊下を歩く。
 ちゃんと規定の時間内だよ。怪しい人じゃないよ。
 わたしは看護師さんに堂々と挨拶をしながら、
 通い慣れた乃絵ちゃんの病室へたどり着いた。]

  乃絵ちゃん。

[乃絵ちゃんはいたかな。
 おそらく個室である部屋へ、いつものようにお邪魔する。

 わたしがここに来るのはもう数回目になる。
 毎日はどうしても来られないけど、
 わたしはできるだけ顔を出しているつもり。
 毎週金曜は必ず来るねって最初のお見舞いで伝えた。
 今日はその、何度目かの日。]

(443) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  今日はね、お土産を持って来たんだよ。

[わたしは荷物≠置いてベッドの横へ腰掛けると、
 鞄の中からいちご味のチョコとフーセンガムを出す。
 とある筋の方にご同行願った駄菓子二選だ。]

  それと……これ。

[わたしは荷物≠サイドテーブルの上に置いた。
 乃絵ちゃんには部屋に入った時から見えていただろう。
 だってコレは、さすがに鞄には入り切らない。]

  暫くはわがまま叶えられないから、
  ずっとどうしようかって考えてて。

[わたしが撫でたのは小さなおもちゃのピアノ。
 グランドピアノのシルエットから
 わたしは視線を乃絵ちゃんへ移した。]

(444) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  どんな曲が、聞きたい?

[爪の短い指先を鍵盤に沈めると、
 高いチープな音が病室の中、密やかに鳴る。]*

(445) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 月曜の放課後 —

[年が明けると受験の色がより濃くなって、
 わたしたちの登校日は少しずつ減っていった。

 それでもわたしは毎週必ず音楽室へ赴く。
 授業のない日までヨーコ先生の所へ行ったら、
 さすがにちょっと苦笑されちゃった。

 でも先生は約束通り部屋を開けてくれて、
 わたしは残された数少ない時間をここで過ごす。]

(446) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[柊くんはどうしていたかな。
 柊くんが来る日、
 わたしの音楽はただ一人へ向けたものになる。
 纏う空気を眺めたり、時には直接尋ねながら、
 限られた時間に寄り添う音楽を奏でた。

 やっぱり技術は完全に追いつきはしていないけど、
 あてもなく弾いていた頃よりずっと筋の通った音がする。

 そんな時間を何度過ごせただろう。
 わたしは30分の終わり、柊くんへ話しかけた。]

  渡したい物があるの。

[鞄からある物を取り出し、わたしは柊くんの所へ向かう。
 今の観客席はどこだったかな。
 いつものドアの前? それとも別の場所?
 どこでもテーブルはないから、手渡しするしかない。]

(447) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  はい。

[ビニールの音と共に現れたのは購買のクリームパン。
 いつかわたしが奢ってもらった物だ。]

  最初はお金を返すつもりだったんだけど、
  もうすぐ食べられなくなる物だから。
  甘いの平気?

[いつの間にかカレンダーは新しいページに変わって、
 わたしたちはもうすぐここに入れなくなる。
 3年に上がったばかりの頃、
 許可もなく迷い込んだ春が近づいていた。]

  返すの遅くなってごめん。
  お腹空いてたから、すごく助かったよ。

[今更だとしても心残りはヤだったから、
 わたしはまるいクリームパンを柊くんへ差し出す。]*

(448) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 07時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— せいさん≠終えた日 —

[もっと子どもの頃なら走って怒られたかもしれない店内、
 今のわたしたちには窮屈で、上手に身動きもできない。

 大人になるってこういうことなのかな。
 いろんなものに雁字搦めになって、
 自由に手足が動かなくなる。
 周りを壊していいならもっと自由になるけど、
 わたしたちはたぶん、そういうタイプでもない。

 ままならないねぇ。
 わたしは向井くん>>473に頷きながら、
 子どもじゃ届かない位置にある商品へ手を伸ばした。]

(537) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ


  スイッチが役に立ったなら嬉しいよ。
  それでも、さ。
  どうにも、ロボットにはなれないねぇ。

[わたしたちは人間だから、迷うし、間違う。
 プログラミングされた行動じゃ生きていけない。

 わたしの無駄だらけの言葉を向井くん>>474は待ってる。
 お互いテンポはゆっくりだけど、
 置いていくのはいつもわたしの方だった気がするから、
 すこしだけ新鮮だなって思った。]

(538) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……うん、そうだね。
  もうちょっと、力を抜けたら。

[わたし、そういうところはやっぱり不器用だから、
 今はまだできたらいいなって願望。

 手始めに、発端を挟まったそいつ>>472に押しつけて、
 その先の誰かを考えるのをやめた。

 向井くん>>475が静かな声で話すから、
 わたしも水が身体へ染み込むみたいに
 すんなり受け入れられたのかも。
 あの日、校舎の果てでも思い浮かべた向井くんの声だ。]

(539) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くんらしいな>>476ってわたしは思う。
 わたしの世界の向井くんはこういう人。

 突発的な出来事に弱くて、
 だから丁寧に事前に準備をして、
 真っ直ぐに一直線に、自分の決めた道を進もうとする人。

 時にはそれが叶わなくて足元を見失ったりするけど、
 ……今の向井くんは、それでも大丈夫な気がした。

 だって、「おおらかでいたい」って言う声が、
 わたしの耳に優しく届いたから。
 もし石橋がなくなっても、苦しくなっちゃうかもだけど、
 それでも、また前に進めるんじゃないかなって。]

(540) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ

[やっぱり全部、想像ではあるんだけど。

 今のわたしは、向井くんのために泣いてくれる人が
 いるってこと、知ってるから。
 普段、あんな顔しないのにね。初めて見たよ。
 あなたは愛されてる。

 だからこそ、もう誰の涙も廊下を濡らすことが
 なければいいなって、わたしは思う。

 思いが滲んだわたしの表情は、きっと優しいものだ。]

(541) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ


  あは、お店を出ても大きいままかもよ。
  向井くんに追いつくには、まだちょっと遠いけど。

[眩しそうに笑ったまま、わたしは向井くんの背中を追う。
 無事せいさん≠終えたわたしたちが外に出た時、
 わたしはまだ大きいままだったかな。

 ……結果は分かってるけど。今後に期待、ということで。
 成人するまで可能性は残るって聞いたことあるし。]*

(542) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ

[そうしてわたしたちは帰路につく。
 先生>>477の作るフーセンは綺麗に膨らんで、
 日没前の濃い橙色に染まっている。

 わたしも挑戦してみはするけれど、
 ぷすー……ってすぐに萎んじゃうから
 ゆっくりゆっくり、先生の声に合わせて挑戦する。

 ガムの味がすっかりなくなった頃、
 小さな丸を作ることには成功したんじゃないかな。
 わたしたちは夕暮れの自転車置き場で向かい合った。]

  そんなに全部、持っていっちゃうの?

[置いていったっていいのに。でも向井くんにとって
 10円玉が喉につっかえたままの異物でなくなったなら、
 楽しいって言えることになったなら>>3:362
 それでいーやって思う。それがいーやって思った。

 だからわたしは向井くん>>478に、うんって頷いた。]

(543) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 16時頃

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