人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が10人、人狼が1人いるようだ。


【人】 厭世家 サイモン

逃げろ。逃げろ! おまえらだけでも逃げろ。

(0) 2023/07/27(Thu) 00時頃

天のお告げ (村建て人)

バツン

[一番近しい音で表現するので、あればそんな音。
 多分、それは大きく揺れた、のだと思われる。




 けれど、そこから君たちの記憶は一切ない]

(#0) 2023/07/27(Thu) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

[次に君たちが意識を取り戻し目を開けると、

 そこは今までいた美術館だ。
 ただ、君たちはなぜかみんな倒れている。
 起き上がったところ、別に身体に異常はなさそうだ。
 声も出れば、意思の疎通もできる。


 まるで何事もなかったかのように、だが、


 どうしてもそう君たちは思えない。
 なぜなら、そう、さっきまでいた、
 たくさんの閲覧していた客、
 美術館の学芸員や職員、
 売店やカフェの店員まで

 君たち以外のすべての人が消え失せていたのだから]

(#1) 2023/07/27(Thu) 00時頃


【人】 黒い取引先 アリババ

[唐突に声が舞い降りた。
 それは心地いいバリトン]


『ごきげんよう
 さて、突然ですが、
 アナタは死んだ

 ・・・・・・・・かもしれませんね?』

[君たちそれぞれの眸にばさり黒い翼を広げた黒スーツの男が映る]

(1) 2023/07/27(Thu) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

『今日は天に召される方をお迎えにあがりました。



ただ、その方はまだお若いので、
神が慈悲として、
少しの間、
みなさまと一緒に夢をみるようなんですね』


[そして帽子を取ると、
 にっこり笑って、恭しく礼をした]

(2) 2023/07/27(Thu) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ



『ああ、説明が足りないですね。
実は、今、大きな災害が起こりまして、
で、今あなた方がいらっしゃる建物の一部が倒壊したのです』

『そして、とても残念ですが
みなさまのうちのお一方が、巻き込まれてお亡くなりになりました』

(3) 2023/07/27(Thu) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ




『……ですが』


目の前で翼をばさり広げた男の口元は弓を描く。
そして、先ほどの丁寧口調からは一変、次のように言い放つ。

(4) 2023/07/27(Thu) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

『オレが迎えにきたのはたった一人、
 こんなに大きな事故なのに、たった一人。
 運がいいのか悪いかあ。
 他の野郎は死んでねえし、大事にもねえ。
 だから、段々とおめぇらは現実へ戻っていくよ。
 で最期残った奴、覚悟を決めろ』

(5) 2023/07/27(Thu) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 


『それじゃな』

そして、一旦姿は消えた。**

(6) 2023/07/27(Thu) 00時頃

天のお告げ (村建て人)

【業務連絡】

 突然のホワイトアウトとブラックアウト。
 何が起こったかわからない状態です。
 すると、そこに黒い羽根で黒スーツ、帽子を被った男が現れました。
 男はいいます。
 事故がありました。この中で一人だけ亡くなった人がいます。
 だから、そいつを迎えにきたのだと。
 謎の男の言葉に君たちは混乱するばかりでしょう。
 なぜなら、君たちはまるで生きてるかのようにすべてをリアルに感じています。
 ここは、変わらない美術館の中。あの男のいうことは嘘なんじゃないか、これは騙されてる?とも思うかもしれません。
 ただ、段々何か現実とは違う現象も起こり始めます。まるで現実的な夢のような。

 では開始します。ここから発言OKです。
 みなさま、よろしくお願いします。**

(#2) 2023/07/27(Thu) 00時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 00時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── その時 ──


[目下に見えた人影が人違いかそうではないか
脳が理解するよりも先に、感じたのは──大きな揺れ>>#0

意識すらも鎖されるのならば、時間の感覚はそこに無い。
まるで一瞬目を瞑っただけのように、
成海は何気なく細い眼を開き起き上がった。

何故横たわっていたのか、あの揺れはなんなのか?
思考を回したのはその後のこと。
同時に身体や発声を確認したが、異常は無いようだった。>>#1

そう何もかも変わりがない。
今までの時間と地続きの、根強い現実感を纏うのみだ。]

(7) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[だが──そんな細やかな不思議で全ては終わらなかった。
異常は外的要因として、鼓膜を震わせ舞い降りた。>>1

この時ばかりは成海も目を見開いて、
何も言えなくなり呆然と紳士を見つめていた。
あの格好良い人、なんて呑気な想起もそこには無い。

そんな人間の様子も余所に
天使と呼ぶには闇の色が多すぎるその男は
心地良いバリトンで淡々と話を続ける。>>2>>3>>4>>5>>6

とてもではないが思考の処理能力が追いついていなかった。]

(8) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[だから、だから。]


    お務めご苦労様です、天使様

[胸に手を当てて微笑み、消える姿を見送った。

何もないいつもの高祈成海のような笑顔、優美とも取れる仕草。
哀れな被害者の肩書に真っ向から挑むような異常。

何もこの短時間で全てを受け入れたわけではない。
成海はそうやって心中を隠し感情の動きを見せず振る舞うことが染み付いているだけだ。
普段の様子にもその自己防衛のような機能が働いているということだ。

事実怪奇現象の如く彼が消失した後は、張り付いた笑顔のまま立ち竦みしばらく動けなくなっていたのだから。*]

(9) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――回想/祖父と夢>>0:368>>0:369――

[その日のことは、今でもよく覚えている。
相変わらず頬には数日前に撲たれた痕が
薄ら青黄色く残っていて。
そのテの話題の時は遠巻きにしているタカナル先輩が、
急に食いついてきたからだ。

「頬でも顔でも、いくら叩かれても構わない。
職人の命の両の手さえ無事なら。
――元カノに掌を傷つけられた時は、
一か月轆轤に向かえなかったから。」

そんな風に西門教授にぼやいていた。]

あー、オレの祖父は『骨谷 雷門』、です。
陶芸家で、結構長いこと入院してて、
三年前に鬼籍に入りました。

(10) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

そういえば、タカ……キ先輩のご実家、
すごい大金持ちだって聞いて、

――もしかして。

[そう、そのもしかして。
祖父の手掛ける花器や食器は、
誰かが使用するものでなく、
専ら飾られ鑑賞されるもの。
その名が刻印されれば、値段は材料費から
桁が2つ3つ繰り上がって傑作と称される。

だから、彼の実家の所蔵品目録に載っていても
何ら不思議ではないのだった。]

(11) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

ジイさんの作品、もう手元には殆どなくて。
もし良ければ、今度見せて貰えませんか。

あんまり立派なお宅だと、まず
お伺いする服から買い揃えなきゃですけど。

[タカナル先輩が興味を抱いたのは、
祖父だったのかオレだったのか、両方か。
オレの拙い作品が見たいと言われたなら、
二つ返事で頷くだろう。**]

(12) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[意識を失い起き上がる、それすらも夢の中の話。

ならば良かったのだけれど……。

思考が回り始めてから気づいた。
見下ろしていた階下に、自分の周辺にいた筈の人達が消えていた。

今するべきことは誰かを探すことではないだろうか。
何処に行けばいいのか、まではとても冷静に考えられなかったけれど。
一先ず当てがなくとも歩き出そうとし
──少しふらつき、手摺に手をついた。

これに触れるまでは、何気ない現実がそこにあった筈なのに。]

(13) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



やっぱり雨は……、

[か細い声は話の続きを音とせず、潰える。

成海はいつもとまるで変わらないような微笑みを湛え、
人影を探して美術館の中を二階通路より進む。*]

(14) 2023/07/27(Thu) 00時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 00時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 回想・骨谷の血統 ──


そうか、骨谷……
なんだか聞いたことがあると思っていたんだ

こんなところに縁があったなんてね
もうお亡くなりになっていたのは、残念だけれど

[芸術に関心がある学生の口であろうと、容易に出てこない言葉に食いついた。>>10
自己紹介を聞いた時に過ぎった思考が未解決のまま片隅に置かれていたのが、答えを知らずとも結びついたのだろう。

驚嘆は吐息にのみ含む。
至宝の才覚の主が既に河を渡っていた事実には、笑んだまま僅かに目を伏せた。]

(15) 2023/07/27(Thu) 01時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


うん。だから、覚えがあった
多分うちにあるのは花器だと思うよ

[骨谷の言葉に肝心な部分は無かったけれど、
恐らく続きをちゃんと理解できている。>>11

応接間にこれ見よがしに飾られていた。
物が凡作ならばさぞ下品な佇まいとなっただろうが、雷門氏の傑作は父が拘り抜いた空間の高級感をより強くし、自身もまた存在感を主張しているだけ。
どうにもあの男に見る目があることだけは認めねばならない。

邪魔をしてしまった教授に貴方のお陰で彼と出会えたとおべっかを使いつつ、そう考えていた。]

(16) 2023/07/27(Thu) 01時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


大丈夫、あまり気を張らないでいい
少しばかり他人を見る目が厳しい老人が二人住んでるだけだよ

地方だから、ここからは随分時間がかかるけどね
君と俺の都合が合う長期休暇にでも

[後輩からの控えめに告げられたお願いには>>12
語りたくない本音や話を全て濁し、ただ彼が安心しつつも服に気を遣う考えを捨てないような言葉を選び出したつもりだ。

自分があの花器を見てどのように感じたのか語るのは、また後日のこと。
骨谷本人の作品を見せてほしいとこちらからも一つお願いをしたのも、その時。
初めは確かに「骨谷」から思い起こされる彼の祖父に注がれた関心は、孫にも向いている。

彼はそれからも何度でも女性に無体を働かれた顔で現れることになったのだろうし、成海はやはりその話題に関わろうとしない。
けれど思いも寄らない縁から別の話でならもう少し関わるようになれたと思う。

鮮烈な記憶は未だ日が浅く、約束はまだ果たされてはいない。*]

(17) 2023/07/27(Thu) 01時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 01時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

[  突如、何かが弾けるような音がして、
  大きな揺れが起こったときのように
  その場に立っていられないほど、
  世界がぐにゃりと歪んだような
  おぼろげな記憶がある。>>#0 ]

(18) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 黒い翼の男との会話 ――

[  目を覚ますとそこは美術館だった。
  傍らにあるのは、先ほどまで見ていた絵画。>>0:355

  さっきまで床に倒れてたのだから
  きっと意識を失っていたのだろうけど、
  手を握ったり開いたりすれば、
  たしかに生きているという感触はある。

  だけど、さっきまでいた美術館の客や
  職員はこの場のどこにもいなくて、>>#1
  何が起こったのだろうと俺は混乱していた。

  そのタイミングで、
  その黒い翼を広げた男性が現れたんだ。>>1 ]

(19) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 死んだ、かもしれない……

[  男性の言葉を復唱しつつも、>>1
  実感はまるで湧かない。
  ただ、この場所は何か変だというのは
  理屈じゃなくて感情で理解していた。 ]

 みなさまって……?
 まさか、研究室のみんな?

[  男性の話しぶりから、
  死んだのは“みなさま”の中の1人。>>2>>3
  不特定多数が一緒に夢を見ている可能性もあるが、
  これが“慈悲”というのなら、
  死んだ人と関わり合いがある人物が
  選ばれている可能性が高いように思う。 ]

(20) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 …………。

[  急に男性の口調が変わったことに、>>5
  俺があっけに取られている間に、男性は消えた。>>6

  俺の混乱した頭は、これはドッキリとか
  質の悪い金持ちに実験道具として拉致されたとか
  色々と考えたんだけど、
  どれもこれもコスパに見合わない気がして
  しっくりと来ない。

  だから、きっと死んだのだろう。
  俺か、俺ではない誰かが。 ]*

(21) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:美術館 ――

[  とりあえず、頭が混乱している状況では、
  ここで誰かに会っても
  うまく接することができない気がするから、
  神々とキューピッドの絵画の前で立ち止まって、>>0:355
  俺はこれからどうしよっかって考えていた。

  でも、そのとき、ふと思ったんだ。 ]

(22) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  もし俺が死んだとしたら、
  俺の人生の幸不幸って
  プラスマイナスゼロだったのかな。>>0:5 ]

(23) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  俺の母方のお爺ちゃんは貿易会社の社長で
  母さんはお爺ちゃん夫婦の一人娘。
  入り婿だった父さんは身寄りのない人だったけれど、
  貿易会社の優秀な社員だったから、
  母さんと結婚して後継者として育てられたとのこと。

  俺は生まれながらにして
  貿易会社の跡を継ぐことが決まっていたから、
  それなりの英才教育を施されていた。

  特に外国語は習得しておいた方がいいと
  英語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語
  と、複数の言語を習わされた。>>0:354

  そんなこんなで、学校の勉強以外にも
  色々とやらなければならないことが多かったから、
  友達付き合いの悪い幼少期を過ごしたものだった。>>0:48 ]

(24) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  家族から大事に育てられたという思いはある。
  毎日組まれたスケジュールをこなすのは
  大変ではあったけれど、
  俺が無理して倒れたときには、
  心配して看病してくれたし、
  誕生日とかの記念日もちゃんと祝ってくれた。

  俺も父さんのように立派で優秀な
  格好いい大人になるんだと漠然と思いながら、
  あんなことが起こるまで、俺は家族に囲まれながら
  幸せな日々を過ごしていたんだ。 ]

(25) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  状況が一変したのは5年前のこと。
  警察から電話が来て、
  父さんが死んだことを知らされた。

  どうやら父さんは俺たちに隠れて
  不倫していたようで、
  不倫相手のマンションで練炭自殺をしたとのこと。

  手を繋いで横たわった2人の周りには
  999本の薔薇が所狭しと飾られていて、>>0:304
  2人が書いた遺書も見つかった。

  父さんの書いた遺書には、
  入り婿で肩身が狭かったこと、
  母さんを愛していなかったこと、
  お爺ちゃんの要望に応えるのが辛かったこと、
  そんな家族への恨み辛みが
  何文にも連なって書かれていたらしい。 ]

(26) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  でも、遺書には俺のことは
  何一つ書かれてなかったんだって。
  つまり、父さんにとっての俺って、
  憎むにもあたらないような
  ただの“無”だったんだろうな、きっと―― ]

(27) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  父さんの自殺後、母さんは荒れに荒れた。
  自分が愛されていなかったことへの衝撃と、
  不倫されて裏切られたショックが大きすぎたんだ。

  そして、父さんにそっくりな姿に育った俺を見ては、>>0:305
  般若のような形相で睨みつけてきては、
  物をこっちに投げてきたり、殴りかかったり、
  それはもう手が付けられないほどだった。

  きっと母さんは
  俺と父さんの区別が付けられないほど
  精神が参っていて、
  父さんに対する鬱憤が
  全て俺に向かってたんだと思う。 ]

(28) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  母さんがそんな状況になったものだから、
  緊急の家族会議が開かれて、
  俺は家から出ることになった。

  母さんは俺の姿を見なければ、
  比較的状態が安定していたみたいで、
  俺と母さんが共に暮らすのは得策ではないと
  お爺ちゃんが判断したからだ。

  家を出るにあたり、
  養育費としては十分すぎるくらいの資産を
  俺はお爺ちゃんから生前贈与された。
  その代わり、今後は母さんと会わないようにするため
  実家には一切関わらないと約束させられた。

  俺も母さんが暴れ回る姿を見たくなかったし、
  それでいいって思ったんだ。 ]

(29) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  保護者が必要な場面とか、緊急時の連絡先とか、
  最低限関わりが必要な場面では、
  お爺ちゃんやお婆ちゃんが協力してくれたし、
  疎まれていたとは思わないけど、

  ふとしたタイミングで、たとえば
  ワンルームマンションで体調を崩したとき、>>0:44
  もう俺には頼れる人がいないんだなって
  泣きたくなったし、
  家族から捨てられたように感じて気持ちが沈んだ。

  みじめでみっともない気持ちになるから、
  高校の頃から一人暮らしをしている事情を聞かれたら、
  なんやかんや言って誤魔化してたんだ。>>0:9>>0:45>>0:113>>0:298 ]

(30) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  中学まで通った名門私立学校には、
  お爺ちゃんの会社のことを知っている生徒もいて、
  父さんのスキャンダルはあっという間に広まった。

  だから、喧騒を逃れるように
  俺は公立の高校を受験したんだけど、>>0:48
  高校には俺や家族のことを知ってる人がいなくて、
  すごく過ごしやすかったんだ。

  キャラも父さんとは似つかわしくないような
  明るく元気でちょっと軽い印象を与えるものに変えて、
  交友関係も広がったから、友達も増えた。

  実家にいたら実現しなかったであろうことを
  体験できて、その点においては俺は幸せだなって思う。 ]

(31) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  とまあ、こんな風に振り返ってみたけれど、
  結局プラスかマイナスかは分からない。

  中学生までの家族に愛された幸福と、
  家庭事情に縛られて交友関係を狭めた不幸。

  高校生からの、
  努力の結果得られた交友関係の広さは幸福と言えるし、
  努力実らずに家族から結果捨てられたのは
  不幸だと思える。

  ただ、もし俺が死んでるのなら、
  色々なことを誤魔化して、
  表面上穏やかな時間を過ごすんじゃなくて
  少しは本音でぶつかり合えたら
  今までは不幸だって思ってたことも
  違った見え方があったかもしれない、
  なんて思えたから。 ]

(32) 2023/07/27(Thu) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 とりあえず、これが本当に慈悲ってことなら、
 しっかりと有効活用しないとな。

[  この夢の世界で何をすればいいかは分からないけど、
  何となくの方針は固まった。
  これで誰かと会っても、うまく対応できる、はず!

  でも、考えることで頭が疲れたから、
  この場に座って休もうかなと思って、
  もう一度絵画を見上げてみた。>>0:355 ]

 でも、どうせ迎えに来るのなら、
 こんな神々しい神様や天使の方が良かったな。

[  なんて、ちょっと失礼なことを零しつつ。 ]**

(33) 2023/07/27(Thu) 02時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 02時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――回想/天使か死神か――
>>0:385>>0:386>>0:389

天使が叶えてくれそうなのはやっぱり、
運命の恋人が欲しいとか、そんなのかな。

[何故オレの方がロマンチストみたいなことを
口走っているのだろう。
即物的なお願いも、憚らず声に出す
ノリのよすぎるメグココちゃん。]

……別にメグココちゃん、そのまんまで
充分可愛いと思うけど。
ナイスバディって、例えばタバたん先輩みたいな
スタイルに憧れたりするもん?

[思わず右手が、何か丸みを帯びたモノを掬うカタチに。
透明な肉マンとか。おっと、これ以上は警察沙汰だ。]

(34) 2023/07/27(Thu) 02時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[オレが頬を腫らせてフられたと報告すると、
みんな口を揃えて慰めてくれる。
何故フられるのか>>0:219長続きしないのか>>0:386
それだけ周囲には、オレに重大な瑕疵が
あるようには見えないってことだろう。

――けれど、歴代彼女たちの態度や言動を
繋ぎ合わせてみれば、確かにオレ側にも問題はあるのだ。
それを有耶無耶にしたまま、済し崩しで付き合うから、
根本的に解決しない限り何度やっても終わりを迎える。]

いつも元カノには「イイ人なんだけど」って
言われるな、うん。
これだけ何度もフられてたら、もう次の
ミューズは見つからないかも知れない。

[情けなさそうに眉が垂れる。
ここが美術館の前でなければ、
慰めてーって泣きつくところ。]

(35) 2023/07/27(Thu) 02時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

へえ、アジアンも面白そう。
オレも後で見に行こっと。

[結局、一番時間を割くのは、
ガラスをふんだんに偶った
建築に対してになるだろうけれど。
メグココちゃんのオススメに感謝を述べて、
心にメモっておいた。

話題に上った黒スーツの男が、
(堕)天使のような漆黒の翼を翻し
死神のような宣告>>2を残していくのは、
もう少し先の話。**]

(36) 2023/07/27(Thu) 02時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――回想/シロマちゃんの意見――
>>0:395>>0:396>>0:397
え、三度目!?

まあ確かに近場ではあるし、
昔から芸術に興味があったら
おかしくはないか。

[それにしては、毎回トンネルで寝ているなんて
そういう習性なのだろうか。
悪い病気ではないと良いけれど。

アイディアの連なった紙面に落ちる真剣な眼差し。
手で頤を支えるシロマちゃんのポーズが、
彫刻のように綺麗で、一瞬横顔に見惚れてしまった。]

(37) 2023/07/27(Thu) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

ああ、いいね。
オレがつくるの、ボーンチャイナって
牛の骨灰使うやつメインなんだ。

人工だけど、自然界みたいに
全部曲線でカップをつくれたらなあって。

シャープだと、ちょっと冷たくなりそうだな。
優しいイメージだから、うん。
ビュート・シェイプのカーブを強調して……、

[さらさらと曲線の輪郭を加筆して、
オレは満足して頷いた。
審美眼の確かな同級生に助言を貰えるのは
初めての経験で少し照れ臭い。]

(38) 2023/07/27(Thu) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

ありがとう。結構刺激になるし
また今度意見聞くかも。

[物々交換を終えてひらひら手を振り別れる。

三度も足を運ぶなら、シロマちゃんには
お目当てがあるのかな、とか。
聞きそびれてしまったけれど、後の祭りだ。]

(39) 2023/07/27(Thu) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

オレ的には、毎回運命の女神様だと
思ってるんだけどな。
ファム・ファタルはちょっと困る……。

[今回のアカリんで九人目。
オレは恋人を想うと、創作意欲が湧いてくる
タイプだから、途切れさせるのは死活問題なのだ。
ミューズ、或いはムーサと呼ばれる
芸術の女神は九人姉妹。

――果たしてオレの前に
十人目は現れるのだろうか?

神のみぞ知る、否、死神は答えてくれない。**]

(40) 2023/07/27(Thu) 03時半頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 03時半頃


【人】 水商売 タバサ

[バツン>>#0、そんな音がして、田端の意識は途切れました。
そして次に意識が戻った時には何故か倒れていましたし、あたりにあった人の気配も消えていました。>>#1
体を起こして辺りを見渡します。
やっぱり不自然に人の流れが消えていて、可笑しい、と眉を顰めました。

そんな時に唐突に低い声が聞こえてきたものですから>>1驚いて肩を跳ねさせてしまいました。
ばさりという羽ばたきの音と共に現れたのは先ほど美術館の前で見た男でした。
その羽ばたきの音は男の背中に生えた大きな黒い翼から発されたもののようです。
それはまるで悪魔のようだと田端は思いました。
だから自然と体を引いてしまいます。]


………………は?


[そして告げられる言葉は矢張り悪魔か死神かの宣言のように聞こえました。>>2
誰かが死んだようです。]

(41) 2023/07/27(Thu) 05時頃

【人】 水商売 タバサ

その、天に召される方って………?


[まさか自分がそうであるとは考えたくありませんでした。
まさかその誰かの為に、自分が供物のように慰み者に選ばれたとも考えたくありませんでした。
況してやこの奇妙な状態に研究室の仲間が巻き込まれているだなんて想像もつきませんでした。
思わずそう呟いたからでしょう、男はさらに説明を付け足します。>>3
ヒュッ、と引き攣ったような音が喉から響きました。
災害? 何が起こったのか気になりました。
それにどれだけの人が巻き込まれたのでしょう。
その中で確実に一人は亡くなってしまったのです。
他の人間は死んでもいないし、大事に至ってもいないようです。>>5
それだけを説明すると男は消えてしまいました。>>6]

(42) 2023/07/27(Thu) 05時頃

【人】 水商売 タバサ

ま、待って、行かないで!?
どれだけの人が夢を共有してるの?
他のみんな…研究室のみんなは?
みなさまって…?


[辺りを必死に見渡しながら声を上げます。
顔は血の気が引いて白くなり、脚に力が入りません。
目の前には先ほどまで見ていた、雨の日に手を繋いだ二人の子供の絵。>>0:324>>0:325
グッと拳を握り締めました。
この絵を、切り裂いてやりたい気持ちに駆られたのです。]

(43) 2023/07/27(Thu) 05時頃

【人】 水商売 タバサ

[こんな事があっでもあの人たちは言うのでしょうか。
"よその子が相手じゃなくてよかった"
"お前が受け止めてあげなさい"
体を不意に掴まれたり触られたり、気持ち悪いし力加減も知らないし知ろうともしないから痛くて怖くて堪りませんでした。
着替えには鍵が必要でしたし、鍵をかけていても入浴していると風呂場の前をウロウロされるのです。
いきなり背後から抱きしめられたり、うとうとしていている所を押し倒されて無理やりキスされた事もありました。
時にはそれ以上も。
田端にとって家は決して安住の地などではなかったのです。
親に相談した時にそう言われたその絶望感を田端は忘れていません。
あの時と同じように、田端で良かったと言われるのでしょうか。
それとも、あいつの代わりになった今なら別の言葉をかけるのでしょうか。

いまさらもう遅いのに。
田端は手を引く側ではなくて、引かれる側の妹であったはずなのに。]*

(44) 2023/07/27(Thu) 05時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 05時半頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 少し前:バスの中 ─

[日傘兼用の傘のご相伴には与る機会も残念ながら無かった。>>0:306
美術館についても雨が止んでいなかったとしても
その傘の中に身を寄せることはなかったろう。
それは好感度どうこうではなく、自分が入ると確実に回谷の濡れる範囲が広がるからだ。
天気も会話も変わっていく中、溢された単語に薄い唇が動く。]

 綺麗……、だな。

[ああ、と頷きを一つ落として見せたものの
その言葉は同意とは言い難い重さをもって、繰り返された。

天国と比喩した者もいるくらいだ。
綺麗なのだろう、きっと。
幻想的で、少し不思議で。
ともすれば誰かが願えば二重の虹さえ掛かりそうなほど。

まるで操作されたかのような天気に
自分は、胸焼けめいた不快感を感じていた。]

(45) 2023/07/27(Thu) 06時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[そうこうして辿り付いた先、動く気配を見せないでいると
心配してくれたのだろう、冷たい贈り物が渡される。>>0:309]

 すまん。

[よく冷えた、でも少しだけ柔らかくなりつつある保冷材を受け取り
感謝のような謝罪のような中途半端な単語を溢す。
バスを降りていく回谷の後姿を見送りながら
どこに当てれば一番いいのかと、また静止画のように
暫くは保冷材を片手に握りしめていた。*]

(46) 2023/07/27(Thu) 06時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 少し前:美術館到着 ─

[やはり保冷材は頭か、と少しの間頭に当てて少しして
こちらへとかかる声があった。>>0:296
自分ほどではないとしても、あまり感情をあらわにしなさそうな後輩。]

 ああ、心配ない。

[実際薬を飲んでいたおかげか、トイレに駆け込む必要はなさそうだ。
少し休んでいれば大丈夫だし、何より情けない姿を他人に見せるのは避けたい。
これといって常と変わらぬ表情で頷いて見せると]

 後で向かう。

[荷物も他のゼミ生より幾分多かったろう。
それを運び出すのにも出るのは最後がいいだろうと。*]

(47) 2023/07/27(Thu) 06時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 少し前:入館前 ─

[少しの間休憩をはさみ、幾分緩くなった保冷材をポケットに入れて
重い荷物を肩にかけ漸くと腰を上げてバスを降りると、
出た先で高祈に声をかけられた。>>0:308>>0:270]

 わかった。

[「わかった。」は「じゃあ、行こうか。」への返事でもあり
「入る前に外でよく深呼吸するといいよ。」への返事でもある。
自分は不愛想で無表情な自覚はあるが、完全無欠の仏頂面というわけでもない。
わかりにくいというだけで、わかる者にはわかるような
本当に極些細な機微がある。
つかず離れず、遠いようでいて近いような不思議な距離感で
普段から絡んでくる高祈には、わかるものもあったのだろう。

それは一週間続く雨の予報の話の時、
自分が高祈のらしくない部分を察知したのと同じく。]

(48) 2023/07/27(Thu) 06時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 自分はロータリーに。
 黒、暑いから気をつけろよ。

[高祈がどこへ向かうのかは知らなかったが、
自分の目的地を伝えたのはただ何となくだった。
これといって展示物に興味はない。
自分が見たいものは、ロータリーのみにある。

外の日差しに真っ向から勝負する高祈の黒は
この晴れた空の日差しを直撃しそうだなと、珍しく一言添えた。
自分の方が涼しい館内に入るのは後からになるだろうということは
棚に上げた言葉を彼に投げかけ、そのまま別れたのが少し前のことだ。*]

(49) 2023/07/27(Thu) 06時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 到着:ロータリー ─ >>0:254

[重い荷物を肩にのそのそと歩いていると
この暑さにもかかわらず涼しげにスーツを着こなす男とすれ違う。
Tシャツの自分でさえ暑いというのに、と
違和を感じて振り向く頃にはもうその姿はなく。

じり、と暑い中に一筋毀れた汗の筋が
妙に薄ら寒く感じた。]

 …………。

[短く息を吐き出し、向うは本館をそれて左側。
松や躑躅の先にある建物地下のロータリー。
八角形に出来た高い塀の中に
ゆっくりと吸い込まれるように足を向けた。]

(50) 2023/07/27(Thu) 07時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

【─ 大藤 久影 ─】

大藤久影という男に、口にも筆にも尽くせぬ物語などない。
平々凡々な両親、一般的な家庭。
少しの友人、良心的なゼミの仲間。
問題も不幸も特筆するほどのこともない。
仄暗い過去もなければ、重く心を占める枷も。
悪くいえば幸も。良くいえば不幸も。

何も、無いのだ。

かわりに穴が開いている。
欠如にも、欠落にも近い、穴が。
冷たい、冷たい、空洞が。

(51) 2023/07/27(Thu) 07時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[ロータリーの中には、四角く切り取られた天窓があった。
自分はこれをみたくて、この場所にやってきたのだ。
そこは音を鳴らすと残響が長く続くことでほんの少しばかり有名で
まるで天使の歌声のようと比喩されるような場所である。

事実、この場所で荷物を広げ
ごつごつとしたカメラのシャッターを切る音は
長く長く、天使の放つ声と言っても過言ではないくらいに美しい残響を残している。

何より四角く切り取られた空から落ちてくる光は
それこそ天界へ向かう架け橋を見ているように美しかった。]

(52) 2023/07/27(Thu) 07時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 
 
 
                   ──バツン
 
 

(53) 2023/07/27(Thu) 07時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[大きな揺れを感じた気がした。>>#0
そしてどうしてか、倒れ込んでしまっていたらしい。>>#1
起き上がり辺りを見回すも、三脚に立てたカメラは1mmも動いてはいない。

何が起きたのかと思考するよりも先に
舞い降りてきたのは天使の歌声。>>1

  『アナタは死んだ
   ・・・・・・・・かもしれませんね?』

乞うてもいない慈悲深き説明がロータリーの中に響いている。
大きな事故が起こり、誰かが死んだらしい。
丁寧な口調が変わりまるで悪魔のように歌っても >>5>>6
そのバリトンは長く美しく聖歌じみて響く。]

(54) 2023/07/27(Thu) 07時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 そうか。

[こんな時までも、自分の表情は変わらなかった。
それは誰かのような自己防衛などではなく
本当に何もなかったかのような表情で。

四角く切り取られた空へ消えていく黒い羽根を
ただただ見上げて。]

 綺麗だな。

[心から、そう思っていた。**]

(55) 2023/07/27(Thu) 07時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 07時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 回想・入館前 ──


[一つに纏められた返事に異議も不服もありはしない。>>48
たまに感化されたように此方まで効率化した口数になっても、
多くの場合二人の言葉数には大きな差があった。
それを別段気にせずに双子らしい片割れに絡み続けて今にある。]

……ん、どうしたの
それを言うならまず君が他の色を着てくるべきじゃない?

[しかし、珍しいことがあった。>>49

いくら覗いてもまるでそこに何も無いように掴めない大藤久影は、こんなことを言う男だっただろうか?
降車した大藤に何かを感じ呼び掛けた成海にも、その言葉からは気遣い以外のものを掬い取るのは困難だった。]

(56) 2023/07/27(Thu) 08時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



楽しんで、天使の歌声

[棚上げは許さないと、そちらも気をつけるようにと冗談と笑いが入り混じる返しに籠めて。
彼に倣って別れ際にもう一つ言い添えておこうか。

ロータリーには展示物ではないが少し有名なものがあると言う。>>52

成海は少しの間想像してみた。
見上げた天窓から溢れる光、その先には天使や神様ではなく他の観覧客が歩く地上がある。

──まるで彼の底知れなさとは正反対だな、と感じた。*]

(57) 2023/07/27(Thu) 08時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 現在 ──

[福原との待ち合わせにはまだ時間があった筈。
大藤は果たして未だに地下にいるだろうか?

両者移動していそうだが、残りは居場所を想定すら出来ない。
誰でも良いので一度出会いたかった。

黒い天使の話を思うに、この空間にいるのは恐らく──]

(58) 2023/07/27(Thu) 08時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

……え?

(59) 2023/07/27(Thu) 08時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[不意に、何か小さくて黒いものが曲がり角に消えていった。
風に乱されたスカートの端のように、優雅なようで不安定なはためき。

成海には、黒い蝶──カラスアゲハに見えた。
兄が部屋に飾り、婚約者が好いていたあの美しい昆虫。]

……

[見間違いだろう。
いや、そうでなかったとして、こんな自然の中にあれば夏場に虫の一匹や二匹紛れ込んでもおかしくはないだろう。

それが消えていった通路に鈍くなった足が到達した時、もうどこにも黒は見えなかった。

喉の酷い乾きを感じながら、順繰りに来た道を辿って歩く。
エレベーターはきちんと動くのだろうか、なんて現実逃避じみた思考がふと過ぎった。*]

(60) 2023/07/27(Thu) 08時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 08時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 回想:入館前 ─ >>56

[自分が添えた言葉も、ましてや居場所を告げた事そのものも
普段なら伝える筈もないもので。
どうしてそんな言葉が出たのか問われたなら
表に出ずとも珍しくソワソワとしていたからか、
或いは──虫の知らせのようなものか。]

 他か。
 気が向けばな。

[自分は高祈ほど黒に拘っているわけではない。
ただ手に取るものがいつも黒いだけで、気が向けば赤でも青でも何でも構わない。
とはいえ、結局自分は黒を着るのだろう。
深い穴を覗くように、暗い色を。]

(61) 2023/07/27(Thu) 08時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在―

[消えてしまった黒衣の男>>6を引き止めても、返事はありませんでした。>>42>>43
消えてしまったあとなのですから仕方がありません。
田端は震える足を一度拳で叩きました。
一度では力が戻らなかったのでもう一度。もう一度。
何度か叩いてからやっと立ち上がり、辺りを見渡しました。
あの男の口ぶりだと、すでに誰が死んでいるのかは確定されているようです。>>3
そしてそれ以外の、夢に巻き込まれた人たちは大事に至っていないし死んでもいない。>>5
冷静に考えれば死んでしまっている可能性の方が低いでしょう。
大きく息を吸って吐き出します。
そして男の消えた虚空を睨みつけました。]

(62) 2023/07/27(Thu) 09時頃

【人】 水商売 タバサ

悪趣味。


[これくらいの悪態は許して欲しいものです。
そしてできれば人を探しに行く為に歩き始めます。
あの男がもう一度現れて、こちらに確定情報を渡してくれるのが今の田端にとっては一番ありがたい事なのですが、ここにどのくらいの人が居て、どのくらいのあいだ夢を見るのか、確認しなければなりません。
できればここに居るのは知らない人たちであって欲しい。
自分だって死にたくないけれど、知っている誰かが死んで欲しいわけでもないですから。
知らない人たちの方が後で忘れる事も容易いでしょう。
知っている人が相手なら、たとえ自分が生き残れたとしても苦しく思うでしょうから。

ただ、研究室の皆がこの美術館に居たのです。
それなら、どうしたって、知っている人がこの夢にいる可能性は高くなる筈。]

(63) 2023/07/27(Thu) 09時頃

【人】 水商売 タバサ

……………。


[こんな時に、助けて欲しくて名前を呼ぶ相手も、隣にいて欲しい人もいません。
田端はずっと独りで何もかもできないといけませんでしたから。
今までも独りで立ち上がり、立ち直り、行動してきたのです。
そして今回もそうでした。
まだ顔色は悪いですがあたりの探索を始めます。
知っている誰かがいないようにと願いながら。
今は一つ一つの展示品を楽しむ事は出来ませんでした。]*

(64) 2023/07/27(Thu) 09時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 ああ、高祈も。

[離れる前に掛けられた言葉には、端的にそう返した。 >>58
歌声を楽しむことに対してか、黒以外を着ろという意味か
明言せぬまま離れて歩き出す。
天使が下ろす梯子のような、底知れぬ穴のような場所へ。

そして今現在もそこで空を見上げている。

暑さに浮かぶ汗はこめかみから首筋を辿り落ちる。
美しく青い小さな四角を──

そういえば、蝉の声がしない。
あれだけ煩かった蝉の合唱もなく、静寂がこの場を包んでいる。
一体、何処へ行ったというのだろうか。*]

(65) 2023/07/27(Thu) 09時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 09時頃


暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 09時頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 10時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェへ移動中 ――

[  いい加減、床に座ってるのも
  ケツが痛くなるなあと思って、>>33
  そろそろ移動したくなってきた頃。

  そういえば、高祈先輩と
  カフェに行く約束をしていたと思い出して、>>0:363
  ここよりは断然座り心地は良さそうだと、
  俺は立ち上がって移動しようとする。

  随分とこの絵画の前にいた気がするから、
  もしかしたら先輩から心配の連絡が来てたかも、と
  何となくスマホを覗いてみたんだけど。 ]

(66) 2023/07/27(Thu) 10時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ん?

[  いつの間にかLINEの通知があったようで、
  開いてみると、西門研究室のグループLINEで、
  ただ一言、『みんな無事か?』というメッセージを
  西門教授が送ったようだった。 ]

 LINEが使えるってことは、ネットも使える?

[  思ったら即行動、ということで、
  ブラウザアプリを開いてみたが、
  通信エラーとなって、検索もニュースを見ることも
  できそうにない。

  電話はどうかと思って119番とか、
  色んな場所に掛けてみたけど、
  何度試してもツーツーという無機質の音が
  その場を支配しただけだった。

  どうやら大きな災害について調べるのは無理らしい。>>3 ]

(67) 2023/07/27(Thu) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  また、研究室以外の友人に
  LINEを送ることも試したけど、
  こちらも通信エラーとなって送ることはできなかった。

  もしかしたら、研究室のメンバーには
  個別LINEや電話はできるのかもしれないけど、
  どちらにしろ、このスマホの役割は、
  写真を撮ったり保存したりをする以外は、
  研究室の人と連絡を取ること専用になりそうだ。 ]

 ってことは、やっぱりみなさまって、
 研究室のみんなってことなのかな……。>>20

[  外部情報をシャットアウトしているっぽいのに、
  研究室メンバーだけ忖度されているようなのは、
  この夢の外部の人間ではないからではないだろうかと。

  謎の納得感はあったけど、
  死んだのが研究室の誰かである可能性が高まって
  やはり俺は気が重くなった。 ]

(68) 2023/07/27(Thu) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 まあ、とりあえずLINE送るか。

[  俺は再び研究室のグループLINEを開くと、

  『福原無事です』
  『俺のスマホじゃネット検索できません』
  『外部に連絡もできませんでした』
  『俺はとりあえずカフェに向かいます』

  と短文メッセージをいくらか送って
  カフェに向けて足を動かすことにした。 ]*

(69) 2023/07/27(Thu) 11時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 11時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

――回想:美術館の前で

[>>37>>38>>39>>40
骨谷の加筆はほんの数ストロークであったのに、
描かれた図案は先ほどより説得力のあるものと
なったように銀には映る。
流れる筆致を感心した表情で眺めて、
満足そうに頷いた。]

  お役に立てたのならよかった。
  何が呼び水になるかわからないものね、
  私でよければいつでも相談に乗るわ。
  
[並ぶカップの形がいわゆる日本の焼き物らしくないことに違和を覚えていたが、ボーンチャイナであれば得心がいく。脳内で出来上がりイメージを微修正しつつ。]

(70) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[集中していため、
骨谷が照れ臭く感じていることには気づかずにいた。
それでも、彼とのやり取りは思いがけず有意義で、
楽しいものだったから、
去り際の足取りは軽やかなものだった筈。

余談:彼の独特の呼び方には当初
笑顔を湛えたまま不満げオーラを発するという
技を使っていたのが、そのうち慣れたようす。*]

(71) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在・一階を移動中―

[スマホが震えてビクッと体も震えました。
教授からLINEの通知が来たようです。>>67
想定外の事態に思ったより動揺していたようで、LINEなどはすっかり頭から抜け落ちていました。
通話もネットも確認してみましたが、そちらはどうにもならないようです。
そうして立ち止まって調べている間に福原からのLINE通知がありました。>>69
確かに外部のことを調べたりする事も、研究室のメンバー以外にLINEを送る事も出来ないようです。>>68
嫌な予感が現実になっているようで眉を顰めました。
本当に、本当に悪趣味です。]

(72) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 水商売 タバサ

『田端です。夢の中に居ます。
 怪我はありません。
 現在一階奥側。
 ロビーを目指し、入口の確認をしようと思います。』


[田端もラインを送ります。
ただ、無事だと言えなかったのは、そのラインがどこから送られたものか把握しきれなかったからです。
災害があって、難を逃れている夢の外なのか。
それとも、みんながこの夢の中にいるのか。
それがまだ分からなかったですし、分かりたくなかったのです。

ギュッとスマホを握りしめながら、田端は玄関へと向かって歩きます。]*

(73) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――林檎が砕けたあと


  ここは……?


[>>#1 いつの間に横になっていたのだろう。
それも美術館の中で。
顔を上げて辺りを見渡す間もなく、響く声。>>1->>6]


  さっきの……?


[黒いシルクハットの男。
彼の言葉の意味をすぐには飲み込めない。
ああ、何かの演し物か。
それ以外に判断しようがない荒唐無稽な内容。]

(74) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[この中に既に死んだ人間がいて、
彼の世に旅立つまでの猶予が与えられるという。
まともに取り合う必要などない言葉。

あれだって、よくできたつくりものの翼。
何かを問う前に、男は文字通り消えた。]


  ……何?


[僅かに眉を寄せる。
今のはなんだろう。何が銀の、皆の身に起きたのか。
混乱する頭を落ち着かせるよう、額に手をやった。]

(75) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



  …………夢、なの?


[辺りを見渡しても誰もいない。
眼の前には一枚の絵画。>>0:364
食卓の上に盛られた様々な料理に、紛れるような頭骨。
我々は皆 死と隣り合わせであることを
知らしめるかのように。]

  夢なら、覚めないと……。

[>>#0 思い出すのはそう大きくはない破裂音。
悪夢へと導かれる合図だったのだろうか。]

(76) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[ぼんやりとした頭でふらり、歩き出す。
目に映る範囲には誰もいない。
先ほどまで、来客の姿はそこかしこにあったのに。
ゆっくり鑑賞できる環境を楽しめる余裕はなくて、
生きているものの影を探す。**]

(77) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

【人】 季節巡回 こころ

― 回想:骨谷と ―

キューピッド的な?運命の恋人かあ。
そりゃあくれるって言うならほしいけどさ。

[でも流石に無理じゃないかなあ、と
頭に浮かんだ言葉は端折って。>>34
続いた台詞には あは、と苦笑を浮かべた。]

あ、なに〜?
彼女に振られたばっかりだからって口説いてる?
なんてね。お世辞でもありがと。
そーだねー。やっぱり同性としては憧れるものがあるかな。

[本人なりにいろいろ悩みもあるのだろうが
やはり人目を惹く美貌は羨ましい。
ややいかがわしい手の動きにはジト目になり、
それセクハラっぽいー、とやはり軽い口調で。]

(78) 2023/07/27(Thu) 11時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 11時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ



[探しているつもりだが、中々誰にも会えなかった。

この建物の規模に数人が残っているだけというならば、
バラバラに行動していれば見つけづらいのは当然だろう。

自分の足音だけが反響し、静まり返る美術館はどこか不気味で
佇む芸術品達に見つめられているような錯覚すら抱いた。

大声でも上げていれば良かったのかもしれないが、
元より大人しい成海にはその発想が無かった。
目撃した不可解な黒により冷静さも損なわれていただろう。

漸く思い至ったのが時計の機能確認だったくらいだ。
そして、メッセージアプリが動いているという事実に息を呑む。]

(79) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[西門の呼びかけ>>67、続いた福原のメッセージ>>69
そして眺めている内に増えた田端の状況報告>>73
未だ出会っていないが予想通りの面々が此処にいる。

自身の生存報告と生徒を気遣う西門への礼を先に送信し、そこから数回に分けて更に考えと自身の行動について述べた。

『皆さんそれぞれ混乱していると思いますが、冷静に行動してください。』
『突発的行動で何かが変わる状況とは思えません。』
『俺が見た限りの話ですが、他の観覧客や学芸員はいないけれど危害を加えてきそうな存在も同じです。』
『不安な方は一先ずは誰かと合流し、状況を確認し合い落ち着くことが望ましいと考えます。』
『俺は一階に降りて各所の窓を確認して回ります。』]

(80) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[道すがらに高祈に古くから仕える使用人の女へ送信を試み、そして失敗する。
美術館にいない他の連絡先へ試すのは、どうせ同じであろうと理解していることと心情的理由から気が進まなかった。

夢の中のエレベーターは、急速に上昇したり下降したりおかしな動きをすると誰かに聞いたことがあったが
まるで何も変わらない静けさと軽やかさで、成海を目的階へ到着させた。

入り口を目指せば田端と会えるのだろうけど、遠い地点から順番に巡っていくつもりだ。
連絡手段を得た為に積極的な人探しは止めたが、勿論誰かに出会えば駆け寄ることとなる。**]

(81) 2023/07/27(Thu) 12時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 12時頃


【人】 季節巡回 こころ


イイヒトなんだけど、…か。
なかなか残酷な言葉だよね。
別に嫌いじゃないけどそれじゃダメ、
って言われてるようなもんだし。

まああたしも彼女の前での
骨谷くんの顔をを知らないから
何とも言えないけど。

[「イイ人なんだけど」その後には恐らく
恋人や異性としての不満が続くのだろう。>>35

喩え友人として気が合うからと言って、
人として尊敬できるからと言って
恋人として上手くいくわけでもない所が
人間のめんどくさい所だと思う。]

(82) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 季節巡回 こころ


でもさ、何度振られてもめげないのは
シンプルにすごいなと思うよ。
…ちょっとうらやましい。

[慰めてと言われた所で大したことは出来ないが
情けない顔をする骨谷に、
よしよしと頭を撫でる真似くらいはしてあげよう。]

(83) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 季節巡回 こころ

うん。
骨谷くんもまた
ここが良かったってとこあったら教えてよ。
なかなか来れない場所だし、しっかり見とかないと。

[そうしてオススメについて話した後は。
またそのうち館内で顔を合わせることもあろうと
気軽に手を振って骨谷と別れ、
一人、常設展示の方へと向かったのだった。**]

(84) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 季節巡回 こころ



   [ ――――― 視界が反転する。 ]


 

(85) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 水商売 タバサ

―現在・一階を移動中―

[さらにスマホが震えます。
成海からのLINEです。>>80
また一人、夢に巻き込まれてる存在が増えました。
誰か、田端の書いた"夢の中"に疑問を持ってくれたら良いのにそんな事は何も書いてありませんでした。
だから少なくとも、自分の後にこれを送った成海は夢の中に巻き込まれた側で確定なのです。]

(86) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 水商売 タバサ

『私、一回の奥側から反時計回りに回ってるから
 君はその逆側見てくれたら効率良いと思う。
 勿論、私の見落としもあるかもしれないから
 二重チェックしてくれても大丈夫。』


[これは、成海個人宛に送ったものです。
きちんとグループライン以外も届くでしょうか。
その送信が上手くいったかどうかを確認する前にスマホをまた握りしめて歩き始めます。
とは言っても一度少し戻り、自分の歩いていた位置から改めて窓を確認しながら歩くことにしました。
窓は開きません。外の風景はどうだったでしょうか。
これは入り口も絶望的では、と田端は改めて入口に向かい始めます。]*

(87) 2023/07/27(Thu) 12時頃

【人】 季節巡回 こころ

― 現在 ―

………へ?


[気づけばあたしは倒れていた。
何がどうしてそうなったのか分からないまま、
ぱちぱちと瞬きをし、頭を押さえながらゆっくりと体を起こした。]

あたし……なに……

[常設展示を見て回りながら
美術棟の2階に続く階段を上っている最中だった。
大きく世界が揺れたような気がして―――
…それ以上は思い出せない。

まるで記憶がぶつ切りになったような違和感。
思い出そうとするとじんわりと頭が痛んで、
こめかみを押さえて眉を寄せた。]

(88) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[体に痛みはない。
けれど、すぐに異変に気が付いた。
つい先程まで周囲にいた筈の他の客が綺麗さっぱり消え失せ
辺りはしんと静まり返っていたのだから。

それはまるで―――……]

………えっ?

[低い声と共に舞い降りた翼の男を
呆気にとられた顔で見つめた。]

…………………… 

[彼が語る一部始終を座り込んだまま聞く。>>1>>2>>3>>4>>5
男が言うだけ言って消えて行ったその後も
暫くは動けずにいた。]

(89) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――美術館一階

  高祈先輩……!

[>>81 黒いシルエットは一瞬、
先ほどのシルクハット男を彷彿させる。
しかし、窓際で何やら調べている様子の青年は
研究室で馴染みの顔だ。
安堵して近寄った。]

  よかった、誰もいなくて、不安で、あの……。
  不躾なお願いなんですけど


        ひっぱたいてもらえませんか?


[頬を叩いてもらえれば、
夢から覚めるのではないないかと、真顔で口にした。**]

(90) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[災害。倒壊。―――死亡?

あまりにも非現実的な――でも、
奇妙な説得力があった。
なんせ人が消えてしまっただけではなく、
蝉の声一つも聞こえないのだから。
本当に異世界に迷い込んでしまったように。

それに、さっきの男―――
見間違えでなければ羽があった。
背を彩る黒い羽根が。]

(91) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[誰かひとり、亡くなったと言った。
今は僅かに与えられた夢の時間――
いわばロスタイムのようなものなのだと。]


………………マジで死神じゃん…………


[じわじわと胸に湧き上がる感情を
どう言い表したらいいんだろう。

自分が小さく震えていることに気づき
座り込んだままぎゅっと腕を抱いて縮こまる。
LINEに届く通知音も今は遠い。**]

(92) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 12時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェまでの道中 ――

 そっか。田端先輩と高祈先輩も、か。

[  LINEの通知が来て、>>73>>80
  俺は一旦進めていた足を止めた。

  2人の先輩もまた
  この夢の世界にやってきたらしい。

  やはり、この夢の中にいるのは、
  研究室のみんなだという可能性がまた高まった。

  気落ちしながらもメッセージ内容を読むと、
  田端先輩は入口を調べてくれるらしく、
  高祈先輩のものは細やかな指示と、
  一階の窓を確認してくれるとこが書かれている。 ]

(93) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  俺はカフェで休もうかと思っていたけれど、
  さすがに先輩方が動いてくれる中で
  ゆっくりするのは気が引ける。

  けど、何をしたらいいのか
  すぐには思いつかなかったから、
  俺はとりあえずグループLINEを送ることにした。

  『田端先輩 高祈先輩 お疲れ様です』
  『2人ともお気をつけて』
  『動けないとかで迎えが必要な人いたら俺行きます』
  『他に何か手伝えることあれば言ってください』

  ひとまず、思いついた分だけメッセージを送ると、
  俺は再びカフェを目指して歩みを進めた。 ]*

(94) 2023/07/27(Thu) 12時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 12時半頃


【人】 水商売 タバサ

―現在・一階を移動中―

[スマホが震えるたび、チラリとその画面を確認します。]


『福原くん、カフェに向かってるんだっけ。
 カフェに到着したら設備が使えるか
 冷蔵庫とか生きてるかとか確認してもらって良い?
 夢の中なら飲食の必要は無いかもしれないけど
 温かい飲み物は気持ちを落ち着けるのに役立つと思う。』

(95) 2023/07/27(Thu) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[そして福原に改めてメッセージを送りました。
これも、福原個人に宛てたものです。
福原がそこに居てくれるなら、そこの確認をしてもらった方が良いでしょう。
何もなかったなら仕方がありませんし、設備が使えなくても仕方がありません。
夢の中なら食料品を頂戴しても窃盗にはならないでしょうし、緊急避難と言えば良いと思います。
最悪、緊急避難だったから、と言いながら後でお金を払いましょう。
そんな思考になるのは、今この時を受け入れきれていないからかもしれません。
でも、温かい何かが欲しいな、そう思ったのでした。]*

(96) 2023/07/27(Thu) 13時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 …ん。

[それこそ静止画のようにピタリと止まったまま
動くものと言えば呼吸に胸が、落ちる汗がくらいのもので
動力さえ黒い天使に奪われていたかのような時をゆっくりと動かしたのは
ポケットに捩じ込んだ携帯が震える振動だった。

『福原無事です。』
『田端です。夢の中に居ます。』
『皆さんそれぞれ混乱していると思いますが、冷静に行動してください。』
『動けないとかで迎えが必要な人いたら俺行きます。』

文字群を見て、焦る訳でも無く。
波の立たない凪いだ冷たい湖面のようにいつものままで

人は突発的事項が起こると他者を求め
なるべく冷静を装いこうした対応に出るのだな、と。
ただそんなことを思った。]

(97) 2023/07/27(Thu) 13時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 
   『大藤、ロータリーからカフェに向かう。』

[それだけを素早く打ち込むと送信する。
この時ばかりは言葉数が少ない事はとても有利に、平穏に働いたろう。
誰も知らない全文は

「死んでいるのかもしれないが『大藤、ロータリー』に存在はしている。
誰も見当たらない『からカフェに向かう。』」
だからだ。
怪我があるか、無事かどうか、そもそも論だ。
連絡が取れる内誰かは─自分も含め─既に死んでいるんだろう?
そこに到底『無事』なる言葉は似つかわしくない。

そんな人の心を騒ぎ立てる言葉を残さなかったことは
大いに、今この時大切である事であった。
残念なことにそれは気遣いではなく、単に自分の言葉数の少なさが成せた奇跡だったが。]

(98) 2023/07/27(Thu) 13時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[最後に一枚、カメラに四角い窓を写した。
暗闇にさす一筋の光の梯子と、切り抜かれた青い夏の空。

汗だくになっていた顔を手の甲でぐいと拭い、
大切なカメラが汚れぬよう気にしながらも首からぶら下げ
三脚を鞄へと片付ける。
酷暑だ、蝉の声もなければ気が紛れることもない程の。
このまま外にいては、夢の中とて熱中症で死ぬかもしれない。

準備が整うと常日頃と変わらぬ足取りで
─それはまるでゼミや講義に向かうようなそれで─
ゆっくりと館内へと歩き始めた。
カフェに向かうつもりだが、途中に誰か会ったなら
それこそいつものようにわずか頭を動かし会釈をするだろう。
話し掛けられたなら足を止めもしよう。

この世界で一等異常であろう『いつものように』。*]

(99) 2023/07/27(Thu) 13時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 13時半頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 13時半頃


天のお告げ (村建て人)

【業務連絡】

現在の状況ですが、
まず行動範囲としては、外には出れます。
ただ、吊り橋の向こうや森に行った場合は、
向かったはずだけど、戻ってきた現象となります。

電話が外部への連絡はできませんが、
できた場合でも、それは、その人の幻聴幻影扱いとなり、実際に夢の中助けがくることはありません。

あと、現象としての不思議現象はいくら出していただいても構いませんし、自傷行為されても構いません。
普通に痛いですが、死にません。
治れと思ったら治ります。

よろしくお願いします。

(#3) 2023/07/27(Thu) 13時半頃


天のお告げ (村建て人)


おい、みんな!いるのか?!

[カフェには、西門教授も駆けつけました。
 思ったより、正義感の強い彼は、
 まずは学生の無事を確認しているようです。

 むしろ、一番混乱しているがしれません。

 でも、
 そのうち、へなへなと座り込んでしまうでしょう。

 なんせ、わりとお年ですから]**

(#4) 2023/07/27(Thu) 14時頃


【人】 水商売 タバサ

[田端も窓を確認していました。
けれどそれが開かなかったのは>>87思った以上に動揺していて、手が震えていたからかもしれません。
なぜなら外には出られるようでしたし>>#3外の風景も変わりなく見えていたからです。
そして、いくつ目かの窓はやっと開く事ができました。
ホッと息を吐き出します。
ただ、空気の入れ替え用のその窓は、人が通る事ができるだけの幅は開きませんでした。
やはり入口に向かって見る必要がありそうです。
そんな時、大藤からも連絡がありました。>>98
外からも来れるのか、そんな気持ちと共に、これで彼らがカフェで合流できなかったら…を考えて、今は何も言えませんでした。]*

(100) 2023/07/27(Thu) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

……あれ、ロータリーからって事は大藤くん出入り口通るんじゃない……?


[何も言えません…>>100と流しかけましたが、ハッとそれに気づきました。
けれど、ふらふらと美術館の中に入ってしまった田端には、ロータリーがどの位置にあったのかを正確には思い出せません。]


『大藤くん、入り口通るなら
 自動ドア動くかとか、入った後も出られるかとか
 確認しておいてくれないかしら。』


[だから、それに気付いて改めてラインを送ります。
もしそこで確認してくれたなら、田端のやるべき事が一つ減りますからね。
そうしている間にも田端の方もそちらの方に近付いて行ったのです。
外に出られるなら出られるで、どこまで行けるのかは把握しておきたいですからね。
途中、大藤に会う事はあったでしょうか。
それともすれ違いでしょうか。]*

(101) 2023/07/27(Thu) 14時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 入口 ─

[汗だくで辿り着いた館内入口。
こうして見るとやはり美しい建築だと感じる。
意匠の凝った建物は森の中に静かに──]

 ん?

[美術館自体の建築美に圧巻されていれば、震える携帯。
長い指先で画面を撫でて確認すれば田端からのもので。
ちょうど入口にいることもあり確認してみることにする。

文章の流れからして、田端は開かないことを危惧しているのか。
揺れた気もしたし何も変わって居ないように見えるが
大きな事故が起きたのだったか。
歪みが生まれて動かないということも有り得る。
そう思いながら入口の前に立った。

──自動ドアは、動かない。]

(102) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 困るな。

[暑くて死にそうなんだが。
災害以前に今、正に。
こんなにも静かで何も無かったかのような佇まいなのだから
普通に空いてもおかしくないが。

──そう思った途端、意志を読むかのように自動ドアが開く。

静かに開いたままのドアを眺めて
おもいだしていたのは、ここに訪れた時の奇想天外な天候のことだった。
まるで誰かに見られている。
それはあの黒い天使か、それとも。]

(103) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 『確認した。
  動くと思えば動く。』

[端的に打ち込む文字は奇妙な文章だろう。
しかし、言い得て妙なのだ。
田端が何度か窓を開けようと試した時、その窓が開かなかったように。
いくつかの窓の中、空気だけが通り抜けられる窓が開いたように。

意志の力が働いている。
大なり、小なり。

いよいよもって普通ではない世界に来てしまったようだ。
だからといって自分が変わる事など殆どない。
常の如くのんびりと入口に静止していたから、
メッセージを送った田端とは入口で出会うことになるだろう。*]

(104) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 14時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 田端先輩とLINE ――

[  カフェに向かう道中、
  田端先輩から個別LINEが届いた。>>95>>96 ]

 温かい飲み物かあ。
 インスタントコーヒーとかティーバックとかなら
 俺でも作れそうだけど……。

[  こういうところのカフェって、
  もっと本格的な豆とか茶葉とか使ってそうだなあと
  思いつつ。

  『了解です』
  『とりあえずキッチン使って何か用意します』
  『飲み物は味噌汁とかでもいいっすかね?』

  とお返事しておいた。
  ちなみに俺は、夢の世界とほぼ断定しているから、
  勝手に色々使うことにさして罪悪感も抱いてない。 ]*

(105) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― カフェ ――

[  カフェまで着くと、
  緊張してゆっくりになりながらも
  店内へと足を進めた。

  店内に入ると、西門教授がいるのが見えて、>>#4
  改めて自分が無事であることを告げる。

  他にも誰かいれば挨拶をして、
  一通りの会話が終われば、
  キッチンで作業をすること旨を伝えて
  移動しただろう。 ]*

(106) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ・キッチン ――

 とりあえず、冷蔵庫に食材はあるし、
 水は出て、火も使えるっと。

[  冷蔵庫には肉・魚・卵・野菜・水・ジュースなど
  食材や飲み物が豊富に入っていて、
  冷凍庫にはアイスクリームが詰まった
  スチール製の容器も入っていた。

  とりあえず味噌汁を作ろうかと、
  俺は冷蔵庫から昆布や鰹節、
  味噌や豆腐、長葱を取り出した。

  鍋に水を入れるときに、
  水道から水が出ることを確認し、
  鍋に火をかけるときに、
  ガスレンジから火が出ることも分かった。 ]

(107) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  もしかしたら、探せばめんつゆとかだしの素とか
  見つかったのかもしれないけど、
  とりあえずキッチン状況の確認を優先することにして。

  昆布と鰹節で合わせ出汁を取り、
  出汁を布で濾した後、
  豆腐はさいの目切りに、長葱は小口切りにする。

  こんな異常事態の中、
  包丁なんて持って大丈夫かなんて思ったけど、
  料理中は意外と無心になるからか、
  怪我をすることなく具材を切り終えた。

  その後、作っただし汁を鍋に入れて、
  具材を鍋に投入し、沸騰するのを待つ。
  一旦火を止めて、お玉に取った味噌を溶かしいれると
  食欲をかき立てるいい匂いが辺りに広がった。 ]

(108) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 炊飯器も大丈夫そう。

[  そんなこんなで、味噌汁が出来上がると
  おにぎりでも作ろうかなと、
  キッチン内にある炊飯器に触れてみた。

  スイッチも入るし、
  おそらく使用に問題ないと判断しつつ、
  俺は米を研ぐためにざるを用意して、
  米をざるに入れると、
  水道の水を出しっぱなしにして、
  ひたすら米を研ぎ続けた。

  冷たい水の感触と、米が指先に触れる刺激が
  「俺、こんな呑気なことしてて大丈夫か?」と
  思考を一気に冷静にさせたけれど、
  まあ、ここまで準備したら最後までやり遂げようと
  俺は自分を無理やり納得させた。 ]

(109) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  研いだ米を炊飯器に入れてセットしたタイミングで、
  俺はグループLINEを開く。

  大藤先輩がこの時点で
  カフェにいたかいなかったかに関わらず、
  俺が大藤先輩のLINEに>>98
  初めて気づいたのはこのときだった。

  メッセージを読んだ後、
  俺もグループにメッセージを送るが、それは、

  『カフェに着きました』
  『カフェのキッチンは問題なく使えそうです』
  『食材や飲み物も豊富にあります』
  『味噌汁とおにぎりの準備してます』

  という、やはり呑気なものだった。 ]**

(110) 2023/07/27(Thu) 14時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在・入り口―

[震えるスマホを確認すると、大藤からのメッセージでした。>>104]


…………………手動?


[自動ではなくて、手で開けたら動くと解釈してしまいます。
まだ田端は不思議な世界を自覚し切っていなかったからです。
だから眉を寄せたまま入口に辿り着き、そこに佇む大藤を見つけました。
その様子は落ち着いていて普段と変わりがないように見えます。]

(111) 2023/07/27(Thu) 15時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 15時頃


【人】 水商売 タバサ

大藤くん、も、夢の中…か。


[少しだけ。ほんの少しだけ、外に居たという彼が実は夢の外の人で、カフェで合流できないのでは…という可能性を考えていました。
だから田端はつい落胆した声で言ってしまいます。
田端はそのまま自動ドアの前に向かいました。
隣に立つだけでは確かに動きません。
なので、自動ドアが反応するようにと手を大きく左右に振ってみました。これで動くのではないかと。
そうするとその意思に反応したのか、自動ドアが開きます。]


…………大藤くんの動きが鈍くて動かなかった説は無い?


[単に自動ドアが反応しきれなかっただけでは、と推察しました。
今もそこに佇んでいましたから、その可能性を考えたかったのです。
自動ドアが開いたのでそのまま田端は外に歩いて行ってみます。
すんなりと、何事もなく自動ドアを通る事ができました。
振り返るとそこには先ほど見た通りの美術館の入り口と、大藤を確認する事ができます。
どうやら普通に外に出られるようです。]

(112) 2023/07/27(Thu) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

………出られるんだ。
でも、こういう時一人で車で脱走したりすると死亡フラグだったりするのよね。
そもそも車のキー持ってないけど。
………大藤くんは、そのままカフェ?


[今まで外に居た彼を無理に誘おうとは思いません。
なのでその行き先を確認します。
けれど、振り返って少し違和感を覚えました。
彼は外に居たからかとても暑そうに見えました。
汗の気配はもう消えていたでしょうか。
そして、外に出たにも関わらず、田端は全く暑くありませんでした。

なんの気温の変化も感じられなかったのです。]*

(113) 2023/07/27(Thu) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

―福原くんとのLINE―

[それはどのタイミングで受け取ったのでしょう。
こちらのラインに対する返事>>105に、キリッと正座しているロラえもんの了解スタンプを送ります。

その後暫くしてからの報告>>110はLINEグループで「たまごサンドが食べたい」とリクエストしておきました。
おにぎりを作ってもらっておいてこれですが、だって食べたかったんです。
合流してから自分で作れば良いですが、ついでに作っていてくれたなら美味しく食べられるでしょうから。]*

(114) 2023/07/27(Thu) 15時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[不可思議な現象の中に戸惑うでも焦るでもなく立ち尽くしていれば
やがて人の気配がこちらへとやってきて、それが田端だとわかった。>>111>>112
今日もやはりその身体が一番似合うような大胆な服をしているなと
遠目に見るだけで、それ以降なるべく注視しないように気を付ける。
何とは言わないがちょうど10cm程度の身長差だとどうしても
上手い具合に見えてしまうものだから。
そんな視線誰しも欲しくなかろうと、すいと視線を外しつつ。

動きの鈍さに反応しなかった説の提唱は、
聞こえていれば反対異議なく頷いたことだろう。
稀にある、開いたと思ったドアに間に合わなく挟まれたり
動く歩道で少し躓いたり。

佇む自分をよそに、涼しい顔をして彼女はこちらへとやってくる。]

(115) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 死亡フラグなら、男女のペアも危ないな。

[金曜日に訪れる殺人鬼はいちゃつく恋人を必ず狙うのだとか。
いや実際はどうなのだろう。
映画を見たわけじゃないから詳細は知らない。
冗談のような本気のような至極わかりにくいトーンで返した。>>113]

 そのつもりだ。
 田端は? 必要ならついていくが。

[冷えた部屋の中から来たからだろうか。
彼女は暑さなど感じぬといった風で、
まだ汗だくの自分の横を通り過ぎ一歩二歩。]

(116) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[同じ場所、同じ時間に立っていたとしても
同じ世界を共有しているとは限らない。

─ 例えばそれは同じ天候を見て
  綺麗だ、天国のようだと感じる者がいれば
  不快だ、不穏だと思う者がいるように ─

酷暑だと思う自分に反して、田端はそう思っていなかったのだろうか。
それともまた別の不可思議現象か。
はたはたと、止まらぬ汗を拭いながら
何処かに行くなら自分が必要かの、彼女の答えを待った。*]

(117) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[その前後の記憶は曖昧だった。

例えるなら、急に頭上から鉄骨が降ってきたり。
暴走トラックに突っ込まれたり。
予兆も何もナシのくも膜下出血ってこんな感じ?

よく分からないけど、確かな衝撃。

メグココちゃんにエア撫でられて破顔したとか。
ちょっとニトちゃんの手を、髪の感触を思い出したとか。
シロマちゃんの頬のラインを見ながら、
こんなカップが焼いてみたいなとか。

――覚えているのはそれくらい。

妙に重たい瞼を屡叩くこと数回。
握って開いて、手も足も自由に動くから、
眠っていて夢から醒めた、くらいの心地だった。

目の前の、スーツ姿の黒い死神を除いては。]

(118) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

−1階の悪魔の絵画前−

[やさしく微笑む美しい女性。
慈悲深く微笑む女性の伸びた影には羽根が生えている。]



        バツン


[音が耳に届くと同時に、衝撃
足元はぐらつき、
  尻もちをついた ような気がする

        最後に見たのは、黒い羽根**]

(119) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

あ、さっきはどうも。
ここのオーナーさんとかですか?

[美術館内は空調万全のはずなのに、
気付けは冷や汗が額を濡らしていた。
見間違いではなかったらしいと、話かけるも様子がおかしい。
会話にならない上、黒い人が一方的に宣うには、

死んだかも
災害 慈悲 倒壊 お亡くなり

夢をみる

たった一人

たった一人

オレは理解を拒絶する。]

(120) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 
 "とーかちゃん、とーかちゃん"
 "髪、結っていーい? だめ?"


[――ぅわん、と耳鳴りのような感覚の奥で
懐かしい声を聴きながら、
目覚めて最初に目に入ったのも、
黒い羽根だった。

絵画ではなく 人の体に生えている、羽根。
あの時なんて言ったんだっけ、と
夢の声と 視界の黒の狭間で ぼんやり考える]

(121) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[其れはとても心地よい声なのに、
何とも言えないざわざわとした気分になる声。

なんで、
  "怖い"と思った人はみんな綺麗に笑うのだろう。]

 災害・・・

[あの音か
ぐらぐらとして そうだ、尻もちをついたんだ。
さっきまでなんともなかったのに、思い出したら痛くなってきたな、と頭の隅で思う。

突然変わる口調に、こちらが"彼"なのか?と思うけど]

(122) 2023/07/27(Thu) 15時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[言いたいことだけを言って、男は消えた。
みなさまのうちのお一方。
つまり、仁科か、それ以外の誰かがひとり死んだ、と。]

 ――ええっと、そう なんスね

[返した言葉はそれだけ。
聞きたいことはきっとあったけど、言葉がまとまらない。
待ってくれるわけもない。

何も聞けないまま、瞬きひとつ、する間に消えていた**]

(123) 2023/07/27(Thu) 16時頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 16時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……冗談キッツ。
脱出ゲームとか、そういう催しあったっけ?
それとも、西門先生が仕組んだドッキリとか?

[四人目の彼女の趣味だったから、
なんちゃら劇団主催の脱出ゲーム的なやつに
何度か参加したことはある。

ルールが説明されて……、
でもこの場合の脱出成功って?

振り返れば、美術館の入口であり出口である正面扉が見える。
試しに足を向ければ、自動扉は入った時と同じように開いた。
ただ、チケットの窓口に「CLOSED」は
表示されていないのに、無人だった。]

そういえば、みんなって何だ?

[丁度その時、ポケットのスマホが震えて
LINEの着信を報せていた。]

(124) 2023/07/27(Thu) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

わかる。殺人鬼系のホラーものなら私一番に死ぬやつでしょ。
生き残るのは童貞と処女だものね。それと子供。


[好奇心が強かったり恐怖心が皆無だったりするとそうでなくても死にやすいと記憶にありました。
こんな時にお盛んにセックスなんかしたら尚更です。
大藤が童貞かどうかまでは知りませんでしたが、自分が処女で無いのは確実です。隠すことでもありません。
それに好奇心が強い田端と恐怖心がなさそうな大藤のペアなら、殺人鬼はウキウキで殺しにきそうな気がします。
けれど、自分で言っておきながら今回はそれに当てはまらないような気がしています。]

(125) 2023/07/27(Thu) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

でも。さっきの。羽の生えた男…会った?
私が会ったそいつは、もう死んでる人は決まってるみたいなことを言ってたのよね。
だから、死亡フラグとかは大丈夫じゃないかしら。
むしろ、ジタバタしても仕方がない気もしてる……。


[彼も同じ男に会ったかどうかは分かりません。
ですから、自分が会ったその男の言っていたことを口にします。
必要があればついてきてくれる>>116と大藤は言ってくれましたが、はたはたと滴り落ちる汗に田端は眉を寄せました。]

(126) 2023/07/27(Thu) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

そんなに汗だくで何してたの。
早く水分補給したほうが良いわよ。
私なら大丈夫だから……ただ、吊り橋やトンネルの方に歩いて行こうかと思ったけど……結構距離あったから……。


[歩いて行くとかなり時間がかかりそうです。
だから車を借りたいと思いましたが、車だといざと言う時に詰んでしまう気がしました。
エンストしたとか、無いとは思うけれど化け物に襲い掛かられて……とか。
自転車でもあれば良いのに。
そんなことを思いながら辺りを見渡すと、いつからか自転車がそこにあるではありませんか。
大藤は認知していなかった筈のそれに近づき確認します。
鍵もかかってなければ、パンクもしていないようです。]

(127) 2023/07/27(Thu) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

私、このままこれで行ってみる。
だから、大藤くんはカフェに向かって、福原くんたちに入口のこととか伝えておいてくれる?
あと、私はこっち確認してくるってことも。


[大藤の水分補給が第一と考えていましたので、田端は自転車に腰を下ろしながら彼にお願いします。
教授がカフェに居ると知っていたならそちらに向かって車のキーをもらったのですが、生憎知らなかったからです。
お願いという形を取りながらもこうして指示のような形になってしまうのは、この二人ではいつも通りだったかも知れません。
物静かな大藤と、自分で何とかしなければと動きたがる田端、穏やかな調整役の成海……なんて図は前からあったかもしれません。]*

(128) 2023/07/27(Thu) 16時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[ひとまず、手をにぎったりひらいたり
ぐー ぱー ぐー ぱー 感触はリアル。
尻は痛い。
尻もちを思い出してからだが。

男の言った言葉を 認識はしたけれど
夢ではないかの確認は必須であろう。
夢ならば、それで良い。起きれば終いだ。

覚悟しろって、言われても。
死ぬ覚悟を?
死なれる覚悟を?

今は現実味がないから、
まだこうして
冷静であるかのように考えていられるんだろうか。

これが現実だと知った時、
わたしは一体どうするんだろう**]

(129) 2023/07/27(Thu) 16時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 少し前・エレベーター内部 ──


『分かりました、率先して動いて指示までくださり大変頼もしいです。
ですがもし何かあった時一人だったら、大声を上げてください。』

[別段不都合も無く快適な空間、独特の浮遊感に身を任せつつ成海は壁に背を預けスマホをいじっていた。

先程通知された個人宛への返信だ。>>87
文章上だと成海は進学時から敬語を一貫している。

全体メッセージでは少しばかり嘘をついていたことを伝えるか迷い、結局この時は忠告に留めるに至った。
田端を信頼していないわけではないが、言葉とするには何もかも不確定で要らない不安を与えるだけな気がした。

見間違いかもしれない。
そうじゃなかったとして、ただの虫──その筈だ。]

(130) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── →美術館一階 ──

[成海の担当分の窓は全て開けられた。>>100
今のところ通った分は、
空気を入れ替えられる程度に、という限定性があったが。

内鍵の金具や窓枠等に細工をされている様子は無い。
外も入館前と変わりない自然が広がっていて、
酷暑のむせ返るような風が隙間から入り込んでくる。

けれどそれをどれだけ浴びていても、
あれだけ聞こえていた蝉の声を運んではこなかった。]

銀さん。やっぱり君も此処にいたんだね

[呼び声に振り返り、駆け寄った。>>90

大人しい少女、同行者はいなかったらしい。
さぞ不安だったろうと、成海が思った直後──]

(131) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[顎に手を添えて少しの間沈黙することになった。
彼女には自分と同じでいつも笑みを浮かべている印象があった。
黒い目が映す今の少女は真顔だ。

出会った先輩にビンタをせがむのは突発的行動だろうか?
落ち着く為の冷静な行動に入るのだろうか。
自分の送ったメッセージを脳裏に蘇らせていた。]

俺で良ければ

[しかし、銀の目の前にいるのはあまり一般的ではない先輩だった。
ツッコミを入れるとか落ち着かせるとか、対処法を考えるよりも願いに応じようとしてしまう程度に。

短い返答に続くのは、流石に男子の全力に程遠いがまあまあ痛いだろう一撃。
よろめかせたりはしない筈。
でも本当に辛い思いをさせてしまったようなら、謝ろう。

望み通りに頬を打たれた反応はどうだったか?
銀の姿が消えたり、周りの様子が一転するといった異変は起きなかったようだ。]

(132) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


……君も会ったかな?“天使様”に
そう簡単には帰れないと思うよ

グループには入っていたよね?
一度スマホを確認して、状況を知るといい
皆各々が動き出している筈だから

[覚ましてはやれない、助け出せもしない。

無力な先輩は微笑みを変わらず向け続けながら、
今教えられる全てを伝えるのみだ。*]

(133) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[スマホを取り出す際、
一緒にポケットから落ちた
保冷剤を慌てて拾う。

もう生温い冷却液の、ぶにぶにした感触。
ノっ君に返さなくちゃ、と思い至り。
ついでに頬の痛みもズクズク蘇った。]

夢なわけない、
夢ならアカリんにフられてないって!

[救いを求めるようにLINE画面を開く。
西門研究室のグループLINEに目を走らせて。]

外部連絡できない……?

(134) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[昨日も確認のために開いていた、この
美術館のホームページすら繋がらない。
お気に入りの動画サイトも然り。

LINE画面には点呼のように、研究室のメンバーが、
バスに乗っていた名前が列挙されている。]

『骨谷ヘータ、意識あります。
ちょっと回り見てきて、
カフェには後ほど顔出します。
P.S. ノッ君後で保冷剤返す。』

[オレ足早に館内を闊歩しながら、
辛うじてそれだけ打込んだ。]

(135) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――美術館1F/ミュージアムショップ――

[オレはとりあえず、人が居そうなところを考え
販売コーナーに向かって長い廊下を進む。
展示室にも、あれだけ魅了された
天井や照明のデザインにも目もくれず。

積まれたパンフレット。
作品モチーフのキーホルダーとポストカード。
ペットボトルの冷蔵庫はちゃんと冷えている。
レジも置いてあるのに、居るべき場所に
店員の姿はない。]

(136) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[いや、ここに来るまで誰一人としてすれ違わなかった。
いくらなんでも、これはおかしいよなあ!?]

……どういうことだ。

[のろのろと、もう一度LINE画面を見る。
そして、黒い翼の男の言葉を反芻して。

ラグでもあったのかな。
タバたん先輩とトサカ先輩の入口での一幕は、
オレが売り場へと向かった後なのだろう、
すれ違うことはなかった。**]

(137) 2023/07/27(Thu) 16時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 16時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモをはがした。

2023/07/27(Thu) 16時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 16時半頃


頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 16時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 美術館一階・窓辺 ──


[自分自身も気になるところなので少しスマホを見ることにした。
先程は田端からの通知に返すのみで、全体はろくに目を通しもしていなかったのだ。

自分達先輩を労い他者を気遣う福原>>94
大藤らしい簡潔ながら必要情報があるメッセージ>>98
多分それは朗報なのだが、予定されていたカフェの使い方と大きく変わったことに内心苦笑いした。>>110
新たに確認された名前。日常の雰囲気と非常時の内容が入り混じる文章。>>135

状況は敷地内のあちこちで動き続けている。
此方からの報告は窓の確認を終えてからでもいいだろう。
恐らく全て同じ状態となり、入り口も開くのではないかと思っているが。]

(138) 2023/07/27(Thu) 17時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[開いたところで、外に出れたところで──ねぇ。
何も変わりやしないだろう。

まるでここは鏡に映されたこの世ではない世界なのだから。
あの紳士も自分達に攻撃を仕掛けてきているわけでもない。

逃走に意味があるとは到底思えずにいる成海は、だからこそ皮肉にもいつもの役割をこなしている。>>128

兄は成海と違い感情の起伏が激しく、父に強く反抗していた。
しかし文武両道で優秀という一面があった。
劣った後継スペアは、恥を晒さない立ち振舞の裏で淡々とあるがままを受容することだけは得意だった。
それでもこの非現実的状況には衝撃が長引いていたけれど。*]

(139) 2023/07/27(Thu) 17時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 17時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 それなら俺も死ぬな。

[もしもこの場に猟奇的な殺人鬼がいるのなら
真っ先に殺されてしまいそうな二人であるのは確かだった。>>125
自分は大学四年にまでなって貞操を守り続けているような男ではないし
好奇心と恐怖心においては、ある意味で最悪なほどにぴったりのペアだ。
しかしながら当の殺人鬼がまだ出てこないのは、幸か不幸か。]

 会った。
 ジタバタする気は自分にはないが。

[『自分か、あるいは田端が死んでいるのかもしれないな。』
その言葉を紡ぐことこそしなかったのは
田端の眉がしっかりと皺を刻んだのを見て取ったからだ。>>126]

(140) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[目の前の彼女は自分と似て、一人で居ることが多い。
しかしこうやって他者を思えるという部分に天と地ほどの差がある。
田端は人を見ているし、優しいなというのが自分の印象だ。]

 ロータリーにいた。
 確かに、喉は乾いたな

[そしてまた端的に居た場所を返すも、何故そこに居たかは伝えることなく。
水分補給をと言われれば、今まで感じてもいなかった
喉の渇きを感じてきてしまうのだから人間とは不思議なものだ。>>127

ふと田端が近付いていく先に、いつの間にか自転車が存在している。
先程なかったそれを確認する田端の姿を後ろから見やり。]

(141) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[ほんの少し前まで、人がいた美術館。
見渡すと、自分一人しかいない。
あれ、目線が低い。
まだ立ち上がっていないことに気付いた。

明晰夢をよく見るほうだから、
これは夢かな現実かなって夢の中で考える。
でも夢の時って、体の感覚が今ほどリアルじゃない。

スマホが震える。>>67
そういえばそんなものがあったな、なんて。
現実味のない話に、現実の通信機器を忘れていたようだ。

頭より体の方が現実を重く受け止めているのか
足は立ち上がろうとしてくれなくて
ぺたっと座り込んだまま画面を見た。]

(142) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 わかった。

[確認をしに行くという田端には頷きを返す。>>128
気遣える男ならば、荷物も置き去りにして姫を守る騎士の如く
その身を守りについていくのだろうが。
そうでないことは数年を過ごす中でお互いが認識していただろう。

自分は思考が過ぎて止まることもよくある。
物静かで冷静で、無感情。
それが故にできることもあるし、
田端は好奇心が強く独りで動きたがり
だからこそ発見できることもある。
それを調整する高祈の采配──

ならばまずは高祈に事情を伝えに行くべきか。
情報伝達は一番の不得意分野だが。]

(143) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ



 無事、なんスかねぇ・・・

[西門教授からのラインに考え込む。
これが本当だと仮定するなら、誰かが死んだのだ。
でも、それ以外は大事にもなっておらず
今ここでは、みんなが無事のはずだ。]

 難しいスね

[なんて返すのが正解なんだろう、と
無事だと言えばいいだけのラインに暫く悩むうちに
色んな情報が入ってくる。
最終的に、「意識あります」>>135にヒントを得て

 「仁科 起きました」

と返した**]

(144) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 
 殺人鬼がいないとは限らない。
 人でない可能性だってある。

 気をつけろよ。

[思いつく限り穏やかな言葉を選んだつもりで田端に言葉を投げた。**]

(145) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 17時半頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 17時半頃


【人】 水商売 タバサ

ねー。死ぬわねえ。


[当たり前のように頷いて見せました。>>140
童貞だったら逆に驚いていたと思います。
彼もそれなりにモテていた筈ですから。
ただ、ジタバタする気はないと言われると小さくため息をつきます。]


結果は変わらないと思うわよ、私だって。
でもどうせならどこまで行けるのか確認しておきたいじゃない。
それに、この先に誰かいるかもしれないでしょう。
私たちはグループラインで連絡が取れてるけど、グループラインで連絡が取れる相手だけが残ってるとは限らないじゃない。

(146) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 水商売 タバサ

[結果が変わらなくても、田端は動きたかったのです。
何もできないにしてもそれを自分の手で自覚してからではないと納得できないのです。
理解は出来ても、心が騒めいてしまうのですから。
それに、研究室のメンバーだけとも限りません。
研究室のメンバーでも助かった子がいるかもしれません。
またスマホが震えます。見ると、やり取りの最中に来ていたのか気づかなかった骨谷のもの>>135と仁科のもの>>144。]


『夢から?それとも、どこかに倒れてた?』


[そう、咄嗟に仁科にグループラインで尋ねます。
眉間の皺が深くなったのは、後輩の女子からメッセージがあったからです。
同輩だから、年上だから、男子だから良いとは思いません。
けれど、年下の女子は特に居てほしくないと思えました。
思ったところで巻き込まれてしまったのは仕方がありません。]

(147) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

【人】 水商売 タバサ

一先ずどこまで行けるのか。
誰かいないのかも含めてみてくる。

……もし連絡つかなくなったらよろしくね。


[だから、殺人鬼や未確認生物がいる可能性がゼロではないかもしれないことには肩を竦めて>>145その労いの言葉を受け取りました。
自転車に乗り込み颯爽と吊り橋やトンネルに向けて漕ぎ出します。

田端には、外の風がヒンヤリとして感じられました。
美術館の中よりも、ずっと。]**

(148) 2023/07/27(Thu) 17時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 17時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[そういえば、幸せそうな男女の絵があったな。>>0:301
なんてふと思い出したのは、少し前まで存在した平凡な日常の断片だからだろうか。
この後に起きることなど、何も知らずに呑気に観覧していた。

薔薇の生け垣を背にする様は和風の庭に馴染む成海には、描かれた二人の人種がどうであろうと異国的に思えて
まるで王子様とお姫様のようにも、感じられた。]

(149) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[現代人が初めて目にするノブレス・オブリージュとは
御伽噺のラストの王子様とお姫様の結婚ではないだろうか。

勿論二人には運命的な出会いや障害を乗り越えた特別な関係性もあっただろうが、後に両国の利益となることは間違いない。

あの子が兄と婚約することになったのも、
一代で財を築き惜しみ無く金をばら撒いて数多のパイプを繋ぎ後ろ暗いバックもついている高祈、古くから市に根差し地元の名士で権力者の老人連中の支持を集めていた市議会議員の天原
地元で権力を二分し開発事業を巡り対立していた両家の諍いの解決の末のことだった。

だが兄はそれからすぐにバイク事故で死亡し、
年下の成海の婚約者となった彼女、真那も数年後に後を追うかのように天原家付きの運転手と共に転落死した。

──どちらも雷鳴轟く大雨の日
此方に進学する前の成海が校舎で迎えを待っている時間に起きた悲劇。]

(150) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[胸を満たした感情が
彼らへの愛と悲しみならば高祈成海は美しい物語の一員になれたのに。

死者との別れの場、
一度目は兄、二度目は婚約者を喪った哀れな令息。
黒を纏い母の傍らで俯いたさも弱々しく見える微笑。

その裏にあったものは、
よく知った誰かが死んでいるかもしれないと受け止めて思ったことは、

──なんて悍ましいと、本人すら思わずにはいられない。*]

(151) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>131>>132>>133 銀の"お願い"に
高祈が思案する様子を見せたのは僅かな時間。
控え目な前置きのあと、青年の平手が飛んでくる。]


  ………い……っ、つ……!


[当然の痛みに、声をあげる。
全力でないことは音の割によろめきもしない
打撃の程度で知れたが、やはり痛いものは痛い。
そっと頬を擦った。]

  ありがとうございます。
  ……夢じゃなさそうですね。

[頼む相手に間違いはなかったらしい。
軽く一礼をして。]

(152) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  天使さま……って、さっきの黒づくめの?
  高祈先輩も会ったんですね。
  
  お知り合いなんですか?

[控え目にいっても天使には見えなかった。
高祈の知り合いの可能性を考慮して、
ひとまず否定的な言葉を口にするのを避ける。

だとしたら、この企てに目の前の青年も加担して
いるのだろうか。オーバーラップする黒色。
少し不審に思いながらも。]

(153) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  あ、スマホ確認してませんでした。
  そうか、夢じゃないから使えるんだわ。

[美術館内ではマナーモード。
かつ、バイブレーション機能もオフにしていた。
正直スマホの存在すら忘れていた。
マナーモードを解除して通知欄を開くと
幾人かの無事が確認できる。
しかし、次々増えていく情報を追っていっても
状況はいまひとつ伝わってこない。]


  『銀 鼻血のみです』


[ひとまず、安否確認をとメッセージを送る。
鼻の粘膜が切れやすい体質だ。
叩かれた衝動でつ――と鼻血が流れ落ちていた。
バッグからハンカチを出して押さえるように拭き取る。]

(154) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



  それで……帰れないっていうのは、
  さっきのあの人の、
  言葉通りだからってことでしょうか。
 
  高祈先輩も、本当に何も知らない?


[彼が口にした天使様という呼称と、
高祈がどこぞの御曹司で何某かの権力を持つ――
そんな余分な先入観の合わせ技で、
どうしても問う声には疑念が宿った。**]  

(155) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――美術館1F/ミュージアムショップ――

[タバたん先輩の『夢の中に居ます』
ニトちゃんの『起きました』

――自分が、起きているのか、夢みているのか、
分からなくなっていたから、『意識はある』なんて
変な言い回しになってしまったのだ。

案の定、タバたん先輩がツッコミ>>147を入れていたので
オレは心中で失笑するに留める。
つまり、みんな混乱しているのだ。
黒スーツの翼男はメグココちゃんにも見えていた。
あのワケワカラン説明を聞かされたのも、
オレだけではないってことで。]

(156) 2023/07/27(Thu) 18時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 18時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

さすがに夢の中だとしても、
万引きは心苦しいな。

[オレは冷蔵庫の中で冷え切ったコーラを取り出す。
蓋を回した時のプシッと軽快な音も、
喉を擽る炭酸も、夢というにはリアル過ぎる。]

『1階奥のミュージアムショップに、
ペットボトル飲料幾つかあります。

全部は無理だけど
カフェに持って行きますね。
もっと必要であれば随時。』

[黒のザックに紅茶やらオレンジジュースやら
5本くらい詰め込んで。
レジ前のカルトン(※お釣用トレイ)に
千円札を二枚置いておいた。]

(157) 2023/07/27(Thu) 18時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[ついでに思いついて、
店のカウンター裏にお約束の
警報装置のボタンを押してみたけど、
ウンともスンとも、そっちは無反応だった。

残念。**]

――→B1/カフェへ向かう――

(158) 2023/07/27(Thu) 18時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 18時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


チケットを買う前に見掛けたね
格好良いってことくらいしか考えてなかったから
翼を出したり姿が消えたりには、本当に驚いたな

[如何すればあの人外と自分が知り合いだと思うのだろう。
言葉は選ばれていたものの、不審に思ったのが伝わった。>>153

けれどそれは彼女の把握能力に問題があるのではない
恐らくは、現状の受け入れ方に大きく差がある。
そう考えつつ、穏やかに何も気づいてないように返したつもり。]

あっ、……ごめん
これでも納得出来る程度に加減したつもりだったのだけど

[銀と同じタイミングでスマホを確認していたので、鼻血にはハンカチを出した頃に気づいた。>>154
先程は礼を言われたし、衝撃で転ばせたりもしなかったので何も言わなかったが、純粋な罪悪が胸を過る。>>152

何かするにももう本人が拭っている。口許を覆い視線が一時彷徨うに留まった。正直に言えば暴力の行使は生まれて初めてだ。
よりによって、非現実的状況に追い込まれた年下の少女がその対象だなどと。]

(159) 2023/07/27(Thu) 18時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



何も知らないよ
自分が無力な人間だってこと以外は

[知らないふりをした疑念が今度は表層に浮き上がる。>>155
胸に手を当て、揺らがぬ表情と声で宣言した。
それは丁度あの黒服を見送った時の素振りと同じ。

成海は思い出す。自分の家を知って他者が向けてくる感情の中には、負の要素もあるということを。

フィクション外の金持ちは、利益を見込んで汚いことをしようとも
愉悦の為だけに非人道的行為に手は染めない。
少なくとも舞台が反戦の法治国家で、ここまで大規模なものならば。
……という想像の参考資料は、自身の父と周辺人物のみなのだが。]

(160) 2023/07/27(Thu) 18時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


俺は君に出会うまであちこち見て回ったつもりだけど、
危ない誰かに出会って攻撃されたりしなかったよ

何も確かな証拠は無い状況、今すぐの危険性がない場所
ならば一先ず言葉通りに受け止める以外に何が出来るのかな

見えない敵より恐ろしいのは、自分の判断能力の喪失だよ

[確認するように言った状況とは、皆の存在確認とどこで何をしているのかだ。
何らかの策略に巻き込まれていようと、“天使様”の言うとおりだろうと
今自分達に出来るはそんなもの。

彼女にはあの揺れの記憶は無いのだろうか。
大きな目を見つめてみたけれど、事実は分からない。]

(161) 2023/07/27(Thu) 18時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


銀さんはこれからどうする?
カフェに行けば他の人に出会えると思うよ

俺は、このまま時計回りで一階の窓の半分を異変が無いか調べる約束なんだ

[変わらない静かで優しげな声。
不安と疑念を宿す、状況を受け入れきってない後輩に安らげる場所を提案する言葉。

何より最初に出会えた男が信用に値しないのなら、そうするべきだろう。*]

(162) 2023/07/27(Thu) 19時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 19時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在―

[田端は自転車を走らせていました。
暑いのが嫌いだからでしょうか。
それとも心の奥底に宿る不安がそうさせるのでしょうか。
あたりの空気が肌寒く感じられるほどです。
夏だと言うのに。大藤はあんなに汗をかいていたと言うのに。
それでも、吊り橋に辿り着くまでに他の人影を見る事はありませんでした。
そのまま自転車を止める事なく吊り橋の先へと進んでいきます。
ペダルを漕ぐ脚を止めたらそこで立ち竦んでしまいそうな恐怖感はありました。
そう、何をしても変わらないのでしょう。
例えばここで誰かが倒れていても、泣いていても、笑っていても、あの男の言う通りなら田端には何をする力もないのです。
或いは人数を増やすことで自分の生き残る可能性を上げたかったのかもしれません。
結果が変わらずとも、人数が多ければ、知らない人がいたのなら、薄情だとは思いますがそれだけ気分が楽になる気がしたからです。
けれど、新しく綺麗に作られただろう吊り橋を渡っていると変化がありました。]

(163) 2023/07/27(Thu) 19時半頃

【人】 水商売 タバサ

…………………………………えっ。


[確か、吊り橋の先にはトンネルがあった筈です。
けれど、誰かいないかとあたりに視線を巡らせて再び前を見た時、目の前にはトンネルではなくて美術館が見えました。
自転車を止めて田端は呆然としてしまいます。
立ち止まり数十秒してから、もう一度吊り橋の向こう側に向けて走り出しました。
今度はまっすぐ前を向いたまま。
けれど結果は同じでした。
いいえ、今度こそ明確に変化がありました。
一瞬空気が歪んだような、立ちくらみをしたようなそんな不快感があったのです。
思わず自転車を止めて頭を軽く振ると、もう目の前には美術館の姿が見えていました。]

(164) 2023/07/27(Thu) 19時半頃

【人】 水商売 タバサ

………………………まあ、そうよね。


[一先ず、この辺りが移動の限界のようです。
美術館の周囲の森も似たようなものなのでしょう。
探せば逃げ道がある可能性もありますが、おそらく同じように戻ることになるだろうと理解は出来ました。
なので、グループラインで連絡を入れます。]


『辺りに人が倒れたりしてないか見てきたけど
 吊り橋を越えようとするといつの間にか戻されちゃう。
 その途中で倒れてる人だとかは見当たらなかった。
 これから美術館の周囲を自転車で回ってから
 美術館に戻ろうと思う。』

『あと銀ちゃん鼻血ってどう言うことなの。
 ちゃんと安静にしてね。』

(165) 2023/07/27(Thu) 19時半頃

【人】 水商売 タバサ

[研究室のメンバーはもうほぼ全員がこの夢に巻き込まれていると言って良いのでしょうか。
それにしても銀の鼻血>>154が気掛かりです。
小さくため息をつき、自転車に乗ろうとして田端は動きを止めました。
何か、黒い物が視界を横切った気がしたからです。]

(166) 2023/07/27(Thu) 19時半頃

【人】 水商売 タバサ

[それは、なんだか嗤っている気がしました。
それは、なんだか荒い呼吸を繰り返している気がしました。
それは、何かを握りしめているような気がしました。
それは、

    悍ましい目付きで此方を見ているような。]

(167) 2023/07/27(Thu) 19時半頃

【人】 水商売 タバサ

来ないで!!!


[咄嗟に田端は叫びました。
それが何だったのか分かりません。
確認したくありませんでした。
ただ、がしゃん!と、自転車に衝撃が走ります。
カツ、コロコロ……と、自転車に衝撃を与えた物が吊り橋の上に転がり落ちました。
それは、拳大の石ころです。
どこから飛んできたのでしょう。
田端の顔が青褪めます。
石が飛んできただろう方向を睨んでも何もいませんでしたが、その虚空を睨みつけました。]*

(168) 2023/07/27(Thu) 19時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 19時半頃


【人】 季節巡回 こころ

[どれくらいそうしてぼうっといただろう。
ようやくスマホを見れば
わっとグループラインが流れ込んできた。
こんな不思議空間でもLINEは出来るのか。
何だか奇妙な話だ。

目を閉じ、深呼吸をした後に
ゆっくりとバーをスクロールする。
並ぶ生存報告と安否確認。

先に目覚めたらしい人々は
既に食糧確保や救助に動き始めているようだ。>>110
すごいな。サバイバル力が高い。
ざっと皆の発言を追った所
ひとまずカフェに集合する雰囲気だった。

それにしても……
やたらだだっ広く感じるこの空間。
人っ子一人見当たらないこの美術館に、]

(169) 2023/07/27(Thu) 20時半頃

【人】 季節巡回 こころ



……研究室のメンバーだけが居る。ってことだよね。



["みなさまのうちのお一方が
巻き込まれてお亡くなりになりました"

そう黒い羽根の男は言っていた。>>3
つまりみなさま、とは研究室の中の誰か、ということで。

どういう仕組みなのかは分からない。ただ
一人だけが死んで、皆それに付き合って夢を見ている。
素直に受け取るならそう言う話だ。]

(170) 2023/07/27(Thu) 20時半頃

【人】 季節巡回 こころ


はー――――…………


[天を仰ぐ。言っちゃなんだが全然実感がない。
なんだろ、神様からのサービス?だっけ?>>2
でもそれなら誰が死んだのか教えてくれても良くない?
死んだ当人としても最期の時間を惜しみようがないんじゃ。]

……取りあえず、皆を探すか………

[「こころ、います 美術棟からカフェへ」
LINEは一応そう送っておく。
「生きてます」と送りかけて
そうとも言い切れないことに気づいてやめた。

ようやくのろのろと立ち上がり、
先程見たマップを頼りに
カフェの方角に向かって歩き出す。
途中誰かと会うことはできたろうか。**]

(171) 2023/07/27(Thu) 20時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ・キッチン ――

 たまごサンド……。

[  そのメッセージに気付いたのは、>>114
  出汁を取るのに使った鰹節に味付けをして、>>108
  おかかを作ったタイミングだった。

  鰹節をフライパンで炒めて、
  醤油や砂糖、料理酒、みりんで風味付けした
  いかにも和風って感じの匂いが、
  少し前の平和な日常で食べたおにぎりの
  鶏そぼろの匂いと重なって、>>0:7
  少しだけ作ったことを後悔したのだけれど、 ]

(172) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 たまごサンドって、絶対に味噌汁とは合わないよな。

[  とはいっても、色々と動いてくれている田端先輩に
  お返しはしたいと思ったから、
  「了解」という看板を持った犬のスタンプを送って
  沸騰したお湯に少しだけ酢と塩を加えた鍋に
  冷蔵庫から取り出したいくらかの卵を入れた。

  それから、何か別のスープでも作ろうかと、
  冷蔵庫を漁っていたら、 ]

 あれ、さっきはこんなのあったっけ?

[  目に入ったのは、
  よくある市販の固形タイプのコンソメ。

  それが急に現れた気がして不思議に思う俺は、
  何かしらの意志の力が働いている可能性なんて>>104
  全く思い及ばなかったんだ。 ]

(173) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 とりあえず、コンソメスープでも作るか。

[  スープの具材の玉ねぎを櫛型切りに、
  ベーコンを1cm幅に切ったところで、
  ゆで卵ができたみたいだから、
  水を張ったボウルへと卵を取り出した。

  さて、ゆで卵の殻を剥いて、潰していくかな
  というタイミングで、俺は気付いてしまった。 ]

 あれ、もしかして厚焼き玉子の方だったりする?

[  たしか、地方によって
  たまごサンドの形が違った気がするが、
  田端先輩のリクエストはどっちなのか
  聞きそびれていた。でも、 ]

 ……両方作ればいっか。

[  とまあ、俺は安易に思うだけだったのだけど。 ]

(174) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  鍋でコンソメを入れた玉ねぎを煮込んでいる間に
  ゆで卵をマッシャーで潰して、
  マヨネーズと塩胡椒で味を調えて。

  鍋の灰汁を取った後に、ベーコンを加えて、
  スープを煮込んでいる間に、
  ボウルに割入れた卵をよく溶かして、
  味噌汁づくりで余っただし汁と、>>108
  砂糖と塩を加えてまた混ぜる。

  コンソメスープの火を止めたら、
  玉子焼き用のフライパンに卵液を流し入れて、
  過熱と余熱で卵が固まってきたら、半分に折り返して
  さらに余熱で卵を固める。

  これを繰り返して、
  厚焼き玉子を何個か作り上げる頃には、
  キッチン内は甘い香りが広がり始めた。 ]

(175) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 食パンは……これ?

[  スーパーの食パンをいつも買っている俺は
  1斤丸ごとの大きさの食パンは
  見たことがなかったけれど、
  パン切り包丁で食パンを切るのは、
  少しだけ憧れがあったから。

  食パンを切り分けると、
  さっくりとした音と共に香ばしい香りが
  鼻腔を擽る。

  たっぷりとバターを塗った食パンを広げては、
  たまごサラダを乗せたものと
  厚焼き玉子を乗せたものとを用意して、
  2種類のたまごサンドが出来上がると、
  それを一口大に包丁でカットして
  たまごサンドが完成した。 ]

(176) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ……さすがに、ちょっと疲れたな。

[  ご飯が炊けた音を炊飯器が鳴らしたのは
  だいぶ前のことだと思うけれど、
  おにぎり作りはちょっと休憩させてほしい。

  キッチン内の丸椅子に座りつつ、スマホを開く。
  グループLINEには、
  その後も続々とメッセージが送られていて、>>135>>144>>154>>171

  骨谷先輩の保冷材のこととか、
  銀先輩の鼻血のこととか、
  返事したかったり気になったりしたことは
  色々とあるけれど、

  少しだけ気が抜けたのか、俺は座ったまま
  脱力したように調理台へと顔を突っ伏せた。 ]**

(177) 2023/07/27(Thu) 21時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 21時頃


【人】 黒い取引先 アリババ

― 美術館長室 ―

[どこかしらにあるその部屋。
 重厚な応接セットに、蓄音機。
 そして、風格あふれるデスク

 男はそのデスクの本皮のチェアに腰かけて、
 行儀悪く椅子の上に足をあげた。

 それから、帽子をなお深く被り、



 思案しているのか、ただの居眠りか]*

(178) 2023/07/27(Thu) 21時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 21時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

ノっくんの味噌汁が飲みたい!!





 ……飲みたい(エコー)

あ、プロポーズじゃないぞ、念の為。

[バァンとカフェ扉を開け放って突入。]

なんだあのLINEは、実にけしからん。
ノっくんはお母さんか。
嫁にしたいオトコNo.1か。

[なんだってシャレオツなカフェに
米の炊ける匂いが充満しているんだ。
一気に食堂化しているのでは。]

(179) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

LINEにも書いたけど
ペットボトル、冷蔵庫に入れておくな。

それと借りてた保冷剤も、
溶けたから冷凍庫放り込んでおく。
返却するモンでもないかもだが、
これから誰か怪我するかも知れんし。

[シロマちゃんの鼻血報告も気になってた。
冷やした方がいいかも知れない。
げーじつ的な絵を見て、えろい妄想でも
しちゃったんかね?

ノっくんは調理台に突っ伏して
お疲れの様子だったから、
そそくさと横をすり抜けて冷蔵庫前をキープ。]

(180) 2023/07/27(Thu) 21時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

うわーたまごサンドまである。
タバたん先輩のリクエストだっけ。
マジでノっくん嫁に欲しい。

[二種のたまごサンドが視界に入って、
思わず生唾を飲む。
つまみ食いしたいけど、最初の一口は
タバさん先輩であるべきだよな。
変に恨まれてもヤだし。]

(181) 2023/07/27(Thu) 21時半頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 21時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>159>>160>>161>>162
高祈の声はいつも通り涼やかで、
"本当に驚いた"響きが感じ取れずに。
あの莫迦げた話を受け容れて、
こうも穏やかでいられるのか?
という疑問を抱くのも無理はないだろう。

大掛かりな演出というのも非現実的な話だが、
死んだ人間がこの中にいるなどといいのは、
もはや別次元の話である。
彼が言葉通りに受け止めたというのは、だから意外で、
しかし"らしい"ようにも思える相反する感覚が
銀の裡にはあった。]

  ……今、考えてもすぐに分かることはない、
  ということは理解しました。

[暫く考え込んだ後、高祈の言葉を飲み込んだように
頷いた。]

(182) 2023/07/27(Thu) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[黒い羽根の男の言、全てを是としたわけではないが、
このまま何も起こらないとは思えない。
であれば、今はただ待つしかないのだ。
そう銀は判断する。]

  高祈先輩は冷静ですね。
  私は無力ってムカついてしまって、
  認めたくないもの。

[軽く肩を竦めて苦笑した。
怒りを表明しても得になることはないと気付いてから、
あまり表には出さなくなったものの、
銀は元来短気な人間だ。]

(183) 2023/07/27(Thu) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  そうですね、一旦カフェに行ってみようと思います。
  お腹も空いてるし……。
 
  あ、頬のこれは、ホントにお気になさらずに。
  私には必要な処置でした。

[今後を問う高祈の言葉に答えてから、
叩かれたことに言及する。
まだ薄っすら赤味は残っているが、銀自身は
気にも留めていない。
機微を読むのが不得手で、人の心の裏を読む気のない銀は
罪悪感を抱かせてしまったことに気付かずにいたが、
感謝と申し訳ない気持ちは時間の経過とともにいや増して。]

(184) 2023/07/27(Thu) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



  …………大変申し訳ありませんでした。


[黒スーツの男を否定する材料にしてしまったこと、
己が目を覚まさせる行為に利用してしまったこと、
深々とお辞儀して、高祈の元を後にする。*]

(185) 2023/07/27(Thu) 21時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 21時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 21時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ・キッチン ――

 あ、LINEに返事してなくてすんません!
 ありがとうございます!

 そうっすね。保冷剤は冷やしてた方がいいっすよね。
 あと、怪我したときのことを考えると、
 館内に医務室とか仮眠室とかみたいな場所が
 あるといいんすけど。

[  作業台から顔を上げつつ、
  飲み物を冷蔵庫に、保冷剤を冷凍庫に
  入れてくれる骨谷先輩に頭を下げつつも、>>180

  怪我云々については、
  せめて救急箱くらいはほしいなと思う。

  まさか、この場所で怪我をしても、
  治れと思ったら治るような場所とは
  俺は思っていなかったから。>>#3 ]

(186) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 あははー、さすがに俺はかわいい女の子じゃないんで
 先輩の嫁さんにはなれないっすよー。

[  嫁に欲しい発言は、笑いながら軽く流して>>181 ]

 あ! そろそろおにぎりも作ろうと思うんすけど、
 骨谷先輩は具材のリクエストとかあるっすか?
 おかかだけは用意したんで、他に何かあれば。

[  いつかのおにぎり大会に>>0:242
  骨谷先輩は参加してたっけと頭を巡らせつつも、
  好みの具材はないかどうかを尋ねてみた。 ]**

(187) 2023/07/27(Thu) 22時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 22時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ



  えーっと、カフェってどこだったかしら。


[呟きながらスマホを触る。
ついでに外部連絡や検索も試みてみたが、
LINEでの情報にもあった通り接続できなかった。
気になるのは味噌汁とおにぎりだ。
まだ残っているだろうか。

それから。>>165]

  元に戻る?

[どういうことなのだろう。本気でSFなのだろうか。
落ち着きを取り戻したつもりでいたが、
胸の辺りがざわつく。]

(188) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  『鼻血はもう大丈夫です ちょっと興奮してしまって
    心配かけてすみません(汗の絵文字)』

[田端に心配させてしまったらしい。
グループLINEに急ぎ返信して。
カフェへ向かう道すがら、視界に入るのは
見慣れたシルエット。>>171]


   回谷さん……!


[姿を認めると近づいて、彼女の様子を窺う。*]

(189) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

なんでノっくん女の子じゃないの。

[オレは割と真顔で言い放った。]

オレの10人目のミューズ候補
間違いないのに、残念が過ぎる。

[残念なのはオレの頭か。]

そうだな、腹拵えして
みんなの無事な顔見たら
救護室みたいの、探しに行くか。

(190) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

おにぎりの具?
ノっくんが握ったやつなら何でも食べるし、
冷蔵庫にある食材でいいよ。
何なら塩だけでもイケる。

[まさか、念じれば出てくる魔法の冷蔵庫とは露知らず。
好みはツナマヨ、高菜、明太子あたり、ぶつぶつ呟く。]

足りなかったら、シロマちゃんの
酢昆布入れてみたら?

(191) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[冬の似合いそうな白肌と黒髪の少女、沈黙と共に思考を回し
静かに頷き偏らない答えを口にした様子に、冷えた温度の理知を感じる。>>182

そう。彼女は別に愚かなどではない。
そんなことは成海も最初から分かっている。むしろおかしいのはこっちなのだろう。]

そのほうが人間らしい反応だとは思うよ

俺は感情を出さないように乱さないように、親に躾けられた
……兄が荒れていたから、尚更にね

[苦笑する銀の言葉に、自分なりにフォローしたつもり。>>183

先程まで成海へ疑心を向けていた少女が内心を吐露したのは、多少なりと見方を和らげてくれたのだろうか。
自意識過剰かもしれないがそう思った為に、こちらも普段口にしない家庭の話を告げた。]

(192) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


次があったら、
今度は鼻血が出ない威力に必ず調整するよ

[此方の提案に準ずる返事には頷いて。>>184
言及にはやはり、目が泳いだ。
しかし銀は心からそう思っているように見えるから
「普段の高祈先輩」らしく冗談で応じて終わりにすることにした。]

大丈夫
俺のほうこそ、不安な女の子に配慮が足りてなかったよ

[そうしたのだから彼女が謝る側になった時は、
此方の非を認めつつも気にしてないことを示すべきだろう。

気持ちが良い快活さがあるわけではない、
粘着質で陰気なわけでもない。不思議な子だ。
お互い出たがりの性質でもないので、そんな一面は今更実感した。

ただ素直なのはよく分かった。小さな背中を眺め、見送る。*]

(193) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 行動 ──


……本当は思いついていたけど、怖かったんだよね

[彼女を見送ってすぐのこと。

その声は独り言で、恐らくは彼女には届かなかっただろう。]

(194) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[成海は男性としてそこまで逞しいとは言えない。

だが衣食住に何不自由なく育っていた。
華奢で背が低い女性と比べるならば、
これだけの身長があれば肩幅が広く胸が厚く
腕だって太く掌は大きいと言える。
体重もまた同じことだろう。

躊躇いは無い一瞬の出来事。
背にしていた窓へと向き直り拳を握ると、
銀の頬を張った時とは違う全力の振りかぶり。
体重を乗せた一撃がガラスを打てば、
耳障りな高い音を立てて──割れた。]

(195) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ





[しかし見ていない僅かな時間に、
無残な姿になっていた筈の窓ガラスは、まるで何もなかったような佇まいに戻っている。

肩で息をし引き攣った笑顔の成海の右手には、
破片が無数に突き刺さり今も赤を流させているというのにだ。 

そもそも、暴力に慣れない成海が一撃で割れたこと自体も一体どうなのか。
車のそれは脱出の為に割れやすくなっているが、貴重な品を貯蔵する美術館ならば防犯の為に分厚く強度の高いものを使うのではないか。

今巻き起こったことは、陰謀の一言で済まされない不可解の筈だ。]

(196) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



想像通りになったのはいいんだけど
皆に知られたら、恥ずかしいな……

[冷静になれと論した男が一番、衝動的と取れる行いをしたなんて。
集まった学生の中で最年長の一人だというのに。

無事な左手で汗に濡れた額の髪を退け、照れ笑った。

なに、素直な銀に謝られて少し己を恥じたのだ。
ろくな材料も揃えずに超常の中にあることを受け入れすぎだろう、と。

目撃者はいないが完璧な佇まいのガラスについている血液と、無残な手を証拠として撮影しておこう。
それも自分で塗ったと言われたら終わりなのだけれど。]

(197) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[その時、ゼミの彼女らのものではない若い女性の笑い声が聴こえた気がした。
笑顔を完全に崩したのは激痛ではなく、その不確かな音色だ。

黒いタオルハンカチを噛み締め悲鳴を殺しながら雑にいくつかの破片を除去した後に
血も止まっていない手をぶら下げたまま残りの窓の確認へと進んで行く。*]

(198) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ

[カフェを探して歩く間にも
時折通知が鳴る音がして
時々立ち止まって確認した。

田端先輩は持ち前の行動力で
美術館周囲を散策しているらしい。
吊り橋の外から出られないとは、
ますます非現実じみている。>>165
何もないといいんだけど。

――と。]

マユちゃん!!

[聞きなれた声にぱっと顔を上げる。
スマホをしまい、たたっと彼女の方に駆け寄って。]

(199) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

[そしてオレは、部屋の隅の席で項垂れている
西門教授>>#4の背中に向かって言った。]

えーっと、課外授業がこんなことになって
ご愁傷様です……? なんか違うな。

一応聞きますけど、こういうドッキリ企画
だったりしませんよね?
黒いスーツの人と知合いだったり……、
――死んだ、人とやらに心当たりがあったり。

[結局、新しい情報は何も得られなかった。
ここに居る以上、西門教授も、
『死んだかも知れない人』の1人なんだろうか。]

(200) 2023/07/27(Thu) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ

……ってなんかちょっと顔腫れてない!?
大丈夫!?あっそういえば鼻血出てたって…

取りあえずカフェまで行こ!
冷やせるものとかあるかもだしっ。

[大量のログの中でやや見流してしまっていたが、
うっすらと赤みが残る頬に慌てる。
骨谷の平手痕を見た時と対応が違うのは仕方ない、
だって女の子の顔だもん。

必要な処置だった、なんてことも
高祈先輩の罪悪感も知りようがないあたしは
心配しながらひとまず横に並んで歩こうか。**]

(201) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[そう、状況を受け入れるのだけは得意だった。

大きな流れに逆らえはしないとすぐに諦め、
思考を停止しさも心を乱していない賢い者のように、自身を偽らんとするのだけは。

成海のその特徴は、決して良いことなどではない。
企業主に留まらない権力を持った親の下で、その道具の一つのように扱われて培われただけの特徴だ。]

(202) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── その後・一階入り口付近 ──

『田端さんと分担した一階半分の窓の確認を終えました。
開けられる作りの窓は全て開きます。
ただ、換気可能な程度の隙間まででした。』

『実験として素手で窓を割ったところ、目を離した一瞬でガラスが元通りに修復されました。
車の窓ガラスのような脆い作りではない筈なことも含めて、不可解な現象です。』

[苦心しながら左手で報告を打ち、送信する。
証拠があると発言するのは、疑われる前かつグロテスクな写真を貼ることになるのでやめておいた。

新たな存在確認などメッセージの流れはまた進んでいたが、それについて深く考えるにはまず休む必要がありそうだ。
全て自業自得、全く恥ずかしい最年長でいたたまれない。

何か道具を探せばいい、それも事実だっただろう。
だが“天使様“の言葉が全て真だとすれば──
この痛みも流れていく液体も、全ての感覚は幻に等しく。
死の宣告を受ける前に別の要因で死ぬなど有り得ない。]

(203) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



大学生と言えば実験だよね

[はてさて、
無限に流れ続けるのか?ガラスのように治るのか?
誰も聞いてない冗句を口にし、微笑んだ。

壁に背を預け座り込み、目を閉じる。
その間も流れる血液が、黒いシャツの端を染め赤黒く変えていく。*]

(204) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──事の始まり──

[おそらく、直近で聞いたのは大きな衝撃音。
《バツン》
って、いったかもしれない。>>#0]

 …────、

[再び目を覚ました時は床に倒れていた。
ゆっくりと体を起こして辺りを見回す。直近で眺めていた絵画の前だと知って、すぐに意識を失う前後の記憶は繋がった。気を失って倒れていた以外、変わった事はなさそうだったが……]

 ……?

[どこからか聞こえてきた、歌うようなバリトンボイス。>>1 声の方へ視線を移せば、この世のものとは思えない姿と遭遇した]

(205) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 …───黒翼の天使、

[様相に加えて、あっさりと死を告げる口調は現実離れしていて、己の身の上に起きた事を聞いてもにわかに信じがたい、……と思ったけど。
否、信じるさ。
あっさりと認める事にした。何故なら、]

 ……《俺》、あなたと会った事あるよ。

 いや、あなたじゃないな……
 あなたとよく似た感じの人だったよ、
 背中に白い大きな翼を拡げて、ね

 今から十年前だったかな。

[当時住んでいた家で、両親と自分。家族三人で過ごしていた夜の事だった。
リビングにはクリスマスツリーを飾って、テーブルの上にはケーキやチキンが並んで。
お腹いっぱい食べて、たくさん遊んで、楽しくて。あとは歯磨きしていい子にして寝れば、サンタさんがプレゼントを届けてくれるよって、両親に優しく諭されて眠りについた]

(206) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 それで、夜にふとした拍子に目を覚ましたら、
 光り輝く白い天使に遭遇したってわけさ
 サンタじゃなくて天使が来たんだ、って思ったかな

[その後、何をどう過ごしたかはよく覚えていない。
ただ、両親も起き出してきて、三人で楽しいイブの続きを過ごしたと思う。
そうして再び眠りについて、目を覚ました時には、]

(207) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[俺は、見知らぬ天井の、白いカーテンに囲まれた病院のベッドの中に居た。
たったひとりぼっちで。
両親とは二度と会う事は出来なかった。
その数日後、…───都内の一軒家に押し入り、強盗殺人を犯したという当時17歳の少年が逮捕されたニュースは、しばらくの間、日本中を大きく騒がせたものだった。]

(208) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[誰かに訪れる死を予告して、黒翼の天使が姿を消した後も、しばらくその場に佇んでいた。
死んだのは、みなさまのうちの一人って言ったな。>>3
みなさま、……他にも自分と同じ境遇にある人物がいるのか。それは自分かもしれないし、別の誰かかもしれない、と]

 ……おっと。

[尻ポケットに入れていたスマホが震えて片手で取り出す。
画面を見れば、ここを訪れる際に同行してきた先輩たちからのメッセージが飛び交っていた]

 なるほど、同じ境遇なのは先輩たちかぁ、
 ………、

[文面は追わずに一旦スマホをポケットに戻す。
どうせ今いるココは、今までと同じようであって違う、夢と現実の狭間みたいなものだろうから]

 ……現実寄りに戻る前に、
 もう少し、夢の中で絵の鑑賞させてもらいますね

[自分の無事を伝えるメッセージは後回しにして、意識を断つ前と同じように、絵画の鑑賞を続けることにした。*]

(209) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>192>>193 高祈の家族構成のことは知らない。
あまり自身のことを語らない人物だという認識はあった。]

  あら。
  たまには暴れてみるとスっとしますよ。
  穴掘って叫ぶのとかお勧めです。

[笑みを浮かべての言葉は冗談ではなく、
真面目にアドバイスしているつもり。
彼の冗談には「次はないです」と答えた。

"その後"を知らない銀の目には、
彼の声も恐怖も預かり知らぬまま。*]

(210) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>199>>201 駆け寄る回谷。
声をかける前に垣間見えた表情は
少し元気がないように思えたが、
銀の顔に慌てた様子を見せる回谷はいつも通りの彼女に
見えた。]

  あ、これはちょっとした自己覚醒の証というか。
  たいしたことはないの。
  回谷さんは、どこも、何もない?

[横を歩く彼女の姿に安堵を覚えるのは
並んでカフェに向かうという行為が、
ついさっきまでの"日常"と縁続きのものに
思えたからだろう。*]

(211) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在―

[どのくらいあれから>>163>>164>>165>>166>>167>>168そこに佇んでいたのでしょう。
虚空を睨みつけた後は足元に転がる石を見ました。
石をぶつけられた自転車を見ました。
今のあれを、田端は知っていると直感的に思いました。
そんな時にまたスマホが震えたのでビクッと大袈裟に肩を震わせてしまいます。
随分前に福原からのスタンプ>>173があって、他にもちらほらと連絡が入っていました。
興奮して鼻血が出るのは漫画だけと思っていましたが、銀は何に興奮したのでしょう。>>189
追及されたくなさそうな気配を感じて、それは既読をつけただけに留めました。]


………………………気色わる。


[それは、研究室の誰かに言ったわけではありませんでした。
ただの独り言で、ただの愚痴。
先ほど此方に石を投げてきた何者かに向けてでした。
不幸なことに、あそこには悪意はないのだろうと思いました。
下手に反応したら、もっと弄ばれてしまうでしょう。]

(212) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

[それから、田端は共通ラインでの宣言通り>>165美術館の周囲を巡ってみました。
蝉の声も聞こえません。夏なのにやたらと薄寒いです。そして、人の気配もあれきりありませんでした。
いいえ、何かしらの視線を感じる気はします。
それが先ほどの男のものなのか、それともまた別の存在のものなのか、田端には分かりません。
視線を感じる、その事自体が気のせいかもしれません。
ただ、視界には別の存在は入り込みませんでした。
矢張りここに残されたのは、災害に巻き込まれた美術館の客という括りではなく、研究室の皆になってしまうのでしょうか。
それ以外はあの黒い男しかいないのでしょうか。
あの、悪魔のような、死神のような男のことです。]

(213) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

……あの男、一体どこに消えたのかしら。
かと言って、あの男殴ったところで何も変わらないでしょうし何とも出来ないかもしれないけど殴りたい。ぐーで。


[この理不尽に暴力が有効的では無いのは分かります。
だからこれもただの愚痴で独り言でした。
ただ、入口に戻ってきた時に思ったのです。
あの男にまた出会ったなら。
きっと、文句を言ってやろう。
グーで殴ってどうにかしろと言ってやろう。
実際にできなくても想像の世界だけは自由ですから。
そう、あの男にあったら…。]

(214) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 22時半頃


【人】 水商売 タバサ

…………………………………………えっ。


[そう思いながら視線を伏せて美術館に再入館した筈でした。
けれど、顔を挙げるとそこは先ほどの入り口近辺ではありません。
ここがどこか分かりませんが、田端は見知らぬ部屋に移動していました。
重厚な応接セットに、蓄音機。
そして、風格あふれるデスク。
そして何よりも、思案しているのか寝ているのかわからない例の男。>>178
この男のことをブチブチ考えていたからでしょうか。
それにしてもいきなりのことに頭が追いついていませんが、頭が真っ白になっているところに新たなメッセージを告げるためにスマホが震えて>>203田端はまた体を震わせたのでした。]*

(215) 2023/07/27(Thu) 22時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 22時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ・キッチン ――

 んなの、俺に聞かれても知らねえっすよ。
 お料理系サークルに入ってる子とか
 ミューズ候補にしたらいいんじゃないっすかね?

 うちの大学にそんなサークルがあったかは
 俺はよく知らないっすけど。

[  真顔で言い放たれても困るから、>>190
  俺は小さく苦笑を零して。 ]

 そうっすね。
 また落ち着いたら館内散策しましょっか。

(216) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 塩むすびもいいっすけど、
 味のバリエーションが多いと楽しいかなって。

 なるほど、ツナマヨ、高菜、明太子。

[  ぶつぶつといった呟きはしっかり拾いつつ、>>191 ]

 あー、酢昆布はちょっと避けたいっすかねえ。
 まあ、色々と考えてみます。
 ありがとうございます!

[  塩昆布おにぎりだったら美味いのになあと
  俺は苦笑してみせた。>>191 ]

(217) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  それから骨谷先輩との会話が終われば、
  ラップを広げて軽く塩を振ると、
  炊飯器からご飯をよそい、
  具材を乗せて、ふんわりと包み込んだ。

  具材は色々と悩んだ結果、
  おかかと>>172、ツナマヨ、高菜、
  明太子とベーコンチーズに決めた。

  ツナマヨは水っぽくならないように
  鰹節を加えながらツナとマヨネーズを混ぜて、
  ベーコンは厚切りのものを軽く炒めて
  角切りにしたクリームチーズと混ぜてみた。
  高菜と明太子はおそらく市販品っぽいものが
  冷蔵庫に入っていた。

  ラップごと握って、おにぎりを綺麗な三角形にすると、
  中の具が分かりやすいように、ラップの上から、
  サインペンでそれぞれの具材の名前を書いておく。 ]

(218) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 さてと、これで完成っと。

[  味噌汁>>107>>108とコンソメスープ>>174>>175
  また温めるかもしれないからコンロの上に、
  たまごサンド>>176とおにぎり>>218
  空いたテーブルに並べておいて。

  カフェにいる面々に食べますかーと
  勧めようかと。 ]*

(219) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[瞼の裏の暗闇を眺めつつ、銀とのやり取りを思い出していた。
最初は真顔で次に疑心を向けてきた彼女が、見せてくれた笑顔と言葉。

──たまには暴れてみるとスっとしますよ。>>210
家の者は誰一人そんなことを許さないだろうし、自分と無縁な行動としてきたので。
穴を掘って叫ぶという何かの童話のような例を含め、少し笑いに戸惑いを含めて「参考にする」と返したのだが。]

……確かにすっきりしたかもなぁ

[成海は別段この状況にストレスを覚えているつもりは無かったけれど。

あの紳士の言われるがままを呑み込んでいた状況よりは、痛みを持って自ら異常を理解したことで解放感のようなものはあった。*]

(220) 2023/07/27(Thu) 23時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 23時頃


【人】 季節巡回 こころ

そ、そう?ならいいんだけど…
無茶なことしないでよ。心配じゃん。

あたし?あたしはこの通り。
ぴんぴんしてるよー。

[自己覚醒の証にはあまりピンと来なかったが
夢かどうか確かめたくて壁に突撃したとかだろうか…?
なんて、中らずと雖も遠からずな予想をして。>>211

二人で並んでカフェに向かうのは
それこそ日常の続きのよう。

それこそこんなことにならなければ
美術鑑賞の後、呑気に彼女を誘って
お茶でもしていたかもしれない。
こんな―――]

(221) 2023/07/27(Thu) 23時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 23時頃


【人】 季節巡回 こころ

……あのさ、マユちゃん。
今から言うこと、冗談とかじゃないんだけど
聞いてくれる?

[真面目な表情で銀の方を見やる。
もしこれが夢ならば、
そもそも彼女に話して意味があるのかは分からない。
でも銀の姿を目の当たりにして、
混乱していた思考が少し現実に戻ってきたのも事実で。
口に出すことで現状を整理したかった。]

なんかさ、さっき死神?天使?
黒い羽生えたスーツの人に会ったの。
んで、災害で建物が壊れて、……誰か、死んだって。
で、その人以外は一緒に夢見てるんだって言うの。

神様が最後にくれたサービスタイムなんだって………

[改めて口にすればするほど
何かの漫画の設定か?と言いたくなるような話だ。]

(222) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

とりあえず、味噌汁ちょーだい。

[ノっ君は米を握るのに忙しそうだから、
オレは勝手にカフェのスープボゥルを手に取って、
味噌汁の鍋の蓋を開ける。
ほゎんと香る鰹出汁。
ここが非現実感満載の美術館で、
夢の中かも知れないなんて――やっぱり信じられない。]

こっちの鍋はなんだ?
スープも作ってある?

[ノっ君の背中のチャックを開けたら
きっと割烹着姿のお母さんが出てくるのでは……?

白磁の器の、手にフィットする感にも
陶芸家の端くれとして興味はあったけど、
まずはお腹にチャージするのが先決だ。]

(223) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


………どう思う?マユちゃん。マジだと思う?


[ここまで話してじっと銀の方を見る。

あたしはと言えば、まだ現実感のない気持ちと。
でもドッキリとかじゃ色々説明付かないしなって気持ちと。
それから―――**]

(224) 2023/07/27(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[味噌汁を一口啜る。
なんだかんだ、平静でマイペースを
貫こうとしてたオレだけど。
どっか緊張して不安だったんだな。
お袋の味とは違うんだけど、
どこか懐かしいノっ君の味噌汁の味に、
はぁーっと一気に肩の力が抜けた。
なんだろ、癒しの味って感じ?

困ったことに、歴代ミューズたちの手料理の中で
一番好みの味だった。けしからん。]

味噌汁が美味すぎるんだが、ノっ君。
そうだな、次のミューズにノっ君が手料理教えてよ。
もしくはオレが教わって、
この味噌汁振るまって胃袋掴めば、
次のミューズと別れないで済むんじゃ……?

[だんだん思考がアヤシイ方向へ走り出した。
それくらい、色々ネジが緩むお味だったってことで。]

(225) 2023/07/27(Thu) 23時頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 23時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>221>>222>>224 回谷の言通り、
身体に不調や怪我はなさそうだ。
ぴんぴんしているという言葉に
まずはよかった、と頷く。]

  …………うん、私も同じ男に会って、
  同じことを言われたわ。
  高祈先輩も会ったって。
 
[恐らく、皆そうなのではないか。
確信に近い思いがあった。
回谷が横にいる"日常"を壊したくないと
脳が回避していたのだろう。
高祈と言葉を交わした後だったというのに、
その話題を銀を切り出せずにいたのだ。]

(226) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  えっ、回谷さんも天使だと思ったの?
  
[目を瞬かせる。黒い羽根なのに?
案外、ずれているのは自分のほうなのだろうか。
しかし死神という単語には得心がいった。]

  奇妙なことになったわね。
  信じたくはないけど、さっき田端先輩の
  メッセージ、回谷さんも見た?
  トリックの域を超えていると思う。

[田端からの『いつの間にか戻される』という情報は
銀には黒スーツの男の言葉よりインパクトが強いもので。]

(227) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



  つまり、こういうことなんでしょう?
  …………私たちの中の誰かが、既に。


[そこで言葉を噤む。
回谷の視線を受けて、彼女の顔を見つめる。
それ以上紡ぐことができなかった。
何故ならその誰かは、
彼女かも、銀自身かもしれないのだ。**]

(228) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>215


ん?


[ふと、気配]


おや、お客さんか。*

(229) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 23時半頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――って、そういえば、

  どっちかが死んでる可能性も、あるのか。

[オレはまだまだ半信半疑だが。
黒スーツの死神の説明を鵜呑みにするなら、
そういう展開を否定はできない。

ここで、研究室のメンツだけで、
交す未来の約束に、どれだけの意味があるのか。]

段々と現実に戻っていく、もイミフメイだし。
一応全員分LINE連絡はあったよな?

[既にマイクロバスに乗っていた中で、
欠けた名前はないか、再度LINE画面を注視する。
ついでに握りたてのツナマヨおにぎりも一つ齧った。
塩加減が絶妙で、やっぱりとてもとても美味だった。*]

(230) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在―

[この部屋が、どこにある何の部屋なのか分かりません。
ただ目の前にあの男がいる。
はく、と唇を震わせて何か言おうとしましたが咄嗟に声が出ませんでした。
相手にも気づかれて>>229こちらはキツく睨みつけます。]


色々と文句を言いたいのだけれど……。
文句を言っても、きっと仕方がないのよね。


[確認するように口にしました。
全てを受け入れたわけではありませんが、この不可思議な状況で、不可思議な現象を二度も三度も味わって、夢でないと言うのなら何なのでしょう。
だから先ほどまではグーで殴ると息巻いていましたが、拳をぐっと握りしめると細く長く息を吐き出しました。
感情を抑え、今は聞くことを聞くべきです。]

(231) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

……再確認させて欲しいの。
ここに集められたのは、研究室のみんな。
その中に一人死亡した人がいて、それ以外の人は無事。

その、死亡してしまった人はすでに確定していて変えられない。


[そうよね?と、小さく付け足しながら問いを重ねていきました。
そしてさらに質問を重ねます。]*


誰かが身代わりになる事はできない。
では、その人以外の人がここで死ぬようなことになったらどうなるのかしら。
追加で死んでしまったりするの?

(232) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──承前>>208──

[事件が発生して、十年が経った。
俺の両親を殺した犯人は、まだ刑務所の中で生きている。
この国では二人殺せば死刑になるのが当然と思っていたが、逮捕された当時まだ未成年だったとかで、裁判が随分と長引いていた。

事件後、俺は生まれ育った家を離れ、遠い地方に住む親戚の家に引き取られた。
名を変えて持ち物もすべて改めて、まったく違う家の子のふりをして過ごした。
田舎の高校を卒業して、進学のために上京した際は髪を染めて印象を変えようとした。
幸い、俺の過去を知る人物とは未だに再会していないし、出会ったところで認識されずに済むだろうとは思っている]

(233) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

― 美術館長室 ―

[>>231現れた彼女は全身から、えもしれぬ怒りの雰囲気を漂わせていた。
 睨みつける視線は、今更なもので、男にとっては慣れたものだ。
 むしろ、その姿を見た途端、殴りかかってくるものも多い中、彼女はまだ冷静といえるだろう]

 文句をいうのは構わないが、
 そうだな、自己紹介をしておこうか。

 オレは、そうだな、


 アリババとでも名乗っておこうか。

[ふと見た本棚の中、千一夜の表紙を見て]

(234) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ところで、犯人から遺族へ当てた謝罪の手紙とやらが何年にも渡って届けられたが、すべて受け取り拒否をしていた。
しかし、何かの折か。
犯人が描いたという絵を一度だけ見た事がある。

素人目にも、意外に上手く描けていると思った絵。
鉛筆描きの風景は、実在するのか架空のものか。

縁もゆかりもなかった赤の他人の家に、突如押し入って二人も殺したくせに、一体何を考えてこれを描いたんだろうな。
綿密なタッチに込められた感情はどんな物だったんだろう。

それがきっかけだったか、以降俺は美術館に通うようになり、絵画から作者の思惑を探ろうとするようになった。
ちなみに、犯人からの絵は現在手元にはないが、追い求めた答えはまだ見つかっていない。*]

(235) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………そう、なんだ。マジかー。

[返答に、一拍置いてそう返した。
銀だけでなく高祈もとなれば
恐らくここにいる全員同じ体験をした可能性が高い。>>226
―――研究室の、誰かが。
核心は何一つ分からないまま、確信だけが強くなっていく。]

いや天使ってのはさっき骨谷くんと
そんな話したからだけど……
堕天使とかだと羽根黒かったりしない?
ってまあそこはどーでもよくて。

(236) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ

なんだっけ。
出ようとしたらいつの間にか
ループして戻ってきちゃうとかだっけ。
田端先輩そんな冗談言うような人じゃないし
マジ……なんだろうなあ………

[悪戯に人を揶揄ったりしない
田端の証言だからこそ真実味があった。
トリックの域を超えている、という見解に頷く。

そうして彼女が続けたのは、
薄々思いながらも明言を避けていた台詞で――
視線を受け、こくり、と唾を飲みこんだ。]

(237) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>232

[彼女が名を名乗ったかどうか、
 いや、名乗らなくても、わかるのだけど。

 そして、デスクに乗せていたお行儀の悪い足を下すと、
 胸ポケットから、分厚い、ぼろぼろの手帳を取り出した。
 物理法則は男にはない]

 ええと、質問か。
 受け付けよう。

 文句をいっても仕方ないのか。
 →そうだな、仕方ないな。

 ここに集められたのは、キミの研究室のみんなで一人が死んだのか。
 →おっしゃるとおり。

(238) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ




……………そう、なっちゃう…よね。やっぱり。


[当然、誰が、と思わない筈がない。
きっと銀だって。でも、それを口にするのを躊躇った。]

いやー、…神様も不親切だよね。
サービスしてくれるならくれるでさあ、
勿体ぶらずさっさとネタバレしてくれればいーのにね。
そっちの方が気持ちの整理もつくじゃん。

[先程考えていたことを口にする。
表情は笑みを形作りながら、少し、声が震えた。]

(239) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………あたし、死んだ覚えなんてないよ。
マユちゃんだってない……よね?


[ここに来る前後の記憶がぷっつりと途絶えているのだから
確かなものなんて何もない。
でも、どこか縋るようにぽつりと口にした。**]

(240) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ


 死んだものは確定したのか
 →イエス 確定している

 変えられないのか
 →イエス だって死んでいるからな、既に

 その人以外がここで死んだらどうなるのか
 →どうにもならない。死んでないものは死なない。


 君も自分が死んだ夢や殺される夢、一度はみたことがあるんじゃないか?
 でも、生きているだろ?

[手帳をめくりながら、そのまま答えた]*

(241) 2023/07/27(Thu) 23時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/27(Thu) 23時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―美術館一階・とある絵画前―

[飛び交うラインの振動を感じながら、
足に力が入るからぺたりと座った姿勢から立ち上がる。]

 ……あっ

[田端先輩のライン>>147を見て、慌てた。
すぐさまメッセージが入っていたのに呆けていた。

 「すみません」
 「仁科は起き上がりました」

と書き直す。つまりは倒れていたと言いたい。
災害に巻き込まれたことを確定させたとは知らず。

 「今、立てました。」
 「おにぎり」

あ、送信してしまった。まあいいか。]

(242) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 水商売 タバサ

―現在―

……じゃあ、モルジアナとでも呼んで?


[相手の名乗りが偽名だろう事は推測できました。
名乗っておこうか>>234なんて言われたら当然です。
それでも名乗りは名乗りだろうと、一応答えておきました。
相手が名乗っているのに名乗らない無礼者にはなりたくなかったのです。
だからアリババにちなんだ名前にしてやりました。
物語のモルジアナほど賢くもなく機転もききませんけれど。
どうせ、こんな事をしでかしている相手です。
名乗らなくても偽名を使っても此方の名前はきっとわかっているでしょう。そう思えたからこそです。
そして、返される答えに耳を傾けます。>>238>>241]

(243) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 水商売 タバサ

……なるほど、少しだけ安心したわ。
一人で死ぬのが寂しいからと誰かに殺されても死なないし、私がそんな気持ちになって誰かに暴力を振るっても相手は死なない。
万が一を考えると、それはある意味助かるわね。
死んだ夢も殺す夢も見た事ないけれど。


[あの手帳は、これから死ぬ誰かのことが書かれているのでしょうか。
そしてルールのことも書いてあるからこそ、ページが捲られるのでしょうか。
そこに視線を向けながら、静かに言葉を紡ぎます。]


段々と元の世界に戻っていくと言ったわね。
その戻る順番は変えられないの?
正直、一人一人返っていくのだとして、最後に残された二人はキツいじゃない。
最後に二人だった場合は、その時点でどちらが……残ってしまうのか、分かってしまう物なの?


[質問すべきはこれくらいでしょうか。
頭の中に疑問を探すけれど、この状況をほぼ受け入れてしまった田端には、あとはあまり質問が思い浮かびません。
思い浮かびません、けれど。]

(244) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 ガシャァン

[歩き出しかけたところで、遠くで何かが割れる高い音にビクリ、と震える。
え?ああ、どうしようか。
怪我人がいるかもしれないけれど、変な人かもしれない。
ここには自分一人きりだ。

どうしよう
どうしよう

それでも 自分しかいないのだから、行かねばとも。
心臓を打つ音はうるさいけれど。
迷ううちに、振動がして、ラインが届く>>203
高祈先輩の“実験結果”に瞬いた。]

 その音、なのかな ?

[修復された?すぐに?
読んだ時は、そうかと思っただけだった。
素手で割ったと見ればびっくりしたけど、一瞬でガラスが元通りと書いてあればなんとなく“全て”修復された気になったから。]

(245) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 水商売 タバサ

…………あなたを殴ったらペナルティはある?


[そんな質問くらい、許して欲しいと思いニコリと笑顔の仮面を被りました。]*

(246) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──美術館棟B1F──

[大きな音?事故?何かに巻き込まれる前は、訪れた人々で中々混雑していた館内だが、人気が減ったおかげで今や館内の展示品を一つずつ、ゆっくり丁寧に眺める事ができる。
その間にも、尻ポケットに入れた携帯は何度も震え、先輩たちからのメッセージが次々と届いていた]

 ……せっかくの貸し切り状態なんだから、
 先輩たちも、もっと楽しめばいいのになぁ

[展示室のソファーに腰を下ろし、スマホを再び取り出す。
館内は圏外。館内のWi-Fiは使えるようだけど、外部への接続は不可。
唯一可能なのは、この館内に居る者同士の連絡のみ、、、らしい]

(247) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 カフェに集まるのかな…?
 う〜ん、でも、
 さっき、出てきたばっかりだよな〜…

[食材の確保とおにぎり味噌汁を提供してくれてるのは、福原先輩のようだ。
そういえば、来る時にもバスの中で美味しそうなおにぎりの匂いがしていたっけ。思い出したら、ちょっと食べたくなってきた]

 夢の中なら飲まず食わず寝ずとも、
 問題なく生きていけそうなのにね
 でも、美味しそうだし、後でいこっかな

[あとは、安否確認とか無事報告とか?
館内を見回って異常がないか点検して情報共有している風]

 サバイバルだな〜…

[みんな賢くて善人で頼りになる先輩たちばかりだ。
と、素直に感心する]

(248) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[グループLINE宛に全員へのメッセージを投稿する]
 
 ”柊です。無事です。”
 ”周囲も異常なし。”
 ”今、地下一階に居ます。あとでカフェに行きますね。”

[とりあえず、みんな無事を伝えているようだから、自分も合わせよう。
メンバーの中では、俺のメッセージが一番最後だったかもね。*]

(249) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

―窓辺から―

[割れたと思しき窓の前に着いた時には、実験の主は窓辺から移動した後だったか。
いくつもガラスがあったのに、“その1枚”はすぐにわかった。

血だ。
ガラス自体は元通りでも、“綺麗に”なるわけではなさそうだ。]

 そりゃ素手で割ったら、ね

[しかしいくら実験といえど道具を使った方が良かったのではと思わざるを得ない。
手元になかったのかもしれないけど。]

 うーん、異常なし か

[とても怖かったので変な人がいなくてホッとしている。
そのまま先へ進んで]

(250) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>243>>244

 OK モルジアナ
 賢い名前だ。そして、あざとい名前だ。

[返ってきた言葉に機嫌よさそうに]

 なるほど、戻る順番か。
 少し勘違いしているみたいだから、説明しよう。

 順番は別にオレが決めるわけじゃない。
 キミたちが勝手に目覚めるだけの話だ。

(251) 2023/07/28(Fri) 00時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 00時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

[それにしても、オレが適当にリクエストした
具材が全部冷蔵庫に備わっているなんて、
そんな偶然あるのだろうか?

――むしろその都合よさこそ
  夢っぽいんじゃないか。

サインペンで書かれた、ツナマヨの字を
眺めるとはなしに眺めながら、オレは思案する。]

(252) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

そういえば、夢と言えばさ。
さっき1階から階段下りてここまで
来たんだけど、その階段が、


……妙に、長かったような?

[普通なら、1階分下るのに、踊り場で折れ曲がって
2〜3塊も階段を下りれば着くだろう。
けれど漫然と足を動かしていたら、下りても下りても、
ビルの4階分くらいは階段が続いていた気がする。

まるで、エッシャーの有名な騙し絵みたいに。

まだ着かないのかな、と思った瞬間に、
B1フロアが開けていたのだった。*]

(253) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ ――

 あ、そっちの鍋はコンソメスープっす。

[  味噌汁をよそう骨谷先輩に答えつつ、>>223 ]

 いや、今回はたまたま出汁から取っただけで、
 いつもはこんなに手間かけて
 味噌汁作りませんからね、俺。
 市販のだしの素とか使ってますし。

 あ、たしかに逆転の発想っすね。
 まずは骨谷先輩が胃袋を掴んでおくと、
 多少のいざこざがあっても、
 大した喧嘩にならないかもしれないっすし。

[  アヤシイ方向に進んだ話は、>>225
  とりあえず俺に大した被害がないなら
  そのまま走らせておこう。 ]

(254) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ……そう、っすね。
 俺か骨谷先輩が死んでる可能性もあるっすけど。

[  どんなに真面目に生きていようと
  人生は急転直下で変わるものだということを
  経験したことがある身だから、>>26
  今回のことも、
  俺は「仕方ない」で済ませられる範囲内で。

  別に俺は、この夢の中で
  味噌汁の作り方を教えたって良かったんだけど、

  骨谷先輩や他の人が
  どう思っているかは分からないから、
  俺はただ相槌を打つだけに止めて、 ]

(255) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 段々と現実に戻るというのは、
 この世界の耐久性の話かもしれないっすね。
 時間が経つごとに、
 この世界に止めておける人数の上限が少なくなるとか。

[  俺自身は柊くんのLINEが来たことを
  確認していなかったけれど、>>249
  このとき既に連絡はあったのかどうか。>>230 ]

 まあ、この世界の事情とか仕組みとかは
 俺には分かんないっすけど、
 やっぱり西門研究室の誰かが亡くなってたら、
 それが誰でも俺は悲しいっすし、
 もっとこういうことやってたら良かったって
 この先に後悔すると思うんすよねえ。

[  どんなにこの出来事を割り切れても、
  悲しくなるというのは本当で、
  でも、自分の意思ではどうしようもないのだから、
  「仕方ない」に落ち着く堂々巡り。 ]*

(256) 2023/07/28(Fri) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>244
 で、最後の話だが、
 最後に残っているのが2人だか3人だが知らんが、
 わかるかわからないか、

 ノーコメントで。
 
[ちらり、モルジアナをみやり]

>>246
オレを殴ったところでペナルティはないな。
でも、ペナルティがあったとしても、

 キミは殴ろうとするのかな。

[そして、椅子からたちあがると、蓄音機をほうへよる。
 レコードをその傍の棚から取り出そうと]*


 

(257) 2023/07/28(Fri) 00時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 00時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―1階・入り口付近に―

[館内は光を計算し尽くした構造で、六角形のモチーフもまた美しいと思っていたのに、今となっては不可解なラビリンスのよう。
心の持ちようで景色は変わるのだな、と実感を記録する。

やがて見えた遠くの黒い塊。
それが人だとわかったときに、 一瞬足が止まった。

けど]

 高祈、センパイ?

[異常が起こってから初めて人に会えた安堵で、知らず足が速くなり駆け寄ってしまう。]

 やー、人気なくて不気味だったから会えてよかっ――

[視界に入ったのは、見間違いでなければ 血液か>>204]

(258) 2023/07/28(Fri) 00時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 00時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

[素手で割った、とか
修復されたガラスに残っていた赤とか
見ていたのに 思い至らなかった]

 なん なんで

[怪我をしただろう手も、”修復“されたと思ってたから。
先輩が目を閉じていたなら、起きてるかもわからなかったけど]

 あ、とりあえず 止血・・・とか、えーと

[血はまだ流れているのか、
痛いだろうか、触って大丈夫だろうか、とか

言ってらんない]

 触りますよ

[それは仁科には珍しく怒気を孕んだ声]

(259) 2023/07/28(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

世界の耐久性、かあ。
ノっ君、面白いこと考えるな。

[そも、黒翼の天使(?)の設定なら、
現在の状態は、10人で同じ夢を共有している、
ということだろうか。

神の慈悲、と言う以上あいつを遣わした
神様が居て、死んだ誰かのために
この世界を作った?
けれど、本来の生者を複数名
長くは夢の世界に留めておけない――。

オレは腕組みをして首を捻る。]

(260) 2023/07/28(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

そうだな、死んだのが自分でも
他の誰かでも、正直イイ気分はしない。
何のために――って思うけど。

猶予期間ってことなら、
もし自分が死んでた時のために
遺言でも託しておくべきかな?

誰かに、或いはグループLINEに。

(261) 2023/07/28(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[人の死、から最初にオレの脳裏に過るのは、
タカナル先輩にも語ったことのある、
オレのジイさん、骨谷 雷門の死だ。
そして、残された奇妙な遺言。

『死後、自分の遺骨から磁器をつくって欲しい』]

(262) 2023/07/28(Fri) 00時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[高祈先輩の右手を取って、シャツをめくって傷口を見る。
血は得意じゃない。痛そうだし苦手だ。
てか、怖い。できれば見たくない。
でも、それ以上に、  血を流す方が怖いじゃないか。]

 破片はそんな刺さってないですね
 ・・・これおニューなんで 汚くはないはずです

[シャツの仕立てが良いのでちょっと気後れするが、
ジャージの上着を脱いで、血を拭う。
しかし困ったことに止血なんてしたことないからどこを圧迫したらいいとかそんなのがわからない。]

 怪我してるなら、それも書いてくださいよ
 死にたいんですか

[全て修復されたと勝手に思い込んだことは棚にあげておく。
ああ血が止まらない こわい]

(263) 2023/07/28(Fri) 01時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

オレも正直、全部信じたわけじゃないけど。

……こういう質問、昔やらなかった?

明日世界が終わるなら、何をしたいか、とか。
自分が明日死ぬなら、やり残したことは何か、とか。

[オレは眉間に寄せた皺を揉みながら唸る。]

美術館に閉じ込められてるなら、
できることは限られてるけど。

……もしや、ノっ君のおにぎりと味噌汁が、
最後の晩餐になる可能性が……!?

[にぎり飯を咀嚼する度に痛む頬が、
生きていても死んでいても、
アカリんとデートはもうできない事実が、
じくじくとオレを嘖み憂鬱な気分にさせた。*]

(264) 2023/07/28(Fri) 01時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 もう、止まってよ!

[ガラスを修復するんなら、手も治してよ!
と半ば八つ当たりのように傷口に向かって一括した

ら]



 ・・・あ やっと

[時間が経ってやっと止まったのか、一括して止まったのかは仁科にはわからないが、新しい血が出ていない。]

 よかった、止まった

[はあぁー・・・と息を吐いて、ジャージの綺麗な面で傷口が開かないように優しく拭う。]

(265) 2023/07/28(Fri) 01時頃

【人】 黒い取引先 アリババ



[選んだレコードは、
弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 ]**

(266) 2023/07/28(Fri) 01時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 01時頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

 どれくらい、血ぃ出てたんスか
 立てますか?

[など意識があれば確認しつつ、なくても独り言をこぼす。
安心したらちょっぴり泣きそうだ。潤むくらいは許されたい。]

 ん
 あれ、どこ怪我してたんスか

[血をぬぐい切ったら患部が見当たらない。
まあいいか。血が出てないなら、と一仕事終えた心地。

しかし、まあ 声を荒げたのなんて何年ぶりだったろう。
しかも傷口に叫ぶなんてどうかしてる]

 そういや、カフェに教授やみんないるんスよね

[傷口はわからないけど一応、「救急箱とかってあります?」と短なラインを投げた**]

(267) 2023/07/28(Fri) 01時頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 01時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[静けさにより聞き取りやすいだろう足音もろくに聞こえていなかった。
ただ、近くにやって来た時の声は届き、僅かに身体が反応する。>>258

目も開けないままいつもの癖で右手を挙げて挨拶しようとしたが、鋭く走った痛みでそれは成されない。ただ痙攣しただけのようになってしまった指の傷から、更に液体が溢れ出すのを感じた。

これはどこか大きい血管でも傷つけてるのかもしれない、と今更考える。なんだか手指が冷たくなってきているし。
中々に痛々しくて、破片を取り除いた時もあまり見ないようにしていた……お坊ちゃんは荒事に不慣れなのだ。]

(268) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[彼女の接近から徐々に意識を浮上させていた成海は、
控えめな印象の仁科の珍しい声を聞いた時に目を開く。>>259

正直に言えばやめてほしかった。
この先で自分がどうなるのか、確かめてみたかった。
けれど重たく開いた口はか細く息を吐いたのみで、発声出来なかった。

──なんて情けないんだろう。

手首の自傷による死すら相当深く切らないと成されないというのに。
まるで死の淵に立っているようではないか。
その相当に近かったのかそんなことは無いのか、冷静に把握できる状態にはいない。]

(269) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

[薄手ながら長袖の黒シャツ。
打ち付けたのは拳だが、一部腕の方にも傷がある。>>263

破片は自分である程度抜いたからね。
汚い心配は君の上着じゃなくて俺の血にするべきだろう。
思うことは沢山あるというのに、
呼吸を繰り返すばかりで喉が中々音を作らない。]

……死なない。俺は、信じているからね

[なんとも弱いものだったが、漸くと声を出せた。
ふっと微笑みを作って彼女を見た。
もしかしたら必死すぎて聞こえてなかったかもしれないけど。

自分自身の為ついでに、もし誰かが非現実的状況を受け止める為に少しでも役に立ったら。
そんな前向きな自傷のつもりだ。

決して黒服の発言に絶望したわけではない。
死ぬことはないと仮説上確信していた。
──まあ、現実でどうなっているかは分からないのだが。]

(270) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[そんな声を荒げても意味はないだろうに。>>265
こんなに子供っぽいことをするタイプだっただろうか?
自分が冷静さを損なわせている事実を棚に上げて、ぼんやり思っていた。

そして──目を丸くした。
自分の身体から、命に関わる大切な液体が延々と垂れ流されていたのだ。唐突に終わったのなら、分かるというものだ。
大きな怪我の経験があるわけではないのだけれど、時間経過による事象ではないと何故か確信出来ていた。

実験と称し誰も求めてないことで我が身を投げ打つ男と、
そんな者に懸命に寄り添って治ることを願う少女。

……まるで、後者の意志が勝ったようではないか?]

(271) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


分からない、目を閉じて休んでいたから

え、いや、沢山傷跡がその手に…あれ?

[年上の余裕は思わぬ形の実験終了で失せている。
ただ問われるままに答え、
更に驚かされる言葉に右手を顔の前に持ってきて眺めた。>>267

丁寧に拭ってもらえたこともあり──気持ち良いくらいに何も無かった。
もう何を言えばいいのか分からない。
すっかり痛まなくなったそれを、壁についた。

……少し身体が怠い。
でも先程までの頭がぼんやりする心地が無くなり、支えられる必要も無く立ち上がり成海の頭が小さな頭を追い越し高くへと。]

(272) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



ええと、仁科さん

見苦しいものをお見せし、多大なご迷惑をお掛けし
申し訳ございませんでした
そして、本当にありがとうございます
お陰様で傷は全て無くなったみたいです

[カフェに行くべきなんて相手はとっくに分かっているし、
偉そうに指示していい状況じゃあるまい。

銀がそうしたように、成海は深く頭を下げた。

血は中々落ちないと聞く。彼女の上着はもう駄目なんじゃないだろうか。
新品を返さなければならない……まで日常のように思考し、複雑な感情で脱線から復帰する。]

(273) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


凄い予想外な形だったけど、成功……かな

[第三者の手が入るとは思わなかったが、結果は二択の内の一つになった。
壊した壺が直るように、脱いだ靴が履き直されるように。

ガラスの件も含め、実に夢の中らしい怪奇現象ではないか。**]

(274) 2023/07/28(Fri) 01時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 01時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ ――

 まあ、実際のところは分からないっすけど、
 こんな大きな空間を作り上げるために
 リソース割くのも大変でしょうし、
 あまり多くの人を抱え込んでおけない、のかも?

[  面白いと言われて、にへらっと笑いながらも。>>260

  慈悲と言ったところで、
  死んだ人にとっては、研究室メンバー以上の
  強い縁を持った人だっているはずで、
  その人をここに呼び込めない時点で、
  きっとあの黒翼さんや神様の能力には
  限界はあるのだろうと俺は思っていて、 ]

(275) 2023/07/28(Fri) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ああ、やったっすね。
 昔というか、子供の頃はやりたいことが多くて、
 それができるようになるまで、
 今の世界がずっと続けばいいって思ってました。

[  娯楽面では色々と不自由した幼少期。>>24
  やり残したことなんて、>>264
  明日1日だけで終わる訳がないって
  本気で思っていたのに。 ]

 でも、今はその質問されても、
 俺はきっと困ってしまうだろうな。
 別に死にたいとは思ってないですけど、
 みんなが俺の死を惜しんでくれるなら、
 それだけで満足して逝けてしまいそう、なんて。

[  あははー、と冗談めかして笑ってみるけれど、
  仮に遺言を誰かに託すことになっても、>>261
  きっと「今までありがとう」くらいしか
  言うことがなさそうだなとも。 ]

(276) 2023/07/28(Fri) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 たしかに、できることは限られてるっすよねー。
 俺みたいに料理したり、
 お土産屋さんに絵具とか売ってるなら
 絵を描いたりとかはできそうっすけど。

 他に出来ることだと、
 研究室の皆で交流を深めたりとかくらいっすかねえ。

 嫌なんすか? 俺の飯が最後の晩餐になるの。
 まあ、どうせなら可愛い女の子の手料理の方が
 テンション上がるっすよねえ。

 でも、もしこの世界が先輩にとって不本意なところなら、
 亡くなったのは先輩じゃないのかもしれないっすよね。
 だって、明らかに黒翼さんが言ってた
 “慈悲”の世界って感じじゃなさそうですし。

[  おにぎりを食べながら、どことなく沈んだような
  骨谷先輩に、最後に小さな気休めを加えて。 ]

(277) 2023/07/28(Fri) 02時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 階段が長い……ですか?

[  骨谷先輩の話に、>>253
  どういうことだろうと眉根を寄せて。 ]

 俺は特に長いとは感じなかったんすよね。

 もしかして何かの意思が働いたのかも、ですね?
 あの黒翼さんとか、この世界とか、
 もしくは骨谷先輩自身の望み、だったり?

[  この世界の仕組みが分からないことには、
  何を話したところで
  ただの仮定でしかないんだけど。

  もし骨谷先輩自身に思い当たることがあったのなら、
  何かこの世界の謎を紐解くきっかけにでも
  ならないかなあとも。 ]**

(278) 2023/07/28(Fri) 02時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 02時頃


頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 02時頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 02時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ カフェへ ─

[田端と別れてカフェまでの道を歩く。
美術館の内装は、元々建築を知るためにマップを見て記憶していた。
だからといって急いで走るようなことはなかったし
どんな時であろうと異常なまでに、自分のペースを崩すことはない。

カフェに辿り付いた時には誰がどう過ごしていたか。
確認するようにぐるりとその場を見渡し。
誰と誰が何をしゃべっていてもお構いなしに、その口を開いた。]

(279) 2023/07/28(Fri) 05時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 
 今、田端が外を確認に行っている。
 この世界は大なり小なり意志の力が働いているらしい。
 扉が開かないと思えば開かないし、
 開くと思えば開けられるくらいには。
 正面入り口の自動ドアで確認済だ。

 見たいものしか見えないかもしれないし
 見たくないものしか見えないかもしれない。
 意志の力もどれほど影響するかは知れない。

 意志を強く持てとは言わない。
 でも、情報として頭に入れておくといい。
 

(280) 2023/07/28(Fri) 05時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[それは珍しく自分には大きな声で、カフェ付近に居れば聞こえるだろう音量で
しかし誰か特定に言うわけではなく、不特定多数に向けて放たれた。
こんなに言葉の数が多いこともまた、本当に珍しいことだろう。

けれど淡々と。
焦りも怯えも何もない無機質な声で
情報をただ、羅列する。]

(281) 2023/07/28(Fri) 05時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[独りで確認に向った田端も無事であればいい。>>148
そも死んでいるかもしれない相手に『無事』も何もないが。

伝える事だけ伝えてしまえば、カフェの片隅に座り
福原が用意してくれたらしいおにぎりとみそ汁を手に取った。
こんな時に、と思われるかもしれないような結構な量を遠慮もせず。
身長も高い成人男子だ、食うもんは食う。

ずらりと並べ、いただきますだけを呟くと
あとは黙々と食事を始めた。
話かけられれば返しもしよう。
伝えるべきは伝えた。
各々の精神管理や気遣いまでは自分には不可能だ。
自分はあくまでもいつも通りに過ごすだけ。

これを平らげたら館内の探索にでもいってみようか。
いい写真が撮れるかもしれない、そんなことを思いながら。**]

(282) 2023/07/28(Fri) 05時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 05時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:美術館長室―

なるほど、これは本当に夢の中。みんなで見ている夢の中。
だから、誰から目を醒すかわからない……。


[彼の言葉>>251には合点がいきました。
確かにアリババが指定するのではなく、それぞれが目を醒すのならどんな順番になるのか彼が今知る事はありません。
彼の言葉が正しいのなら、田端たちはどこかに保護されているのでしょう。
病院のベッドに寝ているのかもしれません。
けれどノーコメントとされてしまった事については「ケチね」と腕組みしました。
その最後の組になってしまった場合、どんな顔をしているのか想像ができません。
研究室のみんなも、田端自身も。

そして、殴ることにペナルティがあっても無くても田端は男を殴らないでしょう。
誰かを殴る事はとても恐ろしい事ですから。
相手が男性なら尚更です。
それを見透かしたかのようなアリババの言葉>>257と、かけられた曲>>266に貼り付けた笑顔がすぐに剥がされます。
弦楽四重奏曲第14番 ニ短調。シューベルトの『死と乙女』
それに気づいてハッと鼻で嗤いました。]

(283) 2023/07/28(Fri) 06時頃

【人】 水商売 タバサ

本っ当に悪趣味ね。


[田端にはこの時間も空間も慈悲には感じられませんでした。
できるなら、何も感じないまま死なせて欲しかったし、すぐに全てがわかる状態で誰かの死を受け止めたかったです。
そうしたら、もう終わったこととしてただ哀しめるではありませんか。
でも、そう考えるとこの空間はきっと自分のためのものではないのだろうと変な自信も湧いてきます。
だって、田端にとっては慈悲にはならないこの夢は、誰かにとっては慈悲となるのでしょう?
逆説的に自分は死んでないのではないのかと言う根拠のない自信となりました。
メンバーの誰かが死んでいるのは残念ですが……自分が死んでいるよりはよほど良いのでは。
そう思う田端が薄情でしょうか。
可哀想だとは思いますが、自分が死にたくはないのです。
たとえ此岸が地獄より辛くとも。]

(284) 2023/07/28(Fri) 06時頃

【人】 水商売 タバサ

……聞きたい事はこれくらいかしら。
あなたが本当は何者で、どうしてこんな事をって聞いても仕方がないでしょうから。
時間をとらせて悪かったわね。


[ここで八つ当たりをしても良かったのですが、きっと受け流されて終わりでしょう。
爪痕の一つでも残してやれれば良いのですが、と思ったところで一つだけ意趣返ししてやりたくなりました。
だから扉の方に向けかけた足を一度男に向けて歩み寄ります。
もし叶うなら男のネクタイを引いて、キスの一つでもして唇に噛みついてやりましょう。
そんな事を男が田端にさせるかどうかはまた別の話です。]**

(285) 2023/07/28(Fri) 06時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 06時頃


【人】 黒い取引先 アリババ

>>284
[悪趣味、と言う言葉には、逆に口端をあげる]

かの音楽家に詫びたまえ。

[レコードを出して、丁寧に円盤へ置いた。
 自動ではなく、手動で、針を運ぶ。
 溝の少しはばのあるところ、第四楽章の前に。

 そして、曲が始まると、応接セットの下座にかけた]

 ん?もう、いいのかい?

[>>285
きいても仕方ない、そんな言葉で、話を終わらせようとしたことには、少し意外な声を上げた。
 もちろん、去るものを追うつもりはなく、そのまま、ではまた瞑想でも、と行った時、
 またこちらにくる気配に、座ったまま顔を向ける。
 引っ張られるネクタイ、女性の引き寄せる力。
 慣れた手つきの顔よせに、と触れる唇は寸前で、
 男は人差し指で、制止をかけた]

(286) 2023/07/28(Fri) 07時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>284
[悪趣味、と言う言葉には、逆に口端をあげる]

かの音楽家に詫びたまえ。

[レコードを出して、丁寧に円盤へ置いた。
 自動ではなく、手動で、針を運ぶ。
 溝の少しはばのあるところ、第四楽章の前に。

 そして、曲が始まると、応接セットの下座にかけた]

 ん?もう、いいのかい?

[>>285
きいても仕方ない、そんな言葉で、話を終わらせようとしたことには、少し意外な声を上げた。
 もちろん、去るものを追うつもりはなく、そのまま、ではまた瞑想でも、と行った時、
 またこちらにくる気配に、座ったまま顔を向ける。
 引っ張られるネクタイ、女性の引き寄せる力。
 慣れた手つきの顔よせに、と触れる唇は寸前で、
 男は人差し指で、制止をかけた]

(287) 2023/07/28(Fri) 07時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 なるほど、キミの殴り方はそれか。

[彼女には男が笑ったように見えたかもしれない。
 そして、次の瞬間には]





[彼女は口にロリポップを咥えさせられて、
 玄関ロビーで立ち尽くしているだろう。



 ガシャン




 玄関ロビーのドアの向こうでは乗っていた自転車が倒れた]**

(288) 2023/07/28(Fri) 07時半頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 07時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

──承前A──

[事件当時の犯人と同じ年齢になった時、今の自分が《あの場》に居れば、両親を守れたんじゃないかと考えた。
そして、どうやったら、見ず知らずの他人の家に突発的に押しかけて、衝動で殺人を犯す心境になるか改めて考えてみたが、やっぱり分からず終いだ。
叶うならば、今すぐに犯人を殺したいほど憎んではいるが]

 さっきの天使、俺の元に来るんじゃなくて、
 あいつの方に行けばよかったのにな…

[あの事件に巻き込まれて、たまたま助かりはしたが、あの場で尽きていたかもしれない命だ。今回ここで断たれても、所詮ここまでの命運だったと諦めて受け入れられる気はする。ただまあ、あいつより先に死ぬのはやはり癪だから、もう少し生き長らえたい気もするが、その場合は]

 先輩たちの誰かが死ぬって事だよな

[その可能性を考えると胸が痛んだ。誰とも学年が合わず、交流もそこそこではあったかもしれないけど、研究室へ向かえば教授を始め、誰もが温かく迎えてくれたと思う]

(289) 2023/07/28(Fri) 09時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[あの人たちの誰かを死なすのは惜しい。
でも、自分もまだ死にたくはない]

 どうすればいいんだろうね…。

[既に事故は発生して、誰かが犠牲になった事実は覆せないだろうから、この夢の世界から目覚めるまでは答えは保留か]

(290) 2023/07/28(Fri) 09時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[どうあれ答えは今出てこない。天使の居場所を突き止めて問い質してみたさもあったけど、あの口ぶりでは教えてくれないような気がする]

 だったら、考えるのやめるか

[両腕を上に伸ばし、軽く反ってから肩を上下に一度揺らす。首を回してリュックを背負いなおした。]

 え〜と、……次、どこいこっかな…
 地下は見たから……上に行ってみよっかな

[壁の案内板に従ってエレベーターまで移動する。ここまでは誰とも会わなかったかな。
もう少し行けばカフェがあって、おにぎりとお味噌汁が用意されているのを思い出したけど、先に貸切美術館を満喫しようと思う。

エレベーターに乗り込んで、2階のボタンを押す。
そうそう、周囲の人は消え失せてしまったけど、館内設備は普通に使えるみたいだな。
LINEの流れをざっと把握しつつ、どうせ現実に限りなく違い夢の世界なら、どうとでもなるような気もして]

(291) 2023/07/28(Fri) 09時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──美術館二階──

 ここは特別展か……へぇ…

[初めて踏み入るフロア。
まずは順路に従って眺めてみようか。
ここで誰かに会えるかな。
会ったら普段通りにペコリと頭を下げて]

 先輩、ドモ。
 貸切状態、快適ですね

[なんて、笑顔と共に軽く冗談めかしたかもしれない。**]

(292) 2023/07/28(Fri) 09時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 09時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>237>>239>>240 回谷の言葉に頷きで返す。
田端がよりによってこんな状況で、
質の悪い冗談をいうとは銀も思っていない。
文面だけなら冷静に見えたが。
無事でいるのだろうか、微かな不安が胸を掠める。

堕天使は銀の考えになかった。
なるほど、と、ここでも頷きつつ。]

  …………。

[触れたくなかった結論。
こんな場面でも明るく振る舞って笑みを浮かべる、
回谷の声も震えていた。]

(293) 2023/07/28(Fri) 10時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  私も、災害にあった記憶なんてないわ。
  怪我もない。……回谷さんも、

[回谷の縋るような声。
確かな答えを銀は持ち合わせていない。
そっと手を伸ばし、彼女の腕に触れる。]

  回谷さんも、いつもと変わらないわ……。
  ちゃんと"生きてる"。

[彼女の身体はちゃんと触れることができたし、
実体をともなっているものだった。
死んでなどいない、そう思えるのに、
妄想狂の作り上げたような莫迦げた状況を
否定してあげたいのに、
時間が経つごとに、あの男の言葉は真実なのだ
という思いが強くなっていく。]

(294) 2023/07/28(Fri) 10時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  他の皆とも話してみましょう。

[どう歩いたのか殆ど記憶がないが、
気づけば、カフェの前まで来ていた。
気のせいだろうか、突然目の前に現れたような感覚。]

  まだ誰か、いるわよね。

[>>279経路が違ったのか、
途中で大藤に会うことはなかったが。

常ならばもっと席が埋まっているであろう
カフェスペースへと、足を踏み入れる。**]

(295) 2023/07/28(Fri) 10時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 10時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

― 美術棟B1F ―

やぁ。おひさしぶりです。
こんなところでくつろいでいらっしゃったのですね。

貴殿を探している方も多いのに。

[次に男が姿を現せたので、美術館地下1Fのアジアエリア。
 黒闇の中浮かび上がる華奢な肢体の弥勒菩薩の前でお辞儀をした。

 すると、菩薩、ゆるり首を傾げ、華やかに笑う]

 どうですか?お茶でも淹れますか?

[少し離れた場所にある畳の茶室(展示物)のほうを向いて、
 菩薩を誘う]



[そして、弥勒菩薩と狭い茶室に入ると、そのお点前を眺めている]**

(296) 2023/07/28(Fri) 11時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 11時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― カフェ ――

 あっ、大藤先輩!

[  カフェにやってきた大藤先輩は、>>279
  言葉数の少ないLINEの文章と同様に>>98
  この世界に来る前と同じような
  不愛想で自分のペースを守ったような雰囲気で
  特に混乱なんかはしてなさそうだなあと
  俺は思っていたけれど、 ]

 意志の力……。
 あ、じゃあ、もしかして、あれもそうだったんすかね。
 さっき、キッチンの冷蔵庫の中を漁ってたんすけど、
 急に中身が変わったような気がしたんすよねえ。

 なんか欲しいと思ったものが、
 急に冷蔵庫に現れたっていうか……。

(297) 2023/07/28(Fri) 12時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  珍しく口数の多い先輩の話に、>>280
  こちらも思い当たることがあると思って
  俺も話し始めて、 ]

 なるほど。逆に見たくないものとか
 起こってほしくないことも
 この場に現れるかもしれないってことっすね。

[  了解っす! と言いつつも、
  結構な量のおにぎりを平らげる姿には、>>282
  作りがいがあるなあと、俺は小さく笑った。 ]

(298) 2023/07/28(Fri) 12時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  もし銀先輩と回谷先輩もカフェまで来ていたら、>>295
  挨拶や会話をしたと思うけれど。

  会話が一段落したタイミングで、
  俺はスマホを開いて、グループLINEを眺めた。

  あ、柊くんから連絡来てる、と思いつつ、>>249
  メッセージを読んでいくと、 ]

 は?

[  素手でガラスを割ったって、>>203
  ガラスは元に戻ったところで、
  手は怪我するでしょうよ。

  救急箱という単語も何だか不穏で、>>267
  じっとりと嫌な汗が背中を伝う。 ]

(299) 2023/07/28(Fri) 12時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  『救急箱はたぶん誰も見てません』
  『俺が探してきます』
  『持っていく必要あるなら場所教えて』

  俺はグループLINEにメッセージを送りつつ、 ]

 ちょっと、救急箱を探してくるっす。
 なんか、仁科ちゃんが欲しがってるっぽくて。

[  と言いつつ、俺はカフェを後にした。 ]*

(300) 2023/07/28(Fri) 12時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 1階・救護室 ――

 お。あった。

[  1階のトイレに近いスペースに救護室を見つけて、
  俺は足早に室内へ入る。

  室内は学校の保健室のような空間で、
  戸棚には消毒液やらガーゼやらが並んでいて、
  カーテン付きの簡易なベッドが4台あった。 ]

 救急箱も発見っと。

[  この時点で、仁科ちゃんから
  救急箱が必要かどうかの返事は来てたかな。
  返事が来てないなら、
  一応仁科ちゃんに電話を掛けて確認しただろうけど。 ]

(301) 2023/07/28(Fri) 12時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  もし仁科ちゃんから救急箱が必要ないと言われたら、
  これはカフェに持っていこうかな。
  幸い、救急箱のなかにあるものは全て
  救護室の戸棚の中にもあったし。

  もし持ってきてほしいと言われて、
  その場に着いたとき、高祈先輩がいたなら、
  何があったのか問いただしたい衝動には
  駆られただろうけど、

  俺と高祈先輩はお互いに干渉し過ぎないことで
  今まで上手く関係を保ってきたものだから、

  仁科ちゃんや高祈先輩から
  何か言葉を掛けられなければ、
  俺は救急箱を渡した後、
  「終わったらカフェに持って行ってください」
  とだけ言って、その場を立ち去ったと思う。 ]

(302) 2023/07/28(Fri) 12時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  いずれにせよ、やり取りがひと段落した後に
  俺はグループLINEを開いて、

  『救護室ありました』
  『場所は1階トイレのそばです』
  『学校の保健室みたいな部屋です』

  とメッセージを送った後、
  パンフレットの館内地図に
  大体の場所に印を付けたものをスマホで撮って
  写真を添付しておいた。 ]**

(303) 2023/07/28(Fri) 12時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 12時半頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

タバたん先輩の報告を鑑みると、
吊り橋より先の世界は
作るの面倒だったか、リソース不足だかで
存在しなさそうってことだな。

生きてたとして、ここから本当に戻れるのか?
夢だったら、起きて覚えてるとも限らないし。

ここで傑作の絵が描けたって、
何にも残らないかも――いや、

[オレはザックからスケッチブックを取り出した。
シロマちゃんの目の前で足した線を指でなぞる。]

(304) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ


……そう、 そうだよね。

[見た限り銀だって重大な怪我があるようには見えない。>>294
事故にあった記憶だってない筈。
肯定に、まるで自分に言い聞かせるように頷くのに
それはひどく不確かなものに思えて。>>294

彼女がそっと手を伸ばして
確かめるように腕に触れる。]

―――…… うん、………

[作り物なんかじゃない。
彼女も自分も生きてるようにしか思えない。
でもそれすら夢幻だって言うんだろうか。
指先から銀の体温が伝わってきて、
何だか少しだけ泣きそうになった。]

(305) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 12時半頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[柔らかくて自然で素朴な、カップのイメェジ。
そういえば、シロマちゃんって肌の色も
上等の陶磁器みたいに白いよな。
次の休暇で帰省したら、ジイさんの窯で
このカップを焼いてみたいのに。

――忘れてしまうかも? オレが死んでるかも?

ぞわっと全身の毛が逆立つようだった。
イヤだ、と。やっぱり全身全霊で拒絶したい。]

……満足、なんて。言うなよノっ君。
そうだよ、死にたくない人が、死んでたなら、

こんな夢見せられたって、
「自分の代わりにオマエが死ねば良かったのに」って

恨まないとも限らない。

(306) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ

ごめん、あたし……やっぱちょっとビビってる。
まだこの状況に思考が追いついてないって言うか……

だって……死んだかも、なんて、
いきなり言われても………そんな、さあ……

[うまく言葉に出来ないけれど
ただ漠然とした焦燥が胸のうちにあった。
外側からふわふわと眺めていた絵画の中の世界が
急に現実感を伴って目の前に迫ってきたような、そんな。

ああそういえば美術館の中に閉じ込められちゃう
ホラーゲームとかあったな、なんて。
どこか現実逃避じみた思考が過る。

――逃げたい。

今すぐ目を瞑って考えることを放棄してしまいたいのに、
どうやらこの夢はすぐには覚めてくれないらしい。]

(307) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

1mmもそんな気持ちがないなんて、
聖人君子みたいな人間、いるのか。
オレが生汚いだけなのか……?

本当は死んでたら、この世界を"慈悲"と
思えるか……うーん。少しなら。

[頭を抱えた。黒スーツの翼男の言葉は
直後より今じわじわと、オレの精神を蝕んでいる。
酷く混乱していた。他の人からは、オレの背中に
マンガみたいなず〜んと暗い靄がかかっているのが
見えたかもしれない。」

(308) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

ああ、うん。
フられたらさ、穴掘って埋まりたくなるだろ。
深く深く、底へ底へ、ドン底まで。
下りて、潜りたかったのかな、オレ。

[ノっ君に力なく笑いかける。
本当なら、美味しい飯を振る舞ってくれた人には、
ごちそうさまの意も込めて、
とびきりの笑顔で報いたいのに。]

『この美術館、
何も考えずに歩いてると、迷うかも。
特に階段とか気を付けて(※経験者談)

ノっ君の飯美味いから、
落ち込むことがあったら食べるといい。
ちょっとは紛れる(※経験者談)』

[幾つかのLINEに目を通しながら、オレも打つ。]

(309) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ


……そう、だね。行こう。


[暫く立ち止まっていたけれど、
銀に促されて頷き、歩き出す。

今誰がどこにいるのか把握していないが
取りあえず人のいる所に行きたい感もある。
そうしてどこをどう歩いたのだったか、
カフェに到着していた。

がらんとしたカフェの中からは
良い匂いが漂っていて急に空腹感を覚え。
こんな時でもお腹は減るんだな、なんて
自分自身に苦笑した。*]

(310) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

[そうこうしてたら、大きな黒い影、
トサカ先輩の方が、カフェに入ってきた。
正直、こんな大きな声が出せるんだ、と
聞いたことのない声量で告げられたこと>>280
今までのノっ君との会話も反芻しながら
自分の中で擦り合わせていく。

夢の世界では、意志の力が実現する。

……みんなの夢なら、矛盾する意志が
ぶつかった場合、強い方が叶うのかな?

オレは一応軽く、無事を労う言葉をかける。
そして黙々とおにぎりを口にするトサカ先輩の
広い背中を、よく食べるなあ、
なんて感心して見ていた。

肩に背負った暗雲は払えぬまま。*]

(311) 2023/07/28(Fri) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ

― カフェ ―

[カフェにはちょうど福原と骨谷がいて
何かを話している最中だった。>>297
やはり人の姿が見えると少し安心したけれど。]

―――……

[不意に耳に飛び込んできた台詞に>>306
思わずぎょっとしてしまった。
いつも明るく気の良い、
あまり恨み言を言わない骨谷の口から出るには
聊か物騒な言葉に思えたから。

じわ、と靄が胸に広がっていく中
聞こえなかった振りをして努めて明るい声を出した。]

(312) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 季節巡回 こころ


わー、いい匂いする。
これ福原くんが作ったんだっけ?
流石の安定感だねー。

[努めて明るくそんなことを言いながら、
自分も適当に椅子に座って
用意されたおにぎりと味噌汁を頂くことにした。
ヨモツヘグイ…なんて言葉もちょっと浮かんだが
皆気にせず食べてるしこの際一蓮托生である。

自分たちと同じくらいに
カフェにやってきた大藤が
いつになく大きな声で話し始めたのはそんな時か。
思わず食事の手を留め、耳を傾ける。>>280]

(313) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/カフェ――

[ニトちゃんのLINEを見て、
ノっ君がカフェを出て行く>>300

冷蔵庫の話が本当なら、今すぐ欲しいって思ったら
急に手元に包帯が出てきたりはしないのかな。
救急箱とか、具体的なモノがあった方が
イメージはし易いのかも知れない。
夢の中だって、脈絡がないようでいて、見てる当人は
何故か納得するだけの整合性がとれてたりする。
救急箱さえあれば、どんな薬でも出てくる
――都合の良い、夢。]

(314) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

…………。
オレのやり残したこと、
やりたいことって何だろうな。

[10人目のミューズを見つけること?
そりゃあ、可愛い女の子と遊ぶのは楽しいけれど、
彼女たちを"ミューズ"と称してる時点で、
目的のために利用している節があるのは明白だ。

彼女たちはオレが秘めたソレに鋭く気付き、
呆れ、或いは憤り、或いは哀しんで憐れんで、離れていった。]

――オレは、

(315) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

みんなをイメージした、カップがつくりたいな。

[それは、オレが死んでいたとしたら、意味のない行動だけど。
或いは、死んだ誰かは、全く望んでないことであっても。

それが誰かは分からないから、可能なら全員分。
骨を使うかはさておき。

奇しくも、ジイさんが遺言で願ったこと。
そして、オレが将来就こうと希求していた
生業であり使命と、見事に一致したのだった。*]

(316) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 季節巡回 こころ


………意志の力………


[この世界は自分たちの意識がある程度反映される。
そう言う話でいいのだろうか。

天使が願い事を叶えてくれるかも、なんて
いつかの冗談もあながち間違いでもないのかもしれない。
見たい物、見たくない物。

つまり明晰夢みたいなもん?
自分の意思が反映されるなんておもしろ〜、と
普段のあたしなら嬉々としてたかもしれない。けど。]

…………わかんないよ…………。

[ぽつりと小さく零して、
俯いたままもぐもぐとおにぎりを頬張った。]

(317) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 季節巡回 こころ

[「自分の代わりにオマエが死ねば良かったのに。」

言葉がじくじくと胸を苛む。
どういう文脈かは知らないが、
別段骨谷が本気でそんなこと言ってるとは思わない。
単に話の流れで出た言葉なんだろう。

そこは問題ではなくて―――
ただただ、自分の臆病さや身勝手さに
気づかされてしまった気持ちだった。

―――やだな。
すごくいやだ。

もしも死んでるのがあたしなら、
いっそ死を自覚する時間もないまま、
一思いに死なせてくれれば良かったんだ。

死んでるのがあたしじゃなかったなら……]

(318) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

お、メグココちゃん、さっきぶり。
……あの人、オーナーじゃなくて、
やっぱ死神だったな。
翼生えてたけど。神がどうこう言ってたけど。

[軽く手を振ってから、食事を始める彼女>>313を見届け
スケッチブックに視線を落とす。
メグココちゃんならワンポイントで絵付けするなら
やっぱりお花かな。アジアン系が好みって
言ってたから、唐草も交えたデザインで。]

ノっ君の味噌汁が最高なのも、
オレが美味しいに違いないって思って
口にするからなのかな……。

[作り方を教わろうと思ったけれど、
果たして現実で同じ味に感じるだろうか。
もしや、全員同じものを食べて、違う味に感じていたり?

カフェに来る人には挨拶しつつ、オレは鉛筆を走らせる。**]

(319) 2023/07/28(Fri) 13時頃

【人】 季節巡回 こころ


神様の馬鹿野郎。おたんこなす。
何が慈悲よ。

[小さく呪詛を吐きながらずず、と一気に味噌汁を啜る。
福原お手製の味噌汁はあったかくて美味しくて――
やっぱり少し泣きたい気持ちになった。**]

(320) 2023/07/28(Fri) 13時半頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 13時半頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:美術館長室―

シューベルトも楽曲も悪くないわよ。
この状況でそれを持ち出すセンスが悪趣味って言ってるの。


[こんなところで乙女の祈りを出されても笑うしかありませんが、死と乙女とは笑えないではありませんか。
同じタイトルの絵画は不気味だったと記憶しています。
不気味だけど何故か惹かれる絵。
椅子に座る彼が意外そうにしているのを見て田端は軽く肩をすくめました。]

(321) 2023/07/28(Fri) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

貴方の手の上であんまり無様に右往左往するの、自分で気に入らないもの。


[だから質問する事を打ち切りました。
また何か聞きたいことが出れば聞きにきますが、何故とかなんでとかはきっと全く意味のない問答になるでしょう。
少なくとも田端の納得できる理由は無いでしょうから。
だから、意趣返しする事にしたのですが。
噛みついてやろうとしたそれは、指先で制されました。>>287
あともう少し遅かったら、唇が開いてガリっと指先を噛んでやる事だってできたのに。
男の笑顔が見えた気がしました。
そして次の瞬きの瞬間には。]

(322) 2023/07/28(Fri) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

………………っとにムカつくわね。


[口の中には甘いもの。棒付きロリポップ。
ガシャンという音は何かが倒れた音です。振り返ると先ほど乗っていた自転車がありました。>>288]


殴らせてくれないどころか、これじゃただキスを迫ったみたいじゃない。


[本当にムカつく、と田端はガリッとロリポップに歯を立てました。
それは甘いイチゴミルク味で、お子様はこれでも舐めてろと諭されたようでより腹が立ちます。
けれど、今起こった事を先ずはラインで共有させましょう。
以下のラインを共有メッセージで送ってから、カフェに向けて移動を始める予定です。]

(323) 2023/07/28(Fri) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

『私が確認した一階窓は一部開かない窓があったけど
 私自身が手に力が入らなかった可能性はあるわ。
 開く程度は高祈くんと同じね。』

『周囲に私たち以外の人は居なかったけど
 あの男殴ってやると考えながら歩いてたら
 いきなりあの男の部屋にいたわ。
 だから会いたければ何らか念じながらなら
 また会えるかもしれないわね。
 会いたくなくてもまた出てきそうだけど。』

(324) 2023/07/28(Fri) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

『あの男がアリババと名乗るから
 私はモルジアナと名乗ったわ。
 どうせ此方の名前も知ってるでしょうけど。』

『質問は受け付けてくれたわ。
 この世界は夢だから、この世界で死んでも死なないし
 段々とみんなが元に戻っていくと言うのは
 現実世界というべきかしらね?
 そちらの私たちが起きた順番に帰るらしいわ。
 あの男の言うことが真実正しいなら
 ジタバタしても仕方がないとは思うけど
 そのあたりは個人の考えよ。』


『私に石を投げつけてくる存在あり。
 きっとあれは、私の悪夢ね。』**

(325) 2023/07/28(Fri) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

―現在:入り口近辺から移動中―

[そういえば、一つ思いついたことがありました。
成海のメッセージ>>203から思いついたことです。
なんで素手で窓を破るに至ったんだよと言うツッコミをしたいところではありますが、確かにそれを通常時に行えば単純に成海の手がひしゃげて終わるでしょう。
とてもお勧めできたことではありません。
ましてやそれが一瞬で元通りになるだなんて、夢のような摩訶不思議な世界ではないと無理ではないでしょうか。
そして、逆に言えばそれは夢のように摩訶不思議な事を実現できる世界なのではないでしょうか?]


そ〜らを自由に〜…とか。
わったしはサイキョー…とか。
どこだかドア〜!…みたいな。


[小さい声ですがいちいち声真似が入ります。
田端は昔から一人で過ごすことが多かった分、アニメを見せられて過ごす時間もかなりありましたから、懐かしアニメはそこそこ知っています。
そんな事が可能になるのかしら。と、つい考えてしまいましたが、今この空を自由に飛んだところでとつい現実に戻ってしまうくらいには大人になっていました。
このつぶやき、誰にも拾われていませんように。]*

(326) 2023/07/28(Fri) 14時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── それから ──


[成海はスマホを取り出さない。
彼女が何を送ったのかも誰かの反応もまだ知らない。>>300

ただ告げた通りに手は完全に治癒されており、仁科の目視でだってそれは確認出来るだろう。
もし自分のせいで後輩達のやり取りが発生していることに気づけたのならば多少気まずそうにしたかもしれないが、元気なものだった。]

さて、ここは本来の世界の常識は通用しないと証明された
そうなると、単独行動の問題は精神以外にも関わってくる

……殺されることは間違いなく無いのだろうけど

[危険は見つけてないとグループや銀には語ったが、あれは自分視点の事実ながら一度落ち着かせる為の方弁が含まれている。

だから田端にも注意のような文面を送っていた。
夢の中で化け物や殺人鬼に追いかけられた経験くらい誰にもあるだろう。]

(327) 2023/07/28(Fri) 14時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[側にいる彼女が、どれくらいこの状況を受け止めているのかは分からない。
だが血塗れの先輩を前にし怒りのようなものを見せた仁科は突発的行動に出ないだろう、少なくとも成海のように自傷じみた内容ならば。

可能性の脅威より、本人の判断能力の喪失による危険行動のほうが恐ろしい。
成海から見た仁科は頼りなくか弱い姿をしているが、その面では強い心配は無かった。]

俺は何かがあれば皆に伝えられるように見回りを続けようと思う
君は出来れば……誰かと合流して安全を確保してくれると、嬉しいな

大丈夫、もう証明は済んだからあんなことはもうしない

[少し調子を取り戻したが、カフェに行くようにとの先輩面はやはりしづらかった。
他に目的があるというのなら、止めることはない。
普段のように微笑みを作り直しているが、彼女の荒げる声が今も耳に残っているようだった。
本当に意味のない自傷をする気はないけれど、納得してくれるだろうか?

相手の反応がどうであれ、それからどれくらいやり取りが続いたとして
最終的には二人は別れ、別々の方向に向かう。*]

(328) 2023/07/28(Fri) 15時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 15時頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 15時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[カフェに行くようにとグループでも銀相手でも促した。
それは心が乱れた者が精神的に落ち着けるようにという計らい。

自分自身に必要性は感じていない。
集まり話し合う理由があるのだと誰かに言われるのならば従うだろうが。

──全て受け止めるなら、一人が死んで他は生き返るのだ。
全員があるがままを受け止め時を待つようになったら、
そこに明るい空気が発生し得るだろうか。

実際のカフェで皆がどんな風に周りを見てどんな話をしているのか知らない。
これはあくまで成海が積極的に集まる気がないというだけの思考。]


[人でなしじみた思考を見透かされたくないというエゴも
そこには多少、混じっていたのかもしれない。]

(329) 2023/07/28(Fri) 15時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 別れた後 ──

[仁科のお陰で沢山の文字列を脳が読み解けるようになった。
グループメッセージを一つ一つ、辿っていく。

……流石の行動派の田端だ。
己の経験で得た事実を、幾つも共有してくれている。

大体の内容は成海に驚きを齎すものではなかったが、
恐らく“天使様”に会ったらしいことと
彼女の悪夢とやらの存在については画面を撫でる指を一時止めさせた。]

(330) 2023/07/28(Fri) 15時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[田端の報告と比べたら大した価値も無いだろうが
支持する方向性を述べるつもりで送信しておく。]

『それなりに出血してきた手の怪我が唐突に治りました。
 現在傷一つ残っていません。
 恐らく田端さんがした質問の答えは全て本当。
 天使様は何一つ嘘をついていないと思います。』

『怪我には相応の痛みが伴うことを確認しました。
 死んで脱出、なんて考えないように。
 誰かとの行動と冷静さの保持を心掛けてください。』

[誰がなんと言っても成海にとってあれは天使だ。
例えその色は堕ちたそれの黒だったとしても。

死を宣告し神からの慈悲を届け、死者を連れて行く。
それが天使ではなくてなんだというのだろう?
成海には分からなかった。]

(331) 2023/07/28(Fri) 15時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



『見回りを続けます』

[最後に少なくとも今はカフェには行かないという意思表示を残し、スマホを懐にしまう。**]

(332) 2023/07/28(Fri) 15時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 15時頃


【人】 水商売 タバサ

[もし、田端の推察が外れて、田端が死んでしまうとしたらどうしましょう。
やりたい事はあるでしょうか。
これだけはと思える事があるでしょうか。
この世界は何でも叶うと言うのなら、叶えたいと思うものがなくはありませんでした。
けれど、それは全て過去の改変。
変えてしまったら、今の田端は全く変わってしまうでしょう。
生まれてこなければよかったと言うのも癪でした。
ただ、死にたくありませんでした。
あいつと並んで賽の河原で石を積むだなんて、それこそ地獄ではありませんか。]

(333) 2023/07/28(Fri) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

―現在:カフェ―

………みんな大丈夫?


[そこにいる面々に声をかけます。
たまごサンドを貰いにきたのですが、みんなの精神状態はどうでしょうか。
きっといつも通りの大藤のことはあまり心配していません。
目の前に空いた食器が並んでいたなら>>282相変わらずすごい量食べるな、と思うくらいです。
むしろ後輩の女子の銀>>295や回谷>>320、先に来ていたかどうかはわかりませんが仁科が心配です。
もちろん男子の後輩も心配ですが、男子の同輩は多分大丈夫だろうと……思っていたのですけれど、成海>>331はここにいないけれど何をしているのかと。
実験とは言えそう言えば窓を割っていたのでした。
仁科からの救急箱を求めるライン>>267もありましたし、自傷行為に至ってるのは成海本人では無いでしょうか。
福原が救急箱や医務室を探してくれたのに>>303…まあ治ったのは良いのだけれど…と、内心複雑になります。]

(334) 2023/07/28(Fri) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

まあ、現実世界の私たちが目を覚ますまで、何ともし難いわよね……。
開き直って、楽しんでしまうのもありかもしれない?
あ、これ貰ってくわね。


[福原が作ってくれた卵サンド>>176は、まさか二種類あると思っていなかったのでそれを見つけた瞬間は少し目を見開きました。
けれど、次には僅かに嬉しそうに目元を緩ませます。
厚焼き卵のサンドイッチをいくつかラップに包みます。
そして戸棚を開けるときに"ここにはスープジャーがある!"と念じながら開けると、きちんとスープジャーがありましたから、それにコンソメスープ>>174も入れました。
都合よくあったバスケットにそれらを入れて、更に魔法瓶にお茶を入れる事にします。
お湯を沸かして焙じ茶を入れる事にしました。
我ながら調子良くこの世界を使っている気はしますが、せっかくなら都合よく使わせてもらおうではありませんか。]*

(335) 2023/07/28(Fri) 16時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 16時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ



[成海がスマホを取り出したのは仁科と離れた後なので、メッセージか通話かどちらにせよその時応対したのは彼女の筈。

ただ無事を示せば福原を放っておいていいとは、流石に成海も思いはしていなかった。
自分の報告と行く先を決めることを最優先としただけだ。]

『デートが台無しになっちゃったね。埋め合わせいつにする?』

[それは個人宛のメッセージ。
果たされなかった待ち合わせに触れている軽口だってことくらいは、理解してもらえる関係性だと思う。]

『ありがとう。心配を掛けてごめんね。
 でも、頼もしい後輩がいてくれて安心できる。』

[画面越しには決して伝わらない居心地の悪さ。
いずれ必要になるかもしれないとはいえ、自分のせいで行動させ更に受け取らなかった事実。
偉そうにあれこれ言ったいつかの記憶が蘇った。

もっと言葉を尽くすべきだったのだろうが上手く纏まらず、告げるべきことだけを短く送った。*]

(336) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>305>>307>>310 回谷がそうであったように、
銀もまた回谷の体温を感じる。
彼女の声は先ほどよりも怯え混じりの震えたもの。
大丈夫、何も心配することはないと
応えてあげられない自分がもどかしかった。
泣き出しそうな声をしているのに。]

  ええ……怖くて当然だと思うわ。
  だって、わけわからないわよね。

[眉を下げて笑みを浮かべた。
"何か"が起きるまでは思考を深く沈ますまいと
努めていたから、銀は恐怖を抑えこめている。
しかし"何か"が起こってしまえば――分からない。
今は考えたくなかった。

ただ、ぽんぽんと慰めるつもりで回谷の腕に軽く触れ、
促すように歩き出す。*]

(337) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――地下一階:カフェ

  西門教授。
  はい、私も今のところ何も。
  ……頬? 大丈夫、問題ないです。

[>#4 もう混乱状態は治まっていただろうか、
だとしても疲労を隠せない様子の彼に
この状況を問うても、新しい情報は得られまい。
安否を問う西門に言葉少なに答えた。]

(338) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>280>>281 中に入ると、
いつになく声高に話す大藤の姿があった。
>>47 到着時は心配ないと返されはしたものの、
具合が悪かったのだろう保冷剤を頭に当てた大藤は、
僅かに精彩さを欠いていたようだった。

むしろ、今の状況のほうが力強く見える。
いや、彼の様子が常と変わらないから
そうと感じるのかもしれない。]
  
  意思の力……。

[大藤の言う、言葉の意味を反芻する。
皆がちょっとしたエスパーになれるということだろうか。
それでは、死者が生きたいと願えば
強い意思によって叶えられるとでも?
いや、恐らくそれは――――。

"死者"の存在を念頭に置いてしまっている自身に気づき、
振り払うように首を振った。]

(339) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>317>>318 大藤の言葉に、
回谷も思うところがあるのだろう。
呟きを捉えながら、銀も近くの椅子に座る。

福原と骨谷の姿を認める。
こんな状況でかける適切な言葉が見当たらない。
淡い笑みを浮かべて、軽く首を傾げるに留めて。]

  おにぎり、私もいただくわね。

[>>218 テーブルの上に並ぶおにぎりを指さした。
出発時の会話にあがった福原のおにぎり、
思ったより早く食べられることを喜ぶべきだろうか。
ラップに明太子と書かれたおにぎりを
ひとつ手に取った。]

(340) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


  おいしい。
  これ全部、今、作っちゃったの?
  すごいわね。

[感心しつつ、味噌汁も啜る。
やはり気が張っていたのだ。
温かい味噌汁を口にして、安心したように息を吐いた。]

  仁科さんが?
  ええ、気を付けてね。

[>>299>>300 何に気を付けるのか銀自身にも分からない恐らく救急箱という単語から連想したのだろう。

仁科が怪我をしたのだろうか。
LINEに短いメッセージはあったものの、
彼女の姿は確認できていない。
食事を済ませたら銀もLINEを確認することにして、
福原を見送った。*]

(341) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>314>>315>>316
スケッチブックを開く骨谷を見つめる。
独白を耳が拾ってしまった。
『やり残したこと』
彼は、自身が死神に連れさられた時のことを
見据えているのだ。

先ほど、陶芸家になるという骨谷の夢に
紐づく会話をしたばかり。
潰えてしまう"もしも"を考えると身が竦む思いがする。

目を閉じて、深呼吸ひとつ。]

(342) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



  骨谷くんが、皆をどのように表現するのか
  興味があるわ。
  

[傍に寄ってスケッチブックを覗き込む。
手持ちの表情が微笑みでよかった。
繕うのは不得手なのだ。

恐らく、いつも通りの笑みの形で
見守ることができただろう。**]

(343) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 16時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ



[メッセージでは敬語で通している筈の成海は、何故か福原にだけは普段の口調を真似るような言葉遣いで文章を送った。

何も変わらない普段の自分であると示したかったのかもしれない。
目の前にいないからこそ口頭のように話しかけたのかもしれない。

──己と近しい者だと認識している彼に非日常の中でそうすることが、自分の精神に良い影響を与えると考えたのかもしれない。
いずれにせよ己の為だったことに違いはない。]

(344) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 美術館棟1F・ビデオルーム ──


[一度は不必要とした再確認、田端が回った分の半周を辿り歩いていく。
いくつかの窓が開いていたのは彼女が開けた分だろう。

向こう側にはやはり、平穏な自然風景が広がっているようにしか見えなかった。
……天国や楽園と称される場所も、緑豊かに描かれることが多いなと思い出しながら通り過ぎてゆき、足を踏み入れなかった空間へ向かった。

その部屋はいくつかの長椅子の向く先の壁にモニターがある。
時間が掛ると嫌なので見学の際には素通りしていたが、ビデオアートが観れる場所の筈だ。

映像の為だろうか仄暗い作りで、上を向くと天井には疎らに白い照明が点在している。
──真那とプラネタリウムに行ったことがあったっけ。]

(345) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[何も映さず沈黙していた筈のモニターが、不意に光を帯びた。**]

(346) 2023/07/28(Fri) 16時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 16時半頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 17時頃


【人】 季節巡回 こころ

― 現在・カフェ ―

[カフェ内に漂うご飯の匂いに歓声をあげていると
骨谷が声をかけてきた。>>319]

骨谷くん、さっきぶり〜。
…あーうん。やっぱりだけどみんなあの人に会ったんだね…。
死神か〜…まさか本当に当たるとは。

[さっき彼と話してた時は
そうだったら面白いのにな、くらいに思ってたのに
自分が巻き込まれるとは予想外だった。

近くに座り食事を摂り始める銀は
温かい物を摂って少しほっとしたように見える。>>340
先程自分を励ましてくれた彼女。>>336
気丈に笑みを浮かべていても、不安なのはきっと同じだろう。

閉じ込められ、悪戯に時間を与えられて
どうすればいいのかもよく分からない。]

(347) 2023/07/28(Fri) 17時頃

【人】 季節巡回 こころ

え、マジ?大丈夫?
行ってらっしゃい、気を付けて。

[この時点で高祈や仁科からの確認しておらず、
福原がカフェを出ていくのを>>300
どこかぼんやりと見送って。

スケッチブックを開き始める骨谷と>>315
それを覗き込む銀の姿が目に入る。>>343]

やり残したこと…………

[驚いた。
こんな状況の中で彼が早々に現状を受け入れ、
頭を切り替えて、前向きな過ごし方を見出しつつあることに。
彼のような人の為にこの時間はあるのかもしれない。]

(348) 2023/07/28(Fri) 17時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………メンタル強いなあ。骨谷くんは。

[嫌味でもなんでもなく素直にそう思う。

スケッチブックに書かれたラフがちらりと見えた。
ちらりと見えた唐草と花が
自分をイメージしたものだとは分からないが>>319
せっかくの創作意欲を邪魔するのも忍びなく。

そっと視線を外し、
カフェの入口に視線を向ければ
新しく人がやってきていた。>>334]

(349) 2023/07/28(Fri) 17時半頃

【人】 季節巡回 こころ

田端先輩!
先輩の方こそ大丈夫でした?

[皆に声をかけながら帰って来た彼女は
見る限りでは気丈に感じる。>>335
どこか開き直ったような彼女は
卵サンドとコンソメスープを味わいつつ
更には魔法瓶を出してお茶を飲んでいた。]

おお……なるほど……
確かに思ったものがある程度何でも出て来るなら
御馳走食べ放題なのかもしれないですね……?

[夢ならいくら食べても太ったりもしないだろうし(たぶん)
そう言う満喫方法もありなのかもしれないと
新たな発見を得たあたしだった。**]

(350) 2023/07/28(Fri) 18時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 18時半頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:カフェ―

[まだ卵サンドもコンソメスープも、焙じ茶も口にはしていません。>>335
だって口にはまだロリポップがありましたから、だからバスケットに入れさせて貰ったのです。
魔法瓶にあたたかい焙じ茶を入れて、それもバスケットに入れました。]


ええ、私の方は大丈夫。
グループメッセージの通りよ。
ご馳走食べ放題……も良いかもしれないわね。
でも、この時間が何なのだろうって少し考えるのも良いかもしれないわ。


[そちらを見ていればそれなりに何かあった事は分かるかもしれませんし、分からないかもしれません。
けれど大丈夫と言い添えて、田端は早々にカフェから出て行こうとします。
教授も疲れてるかもしれませんが大丈夫そうですので、それならば長居しなくても良いでしょう。
実際に大丈夫じゃないとしたら、ラインででも良い、伝えてくれたら良いのですけれど。]

(351) 2023/07/28(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ

せっかくだから外で食べてくるわ。


[そう言って、背中を向けたのです。
特に何もなければそのままカフェを抜け、また吊り橋の方に行ってみるつもりでした。]*

(352) 2023/07/28(Fri) 19時頃

【人】 季節巡回 こころ


なら良かった…ですけど。

[よくよく見れば田端は飴を咥えていて
手にしたサンドイッチやスープをここで食べるつもりではないようだった。>>351

他の先輩たちとまた違う方向で
マイペースなところのある彼女は、
やはり動揺などはそこまでしていなさそうに見える。

悪い人ではないと思っているけれど、
何を考えているのかまではあたしには読み取れない。]

(353) 2023/07/28(Fri) 19時頃

【人】 季節巡回 こころ


……この時間が何なのだろう……かあ……

[そう言われても刹那的に楽しむくらいしか
今の自分には思いつかない。
いや、深く考えないようにしている…のかもしれない。
つい思考が沈んでいきそうになるのを振り払い
カフェを出て行こうとする田端に笑いかける。]

はい、行ってらっしゃーい。
雨じゃなくて良かったですね。

[や、洒落ではなく。
この先輩は一人を好むところがあるし、
今もそうしたいのかもしれない。
別段引き留めることもなく、彼女を見送るつもり。*]

(354) 2023/07/28(Fri) 19時頃

【人】 季節巡回 こころ

[最期に与えられた猶予期間。

もし田端が言うように
この時間に意味があると言うのなら
死んだその当人だけでなく、研究室の皆が
集められたことにも何か意味があるのか。

心残り。やり残し?
もし自分が死ぬとして、最後にやっておきたいこと。

――そんな、]

(355) 2023/07/28(Fri) 19時半頃

【人】 季節巡回 こころ


(―――……そんなこと、言われたってさあ………)


[いやだ。そんなこと言われたって困る。
モヤモヤとした、駄々っ子のような気持ちを持て余しながら。
黙々と食事をたいらげていた大藤の姿がふと目に入った。>>282

先程大きな声を出した時は少し驚いたものの
特に何を感じているでもなく、
普段通り平然としている―――ように見えた。
いや、わかんない。全然わかんないけど。]

先輩はいつも通りですね。
目が覚めるまでどうして過ごすつもり…とかって考えてます?

[彼にもまた、やっておきたいことなどあるのだろうか。
近づき、参考までに尋ねてみるけれど。**]

(356) 2023/07/28(Fri) 19時半頃

天のお告げ (村建て人)

いや、こんなことはありえない。
これは、これは、
すべて、夢だ。


そうだ、君も君も、
私が視ている夢。


[西門教授はぶつぶつ言い始めながら、立ち上がると、
 車に行く、帰る、と歩き始めた]**

(#5) 2023/07/28(Fri) 20時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:カフェから出て―

……………教授?


[大人だから大丈夫だろう。
そう安易に考えていましたが、カフェから出て入り口に向かおうとすると教授もカフェから出て歩き始めていました。>>#5
これは全て夢だ。帰る。
そんな事を言いながらどうやら車の方向に行く教授に不穏なものを感じて、田端はその傍に立ちました。
そして隣を歩いていきます。]

(357) 2023/07/28(Fri) 20時頃

【人】 水商売 タバサ

落ち着いてください、教授。
車に乗っても多分………。


[ダメだとはこの状態の教授を見て言えませんでした。
チラリとカフェを振り返ります。
誰かと目があったなら、大丈夫、と言いた気に笑って軽く手を上げました。
そのまま教授についていくつもりです。
何か危ない事をするようなら止めた方が良いのです。
だって成海の実験では、痛いものは痛いようですから。]*

(358) 2023/07/28(Fri) 20時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――カフェ

[>>334>>335 田端がカフェに姿を現した時、
銀は増えたメッセージにざっと目を通したところだった。

>>203 割れたガラスが一瞬で元に戻ったことよりも、
高祈が素手で窓を割ったということのほうが驚きだ。
いつ? 何故? では救急箱はそのためだろうか。
>>331 怪我は治ったとのことだが、やはり気にかかる。
相変わらずの天使様という呼称も、銀には馴染めずに。
しかし、それは一旦おいておくとして。]

  田端先輩……!
  ご無事ですか? さっきの……アリババさん?
  会ったとのことですが、何もなかったですか?
  殴れました?
  石を投げつけられたところは大丈夫ですか?

[近づいて、質問を投げかける。
自身の悪夢という言い回しをしていたが、何であれ、当たったら痛いだろう。]

(359) 2023/07/28(Fri) 20時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[反応はあっただろうか。
卵サンドや飲み物をバスケットに詰めて、
田端はカフェを出ていこうとする。

ひとりにしたくはなかったが、
彼女はその方が気楽なのだろうか。
こんな悪夢の中でも?

こんな時、巧みな言葉を持ち合わせない自分が恨めしい。
>>#5 突然、何事か呟きながら歩き出す西門。
>>358 彼女は着いていくつもりらしい。
一緒にと、歩き出そうとする銀は、
軽く手を振って制止される。]

  ……何かあったら、助けを呼んでくださいね。

[結局、それだけ伝えて見送ることになる。**]

(360) 2023/07/28(Fri) 20時頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 20時頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 20時頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 20時半頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 20時半頃


【人】 水商売 タバサ

―少し前:カフェ―

ええ無事よ、大丈夫。
殴れなかったわね……唇を噛んでやろうとしたら、これ突っ込まれたわ。
石は投げられたけど当たらなかったし。ちょっと怖かったけどね。


[矢継ぎ早に向けられる質問>>359に、簡潔に答えていきます。
コレ、と示したのは口の中にあるロリポップです。指先で突いて見せました。
アリババによって入れられた忌々しい物であるはずなのにまだ捨ててはいません。
飴に罪はないからでしょうか。
それとも。
不覚にも、そのせいである事に気づいてしまったからでしょうか。
それはまだ話せません。
田端は、手を引かれる妹でありたかったのだと、どうして後輩たちの前で言えるでしょう。]

(361) 2023/07/28(Fri) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

[あいつの存在も決して口にしたくはないのです。
だからただ、ほんの少しだけ寂しげに笑いました。
甘えられる時期なんてとっくに過ぎているのです。
お米は悲しくなるから嫌いです。
甘えて頼ってしまったら弱くなってしまいます。
そんな田端は田端では無いのです。
だって誰も助けてはくれないでしょう。
自分を助けるのは自分でしか無いのです。
だって誰も助けてはくれないでしょう?]

(362) 2023/07/28(Fri) 20時半頃

天のお告げ (村建て人)

【業務連絡】

0時の更新にて、西門教授の姿が消えます。
彼は目覚めるのです。

目覚めた後は、みなさん、同じ病院に運ばれ、目覚めることでしょう。
怪我の具合はそれぞれですが、後遺症の残るような怪我ではないはずです。(ただ、個々お任せはします)

病院内で、君たちは会うことになるでしょうが、
また、眠りについ時は、この夢の続きを眺めてしまうことになるでしょう。
それを見守るか、それとも、あえて見ずにいるか、もちろん、これも個々お任せします。

(#6) 2023/07/28(Fri) 20時半頃


【人】 水商売 タバサ

心配してくれてありがとうね、銀ちゃん。
………ありがと。


[助けを呼んでください。>>360
その言葉にはただ、感謝の言葉を向けて。

田端は、強くあろうとしていました。
今まで通りに、夢の中でも。]*

(363) 2023/07/28(Fri) 20時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 20時半頃


天のお告げ (村建て人)

【業務連絡】

更新後、なるべく早く、目覚める方2名様を決めるランダムを、アリババを使って降ります。
その際、結果が二重になった場合、結果にアリババが含まれた場合は、発言削除して振り直しをいたします。
それから、吊先を指定しますので、よろしくお願いします。**

(#7) 2023/07/28(Fri) 20時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 美術館棟1F・ビデオルーム ──


……あ、っ

[得体の知れなさに一歩、二歩と後退りするも
腿の裏に当たる硬質な感触、体勢を崩し背後にあった長椅子に座ってしまった。

すぐ立ち上がろうとしたが、……腰から下が硬直した。
なんとかして動かそうとするも、まるで石になってしまったようだ。

そうしている間にも、
白光の中に朧に何かの像が結ばれてゆく、世界が構成されていく。
──上映会が始まった。]

(364) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[ 音は流れない。ところどころでノイズが走る。
 古い時代の色の無い映画みたいな映像。

 これは本来用意されていたものではないだろう。
 静止画が連続するばかりで、
 芸術としての観点から作られたようにも見えない。
 いや、問題はそこではない。

雨が路面を打ち付けている。
車道の真ん中でバイクが転倒している。
雨が地面を打ち付けている。
崖下で潰れた車。
雷鳴が暗い空を一閃する。
……走行中のマイクロバス。

 覚えがあるが自分が知らない光景、
 知っているがこの目とは視点が違うもの。

                ──趣味が悪い。]

(365) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[ 突然画面は一転する。
 黒い服で沈痛な面持ちで並ぶ大人達、
 棺桶や沢山の花──

 どうやら二つの映像を継ぎ接ぎにしているらしい。
 集まる顔触れ献花された種類など
 不規則に変わる様が不気味だった。

 中心として映される少年の背丈も、
 幾度も伸びては縮んでいくが
 浮かべている薄い微笑みだけは変わりがない。 ]


[ 俯く彼の唇が不意に綻んだ。
 その仕草は記憶に無いものだった。]

(366) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




「最後まで迷惑な人だった」

「あの人のせいで窮屈に暮らしていたのに、
 跡継ぎの役目まで押し付けられるなんて」

「これで恨むなってほうが無理でしょ」

「可哀想な人は可哀想な死に方をするものだな」

「でもいなくなってくれて息がしやすくなった気がする」

「次の婚約話が出るまで自由だ」

(367) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― カフェ ――

 あはは、たしかに吊り橋の先は
 作れなかった説はありそうっすね。
 吊り橋の端も全部作り上げなきゃならないなら、
 最悪、地球もう一つ分の世界の創造が
 必要になりそうっすから。

 まあ、たしかにあの黒翼さん
 言葉足りなそうなところあったっすけど、
 そこは生きていたら元の世界に戻れるって
 信じた方が精神安定的にいいかなあとか。

[  この世界のことが記憶に残るかは分からないけど、>>304
  たとえ無意識化であっても、少しでもここでの経験が
  脳や身体に刻まれていてほしいなというのは
  俺の希望的観測。 ]

(368) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[決して口にしたことは無い本音が、
自分の声として静かな空間に響き、画面は真っ暗になる。

それは映像が途切れたということではなかったらしい。
よくよく見ればところどころに暗い色の光沢があり、
それらは蠢く黒の集合体で──
カラスアゲハが溢れ出て、飛び去って行った。

少女のような笑い声をその一匹一匹が上げ重なる。
鈴が鳴るような愛らしさも、そうなれば不愉快な音の群れ。]

「この人でなし」

[たった一言落とされた温度の無い声が耳に残る。

よく知っている、生きてはいない女のものだった。]

(369) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そうですね。すみません。
 たぶん、俺まだ自分が死ぬって実感が
 湧いていないのかもしれません。

 もう少し時間が経ったら、
 やりたいこと出てくるかもしれないですし、
 他に死にたい人がいるなら、
 なにも自分が死ななくてもって
 神様を恨むこともあるかもしれません。

 でも、俺の今の気持ちがどうであれ、
 軽はずみな発言だったと思います。ごめんなさい。

[  まあ、これは嘘だけど。
  仮に生きててやりたいことがあろうが、
  他に死を望む人がいようが、
  きっと俺は何が起こっても「仕方ない」って諦める。

  聖人君主なんじゃなく、>>306
  何事にもただただドライなだけ。 ]

(370) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



……そうだね、真那さん

[静寂を取り戻したビデオルームにぽつりと声が落ちた。

田端の言葉を借りて語るのなら、それは高祈成海の悪夢。
乾ききった喉が粘着質な音を立てる。

危害を加えられてないのだから報告は要らないだろう。
その選択は間違いなく、成海の保身だった。]

(371) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  「オマエが死ねば良かったのに」と言われたところで>>306
  「俺もそう思います。
  でもそんな願望を言ったところで、
  結果は変わらないですよね」って思うし、
  別に恨まれたって、
  俺はそれも含めて「仕方ない」って思うはずで――

  それでもこの場を嘘で取り繕おうとしたのは、
  この優しくて繊細な先輩は、
  恨んだことすら後悔しそうと思ったから。

  万が一、骨谷先輩が亡くなっていたとしても、
  できるだけ平穏な気持ちで過ごしてほしいから。 ]

(372) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── ビデオルーム→2Fへの階段 ──


[一つ気になることがあった。

その為に再び上階へ向かいたい。
一度も使用していない階段を選び、一つ一つ踏みしめていく。

どれくらいそうしていたか、ふと気づく。
……随分長くはないだろうか?
こんなにも登る必要がある程に、各フロアの天井は高かっただろうか。

しかし振り返った先にも既に階段しか見えないのだから、後退する選択は無かった。*]

(373) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  本音でぶつかり合うには、
  この慈悲の時間はきっとあまりにも短い。>>32 ]

(374) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 なるほど。そういうことでしたか。

[  力ない笑みに、>>309
  俺は顎に拳を当てて、少しだけ考え込んで。 ]

 俺、恋愛って相性だと思うんです。
 だから、振られたからといって
 骨谷先輩が悪いってわけじゃなくて、
 勿論、お相手の方も悪いとは思いません。

 ただ、合わなかっただけなんですよ。
 どうしても曲げられない部分を
 無理して相手に合わせる必要なんてないでしょう?

 世界には35億の女性がいるんすから、
 そういう曲げられないところも
 お互いに妥協できる人だってきっといるはずっすよ。

[  最後にちょっと茶化したけど、これは本音。
  少しでも先輩が元気になればいいなと思って。 ]

(375) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 遠慮なく食べてくださいねー!
 もしリクエストがあれば、また何か作るっすよー。

[  救護室に向かう前。

  カフェに来た回谷先輩と銀先輩に>>313>>340
  声を掛けつつ、
  銀先輩がもし顔を冷やしたそうなら、
  冷凍庫に入れた保冷剤を渡したと思う。>>180 ]*

(376) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 館内散策 ――

[  いずれかの理由で救急箱を手放したタイミング。>>302
  俺はカフェにいる気になれなくて、
  一人で美術館内を歩き回っていた。

  グループLINE情報によると、
  窓ガラスを素手で割った高祈先輩は、>>203
  案の定、大怪我をしたらしい。>>331

  ――ああ、なんだか無性に腹が立つ。

  もちろん、それが俺が納得できるものかはともかく、
  そうするための何かしらの理由は
  あったのは分かる。分かるけど。 ]

(377) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  何の相談もなく、
  勝手に考えて、勝手に行動して、勝手に怪我をして――

  その身勝手さが、父さんと重なった。>>26>>27 ]

(378) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  別にそこまで高祈先輩と距離が近いとは思わないし、
  むしろ踏み込んでいない分、
  先輩のいる場所はどこまでも遠いはずで。

  まだまだ感情的な子供である俺が、>>0:265
  先輩の相談にも乗れるはずがないのだ。

  と、自分の未熟さや頼りなさに
  自己嫌悪になっていたところに個別LINEが届く。>>336

  ――お礼や謝罪を言ったところで、
  きっと先輩はまた同じようなことをして、
  またその距離の遠さを見せつけられそうだ。

  なんて、ネガティブな思考に陥りかけたから、
  俺は頭を振って、気持ちを引き締める。 ]

(379) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  『すみません。今はちょっと忙しいです』
  『埋め合わせしてくれるなら、
  1時間後より後ならいつでも大丈夫です』

  高祈先輩に個別LINEを送って、
  俺は館内散策を続けることにした。

  別に忙しいわけじゃなかったけれど、
  頭を冷やさないと先輩を困らせることを
  口走ってしまいそうだったから、
  少し時間を空けたかった。 ]*

(380) 2023/07/28(Fri) 21時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 21時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 少し前・ビデオルームへの道中 ──


[一時足を止め、返信をじっと眺めていた。>>380
冗談に乗ってくれたのか流されたのか、判断が難しいような内容。

多分これは礼儀を忘れた口調だったからでは無さそうだ。

若くて、周囲との交流や仕事を頑張っていた彼にはこの状況に多大に思うこともあるだろう。
何かと動いてくれている頼りがいのある後輩なので、本当に忙しくて輪を乱す先輩なんてやり取りでも構っていられないのかもしれない。
……グループを読む限りでは問題発生は見られなかったが。

近しいとは距離感ではなく一種の同類という認識の話。
そんな枠組みに彼を入れてるからこそ、問い掛けたり手伝いを申し入れる選択が出来なかった。

了解を示す短文のみ送り、再び足を踏み出した。*]

(381) 2023/07/28(Fri) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:特別展 ――

 お。柊くん。

[  高祈先輩のことを考えていたからか、
  いつの間にか辿り着いていたのは、
  先輩が執心だったっぽい特別展。

  先客の姿が見えたら、>>292
  俺はよおっと手を挙げて。 ]

 そっか。快適かあ。
 たしかに人が少なくて見やすくはあるけど、
 こんな広い空間にこの人数だけしかいねえと、
 なんか寂しい気もするなあ。

[  なんて、俺は苦笑を零した。 ]*

(382) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

―回想―

[初めての孤独の記憶は3歳の頃でした。
朝起きたら家に誰もいないのです。
母を呼びました。父を呼びました。何度も両親を呼んでから、躊躇いがちにあいつのことも呼んでみました。
誰からも返事はありません。
悲しくて怖くて泣きました。
けれど、誰も助けてくれません。
そのうち喉が渇いてお腹も空いてきました。
戸棚のおやつには手が届きません。
椅子によじ登って背伸びして、あともう少しで届きそうだったのに椅子から転げ落ちてしまいました。
痛くてまた泣きました。
だけど、誰もそばにいません。
仕方がないのでうがいのコップでお水を飲みました。
お腹が空きました。どうしたら良いのでしょう。
また椅子を引きずって台所に向かいます。
田端はもう知っていました。炊飯器を開ければほかほかのご飯があるはずです。
ぱかりと開けてみました。
そこにはお水と、お米がありました。
確かお母さんはこのボタンを押していたはずです。]

(383) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

[多分コレだというボタンを押しました。
ピーッ、と音がなったので、また音が鳴るまでは待たなくてはなりません。
冷蔵庫を開けてみました。
どうして手の届くところは野菜ばかりなんでしょう。
ソーセージとか、ふりかけとか、そういうのが欲しいのに。
卵はこの家にありません。
だからケーキもこの家では食べられません。
食べられない人が、いるからです。]

(384) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 21時半頃


【人】 水商売 タバサ

[悲しくて寂しいから、テレビをつける事にしました。
保育園でやっている歌と同じ歌が流れたので少しだけ声を出して歌います。
ニコニコ笑顔の画面が遠くて、また涙が溢れてきました。
お絵描きして過ごしていたら誰か来てくれるでしょうか。
でも、書いて良い紙がどこにあるかわかりません。
そのうちピーッと音がして、お米の炊ける音がしました。
蓋を開けるとほかほかご飯がツヤツヤとしていました。
ほかほかのご飯はアチチで、なかなか食べられませんでした。
しゃもじの場所がわからなくて、スプーンで直接口に運びます。
お腹が空いていたから、お腹がいっぱいになるまで食べました。
でも、食べ終わっても、お昼寝しても、暗くなってからまた明るくなっても、田端の世界は変わらなかったのです。
ご飯も、食べきらないうちにカピカピに固くなってしまいました。
それでも食べました。
だって、どんなにお腹いっぱい食べても、すぐお腹はすいてしまうんです。]

(385) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

[美味しくない。
お腹すいた。
みんなどこ。
もうお米やだ。
帰ってきて。
どこいったの。

…………助けて。寂しくて怖いよ、怖いよ、こわい………。]

(386) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

[その後帰ってきた両親は、謝ったのは一度だけで、号泣する田端を叱りつけました。
静かにしなさい。
今度こういう時があったらお隣さんに言いなさい。




あなたは何でもできるでしょ?]*

(387) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──二階特別展──

[二階に到着して展示を眺めていると、声をかけられた。
振り返ると、手を挙げてこちらに近づいてくる福原先輩の姿があって>>382]

 ドモ、福原先輩。
 いや、イチゴポッキーブラザーズの名に於いて
 …───、兄さん!

[ちょっと調子に乗って呼んでみたりして]

 人が多くて見づらいよりはずっといいですよ〜
 ええっ、寂しいですか?
 だったら俺、先輩の隣でずっと喋ってましょうか?

[なんちて。ここまで来ると調子に乗り過ぎか]

(388) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 カフェでおにぎりとお味噌汁、作ってくれたんですよね
 ありがとうございます
 あとで食べに行きますね

 俺、ここに着いて早々に先にケーキ食べちゃったんで
 まだあまり腹減ってないかな〜って

[寂しいって言いましたね。苦笑を浮かべて。
どこかお疲れにもみえる先輩に、普段よりも饒舌に語りかける。黒翼の天使に遭遇して以降、少しキャラ変したように映っちゃうかな。
むしろ、こっちが本性なんだけどね]

 で、気分転換ですか?
 折角来たんですから、
 一度くらいは一回りしておきたいですよね

[本来、ここへ来たくて来たのでは?
違いましたっけ、と首を傾げて尋ねた。*]

(389) 2023/07/28(Fri) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:特別展 ――

 おお、我が弟よ。会いたかったぞー。

[  館内を歩き回っている間に、>>380
  多少は頭は冷えて。

  もしかしたら、ぎこちなく思われたかもしれないけど、
  冗談には冗談で返す余裕はあった。>>388 ]

 あははー。俺なんかにずっと付き合ってていいのー?
 まあ、俺は寂しくても平気だから、
 柊くんが行きたいところに行くといいよ。

 まあ、柊くんが寂しいって言うなら
 俺が一緒にいてあげてもいいけど。

[  最後に意趣返しを混ぜつつも、
  気を使わなくてもいいよの意を込めて。 ]

(390) 2023/07/28(Fri) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ああ、なるほどな。
 まあ、ご飯は無くなってたらまた作るし、
 別に今食わなくてもいいぞー。

[  空腹じゃないのは、
  異常事態に巻き込まれて食欲がないから、
  とかじゃないのか。

  1学年年下の柊くんは、
  随分と落ち着いてるんだなあと思いつつ、
  つぶつぶイチゴブラザーズで大分懐かれたのかなって
  俺はキャラが変わったとまでは思っていなかった。 ]

 そうだなあ。俺はここを回るよりも、
 少しでも多くの誰かと話しておけたらなあって思う。
 だって、確実に1人とはいずれ話せなくなるんだし。

[  この世界には来たくて来たんじゃねえよって、
  俺は苦笑してみたけど、
  柊くんが回りたいと言うなら止めはしない。 ]*

(391) 2023/07/28(Fri) 22時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 22時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

B1Fの茶室にて

ええ、どこも仕事はそれなりに大変なものですな。
だから、
弥勒さんもこういうところでまったりしたいのは、
わからないでもないです。

まあ、私は、
そうですね。あんまり、知られてはいないので、
そう騒がれることはないですが、

なんせ悪評だけは先行するもので。
やたら、憎まれはしますかねえ。
でも、それが人の心の思う先としては、正常よりかな。

[そんなお茶の時間を過ごしつつ]**

(392) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ



さて、少し、遠くから彼らを眺めますか。

[そして、弥勒を元の展示場所まで送り届けてから、
 また、姿を消す]**

(393) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ こんなにも、非現実的で、
 明日にも、生きるか死ぬか分からない状況で、
 ちょっとでも油断すれば狂気に囚われそうなのに、
 出来るだけ平静を保って、
 軽口を叩いて

 残された時間を恐怖に囚われて怯えて過ごさないように、
 天使が言った神が示した温情ならば、
 出来るだけ楽しい方向で過ごした方が良くないか? ]

(394) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──二階特別展──
 
 アハッ、先輩ノリノリですね

[よかった。
冗談には冗談で返すくらいの余裕はあるみたいだ>>390
こちらはもう少し自然な笑みを返して]

 黒い翼バサァっていう男に、
 さっき、会ったんですけどね。
 そのあと誰とも会わなくて……で、ここでようやく、
 先輩に会えたってわけです

 俺は寂しいのはイヤなんで、
 先輩がイヤというまで一緒に居てくださいッ

[こんな時にも気遣いを示してくれる先輩は、
夢の中で俺が創り上げた偶像じゃなくて、
紛れもないご本人だよな。温かくて優しくて心に染み入る]

(395) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ

― カフェ・どこかの時間 ―

[田端がカフェから出ていくのとそこまで間を開けずして
これは夢だとかなんとか、
ぶつぶつ何かを呟いていた西門教授が
やや怪しい足取りでカフェから出ていく。>>#5

それ死亡フラグなのでは、
とかちょっと思ったけど、そもそも外に出れないし
この空間そのものに生死の概念があるのかは怪しい。

銀が田端を心配し、入り口付近で何か声をかけているのが見えた。359]

(396) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 >>391
 え、また作ってくれるんですか?
 先輩って料理お好きなのでしたっけ。
 得意メニューは何ですか?

[聞けたらそれをリクエストしちゃおうかなって]

 少しでも多く誰かと、……ですか。
 俺もそうしたい、な。
 最後に居なくなるのが俺だとしても、悔いは残らないようにしたいっスね…
 じゃあ、しばらくの間でいいんで、
 他の先輩探し?ご一緒させてください

[展示は合間に見るのでいいか。この世界に於ける時間的猶予が、どれだけあるかは知らないけど(前は一晩だったしな)一人になった時間にまた、見ればいいわけだし]

(397) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ふふ、違いますよぅ
 この世界には俺だって来たくなかったです
 貸切って言いましたけど、本当にいいわけないじゃないですか〜

 来たくてって、この美術館の事ですよ
 俺は授業でもないのに、連れてきてもらった立場なんで

[また苦笑を浮かべる先輩に、ちがうちがうと首を振って笑って]

 そういえば、ここへ来る途中のバスの中で、
 虫の知らせがと不安がってたの、銀先輩でしたっけ。
 来る途中、雷には打たれなかったけど、
 まんまと事故には巻き込まれちゃいましたね、……。

[自分はまったく不安を感じなかった鈍感なので、話半分に受け流してしまったコトを後悔した。反省]

(398) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 銀先輩とか、みんなも無事かな
 あ、福原先輩!探検するなら付き合いますって〜

[やや賑やかにしながら、彼の後ろについていった。*]

(399) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ


――――……

[だんだんと状況に慣れ始めたのか、
少しずつ皆が動き始める中、
あたしだけが何も出来ていない気がした。

誰かを励ましたり慰めることも、この世界の謎を明かすことも
割り切って残された時間を謳歌することも、
自分なりに今やるべきことを見つけることも、
おいしいご飯を作ることも。
ただ状況に翻弄されておろおろしているばかりで、なにも。]

(…………無能………)

[改めて思い知らされたくなかった、こんなこと。
自嘲じみた笑みを打ち消すよう、ひとつため息をついた。**]

(400) 2023/07/28(Fri) 22時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 22時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 23時頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―入り口付近・高祈先輩と―

[血は怖い。
日常の切り傷とか怪我とか、数分で止まるようなものにまで過剰に反応することはないけれど、苦手だ。
でもみんな大なり小なり日常で怪我をする。
仁科とて、やらかす時はあるのだ。ざっくりと。

しかしそれが少量ずつでも大量でも、"止まらない"ことはとても怖いことだった。
ましてそんな状態で目を閉じていたら。
どきりとするのはいたしかたない。

先輩が、やめてほしいとか情けないとか>>269そんなことを考えてるとは知らず必死だったが、「死なない」との微かな声は聞こえた。
先輩はこちらを見て微笑んでいたけれど、わたしは泣きそうな顔で先輩を見た。

わたしは識っている。
人は死ぬのだ、簡単に。]

(401) 2023/07/28(Fri) 23時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[仁科が傷口を見失ったあと、念のため救急箱を尋ねるグループラインを送ったが>>267、どうやら先輩も傷口を見失ったらしい>>272
むしろ不思議そうにしていて、その一瞬に年相応の表情を見た気がした。

先輩が立ち上がるのに連動して、見上げる。
支えようかと伸ばしかけた手は所在をなくし後ろで手を組んだ。]

 大大丈夫なんスか?
 休んでたってことは・・・

[しんどかったはずでは、と言いかけて止まった。
急に頭を下げられてびっくりしたから。]

 や、見苦しくなんて・・・
 でも 迷惑ではないです 心配、はしました。

[とりあえず大事なことなのできちんと目を見て言いました。当社比で。]

(402) 2023/07/28(Fri) 23時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[もし視線がジャージに向いていたなら迷惑とはこのことだろうかともよぎるが。
これ綺麗だよって意味で言った「おニュー」とは、相手にとって変なプレッシャーを与えるだけの余計な一言だったのではなかろうかと今更思うが後の祭りだ。]

 もしコレのことなら気にしなくていいスよ。
 すぐなら水洗いでも落ちますし、
 仮に残ってもまあこの色なんで

[わかんないスよ、と胸を張っていったがどんどん余計なことを言ってる気がしないでもない。けど本音だ。]

 それに・・・夢です。
 わたしの個人的な夢ではないみたいスけど・・・

 あ、傷は無くなっても血もなくなってるんスから
 きちんと休みませんか?

[物理的なもの夢と片付け、人には現実に心配を向ける。
カフェへの誘いであったが、ちょうどスマホが震えた。]

(403) 2023/07/28(Fri) 23時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[開いて、ノリくんのライン>>300に うーんと悩み

 「要ると思ったけど傷が消えて」
 「どうしようかと」

など実に半端な返事をしたものだから、きっとこのあと電話がかかってきたのだろう。
結果的に、高祈先輩に不要と言われてしまえば、傷口がない以上それを求める理由もなくて。]

 あの、証明が終わったならいいですし、
 怪我はもうしないで欲しいけど、実験だったんスよね
 
[自傷だと考えていなかったから、仁科は本件を事故的なものだと思っていた。
だから、怪我をしているのに、ガラスが修復されたことしか書いてなかったことを怒っていたのだ。]

 怪我したり、しんどくなったら言ってください。
 誰でもいいんで。

[のぶりすなんちゃらの精神は仁科にはわからないし、先輩の矜持についても知らないけれど、なんだかすごい家の人ということは知っている。
人の噂って食堂でうどんすすってるだけでも耳に入るから。
けれど自分は、良い意味でも悪い意味でも、目の前の高祈成海という一個人を見るだけだ。]

(404) 2023/07/28(Fri) 23時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[誰かと共にいることを促しておきながら、自身は一人で見回ると言う。
けれど、引き止めるわけではない。
世界の仕組みは先輩方が積極的に行動して次々と情報が届いている。

いい加減、コレが自分の個人の夢ではないことに気づいている。
だから、先輩の言葉は先輩の意思だし、他の人だってそう。
死神のような男性の言葉が事実なら、これは共同幻想だ。]

 気をつけてくださいね

[と声をかけたけど、なにに気をつけるのかは少し曖昧だ**]

(405) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/>>368〜――
死ぬ実感なんて、オレもないよ。
LINEで冷静に報告してる人だって、
内心は分からない。

そもそも信じきれてないし、
……ただ、本当なら

[カフェに人影が増えてきたから、
オレは続く言葉を飲み込む。
味噌汁を飲んだ喉に、渇きを覚えて。

「オレじゃなきゃいいな」

ってのは、間接的に誰かに死を押し付けたい、
オレ以外の死を願う、醜い本音だから。

みんなが惜しんでくれれば満足?
上辺だけの綺麗事にしろ本音にしろ、
後輩のくせに九十過ぎたジイさんみたいなことを言う。]

(406) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

相性かー……。
このまま相性いい相手と巡り合うまで、
付き合ってフりフられを繰り返すのか。
キッツぃな。

[5年やそこらで9人は多い、とみんなは言う。
勿論、付き合うまでに至らなかった子だっている。
最初の段階でもっと吟味すればいいのか?]

35億回は試したくないなあ。
その前にさすがに死ぬだろ。

まあちょっと元気出たわ。
晩餐リクエスト思いついたらLINEするから
とびきりの作ってくれ。

[果たしてオレは、ノっ君に励まされ、
少し前向きに図案に向かうことになる。*]

(407) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[実のところ、その確認には
この空間のルールを理解したり、天使の言葉を確証に変えたり、皆を安心させたりする力はない。
自傷のほうが余程意味があるような細やかな事柄。

成海がただ一人納得し、自分の中の疑問を解決することだけは出来るだろう。
終わりの見えない段を踏み続ける脳裏には、ただ一つの光景だけが浮かんでいる。]

(408) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 美術館棟二階・階段付近 ──

……っ、はあ

[背を曲げても未だ大きく見えるだろうその身体。荒い呼吸。

空間の主の目的は成海を階段に閉じ込めることなどでは勿論無い。
けれど漸くと目的フロアを踏んだ結果、呼吸を整える為にすぐ動き出すことが出来ずにいた。

やはりあの長さはおかしいのではないだろうか。
だとすれば、何の嫌がらせだ。
心は他人より動きが鈍いが、身体は何一つ皆と変わらない筈だ。
夏場にこれはきついだろう。髪の毛が鬱陶しい。*]

(409) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  いつ生きるか死ぬかも分からないなんて、
  現実世界にいたって分かり切ってたことで、
  そこに恐怖が混じるなんて思えない。

  いつ誰が何をして何が起ころうと、
  俺の意思で変えられることなんて無いんだし、>>0:251
  起こった結末は「仕方ない」って、
  いつだって諦めてきたんだ。>>255>>370>>372

  せめて父さんへの憤りが、>>378
  「あいつより絶対幸せに生きてやる!」って
  闘志に変わっていたのなら、
  その感覚に共感できたかもしれないのに。 ]

(410) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:特別展 ――

 まあ、お兄ちゃんだし、このくらいはな。

[  俺は柊くんに変に思われなかったと信じ切って、>>395
  ホッと安心しながら親指を立てて。 ]

 あ、そうなのか。
 そりゃ、寂しかっただろうなあ。

 おっと、そう来るか。
 じゃあ、かわいい柊くんのために
 しばらくは一緒にいてあげましょうかね。

[  そう言うと、俺は手を伸ばして
  少しだけ目線が上にある柊くんの頭を
  撫でようかなと思ったけれど、届いたかな。 ]

(411) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 23時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

 料理は嫌いじゃないって程度だけど、
 他にやることも特にないから
 やってもいいかなーって。

 得意料理は肉じゃが。
 っといっても、電気圧力鍋を使った料理だから、
 俺は切って調味料入れるだけだけど。

[  もしリクエストされたら、>>397
  状況によってはガスコンロを使うとは思うけれど、 ]

 今なら他の人はカフェにいると思うけど、
 回りながら探したいってこと?

(412) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 いや、言いたいことは分かってたけど、
 俺にはあの美術館とこの世界が同じものって
 思えないんだよな。

[  首を振る姿には、補足して加えつつ、>>398 ]

 現実の美術館とこの世界とで
 全く同じ展示がされてるとも限らねえしなー。
 まあ、それはもう現実の美術館でも似たようなもんか。
 災害に遭ったって言ってたし、
 色々と壊れてる箇所があるかも。

 ……ああ、そういえばそうだったか。

[  どこか不安がっていた銀先輩の様子を思い出しつつも、
  ほんの少し前のことなのに、
  今では随分と遠くのことのように思えて、 ]

(413) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 銀先輩は軽い怪我はしてたようだけど、
 無事っぽかったなあ。

 あ、俺は現実世界で結構回ったから、
 柊くんの行きたいところ合わせるよ。

 中国っぽいエリアとか、ヨーロッパっぽいエリアとか
 色んなエリアがあったんだよなあ。

[  とか、色々と話しつつも、
  俺はあの薔薇の絵があるところ以外なら、>>0:301>>0:302
  どこに行ってもいいなあとか。 ]*

(414) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[先輩を見送った後、ぽつんと廊下に立っていた。
カフェに行こうかな、とおもったところで着信。
救護室らしいノリくんからだ。]

 もしもーし 仁科です

[必死で忘れていたが、とても心細かったのを思い出したので、同級生の声に電話でも少しホッとする。]

 救急箱探してくれてありがとう。
 ・・・いらないみたいスから、うん 大丈夫

[誰の怪我か尋ねられれば先輩の名を答えただろう。]

 あ、そうそう
 おにぎり 残しといてほしい

[カフェ向かうね、と伝えて、2、3言葉を交わすなりしただろうか。
持ってきてって言えばきっと優しいノリくんはきてくれたんだろうけど、私一人で使う用事もないのであった。すん。]

(415) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 うん、不穏。

[自分のラインの情報量の少なさに今気づいた。
異常が起こってから初めてあったのが高祈先輩で、他には誰にも会ってない。

田端先輩>>334を心配させているとは気づいていなかったが、とりあえずグループにもおくった。
 「仁科もカフェに向かいます」と。**]

(416) 2023/07/28(Fri) 23時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 23時半頃


頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 23時半頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/28(Fri) 23時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 回想/1F・仁科と ──


……そういうものなの?
よく知っているんだね、凄いな

[視線の意図に気づいたらしい仁科の言葉。>>403
フォローしてくれただけだと解釈することは出来た筈だが、知らない知識につい関心を返してしまった。

実家では全ての家事を使用人達が執り行う。
一人暮らしになったが、大学生活でそこまでの汚れ物は出ない。

流石に色の話には血とそれは同じではないだろうと感じ苦笑したが、彼女の気遣いに甘えることにした。
──償うにも未来は不定、どちらかが死んでもおかしくないのだから。]

(417) 2023/07/29(Sat) 00時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




……そうだね、夢であることは此処に証明された
君のお陰で

[何か連絡が来たらしいのを良いことに、誘いには何も返さなかった。

微笑みに返された泣きそうな顔が目に焼き付いている。>>401
真っ当な人間、心優しい少女の姿。

だが、自分と同じくこの状況を夢だと思っているのなら、あんな顔をしたり傷口に声を荒げたりしなくても良かったのでは。
成海の細眼より普段は更に見づらい目で視線を交わしてくれた時もそう。
控えめな言葉は仁科の印象通りではあったけれど。>>402

成海には彼女の様子と言葉が繋がらなかった。
しかし正しいのは相手の方だろうとは分かっていた。]

(418) 2023/07/29(Sat) 00時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[負傷を前提とした実験は、成海にとっては前向きな自傷。
だからもう怪我をする必要は無い。
そう怒りを見せたり酷く心配してくれた相手に平気で語ったりはしない程度には、心があった。]

……それを言われる側になった自分が情けないよ

分かった。もう迷惑を掛けないように、気をつける
君も何かあったら自分を大切にして誰かを頼ってね
か弱い女の子なんだから、特にだよ

[まるで一人の頼りない男を心配しているだけのような言葉へ、肩を竦めた。>>404

出掛ける者に気をつけるように声をかけるだけで事故の確率が減るという話がある。
お前が言うことではないというのは承知の上で、同じように返しておこう。

彼女にも他の者にも、死んでほしい苦しんでほしいだなんて全く思わない。むしろ──
応じるように片手を挙げ、立ち去った。>>405*]

(419) 2023/07/29(Sat) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――回想:カフェ


  ……唇を噛むのは殴る、ではないです。


[>>1:361>>1:363 少しばかり窘める響きが纏う。
何となく気になっていた田端の口許の違和感。
その正体はもう長いこと口にしていないロリポップ。
どこまでもふざけてる……、黒い羽根の男を
思い出しながら、笑みのままムッとした。]

  当たらなかったんですね、よかった。
  でも、そういう現象もあるなら、
  気を付けないとですね。

[自身の悪夢。
田端以外にも起こり得る可能性はあるわけだから。]

(420) 2023/07/29(Sat) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[自身の悪夢。
田端以外にも起こり得る可能性はあるわけだから。]
  
[聞きたいことを聞いて、
送り出すための言葉を口にしてしまえば
もう繋ぎとめるものはなかった――――筈だ。

>>1:44>>1:362 知らない過去を
見透かすことはできない。
銀は彼女の悲鳴を、叫びを聞いたことがない。
少女だった田端が何を望んでいたのかも。

だから、どこかから小さな泣き声が聞こえた
気がしたのは、全くの思い過ごしで、
意志の力によるものなどではない。]

(421) 2023/07/29(Sat) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



  ……怖かったですね。


[伸ばした手は、
その髪に触れることが叶っただろうか。
『ちょっと怖かった』という彼女は、
銀の知る限り、マイペースで自立した大人の女性で、
他者に弱い顔を見せはしないから。

髪を撫でる手とともに添えられたよしよし、の言葉は
まるでこの場にそぐわない。**]

(422) 2023/07/29(Sat) 00時頃

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