人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点: 人


【人】 透明女子会 ヒナコ

 これからも、よろしくお願いします。

[そう言って、笑んだ。*]

(466) doubt 2023/11/28(Tue) 14時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[触れてもいい?>>467と問われると、頷いて。
どこかに触れるだけだと思っていたら、引き寄せられたので、目を丸くして。
亜綺羅さんの腕の中、撫でられる髪。
心臓が、とても煩い。]

 ――……え?

[先程の言葉は、プロポーズどころか、告白とも受け取っていなかったので、目を見開いてしまった。]

[私は実験の道具から、やっと人間になったばかりで。
亜綺羅さんと私の間にあるものも、人としての繋がりで、想いだと思っていて。
恋愛については、まだ、考えた事も無かったけれど。]

 …………。

[もう一度抱き締められると、身体全部が心臓になってしまったみたい。
おそるおそる、そっと、その背に腕を回してみて。

伝わる熱を、愛おしいって。
こうしている事もまた、幸せ、なのだと知って。]

(479) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……プロポーズ、とは、思ってませんでしたけど。
 ――……私も、亜綺羅さんの事が、好き。

[気付いていなかっただけで。
私の胸にある感情の名前は、『好き』だったのだと、知った。*]

(480) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[プロポーズ通じてなかったの?と言われると>>484
亜綺羅さんの腕の中、少し俯かせた頭で、小さく頷いた。]

 ……だって、亜綺羅さんが、
 そんな風に思ってくれてるなんて、思いもしなくて。

 ……私が、勉強します。

[粋な言い回しを理解せず、直球でないと分からないなんて、歌舞伎役者の付き人失格だと思う。]

[私の髪を、亜綺羅さんの指先が梳って。
耳やうなじに触れられると、その度、小さく身体が跳ねた。
頬に触れられて、上を向くように導かれると。]

(492) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――……はい。嬉しいです。

[直球でくれた言葉に、今度はちゃんと意味を理解して、返事をして。
赤い頬で嬉しそうに笑んだら、唇が重ねられて。
繋ぎ方の変わった手には、また、心臓と、繋いだ手が跳ねた。

明日の命の心配をする必要がない、平穏な日々を手に入れられたと思ったのに。
今の私は別の意味で、死んでしまいそうだなって、思った。**]

(493) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― それから ―

[あの遊園地で、卯木さんとメリーゴーランドに乗った時、私は『いつか行かれたら』>>3:183と言ってしまったけれど。
亜綺羅さんと一緒にこの場所へ来る事ができて、嬉しく思う。]

[メニューを眺めていた亜綺羅さん>>510は、大福とほうじ茶を頼んで。
卯木さんがこちらを見たら、嬉しそうに目を細めて笑む。
そうして、亜綺羅さんとの話>>511が終わった後に。]

 ……私も、ここに来られて、
 また卯木さんに会えて、嬉しいです。

 るくあちゃんが一番好きだったメニューって、何ですか?
 それと同じ物を、お願いします。

[るくあちゃんがこのお店で一番好きだったメニューを私は
知らないので、そう言ったら、亜綺羅さんと同じになってしまったけれど。
大福の中身は、別だったかな?]

(519) doubt 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[程なくして出てきた兎型の大福には、感嘆の声をあげて。]

 か、可愛い……!
 それに、とても美味しいです。
 
[隣に座る亜綺羅さんからも感嘆の声が上がり、一口食べる?と問われると、笑んで頷いて、私のも一口差し出して。

そうして、卯木さんと亜綺羅さんの話には、口は挟まずに。
るくあちゃんが眺めていたという中庭、窓の外に咲く花を、眺めていた。**]

(520) doubt 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― ×年後/銀島 ―

[兎坂庵に行って、卯木さんと話をした時、今、銀島の権利書は卯木さんが持っていると聞いて>>498
るくあちゃんの命日のこの日、私は、卯木さんに頼んで、この島へ来た。
鞄には、あの日亜綺羅さんが出してくれた、お星さまのキーチェーンを付けて。]

[全部制覇しよ、って、亜綺羅さんと沢山乗ったアトラクション。
結局、制覇はできたっけ?

あの3日間の出来事を思い出しながら、アトラクションを一つ一つ巡ると、あの日の私が、そこに居る様に思える。]

[中央カフェに着くと、今は何も映らない、青い空を見上げて。]

 ――……るくあちゃん。

 私は、最後に会ったあの日、
 『私はいつも、るくあちゃんの幸せを願ってる』って、言って。
 るくあちゃんは、るくあちゃんの願う、
 幸せを叶えたのかもしれないけど。
 ……私は、やっぱり、貴女に生きていて欲しかった。

(526) doubt 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 音もない暗闇の中、八方塞がりに思えたとしても。
 その時は、一つの道しか、無い様に思えても。
 生きていたら、突然、光が射して、
 別の道が見える事もあるから。

 ――……私は、貴女と、もっと一緒に遊びたかった。
 貴女の笑顔が見たかった。

 私に初めて、
 『楽しい』を、『幸せ』を、『悲しい』を、
 『生きたい』という気持ちを、教えてくれたひと。

 貴女が死を選ぶ前に、
 何か力になれたれたら良かったのにって、
 一緒に、別の道を探せたら良かったのにって、
 そう、思ってしまうけど。

[そう言って、瞼を閉じると。また、緩く持ち上げて。]

(527) doubt 2023/11/28(Tue) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……そう思うのは、私が今、
 生きている事が、とても幸せだからなんだと思う。

 ありがとう。るくあちゃん。
 亜綺羅さんに、会わせてくれて。

(528) doubt 2023/11/28(Tue) 23時頃

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