人狼議事


3 ディアス家の人々

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視点: 人


【人】 黒い取引先 アリババ


 シャツは氷に透かした空色に細いストライプ、
 スーツは夜更け前の空色に染めたツイード地のシャドウストライプです。

[問いにもよどみなく答え、新聞もとの要望に了承を返す。
部屋を出てしばらくの後、今度はカートの音と共に戻ってきた。
涼やかな食器の音をさせて、机に朝食を並べる。]


 本日の朝食は、マフィンに山羊のチーズとベーコン、ポーチドエッグを乗せております。
 ナプキンを挟んでもよろしいですか?


[主からの許可を受ければ、彼の襟元にナプキンを挟み、広げる。
ナイフとフォークを使わないものなら、主も一人で食べることができるだろう。
けれどもそうしなかったのは、この手で食べさせる時間も貴重に思うが為。*]

(2) 2021/01/09(Sat) 00時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ


  それでは。


[はじめよう、と宣言する声は凜として耳に心地よい。
ナイフとフォークを手に取り、マフィンを食べやすいように切り分ける。]


  どうぞ。


[黄身のソースをたっぷり絡めた一切れを主の口元に運んだ。
仄かに立つ湯気には甘い小麦と香ばしく焼いたベーコンの香りがたっぷりと含まれている。
食欲をそそる香りは、黄身を纏うことでまろやかさも獲得いていた。*]

(10) 2021/01/09(Sat) 12時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[開かれた口の中へ一切れを運ぶ。
主がそれを咀嚼し、呑み込むのを待って、次の一切れを。
僅かに唇を伝ったソースを薬指の腹で拭う。

一皿を食べ終えるのに、たっぷりの時間を費やした。]


 本日のヨーグルトには、梨のコンポートを添えております。


[説明と共に、今度はスプーンでひとさじヨーグルトを掬う。
料理長が丹精込めたコンポートは甘く柔らかく、とろけるよう。]

(12) 2021/01/09(Sat) 14時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[主にみだりに話しかけないのも、使用人の分限だ。
主が食べやすいようにとだけ心を砕き、淡々と匙をを口元へ運ぶ。

滞りなく食事を終えれば、最後に食後の紅茶を供した。
主が認識しやすい定位置にカップを置き、口頭にても伝える。]


 昼食にご要望はございますか?


[ガーデンランチの準備で厨房はもう動き始めているだろう。
そこに参加しない主の意向を、先に聞いておく。*]

(16) 2021/01/09(Sat) 21時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[昼食には簡単に摘まめるものを、との要望を聞き、承知いたしましたと発声しかける。
だが、続いたリクエストに微笑んだ。]


 お召し物に合うものを、ですね。
 料理長なら用意してくれるでしょう。


[優秀な料理長は、フルーツも何種類も用意しているはずだ。]

(19) 2021/01/09(Sat) 23時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[朝食のあとは新聞を読む時間だった。
見出しを端から読み上げ、主が求めれば記事本文を読む。
戦争は未だに終結の気配が無く、新聞でもかなりの紙面を割かれていたが、あの森で起きたことに関してはついぞ記事になったことは無かった。

政治経済や戦争の記事の後には死亡広告が続き、それも終われば芸能や市井の細々とした事件の話になる。
紙面の一隅に載せられた詩なども朗々と読みあげる声は発音も明朗だが、よくよく聞けばごく微かに訛りがあることに気付くだろう。
その訛りがどこのものか、とは判別付き難かった。*]

(20) 2021/01/09(Sat) 23時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[新聞を読み上げる途中、問いが投げられた。
紙面から顔を上げ、主の顔を見る。]


  ――― 学問をなさいませ。
  楽器なども、よろしいでしょう。

 肉体は壮健で、頭脳も明晰でいらっしゃる。
 新たな道も、いくらでも拓けましょう。


[求人広告には要望に合う募集もいくつかあったが、すべて単純な肉体労働だ。
貴族の子弟が従事するものではない。]

(25) 2021/01/10(Sun) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[読み終えた新聞を閉じ、畳んで置く。]


 後ほど、点字の本など探してまいりましょう。
 今は、少し体を動かされてはいかがですか?

 曳き馬なら遠出も叶いましょう。
 湖畔で釣りなどに興じられてもよろしいかと。


[今日の残りの時間についての提案をする。
もちろん、他の要望があれば従うだろう。*]

(26) 2021/01/10(Sun) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[差し出口はどうやら不興を買ったらしい。
苛立ち含む声に微笑んで、頭を下げる。]


 失礼をいたしました。


[声音ばかりは粛然として、手早く食器をまとめた後はカートと共に扉へ向かった。]


 ご用がありましたら、すぐに参ります。


[戻るまでに少し時間を置く、と告げて部屋を退出する。*]

(30) 2021/01/10(Sun) 21時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[本来は、使用人用の通路で厨房まで戻るはずだった。
だが外に出たついでに執事に会おうと寄り道をしたのだ。
主がどう思おうと、点字の本は有用だろう。
執事に本の入手の事を相談するつもりだった。

それが結果として、主の部屋のドアが開閉する音を聞きつけることに繋がった。]


  ……失礼します。


[ワゴンの片付けを通りかかったメイドに任せ、部屋の方へ戻る。]

(35) 2021/01/11(Mon) 01時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[階段の下にさしかかり、主の姿を見つける。
呼びかけようとした直後、彼の体が傾いた。


  危な ――― っ


[反射的に駆け上がり、手を広げる。
落ちかかる主を受け止めたものの、支えきれずにもろともに倒れた。
主を腕の中に抱えたまま、階下までの短い距離を背中で滑り落ちる。
落下が終われば立ち上がろうとして、少しよろめいた。*]

(36) 2021/01/11(Mon) 01時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[顔に触れてきた手を取り、指の背に唇をつける。]


 ご心配なく。
 幸い、丈夫にできていますから。

 あなたは、お怪我はありませんか?


[確かめるように、あるいは埃を落とすように、主の体に手を滑らせた。]

(38) 2021/01/11(Mon) 12時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[靴を探して欲しいと望んだ主から一旦手を放し、側にあった大きな花瓶を動かして花台を運んできた。
壁際に置いたそれに主を誘導して、座らせる。

見回せば、靴は廊下の隅に転がっているのを見つける。
拾おうと身をかがめた時、痛みが背中を突き抜けて、短く息を吸った。
ゆっくり息を吐きながら靴を拾い、主の側へと戻る。]


 ございました。
 失礼いたします。


[彼の前に片膝をつき、足を捧げ持って靴を履かせる。
足先にほんのわずか、唇を寄せた。*]

(41) 2021/01/11(Mon) 18時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[下がっていい、と休むよう命じられて、抗弁の口を開きかける。
だがお仕置きを言い渡されて言葉を呑んだ。]


 は……。


[承諾の声とも、失態を恥じる色とも、あるいは感嘆の音とも取れる息を吐いて、頭を下げる。]


 …わかりました。
 部屋にておとなしくしておきます。


[一礼して、命令を承諾する。]

(45) 2021/01/11(Mon) 22時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ


 ですが、まずはこのままお待ちください。
 誰か、案内できるものを呼んでまいります。

 それと、夕食は私に給仕させてください。
 それまでに治療しておきますので。


[鯛揚がった彼が歩き出す前にと、代わりの者の手配と、そのあとのことを請うた。*]

(46) 2021/01/11(Mon) 22時半頃

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