人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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視点: 人

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【人】 超心理学会 ヒイラギ

ケイってば、褒めてばっかだな。さっきから。

[そう言いながら、康生は彼を見つめてくすくすと笑う。此処には姿見が無いので直接は見えないが、確かに綺麗ではあるのだろう。彼と私の贔屓目を抜いても。それから、誓いの言葉>>44に答えた。]

────はい。誓います。

[……果たして、その意味を康生はどれだけ理解しているのだろうか。判らないが、ただ彼を真っ直ぐに見つめてそう答えた。*]

(66) 2023/08/19(Sat) 12時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 12時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─柊木家の事情─

[康生は、特に軍部等と連絡を取ろうとはしなかった。母親に知られるのを、何より避けたいと考えたからだ。他のパイロット達にも親は居るし、子を喪えば悲しみに暮れるのは想像に難くない。だが、私達の場合は二人分だ。彼女は、夫と息子を一度に喪う事になる。私が直接対話出来る状態であれば、或いは説得を考えたかも知れない。だが、一度目の死を既に迎えている私にとって、それは最早叶わぬ事であった。そして康生には、自分が人一倍……私の分も入れれば更に倍くらいは、大切にされているという自覚があっただろう。]

…………。

[だから、家に居て一人になっても、康生がひとりごと──私も返事をするが、康生には届かないので“ふたりごと”だ──を口にする機会は、随分と減ってしまった。康生的には、以前と変わらず私に話し掛けているつもりなのだろうが、生憎とテレパシーが出来る訳ではないので、口にしてもらえないと伝わらない。四六時中一緒に居る訳だし、康生は素直な子だから、ある程度の推測は出来るのだが。それでも、状況が状況だ。今の康生の考えが聞けない事に、歯がゆい思いはしている。]

(72) 2023/08/19(Sat) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

────極端な話だけど。

もし俺がどうしても生き延びたいって思うなら、この時点で方法は一応ゼロじゃなかった。
選ばれたのは俺じゃなくて父さんだから、取り出して別の心臓を移植すれば、次に選ばれるまでの時間は稼げる。

ただそれは、すごく非現実な話だった。
まず、移植自体の条件が整って実行できる可能性が低いし、二度の移植に俺の身体が耐えられるかもわからない。
そして何より、俺には父さんと離れるなんて考えられなかったから。

やっぱりこれは、“なかった話”だ。*

(73) 2023/08/19(Sat) 12時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 12時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 12時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 12時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦翌日 縁士の家─

[最初から気付いてたかという問い>>81に、康生は頷いた。]

ああ。あの座布団が縁士の、ってとこまでは気付けなかったけどな。

[家に誰かが訪ねてくれば不審に思われるのは、此方も同じだった。判っていて康生が書斎にまで人を通す可能性は低いが、“天道縁士が座っている椅子”が其処には在るのだから。ちなみに、康生の自室にだって康生の椅子はあるのだが、この子の中では人生の大半を過ごしたベッドの方が“自分の座っている場所”のイメージが強いのだろう。]

そ。俺の中に在るのは、父さんの心臓。
だから俺、ずっと父さんと一緒に生きてるんだ。
父さんは文字通り、俺に全部をくれたんだよ。
話せないし、撫でてくれることもなくなったけど、ずっと俺のこと支えてくれてるんだ。
書類の上では死んでるって扱いでも、ずっと心臓が動いてるし、生きてる。
母さんも俺も、そう思ってるから葬式はしてないんだ。
骨壺はあるけど、父さんが居るのはそこじゃなくてこっち。

(88) 2023/08/19(Sat) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[胸に手を当てたまま答える康生は、笑みさえ浮かべていた。その様子は、何処か誇らしげですらあった。康生本人は、それを過酷だとは捉えていないのだろう。私と共に居られる事を、心の底から喜んでくれているのだ。]

秘密にしてるわけじゃねーけど、その方がいいかもな。
知ったらさ、俺が二重契約してるかもって気付かれるかもだし。
そしたら、縁士が────ケイ辺りに詰められそうだよなって。
ハロに言う分には、大丈夫だぜ。
あとカガセンも、二重契約のこと知ってるから言って大丈夫。

[話してもいいかと問う>>82彼に、康生はそう答えた。]

うおッ!? きゅ、急に大声出すなよ〜。びっくりするじゃん。
え、ココペリの妹?
女だってのは、目の前で着替えようとした時に言われたから知ってたけど……。
そっか、妹かぁ。似てねぇ…………や、ほんとは似てんのか?
俺が謎の生き物触っちゃいけないから、ハロが男に触られんの苦手ってのはわかんなかったなぁ。

(89) 2023/08/19(Sat) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[移植前なら兎も角、移植後の康生はずっと免疫抑制剤を服用している。地面に落ちている物、未知の物には触れてはいけないと、康生の母親は口を酸っぱくしながら言い聞かせていた。それでも中学生の頃は、幾度か好奇心に負けて寝込む羽目になっていたのだが。成長したものである。]

余ったパイロット……。
じゃあやっぱり、俺らが生き残る方法って無いんだな。
ギリギリどころか────俺のせいで足りなくなるんだからさ。
二つ枠取ってんのに、一回しか戦えねぇんだから。

[確かに、落胆の表情は見せた。ただ、追加の契約自体はずっと考えていた事ではあった。勿論、身近な誰かを救う為にではない。康生に、そんな発想は出来ない。追加の契約は、この世界を守る為に必要だと考えたのだ。]

[現状、康生も私も、敵は全部で“六体”だと思っている。私達が二人で一つの命である時点で、パイロットが足りなくなる計算だ。だからこそ、康生は「僕が契約するつもりだ」という彼の言葉>>84を聞き、目に涙を浮かべた。]

ッ、な……なんで、んなこと言うんだよ……。
俺、縁士は助かるんだ。助けられるんだって、思ってたのに。

(90) 2023/08/19(Sat) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

……でも、誰もパイロットにならないなら、七尾の願い>>2:602、叶えらんなくなっちまう。
命が証にした世界>>3:325、なくなっちまう。
どんなことしてでも絶対に>>2:616、俺は世界を守らなきゃいけなくて。守りたくて。
だから、…………「頼む」って言うしかない。
カガセンも、似たようなこと言ってたけど、俺────

────本当に最悪の場合は、二人分足りなくなるから。

父さんには、頭がない。
“頭で考えた通りに動かせる”アストロを、動かせないかもしれないんだ。

[これが、私達親子が直面する、目下最大の問題だった。練習も出来ないぶっつけ本番で、もしアストロを動かなかった場合は────]

(91) 2023/08/19(Sat) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

その時は俺、死んで……交代してもらうしか、ないんだ。
何も、できないまま。*

(92) 2023/08/19(Sat) 14時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 15時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 15時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─退院直後 教会 結婚式─

[誓いの言葉を口にした瞬間泪した彼>>76に、康生は苦笑した。]

もー……、また泣いてんじゃん。
ケイのこと、泣かしたくてやってんじゃねーんだから。

[誓いの言葉を言い終え、ヴェールが上げられると、視界が閉ざされた。ドレスは肩の出るデザイン>>10だったが、幸いにも、依然掴み掛かられた>>1:152>>1:154時に出来た痣は薄れて消えている。あんな経験があったと言うのに素直に目を閉じるのだから、我が子ながら心配だ。だが、彼はきちんと約束>>39を守り、寸止め>>77してくれた。気配が離れて康生が目を開けるまで、唇には何の感触も無かった。]

え、指輪!? すげー……これ、高かったんじゃ?
ってか、プレゼント>>3:196ってこれのこと?

[金属を含め康生にアレルギーは無いから、指輪はすんなりと嵌められた。]

(96) 2023/08/19(Sat) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

こっちは、俺がケイに嵌めたらいい?

[そう言って、彼の指に指輪を通した。式の終わりを告げる>>78彼に、康生は満面の笑顔で答えた。]

どういたしまして!
俺も、ドキドキしてめっちゃ楽しかった!

[それが、普段と異なる場や衣装に因る緊張感なのか、好奇心や興味を掻き立てられた結果なのか、それとも──彼への恋心の芽生えだったのかは、判らない。けれど確かに、普段よりはほんの少し早く脈を打っていたのだった。*]

(97) 2023/08/19(Sat) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦のあった日 恵一へのLINE─

[天道縁士へとLINEを送った後、康生は乾恵一にもLINEを送る事にしたらしかった。ただ、なんと送ればいいか迷ったのだろう。幾つかの言葉が、入力されては消されて行った。]

『ケイ、調子どう?』
『(「心配ですにゃ……」と書かれた猫のスタンプ)』

[結局、康生が送ったのはそれだけだった。それは恐らく、涙で枕を濡らす>>70>>71彼の元へと届いただろう。*]

(98) 2023/08/19(Sat) 15時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 15時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 16時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 17時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦のあった日 恵一との電話─

[あの日貰ったシルバーの指輪を、康生はずっと左手の薬指に嵌めている。大和命戦の時に、気付いた者も居たかも知れない。康生は、聞かれれば「ケイに貰ったんだ」と正直に語っただろう。乾恵一の指にも同じ物が光っているから、何も聞かずとも察せる者は察せたかも知れない。必要以上に目立たせるつもりは無いらしく、康生が私に触れるのは右手でやる割合が増えた。]

[LINEの返信を待っていたが、掛かって来たのは電話だった>>100。病院ではなく自宅だったから、康生は即座に出た。]

もしもし? って、ひでー声してんなぁ。
謝んなって。おう、飲め飲め。

[彼は、憔悴しきった声をしていた。今でこの調子なのだ。私の巻き添えで康生が命を落とした後、この子は一体どうなってしまうのだろうか。]

(109) 2023/08/19(Sat) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そう。康生はパイロットになる訳ではない。これから巻き添えで死ぬ事になってしまっただけだ。だから「パイロットになるんだよね」という言葉>>101への返答は、歯切れが悪い物だった。]

ん……ま、そんな感じ。

どういう意味、って…………そのまんまかな。
なんかめっちゃ胸騒ぎがした、みたいな?
だから、他に呼ばれたーって奴が居ないなら、そういうことなんだろうなって。

ほら、大和だって名前が呼ばれたとは言ってなかったし。
もしかしたら、こういうパターンもあんのかも。

[康生自身は、名を呼ばれるものなのだろうと考えてはいる。ただ、現時点でそれは確定の情報ではないから、『次は、僕だ!』とだけ書いた>>3:43大和命の例を挙げて誤魔化した。なるべく嘘は吐きたくないのだろう、ふんわりと曖昧にする言葉。それは、事実を隠す為でもあり、彼に残酷な現実を突き付けない様にという気遣いもあったに違いない。]

(110) 2023/08/19(Sat) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[だが、これから告げなければならない事実は、そうは言ってられない程に深刻な物だった。]

……それよりも、さ。一つ気にしてることがあって。
大丈夫だと思うんだけど、大丈夫だと思ってるんだけどさ。
俺、アストロを動かせる自信、あんまなくて。
ハロに、動かせなかったらどうなるのかって聞いたんだ。

動かせなくても、即負け確定にはならないらしいんだけど、決着は48時間以内に付けなきゃいけないらしくて。
敵や、敵に属する人から受けた攻撃でパイロットが死ぬってのが、敗北条件で。
負けない為には────それ以外の方法で死んで、次のパイロットに席を譲らなきゃなんないんだ。

命がアストロを動かせないっつった時、俺がめっちゃ動揺しちまったのは、それで。
あん時は、心配掛けてごめんな。

(111) 2023/08/19(Sat) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

だから、えっと……言いにくいんだけどさ。
俺は、絶対にこの世界を守りたくて。
守りたいから、動かせなかったら最悪いきなり自殺始めるかもしんないってこと、伝えときたくて。
そんで、俺がうまく死ねなかった時は────ちゃんと、殺して。

[語り口は、あくまで穏やかだ。けれど、康生が本心からそれを望んでいるということははっきりと伝わるだろう。]

や、まずねーとは思うんだけど! ねーとは思うんだけどな!?
言わずにいきなり驚かせるよりは、杞憂でもちゃんと言っとかないとな〜って。
凹んでるとこなのに、ごめんな。逆に凹ますようなこと言っちまって。

[態と冗談めかし、明るい口調で康生は語った。彼は一体、何を思うのだろうか。*]

(112) 2023/08/19(Sat) 18時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 18時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦から数日後 手紙─

……こんな感じか?
あと書き残してること、ないよな?

[書き上げた手紙に、康生は目を通し直す。暫くして、大丈夫だと判断したのだろう。コピーを取り、それぞれを封筒に収めた。まずは原本を携え、加賀先生の元へと向かう。]

カガセン、ちょっといい?
俺が死んだ後、みんなが混乱してそうだったら、この手紙を読ませてあげてほしいんだ。
二重契約のこととかいろいろ、俺の言葉で書いてるから。
念のため、三千院部長にも同じの預けるつもりだけど。
できれば、カガセンからのがいいかなって。

……あ、俺が死んでもみんな平気そうだったら、適当に処分しといて。
俺の言葉がなくても大丈夫ってことだから、ほんとはそれが一番いいんだ。

[そう言って、手紙を入れた封筒を差し出した。]

[その後、三千院透にも同様にコピーを託し、彼には次期部長を務められないことも同時に詫びて、康生は場を後にしたのだった。*]

(128) 2023/08/19(Sat) 20時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 20時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 20時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 21時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦のあった日 恵一との電話─

バーカ。「僕が呼ばれたら」とか言うなって。
どの道、全員呼ばれるんだとしてもさ。
俺は、俺の守る世界にケイが居てくれる方が嬉しい…って、それはケイもか。ごめん。

[康生は、素直過ぎるきらいがある。口から常に本音を垂れ流している様なものだ。失言に気付き、詫びを入れた。そうして眉を下げながら、彼が激昂する>>120のを聞いていた。]

…………うん。ふざけてるし、理不尽だよな。
そういう風に怒れるの、恵一のいいところだと思う。
俺、そういう意味じゃ心がないみたいな感じだからさ。
ほんとはもっと……抗うとか怒るとか、あるはずなのに。
愚痴とか気にすんなって。俺でいいなら全然聞くから。

[無邪気な子供の様で居て、康生の透徹した目は何処までも先の真実まで見通す。その早さに、彼は付いて来るのも難しいのだろう。制止の声>>121が痛々しい。康生の説明下手の本質は此処で、相手が理解する前に数手先の単語を置いてしまうからだった。途中経過の説明が抜けがちなのだ。自分の生死に関する事柄に関しては、相手の感情さえも置き去りにするので特に顕著だった。]

(130) 2023/08/19(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

うん、そう。ケイの理解したので、合ってる。
ちゃんと説明できてよかった。

……ケイがいいな。
「死ぬまでケイの傍に居る」って約束した>>3:47だろ。
自殺ならあれだけど。他の人にってなったら、その人の傍になっちゃうかなって気がして。
俺、守れる約束は守りたいんだ。
だから、俺が死ぬ番になったのも伝えただろ?

[伝えると約束していた>>3:87から、康生は正直に話した。其処に関しては、隠さなかった。黙っていた方が、彼が心穏やかに過ごせる時間は長かっただろうに。その代わりに、明るく振舞い元気付ける。この点に於いて、康生の右に出るものは多くないだろう。死が常に身近にあり、心配ばかりしてしまう私達を常に笑って励まし続けてきた子なのだから。無理に明るく振舞っている訳ではない。本当に心配の要らない子なのだ。産まれた時から置かれていた理不尽な環境が、この子をそうしてしまったのだった。]

(132) 2023/08/19(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

そうそう! 確認って大事だよな〜って。
……、……うん。サンキュ、ケイ。
俺は、俺のやりたいように精一杯やるよ。
だから…………それを叶えるのにケイを頼ることがあったら、協力して。

[彼はきっと、自殺の幇助についてだと捉えただろう。実は、それだけではなかったのだが。明かされるのは、まだ先の話だ。]

そんで、ケイも好きなように生きてくれ。
俺は手伝ってやれなくなるから、ちょい不公平だけどさ。

[彼の真摯な言葉>>127が、康生の鼓膜を震わせる。それがどれ程康生の心に響いたのかは、私には判断が付かなかったが。]

何度も聞いたし、知ってるけどさ。
でも、やっぱすげー嬉しい。俺も、ケイのこと好きだよ。
ケイと出会えたこの世界全部が大好きだから、ケイだけで全てって風には言えねーけど。
好きだし、同じだけ返したいし、できたら笑っててほしいんだ。
ケイがしてほしいことで俺にできることは、なんでもするからさ。
……できること、多くねーけど。

[胸元に手を当てたまま、康生は困った様に笑っていた。困ったような表情をしていたけれど────幸せそうだ、と私は感じたのだった。*]

(133) 2023/08/19(Sat) 21時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 21時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 21時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦から数日後 手紙─

[加賀先生は、康生の手紙を受け取ってくれた>>@9。誰に見せる、見せないの判断も、任せてしまって大丈夫だろう。康生は、そう考えている様だった。]

マメったってコピーだけどな!
一人一人に書いてて、間に合わなくなる方が困るし。

[「ばぁか」と笑う教師に、康生もまた笑い返した。]

そっかな〜?
俺、知ってるんだ。俺が居なくても、世界は回ってくんだって。
俺が居なくても世界は回ってたんだから、元に戻るだけ。
────それでも俺、この世界が大好きなんだ。

[康生が療養している長い間、世界は康生の存在抜きで回って来た。この辺りは、長期で世間から隔絶された事のない人間には理解し難い感覚だろう。私とて、解ってやれているとは言い難い。康生は、胸元へと手を当て微笑んだ。]

俺は平気。一人じゃねーから。
ケイだって力になってくれるし、カガセンに後も任せられる。
……母さんのことは、気掛かりだけどさ。
全く心残りがない人生が無理だってのも、知ってるから。

(136) 2023/08/19(Sat) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

カガセンがそう言ってくれる>>@10なら、安心だな!
そんじゃ、また!

[明るく笑って、康生は教室を出て行った。その様子は本当に、ただ雑談しに来た生徒の帰り際と言った雰囲気で。とても、避け得ぬ死期の迫る高校生の態度には見えなかっただろう。]

[康生にとっての死は、それだけ有り触れた、当たり前で、身近な物だったのだ。*]

(137) 2023/08/19(Sat) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦翌日 縁士の家─

大丈夫なことを、俺も願ってんだけどさ……。
最近のケイ、俺のことになると周り見えなくなっちまってる気がして。
縁士にひでーこと言わねぇか、割とマジで心配。

[大丈夫だと言う>>131天道縁士に、康生は何とも言えない顔をした。それは話が進むにつれ、真剣に考え込むものへと変わっていく。だが、敵の数がフェイクだと知ると素っ頓狂な声を上げた。]

へぁッ!? マ、マジ? それマジ?
え〜、もうちょい早く知りたかったんだけどーーー。
……や、いろいろ「黙ってよ〜」ってしてる俺が言えたセリフじゃねーんだけどな?

あ、縁士が悪いわけでもないから、気にしなくていいぜ。
確かに、紛れようとするなら、入れねーと不自然なフェイクだもんな。
俺みたいな存在、多分縁士たちにとっても想定外のイレギュラーだったんだろーし。
お互いに「まさか」ってやつだよなぁ。

[「君の父さんがアストロを動かしてくれるんじゃない?」という言葉>>139を聞いて、康生は“私”の方へと視線を向けた。尤も視界に映るのは、胸元に康生の右手が置かれているという光景だったのだが。]

(153) 2023/08/19(Sat) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

父さんが……、…………だよな。
ずっと一緒に生きてて、俺のこと見てくれてるなら、ちゃんと操縦してくれるよな!

[いや、そのつもりはあるが……問題が一気に解決した、みたいな顔をするんじゃない。私に頭が無いのは事実なんだぞ。聞いて……聞こえる訳が無いのは知っているが。]

え……? いいのか? あ、でもそっか……。
命の時みたいに、ちゃんと席に座ってねーと動かない可能性もあるか。
じゃあ、悪いけど変わってもらっていいか? 縁士。
なんかテキトー言って代わるから。

[急な席替えを他の生徒がどう思うかは判らないが、少しでも起動の確率を上げられる可能性があるのなら、試すに越した事は無い。私にとっても、良い提案だった。]

……ん、サンキュ。
でも、多分今縁士が考えてること、もうケイに頼んである>>132からさ。
それに、縁士が俺を殺っちまったら、ケイもう手が付けらんなくなっちまうよ。

(154) 2023/08/19(Sat) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[彼の励まし>>143を受け、康生はいつもの様に満面の笑みを浮かべた。]

……だよな。大丈夫だよな? 何とかなるよな?
よし! そうとなったら、後は行動するのみ!か。
ほんと、いろいろサンキュ。縁士。
俺、困った時はよく父さんに相談するんだけどさ。
返事がある訳じゃねーから、違う意見とか考えとか貰えんの、すげー助かった。

[その後は菓子を摘まみ、お茶を頂きながら他愛も無い話をした。その中で出た案内人の少年とハロとの話>>144に、康生は「確かにココペリ、可愛い寄りの顔してたなぁ」なんて吞気な感想を漏らすのだった。そうして普通の高校生らしい時間を過ごしてから、康生は彼の家を後にした。*]

(155) 2023/08/19(Sat) 22時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 22時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦の三日後 ハロへの確認─

ハロ、今大丈夫か?
一個だけ確認しときたいことがあってさ。

[唐突に、康生はハロを呼んだ。本郷真弓と彼女が小旅行の計画を立てている事など知らないからこそ、気安く呼んだのだが。然程時間を取らせる用件でもないので、大丈夫だろう。]

これまでがそうだったから、聞いておきたいんだけどさ。
戦闘の開始位置って、“パイロットが居る場所”だったりする?

[“俺の居る場所”と、康生は言わなかった。まあ私達の場合は、完全に同一と言ってしまって差し支えないのだが。一心同体ならぬ、二心同体な訳だから。]

……ん、そっか。サンキュ。

[その回答がどうであれ、康生は礼を言ってハロを見送った。*]

(158) 2023/08/19(Sat) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦の三日後 ハロへの確認─

いや、気にすんなって。
特に俺、入院してたりしたし、細かいとこ聞き漏らしてそうだからさ。

[ハロを見送った後、康生は暫く難しい顔をしていた。]

(165) 2023/08/19(Sat) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦の五日後 仮住まいにて─

[康生は現在、母親と共に学校から遠く離れた仮住まいに居を移している>>3:173。大和命のアドバイスが在ったからだ。学校へ行く必要がある時は、ハロに頼んで転送してもらっていた。一応、籍はまだ日暈学園に置いていたが、学園内で康生を見掛ける日はあまり無かっただろう。在宅勤務の母親の目を盗むような形でしか、通えなかった>>3:220からだ。康生は、母親に事実を知られる事を何より危惧していた>>72。だからこそ、五日間は乾恵一の言葉>>151通り、母親との時間を作る事に専念した。]

[それは、康生の母親が買い出しに出ている、その間の事だった。]

[戦闘開始の初期位置は、パイロットが居る場所になる。そう聞いた康生は、結構悩んでいた。私との別行動が不可能なので、戦闘開始位置は≒で康生の所在地だ。となると、十中八九康生の母親──私にとっての妻──を巻き込む事になる。彼女は良く言えば意志の強い、悪く言えば頑固な所がある。加えて(これに関しては私も人の事は言えないのだが)康生に対して過保護だ。何を言っても、離れようとはしない>>3:114だろう。]

(166) 2023/08/19(Sat) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

……でも、巻き込みたくねーって思ってるよな?

[当たり前だ。]

んで、流石にそろそろだと思うんだよな。
てか、まだ来てねーってのが驚き。

[……そうだな。]

どうするか結構考えたんだけど、もうこれっきゃねーなって。
俺の家出に付き合ってくれよ、父さん。

[…………は?]

んじゃ、出発〜。大丈夫大丈夫、なるべくいろいろ気を付けっから。ま、何とかなんだろ。

[おい、ちょっと待ちなさい。康生。聞こえ……ないか。]

[なんと、康生が選んだのは『家出』という選択肢だった。何処の世界に、父親を家出に付き合わせる息子が居るのだろうか。親の顔が見てみたい。 ……全部私に返って来るだけなので、考えるのをやめた。]

(167) 2023/08/19(Sat) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─大和命戦の五日後 日暈学園近郊 柊木家─

[だが、家出先は実に理に適った場所だった。日暈学園に程近い場所に在る、柊木家だ。確かに、仮住まいのある平穏な地域にいきなりロボットが現れれば、避難も何もあったものではない。今や随分と閑散としてしまったこの地域はある意味、最も戦闘に適していた。先の戦いによりライフラインの危うい箇所も多かったが、幸いにして我が家は倒壊しておらず、ガス以外のライフラインは問題も無さそうだった。康生は湯で調理するインスタント食品は食べられるから、電気ポットがあれば取り敢えず食の問題は何とかなりそうだ。]

一日二日は「友達の家に泊まるから」で誤魔化せっけど、問題は長引いた場合だよな〜。
なぁ父さん、なんかいい言い訳考えてくれよー。

[思い付いた所で、伝えられないだろう。返事が無いのを解ってて聞くんじゃない。]

[……とまあこんな調子で。最期の二日間、私達二人は存分に話しながら日々を過ごす事になったのだった。明日香には本当に申し訳ないが…………幸せな時間だった、と思う。]

[だから“その時”が訪れたのは、私達が日暈学園近くの自宅に居るタイミングでだった。*]

(168) 2023/08/19(Sat) 23時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 23時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/19(Sat) 23時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

>>165の続き ハロ>>164への返答─

あ、いや。謝られることじゃねーって。
希望って、時々逆に残酷になることあるもんな。
俺も、「もうダメかも」と「もう大丈夫」の間めちゃくちゃ行き来したから、大変になるよな〜ってのわかるし。
俺は……まあちょっと悩みはしたけど、酷いことにはなんなかったし。
ハロたちの事情考えたら、仕方ねーよなって。
だから、んな気にすんなって!

[いつもの様に、康生はからからと笑った。]

どういたしまして!
ま、どっちかってーと、俺が黙ってたくて秘密にした感じだしさ。

[そうしてハロを見送り、母親をどう巻き込まないかに付いて、また考え込むのだった。*]

(171) 2023/08/20(Sun) 00時頃

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