28 僕等(ぼくら)の
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必ず連絡します。みんなにも。 …そういうの、やっぱり大事なんだなって、 思うようになったから。 私入って、そんなにみんな喜んでくれてました? ほんとかな。 …そうだったら嬉しいですね。
あ、顧問の先生にも挨拶はしました。 短い間でしたけど、お世話になりましたって。
[ふっと笑みをこぼす。こんな最後になって、と。 でも、大分歯切れの悪い言い方になったけれど、それでも時間は取ってもらえるらしい。 一つ深呼吸。]
わかりました。それなら、片付けまで終わって解散の後、 そこの公園ででも構いませんか。 大丈夫。そんなに…時間はいただかないので。
[マンションの屋上から見下ろせる、外灯の灯る小さな公園を示して告げた。せっかくのイベント、今は先生だって私だって、楽しまないといけないだろうし*]
(218) yusuron 2023/08/28(Mon) 21時頃
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── 復輝祭 ──
[先生の言葉をじっと黙って胸に留めていく。 直接の先生と生徒として関わる機会は、多分もうほとんどないと思うから。 学業の事はもちろん大事だけど、それ以上にもっとずっと続いていくものについての話だから。]
ありがとうございます。 …そうですね。今までの人間関係も、 向こうでの人間関係も、どっちも大事ですね。 私は…そういうの、正直ちょっと面倒くさいなって思っちゃうところがあって。 自分のイメージ通りにするのが自分らしいって…思ってたりして。 そうでもないのかもって、なんとなく思い始めたりもしたんですけど。
そうですね。あっちでは自分らしさとか自分で考えずに、 もう少し色々やってみようと思います。
[先生からのメッセージを、しっかり胸に刻んで。 場所は、大丈夫みたいだと聞いて、安心半ば、不安半ば。]
(221) yusuron 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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…わかりました。 それじゃ、解散したら先に行ってますね。 大丈夫。本当に、そんな遅くはならないから…
あそこは明るめだし大丈夫な場所ですけど、 そうですね。できたら早めに…お願いします。 …それじゃ、先生。 ありがとうございました。
[ひとまずそう言って、みんなの下に戻り、星を見て、みんなと名残を惜しんで… 存分に楽しんで。
解散となったのは、いつ頃のことだろう。 思ったより遅くなってしまったのかもしれない。 その後は約束通り外套の点る公園に一人向かう事になるのだろうけど*]
(222) yusuron 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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── 復輝祭 ──
[さすがに日はまたがなかったと思うけれど… というより住民の事もあるし、そもそもそんなに遅くまでは私もさすがに門限の許可が下りないのだけど、どんなイベントでも終わりの時間は来る。 ゴミだし、片付け、機材の運びだし… 協力して全てをやり終え、部長と先生の一声で解散…となったかな。
瑠璃川さんが都合してくれた場所のはずだからそちらはいいとして、七尾さんや他の女子達も無事に帰途についただろうか。私も、少し涼しくなった夜の空気を感じながら帰路につくみんなと離れ、しばらく公園のベンチに腰掛けていた。
待っていた声>>@42に、ぱっと顔をあげる。]
(223) yusuron 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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あ。もういいんですか?お疲れ様です。
[返すように片手を挙げて、先生の下へ。差し出された2本に、顔がほころぶ。]
ちょうど喉乾いたなと思ってたんです。 …紅茶の方で。コーヒーは、 眠れなくなるといけないので。 ありがとうございます。
[2人してベンチに腰掛け、私もボトルを開けて3口ほど一気に飲んでしまった。思ったより動いたから喉が渇いていたのかもしれない。]
そうですね。ここ以外はまだ暗いです。 前は塾帰りに通りかかっても、 もっと明るかったんですけど。 早く元通りになるといい…って、 少し他人事過ぎるでしょうか。
[そう呟きつつ、タイミングがなかなかつかめなくて。 やがて会話が途切れた時に、それとなく話し始める。]
(224) yusuron 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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すみません、呼び止めてしまって。 でも、多分…今じゃないと言えないと思って。 合宿の時… 声をかけてもらえて、 本当はとてもうれしかったんです。 加賀先生は…立派な大人です。 毎日自分の仕事をこなすだけでも大変なのに、 それだけじゃなくて、部員のみんなの事を こんなに考えてくれて、みんなが動きやすいように、 それとなく考えてくれている。
でも、そういう仕事だからっていうだけじゃなくて。 …大人っていうだけじゃなくて。 先生がそういう人だからだって、私は思ってます。
(225) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時頃
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先生は、格好よくて、包容力があって… 私にはまだ届かない大人で… たまに少し寂しそうにも見えるけど… 素敵な人です。 [口の中が渇くような心地を覚えながら、その先を口にすべきか今さら迷った。口にしたところで、きっと意味がないと思う。物わかりのいい自分が、やめろと言っている。 でも。]
……加賀先生。 私は、先生の事が好き、です。
[心臓が割れんばかりに打っている。ここで逃げだして終わりにできたら良かったのかもしれない…けれど。]
(226) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時頃
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……わかってます。 私はもう先生の生徒ではなくなってしまうけれど、 それでも先生が私…私達の事、 そんな風には絶対見ないだろうって。 …ご家庭の事も、噂には聞いたことありますし。 最後だからって、記念とか、思い出にとか、 そういうのだって言われたら、 それまでですけど……
…………なんでですかね。
なんか、すごく嫌だったんです。 私も、もう何年かすれば大人になるのに。
みんなが思ってるよりずっと子供っぽいのは、 自分でも分かってるんですけど。 結構気分屋だし、いうほど真面目じゃないし… 立派な大人ってなんなのか、 そこはまだわからないですけど…
(227) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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でも、……先生の知らないところで 大人になってしまうっていうのが、 なんか、すごく…嫌だなって、思っちゃったんです。 どうしてかは、わからないんですけど。
私がきちんと成長したのを見てほしい、 生徒じゃない私として見てくれたらいいって…
(228) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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すみません、やっぱり私の話ばっかりに なっちゃってますね。こんな事言われても 困るだろうなって、わかってるんですけど。 でも…なんか、どうしても言わずにいられなくて。
[手にしていた紅茶は、喉が随分乾くからいつの間にか飲み干してしまっていて、それでもまだ頬が熱かった]
……それだけです。 あ、あのっ…!本当に、それだけなので。 先生の言いたい事はわかってます、けど… すみません。
[最後の方は声が細ってしまって、拳を握りしめながら、目だけはそらさなかったけれど、きっといかにも自信なさげに聞こえてしまったかもしれない。*]
(229) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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[黙っている先生の姿>>@50を黙って見ているのはいたたまれなくて、口を開いて話し始めた>>@51時は思わずスカートの裾をぎゅっと握り締めていた。]
いえ、率直に言ってもらえたらそれで。 本当に……いいので。
[角が立たないようにやんわりと断られるのだろうとは分かっていて、でもこの期に及んで最後に困った生徒と思われるのはいたたまれないし、でもそれは自意識が過剰なだけかも…なんて、何度も頭で考えて、腑に落としたはずの考えが舞い戻ってきて渦巻く。 ただ、先生の切り出し方は少し思ったのと違っていた。]
(262) yusuron 2023/08/29(Tue) 18時頃
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え…そう、なんですか? そんな事は…ないと、思いますけど… [奥さんはいないのと、小さな子供もいるらしいとか、家庭のことも多少は聞き知っている。ただ、融通の効かなさとか要領の悪さとか、そんなのは私の中での先生のイメージとは結びつかなかったからきょとんとしてしまったかも。 でも先生の語った答え>>@53は、私が想像した通りのものだったから、やっぱり、と思ったのだけど。そこで終わりではなかった。
先生が夜空を見上げたら、私も黙って同じ夜空を見上げる。 何を言うのだろうと、少しだけ不安げにちらちら、時折隣を見てしまう。]
(263) yusuron 2023/08/29(Tue) 18時頃
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…え。はあ…ありがとう、ございます…?
[魅力的。先生はそう言ってくれた>>@55。お世辞かな、それとも『だからもっと相応しい人がいる』の枕詞か。]
そうですね、これから先、もっと色々経験して、 大人になってくのかなって…
[『だからもっとこれから出会いがある』の前置きだな。と、結論がわかっている中で内心羞恥に悶えつつ、どこか冷静に捉えていたのに]
……もったいない、ですか………?
[思わずすごく意外そうに先生の顔を見つめてしまったと思う。]
(264) yusuron 2023/08/29(Tue) 18時半頃
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はい。確かにそう言いました、けど。 私がどうしたいか、ですか……?
はい、それは……
[逆に問われて、はたとする。大人になった私を見てみたい、少し遠回しだけど意味がわからないわけはない。 抜け道探しをしてみたいか。そんな言葉が先生の口から出てくるとは思わなくて二つ返事をしかけて、ふと黙って考えた。]
…私は。
(265) yusuron 2023/08/29(Tue) 18時半頃
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言ったこと全部私の本心だし、 先生に自分の思い伝えるの、すごく勇気出したから。 抜け道…探したいかって言ってもらえるのすごく嬉しいです。 本当に。
……でも、先生の話聞いて、私先生の事 本当にまだ何も知らないなって…思いました。 先生も、私の事まだ何も知らないし。 学校離れても、今は先生と生徒なのはそうだなって、思います。
だから…私、連絡しますから。 先生と色々なお話して、先生のこと、もっとよく知りたいです。 先生にも、私の事、もっとよく知ってほしいし。 あ、もちろん文化祭とか天体観測とか顔は出すし、 お会いしたいですけど。
(266) yusuron 2023/08/29(Tue) 18時半頃
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…それに、私も新しい学校で、馴染む時間が必要で、 通学時間も伸びたりして、塾も続くし、 すぐに受験勉強も始まって…… きっと、 時間はすぐに過ぎちゃいます。
[今この時を大事にしたい気持ちもあるけれど、だから好きな人と付き合うのだろうけれど、この先のために時間を割かないといけないのも確か。私はそちらにも多分時間を取られてしまう。]
(267) yusuron 2023/08/29(Tue) 18時半頃
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だから…うん。 待っててくださいなんて言えないかもしれませんけど。
……でも、もし構わないなら、本当に 構わないならでいいんですけど…
先生って呼ばなくて良くなった、 もう少ししっかりした時に… 抜け道じゃなくて、正面から行くので。
向き合ってくれたらって、思ってます。 [多分一気には言えなくて、整理しながらぽつりぽつりとになってしまったけれど、私は先生にそう伝えた*]
(268) yusuron 2023/08/29(Tue) 19時頃
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――復輝祭 途中――
[七尾さんが>>242主賓として(?)挨拶をみんなにしたりして、盛り上がっていた。転校してしまうのは私も同じだけれど、家がそのままの私と違って、彼女は住む場所も離れるし、向こうに定住してしまう可能性もある…らしい。
だから、彼女こそ確かに今日の主役には違いなかった。瑠璃川さんに私がもらったのと同じキーホルダー、柊木君からも私がもらったものと同じ星見盤。部長からはTシャツに双眼鏡も。 確かに今日のイベントへの貢献度を考えればそのくらい当たり前。泣いてしまった>>247のは感受性の強いやさしい子だから。いい子だったな、と改めて思った。1年の男子達も心なしか悲しげに見えた。絶対彼女のファンがあの中にいるだろう。たぶん]
うん、私もおうし座。 アルデバランだっけ?見つけやすいし、 みんなきっと、星空を見上げるたび思い出してもらえる。
[同じ星座だったのはちょっと意外だったけど、少し嬉しい共通点だった。瑠璃川さんと3人で一緒に作ったステンドグラスクッキーに星座が重なる。]
(271) yusuron 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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うん、慣れたらすぐに受験の準備に入ると思う。 さすがに向こうでまで生徒会する気はないし、 慣れるまでは通うのも時間かかっちゃうしね。 どうせと思って、今のうちから始めるつもり。 …友達作ったり、そういうのはしっかりやるつもりだけど。
うん、遊ぶときはしっかり遊ぶ。大事だよね。 七尾さんも、頑張って。
一緒にいる事より、違う道を選んでも、 同じ空は見上げられるから… って、ちょっと格好つけすぎだけど。 大丈夫。向こうでもきっとやれるから…ね。
で、また来年もここで会えたらいいなって。 待ってるから。
[彼女にそうかけてた声は、せめてもの気持ちとは言え、何も渡せない代わりといっては不十分だったと思わずにはいられないけれど。 私から彼女に言える、せめてもの餞別代わり*]
(272) yusuron 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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―― 公園 ――
[色々と話しているうちになんだか長くなってしまったけれど、言いたい事は多分伝えられた、はず。でも、自分の思いが先行し過ぎた気もするし、綺麗ごと過ぎる気もする。 だから先生の声が聴けるまで不安の表情は隠せなかったけれど…先生は、私が思っていた以上に、今の私に真摯に向き合ってくれていた。]
そうですよね。 私も、そういう隠れて…みたいなのは正直言うと、 あんまり好きじゃなくて。 父さんが嘘とか誤魔化しとか 大嫌いだからかもしれません。
[きっと色々言われるんだろうなって思う。 それでも、ごまかしたり嘘をついたり…そういう事さえしていなければ、道理の通る事なら真剣に話せばちゃんとわかってくれる、という気はしている。父さんの事ははっきり言って苦手だけれど、そういう所だけは変に信頼できる気がするから。
まあ、そんなのはもし何かあるとしても全然まだまだ遠い先の事…なわけだけど。]
(274) yusuron 2023/08/29(Tue) 23時頃
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ちょっと、試されてるのかなって思っちゃいました。 もちろん、…そう言ってくれるだけで十分嬉しいです。 コブつき…ってのはよくわかりませんけど、 やりたい仕事もありますしね。 好きな事もあるし、先生の事に全振りってのは ないから、安心してください。
はい。正面突破、です。
[ふふ、とつられて少し笑ってしまった。]
連絡はいっぱいします。行事にも顔出して… 話に付き合ってもらえたら、すごく嬉しいですし。 ここでの関係もあるけど、向こうでだって 友達はできるかもしれないし… 面倒くさいなんて思わずに、頑張りますから。 そのうえで、きっと、必ず……また、もう一度。
[何かが形作られたというにはあまりに覚束ないものだけど、きちんと手にできるのはきっと大人になってから、まだ先だけど。それでも確かに先に続くものはできたから。今は、それで納得できた。]
(275) yusuron 2023/08/29(Tue) 23時頃
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あ、でもそれは先生も同じですよ。 先生こそ、自分で思ってるよりは大分 女子人気高いんですからね。 [ふっと笑って、表情を崩した。]
はい、そういうことで。 すみません、大分遅くなっちゃいました。 それで、もし構わなければ… 家に連絡は入れるので、 送ってもらえると助かります。 それでも門限ギリギリになりそうだし…
……心配って、何がですか?
[合宿の時は駅までだったけれど、暗いからそこは甘えても大丈夫…だと思う。そう先生には不思議そうに答えて、車に乗せてもらうとしよう。]
(276) yusuron 2023/08/29(Tue) 23時頃
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それ以上の気持ちを態度でなんて……、 今はまだ、言えないもんね。
[ぽつりと呟いた声は、聞こえなかったかもしれないけれど*]
(277) yusuron 2023/08/29(Tue) 23時頃
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夜ですね。わかりました、 私の方も、待っててくださいっていうのは ちょっと重たいかも…しれないけど。 私の方は、そうですね。将来の目標ができた、くらいに 思っとくので、大丈夫ですよ。
[謙遜してるのはふふ、と笑って。 先生が気にしてるのは、異性の車に乗ること、かな。 それは私もわかってるつもりなんだけどね。]
…はい。普通は、そうですよね。 わかってますよ、これは生徒としてお願いしました。
[今は、どうしてもね。先生が車を取りに行ってくれてる間に、母さんには連絡を入れた。二人ともさすがにもう戻ってきているみたい。 先生には、私の呟きははっきり聞こえなかったみたい。 そうだね、今は、このぐらいで構わない。]
(289) yusuron 2023/08/30(Wed) 12時半頃
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ううん、なんでもないです。 それじゃ、よろしくお願いしますね。
[そのままきっと話はしつつ何事もなく家について、遅くなったから出てきた両親も先生の顔を見たかな。]
…それじゃおやすみなさい、先生。……また。
[それからほどなくして、私は転校した。*]
(290) yusuron 2023/08/30(Wed) 12時半頃
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『明日が転校先での初日です。 家から通う先が変わるの、少し不思議な気分。 知ってる人がいるといいけど、頑張ります。』
『少しはこっちの学校にも慣れてきました。 通学時間が伸びた分は電車で勉強とかしてます。 週末は文化祭ですよね?久々に足運ぶつもりです。』
『お元気ですか? 瑠璃川さんとは連絡取ってるけど、他の皆はどうしてるかな。 風邪流行ってますから、体調にお気をつけて。』
(291) yusuron 2023/08/30(Wed) 13時頃
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『本格的に受験って感じになってきました。 現代文の選択肢ってなんであんな 2択からが難しいんでしょうね?』
『合宿、去年の今頃でしたね。 久々にあの村に、おばあちゃんのお墓参りに 行くことになりました。 先生は実家どちらでしたっけ?』
『今年も天体観測会、あるんでしたね。 ぼくらの復輝祭…でしたっけ。 みんな来てくれるかな。 今年はみんなにお返し用意しました。 来てくださいね』
『いよいよ明日本番になりました。 頑張ってきます。応援しててください。 結果は一番に報告しますね』
(292) yusuron 2023/08/30(Wed) 13時頃
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『…すみません、生活環境変わってバタバタしてました。 桜の季節も終わっちゃいましたね。
先生は異動なかった、ですよね。
ゴールデンウィークの時に、お会いできませんか? 場所はどこでも…あそこの公園、どうでしょうか。 構わなければ当日、お待ちしてます。**』
(293) yusuron 2023/08/30(Wed) 13時頃
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ー春のある日ー
あ、こっちです!
[この公園で人を待つのは随分久しぶり。陽気のせいか、ちらほらと子供連れの母親やランニングする人の姿も見える。1年半以上が経って、全てが元通りとはいかなくても、確かに街がまた日常に回帰していくのがわかった。学校も再建されたらしい。
全ての傷痕が癒えることはないのだろう。犠牲になった人もいて、その人達を知る人達は痛みを忘れず抱えて生きていくのだろう。 そんな事を考えながら、待っていた人の姿が見えると手を振って近づいた。]
(299) yusuron 2023/08/30(Wed) 20時頃
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お久しぶりです。 本当に…しばらく会えてませんでしたよね。
大学、通える距離なのはいいけど さすがに平日は結構しんどくて。 もう少し慣れたら下宿探すかもしれません。
天文部、新しい部員の子達入りました? あ、でも…今も副顧問なんでしたっけ?
[私は高校生の頃よりはもう少し髪を伸ばして、今日は薄ベージュのダブルフリルのブラウスに、藍のフレアスカート。学生の頃は考えもしなかったけど、母さんに言われて薄めにだけどメイクもした。 どんな風に見えているんだろう]
そうだ、取り急ぎ一つ報告しますね。
(300) yusuron 2023/08/30(Wed) 20時頃
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