人狼議事


29 constellation

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【人】 校庭番長 ヤマト

――瑠璃川家のリビング――


  『こうしていられるだけで僕は幸せだな。』


>>17隣り合って座っているだけで幸せを感じられる。
手を繋いでいると生きていることを実感できる。
今だけはテレビもつけずに外のことも忘れてこの部屋にただ二人きりで存在できることを喜びたい――これは事実だ。
その気持ちに偽りはなく、幸せを感じているし喜びも感じている。
それと同じくらいにいくら『落ち着け』と念じても治まらない動悸が大和の心の準備不足を物語っていた。

 繋いでいる手は汗が滲んでしまわないだろうか。
目覚めてから続く緊張が温かなお風呂とご飯で落ち着いたことで生じた心の余白に、珊瑚の半袖シャツとショートパンツ姿が別の意味で突き刺さっていた]

(24) 2023/11/10(Fri) 10時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  あの、さ……。
  僕は珊瑚さんのこと、どうしようもないくらいに好きなんだ。
  これからも一緒に過ごしたいし、
  ずっと、毎日一緒に居たいんだ。


[吊り橋効果というのだろうか。
それとも種の保存本能というものなのだろうか。

 同じシャンプーやボディソープも使ったはずなのにいい香りがする珊瑚に脳がやられてしまっているようで、それを振り切るように呼びかけてその蒼い瞳を見つめてはそう言葉を紡いで一端口を閉じた。
視線を右に、左にと動かして意を決するとまた瞳を見つめると――]


  これからも、ずっと一緒に暮らしてくれたらさ。
  嬉しいな――、その……好きだから。


[世情は不安定で先の見通しが不明だけれど、何かが起こって伝えられないままになるよりもこの想いは伝えたい**]

(25) 2023/11/10(Fri) 10時半頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/11/10(Fri) 10時半頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

奇跡と言えば、こうして命くんと思いが通じ合った事だと思う。
好きな人とお互いに好きでいられると言うことは、人々の営みの中で日常的に感じられるかもしれなけど──やっぱり奇跡だ、と思うの。
だって命くんと巡り会ってなかったら。
同じ部活に参加していなかったら。
同じ学校じゃなかったら。
巡り会うことすらできていなかったと思う。

巡り会えて想いが通じたのだとしても。
どこかの世界線の私は、理不尽な出来事で将来を閉ざしてしまっていたかもしれない。
事故、事件、病気──様々な出来事が私たちの命を脅かしてくるから。
そして今も、あのロボットたちの争いがあんなに近くで起こっていたのに無事に再開できたのは奇跡。
だからその奇跡を大切にして、これからも生きていけたらなんて考えていた。

(26) 2023/11/10(Fri) 12時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「私も、命くんのこと、大好き。
 会えないと寂しいし、ずっと一緒にいたい。
 特に今はあんな──危ないのがいつ来るか分からないし
 だから一緒に居ようって、言えるけど。
 
 そうじゃなくても…一緒にいたい。
 一緒に暮らそ、命くん。」
 
 
こんなことが無かったら、一緒に暮らすのはもっと遠い未来だったと思う。
少なくとも高校を卒業してからとか、一人暮らしを視野に入れた頃?
命くんを見つめていると視線が揺れて、それでも視線がこちらに戻ってくる。
それを真っ直ぐ受け止めながら、私は微笑みを浮かべていた。

だって、もう一人で危ない目に遭ってほしく無いんだ。
そばに居られなくてもしかしたら、なんて、そんな想像もう2度としたく無い。
もうあのロボットが来なければ良いのにと、あのロボットの存在意義がわからない私は勝手に考えてしまうけど。

(27) 2023/11/10(Fri) 12時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

何かを言おうと思って唇を開きかけて──閉じる。
ほんのりと頬を染めながら、なんだかお互いにプロポーズみたい、なんて恥ずかしくなって。
 
 
「…大好き。」
 
 
ぽつりと呟くと、私はそっと目を閉じた。
まだ手を繋いで歩くだけでドキドキして、こう言う事を進めた事はなかったけど。
私、だってとっても命くんのことが好きで。
あんな大変な事があったからか、もっと近くに居たいなんて思ったんだもの。**

(28) 2023/11/10(Fri) 12時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/10(Fri) 14時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[奇跡的に交わった二人の人生の路はこれから先は違えることがないだろう。
如何なる困難があったとしても二人で乗り越えていけると珊瑚の返事を聞いて大和は確信できた。
会えないと寂しいのは同じだった。
目覚めてから実際に顔を合わせるまでは無事かどうか不安で仕方がなかった。
一緒にいると安心できて離れると不安なのだ。
願いが同じならばから確信したのは当然のことだ]


  うん、えと……本当はさ。
  もっとロマンチックな方がいいかもしれないけれど、
  僕は珊瑚さんと結婚したいって想ってるから、
  そこまでも考えてくれたら、嬉しいな。


[浮かんだ珊瑚の微笑みに頬に熱を感じてしまう。
好きと伝えあうだけで幸せで、同時に恥ずかしさを感じてしまう。
発したのは正真正銘のプロポーズの言葉だ。
指輪も何もないけれど伝えておかないといけないと衝動が止まらない。
心のどこかで伝えられないことを恐れて怯えているのがわかる]

(29) 2023/11/10(Fri) 14時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  僕も、大好きだよ。
  その……。


[伝えることで安心できるし想いが通じていることは幸せだ。
それでも続く言葉を紡ぐのには少し、かなり、思い切りがいることだった。

 また視線を揺らして、目蓋を閉じて、ぐ、と何かを飲み込むように意気を固めるとまた目蓋を開くとそこには瞳を閉じた珊瑚が見えた。
何かを言いかけていた唇の動きを思い出す。
それは同じことを願ってくれたのか、そうだと嬉しいけれど――]

(30) 2023/11/10(Fri) 14時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……絶対に幸せにする。


[そう囁いて、閉じた目蓋の向こう。碧の瞳に誓いの言葉を投げかけて唇の距離を近づけていく。
最初は鼻先が触れ合って、少し首を傾げると閉じた唇にそっと自分の唇を触れ合わせた。

 ほんのりと甘い香りがする行為。
僅かに触れ合った柔らかな感触に心臓の音が一際高まりその音が耳に届く。

 唇を離すと少し瞳の距離を離し、代わりに背に腕を回していた]


  困ったな……好きで、大好きだったのに、
  もっと好きになってるんだ。ねぇ……。


[困ったように眉根を下げてから耳元に唇を近づけてそっと言葉を囁く]

(31) 2023/11/10(Fri) 14時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

結婚。
その言葉を聞いて更に私の頬が熱くなる。
とっても嬉しいし私もそう願っているもの。
大好きな人と一緒にいたい。その一番の形はそれだと思うから。
ロマンチックとかは関係なくて。


「嬉しい。私も…。」


私も大好きで、一緒にいたくて。
絶対に幸せにする。
その言葉も嬉しいけれど、幸せにしてもらうだけじゃなくて幸せにしてあげたいな。
目を閉じてキスを待つ。
鼻先が触れて、ビク、と一度体を震わせてしまったけど。
柔らかな感覚が唇に伝わって私はすぐに体の力を抜いた。
同じシャンプーやボディソープを使ったのに、不思議。ううん、同じのを使ったからより分かるのかな?
命くんの香りが鼻先に届いて、なおさら私はドキドキする。
唇が離れて目を開けると命くんが至近距離にいて、抱きしめられると尚更近い。

(32) 2023/11/10(Fri) 15時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「私も、命くんのこと幸せにする。したい。
 一緒に幸せになろうよ、命くん。」
 
 
コツン、と額を合わせて。
耳元に囁かれた言葉に真っ赤になったけど…嫌なはずなんてないもの。
私も、好きで大好きで、なのにもっと好きになっちゃって…困っちゃう。
こんな時にこう言うことしていて良いのかなって気持ちがなくも無いの。
でも、想いが通じ合った好きな人が、消えちゃうかもしれない!なんで、あんな想いがあったからかな。


私は両手を命くんの頬に添えて、今度は私からキスをする。
ちゅ、と小さな音を立ててすぐに離して。

(33) 2023/11/10(Fri) 15時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「私も…大好きって気持ちが止まらないの。
 どうしよう?」


困っちゃう。でも止められなくて。
──そう言うつもりでうちに泊まって、と言ったんじゃないけど。
じわりと涙が滲むのは安堵と幸福とが一気に押し寄せてきたからだと思う。
なんだかそわそわと落ち着かない気持ちで、彼の頬に手を触れさせたまま囁いた。

(34) 2023/11/10(Fri) 15時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/10(Fri) 16時頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[想いが通じ合っていることは幸せなことだと知る。
珊瑚の言葉に大和は頬が綻んでいくのを感じていた。
緩んでしまうと言ってもいい現象が生み出すのは普段引き締めて一文字になっていることが多い唇の変化だ。
珊瑚と一緒の時、珊瑚のご飯を食べている時、そうした時よりも明白に唇は緩み笑みを浮かべていく。

 幸せにしてあげたい珊瑚に同じように思われているのだからこれが今、この時がこの世の春なのかもしれない。
両手に触れる珊瑚の手指が冷たく心地よく感じるのは大和の頬がそれ程に熱を持っているからに他ならない。

 二度目の口づけは珊瑚から。
小さな音と触れ合う感触はすぐに離れていってしまう。
もどかしくて仕方がなくて、もっと触れ合いたくなってしまう。
抱く欲に、感じる幸せに、想う気持ちには底が存在しないようにどこまでも深まっていくばかりだ]

(35) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  うん、うん……幸せに、なろう。


[世界で一番幸せになろう。
どんな世界でもなく、この世界の二人で一緒に、だ]


  それは……。


[思わずに『困ったね』と言いそうになるが言葉を止めた。
本当にそれは困るのだろうかと首を傾げ潤む瞳を見つめたままにそっと伝える]

(36) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……いいんじゃ、ないかな。
  僕はもっと珊瑚さんを好きになりたい。
  どこまでも、いつまでも。


[際限なんてものは設けない。
限界なんてものは存在しない。

 だから、そわそわと落ち着かない様子の珊瑚にまた優しく囁きかける]

(37) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─どんぐり亭への道中─

[この時点で彼が死の宣告を既に受けているとは、想像もしていなかった。私も、恐らくは康生も。]

[七尾千映の死を目の当たりにした時の彼は、康生に声を掛ける事すら出来ずに場を立ち去っていた。瑠璃川珊瑚の葬儀に出席した後は、自宅に引き籠ってしまった。そんな彼だったから、今回は比較的平静を保っている様にさえ思えたのだ。短期間に繰り返される死に、多少なりと耐性が付いて来たのかも知れないとさえ考えていた。]

[彼が弱いと言うつもりは無い。友人を亡くして狼狽するのは、思春期の子供の反応として正常なものだからだ。普通から逸脱してるのは、康生の方だった。]

(38) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[人の死に何も感じない冷血漢、或いはサイコパスと呼ばれる様な気質を持っている訳ではない。康生は、学友達の死を悼む心を確かに持っている。にも拘らず、事が終わって一番に目を向けたのは、アストロの光点だった>>14。個々人の死よりも、その先を見ているのだ。彼等の死を、無駄な物にしてしまわない為に。]

[結果的に、康生は──七尾千映戦後、告白の電話を受けた時と同じく──不自然な程に“いつも通り”だった。親友を気遣い、重い足取りに合わせる形で歩を進める。声を掛けるのは得策でないと判断したのか、言葉数こそ少なくはあったが、彼を安心させる為の微笑みさえ浮かべていた。]

(39) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─乾恵一の自宅にて─

[乾恵一の自宅は、小さなレストランに併設されている木造家屋だった。どんぐり亭という看板が見える。話には聞いてたが、康生が実際に訪れるのは初めての事だった。]

[康生は自分の、特に病気に関する事を説明するのを苦手としている。説明が下手で伝わらないのに加え、伝わったら伝わったで相手の顔を曇らせるからだ。だから、必要を感じない限り自分から明かそうとはしないし、そうなりそうな場面も(露骨にならない程度にだが)避ける。今回「送る」と言い出せたのも、彼の両親の不在を事前に聞いていたからだろう。衛生面への配慮が必要な上に、口に出来ない食品も多い康生は「良かったら食べて行って」等と言われてしまうと、場を切り抜けるのに苦労するに違いないのだから。]

ああ。お邪魔します。
へぇー……ケイんちって、こんななんだな〜。

[親友以外誰も居ないと知りつつも、康生は律儀にそう挨拶した。靴を揃えて上がると、興味深げに辺りを見回した。乾匡の名の書かれた賞状が幾つかと、小さなトロフィーが飾られている>>21。だが、それらより康生の興味を惹いたのは、棚の上の写真達だった。]

(40) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

あ! もしかしてこれ、ケイの父さん母さん?
この写真じゃ、臍が似てるかはわかんねーけど。
……なんかいいな、こういうの。
俺、こういう家族旅行ってしたことなくてさ〜。

[屈託の無い笑顔で、康生はそう溢した。妬み等は一切感じられない、明るい声だ。純粋な憧れから発せられたのだろう。康生が普通に近い生活を送れる様になったのは、私が康生の心臓になったからだ。旅行先で私達家族全員が写真に納まるなんて事は、後にも先にも有り得ない話だった。]

あ、沸かしたお湯で淹れるお茶とかは大丈夫だぜ。
でも、外暑かったから水頼んでいいかー?

[まだ半袖の季節とは言え、戦闘終了後の時間帯だ。言う程には暑くもなかった。暗い表情の親友にお茶を淹れる手間を掛けさせるのを、康生は良しとしなかったのだろう。「サンキュ」と受け取り喉を潤しつつ、彼の言葉を待った。]

付き合って…………そうか、だから……。

[この時点でまだ、康生は校舎の一角を訪れてない。描かれた獅子座と蟹座に込められた意味を、正確には把握していなかった。けれども、瑠璃川珊瑚の葬儀で彼女の父と共に斎場を後にしていた姿を思えば、二人の間に特別な絆が在った事は疑い様も無い。]

(41) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

ケイ、…………。

[隣に座った震える親友を見つめ、掛けるべき言葉に迷ったのだろう。康生はやおら左腕を伸ばし、彼の肩を抱いた。その薬指には、シルバーのリングが嵌まっている。彼の主観では、康生と彼もまた『愛し合う二人』なのだろう。結婚式の真似事をして、誓いの言葉まで交わしたのだ。疑いの余地など、普通に考えれば有る筈が無い。]

命も瑠璃川も、こんな風に終わるのは…な。
瑠璃川なんて、本当なら死ななくてよかったはずなのに。
生きててくれたら、命だってもっと、なんか……。
…………理不尽、だよな。うまく言えねーけど。

[けれど私は──私にさえも、解らなかった。康生が、乾恵一の抱いた不安を正しく汲み取れているのかどうかが。則ち『愛し合う二人』という言葉>>22に、康生が自分達二人の未来を重ねているのかどうか、判断が付かなかった。**]

(42) 2023/11/10(Fri) 16時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/10(Fri) 16時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/10(Fri) 17時頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

確かに、困るって言う言葉はちょっと違うかも。
好き過ぎて困ると言うのは、自分の心臓が保たなくなる気がするから。
キュンッと切なくなったり、ドキドキと激しく打ったり大忙しになっちゃうんだもの。
それだけ命くんのことが好きって事で、それは絶対に悪いことなんかじゃない。
 
 
「ん…。」


だから私たちはまた唇を重ねあって。
瞼を下ろして、何度も何度も。

(43) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ーー自宅/応接間ーー

初めて訪れる僕の家を彼は珍しそうに眺めている。
何にでも興味を示す彼だから、特に僕の家である為、ではないのだろうけど。

きちんと写真立てに入れて飾ってある家族写真は、僕にとっては日常生活の一部だから特段最近見返す事はなかった。

あれは確かーー。

仲睦まじい四人がいる場所が近隣ではない、つまり旅行の際の写真であるのは見ればわかったのだろう。

「うん、父さんと母さん。僕が小学生の時かな?鬼怒川の温泉に行ったんだ。

川下りをしたり、日光東照宮を見に行ったり楽しかったよ。
広い温泉にも入ったし。

ーー……。」

彼が家族旅行をしたことがないのは知っている。海辺デートの際に訪れたリゾートホテルを随分物珍しく見ていたから。

(44) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

身体にハンデがある彼はそんな、普通の家族の当たり前の幸せを知らない。

僕は改めて、自身が健康体に恵まれ育った事を考えた。

彼のリクエストに応じて冷蔵庫から冷えたペットボトルを取り出して渡す。
彼の気遣いに僕は気付かなかった。こういう所、康生は他人を思い遣る優しさに溢れている。
僕はそれを今まで、当たり前に享受してきた。

それがどんなに幸せな事だったか。

僕らは教会で愛を誓いあった。
未来があれば、そのとびきりの幸せが続いたはずなのだ。

珊瑚と大和にしても、生きていたら結婚し家庭を作り、家族旅行に行ったりしただろうに……。

ーー僕らは。

(45) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

僕が吐露した想いに、普段通りの笑顔を見せるも流石に彼の言葉も沈んで。

そしてーー……。

「……ッ」

あらかさまに動揺した。
彼が腕を回してきたから。
僕の、肩に。

震えを鎮めようとするかのよう、それは優しく僕を包む。

一瞬彼とのふれあいは良くないのではと考えたが、粘膜が触れたり唾液が行き交う訳ではない。だが、大丈夫な範疇とわかっても僕の鼓動が裏返る。

どくん、と。

きっと康生はただ、僕を慰め元気づけたいだけ。
相手が僕でなかろうと、落ち込んでいる人間を目の前にしたらそうする。

(46) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

僕が特別だからじゃ、ない。

そんな残酷な優しさが彼の本質と知りながら。

僕はーー愛を誤認した。
その温くて弛い誘惑に勝てなかった。

だから、赤面する。
肩に置かれた手にときめく。

人は当たり前に自分の期待を、希望を他人に見るから。
ーーすがるから。

「そう、だよ……そうだ。」

嗚咽を漏らす。涙が頬を伝う。
千映、珊瑚、大和。彼らの死だけでなく、僕らの運命に。

愛し合う二人の未来が奪われるなんてーー。

(47) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

「いや、だ……僕は、嫌だ、ーー死にたく、ない。
死にたくなんかない……。

僕は君が好きだ。君と恋人になれて、今までの人生では考えられない程幸せだった。

君に愛されて……価値を、得て。僕みたいなつまらない人間だって、生きていいって思えたのに。」

拳を握り手の甲で目を拭う。それでも溢れる涙は止まらない。

「ーーコウ。逃げよう。何処か遠くに二人で。
あの強制転送がどこまでも届くかなんてわからないよ。

僕はーー闘いたくない、パイロットなんかなりたくないッ

死にたくないんだッ!!」

(48) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

堰を切ったように感情が爆発した。惨めに、憐れに僕は涙した。虫けらが騒いだところで何も変わらないと何処か知っているのに、すがる。

彼の愛がそこにあると信じて。

「コウ、君だって僕と一緒に生きたいよね?死にたくなんかないよね?

……僕が死ぬなんて、嫌だよ、ね……?」

僕と康生の決定的な価値観の違い。彼は、ここで闘いを止めたら今までの犠牲が無駄になると考えている。
僕は犠牲が増えれば増えるほど、こんな闘いを止めなくてはならないと思うが。

どちらが正解でも不正解でもなく。ただ、人はそれぞれに異なり、違った方向を見据えているのだ。

(49) 2023/11/10(Fri) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

僕らの視線の先はーー交わらない。

僕は両手で顔を覆った。そして震える声で彼に、告げた。

「……次は、僕だ。僕なんだよ、コウ。」

顔を上げる。涙でぐしゃぐしゃの汚い顔を彼に向けて。

「助けて……助けてよ、コウ。」

薄暗く仄かに。あり得ない希望を僕は彼に見ている。*

(50) 2023/11/10(Fri) 19時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/10(Fri) 19時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─乾恵一の家 応接間─

一回の旅行で、結構あっちこっち行くもんなんだな〜。
ちっちゃい頃のケイ、なんか可愛くね?
今は可愛いって言うより、カッコイイ寄りだけど!
なあ、川下りってどんな感じ? やっぱ速い?

[彼が心中を吐露するまでは、そんな風に康生は“いつも通り”だった。まるで、学校帰りに立ち寄っただけの様な。他愛ない雑談である自覚は康生にもあったから、彼が隣に座ればその話は一度途切れた。]

……?

[彼の動揺に、康生は僅かに首を傾げた。動揺自体は察せど、その理由までは解らなかったのだろう。康生に他意は無いのだから。親友が震えていたから、支え、慰め、元気付けようとした。出来る範囲で温めようとした。 ──それだけだ。人間の皮膚というのは存外丈夫だから、傷口や粘膜を露出しない限りそう感染の心配は無い。例え、極端に免疫力を下げていたとしても。]

つまらない人間だなんて、言うなって……。
あ、えっと…………ほら。

[康生は空いている右手で自分のポケットをまさぐると、ポケットティッシュを差し出した。足りなければ応接間を見回し、ティッシュ箱に手を伸ばして彼に渡した筈だ。自分では、拭う事さえ出来ないから。]

(51) 2023/11/10(Fri) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


───……。

[感情を爆発させる親友に、康生は眉を下げた。康生は、私の前でさえ「死にたくない」と口にした事は無い。契約騒ぎに巻き込まれる前、幼少期から常に死の危険に晒され続けてたにも拘らずだ。それが全部偽りなのかも知れないと想像する事は、私には出来なかった。]

……、……前にも少し言ったけど、さ。
俺は死ぬわけにはいかないし、死にたいとも思ってない。
ケイだって、生きててくれる方がずっといいって思ってる。
けど、それは……、……。

[康生が見てるのは、過去の犠牲だけではない。此処で戦いを止めれば、地球が滅ぶ。そうなれば、パイロットだけではなく全員死ぬ。自分や周囲という個の安寧より、世界の──その他大勢の存続を見据えていた。少なくとも、この時点では。だから、彼の視線と交わる筈も無かったのだ。]

ケイが、次……? 呼ばれた、のか?

[康生は恐らく、彼の救いには───なれない。]

そっか、次が…………ケイ、か。

[私がそう確信したのは、彼が死の運命を康生に打ち明けた時だった。大粒の涙を溢す彼を視界に映したまま、康生は安堵の笑みを浮かべたのだ。]

(52) 2023/11/10(Fri) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


俺、ケイのこと助けたいと思ってるよ。
ケイの助けになることで、俺にできることは全部したい。

[もしそれが“次に死ぬのが自分でないと知った事から来る安堵”であれば、まだ理解して貰える可能性があったかも知れない。彼は康生から「死にたくない」という言葉を引き出そうとしていた様だったから。けれど、そうですらなかった。そうであれば、こんな事は言わないだろう。]

ケイが俺に傍に居て欲しいってんなら、傍に居る。
一緒に逃げてほしいってんなら、どこまでだって逃げるし。
ケイが「闘いたくない」「パイロットになりたくない」
「死にたくない」って言うなら…………全部は無理だけど、
「闘いたくない」って願いくらいは叶えられるかも。

[康生の声は穏やかで、微笑みさえ浮かべている。だからこそ、私は戦慄した。初めてこの子を……実の息子を、怖ろしいと思ってしまった。]

……ケイは、どうしたい?
俺は、何をしたらケイを助けられる?*

(53) 2023/11/10(Fri) 21時半頃

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