27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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─帰還後、大学構内にて─
[小さな田端先輩>>130と聞くと、ああやっぱり見られていたのかと田端は頭を抱えたくなりました。 あれは田端にとって失態の一つにもなり得ますからね。 子供時代の自分をどうにかして欲しく、子供時代ではないと素直に助けを求められなかったから起きた事でした。 でも、自分のことで困る田端が嬉しい>>131だなんて聞くと、その頬の赤さからもその想いが本物なのだと理解できた気がしました。 さてどうしましょう。 できれば親しい友人や後輩とはそうした間柄になるのを避けたかったのです。 だって、一度恋人になった後に元の関係に戻るのは至難の業ですから。 特に、あの夢に誘われたメンバーの中からどうこう……という気にはなれていませんでした。 少なくとも今までは考えたことも無かったのです。
では、今は?]
(146) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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…………正直意外すぎて驚いてるの。 私女子にそういう気持ちを向けられると思ってなかったし、まさか銀ちゃんが。
[それなら心配してくれていたのでしょうか。 悪夢に襲われた時も見られてしまっていたのでしょうか。 それは少し申し訳ない気がしましたし、それでも消えなかった思いはより強い気もしました。 片頬に手を当てながらどう答えたものか迷います。 女性同士ならより勇気のいる言葉だと思ったからです。]
(147) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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…………正直、私は女性と恋愛って考えたことなかったのよ。 正直女子には敵対視されることの方が多いからね。 けれど、男子にも恋愛感情はあまり持てないのよ。 それはあの夢で推察できたでしょうけれど…………。
私には亡くなった兄がいて。 兄に乱暴されたけど家族が助けてくれなくて、むしろ兄の事ばかり庇っていたから、誰にも"助けて"っていう気がなくなってしまったし、いつかは誰かと幸せな恋や結婚が出来たらと夢見たこともあったけど、
諦めて、いたから。
[改めて口にすると、今でも心が軋みます。 胸が痛くて眉をキツく寄せてしまいましたが、それでも口元は微笑んでいました。 銀はどんな反応だったでしょう。]
(148) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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今はね、それはだいぶ安定してるの。 信頼できる相手がいて、何かあれば、何かなくても話を聞いてもらったり甘えさせてもらってるから。 保護者のように思っているわね、その相手のこと。
私にはそんな過去があって、そんな相手もいる。 もちろんその相手とは、保護者関係以上にどうこうする気持ちは無いのだけど……今の所。
[何かにつけてはアリババに話を聞いてもらったり、夢の中では幼児化して膝の上に乗せてもらったりをどう説明すべきでしょう。 敢えて名前を出さずにそんなことを話しました。 名前を出したら、今のこの話とは別に話を始めなければならないからです。 隠すわけでは無いのですけれど、話すべき内容の優先度はこちらが高いでしょう?]
(149) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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その相手はね、一生私から離れないのよ。 それでも、銀ちゃんは大丈夫かしら。
[まずはここまでにして、彼女の反応を窺います。 正直彼女の好意は意外でしたが嫌ではありませんでした。 けれど、改めて自分の状況や過去を聞いて、どう思うのか。 銀を見つめる眼差しは少し困ったような、照れているような、少なくとも拒絶の色はありませんでした。]**
(150) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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─少し先、大藤との話─
…そ。
[ああこの時が来たか、と田端は少し思いました。 大学を辞めるではなくて辞めた>>138です。 それで田端が予想できないはずがありませんでした。 だってそれは、目が覚めたら時から懸念していたことです。
けれど田端はそれだけでした。 察していても止めません。 察していたから止めません。 彼が地獄に落ちて彼女と別れ別れになるような、そんな無粋な知識を注いだりもしませんとも。 ただ、小さな紙袋を渡しました。]
(151) nasca 2023/08/07(Mon) 07時頃
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餞別。できれば持ってって。
[紙袋を開けたなら、いつから用意していたのか小さな青い石のペンダントが入っていました。 別に彼のものではありません。それにしては華奢なデザインすぎるものです。 説明はしません。説明されて困るのはきっと大藤ですから。 だから、田端はそれだけで彼に近づこうとはせず見送りの輪から外れるでしょう。]**
(152) nasca 2023/08/07(Mon) 07時頃
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─帰還後、大学構内にて─
[それを言い始めてしまうと、田端は研究室のメンバーを全員"研究室のメンバー"で括っているきらいはありました。 その中での細かい区別はありましたけれど、総じて恋愛対象外として自分を取り扱うメンバーです。 そのつもりでしたとも。 だからこそ、意外だったのですけれどね。 そして肩を跳ねさせる相手を見て>>168そのまま続く言葉たちを聞いていました。>>169]
そう、一生。そう言う"契約"をしたの。 だって私、私が絶対的な味方が欲しかったの。 受け入れてると言うより、私がそう望んだ。
私には家族があるようで、なかったの。 だから寂しくて仕方がなかった。 だから私は……本当なら親からもらえるような庇護を、彼に望んだのよ。
[彼女の言葉を最後まで聞いてから>>170そう説明を始めます。 差し出された手を見て、少しだけ寂しげに微笑みました。]
(191) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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ごめんなさい。 私は、銀ちゃんを好意的に思ってるし、その想いは嬉しいわ。 きっと一緒にいられたら良い関係が築けると思う。 銀ちゃんなら、若しかしたら私も初恋というものを知ることができるのかもね。
でも、契約は生涯続くもので、取り消せないし、取り消すつもりもないの。
[だからその手は取れません。 彼女の指先を見て、目を見て、言葉を続けます。]
(192) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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あいつの事を知るあなただから説明したのだけどね。 あいつと仲良しこよし……と言うわけではないけど、例えるなら仲の良い家族を引き離すような感覚ではないかしら。 銀ちゃんの家族がどうかわからないけど、あなたの親は受け入れられないけど、手をとってほしいと言われたら……どう?
[あいにく田端は親を切り捨てようとしている身です。 だからこの例えが妥当かどうかわかりませんでしたが、首を傾げました。 そしてゆるりと視線を宙に向けます。]
……もし、あなたが受け入れてくれたら。 あなたの守護は銀ちゃんにも届くのかしらね?
そうしたら、みんなで家族みたいじゃない。
[どうなのかしら、と今は見えないアリババに問いかけます。 勿論、銀の承諾無くそんな事はできません。 でもそうなったとしたら……。]
(193) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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アリババが舅かしら。
[つい想像を巡らせて、真顔で呟きました。]**
(194) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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─帰還後、大学構内にて─
そうねえ……否定しないわ。
[確かに歪な関係かもしれません。>>200 本来なら巣立つはずの親を、大人になってから求めたようなものですから。 ただ、家族が欲しいのか>>201と言われると少し違う気もします。 家族や親の形がいちばん喩えやすそうだからそうしただけで、アリババをパパーなんて呼びませんし呼んだらパパ活と間違われてしまいそうですもの。 だからと言って信仰しているわけでもありませんし、では何と言ったら良いかわかりません。 だから、微笑みで受け止めるに留めました。 そして、一つだけ良いかと言われたので頷きます。]
ええ、なにかしら。
[守護や加護は要らない。 そう言い切る銀の顔が真剣味を帯びたので、こちらも背筋を正します。]
(203) nasca 2023/08/07(Mon) 16時半頃
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…………………………?
[けれどそれを受けて>>202 田端は数秒、動きが止まりました。 表面上の動きだけでは無くて頭の中もです。 そして、遅ればせながらその意味を理解するために頭の中が動き始めました。 そして、ボッ!と火がつくような勢いで田端の頬が真っ赤に染まります。]
(204) nasca 2023/08/07(Mon) 16時半頃
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えっ、………ちょっ???
[頭の中をいろんな疑問が駆け巡ります。 お婿で良いの?とか、銀ちゃんの方が可愛いわよ?とか、てっきり諦めるかと思ったのに、とか。 けれどそれらの言葉は喉に支えて出てきません。 真っ赤になった顔を片腕で隠しながら顔を背けて、ストップをかけるように片手を銀に突き出しました。]
(205) nasca 2023/08/07(Mon) 16時半頃
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─帰還後、大学構内にて─
(わかった、けど、わかんない……っ!)
[アリババには心の中で八つ当たり気味に叫びました。 自分から問いかけておいて申し訳なさはありましたが、一杯一杯だったからです。>>206 守護を願い、きっとこれからも彼の存在が田端の中で消える事はありません。 今日だってきっと夢の中、ジタバタ暴れる予感がします。敢えて言うなら、姉や母にこう言う時どうすれば良いの!?と話を聞いてもらう(そして話を聞いてもらっておいて拗ねたり恥ずかしがったり自己解決したりする)お騒がせな妹、といった風でしょうか。
一先ず守護については理解しました。 ただ反応しきれないので、後で詫びようだとかすら今は考えられません。]
(210) nasca 2023/08/07(Mon) 19時頃
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ぅ…………。
[ダメ>>209とは何のことでしょう。 そう疑問を抱いていると、突き出した指先に、顔を隠す腕に、触れられた気配がしました。 ビクッ、と体が震えてしまいます。 こう言う弱い自分は見せたくないのです。 何かに照れたような恥じるような、いやそのものだという顔だなんて、弱みを見せてるようなものではありませんか。 けれど銀の指先にそんなに力が籠っていないから、逆に促すような動きに抵抗はしません。 優しい動きで顔から腕を退かされてしまって、田端は真っ赤な顔を見せることになってしまいました。 唇はキュッと弾き結ばれ、長い睫毛に縁取られた瞼はわずかに伏せられています。 視線はそれに伴い下へと向けられていました。]
(211) nasca 2023/08/07(Mon) 19時頃
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─入院中・骨谷宛─
『変じゃないわよ。調べたわよ。 海外でそう言う事業あったわよ。 でも個人的には恋人でもない男に 骨で陶器つくります、くださいなんて言われて はいどうぞ、ってならないと思うのよ。 だから、骨谷くんはどんなプレゼン説得をするの? って気になったわけなのよ。』
[骨谷からのメッセージに返信する際、"人骨・陶器"で検索したら出てきたURLを添付しました。 骨そのものより、遺灰を使ったサービスです。 見つけた時にはこんなモンあんのかマジか……と思いましたが(田端は心の中でも結構口が悪いことがしばしばあります)、なるほどそう言うものに骨谷も興味があったのかもしれない、と田端なりに納得したのです。]
(226) nasca 2023/08/07(Mon) 20時半頃
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『どう言った経緯で骨谷くんが骨で陶器を作るの 興味持ったのかは知らないけれど 恋人にあげるより先に 家族に渡す、をメインにした方が説得しやすいのでは? その中で、実は恋人がいて……の方が そちらにも渡して良いですか、なんて できそうだと思ったのよ。
何も、作品は一つで無くて良いのでしょう? 勿論、最終的にどうするかは骨谷くんが決めるのだけど あの夢の場面が今は脳裏にあるだろうから 彼女の家族の気持ちや想いにも 少し想像を巡らせて欲しいと思ったし もしこれがお節介の杞憂なら問題ないわ。』
[そう、これは田端のお節介です。 自分だったなら家族に渡して欲しいなんて思いませんからね。 ただ、それが欲しいと思う家族であって欲しいと言う、回谷への願いもあったのかもしれません。]*
(227) nasca 2023/08/07(Mon) 20時半頃
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『あ、でも、私的には無しだわ。 遺骨は海に撒いて欲しいもの。変わらずね。』
[思い出したように骨谷にそんな追伸をした田端でした。]*
(228) nasca 2023/08/07(Mon) 20時半頃
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─参列─
[お葬式に参列した時は無難に黒いスーツを着ていました。 同じ研究室の仲間であり先輩だったからと参列しましたが、田端は多くを語りません。 ただ、あの髪留めを棺に入れて欲しいと頼みました。 これをあげる約束をしていましたと話して。 その髪留めと一緒に、折り紙で作った小さな蓮を紙箱にたくさん敷き詰めて。
だから、式に関して田端が語る事は特にありません。 だって田端はあの時、すでに精一杯送り出したつもりでしたから。]*
(229) nasca 2023/08/07(Mon) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
nasca 2023/08/07(Mon) 21時頃
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─帰還後、大学構内にて─
…………銀ちゃんって、S?
[赤くなったり狼狽えたりする姿を楽しまれていたので>>230思わず眉を顰めました。 何だかとても悔しいです。 確かに銀の頬が染まる様子は、微笑ましくもありましたけれどね。 でも、少し距離を開こうとしただけなのに追ってこられて目を見張りました。 少し俯き気味だったからでしょうか。 11センチ差でコチラが背が高い物ですから、避けようと思えば避けられた筈です。 けれど、目を丸くした瞬間に唇が重なりました。 ぶつかって痛い、なんて事になる事がなかったのは、咄嗟に彼女の細い肩を掴んで勢いを殺したからでした。 けれど、唇を止めるには至らずに。]
(231) nasca 2023/08/07(Mon) 21時半頃
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[なお、かつてのアリババに対しては本気で歯を立てて流血させてやろうの心意気でしたので、
この行為に名前をつけるのなら矢張り口つけや接吻、キスになります。]*
(232) nasca 2023/08/07(Mon) 21時半頃
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…………………そうねえ。 お手柔らかに頼むわ?
[これから解明されると言う銀の性癖>>233は、どんな形で知る事になるのでしょう。 ……というか、これからの自分達は、恋人という事になったのでしょうか。 少なくとも先輩後輩以上、となったのは否定できません。 まだ熱い頬を隠すこともできないまま、田端はすっかりいつもの調子を出せずにいます。
それから銀に出会う度に顔を赤くすることが増えた田端でしたが、どちらが早いのでしょうね。 銀の送ってくれる髪飾りが髪を飾るのが先か。 それとも、田端の贈った髪飾りと同じものを田端がつけているのが先か。]*
(234) nasca 2023/08/07(Mon) 23時頃
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[それから、毎日田端の髪を飾るようになった、銀からもらったコサージュ>>243は銀のつける物とお揃いになったようです。 田端の印象では女子の友人は少ないようでしたし、ましてや恋人にすぐ結びつく人も少なかったかもしれません。 人によっては、Sの関係のようだと思ったかもしれませんね。 昔の女学院などにあったその関係は、姉と妹、シスターのS。 もし二人の関係を誰かに聞かれたら田端は頬を染めてしまいます。 けれど、きっとこういうのです。]*
…………お付き合い、してるのよ。
(253) nasca 2023/08/07(Mon) 23時半頃
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─卒業間近のある日─
[それは、卒業間近のある日のことでした。
本当は、田端は卒業したら海外に移住しようと計画していました。 それはゆっくりと両親を捨てる為の計画の一つです。 なるべく遠くで彼らの影響を断ち切り、連絡も最低限にして接触を減らすつもりでした。 完全に縁を切る計画もありましたし、将来的に彼らが困窮したり支援が必要になったりした場合、必要最低限未満の支援のみを送り生活保護を受けられないようにする計画もありました。 後者の場合は、彼らが何かしらで貧する必要がありましたので難しいですけれど、世間様に迷惑をかけない程度に老人ホームに叩き込んで放置する予定は今でも考えています。 けれど、海外に行く予定は保留にしました。 だってそうしてしまうと彼女と離れてしまうではありませんか。 それは、……少し嫌でしたからね。]
(280) nasca 2023/08/08(Tue) 07時頃
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………銀ちゃん。
[今日は銀を昼間にカフェに呼び出しています。 大学の近くにあるそこはある程度賑わっていて、学生たちの明るい声が行き交っていました。 銀の姿を見つけたなら小さく手を上げて場所を知らせます。 田端の前には蜂蜜入りのミルクティー。 その頬はほんの少し緊張を孕んでいます。 髪を飾るのは勿論彼女にもらった髪飾り。 こんな風に田端から彼女を呼ぶ事は、これまでに数えるほどだったと思います。 その時は美術展のチケットを貰ったとか、教授を励ます会をやろうだとか、どこかに行く予定の延長線上にあるものばかりでしたが今回は少し趣が違います。 話したいことがある、と伝えていました。]**
(281) nasca 2023/08/08(Tue) 07時頃
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─卒業間近のある日─
改まってごめんなさいね。 あ、ケーキ食べるかしら。
[田端の前には甘いミルクティーがありますので、今回はケーキはありません。 それでも彼女に勧めてみました。 この頃には家族はあの悪夢の源であることや、いつも助けてくれなかった両親を棄てる気でいることも話していたでしょう。 隣にいる同じ子供なのに、いつだって兄の為に動かれていた、庇ったり守ったり気遣ったりして貰えなかったことが悪夢の源なのだと。 だからこそ家族のような守護が欲しかったと、そんなことも打ち明けたでしょう。 弱いところは見せたく無いことも言いました。 だから人前でお酒は飲まないとも言いました。 確かに、田端は下戸ではありませんが人前でアルコールを嗜みません。飲んでるふりをしてノンアルコールばかり飲んでいます。 むしろ"アルハラって知っている?"と、アルコールによるトラブルを防ぐ立場をとっていましたので、田端の参加する飲み会はそう言った騒ぎは少なかったようです。]
(287) nasca 2023/08/08(Tue) 14時半頃
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あのね、話っていうのは……。 ほら、私そろそろ卒業してしまうじゃない。 新社会人になるから仕事を覚えるまで大変だし、これからなかなか会えなくなるの。 特に、平日が休みの仕事だし……。
[両手でカップを持つと指先がほんのりと温まります。 就活はだいぶ前に終わっていましたから、その時にも会って話はしているでしょう。 ブライダル関連の仕事に落ち着きました。 けれど田端の視線は少し落ち着きません。 彼女を見たり、手元を見たり。カップの中で揺る水面を見たり。 ソワソワと落ち着きがない様子はあまり見られない物です。 けれど意を決したように唇を引き結ぶと、自分の鞄からあるものを取り出しました。]
(288) nasca 2023/08/08(Tue) 14時半頃
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これ。よければ受け取って欲しいのだけど………。
[取り出して相手の前に置いたものは二つありました。 特徴的な布貼りの小さな小箱と、一つの鍵です。 その小箱はそう、ちょうど指輪が入るような大きさでした。 田端はそっと視線を横へと向けます。]
……………もしよければ、だけどね。
[切り捨てるという選択肢が取れない時、田端がこうして何重にも防衛線を張っているのを彼女は気づいていたでしょうか。 断られても傷つかないように。諦められるように。
けれどそれがやっぱり怖くて、今は直視することができませんでした。]**
(289) nasca 2023/08/08(Tue) 14時半頃
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─教授をはげます会─
[それを思い至ったのは、回谷の葬儀の後でした。 西門教授の姿は絶対にあると思っていたのになかったのです。>>#3 どうしたのかしら、と不思議に思いながら教授と顔を合わせた時に思わず言葉に詰まりました。 あれは事故でしょう。しかも、地震という名の、予測し難い出来事と重なってのもの。 教授に非があるとは思えず、本当に不幸な出来事だった、誰も悪くなかったと言えるはずなのです。 それなのに"参列を断られてしまった"と言う教授は疲れ切っていました。 だからお参りの時には私もお供しますよ、と教授を励まし実際にお参りの時にはお供させてもらうでしょう。 死者が出たということで何だかんだと言う者は確かに居て>>#4それでも教授は胸を痛めていたようでした。 けれど、言葉を詰まらせたのはそれだけではありません。]
(290) nasca 2023/08/08(Tue) 16時頃
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