人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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視点: 人

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【人】 灰占道士 煙

─ 一週間後 ─

[今日が最後の『パルテール』での勤務日になる。

親しい顧客や、慕ってくれるドール達へも別れの挨拶を済ませ。此処から出る為に荷物(と言っても私物なぞ手に持つこの煙管くらいしか無いが)をまとめて準備も終わらせておいた。

己はあまり支障が無かったとはいえ、窮屈な貞操帯とも今日でサヨウナラだ。

名前を呼ばれ、いつもと同じ調子の。
それでもいつもとは違う意味合いの挨拶をする。]

(6) 2024/02/22(Thu) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙

>>5
ご指名、ありがとね!
リッキィちゃん……それとも、「ご主人様」とお呼びした方がいいかしら?

これからは貴女だけのドールよ。
末永く、大切にしてね。*

(7) 2024/02/22(Thu) 22時半頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/22(Thu) 22時半頃


【人】 灰占道士 煙

>>8
じゃあ、今まで通り「リッキィちゃん」と呼ぶわ。
こちらこそ、宜しくね。

[相変わらずの緊張しきった姿はいつも通りで。でも、確かに自分たちの関係は変化したのだ。
『客と従業員』から、『主人と従者』に。

――これからどうなっていくのでしょうね?と感慨深く思っていたのも束の間。手渡されたのは貞操帯の鍵である。]

(13) 2024/02/23(Fri) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

>>9
……早速のお誘いの合図かしら?
意外と大胆だったのね……お店じゃ恥ずかしいから、2人っきりで……という事?

[流石に笑みが引き攣った物へと変わった。人前で手渡されると気まずい事この上ない。店の従業員は、この鍵の意味を知っているのだから特に。

冗談めかしてそういう匂わせか、と言ってみたが、無論彼女にその様な意図は無く、純粋に排泄の心配をされただけだろう。

確かに、前だけでは無く後ろも戒めるコレが用を足す時に煩わしいのは事実であったが。そういう困難もドール達は知っているのだから、尚更気恥ずかしい。]

(14) 2024/02/23(Fri) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

……冗談よ。
まあ着けっぱなしだと大変なのはそうだから、後で外しておくわね……

[この場で貞操帯を外しても良いというならば、店のお手洗いを借りてさっさと外して行くだろう。そうでないのなら、リッキィ宅に着いてから外すことにした。]


……なんか変な空気になっちゃったけど。気を取り直して……行きましょうか、貴女の家へ。
ご家族の方にもきちんと挨拶しないとね。

[片目を瞑ってから、彼女の手を取る。

従者になって早々主人の手を握るのもどうなのだろうか、いやはぐれず家まで行く為に必要だから。これは正当である。

……言い訳が必要なほど、疚しい行為では、多分無いはず、なのだが。こちらとて『一般的な従者の立ち振る舞い』については初心者なのである。]*

(15) 2024/02/23(Fri) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

─ カコとの対話 ─

>>0:255
……あら。こんばんは、カコちゃん。
調子の方は、まあ上々ね。
今日は嫌な客が少なくって助かるわあ……

そちらこそ、楽しいお時間は過ごせたかしら?

[接客席外で声を掛けられる事は滅多にないので、少しだけ身構えてしまったが直ぐに警戒を解いた。
『パルテール』では仕事中の私語は厳禁ではあるが、相手がカコならば御主人様(オーナー)もお目溢しをしてくれるだろう。]

(16) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 灰占道士 煙

[とはいえ、あまり長話をする訳にはいかない。軽く今日の感想を聞いて、お開きに……する前に。彼女には伝えておくべきだなと思った。]

実はね、あたし来週に買われる事になったの。
いつも指名してくれる子に。

だから、もうこのお店でお話は出来なくなっちゃうのよね……
ただ、すごく良い子だから。お願いすれば、何かの機会でお話しできるかもしれないけどね。

[ふと、初めて会話したあの日をおもいだす。>>0:258
当時は辿々しかった名前の発音も、今では流暢になり。恐らくはあまり表に出せないのであろう、弱音なども吐き出してくれて。

会話相手としては上等な相手だと思われていたのであれば、(性風俗店なのでそちらの方は失格だが)仕事冥利に尽きるというものだ。]

(17) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 灰占道士 煙

来週まではいるから、もう一度くらいお話しする機会があったなら……その時は宜しくね。

じゃあね、カコちゃん。
良い夜を。

[今宵が最後の会話になるかもしれないけど、その時はその時。人の出会いと別れはいつだって突然なのだ。

リッキィに買い取られた後も、縁があったのならば。今度は新しい主人と共に、カコと会話する事もあるかもしれない。]**

(18) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 灰占道士 煙

─ ジャーディンとの対話 ─

>>1
そう。なら、まあまあって所ね……

[口数が少なく、話し上手とは言い難い彼ではあるが。素直な性格をしている為、感情の機微は分かりやすい。

今日については、程々の日だったと察した。]

(19) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 灰占道士 煙

>>2
親しいというか。まあ、大切なお客様ではあるわね。

あら、そう?
少なくとも自分勝手に身体を求めてくる相手よりは、ずっと良いお客様だと思うけれど……そこは人それぞれ、かしら。

そんなに身構えなくても大丈夫よ。彼女、思っているよりは「普通の女の子」だから。

[想定より渋めの返事である。
どことなく高嶺の花といった雰囲気を纏わせているカコは、ジャーディンには少し圧を感じてしまっていたのかもしれない。

多少なりとも慣れてほしいな、と思いつつ。ジャーディンが、カコとこれからどうなっていくのかは自分にはもう知りようが無いのである。外でこの2人と出会う様な事があれば別だろうが、そもそもそんな未来があるかすらも不明瞭である。

無責任な事は言えないので、最低限の激励だけ贈ることにした。]

(20) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 灰占道士 煙

>>3
え?
……まあ、確かにそうだけど……コツ、ねえ。
あたしの場合、出自がちょ〜っと複雑だから、それで身に付いたものもあるにはあるんだけど……

容姿や年齢も、あると思うのよねえ。そういうお戯れを求めるお客様って、若い子が好きな人が多いから。

話術を磨くとか、嘘のつき方を覚えるとか。情交をなるべく避ける方法自体は色々あるわ。でも貴方にそういうのは向いていない気がするの。まだ、「自分の良さ」を活かして佳い人に買い取って貰える様にする方が、現実的だと思う。

[……本当に、これだから。
容姿は性的奴隷としてあまりにも恵まれすぎているのに、性格の方が不釣り合いすぎる。

このまま店で働き続けるのは、きっと彼には苦痛であろうと思う。できれば、誰か佳い人に買い取って貰えれば、だなんて。らしくもない事を考えてしまっていた。

生きにくそうにしている彼を見ていると、あれこれ構ってしまいたくなるのだが。所詮、自分も同じ身分の……それも、来週には此処から離れゆく者なのである。]

(21) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 灰占道士 煙

それでも望むなら。隙間時間に色々と教えてあげる事は出来るんだけど……

あたし、来週で此処からいなくなるの。
買って頂くことになったわ。

[ジャーディンへ、来週には居なくなる事を告げる。

……彼とは、自分がやや一方的に世話を焼いてしまっている、という仲だと思っていたから。これで何を思われるかは分からなかったけれど。]*

(22) 2024/02/23(Fri) 01時頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/23(Fri) 01時頃


灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/23(Fri) 09時半頃


【人】 灰占道士 煙

>>43>>44
気にしないで。
誰にだって失敗はあるものよ。

[諸々を済ませた後、手を繋いで『新しい家』への道を行く。どうやら手を繋ぐ行為はセーフであるらしい。

安堵したのも束の間、途中でなんども転びそうになる彼女を、その都度フォローするのにもちょうど良かったので。次からも積極的に手は繋いでおこうそうしよう。無論、なるべく家族や知人のいる場では控える事にするが。

むやみやたらと主人と距離の近い従者、それも異性となると。周囲から余計なこと誤解を招きかねない。『従者』という立場になれはしたが、前までの肩書きは『奴隷』である。

人によって『奴隷』に対する扱いは千差万別。当人達が気にしなくても、周囲が気にする事だってあるだろう。程よい距離感を保つべきだろうな、と思案した。

……初動で「手を繋いで歩く」をしている時点で距離感を測れていないとも思ったが、気にしないでおこう。]

(64) 2024/02/23(Fri) 13時半頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/23(Fri) 13時半頃


【人】 灰占道士 煙

>>40>>41
そちらこそ、素敵な夜を過ごせたのなら。
接客冥利に尽きるわあ。

[飲料を運んだ際に少しだけ様子は伺えたが。ジャーディンと過ごす時は、彼女にとって悪くはなさそうだと思っていたので。カコからの返答に改めて喜色を滲ませる。]

(95) 2024/02/23(Fri) 22時頃

【人】 灰占道士 煙

>>42>>46
ええ、とっても……名残惜しいわ。
貴女と過ごす時間は、とても楽しかった。

……門出を祝ってくれてありがとう。
そうね、またの機会。
あるとしたら次は、あたしの新しい「ご主人様」と一緒に会えるといいわね。

[微笑むカコに、こちらも笑顔で応答する。名残惜しいのも楽しかったのも事実。
それに、新しいご主人様……リッキィが、この店の什器を気に入っている事も知っていたから>>0:195きっと出会えれば良い友人になれるだろう、とも思っていた。実現できるかはさておき。

その夜は其処で、彼女と別れた>>18]

(96) 2024/02/23(Fri) 22時頃

【人】 灰占道士 煙

─ 回想・いつかの日のカコと ─
>>47
[いつの日だったか。珍しく酒気を帯びて現れた彼女に指名された事があった。店内でのアルコールは、騒動の元になるからと御主人様(オーナー)は禁じていたが、カコなら節度を保ったままであろう。

幾度か指名されるうちに、御主人様(オーナー)がカコを信頼する理由はよく分かった。自分の前では多少なりとも崩した姿も見せるが、如何なる時でも品位を落とす事はなく、誰に対しても公平に接してくれる。この若さで貿易商の主をやっていける器を持つ人物なのだ。]

(97) 2024/02/23(Fri) 22時頃

【人】 灰占道士 煙

>>48>>49
此処に来てからは飲まなくなったけど、まあ嗜む程度には。

……あたしの昔話?
別にいいけれど、そんなに面白くは無いわよ〜?

[兄弟弟子たちと過ごしていた時は、良い契約ができた時などは酒盛りをしたものだ。無論、上等な物などではなく安酒で。彼らに付き合って飲んでいるうちに、悪酔いしない飲み方なども覚えていった。少なくとも溺れない程度には強い自負はある。

しっかりしているとはいえ、やはり酔いが回っているのだろう。自身の身の上に興味を持たれたのは意外であったが、大切なお客様の要望を無碍には出来ない。眠そうにも見えるカコへ。静かに、優しく語りかける様に話す事にした。]*

(98) 2024/02/23(Fri) 22時頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/23(Fri) 22時頃


【人】 灰占道士 煙

>>57
ああ、『普通』ってそういう意味じゃあないわよ。
貴方が思っているよりはずっと、親しみやすい方だっていう事。

……あたしもちょっと『普通』ではないからね。
そこまで気を張りすぎなくても大丈夫。

[『普通』の意味を問われてしまったので訂正しておく。

ジャーディンの経歴は少しだけ耳にした事があった。ずっと奴隷として生きてきた彼にとって『普通』とは難しい概念なのだろうか、なんて。おおよそ『普通』とは言い難い経歴の己が思うのも妙な話である。]

(102) 2024/02/24(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

>>58>>59
[伝授したコツ、については難しそうな顔をしていた。それはそうであろう。一朝一夕で身につく物ではないし、これ以上を授ける事も出来ない。

己が去る事を告げれば、主人はいい人そうかと問われたので返答する。]

ええ、とても。
優しくて、可愛い子よ。
あたしには勿体無いくらいに、ね。

[寂しそうに、だけども精一杯に己の門出を祝ってくれる姿にどうしようもない気持ちが込み上げてきて。]

(103) 2024/02/24(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

ジャーディンちゃん。ちょっとごめんね……今から少し触れるわ。

[先に了承を取ってから、彼の額に触れる。そして、手にした煙管で印を結んだ。]

……幸運のおまじないよ。
あたし、元は魔法使いだったからね。効果は保証するわ。

貴方にも、これから良い事が起こりますように。

[店では魔法を禁じられ、魔力も封じられるという事はジャーディンも知っているだろうから。気休めの励ましだと受け取られるだろうか。

それでも、だ。少しでいいから、気持ちが楽になってくれればいいと。そう思って『魔法』をかけておいた。

己も、この不器用な青年の幸福を願っていたから。

そうして彼と別れた。]**

(104) 2024/02/24(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

─回想・店でカコに告げた事─
[店を去る少し前。カコとは二度ほど接する機会があった。

いつもより早めに接客を切り上げられた日>>60は、席を去る前にジャーディンへ何か事付けているのが聞こえたから。]

ジャーディンちゃんが気になるの?
……もしも、があったなら。
優しくしてあげてね。

[そう頼んでおいた。

最後に接した日は>>78暖かい門出の言葉を頂いたので。恭しくお辞儀をして、別れた。]**

(105) 2024/02/24(Sat) 00時半頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 00時半頃


灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 14時半頃


灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 20時頃


【人】 灰占道士 煙

−とある男の昔話−

生まれた場所は、ここよりもっと遠い場所。
多分、東方の地の、どこかの路地裏。

物心ついた時から親なんていなくって、手元にあったのはこの煙管だけ。
どうして煙管なんて持っているのかなんて分からないけれど。多分、母親だった人があたしに持たせておいたのでしょうね。子供に煙管、だなんて。それも、ピカピカの新品。
形見のつもりなんだか、路銀のつもりだったのかどうだか。

その頃は毎日ゴミを漁ったり、モノを盗んだりして過ごしていたわね。まあ当然、子供一人で生きていくなんてことはできないから。あっという間に力尽きちゃって。ボロボロの状態で道端にへたりこんじゃって。「もうすぐ死ぬのかな」とか思っていたわ。

……そんな時に、『師』と出会ったの。

(149) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

『師』は、如何にも仙人みたいな見た目のおじいちゃんでね。

あたしを見つけるなり「君には選ばれた者の後光がさしておる」とかなんとか言われちゃって。手を差し出してくれた。変な人だな、と思ったけれど。死にかけの状況で他にどうする事も出来なかったから。迷わずその手を取ったわね。

そうそう、『煙』って名前も『師』から頂いたものなの。煙管を持っていたから、『煙』。単純でしょ?
『師』曰く、この煙管はあたしにとっての幸運の護りだから、大切にしなさいって意味で付けてくれたらしいけどね。

それからは。『師』の元で立派な『魔道士』になるべく、修行に励むことになったの。

(150) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

……ていっても、『師』が本当に正規の『魔道士』だったかなんて、今でも分からないわ。

それっぽい道具と、それっぽい術書を用意して。意味の分からない修行メニューをこなす日々だったわね。
修行の内容?……まあ滝行とか、行脚とか、断食とか。その時で色々よ。
おかげで読み書きには不自由はしていないし、生活の知恵とか、一通りの家事なんかは出来るようにはなったけど。

あたしの他にも、弟子たちは沢山いたわ。年齢は様々だったけど、男しか居なかったわね。
なんでも『師』曰く「煩悩、とくに女に対する欲望は、魔道において邪道である。純潔を守ってこそ、真なる魔道士の証拠」だそうだけど……まあ、ただの方便だったのでしょう。

『師』は生まれてこの方、女性と縁が無かったみたいだったから。弟子たちにも『同じ事』を強要していただけっぽかったからね。

(151) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

数年過ぎて、あたしは『師』から『免許皆伝の証』を頂いたわ。それが、いま身についけているこの色眼鏡ね。『師』曰く、「物事の真髄を見通すことの出来る魔力の籠もった色眼鏡」らしいけれど……
実際ちゃんと見えてるのかって?
……それは、ナイショ。

そうしてまあ、『師』から認められたあと……だけど。弟子たちは独立とかはしないで、ずっと師匠の元にいたわね。あたしもだったけど。
「一人前になったからといって、慢心はいかぬ。修行を怠るな」って言われてたから、怪しい修行を続けつつ。

身につけた『魔術』で外に出稼ぎにいく『免許皆伝』の弟子達が何人か、って感じだったわね。

彼らが外で何をしてたのかって?……さあ?興味なかったから知らないわ。まあ、碌な事はしていなかったということだけは、確か。

(152) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

で、それからまた数年後……
『師』は病に倒れて亡くなったわ。

残った弟子たちは各々悲しんだり、慌てたり。まあ当然ね。『師』の導きなくしての生き方なんて知らない人がほとんどだったから。

そこに、さっき述べた『出稼ぎに行っていた、先に免許皆伝を貰った弟子たち』が音頭を取り始めて。
「もう師はこの世には居ないのだ。これからは、我らで師の教えを広めようぞ」って言い出して。

……反対する理由もなかったし、そのまま乗っかったわ。彼らに。

『師』は性欲を禁じてはいたけれど、物欲……特に金銭欲を禁じることはしていなかったのよね。多分だけど、先に出稼ぎに行っていた兄弟子たちの行為を咎めなかったのも、それが理由じゃないかしら?

(153) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

兄弟弟子たちみんなで、協力して商売をしていった……って言うと聞こえはいいけれど。実際はほぼほぼ詐欺集団だったわねえ。
『師』の教えを元にした教本を売ったり、ちょっとしたおまじないや占いで路銀稼ぎ……まではまあ、って感じだったけど。その辺の中古品店で買った壺とか置物に『魔法』をかけて、それを『お守り』にして売ったりとか。
悩んでる人たちに『奇跡を見せてあげる!』とかなんとか言って、妙ちきりんな儀式を行ったりとか。
まあ、色々。

……本物の『魔法』が使えるんじゃなかったのかって?
それがねえ、あたしたちが当時拠点にしていた場所って、あまり『魔法』についての研究が進んでない土地だったのよねえ。『師』はあんまり積極的に『魔術の実践訓練』みたいな事をしなかったから。ぶっちゃけ弟子の半数くらいは自分が本当に『魔道士』だなんて思っていなかったんじゃないかしら。

一応、それっぽい事が出来てた子も何人かはいたけれど……そういう子たちは、いつの間にか本当に外から来た人に見初められて、いつの間にか遠くへ行ってしまったみたいね。

(154) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

あたしは『魔道』の中で占術……特に『灰占』ってヤツが得意だったから、それが主の収入源だったわねえ。他にも、兄弟弟子の商売の手伝いをしたり。お客様と色々『お話』したり……これは今でも役に立つ技術になったわね。

で、まあ。
『本物の魔道士にはなれなかった弟子たち』が色々と悪事に手を染めていった結果。流石に怪しいぞって住人たちにバレちゃってねえ。危なくなったら拠点を変えて逃げて、を繰り返して。
最終的には多くの『お客様だった人たち』から告発があって、全員御縄になっちゃった。

警吏もそんな品の良い土地じゃなかったから、そのまま牢屋どころか奴隷屋にぶち込まれちゃって。……所持品を奪われたりもしたけど、あたしはこの煙管と色眼鏡はなんとか死守したわね。
長年の相棒と、一応『師』の形見だから。

(155) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

で、その後は。
たまたまやってきた御主人様(オーナー)が、あたしを買い取って。それで『パルテール』のドールになったってワケ。

……え?東方と此処じゃあ距離が遠すぎないか、ですって?
どうも行脚と夜逃げを繰り返しているうちに、この街の近くまで移動しちゃってたみたいなのよね。まあ、あたし達が売られていた奴隷屋が、ここからどれだけ離れた場所にあるかなんて、知らないけど。


……こんな所かしら。
さほど面白くもない、ただ流されるままに生きてきた、『魔法使い崩れ』の男の話よ。**

(156) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

>>98
……おしまい。
長話に付き合ってもらって、ありがとうね。カコちゃん。

[ここまで長い話だとは思っていなかったかもしれない。眠そうにしていた彼女が最後まで聴いていたかどうかは、分からない。]*

(157) 2024/02/24(Sat) 21時頃

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