人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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視点:


ノッカは、先輩が見えたので嬉しそう (まだオフ)**

azure_blue 2023/04/30(Sun) 17時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 某ビル・カプセル内 ――

[ゲーム終了のチャイム。
 大和・沙羅・桐野先輩の願い。
 祈りの仕草のように組んだ指に力が篭った。
 
 途中、エラーの発生もあった様子だが
 願いは聞き届けられ――
 チープなSE音と、ゲームの終了を告げる音声。]


 ……??
 終わ……   った……?


[VRの中で起きていたことを思えば
 途轍もなく呆気ないアナウンス。
 モニタからゲーム画面は消えていて、ただ、
 舞い散る桜の幻影だけが残滓としてそこに在った。]

(71) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[マシンの出入口は開いている。恐らくは個室も。
 荷物を取り上げて個室のドアに手をかけた。
 ドアの開閉音、廊下を渡る音、話し声。
 参加者かクルーエル社の関係者なのか、
 出入りをする人の気配がある。

 ドアに片頬を当てそれらに耳を澄ませる。
 音が聞こえなくなったのを確かめたら
 そっとドアノブを回し、隙間から滑り出た。]

(72) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[会いに行きたい。
 でも、会ってしまえば離れ難くなってしまう。
 
 出入り口で担当者に説明を受け、
 ルースとクルーエル社のパンフを渡され
 気もそぞろに賞金の振込先を記入する。

 救急車、またはタクシー、
 それらしき車を視線で追いかける。
 会社としては裏口の方を使うかもしれないし、
 間に合わなかったかもしれないけれど
 せめて、遠くから見送りだけでもできれば、今は。]

(73) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ―――――
 ―――――
 ―――

[集合場所はすぐに分かった。
 到着した時には何人がそこに居ただろう。
 VRの中そのままの姿を目印に、小走りで近付いた。]

 お待たせしてごめんなさい。
 ……はじめまして。七瀬、野々花です。

[深々と頭を下げる、その瞬間には
 すっかり緊張もどこかに飛び去っていた。
 数時間前に相当な勇気を要していたことが
 今はリアルでも苦労なくできることに内心で驚く。]

(74) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[集合場所の面々には。
 柊くん先輩の意向>>4:-336と、
 ニジノのことも同様に伝え。]


 …みんな、  無事で、よかった……
 本当に。


[労いが前後してしまった。
 声が詰まって、言葉にならない。*] 

(75) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

ノッカは、>>-596 3700行…!! *

azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時半頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 翌日:某時刻 ――


 ………… …。


[自室の反対側にある姉さんの部屋で、
 姉さんの写真を前に手を合わせていた。
 差し替えたばかりの花と、碧玉の裸石を傍に置き、
 力を借りたことへの感謝を告げる。
 時計の長針はもう何周回っただろう。
 どれだけ話しても足りない、長い長い報告になった。
 姉さんがここにいたら、笑われてしまいそうだ。

 目を開けると、窓の外は何処までも続く青空。
 あの廃校で朝や夜を越えたことが
 既に夢の中の出来事のよう。]

(86) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[通知音]

[バーチャルではないスマホを開き
 メッセージを確認する。]

  ……! 

[恒例になったスタンプは、
 たったひとつでわたしの心に灯を燈す。
 まず第一の気掛かりは彼の体調だったので、
 無事の報告にほっと胸を撫で下ろした。
 
 どのように返答しよう、そう考えながら、
 続きをそっとスクロールし、少し固まる。]

(87) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



  … 〜〜  っ ちょ、っと、待って


[想いは伝えてしまっていたし、
 つまるところそういうことなのだけれど、
 文字で書かれてしまうと何度も目に入ってしまって。

 怖いほど心臓が早鐘を打ち始めたので、
 落ち着こうと、スマホをぎゅっと胸に抱いた。
 朱ののぼる頬を両手で押さえた、ら、
 それはそれでまた何か思い出したりと。
 落ち着くことには敢え無く失敗した。

 慌てて足の向きを変えようとしたから、
 足元にあった小箱に躓いた。]

(88) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


  ぁ、いたっ!
  ごめ、姉さんまたあとでちゃんとするから…!!

[姉さんの私物、蓋が開いてしまったけれど
 それどころじゃないとぱたぱたと自室に戻る。]

(89) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[ぶつかった衝撃で、
 ブルーサファイアはコロコロと転げ落ち。
 幼いころ、一生懸命にふたりで集めた
 綺麗なビーズ、お菓子のオマケのアクセサリー、
 硝子玉やアクリルキューブ――

 金銭的な価値はない、しかし、
 とても大切な『宝石箱』の中に紛れてしまう。

 たとえ記憶の中に埋もれて行ったとしても、
 わたしの中で確かな光を放つもの ]

(90) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[部屋に戻り、幾度かの深呼吸ののち。
 送信できたのは短い問いかけ]


 『 会いたい。 今日、会える……? 』


[続けて2,3のメッセージを送る。
 都合の良い時間と、今いる場所と。
 もし、少しでも時間を作って貰えるのなら、
 わたしはすぐにでも走って行くから**]

(91) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― ゲーム終了後:ビル玄関口 ――

[はじめまして ……
 VR内での別れの言葉から体感間もなく、
 口にしてしまってからその可笑しさに気付く。]

 ふふっ。

 … あ、ええ。ああいうパーカーは普段着なくて。
 VRの中で初挑戦でした。
 鮫島先輩は、印象そのままね。大和くんも。
 なんだか安心しました。

 改めて、最終陣営ありがとう。

(97) azure_blue 2023/05/01(Mon) 17時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[結局、大和くん、鮫島先輩の他に
 顔を合わせることが出来たのは何人だっただろう。

 沙羅は、桐野先輩は、キルロイさんは―― 
 もし会えなくても、桐野先輩と大和くんが
 繋がっているようだったら、彼経由で沙羅に連絡先を
 伝えて貰えたら嬉しいと思っている。
 沙羅の状況が許すなら、またどこかで会いたいけれど、
 もしもそうじゃないのなら、彼女の意向を汲む形にしたいと思う]

(98) azure_blue 2023/05/01(Mon) 17時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 で、わたしの連絡先は、大和くんに渡しておけば、
 他の人と連絡取りたいときも…繋げて貰える、
 って思っていていいのかな?

[大和のIDは先刻ロビーで登録済み。
 そして、ふと鮫島先輩を見上げた。]


 ……フライングで、渡しておいて いいです?  


[連絡先。と、スマホを軽く持ち上げる。*]

(99) azure_blue 2023/05/01(Mon) 17時半頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

azure_blue 2023/05/01(Mon) 18時半頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ありがとう。
 要望、出しておいて、よかった。
 『nonono_nana0711』 です。

[スマホを「解約した」と聞いている。
 持たない事情はそれぞれだから
 無理強いする気はなかったのだけれど、
 貰ってはもらえると言われて、
 いそいそとIDをお知らせ。>>100]

 ニジノと柊くん先輩は伝えた通りで、
 わたしが出て来た時には誰ともすれ違わなくて……

[沙羅は最後のメッセージが、やはり
 どうしても心の端に引っかかっていたけれど。
 その説明をここでする訳にもいかないと曖昧な返答になる。]

(113) azure_blue 2023/05/01(Mon) 19時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……ふふっ。
 そういえば今のこの3人って、
 図書室でのメンバーだね。

[VRと何ら変わらない元気で前向きな大和くんの声に。
 あの時の情景を思い出して、笑った。>>103 **]

(114) azure_blue 2023/05/01(Mon) 19時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[電車ってこんなに遅かったっけ?
 流れゆく車窓の景色があまりにも遅く感じられて、
 入り口ドア横、時計を10回は見てしまった。

 ホームに降り立って、素早く左右を見回す。
 距離は近くとも降り慣れない駅で勝手がわからず、
 降車ドアから階段の場所が遠かったことが
 普段の100倍悔しい。

 階段は速度をセーブしたけれど、
 たった一階分の階段が1000階分のように感じられて、
 
 ――気が、逸って。]

(118) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[改札口のセンサーにスマホを翳し、
 待ち合わせ場所に彼の姿を見つけるや、
 そのままの勢いで駆けこんだ。
 よろけそうになって、ぶつかりかけて、

 なんとか押しとどめて。
 ……押し留められたよね?


 胸の動悸が止まらないのは、
 決して、急いて足を運んだ所為だけではないこと、
 自分で分かっている。]

(119) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……っ、ごめ なさ……っ
 ……… あいたかったの。


 1分でも、1秒でも、早く……


[呼吸を整えながら見上げれば、
 VRでもモニタ越しでもない、本物の彼がいる。
 今度こそ、本当に、本当の。

 あらゆる感情が一気に去来して、
 思わず、ぼろぼろと涙が零れた。]

(120) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 あのね。 
 さっきのメッセージ、……嬉しかった。

 …わたしで、よければ ……
   ううん、わたしの方こそ……
 
 …  よろしくお願い、します。 

 ―――奏人、くん。
 

[紅潮した頬、緊張を漂わせた瞳で、
 はじめて彼の名を唇に乗せた。
 少し、問うように語尾は上がったかもしれない** ]

(121) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[直前で止まることは出来ていなかったらしい。
 衝撃も痛みもない、幸せな浮遊感の理由は、
 彼に抱き止められていたからだと、
 腕の中で漸く気付く。

 不意に、強く抱き締められる。
 目の前の人の名をもう一度呼ぼうとしたけれど、
 この身体を引き寄せる腕の中に確かな熱を感じて、
 何も言えなくなってしまって、静かに瞳を閉じた。]

(134) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[目尻に落ちた彼の唇は、優しい速度で下へ。
 どこまで降りるのだろう、そう頭の片隅で考える。
 涙が顎先を伝う前に唇で堰き止められて、
 はじめて重ね合わせる感触に、
 肩がちいさく跳ねた。  

 微かな羞恥に、彼の腕の中で身じろぎする。
 でも、同時に、わたしは確かに期待して。
 応えるように自分から、もうひとつ甘やかな音を立てていた。]

(135) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ―――…、

[やがて離れて行く熱。
 触れている間は全てが遠ざかっていたのに、
 離れて漸く、耳に戻ってくる雑踏・喧噪。
 ここが何処かを思い出せば、再び染まる目許]

 ……っ  
 
[二重・三重に押し寄せる羞恥に、
 動悸はもうずっと止まらない。
 宥めるように胸元で手を組んで、視線を僅かに下方へ。]

(136) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……壁越しに気配を探すのも、
 幸せだったんです。 本当に。
 でも、今は、 ……もっと、傍に居たい。
              傍に、居て欲しい。

[優しい声には、素直な要望を。]


 ………うん。 
 わたしも、すき。
 

[そして再び燈りそうな熱は、微笑に隠して。
 流石に少し注目を浴びすぎたから、と、
 わたしの方から手を引いた。]

(137) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ね、もう少し、時間くれる?
 近くに、わりと大きめの公園があるみたい。
 桜にはもう遅いけれど、写真、撮りましょう?


[彼がもし許してくれるなら、
 折角だから、記念撮影をしたいな、と。**]

(138) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 公園 ――

 寒くもなく、暑くもなくて
 このくらいの時期が好き。

[春の日差しはあたたかくまろやかだ。
 渡る風が時折木々を揺らすのに合わせ、
 石畳に落ちる影がちらちらと動く。 
 穏やかな散策の時間が、暫し流れた。心地良い時間。]


 ……?


[ふと、何かを差し出されたのには
 不思議そうな顔をしながら、両手で受ける。]

(147) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 え? わ、かわいい……!
 こっちは、ちゃんと向かい合ってるの ね。

[お揃いの猫のキーホルダー。
 わたしの手の中の猫さんを、つつつ、と
 奏人くんの猫さんに寄り添わせて、ふふりと笑った。
 LINEの絵文字やスタンプでは出来なかったこと。]

 
 お揃い、とっても嬉しい。ありがとう。
 大切にします。
 
 
[初めての彼からのプレゼントを胸に抱き、瞳を細め、
 何に付けようかと思い巡らせる。
 大事なもの。絶対に失くしたりしないところ。
 使うには可愛らしすぎると彼は言うけれど、
 彼の手に対の猫さんがあるのを見つけたら
 わたしはその度嬉しくなってしまうと思う。]

(148) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 こっちで撮りましょう…! 噴水もあるのね。
 あっ、待って、奏人くんそこで止まって  …
 …うん、綺麗に撮れ――… …ブロマイドみたい


[途中、アイドルの写真を入手してしまったりしつつ、
 広い公園のあちこちで写真を撮り合う。
 回数を重ねる度に緊張は取れて、
 自然な表情で寄り添えたはず。

 休憩時間。
 奏人くんが撮れた写真を検分する横で、
 わたしの視線は写真より、真剣な眼差しの彼の方。
 ふと視線が向いて、こちらに向けられた言葉には 
 やっぱり頬が染まってしまった。]

 ……あとで、写真共有してね。
 わたしも送るので――… あ、
 アルバム作ればいいのかしら。

(149) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[他愛もない時間を楽しんだ後、
 会話が真面目な話に向いて。
 わたしは考え考え、口を開く]


 うん……。色々、考えていたの。
 来月…ううん、再来週あたりからでも
 もう一度、きちんと、学校に通おうと思ってます。
 顔上げて、自分で 卒業まで辿り着こうって。

 ……グラウンドのことがあるから、
 学校側と、相談は必要になるけれど。
 あの夜を越えられたから…… 頑張れれば、って。


[キャンプファイヤーの夜のこと。
 奏人くんが居てくれたから、
 夜のグラウンドも恐ろしくはなかった。
 そっと、傍らの人の腕に触れて。]

(150) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 ……奏人くんは、どうするの?
 

[わたしの話が一区切りした後で、
 今度は、彼の道を問いかける。*] 

(151) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

ノッカは、鮫島先輩まとめありがとうございます!*

azure_blue 2023/05/02(Tue) 15時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

─― 当日:某ビル玄関口 ──

[鮫島先輩が何かに気付いたように手を上げたので、
 わたしも玄関口の方を振り返る。>>145
 黒いシャツの男性は桐野先輩だとすぐに分かった。
 制服の時とあまり印象は変わらなかったけれど、
 VR世界よりも少し上背があるように見える。
 そして、近くまで来てその背から下ろされた少女は。]

 っ……沙羅……。

[沙羅を見ると、また涙声になってしまう。
 彼女の状況は結局推察するしか出来なかった。
 でも、立って挨拶する彼女に、>>156
 一見して変わった様子は見つけられなかったので]

 ……また会えて、よかった。

[鮫島先輩との話が終わったあたりで、
 沙羅の方に近付いて、叶うならその手を取ろうとする。*]

(159) azure_blue 2023/05/02(Tue) 20時半頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

azure_blue 2023/05/02(Tue) 20時半頃


ノッカは、ニジノには廊下で会ったけど、二人きりだったものね

azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 久しぶり…… じゃ、ない、かも。ふふ。
 ゲーム内時間でも1更新ぶり、くらいです。

[声をかけて貰えたので。>>162
 久しぶり。はじめまして。
 どちらもしっくりこない集まりに、くすりと笑う。]

 柊くん先輩と、ニジノは……
 その、体力的なところで。
 キルロイさんも、お誘いはしたんですが…

[先の2人は襲撃の反動でとは言いづらく、
 濁した形で桐野先輩にも伝えておく。
 ニジノのことも託されていたので、
 モニタで会話した時の様子も小声で。

 鮫島先輩と沙羅が話をしている間のこと。]

(165) azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 わたしは、どこも。なにも。大丈夫。
 

[こちらを気に掛ける優しい問いに首を振って。
 沙羅の手を両手で包み、きゅっと握った。>>164
 そうして、彼女が事情を話し終えるまで
 静かな眼差しで見詰めながら、耳を傾けた]

 ………そうだったの……
 沙羅の事情、沙羅の気持ち、
 わたし、なにも知らないままで……
 ……先の約束なんて、口にして。

 わたしこそ、ごめんなさい……。

(166) azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 うん。もちろん。
 ニジノも、すごく沙羅のこと気にかけてた。
 沙羅にまた会えたら、とっても喜ぶと思うわ。

 でも、まず、自分のことを第一に。
 また会えそうだったら、連絡くれればうれしい、な。
 ……治っているように、って 祈りながら、待ってる。


[沙羅にも連絡先>>113を伝え、
 桐野先輩のIDももちろん登録した。>>162 *]

(167) azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[ID?と、首を傾げられて。
 わたしも同じ向きに首を傾ける。]


 プロフィールに、IDって、ない?
 「IDによる友達追加を許可」……
 でもこうして直接だったら、
 QRコード読み取りの方が早かったかしら。


[スマホに詳しい人ヘルプ!と周囲を見回している*]

(169) azure_blue 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 公園 ――

 ありがとう。
 もし、くじけそうになったら
 助けて …って、ちゃんと言うね。

 でも、
 居てくれるだけ…少し話せるだけで、
 大抵の悩みは消えてしまいそう。
 
[優しい気遣いには頷きを返す。>>154
 なるべく無用な心配はかけたくないけれど
 いざとなったらきちんと甘えることを約束し。 
 そうして、彼の言葉に耳を傾ける。]

(170) azure_blue 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 予備校……そう。
 じゃあ、一年ちかく、勉強も忙しくなりますね。
 ふふ、桐野先輩頭よさそう。確かに。
 
[VR内でも理路整然と
 説明してくれたことを思い出しながら]

 進路――…… 

[ふと。]


 ……奏人くんって、
 文系理系、どっちだったの?


[見上げて問いかける *]

(171) azure_blue 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[賞金。
 そういえば勝利陣営にしか出ないのだと
 説明があったような気がするけれど、
 ビルから出るときは気もそぞろだったため、
 促されるままに振込先を登録している。

 特に使う当てもないけれども、
 桜森高校同窓会やイベントごとの飲食代などに
 必要あれば充ててもらえればうれしい、という心算でいる。]

(187) azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ……うん。わたしも。
 
[病院に戻るという沙羅を
 案ずるように見詰め、頷く。>>175
 桐野先輩が送ってくれるというなら、
 彼に託せば大丈夫だと思えた>>180]

 うまい棒パーティの話、聞いてます。
 楽しみにしていますね!

 そうだ。ニジノの連絡先は……
 今のところ、わたしに言ってくれれば
 ニジノの方に確認を取りますので…!

[胸元で手を振って二人を見送る。
 彼らの姿が見えなくなってから、
 鮫島先輩と大和くんに向き直った]

(188) azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 会える人には、会えたかな……

 無事な顔が見られて、ほっとしました。
 大体の人には、連絡が出来そうですし、
 わたしも、今日は 帰ります。

[しなければならないこともあったので。]

 鮫島先輩。大和くん。
 また、会いましょうね……! 

[ぺこん、と頭を下げ、場を辞去した。**]

(189) azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃

ノッカは、鮫島先輩、お疲れ様です!*

azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 コイントス? 本当に?
 

[予想外の選択方法。
 冗談や軽口でそういう話を聞かないでもないけれど
 本当に実践する人がいたなんて。
 思わず目を丸くしてしまう。]

 でも、それができるってことは
 どっちにも進める、ということよね。
 それはそれで、すごい……。

 
 そっか、奏人くん、理系なのね。

(198) azure_blue 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[飲み物を一口飲んで。奏人くんからの問いかけには]


 …わたしは文系コースだったの。
 物理化学は、悪くないのだけど、
 数学が苦手だと、受験では不利だったから。


[姉さんの妹として恥ずかしくないようにと
 頑張っていたので、高すぎず平均は割らず、
 校内で浮かない程度の学力に保っている。

 姉の死後は、頑張りどころが勉強しかなかった、と
 いうのもあるのだけど。
 y軸の周りの回転体がどうのと言われても
 わたしの頭のほうがぐるぐる回ってしまうと溜息を吐いた]

(199) azure_blue 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……その、一緒に通えたらいいなって、思ったの。
 同じ教室で、一緒の机で勉強したり、
 キャンパスの中を歩いたり、ご飯食べたり、
 待ち合わせしたり、就職のこと考えたり……
 か、彼、と、できるのって、そういうの、いいなって思っていて。

 学年も学部も違ってしまうから、
 大学次第にはなっちゃうけど……
 ……あの、追いかけていって、いい?
 

[欲張りすぎているかもしれない。
 だんだんと顔が熱くなって行く。
 それでも一息に告げて、じい、と見上げた。**]

(200) azure_blue 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[一緒の大学に通えたら。
 並べた想像が、奏人くんのそれと重なって。 
 思わずくすくすと笑み交わした。
 些細な会話がたまらなく嬉しい。
 実感を伴った「彼女」の呼称にも。]

 うん。 ありがとう。嬉しい。
 …まずは、奏人くんの受験勉強、応援するね。
 それから わたしも対策練って……

 こうやって、目標ができるって、嬉しい。


[望みを容れてくれる彼に、もう一度擽ったそうに
 笑みを向けて、促されれば立ち上がる。
 差し出された手は柔らかく取る。迷うことなく。]
 

(208) azure_blue 2023/05/03(Wed) 15時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[駅まででいいよと言ったのはわたしなのに、
 先刻と同じ改札の近くに辿り着いても、
 離れ難くて、なかなか指を離せずにいた。]


 ……もう、電車が来ちゃうのね。


[次の電車まであと3分。
 その次の電車は15分後。
 電光掲示板を見、時計を見て、それから繋いだ手を見る。
 一大決心のような気持ちで、そっと指先を離し、]

 ……今日は、ありがとう。
 帰ったら、連絡入れます。
 また、一緒に、何処か行きましょう。

[背伸びをして、彼の首に両腕をふわりと回した。
 ごくごく軽い、別れの抱擁。そうして、ぱっと踵を返し。
 改札の向こうで、ばいばいって、胸元で両手を振る。**]

(209) azure_blue 2023/05/03(Wed) 15時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 女子部LINE ――

[ニジノとの個別LINEの後、
 グループ招待に沙羅からの反応があったので。
 LINEグループに以下投稿 >>-1143]
 
 沙羅、参加ありがとう。
 ニジノも、改めてよろしくね。
 
 女子会の相談をしたくて連絡しました。
 ニジノがネットで調べてくれて、
 なんと、桜森高校を見つけたんですって。
 その近くのカフェ『BLOSSOM』が
 今のところの第一案です。
 わたしは↑でOKだし、日取りも2人に合わせるよ。
 
[どうかな?と様子を窺う猫スタンプ1つ**] 

(219) azure_blue 2023/05/03(Wed) 20時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 自宅 ――

[胸がいっぱいで夕食は抜きますと
 (胸が〜の部分は省いて)伝えてあったので、
 多少母親に心配顔はされたものの。
 すぐに解放され、階段を真っ直ぐ上がった。

 部屋に戻るなり、 
 ばふんとベッドに身を投げ出して、
 そのまま暫く動けずにいた。]


 …… いろいろ、あった〜……


[まだ身体がふわふわとして、
 気を抜くとすぐに表情が緩んでしまいそう。
 ごろん、と二度寝返りを打ってから
 バッグの中のスマホを取り出す]

(222) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ふふふっ。


[メッセージに添えられたことばと。
 アルバムの中の写真を一枚一枚、
 もう一度丹念に、大事に見直して。
 わたしはLINEに返信する。]

(223) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[わたしの表情筋はどうかしている。
 錆び付きすぎの次は緩みすぎだなんて、
 あまりにも極端じゃないだろうか。

 キリッ、と真面目な顔を作ってみたけれど、
 ……LINEの通知ひとつで、
 そんな自省も自制も吹き飛んでしまうのだから。]


 ……早く会いたい、なぁ


[やっぱりふわふわとした気持ちの中で、
 そのまま目を閉じた。今日は早めに就寝予定 *]

(224) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

# 桜森高校女子会

ニジノのスタンプかわいい!
えっもしかして自作?

作戦……
予約とか割引クーポンの調達はまかせて…!
お勧めメニューもリサーチしておくね。

制服で集まるのも、了解だよ。
当日楽しみにしています。

[鷹のスタンプと、白兎のスタンプ。
 両方の反応を確かめてから、そんなLINEを送信。
 その日のうちには、
 「予約取れたよー!」という報告が2人の方に届くはず。]

(225) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[待ち合わせ当日。
 現実にある桜森高校の近くにあるという
 カフェ『BLOSSOM』で待ち合わせをした。
 3人揃ってお店に入れば、
 豊富なスイーツメニューの中から1品と、
 1杯の飲み物を頼んで、談笑しながら待つ。]

 各々飲み物は、行き渡りましたか?

 ……じゃ、ええと。
 まずはVR桜森高校女子勢、
 ゲームお疲れ様、と、再会を祝して……乾杯ー!

[わたしの手にあるのは、
 やっぱりタピオカミルクティー。
 メニューを見るとあれもこれも美味しそう。
 迷ってしまったけれど、初志貫徹。 
 手の中の飲み物を軽く掲げる。*]

(238) azure_blue 2023/05/03(Wed) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[お疲れ様の掛け声とともに、
 プラスチックカップとグラスとが音を立てた。
 全員タピオカミルクティーが始めてって、
 現代ではちょっと、だいぶ
 珍しいことなのじゃないかしら?と思いつつ、
 わたしも吸い出すのに苦労したりしつつ]

 本当に良かった……
 沙羅のことも、ニジノのことも。
 
 ……みんなのおかげ、だね。

[参加者全員のことを思い浮かべて]

(247) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ところで、ニジノと沙羅の制服姿とっても可愛い…!
 VRでもわたしたちは制服だったけれど、
 ニジノは違ったから、新鮮、ね。


[わたしの制服は、然程VRのアバターと変わりがない。
 オレンジのパーカーを除けば、
 グレーのブレザーにチェックのスカート。
 制服で集まろうという提案をしてくれたニジノと沙羅は
 とてもGJだと思っている *]

(248) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[VR内での命の危険や、リアルの身の危険から逃れ
 3人で過ごせる穏やかな時間を享受している。
 印象は変わらないと言われて>>249少し照れたり、
 沙羅の言葉に、沙羅もかわいいわって返したり。>>250
                  そして、]

 …――そう。それ……っ!!

[「本当に削っていたのね」に、とてもとても頷く。>>251]

 運動とかプロテインで
 少し、補強されたりするのかしら…? 
 …そういう問題じゃない……?

[真剣な眼差し。
 コンプレックスを抱くようなことは何もないけれど
 女子としては色々と気になってしまう部位なので。*]

(254) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[クルーエル社の人知を超えた力については、
 わたし自身の身に実感がないために、
 二人の会話に口を挟まずに聞いていた。

 神様の所業。その通りだと思う。
 ただ、深入りしようとすれば危険だと
 本能が警鐘を鳴らすから、
 『触らぬ神に祟りなし』――かもしれない。
 静かに、3種のベリーのパンケーキにナイフを入れる。
 甘くて美味しい。

 触る?>>261と問われたのには、
 少し頬を染めて首を横に振ったけれど、
 欲しい?との問いには、微かに頷いてしまった。]

(267) azure_blue 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 タトゥー?

[スカートを捲る仕草には少し、
 同性ながらドキッとしたけれども。
 ニジノの示す箇所に鷹の羽と桜をみとめれば]

 わ、格好いい……!
 ……ニジノのジャンプの度に、
 桜の中を鷹が跳び舞い上がるのね。素敵。

 ……――見に行くわ、絶対。 

[ニジノの綺麗な笑みに、微笑みを返す。
 食事と談笑が一段落したら、
 高校の方に連れ立って向かうのだろう**]

(268) azure_blue 2023/05/04(Thu) 02時半頃

ノッカは、桐野先輩にまたハッシュタグ付いちゃう **

azure_blue 2023/05/04(Thu) 02時半頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 桜森高校への道 ――

[店員さんの「ありがとうございました」の声に、
 ご馳走様でした、と返して店を出る。]

 はぁ……美味しかったね。ニジノが言っていた通り、
 スイーツの種類が沢山あって迷っちゃった。

 タピオカって、結構お腹いっぱいになるのね…
 
[バッグの内側に付けて連れて出た猫は
 ニジノに目敏く見つけられてしまったので、
 実は……と、奏人くんとのことを白状したり。 
 お土産のパウンドケーキと、ケーク・サレを手に、
 沙羅は実際のところどうなの?なんて話を振ったり。
 ニジノの動画を観た話、海外拠点に移る話。
 復学の不安なども、少し吐露してしまったかも。

 瑞々しい緑葉のもと、
 趣の違う3つの制服が風にひらめく。]

(278) azure_blue 2023/05/04(Thu) 16時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……本当に、あの学校なんだ…
 
 こう… 入口のこの辺りから見えない線が引かれていて、
 ここから先はVRの異世界だったりとか…。
 変な想像、してしまいそう。

[不思議、というニジノの声に頷く。
 眼前にある校舎が、現実なのか非現実なのか。
 暫し、不思議な感覚に襲われる。
 ニジノの気遣いもあり、柵を飛び越えずに裏に周った。
 学校の敷地に足を踏み入れる前に、
 恐る恐る爪先でちょん、と地面を確かめたりもしてしまったが]

 ……とりあえず、大丈夫そう。
 写真、どこで撮る……?
 やっぱりあの時と同じ場所かな?  *

(279) azure_blue 2023/05/04(Thu) 16時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 玄関口 ――


 ……少し入って、撮影するだけなので…


[と、許可を取るべき相手もいないのに、
 言い訳のような言葉を置いて、校舎の方へ向かう]

 ……? ニジノ、どうしたの?
 具合悪い……?

[>>281不思議なところで途切れた言葉に、
 ニジノの様子を窺い見る。
 VR世界での思い出は良いことばかりではなく、
 特に彼女は、恐怖の中リアルに戻ったのだから、
 この廃校に思うところもあるのかもしれない。]

(284) azure_blue 2023/05/04(Thu) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ……それなら良いんだけど…
 無理はしないでね。
 写真撮影したら、早めに戻ろう?

[沙羅とニジノとともに、玄関へ。
 現実とバーチャルの境目を越えて、
 三人で同じ場所に立つというのも不思議だ。
 準備ができたら、わたしもスマホのカメラを起動する。

 あの日あの時と同じ場所、同じ構図。
 同じメンバー……ではないけれど、
 ともかく三人で撮影を繰り返して。
 納得行く出来栄えの写真が撮れたなら、微笑んだ。]

 うん、いい写真。
 あ、加工は……現実の写真だから、
 このままがいいかな……?
 VR世界の写真と一緒に、左右並べて飾ろうっと。

(285) azure_blue 2023/05/04(Thu) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[二人とはどこで別れただろう。
 ニジノが廃校に残る>>282ことを聞けば、
 案じるような視線を向けたと思う。 
 廃校は廃校に変わりはなく、
 むしろ現実だからこそ心配なこともある。

 それでも、何かしたいことがある様子なら、
 気を付けてね、って、重ねて伝えた。]


 ――ふたりとも、今日はありがとう。
 話せて嬉しかった。

 ニジノ、出立が決まったらまた教えてね。
 お見送りに行きたいから。
 沙羅も、また連絡するわ。
 ……桐野先輩と仲良くね。ふふ。

(287) azure_blue 2023/05/04(Thu) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[別れ際。
 玄関口から桜森高校を仰ぎ見る。
 玄関口。下駄箱。階段を上がった先に
 恐らく今も佇んでいる大きな鏡。
 2年の教室、図書館――― 
 
 中に入って見回る勇気は持てなかったが、
 あのVR空間で過ごした時間は、確かに在って。
 わたしを変えてくれた存在に変わりはない。]


 ( ……ありがとう )


[クルーエル社のことは何一つ分からず、
 ゲームに対しては、複雑な思いもある。
 けれど、今まず胸に湧き上がるのは感謝であったので。
 言葉にしない言葉を胸に、立ち去った。

 桜の幻影は、もう見えない **]

(288) azure_blue 2023/05/04(Thu) 19時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[バス停の前のコンビニ。
 既に着いていた奏人くんに手を振った]

 急に呼び出したのに、来てくれてありがとう。
 そうなの、制服で会おうって。VRの時みたいよね。
 ニジノも沙羅も、実際の制服とっても可愛くて……

 ……あ、ありがとう。

[荷物を持ってくれるというのには甘えることに。
 といっても、お土産の紙袋くらいだったけれど*]

(301) azure_blue 2023/05/04(Thu) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ふふふっ。流石に体操服じゃ来ないよね。
 写真見せるね。可愛いんだから。

[促されて歩き出す。
 歩き出しながら、 あれ? と思った。
 お土産を渡す、つもりが、わたしはどこへ]

 ……あら?そうだったの。
 うまい棒パーティ、幹事はだれ? 
 桐野先輩?

[普通に雑談をしながら、初めて入るマンションに。
 そうして、普通にエレベーターに乗って。
 ……あれ?]

(305) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 ………あ、はい、 
      お邪魔、します……


[あれ?]

 って、待って、お邪魔して大丈夫なの!?
 ……ご家族は……?

[流石にそこで我に返って、すこし、慌てた。*]

(306) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……そ、う。
 シンガポール。凄いのね。
 
 お母さんとか、もし、いらっしゃるなら
 ちゃんとした格好じゃないとって思ったのだけど、
 ……それはそれで少し、緊張する。

[家族構成については聞いていた。
 でも、こうして実際に伺って、それを聞くと。
 彼の生活が、実像を伴ったものになる。
 静かな室内。少し、間を置いて。] 

(310) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……それじゃ、お邪魔します…。

[ぺこ、と、玄関先でお辞儀をひとつ。
 靴を脱いで、揃えて。
 それから促しに応じて後を付いて行く。]

 ありがとう。じゃ、紅茶で……
 あ、お土産ね、パウンドケーキとケークサレなの。
 甘いのとしょっぱいのと。
 切って冷凍すると日持ちもするので、よかったら。

[先程持ってもらった紙袋のこと。*]

(311) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 そうなの?
 ……なら、いつか、
 ちゃんとご挨拶できると嬉しい。

[初めて訪問するお家は緊張するもの。
 それが恋人の自宅ともなれば猶更のこと。
 あまり不躾にならないように、静かに周囲を見回した]

 軽食代わりになる、パウンドケーキのしょっぱい版かな。
 自分で作る時は、オリーブとアンチョビを入れたり…

[そうこうしているうちに、
 ソファ前のテーブルに準備が進む。]

(319) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……ありがとう。
 いただきます。

[まず紅茶を一口。
 人心地ついて、ほっとした表情になる。
 お土産は彼の口に合っただろうか、
 じ、っと時折見たりして]

 ……なんだか、不思議。
 奏人くんはここで過ごしているのね。
 ご飯を食べたり、勉強したり。

 ――… そうだ、写真。 はい。

[見せてほしいと言われた3人娘ショットを、
 スマホのアルバムに表示させて、手渡した*]

(320) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 おいしい? 良かった。
 アンチョビオリーブは、お酒に合うらしいけど、
 わたしたちは未だ、その取り合わせは味わえないわね。


 ……ん、そういう、意味じゃ……


[差し出されたフォークに、双眸を瞬かせる。
 でも、差し出された分は素直に口で受けて。
 ……おいしい。]

(332) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 そうなの、向こうでは体操服だったけど、
 清楚な雰囲気の制服が似合っててね。
 沙羅も元々お嬢様っぽくてかわいいけど、
 実物は本当、そのまま。  

   ……?

[友人たちの様子を嬉し気に彼へ語る。
 他に取れた写真も、何枚か見せたろうか。
 沈黙の意味はもちろんわたしには分からない。
 楽しかった?と顔を向けられたのには、
 表情を綻ばせて、頷いて、  でも、]

(333) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 
 うん、たの ――っ、 


[問いへの返答は、
 言い切る前に塞がれてしまう。
 条件反射的に、瞳を閉じた。*]

(334) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……  ん、   っ……


[柔らかに、けれど熱く触れ合う唇。
 途中、空気を求めて薄く開いた唇は、
 その目的を達することが出来ただろうか、
 濡れた音。重ねる音。
 頭の芯が痺れてゆく。

 彼の胸元に、縋るように手を置いた。
 ただただ二人きりの部屋の静寂に、
 駅の改札口の喧噪はいつまでも戻らない。]

(340) azure_blue 2023/05/05(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[離れて行く熱が寂しい。
 もうひとつをねだるように双眸を薄く開けば、
 交差する彼の優しい瞳の奥に、確かな欲を見る]


 ………かな、 と、く …… 


[柔らかな髪が肩口に降りかかって、
 頬を寄せれば、わたしの髪も背に流れた。
 背に廻る手、その意味を、
 たぶん、わたしは本能的に知っていて]

(341) azure_blue 2023/05/05(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 

 ……―――


[彼の耳元に「いいよ」と、
           ひとこと、囁き落とす*]

(342) azure_blue 2023/05/05(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 桜森高校女子会 ――


 え、わたしも、待受けにするよ?
 

[無理にしなくても、なんて言うニジノの言葉に。
 笑って、その場で待受け設定をした。>>346
 好きな人の写真はこっそり眺めたい派です。
 待受設定にして、何かの弾みで他の人に見られたら
 なんとなく悔しくなるような気も、するし。

 なにより、友達と一緒の写真というのは
 スマホの画面を開くたびに
 強く在れるよう背を押してくれる気がした]

(354) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 わ、ニジノ身体柔らか―― って、
 ニジノ!スカート、スカートなのに……!


[ソロ撮影の時には、ポーズの引き出しに関心したり、
 ビールマンポジションに慌てたり。
 足を高く上げたポーズでシャッターを押してしまっていたから、画像を確認して、危ない写真にはなっていなかったことにほっと胸撫でおろし、わたしの撮った写真も、ふたりに共有*]

(355) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 うん、もちろん。
 沙羅の学校のお話も、聞きたい。

 またどこかに一緒に行きたいし、
 楽しいお話も ……あ、時々相談事も。
 させてもらっちゃうかも、しれない。

[別れ際の、沙羅との会話。
 仲良く、と言われたのには、
 頬染めて、うん、って頷いた。

 沙羅は、「先輩」だと、思っているので。
 相談事もきっとさせてもらっちゃうんだろうな。]

(356) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[沙羅がニジノを案じて居残ることは聞いただろうか。
 聞いていたなら、やっぱり沙羅は優しい、と
 瞳細めて微笑んだと思う。
 
 ニジノのことは心配で、迷いはあった。
 ただ、自身もまだ少しグラウンドに面した場所は
 心がざわついてしまうから。 
 後ろ髪引かれながらも、その場所を離れることにしたのだった。>>297
 

 電車に乗ってから、「今日はありがと!」と、
 猫が片足を上げているスタンプを二人に送る **]

(357) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[どれほどの時間の後か。
 視線が交錯し、恥ずかしそうに微笑んだ。
 労わるように髪を撫でる指が心地良い。]

 ……うん。
 ……大丈夫。すこし時間を、置けば。

[グラスを両手で受け取って、唇を付ける。
 熱に曝された草木が水を吸い込むように、
 喉に染みわたるようだった。]

(408) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ありがとう。あったかい。
 ……こうやって一緒に暖まれるの、
 なんだか、夢みたいで、…まだドキドキしてます。

[ブランケットの中、傍らのひとに寄りかかる。
 頬が触れ合えば、くすくすと笑った。
 「かわいかった」なんて、言われてしまうと、
 忽ち頬に羞恥がのぼる。]


 ………やだ……恥ずかしい。
 奏人くん、も、 その…… ぅ、すご、くて…
 ………優しくしてくれて、ありがとう。
 

[何かを口にしたら最中の色々を思い出してしまい、
 ブランケットを、湯気が出そうな顔まで引き上げたり。
 唇や胸への冷えた口付けに、小さく吐息漏らしたり。
 身体を重ねた後の、穏やかな戯れの時間。]

(409) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ほんと。もう、こんな時間なのね………

[帰宅を促す声に、ようやく、
 カーテンの隙間から差す陽が
 夜に近い時刻を示していることを知る]


 帰りたくないな、 

   …って、言ったらどうする?


[こて、と、彼の肩に頭を乗せて、
 暫し反応を窺ったりもしたけれど。]

(410) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ……なんて。
 うん、また、来ます。

 ケークサレはうちで焼いて、あとは……
 他になにか、食べたいもの考えておいてね。
 シチューとか、お野菜たっぷりのスープとか、合うと思うの。


[身支度をして、送ってくれるという
 言葉に甘えて一緒に彼の家を出る。
 彼の好きな食べ物、苦手な食べ物、リサーチしながら。

 
 ……母親は兎も角、事情を知らない父からは
 帰らないなどといったら鬼のように電話が来そうだ。
 それとなく話を通して、理解を得るまでは難しい。
 とはいえ奏人くんなら、母も父も納得はしてくれると思う。]

(411) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 奏人くん。今日も、ありがとう。
 またね。おやすみなさい。


[改札の前か、それとも別の場所か。
 やっぱり、離れ難くて。
 眉が下がってしまいそうになる。

 別れの挨拶は、ここのところ恒例になった通り。
 背伸びして、彼の首に、腕を回して。
 ちりん――と、バッグの中の猫が音を立てた。**] 

(412) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 11月XX日/新横浜スケート会場 ――

[真っ白なリンクの中で、
 ニジノは、軽やかに、艶やかに舞っていた。

 一縷の綻びも崩れもなくパーフェクトで決めたジャンプ。
 「この脚はみんなからの贈り物」そうニジノは言った。
 真実、彼女は跳んだのだろう。
 左脚に刻まれた、鷹の羽と桜>>262を力にして。

 ニジノの一挙手一投足すべてに
 想いが込められている。
 だから、あんなにも美しい。
 だから、こんなにも胸を打つ。 ]

(417) azure_blue 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[滑らかに伸びやかに羽根を広げるその様は、
 初めて会った時に抱いた、憧れた、
 ニジノの印象そのままに。
 知らず、涙が溢れた。 


 演目が始まる前から祈るように組んでいた指先は、
 スケーティングが進むにつれ無意識に解け。
 ニジノの演技が終わった瞬間、
 それは惜しみない拍手に変わる。**]

(418) azure_blue 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 先のおはなし ――

 じゃあ、シチューにしましょうか。
 この間ネットで見たレシピが美味しそうで、
 いつものシチューをすこし改良してみようと思うの。
 
 …お歳暮のソースも助かるわ。
 それ使ってまた何か作っても、いいし。

[冬のある日。いつものように、今夜のメニューを話し合う。
 指を絡めて隣を歩けば、冬の寒さも苦にならない。]
 

(433) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 

  ……それって。


[奏人くんの並べたメニューに、
 ぱちりと目を瞬かせて、少し頬を染めた。
 宿泊のお誘い、もちろんわたしにNOの言葉はない。
 その頃にはすっかりうちの両親にも公認になっていたし
 ――父親は渋面をしていたが――
 もう、電話1本入れれば何も言われないはず。]

(434) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[受験に失敗したと聞いたときには、
 だいぶ驚いたけれど、彼らしいなと笑ってしまった。
 あの頃もずっと先輩と呼んでいたし、年上の彼が
 同じ学年になるというのは不思議な感覚だけれど。
 4年間、同じ環境で同じ時間を過ごせると思えば、
 全く悪いことではなかったから。]


 うん。
 わたし、講堂が気になって。
 それと、学食のメニューも……見にいかない?


[遠回りで大学見学。
 ぶらぶらとしたデートももう心地良く慣れたもの。]

(435) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[途中、足を止めた彼を不思議そうに見る。]


 ……あ……


[グラウンド。気を遣われたのがわかった。
 彼を見上げて、先の道を見て。
 躊躇したのは一瞬。強く、大丈夫と頷いた。]


 このまままっすぐ、進みましょう。
 怖くないわ。
 奏人くんが手、繋いでくれてるのだもの。


[廃校からグラウンドを見下ろした、あの時のように。
 彼と一緒なら、この先も、未来を真っ直ぐに見据えて、
 歩き出すことができるはず。** ]

(436) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

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