10 冷たい校舎村9
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[ 姉が消えたその日から、なにもかも変わってしまった ]
(0) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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[ まるで、繰り上がり当選みたい。 ほとんどいないものみたいに扱われてた、 なんの期待もされてなかった私は、 黒沢家の出来の悪い方だったはずの私は、 その日から「私たちの子はお前だけだ」って 言われるようになってしまった。 母が、明日の朝ごはん、何食べたい?って聞くから、 試しにサンドイッチって言ってみた。 姉は和食が好きだったから、それまでずっと、 黒沢家の朝ごはんは和食だったから。 軽い気持ちで、ちょっと試してみたくなっただけ。 次の日から、朝ごはんはパンとコーヒーになった。 お味噌汁も、納豆も、焼き魚も、 完全に朝の食卓から姿を消してしまった。 まるで最初からなかったみたいに ]
(1) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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[ だけど、そこそこ出来が悪くない、程度の私が、 姉になれるわけがない。 どんなに努力したって、私は私だ。 進学したのは豊高で、 役職は副会長で、 成績は上位に食い込んでるけど、トップはとれない。 姉のような人望だってない ]
(2) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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[ 姉でさえ、両親に見放された。 姉より出来の悪い私に、そんな日が来ないわけがない。 その日は明日?明後日?今日かもしれない。 失望のため息を一つつかれるたびに、 私の残機が減っていく。 ねえ、私の残機はあといくつ? 見放されるXデーまであと何日? カウントダウンはどこまで進んだ? ]
(3) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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[ 失敗をするたびに、焦燥感に襲われる。 呼吸がしづらくて、胸が苦しくて、心が痛くて。 ねえ、物理的な痛みってすごいの。 そっちに気を取られてる間だけ、 心の痛みがどこかへ行くの。 そうやって私は、心の痛みを物理的な痛みにすり替えて 誤魔化す方法を覚えた ]
(4) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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[ 最初は一回だけのつもりだった。でも駄目だった。 半年に一回になり、三か月に一回になり、 一か月に一回になり、二週間に一回になり、 今はもう、一週間に一度はしないと耐えられない ]
(5) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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[ 廊下に落ちているカッターナイフが増えている。 剥き出しの替え刃もばら撒かれているから、 怪我をしないように気を付けてほしい。
相変わらず誰かが自分に向かって ため息をついたような気がする? 大丈夫。そのため息の本当の行き先は――――* ]
(6) 2021/06/08(Tue) 00時頃
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―― 現在:1階保健室 ――
[ 見つかった予備の毛布に、 ベッドから回収した毛布を足せば、 なんとか人数分の寝床は確保できそうだった。 きっと保健室は女子に譲ってもらえると思うので、 男子の人数分、5枚の毛布を抱えて、 保健室を出ようとした時だった ]
(40) 2021/06/08(Tue) 01時頃
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えっ、
[ チャイムが鳴った。>>#2 朝鳴ったっきり一度も鳴らなかったのに。 いや、それよりも、 チャイムの前にかすかに聞こえたのは、
「もしなんかあったら大声で呼べよな」>>1:263
わかったって返事しながら、 そんなこと起こるわけないって、どこかで思ってた。 それなのに、どうして悲鳴が聞こえるの? ]
(41) 2021/06/08(Tue) 01時頃
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[ 毛布を思わず投げ捨てようとして、思いとどまった。 だって廊下にはカッターナイフが落ちて…… こんなに落ちてたっけ? 剥き出しの替え刃なんてあったっけ? いや、今はそんなことよりも、 優先すべきことがあって。 とりあえず、刃物が落ちてて危ないから、 毛布は廊下に投げだせない。 私は毛布を抱えたまま、声のもとを探そうとする。 いったん毛布を保健室に戻せばいいっていうのは、 頭から完全に抜けてしまってた* ]
(42) 2021/06/08(Tue) 01時頃
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―― 回想:文化祭当日 ――
[ 綿見さんの眉が寄った。>>7 やっぱり私は綿見さんの気に障ったみたい。 それでも、綿見さんは返事をしてくれたから、 私はちょっとだけ肩の力を抜いた ]
すぐ戻るって言ってたから。 柊君、ずっと忙しかったし、
[ そもそも客引きは本来柊君の仕事じゃない。 柊君が快く引き受けてくれたから、 お言葉に甘えているだけ。 そんな優等生な回答をするけど、 実際のところ私に客引きなんてできないし、 抱えたチラシを持て余しているので、 柊君には早く戻ってきてほしいところなわけで、 私って、本当に口だけだ ]
(64) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[ 内心で自嘲しながら、 綿見さんの視線に混じる棘には気づかないふりで、 大丈夫、って言葉を続けようとして、固まった。
何かあるなら、言えば。>>8 吐き捨てるように言われた言葉 ]
(65) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[ 綿見さんは、私の返事を求めていないように、 そのまま背を向けて、さっさと行ってしまう。 私は心臓がうるさくて、 およそ盛況な屋台にふさわしくない顔をしていた。 綿見さんは、気づいてる。 私が、気づかないふりをしてるだけだっていうこと。 そして、それを不快に思ってる。
気づかないふりをするのが 最善だって思ってた。>>0:490 真正面からぶつかっても、 きっと、余計こじれるだけだって。>>0:651 でも、それって間違いだった? 私、また間違えた? ]
(66) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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……私、綿見さんに、何かした?
[ もうとっくに綿見さんはいなくなったのに、 私はぽつんと呟いた ]
それなら……その方が、いいな。
[ 綿見さんに、なにか不快に思われるようなことを してしまっていたなら。 その失態に落ち込むけど、私は素直に謝るだろう。 だけど、もし、もしも、私が何かしたわけじゃなく、 私という人間を綿見さんが嫌いなのだとしたら。 私の人間性そのものが問題なのだとしたら。 やっぱり私はどうしようもない出来損ないだ** ]
(67) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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―― 現在:廊下 ――
[ 毛布を抱えた私の機動力は低い。 聞こえた悲鳴も声が遠くて、どこから聞こえたのか よくわからなかった。 でも、鳩羽君のうろたえた声が聞こえて>>72 その後階段を駆け上がっていくのが見えたから、 ああ、上の階なんだっていうことはわかった。
カッターナイフ塗れの廊下に、 絶対に毛布を落とすわけにはいかない。 だから私は毛布を慎重に抱えて、 あっという間に見えなくなった鳩羽君を追いかける。 上履きの底の耐久力を信頼して、 足元はあんまり見てない。 というか、毛布を抱えてると見えない。 時々、ばきっと踏んだ替え刃が折れる音がした ]
(97) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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[ 途中、休憩所で毛布をおろして>>1:651 ようやく私はまともに動けるようになる。 廊下に人影が見えた。向井君と炭蔵君だ。>>93 あそこは、3-9の教室の前? 教室で何かあったの? ]
何があったの?
[ 声をかけながら、私は二人に近づいていく。 まだ私は、悲鳴の発生源が、 もう一つ先の10組の教室であることには 気づいていなかった** ]
(98) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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―― 現在:3-9前廊下 ――
隣?
[ 炭蔵君が示したのは、隣の教室、3-10>>119 そんなところで一体何があったんだろう? 私たちの教室のすぐ隣で、悲鳴を上げるような 何かがあったなんて、あまり考えたくない。 そんな思考は保健室と聞いていったん途切れた>>120 ]
保健室? 向井君、怪我したの?
[ 向井君は元気がなさそうだけど、>>96 ぱっと見た感じ、大きな怪我はなさそうだった。 だけど、なにしろ廊下はカッターナイフだらけだし、 怪我をするのも無理もないと思う ]
(122) 2021/06/08(Tue) 13時半頃
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私は、 ……うん、確認してくる。
[ 向井君の様子も気になるけど、 大きな怪我ではなさそうだし、 付き添いは一人で十分でしょう。 こういう時、かける言葉ってなにが相応しいのかな。 お大事に……あまりぴんと来ない ]
気を付けてね。
[ 足元のカッターナイフに。 悲鳴を上げるような何かに。 朝、教室を出ていく人にかけた時より、 その言葉はずっと現実味を帯びてしまっていた* ]
(123) 2021/06/08(Tue) 13時半頃
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―― 現在:3-10教室 ――
[ 悲鳴を上げかけて、必死で飲み込んだ。
3-10は異様な光景になっていた。 教室の真ん中に椅子が一つ。>>#6 そこには、血を流した誰かが座っていて、 柊君が教室のカーテンを必死で外していた。>>121 もつれる舌で、私は必死に、喘ぐように声を出す ]
なに、これ……何があったの?
[ 血を流した誰かは、女子の制服を着ていた。 上を見上げるような格好のその子は、 九重さんによく似ていて、 だけど、目も鼻も口もない、のっぺらぼうだ ]
マネ、キン?
[ でも、それならどうして血を流してるんだろう? ]
(124) 2021/06/08(Tue) 13時半頃
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[ 足が震える。床に座り込みそうになって、 でも廊下にはカッターナイフだらけで、 必死でこらえた私は、ふらっと教室内に足を踏み入れた ]
……手伝う。
[ 何か作業をしたかった。 柊君とは反対の端からカーテンを外していく。 まだ足はがくがくしていて、 外すというよりカーテンに縋りついているみたい ]
柊君は、何があったか、知ってる?
[ 外し終えたカーテンを柊君に差し出しながら、聞いた** ]
(125) 2021/06/08(Tue) 14時頃
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[ 私は全然ちゃんとなんかしてないんだけど。 向井君の目に、ちゃんとして見えたなら、>>147 それはきっと、喜ぶべきことなんだろうと思う ]
(154) 2021/06/08(Tue) 16時頃
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―― 現在:3-10教室 ――
[ 柊君は今でも私を副会長って呼ぶ。>>142 もうとっくに後輩たちと代替わりして、 今の私は副会長じゃないのに。 そんなことを考えたのは、きっと現実逃避だった ]
ううん。何か、してたいから。
[ 座っていた方がって柊君は気を使ってくれた。>>151 さすがにこんな時まで気を使わせてしまった、なんて 落ち込んだりはしない。 でも、今は動いた方がずっと良かった。 じっと椅子に座っているなんて、 そっちの方がずっとしんどい。 何か没頭できることがある方が良かった。 カーテンを外すなんて、 没頭できるほどのことでもないし、 実際割とすぐに終わってしまったけど ]
(155) 2021/06/08(Tue) 16時頃
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[ 柊君がここに来たのは、 私が来る少し前だったみたい。 マネキンだっていう意見は一致したけど、 柊君もそれ以上のことは知らないみたいだった。>>152 と思ったけど ]
上?
[ 上って言われて、反射的に見上げそうになって、 閲覧注意って言葉に慌てて止める。 そういえば、このマネキン、上を見上げてる。 視線の先に何が……ってすごく気になるけど、 閲覧注意とか、お札とか聞いちゃうとすごく怖い ]
(156) 2021/06/08(Tue) 16時頃
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えええ……すごく気になるんだけど……。
[ 鳩羽君のラピュタほどじゃないけど、 柊君の言い方も気になる。 他の言い方があるかというと、 私も思いつかないんだけど。 でも、ホラーは正直得意じゃない。 すごく気になるけど、見ない方がいいんだろうな。 血を流してる九重さんのマネキンだけで十分だ ]
(157) 2021/06/08(Tue) 16時半頃
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これが、九重さんのマネキン、だとして、 九重さんはどこにいるのかな。
[ 朝、教室に集合した時会った九重さんは、 断じてマネキンなんかではなかった。九重さんだった。 なぜかマネキンが現れたけど、 人間の、本物の九重さんはどこ? 柊君、どこかで見かけた?なんて聞こうとした時だった ]
(158) 2021/06/08(Tue) 16時半頃
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樫樹君!?
[ 柊君が名前を読んだのと、>>153 ごめんという声に私が振り向いたのは>>133 多分同時だった。 ショッキングな光景だもの。ちらっと見ただけでは 人間かマネキンかなんて判別も できなかったかもしれない。 無理もないもないと思う。 柊君と顔を見合わせた ] 注意書きはあった方がいいかも。
[ そういう時に字を書いてくれるの、 樫樹君が適任なんだけどな。 走り去ってしまった書記の様子を思い浮かべた。 無理強いは良くない ]
(159) 2021/06/08(Tue) 16時半頃
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[ 廊下から、大した怪我じゃないって向井君の声がしたら 油断は大敵だよって声をかけておいた。>>148 消毒はするみたいだから、大丈夫だと思うけど ]
(160) 2021/06/08(Tue) 16時半頃
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柊君は優しいね。 よく気が付くし。
[ マネキンがカーテンに覆われる。 最初の数枚は血を吸ってしまったけど、 枚数を重ねれば血もほとんど見えなくなった ]
私、こんな状況目撃したら、 なんとかしなきゃとは思うけど、 何したらいいかわからなかったと思う。
[ とっさにカーテンを外そうなんて、きっと思えなかった。 マネキンをカーテンで覆って、 入口に注意喚起の貼り紙を思いつく柊君は、 よく気が付く人だ** ]
(161) 2021/06/08(Tue) 16時半頃
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[ 気を付けて、って私も言ったのに、 炭蔵君に足元に気を付けるように言われて、>>163 私、初めて気が付いた。 カッターナイフ、私危ないとは思ってたけど、 怖いとは全然思ってなかったなって。 そんなこと、わざわざ言うことでもないから、 ありがとうとだけ返事したけれども。
その時左手首は解放されてた。>>164 だって、私が失敗したと考えるようなこと、 私視点では起こってなかったもの ]
(243) 2021/06/08(Tue) 21時頃
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―― 現在:教室 ――
[ 柊君も、九重さんの所在を知らないようだった。 鳩羽君が探してる。>>224 そう聞いて、ようやく私にも、 遠くから何となく聞こえていた音が、 意味を持って聞き取れるようになった。 鳩羽君が九重さんを呼んでる。>>192
声は近づいたり遠のいたりしても途切れなくて、 ああ、まだ見つけられてないのか、と思った。 疲れはてた鳩羽君が教室に戻ってくることになるとは、 その時の私には知る由もないことだけど ]
(245) 2021/06/08(Tue) 21時頃
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