10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
こう。 ──って聞いたけど、 試したことねえからわかんない。 [ 炭蔵の傷はどっちだったんだか。 刃物のシェアハピは遠慮したので、 慎一に新しい傷はできない。えらい。 これでいい? ってふうに、 カッターナイフを炭蔵に返して、 ……新しい傷の手当については、まあ。]
(438) 2021/06/09(Wed) 14時半頃
|
|
ユーガこそ。 ひとりじゃ消毒できなーいってんなら、 手伝ってやってもいいけど。 [ あんまりその気じゃないのは、 口ぶりで伝わっちゃうかもしれない。 自分でけしかけたくせして、 慎一はまさか本当にやるなんてって、 ちょっと怒ったような気持ちでいる。 なので、せいぜい片手で消毒して、 不格好にバンソーコーを貼ればいい。]
(439) 2021/06/09(Wed) 14時半頃
|
|
……見てくるかあ、上。 [ もう少し片していくという炭蔵に、 慎一はひらりと左手をあげて応えた。 捲れた袖から覗く手首。 そこにあるのは浮いた血管と、 傷ひとつないつるりとした肌だけ。**]
(440) 2021/06/09(Wed) 14時半頃
|
|
― ―
[柊家の由樹くんになって暫くは 穏やかで幸せな生活が続いていた。 と言っても俺は当時を断片的にしか覚えてないから これは聞いた話を繋ぎ合わせた記憶。]
(441) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
|
|
[広い家、優しい両親、温かい食事と寝床。 何不自由ない生活は身に余る贅沢だったのに、 それでも幼い俺は不安だった。 いつか捨てられるんじゃないだろうかって。 いつか見放されるんじゃないだろうかって。
施設に居た頃はやたらと愛想が良くていい子だった俺は 家に来た途端に豹変したのだという。 我儘で、落ち着きが無くて、言うことを聞かない。 気に入らないとすぐ暴れたり泣き喚いたり。 物を盗んで怒られたこともあったらしい。
養父母は辛抱強く俺に付き合ってくれたけど それでもそんな日々にだんだん、だんだん、 疲弊していっていたんだろう。]
(442) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
|
|
[ターニングポイントになったのは それから数年後、弟のススムが腹に出来た時だった。
「この子が真っ直ぐに進んでいけるように」だってさ。 幸福そうに目を細めて名前を考える母親に どうしようもなく心がざわついた。 俺の名前はそんな風に願って貰えてなんかないのに。
ただでさえ不安でいっぱいで、 気を惹こうと必死だった俺だから、 当然そんな弟の存在に焦った。
思いつく限りの悪さをして、 その次の日には全力で媚びてみせた。
子育てしながら仕事で忙しい父と、 新たな命を抱えて大変な母と、不安定な子供の俺。 全員余裕が無かったんだろうなって、今なら分かる。]
(443) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
|
|
[……ちょっと背中を押しただけだった。 そんな大事になるなんて思ってなかった。
蹲って大きな腹に必死に話しかける養母と、 本気で怒った顔で俺を睨みつける養父。
普段穏やかな2人が血相を変えているのを見て、 あ、やばい。ってその時直感した。 殴られた頬は痛いのに、 危機感に支配された頭は冷えていた。
それは俺にとっての禁句。 決定的な一言を"お父さん"が紡ぐ]
(444) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
|
|
「―――いい加減にしろ!! いい子に出来ないのならお前はうちの子じゃない。 だから養子をとるなんて俺は反対だったんだ!」
(445) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
|
|
[幸いにも弟はどこにも異常なく生まれたから 柊家は平凡で平穏な4人家族。
その日から目に見える悪さをぴたりとやめた俺は、 それなりに家族とも上手くやってきたんじゃないかな。 空気を読んで迷惑をかけない、ムードメーカーとして。 だって、そうしないと捨てられてしまうから。
無償の愛は枯渇する。>>323その通りだ。 俺は知っていた筈なのにね。**]
(446) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
[ かくして物騒な張り紙の前にいる。>>234]
(447) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
── 現在・3年10組 ── 注意っつわれても、いや…… [ 気遣いあふるる張り紙を設置し、 中のことにも対処してくれた人たちが、 そのお仕事を終えたころだったかな。 扉の前に立ち尽くし、 慎一はちょっと困惑しちゃう。 さっき、通り際に見た赤色。 布で覆い隠された何か。 ……が、中には待ち構えてるんだろう。 いくら不意打ちよりはマシといっても、 こうも警告されてしまうと尻込みする。]
(448) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
[ とはいえ、足踏みしてても仕方ない。 だって、ここに「なにか」はあるんだろ。 注意書きに心の中で感謝しながら、 意を決して教室の中へと足を踏み入れる。 尚、ホラーは……、 ビックリ要素と痛い要素がなければ、 まあ、なんとか…………? 苦手なのがわかりきってるから、 お化け屋敷とかは避けてた。文化祭も。 だから、ドキドキしちゃうなあ……なんて、]
(449) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
[ ……冗談めかすような話でもなかったな。 部屋に足を踏み入れれば、 中央にこんもりとした塊。 ……カーテンがかけられてるせいだ。 それに染み出す赤。ヤなにおい。 いくらじっと見ててもそれは動かない。 そのことを確かめてから、恐る恐る、 ようやくのことでその布に手を伸ばす。]
(450) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
[ ……鳩羽が九重を探してたなあ。 つまり、九重ではないはずだな。 黒沢は見た。鳩羽も見た。 炭蔵は今ごろお片付け中。 ……とにかく、願わくば、 この下に誰もいませんように。 そんな願掛けをしてから、 いったん目を瞑って布をめくる。 隙間から覗きこむようにして見たのは、]
(451) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
う…………、に、人形。 [ その肘の関節が人の形をしてないこと、 早々に慎一の視界に入ってくれてよかった。 裂けた首とか、おびただしい血液とか、 そういうのにオエッとなりかけながらも、 かろうじて自分に言い聞かせる。 これは人間じゃない。人間じゃない。 九重みたいに見えるけど、ただの人形。 ……どうして鳩羽が必死で探してたか、 そのとき慎一はようやくわかった気がする。]
(452) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
[ 凝視することを早々に諦めて、 慎一は元通りソレに布をかけておいた。 ただのこんもりした塊に戻ったのを見て、 慎一はこれが何なのか考えだす。 何が起きて、こうなっているのか。 いつもの癖みたいに、「なんで?」って。 探してたってことは、 少なくとも近くに九重はいなかったんだなあ。 なんでだろうね。 ここが誰かの精神世界だっていうなら、 なんでこんなことになっちゃうんだろ。]
(453) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
[ なんでかなあ……って。 ──ふと上を見上げたのが、 人形の姿勢のせいだったかも定かじゃない。 ただ、確かに慎一はそのとき上を見て、 小さく「ひいっ」と悲鳴を漏らした。] ……グロだけじゃねーじゃん。 [ オカルトやホラーの注意喚起もほしかった。 一瞬で爆発しそうになった心臓を抑え、 とりあえず、また教室にでももどろっか。**]
(454) 2021/06/09(Wed) 16時頃
|
|
―― 21:30 ――
[ 黒板とにらめっこしていれば、 そのうち鳩羽君が教室に帰ってきた。>>393 ちらりとその横顔を見て、不思議に思う。
憔悴しきった顔は、先に会った時から 少し想像つかないようなもの。]
…………うわ。ひっどい顔
[ どう、言うべきか迷って。 出てきた言葉はそんなものだった。]
(455) 2021/06/09(Wed) 17時頃
|
|
なんかあった? ……というか、人形が殺されてた、って 一体何なの?
[ 矢継ぎ早にそんな事を聞いてみるけれど>>394 答えられそうにないなら軽く後頭部をはたく位。 無理はすんなの意味を込めて。
私が呑気にクレープを作っている間に 色々と状況は変化していたようで。]
(456) 2021/06/09(Wed) 17時頃
|
|
[ クレープについての呟きを聞いたならば、 ああ、と言葉を漏らして。]
冷蔵庫にあるから。 食べたいときに食べればいいよ。
[ クレープは逃げないし。 食べて即リバースなんてされても こちらは嬉しくない。
手頃な机の上に無遠慮に座りつつ、彼の様子を見る]*
(457) 2021/06/09(Wed) 17時頃
|
|
―― 21:30後 ――
[ 幾らかそうやって鳩羽君とは話は出来ただろうか、 メイちゃんがやってくれば>>388軽く手をあげて 付け足された黒板の文字をちらりと見る。
友達想いな文字>>350を一瞥、しつつ。]
……何だか面倒なことになってるよね。 ただ楽しいだけの思い出の場所だったなら 良かったんだけどな……
[ そんな事を呟きつつ、 呼び止められなければ、そのまま教室を出て 廊下の方に向かうだろう]*
(458) 2021/06/09(Wed) 17時頃
|
|
── 3-9教室→2F廊下 ──
[ 廊下から出たところ。 丁度女子トイレから出て来たらしいひとみの その姿>>358がちらりと見えて。 ゆっくりと手を振ってみる。]
…… や、 えっと、…… 大丈夫?
[ ぱきりといつのまにか廊下に増えていた カッターナイフの替え芯を踏みつけつつ、 少しぎこちない、心配の言葉を]**
(459) 2021/06/09(Wed) 17時半頃
|
|
── 現在:保健室へ ──
[ ほとんど動かない表情筋、>>428 これじゃあ確かに役者にはなれなさそうだ。 急に笑う回数増やしてしまうと、 筋肉痛になりかねないし、 向井の真似をするのは癪に触る。 だから、丁重にお断りをしておこう。
それと、助詞を間違えたんじゃない。 ああいうときも′凾ないでくれよ ]
(460) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
[ それから、先輩からのアドバイス。>>430 ]
……善処しよう
[ 定型的日本人の返答をする。 炭蔵には本当に、そんな権利あるんだろうか? 誰かに枠付されて出来上がった自分に。 その枠を飛び越えたら、どうなるのか。
炭蔵は、やはり少しだけ怖かった。
だからと言って、向井を頼りたくはない。 もう少しだけ、自分で考えてみるよ。 忠告には感謝してるんだ。本当に。>>431 ]
(461) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
── 現在:保健室 ──
[ 炭蔵祐駕という男には、 冗談というものは中々伝わらない。
でも、そうだなあ、 背負いたくて背負ってるんだ。 向井のひとりぶんくらい、そんなに重たくない。 ]
ああ、任せておけ ただし、見返りも欲しいところだな
[ でも、これは半分冗談、半分本気。 ジュースの一本くらいは、 奢ってもらってもいいだろう? ]
(462) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
[ それから、 冗談が通じないって知ってただろ? 向井が驚いている様子に、>>435 むしろ炭蔵の方が怪訝そうな顔をする。
これまでつるんとして綺麗だった手首に 向井のかかとにあるのとそっくりな 横向きの線が一本刻まれている。 でも、それだけだ。 掴んでみたって、それ以上変わらない。 向井に掴まれてるところの方が、 よっぽど痛く感じるんだが。 ]
(463) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
[ ようやく向井が口を開けば、 炭蔵の問いへの回答が聞ける。>>438
横じゃなくて、縦。 実演して見せる向井の腕は綺麗なままで、 刃の仕舞われたカッターナイフは、 もう一度炭蔵の元へ返ってきていた。 ]
ああ、俺も聞いたことがあるな 深く突き刺せないんだったか
[ 受け取ったカッターナイフを見るが、 流石にその実演までは行わない。 ほら、向井が今度こそ 泣き出しちゃうかもしれないしな。 ]
(464) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
[ だから、元あったポケットの中へと戻す。 ちなみに、何でも入るポケットじゃない。 今はカッターナイフとハンカチ、 スマホくらいだ。 ]
片手で十分できる範囲だ
[ 息をふっと吐くように笑って、 その気のない言葉に必要ないと首を振る。
怒ってるんだか、拗ねてるんだか、 絆創膏が曲がってしまったら、 真っ直ぐになるまで枚数を使わせてもらおう。
保健の先生には、向井のせいってことに しておくから安心してくれ。 ]
(465) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
ああ。足元にはくれぐれも気をつけて
[ 出て行く向井へ右手を上げて応えた。 向井の左手首と同じ、 傷一つない肌が覗くだけだった。 *]
(466) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
|
── 現在:保健室 ──
[ それから、炭蔵は自分で自分の手当をする。 片手で消毒をして、上から絆創膏を貼る。 向井の期待を裏切って、 形は崩れることはなく、真横に綺麗に貼られている。
左手を握っては開いてを繰り返すが、 指先が痺れる様子もなければ、 動かしにくいなどもない。
ただ、ちょっと傷があるだけで、 何にも問題ないことを確認していた。 ]
(467) 2021/06/09(Wed) 18時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る