10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 00時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 00時半頃
|
[>>0:1170黒板に書かれた状況共有をふむふむと眺めていたら、 選ばれし者たちが教室に集ってきただろうか。
>>#0耳に馴染むチャイムの音が響く。 8時50分。こんな日でも始業は告げられる。]
……で、どうしよう? 先生はやっぱ来ない?
[そう口にしたのと同時。 再起動してもうんともすんともしなかった、圏外のスマホが、 音を立てて着信を知らせてくれる。>>1]
(3) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
|
|
[親からの連絡かなって思った。 けど、開いてみたらそこに書いてあった文面は。]
……は?
[謝罪と、何かを仄めかすようなメッセージ。 それの意味が飲み込めなくて、固まった。 烏龍茶の味が苦く、舌に残る。]
(4) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
|
|
[思い立って弾かれたように、電話をかける。 家にいる母親へ。
ツー、ツー、ツー……。
しかし呼び出し音は電子音になり、繋がることはない。 画面の「圏外」の文字は揺らがなかった。]
……こわ。
[マジな低い声色で、呟く。*]
(5) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
|
|
[そのまま黙って烏龍茶を味わっていたのは、 やけに喉が渇くからだ。
緊張? 恐怖? 得体の知れないメールを見たことによる、何かの感情のバグ。
ちょっと綺麗な空気を吸いたいなって、思って、 教室の前のほうでわちゃわちゃしている数人を見れば、 >>14>>19廊下の様子が何かおかしくなっていることは察することができて。]
(32) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
|
|
[恐る恐る近付いて、自分の目で廊下を見る。 >>#1匂い。音。光。そして装飾。 なんだろう、これ、なんだろう。]
あの日みたい。
[そう呟くしか無かった。 記憶の中にある楽しかった数日間の、その光景を、 こんなの、嫌でも思い出してしまう。]
(33) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
|
|
[ぼうっとしていたら、向井くんが飛び出していく。>>29 混乱するのは分かる。けど、逃げるみたいに。 追いかけようにも見失って、それで、]
……やっぱり、誰かいないか探してくる!
[自分の目で見ていない場所はたくさんあるから、 そこに誰かがいるかもしれなかったから。 誰かを探すという口実をクラスメートに伝えて、廊下を歩いて行く。
息を吸いたい。
暗い箱の中に閉じ込められて、それで——
ああ、早く、息を吸いたい。 私はもう平気なはずだから。*]
(34) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 01時半頃
|
— 回想:オカルトな時間 —
[>>0:1013プラカードを茉奈ちゃんに見てもらうと、 けっこうな好感触だったので、嬉しい。 なんか間違ってた気がするのは気のせいだったんだね。]
ちょっと自信なくてさー。 でも良いならこれでいこっか。
[……後日、別の人のチェックが入って、 冒涜的なプラカードが修正されたかどうかは、また別の話になりまして。]
(44) 2021/06/06(Sun) 03時半頃
|
|
そうなんだよ。 見間違いにも思えないんだ、だってそこに“いる”から。
憑かれてるのかなぁ。 利美ちゃんに貰ったおふだね、 教えてもらった場所に貼ったけど、変化なし。
[>>0:1016いろいろ話しても解決には至らなかったけど、 真っ当に相談に乗ってくれて、とてもありがたくはあった。 どうにかして「ぼたん」を彼女に会わせることができたなら。 そんなことを思うけど、無理なものは無理な話だったので。
幽霊。守護霊。そういう解釈をするのが自然なのかもしれない。 あの子はそういう存在だ、と心の底から思えたのなら。]
(45) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
[私の話は、どこまでを話して、どこまでを離さないかが難しい。 半端なことを言えば、頭のおかしい奴だと思われて終わる。 そうなるくらいなら隠し通したほうがマシなのだけど、 茉奈ちゃんや利美ちゃんは真っ当に話を聞いてくれる。 理解のある人って強いな。]
……? なんか言った?
[>>0:1017彼女は何かを呟いた気がしたけど、 それはよく聞き取れなかったから、一度だけ聞き返す。
困るよね、って言った気がしたけど、気のせいかな。]
(46) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
[そんなこんなで、茉奈ちゃんは独特な話題の話し相手として認定している。 こういう話をしても他の誰かに言いふらすようなことはしない、と信じている。
彼女から、>>0:191「うるさい」とか、>>0:401「虚しいね」とか、 突然そういう独り言が近くで発せられても、私は気にしないので、居心地が悪いわけでもない。
だって、そういうのは慣れているもの。*]
(47) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
[5歳の頃、押し込められた暗くて狭い箱の中。
何も見えなくて、何もできなくて、おなかが減る。 近くで物音だけが響いている。 ひどいにおいが漂ってくる。
時々、箱が開けられて、 知らない男の顔が見える。
めそめそ泣いてたら、あの子が殴られた。 黙るまでずっと、あの子が殴られていた。
あの子は気丈に、男を睨み付けている。 私はずっと、怖くて泣いていた。]
(48) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
[箱の中には、わたしとあの子がふたり。
ずっと手を繋いで、言葉をかけ合った。 ここから出られたら一緒に遊ぼうね、って。 お母さんに作ってもらったごはんをいっぱい食べようね、って。
どんなに暗い闇の中も、きみと一緒だから乗り越えられると思った。]
(49) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
[おなかが減って、意識が朦朧とする。
どれくらい時間が経っただろう。 このまま死んじゃうのかなって、何度も思った。 流した涙でいっぱいの箱の中。 溺れて息苦しくなって、死んでしまう。
男が箱を開けてくれなくなった。 物音もしなくなった。 ひどいにおいだけが立ち込めている。 息ができなくなりそうだった。
次に箱が開けられた時、見えたのは男の顔じゃなくて、 今度は知らないお姉さんの顔だった。]
(50) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
「よかった、本当によかった。 よくがんばったね。」
[お姉さんは優しく私を抱き締めてくれる。 その感触にひどく安心して、また涙があふれた。
一緒に閉じ込められていたあの子の顔が見えた。 暗くてよく分からなかったけど、私はこの顔を知っている。 私と同じ背丈の、大人しくて可愛い女の子。
お姉さん、あの子も同じように抱きしめてあげて。 ふたりでがんばったの。だから、お願い。]
(51) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
|
「ひとみちゃん。ひとりで、よくがんばったね。」**
(52) 2021/06/06(Sun) 04時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 04時頃
|
[誰かが溜め息を吐くような音が聞こえた。]
(154) 2021/06/06(Sun) 16時半頃
|
|
どうしたの、ぼたん。
[虚空にそう言い放つけど、返事は返ってこないから、 どうやらあの子ではないらしい。
あの子はこの学校の別クラスに通っている。 だからここにいる可能性はあって、いつ現れても不思議ではない。
……と、そういう認識をすることで、 私はあの子に居場所を与えていた。
あの子はいつでも、私が一人きりの時に現れて、 話し相手になってくれて、そしていつの間にかどこかへ去っていくだけ。]
(156) 2021/06/06(Sun) 16時半頃
|
|
[完全に“いない”という悪魔の証明が成されない限り、 「ぼたん」は、私にとっては“いる”女の子だ。
私の瞳には、あの子の姿が映る。]
(158) 2021/06/06(Sun) 16時半頃
|
|
[かつん。足元で何かを蹴った。 見下ろすとカッターナイフがある。
点々と、一定の距離を保ちながら落ちている危ない刃物。 校舎の雰囲気はあの時の文化祭のままなのに、 これだけがどう見ても異物だった。]
……。
[蹴ってしまったカッターナイフを1つ拾い上げ、 なんとなくそれをポケットに納めて、廊下を歩き続ける。 無意識に階下へ、出口の方へ。]
(159) 2021/06/06(Sun) 16時半頃
|
|
— 1F:昇降口 —
[>>83昇降口に辿り着けば、先ほど見失ったはずの向井くんを見つけることができたか。 もうこの場から去っていくようであれば、その影がチラッと見えたかもしれない。]
……どうしたの?
[ほとんど呟くようにそれだけ言って、私は昇降口の扉のほうへ向かう。 みんなここを通ってきたのだし、曽我くんも帰って行ったのだし、 私は普通に開くと思っていたので、帰るかどうかはともかく一旦外の空気を吸おうと、 扉に手を伸ばそうとするだろう。*]
(161) 2021/06/06(Sun) 16時半頃
|
|
— 回想:夏の日の後のイケメンと —
[落とし物捜索の一件が終わった後、 その後の問題に疲弊したりもしたけど、 説明すべきところに説明が行き渡っていたのなら良かった。>>0:1143
一緒に帰ってくれるようになった柊くんにも、 誤解無きよう説明する必要はあったので。]
ん。 助かってるんだよ。
[現在進行形で買い食いして、タピオカココナッツミルクを啜りながら、 誘いに乗ってくれたイケメンくんに返事をした。]
(173) 2021/06/06(Sun) 17時頃
|
|
だって私から誘ったんだもん。 無断で帰りが遅くなるのだけアウトだから、 買い食いも寄り道も全然オッケー。
一緒に帰るのはクラスメートだって説明したし、 どこに寄ったかもできる限り説明できるようにしてるし。
[あの夏の日は、クラスメートに対する両親の誤解があったけど、 そうじゃないことはしっかり説明したから、 後は私がルールを守ってさえいれば、平和な学生生活のはず。]
まさか軽率に変なところに連れてったりはしないでしょ? ねー。
[その頃はまだ、この柊くんが女の子を弄ぶような人だという噂を耳にしておらず、 安心感のある面倒見の良い人、という認識でいたので。*]
(174) 2021/06/06(Sun) 17時頃
|
|
[誘拐被害に遭ってしまった人は、 高校生らしい普通のデートをすることも許されないんですか?
そんな憤慨が心の隅っこにありまして。]
(175) 2021/06/06(Sun) 17時頃
|
|
[だけど、そんな呑気に考えられるほど、 あの暗闇がトラウマとして残っていないのは、何故なんだろう。
まるで、つらい記憶だけを誰かがごっそり持って行ってくれたような。*]
(176) 2021/06/06(Sun) 17時頃
|
|
[私が昇降口のドアノブに近付こうとすると、 >>170>>171向井くんがそこを驚いて離れた。 何やってんのかな、と思いはするものの、 当たり前のような動作で私はそのまま空いたノブを握る。
お構いなく。 何故なら私の手も謎の手汗でびっしょりしていたので、 気持ちの悪さを感じることはなかったでしょう。
「開かないから」という言葉の通り、 ちょっと力を入れてもびくともしないし、 更に力を込めて、体重を入れてもどうにもならないことを確認した。]
(184) 2021/06/06(Sun) 17時半頃
|
|
……カチンコチンだ。
[能天気にそう形容し、赤くなった手をぶんぶん振って冷気に当てる。 きっと向井くんも試すものは試したんだろうとは思う。]
鍵がかかってる感触じゃないし、 ドアが凍っちゃったのかなぁ。
[これ以上やるなら、後は男子に暴力的に殴る蹴るをしてもらうしかなさそう。 私には打つ手が無さそうで、それを実感すると眉尻が下がる。]
(185) 2021/06/06(Sun) 17時半頃
|
|
今すぐ帰りたいわけじゃないけど、 電話も繋がらないし、いざと言う時に帰れないと困るかなって。 あと、外の空気をちょっとだけ吸いたいし……。
[ここまでは冷静に言えた。 困惑してはいたけど、まだ、心のどこかでなんとかなると思っていて。 だけど自分の手で扉が開かない事実を確認してしまってから、 外の空気を無意識に求めてしまう自分に気付いて、少しずつ、言葉を失う。]
……あ……。 まさか、ね……閉じ込められたってことは……。
[頬を汗が伝った気がした。寒いのに。 胸の前で握り締めた手の中も、ぐちゅりと不快な感触がする。*]
(186) 2021/06/06(Sun) 17時半頃
|
|
— 回想:夏の日の複雑な事情 —
[>>0:1162事情をカミングアウトしてしまえば、 いろいろ思われるだろうから、居た堪れないわけですよ。 鳩羽くんに打ち明けたのも失敗だったかもしれないってぐるぐるしていて。]
まあ、仕方ないんだよ。
[>>0:1163分かってくれたようなら、一言それだけ返す。 同情とかされようが、それが無責任だろうが、 きっと想像しているものは違うんだろうって決めつけて。]
(197) 2021/06/06(Sun) 18時頃
|
|
……ううん。 気にしてるっていうか……。
[>>0:1164そこまで言われてしまうと、なんだかなぁ。 ちょっとぐらい責めてくれてもいいのにな。 鳩羽くんがなんでこんなに優しくこっちを理解してくれるのか、 それが分からないから、こちらが勝手に気まずい。]
普通の家庭だったならもっと自由だったのかなって、 思っちゃうけど、そんなこと言ったらダメだよね。
[自分はそういうことがあったけど、家族に愛されているのは本当だ。 それは間違いないから、それだけを漏らす。
例えば私が無断で授業をサボって家出なんかしたら? 考えるだけで、両親の憔悴した顔が想像できてゾッとする。]
(198) 2021/06/06(Sun) 18時頃
|
|
[>>1165頭にぽんと置かれる手の感触。 鳩羽くんとの身長差もあって、見上げる格好になる。]
ちょっ、
[——その一瞬、知らない男の拳が振り上げられる、 そんな光景がフラッシュバックした気がして、身を引こうとしてしまう。
僅かにだけど後ずさって、でもそのまま撫でてくる手を受け入れた。 別に、平気だ。
だってあの時、殴られたのは、……。]
(199) 2021/06/06(Sun) 18時頃
|
|
…………。
あの、いきなりそーゆーの良くないと思う! 不意打ち反対!
[ふるふると全身を震わせて顔を赤くした。 人によってはセクハラだからね、と思ったので簡単に気を許したくないけど、 別に悪い気はしなかったので自分でもびっくりした。
さっきの一瞬は気のせい。どう考えても。*]
(200) 2021/06/06(Sun) 18時頃
|
|
[閉じ込められたという判断をするにはまだ早い。 だって窓は確認してなかったんだもの。
>>194向井くんの行動でそれを思い出したので、 窓が開く様子をそのまま見守っていて、 >>195窓が開く様子を…… 窓が開く…… 開いて……?]
あかない?
[冷や汗がぶわぁっと出る。 向井くんがしばらく格闘していたのをこの目で見たので、 疑うこともできず、現実を鵜呑みにするしかない。]
(224) 2021/06/06(Sun) 19時頃
|
|
[>>196ああ、言っちゃった。 閉じ込められているのかもしれないと、言っちゃった。
途方に暮れた向井くんの指先が、クレセント錠をいじっている。 あっ、それずるい。私も欲しい。 気を紛らわすための何かが欲しい。 近くに何もなかったので、ひたすら胸の前で両手の指を重ねていじいじしている。]
……なんで??
[私にコメントを求められても、それしか言いようがない。 息ができなくなりそう。]
(225) 2021/06/06(Sun) 19時頃
|
|
[とはいえ、なんで?と聞いても仕方がない。 答えが返ってこないものはいくらでもある。
幼い私をさらった男に、なんで?と聞いてたところで、 返ってくるのは苛ついた平手。
理不尽なものというのは、なるようにしかならないので、 明後日友達と遊ぶ予定を立てていても、 明日拐われてしまえば、それは容易く無かったことになる。
今が楽しいならそれで十分、と思いながら生きていた。]
(226) 2021/06/06(Sun) 19時頃
|
|
まだどっか開いてるかもしれないし、 誰か隠れてるかもしれないし……。
[自分の目で確認したものは誤魔化しようがないから、 希望を見出すなら、まだ見ていないものを挙げるしかない。
冷や汗はもう隠し切れないほど滲み出ていて、 手の甲で拭おうとしてぬるりと滑った。
タオル、教室に置いてきちゃったな……。*]
(227) 2021/06/06(Sun) 19時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 19時頃
|
[割るの? と聞き返す前に、向井くんはモップを手に取っていた。>>234 やはり困った時は暴力が解決してくれるのだろうか。 窓が割れることを心のどこかで期待して、手を握りしめる。]
が、がんばれ男の子!
[少し裏返った応援の声。 >>235そして、モップの先端が窓にぶつかるその瞬間を見た。
軽い音。モップが落ちる。 窓には傷一つ無い。]
(237) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
[少しの間、向井くんと一緒に呆然としていたと思う。 たぶんここにいる2人にこれ以上この場をどうにかする能力は無い。
>>236落とされたままのモップを拾い上げて、 元あった壁に立てかけておいた。]
……えっと、
[励ましとか慰めの言葉とか、何も思い浮かばなかったけど、 もし思い浮かんでいたとして、向井くん、いる?
まごまごしながら汗だくの両手を下ろし、 この不快感をどうにかしたいと思ったので。]
ちょっと顔洗って、出口さがす……。 見つけたら教えるから。
[まず近くの水道へ向かおうとするだろう。*]
(238) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
— 回想:帰宅部の…… —
[心理テストを装うのなら、取り繕うための回答を用意しておくべきなのに。 なんだかやるせなくなって、全て吹っ飛んでしまった。 だから出題者の土台は、とても弱い。>>24
返ってきた答えに、黙ってしまう。 うまく言葉が探せない。
私にしか見えないあの子の話をしたいのに、 突拍子もない話にしかならないと思ったから、できない。 今回に限った話じゃないから、また失敗したなって感じた。]
(240) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
……忘れる側だって、もう疲れたんだよ。 と、思うよ。
[喉の奥からそれだけを絞り出して。]
えっと、ね……。 これ、彼氏の浮気を許せるか、っていう、 そういうのがわかるやつだったんだけど、 ごめん、答え忘れちゃって。
[明らかに様子がおかしいのは誤魔化し切れない。 ただ、もうこれ以上この話を続けられないなって、 願うように次の話題を持ち出す。
芽衣ちゃんとは、普段はスムーズに楽しい会話ができたはずなのに。 なんでだろう。私の親友の話は、どう切り出していいかわからない。]
(241) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
[忘れようとすればするほど忘れられなくなってしまうのは人間の自然な心理。
忘れてはいけないものから順番に、頭の中から零れ落ちていく。*]
(242) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
— 回想:オカルトな時間 —
[話を聞いてくれるだけで助かったので、 利美ちゃんのおふだの効果を軽く論ずるぐらいで切り上げることになったかもしれない、 茉奈ちゃんとのその日の会話。>>217
>>219質問には、少し考える。 一言では言い表せない気がした。]
なんというか……。 気付いたらいるから、当たり前のように。 邪魔とかでも、面倒でもなくて。 普通に話して、普通に一緒で、これってもう友達だよねって。
(243) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
[昔からずっとそういう認識だったし、それは変わらない。 何も変わることが無い。 変わらないのに、……。]
(244) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
もし幽霊とか守護霊とかだったら、 自由にしてあげたほうがいいかもじゃん?
[半笑いでそんなことを言う。 本当にそういう類のものなら、それで良かったのかもしれない。
茉奈ちゃんからの質問は至極当然のものに思えたけど、 どうしてだろう、彼女にも心当たりがあるのかな、とはなんとなく思ってしまった。*]
(245) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
|
[私から見て邪魔ではないし、私から見て面倒でもない。 「ぼたん」という親友の存在に、すっかり慣れきっていた。
だからこそ。 可愛らしい声が聞こえてくるたびに、 私は、心が張り裂けそうなほど苦しい。**]
(246) 2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 20時半頃
|
[>>252頑張った向井くんに、もっとこう、 気の利いた言葉をかけてあげようとするのが普段の私だけど、 たぶん私たちはどちらも心に余裕が無かったので。
これからどうする、とか、もっと建設的な提案ができることもなく。 言葉少ないまま別れて、廊下を歩く。
目線を上げれば文化祭の装飾。 目線を下げればカッターナイフ。
またひとつ蹴飛ばした。]
(335) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
[近場の水道の水を出す。冷たい。 凍えるような低音だけど、ハンカチを浸して、汗まみれの顔を拭いていく。 朝、眠気と戦いながら頑張ったナチュラルメイクが無慈悲に剥がれていた。 後で軽くクリームだけでも塗り直そう……。
少し落ち着いた。 開かない扉と窓のことを思えばぞっとするけど、 まだ閉じ込められたと決まったわけじゃない。
仮に閉じ込められていたとしても、 ……あの時よりはマシじゃないか。大丈夫。]
(336) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
『ひとみ、平気? 安心して。私がいるからね。』
[——閉鎖されたはずの校舎の中でも、当然のようにぼたんの声が聞こえた。]
(337) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
[かつ、かつ、かつ……。 足音を鳴らし、カッターナイフを見かけたら脇に蹴り飛ばして、廊下を歩く。 ぼたんはとても心配そうな声で話しかけながら、追いかけてくる。]
『我慢できない時はいつでも手を握ってあげる。』
うん、ありがと。
『今はクラスのみんなもいるもんね。 甘えさせてもらいなよ。優しい人たちでしょう。』
そうだね……。
『ひとみの両親は心配してるかも。 きっとすぐ気付いて助けを呼んでくれるよ。』
そうだったら、いいね。
(338) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
[背後から無邪気な声がする。 一生懸命、笑わせてくれようとするような、子供の声。
私は返事をするけど、振り返らない。]
(339) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
— 1F:体育館への渡り廊下 —
[通って来た通路にある窓はどこも開かなかった。 途中の教室も入れるだけ入って、人の気配を探した。 やっぱり誰もいなくて、あの時の教室に揃っていた私たち以外にはいないのかもしれない。
かつん。 蹴飛ばしたカッターナイフが回転して、何かに当たる。
そこは体育館前の渡り廊下。]
……これも、あるんだ。
[>>167我がクラスが勝ち取った屋台の出店場所。 人通りが多い絶好の穴場。 そこに、あの日の姿の屋台が残っていた。
少し離れた場所で、足を止めてそれを見ていた。*]
(340) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
— 回想:文化祭当日の看板娘 —
3年9組、クレープのお店やってまーす! ぜひ来てくださぁーい!
[プラカードを持って声を張り上げる。 ……否、プラカードを“振り回して”叫び続ける。
茉奈ちゃんも監修してくれた冒涜的なプラカードは、 その後どれだけの修正が入ったかは忘れたけど、 文字を見せるために掲げるというよりは、 目立たせるためのパフォーマンスの道具と化していた。
>>0:711乃絵ちゃんのデザインしてくれたクレープのカチューシャをつけて、 愛嬌たっぷり、可愛く振る舞って見せる。 ここには暗く狭い場所で怯えている小さな女の子はいない。 たった一回の青春の時間を全力で楽しむ女子高生がいる。]
(373) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
[>>89客引きチームで撮影会なんかもしたりして。
客寄せを手伝ってくれたのは、柊くんと、 巻き込まれた鳩羽くんもいたっけ。 むしろそちらの男子ズのほうが目立つ格好をしていたような気がするので、 私は元気と気合いでひたすら叫び続け、会場を練り歩いた。
他校の女の子たちがカメラを向けてきたので、 それに応えるようにポーズを取ってから、 「こういうクレープ売ってまーす」ってチラシを渡したら、 キャーキャー悲鳴が聞こえた気がしたんだけど、なんでかな?
ハーメルンの笛吹きとまでは行かなかったかもしれないけど、 私の呼び込みでは女の子がよく来てくれた。 クレープだもんね。みんな大好き。]
(374) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
……あ。美沙さん!
[文化祭にやってきた人の海の中から、 知っているお姉さんの顔を見つけ出す。]
今日はお休み貰えたの? よかったー! ね、クレープ食べに来てください!
[今日も疲れた顔をしている美沙さんの手を引いて、 3-9屋台のほうへご案内。
困ったように商品を眺めていたけど、 押しに押して、たくさん買ってもらっちゃった。]
(375) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
「それにしても良かったわ。 ひとみちゃんが元気そうにお客さんの呼び込みしてて。」
[優しく美沙さんが笑う。 クレープを手にして、人の波の中に消えていくのを見送った。
美沙さんはベテランの女刑事さん。 私が5歳の頃の誘拐事件の時、狭くて暗い箱の中から助けてくれた人。 あれから何かと私のことを心配してくれているのか、いろんな場所で出会う。
顔馴染みの、恩人のお姉さん。 そして、わたしが最初に「ぼたん」の話をした相手。*]
(376) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
[>>372声をかけられて、少し待って振り返る。 男子の声だったので、あの子ではないと確信が持てる。 人気の少ない校舎は、ぼたんがいつ出てくるのか予測ができない。]
そうだね……。
[柊くんの言動から、彼も人を全く見かけていないことが伺えて、 露骨にテンションが低下した声色で返事をした。
さっきの昇降口の件で冷や汗を滝のようにかいたせいで、 朝の通学路で顔を合わせた時に比べて、メイクがちょっと落ちているのもあり、 今の自分は目の前に再び現れたイケメンに気遅れしそうになってしまう。]
(388) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
|
|
あのねー、昇降口開かなくて。 向井くんが窓割ろうとしたけど、できなくて。
[壁に寄りかかりながらさっき確認したことを呟き、 視線は屋台のほうに戻した。
あの中でみんな頑張って働いて、 クレープを作って、売り出して、お客さんを集めた。 その思い出は鮮明だけど、人がいないんじゃただの撮影セットだね。]
(389) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
|
|
……いろいろあったけど。 楽しかった? 文化祭。
私は死ぬほど楽しんだなー……。
[メールの送り主も書いてたように、 楽しかった、と形容して何ら間違いないあの日。
嫌でも思い出してしまうから、 柊くんにも、ね?って同意を求めるように聞く。*]
(390) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
|
|
[あの夏の日、私のために探し物を手伝ってくれたみんなには、 いつか謝らなきゃいけないことがあるんだよね。]
(405) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
— 回想:夏の日の後の、ひとり —
[どこかに失くした紫色の獏のポーチが見つからずに終わった、 あの日から数日後、迫る夏休み。
今日の放課後は誰とも合わなかったから、 一人での帰り道、いい天気だから寄り道をした。
脇道に逸れた先、土手を登ると川が見える。 小さな川だけど、夏の日差しが水面で反射してきらきら、気持ちいい。
転ばないように坂を降りて行って、水辺のほとりに座る。]
(406) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
[川魚の影が水面の下に見えた。 このあたりはちょっと泥に塗れているけど、 まあ、これも自然ってやつで、少し汚れるくらいは別にいい。
少しのんびりしながら一人の時間を過ごしていたら、 案の定、ぼたんがやって来た。]
「ねえ、ねえ、ひとみ。あれを見て。」
[彼女が指を差す先、草むらの下に何かが落ちているのが見える。 泥だらけの、紫色の何か。]
(407) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
なんで?
[クラスの誰かさんじゃないけれど、そんなことを口にする。 泥にまみれた紫色を拾い上げ、表面にこびり付いたものを落とせば、 そこに眠くてたるそうな獏のキャラクターが見えた。
中を覗けば泥が詰まっていて、 私が愛用していたリップクリームが、辛うじて見える。
確証は無い。 けれどこの泥に塗れたものは、私が失くしていたポーチと同じ特徴を持っていた。]
(408) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
「クラスの誰かの仕業かも。」
偶然かもしれないよ。
「私、こんなことする人を許さない。」
……いいよ、別に。 きみが怒る必要なんてないよ。
「私はひとみの味方なんだよ。」
(409) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
[……怒ればいいのか、よく分からなくなって。 ぼたんの声に応答していたら、なんだか、どうでもよくなってきた気がする。
こういう時、私よりも先に怒りを露わにしてくれるのがぼたんという女の子。 まるで私の感情の半分を吸い取っているかのように、 彼女が、何もかもを背負ってくれている気がした。]
(410) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
[……自業自得なんだよなあ。これも。
柊くんと一緒に帰る、とかさ。 >>0:276見せつけるように、なんて言ったりして。
私が見せつけたい理由は自分のためであったのに、 それを目撃した誰かに嫉妬されたとしても、 そんなの、私の無用心さがいけないっていう話だ。]
(411) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
[よくあることだ、こんなもの。 普通に生きていればきっと、よくあること。
私は、私を嫌いじゃない人たちと一緒にいられればそれでいい。
どこか斜め上にズレてる小動物。クラスの中ではそう思われていれば十分。 丸くて大きいひとみの瞳は、小動物らしいチャームポイント。 これを可愛いって思ってくれる人はどこにでもいる。
最初に可愛いよって褒めてくれたのはぼたん。 有りのままに振る舞えるようになった切っ掛けは、全部この子なんだよなあ。]
(412) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
[足元に転がっていた石を拾って、川面に投げれば、 ぽちゃん、とそれだけの音がした。
泥まみれの紫色の失せ物はちゃんと回収して、 近くの公園のゴミ箱に捨て直しておきました。
夏の日に失くした私のポーチは、 ずーっと見つからない、ということになっている。*]
(413) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
|
— 回想:「ぼたん」という友達 —
[誘拐犯に閉じ込められていた場所から助け出されて、 少しずつ、日常を取り戻せるようになっていって。
両親の手厚い送迎と、学校側の協力、 そして美沙さんたち警察の方々の付近の見回りなどもあり、 私は小学校に通って、ごく普通に過ごしていた。 大人たちがどんな苦労をしていたのか、当時は知る由も無い。]
(419) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[ぼたんという女の子は、当たり前のように私の近くにいた。 私と一緒に誘拐されていた子だったはずなのに、 彼女については、大人は誰も知らないらしい。
私たちを助けてくれた美沙さんに話したら、 びっくりしていたみたいで、「どんな子なの?」って聞いてきたから、 私は教えてあげたけど、それでも見たこと無いって。
「きっと、ひとみちゃんにしか見えないお友達なのね」って、 微笑んで言ってくれたけど、そんなの信じられない。
両親にも、友達にも、先生にも、 ぼたんのことを教えてあげたのに、だーれも全然理解してくれない。
「あいつは嘘つきだ」って、言われて悔しくて、 ぼたんにみんなの輪に混ざるようにお願いしたのに、 あの子は人前に絶対に出てきてくれなかった。]
(420) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[ある日の夜、眠れなくてずっと起きてた日、 隣の部屋で両親がこそこそ話をしているのを聞いていた。]
「ひとみ、部屋でずっと一人で喋ってることがあって……」 「友達が来てるって言うけど、玄関に靴も無いのよ……」 「学校の先生からも、それで友達と喧嘩したって連絡が……」 「もう少し様子を見て、カウンセリングにでも……」 「いや、精神病院に……」
(421) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[聞いてたらだんだん悲しくなって。 ぼたんが見えないこの世界がおかしいんだってずっと思ってたのに、 おかしいのは私なんじゃないかって、つらくて泣けてきてしまって。
ぼたんはこんな私を見て、大丈夫、大丈夫、としか言わない。 あの子はどうして平気なのかなあ? 私としか話せないのに、つらくないのかなあ?]
(422) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[中学生になる頃にはもう割り切ることができていて、 人前でぼたんの話をすることはなくなった。 相変わらず、あの子は私にだけ話しかけてくる。
中学生になって成長期を迎えた私と、 相変わらず5歳の子供のままの、ぼたん。
あの子と話をするたびに、 幼いままの可愛い声を聞くたびに、 私はなんだか、世界が歪んで狂っているような感覚を味わっている。]
(423) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[ぼたんの居場所を用意できるのは私だけ。 私があの子を忘れてしまったら、あの子はどうなるのだろう。
考えるだけで恐ろしかったから、 話しかけてくれた時は返事をするのを欠かさない。]
(424) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[……それでも。 中学になって新しい友達ができて、 そのコミュニティの中で私が愛されていくのを感じるたびに、
ぼたんが話しかけて来れる一人きりの時間も、 どんどん減っていくのは避けられないことだった。
未来へ進んでいく私と、昔から変わらないぼたん。
そしてそのジレンマは、高校3年生になった今も続いている。]
(425) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
|
[——イマジナリーフレンド。
目に見えない空想の友人を指す言葉。 主に子供に見られる現象で、実在していないのにも関わらず、 実在性を持って子供の心を支えるために出現する。
子供の発達過程においては正常な現象であり、 児童期の間に消失するため、害は無い。
ただし稀に青年期以降も持続するケースもあり、 本人はその友人の架空性を認識しているにも関わらず、持ち続けている。**]
(426) 2021/06/07(Mon) 03時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 03時頃
|
— 回想:とある帰り道と柊くん —
それ私に言わす? あっはは。
[>>448自称紳士の柊くんの言葉を受け流して、 タピオカを口の中に啜り込んで、もちもちと噛む。 実際、急に柊くんが豹変して襲ってくる可能性はゼロじゃないのかも。 だけどその警戒心が無いくらいには信用のおける男友達だと思っていたこの頃。]
(515) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
そーだねー……。
[>>450すると急に真面目で真っ当なことを言ってきたから。 タピオカココナッツミルクを啜って、間を誤魔化す。 喉越しがとても甘ったるい。
想像しきれずにいた将来のこと。 働きに出ればきっと今よりは緩くなるんだろうと無意識に思っていたけど、 両親の思惑が私には分からないし、どう考えればいいのだろう。]
(516) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
大学には通うつもりだけど、 そこで少しずつ両親には子離れしてもらって、 ……ええと、めんどくさいなあ。
[今が楽しければそれでいい。 そんな風に考えているから、明確な計画はそこにはない。 頭は悪くないから、今からでも取れる選択肢は広いけれど。]
信頼できる人が一生面倒見てくれるんなら、 考えなくてもいいのになー!
[親から離れるなら、守ってくれる伴侶を見つけるほかないかなって、 そんな思考になったのでヤケになって言う。 だってそれしかなくない? どうなのよ?*]
(517) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
— 現在:1F体育館前渡り廊下 —
[>>456あまり、閉じ込められたと連呼しないでほしい。 また冷や汗が噴き出てきちゃう。 さっき濡らして手に持っていたハンカチを軽く額に当てた。]
楽しかったよね。 柊くん途中でどっか行っちゃってたみたいだけど。
[>>457文化祭が楽しかったとは共通の思い出だ。 私は客引きで小さい女の子に囲まれてきゃっきゃしてたり、 素直そうな男子高校生軍団を誑かして連れて行ったりで忙しく、 柊くんが途中でどこかに消えてったのは後から知ったけど。>>304 理由も知らなければ問い詰める気も無いので、軽い気持ちで触れる。]
(518) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
朝のチャイムの時に届いたこわいメール。 文化祭が楽しかったって思ってた人からなんだよね。
[文面を覚えている。>>1 謝罪と自殺のほのめかしを除くと、文化祭の思い出を肯定するだけの内容だった。]
思い出しちゃうじゃん。 今の校舎、見てると。
あの時の思い出を再現してる、みたいな。
[だから何なんだろう、と結論がまとまらなかったので、 ぽつりぽつりと断片的に言葉を紡いで出力する。]
(519) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
……あ、炭蔵くんと芽衣ちゃんだ。
[>>401>>442後からやって来た気配に気付いて、そちらに手を振る。 この状況だもの、2人も校舎内の探索だろうと思い、 屋台を見ようとするなら場所を譲って見送っただろう。]
昇降口と1Fの窓、全然開かなかったよ。
[情報共有が求められるなら、 簡単にそれだけでも報告しただろうけど。*]
(520) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
— 回想:文化祭当日の不運 —
せんせー!! 男子生徒が階段から落っこちましたー!!
[保健室の扉をガラリと開けて、 クレープカチューシャを身に付けた騒がしい娘が叫ぶ。 のんびり待機していた保健室の先生が椅子から飛び上がった。
客引きのため校舎内を歩いて宣伝して回っていたら、 >>315樫樹くんが階段から落ちるまさにその瞬間を目撃した。 慌てて冒涜的なプラカードを放り出し、先生を呼んできたのであった。]
(521) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
|
めっちゃ頭打ってました! ゴーン! って!
樫樹くん、大丈夫!? 記憶ある!? 今日は何の日? 私の名前は?
[あわあわして目撃した状況を大袈裟に説明すればするほど、 なんだか大事になってしまったような気がするけど、 そりゃあ心配するに決まってるでしょう!
見た目は怪我らしい怪我をしていなかったけど、 病院に運び込まれることになったらしい。
樫樹くんを乗せた車を見送って、 グループチャットにこの一件を書き込んで拡散した。 みんなすぐに彼のことを心配してくれたし、 文化祭が終わる前に無事に戻れたみたいだから、良かったのかな。**]
(522) 2021/06/07(Mon) 17時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 17時半頃
|
[>>550あの日の冗談には、ふざけた調子で笑って返した。]
やっぱそういうのが理想かあ。 ねー。めんどくさいの、やだよね。
[>>551軽く同意だけを返し、笑う。 柊くんもそんな感じの恋愛感なんだなあって思って、 なんか、男女が2人でこんな話するのもどうなんだろうなって我に返る。 お互いにそういう気の置けない間柄だとは思っていたけど。
こんな感じで女の子の気を引いて弄ぶのが手口だったのかな? と、後日、彼の噂を耳にした私は思い返すことになる。]
(619) 2021/06/07(Mon) 23時頃
|
|
[そして現在。彼ははぐらかすように笑う。>>552 どういう事情があったのかなんて私には知りようも無かったけど。]
遺書ねー。 たしかに、うん……。
[現実世界で死のうとした誰かが、 最後にこの世界を作り上げて巻き込もうとしている、という。 そんな話、普段なら信じられない御伽話だと思っただろうけど、 この状況だし、そもそも私は自分にしか見えない友人のことを知っていたから、 有り得ないと否定することもできず、受け入れる気持ちでいる。]
(620) 2021/06/07(Mon) 23時頃
|
|
[>>540芽衣ちゃんがこちらに声をかけてくるので、 さっきよりもいくらかマシな心持ちで頷く。]
ちょっといろいろ動揺してるけど、なんとか。
[校舎に閉じ込められたらしいことと、 誰かが遺書のようなメールを残したこと。 考えて気が滅入ったのが表情に出ていても無理はない。]
(622) 2021/06/07(Mon) 23時頃
|
|
[>>573炭蔵くんから教えてもらった情報も、 2Fの窓に希望が無いらしいということを告げている。
>>574カッターナイフを護身用と示されれば、 私はさっき拾ったものを仕舞い込んだ制服の内ポケットを示すように、 胸のあたりにぽんと手を置く。]
私も1本拾ってるからいいよ。 使う場面が来なきゃいいんだけど。
[護身、と言っても。 私たちを襲う何かが現れる可能性はあるんだろうか。
カッターナイフ1本持ったところで、 人攫いの両腕を切り裂いて抵抗する想像をするしかなく。 あの時の私がこれを持っていたらなあという思考になる。]
(625) 2021/06/07(Mon) 23時頃
|
|
[>>582>>583>>606気付けば、柊くんと芽衣ちゃんが屋台を調べている。
とりあえずこの渡り廊下から外に出ることもできないみたいだし、 他のところを調べたほうがいいか、とこの場を離れようとするつもり。*]
(629) 2021/06/07(Mon) 23時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 23時頃
|
— 1F:廊下 —
[屋台のあったほうに背を向けて、冷たい廊下を歩く。 閉じ込められた校舎でも時間が経過していたのかな。 雪景色は暗さでもう見えなくなっている。
人間、生きてるとお腹がすいてくる。 閉鎖された状況と、空腹感。 あの幼い頃の出来事よりはずっとマシだけど、否応無しに思い出してしまう。]
(671) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
『ひとみ、大丈夫。私がなんとかしてあげる。』
[お腹が空いてつらくて、泣き声をあげた。 そしたら箱が開けられて、不機嫌が男が手を伸ばしてくる。
ぼたんが殴られて、あの男を睨み付ける。 私はそれを震えながら見ていた。]
(672) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
『私が、なんとかしてあげる。』
[——ぼたんの声を聞きながら、無意識に頭をさする。*]
(673) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る