人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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【人】 服飾商 PJ

― カジノ ―

[ミツボシとの会話の途中、バルコニーの方で何やら騒ぎがある様子。]

 ……

[PJはそちらに視線を向けた。
 頭に円盤をつけた小型の異星人が通りかかり、奥には地球人型に近い人物たち。遠目に、少女が崩れ落ちてみえ、それに近づいていったのは、アルクビエレのようだった。]

(131) 2022/05/05(Thu) 00時半頃

【人】 服飾商 PJ

[眼鏡の位置を正すように、つるに片手をやる。どうやら手は足りていそうだ。だから、ただ自分のための都合で、そこにいた面々の顔は覚えておく事にした。]

 どうしたのかしらね。

[と、ミツボシに世間話のように声をかける。]

(132) 2022/05/05(Thu) 00時半頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/05(Thu) 02時半頃


【人】 服飾商 PJ

─ カジノ ─

[治療用アンドロイドが少女を連れていく。
 向かう先は医務室だろうか?
 遠巻きにそれを見ながら、ミツボシに頷きを返した。
 戦争を知らないPJでは、彼女の雰囲気の変化の意味合いを理解しきれはしなかったが、それでも人の顔色を伺うのが常の星で生まれたせいか、いくらかはわかった。]


 “さっきの今”だから
 気の毒だけれど、悪い予想もしちゃうわね。

[決め付けるわけではないが、もしも例の危険生物の仕業だったら?そう咄嗟に考えたのは、ミツボシだけではないようだった。] 

(164) 2022/05/05(Thu) 14時半頃

【人】 服飾商 PJ

 ……純粋に攻撃的な生き物で、
 武力以外の有効打が見つかっていない場合も
 当然あるでしょうけれど。

 危険なのは、そういう生き物ばかりでもないものね。
 『PaLooook』の会長さんが
 薬で駆除しようと考えているみたいに。
 あたしも『みつけにくい』危険生物が今は少し心配よ。
 珍しい事態のはずだけれど……
 珍しい事態が起こったからこその、
 臨時ニュースに思えて。

[先程ご紹介に預かった内容によれば、彼女は軍人だ。しかも部隊長という立場ある人らしい。]

 あたしは昔出入星管理局にいたことがあって。
 とっても嫌な生き物をいくつか知っているの。
 だからこんな時、全然安心できないのよね。
 許されるなら、今すぐ搭乗者全員の
 血から尿から粘膜から何でも調べたいくらいよ。

(165) 2022/05/05(Thu) 14時半頃

【人】 服飾商 PJ

 あなたも、立場のある軍人さんだからかしら。
 用心深いのね。

 さっきの所作が綺麗に見えた理由も分かったわ。
 あなた、すごく姿勢がいいのよ。
 野味だとか、或いはスポーツ選手とか……
 博物館で見る昔の銃の綺麗さも、近いかもしれないわ。

[それから、一息ついて]

 あたし、武力による戦争というものをよく知らないの。
 あなたの仰る戦争は、人を殺すことのある戦争かしら?

(166) 2022/05/05(Thu) 14時半頃

【人】 服飾商 PJ

[近づいてきたアルクビエレに頷きを返す。]

 まぁ大変。
 お手伝いも出来ずに、ごめんなさい。
 まずはロボットに診せるのが一番ね。
 
 機械的に分かる範囲の事例なら
 医療ロボットはとても優秀だわ。

[同時に、ロボットでは判別不能な危険生物絡みのレアケースも気にしてはいたが。]

(169) 2022/05/05(Thu) 15時半頃

【人】 服飾商 PJ

 そうね、薬の散布も、毒虫の一部や
 体の中に入る前の寄生生物やその卵には覿面だと思うわ。

 全員の検査をすぐにしたいと申し入れたとしても
 あたし一人の目で出来る事は限られているのよねぇ……。
 残念だけれど。

 何日もかけて調べ続けなきゃいけない生物もいれば、
 1日程度あれば、結果が出せる生き物もいるもの。

[ゆるく握った拳を顎に当て、当時の考えや体感を思い出そうとするように僅かに俯いた。>>167

(172) 2022/05/05(Thu) 16時半頃

【人】 服飾商 PJ

[それから、アルクビエレの高い位置の顔を見て、次にミツボシの方へまた視線を戻す。>>167

 アシモフ記念宇宙港からいらしたのだし、
 もし興味があれば、試しにミツボシさんのこと、
 個人的に検査する事もできると思うのよ。
 『いくつかの危険生物は関わっていない』みたいな
 大丈夫な面を探す、消去法的な見方になるけれど。

 さっきアルクビエレにも言ったのだけれど
 まずは自分よりも他の人の助けになって欲しいって、
 断られてしまったの。
 
[PJは、親しい友人との楽しかった出来事を話すような調子でそう話した。]

(173) 2022/05/05(Thu) 16時半頃

【人】 服飾商 PJ

 あたしの観察眼のお陰じゃなく
 あなたに目を引く美しさがあったのよ。素敵ね。

[それから、軍人が語る戦争の話に、時折相槌をうちながら聞き入った。触りだけをなぞるような、噛み砕いた言い方をしてくれたように感じた。彼女なりの気遣いだろうと、PJは判断する。>>168

 そうなのね……途方もない話だわ。

[物事の大きさに、ため息をついた。
 沈鬱なため息すらつくことが出来なかった。途方もなく大きな異文化に対する驚きや、捉えきれなさによるものだった。]

 生命の長さが循環しない事を前提に、
 命のやり取りをする緊張感は
 きっとあたしには想像もつかないわね……。

[PJには大いなる無駄や浪費のようにも感じられたが、その見方は惑星『時』からの傲慢ともいえよう。なにせ惑星『時』がその技術をシェアをしようという姿勢もない中だ。無駄や浪費などという見方のほうが間違っている事も理解できる。ただ、あまりにも死が理不尽であるのに、それを受け入れている人が居る事が、凄まじかった。]

 聞いておきながら、何を言えば失礼にあたらないのか
 想像がつかないの。教えてくれて、有難う。
 もし嫌な気持にさせたらごめんなさいね。

(174) 2022/05/05(Thu) 16時半頃

【人】 服飾商 PJ

─ カジノ ─

[アルクビエレとミツボシ、二人の意見はどうやら似たようなもので、『自分の事はいいから先程の少女の検査をしてはどうか』とのことだった。]

 そう。お二人とも頼もしい限りね。
 じゃあ……
 さっきの子にお話を聞き行った方が宜しそうね。
 ロバート、もう少しデートに付き合って欲しいわ。
 よろしい?
 
[しきりに周囲を警戒し、においを嗅いでいるロバートの頭を、手癖のようにふわふわと撫でた。幸せな手触りと温かさを感じる。>>186

(187) 2022/05/05(Thu) 21時頃

【人】 服飾商 PJ

 
 感性に正しさがあるかどうかは
 あたしにとっては、疑問だわ。

[惑星『時』も、寿命を資源のように利用したいがゆえに……反対にその資源を金にかえたいがために、むざむざと人を殺した人が糾弾されがちな社会になっただけだ。
 ここでミツボシが『正しい感性』だと相手に言うことにも、何か理由があるのだろうと、PJはまた途方もない気持ちになった。>>185

 理解したくないわけではないの。
 可能なら、もっとあなたの言葉から、
 色んなことを理解できたら良かったわ。

 ミツボシさん、あたしたちの育った星は遠いわね。
 またお話に付き合って頂戴。

(188) 2022/05/05(Thu) 21時頃

【人】 服飾商 PJ

─ カジノ→廊下へ ─

 ねえロバート。
 間違った感性はあると思う?

[ロバートの意向を確かめ、彼がついてきてくれるようなら連れ立って、医務室へと向かうことにしよう。]

(189) 2022/05/05(Thu) 21時半頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/05(Thu) 21時半頃


服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/05(Thu) 21時半頃


【人】 服飾商 PJ

─ 廊下→医務室前の待合スペース ─

[ロバートはPJの誘いに快諾した。
 二名は医務室へと向かう。
 医務室の付近ですれ違う医療ロボット達に確認すれば、なにやら検査にはそれなりに時間がかかりそうだ、とのことだ。廊下のすぐ隣の、待合スペースの椅子に座った。]

 正しいか間違いかって
 言葉をあてる経緯について考えていたの。
 そのままだと、相容れない感性。
 そうよね。うん、丁度いい気がするわ。

[ロバートが唸って考えた末の言葉にをきいて、傍にいてくれる犬と自分が、それこそ『相容れない感性』でなかったという結果に、ほっとしたのかもしれない。PJは安心したように笑みをつくり、明るい調子で頷いた。ロバートのしっぽが下がっているから余計に、少し大げさでもそうすることを選ぼうとしたのだろう。]

 感性に間違いと正解を持つという事は、
 どういう事かしらと思ったのよ。
 彼女の事、彼女が言った通りに、
 あたしは全然理解出来ていないように思えて。

 命を短くするやり取りが続くと
 生きたいと心から思う時に……忙しいのかしら。

(193) 2022/05/05(Thu) 22時半頃

【人】 服飾商 PJ

― 医務室前の待合スペース→医務室へ ―

[待合スペースから、医務室内の声の内容についてはPJは聞き取ることができなかった。>>181>>182PJとは聴覚も捉え方も違うであろう犬であるロバートがどのように物音を捉えたかは、ロバートだけが知ることだ。

 それでも。なにやら人の声がするとPJが判断できたころには、医務室前の医療ロボットにことわり、中の様子を見に行く事だろう。]


 ごきげんよう……?
 お話中のところ、ごめんなさいね。

[付き添いできた面々がいるなら、そちらにもお辞儀をしなければ。きっとひどく大事なことを話していたのだろうことばかりは、空気感で察した。]

(194) 2022/05/05(Thu) 23時頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/05(Thu) 23時頃


【人】 服飾商 PJ

─ 医務室 ─

 いいえ。あたしはあなたの寛ぐための時間を
 お邪魔して申し訳なく思っているところ。
 待たせて申し訳ないなんて、光栄だけれど
 あたしには思わなくて結構よ。

[付き添いの方々へ、それぞれ視線をやる。
 考えるのに時間はかけなかった。>>198

(202) 2022/05/05(Thu) 23時半頃

【人】 服飾商 PJ

 さっきのニュースをお聞きになって?
 不調のでた方から、一応検査をしようと思ったの。

[単刀直入に話すことにした。]

 きっと、今医療ロボットたちが
 あなたの検査をしたと思うのだけれど。
 その検査に使用したあなたの体の一部や
 あなたをスキャンした画像を、
 さらに、もうすこし、調べさせて頂けないかしら?

 勿論、任意なのだけれど。

[断られた場合は、本当に“しない”を選ぶことも考慮にいれたほうがいいだろう。PJはそう思いながら、少女の前で首を傾げた。]

(203) 2022/05/05(Thu) 23時半頃

【人】 服飾商 PJ

─ 医務室 ─

 ええ、あなたの。

[自分のことだと“咄嗟には捉えない”という仕草には見覚えがあった。すなわち、PJが自分の考えだけで考えるとするならば………『自分は大事ではない、無関係だ』……と、経緯上思ってきた、ということではなかろうか?>>207

 危険生物がどういうものか、ご存じないなら……

 もし、あなたが知りたいと思うなら。
 あたしが直に、知っている事を教えるわ。
 あなたがそういう時間の使い方をしたいと願えば
 あたしは絶対に応じる。

 理由はひとつよ。
 検査に応じてくれる時、
 あなたが自分がされた事を
 知る権利があると思うからだわ。

 そしてそれって、あたしが同じ状況なら
 ちゃんと説明されたいって、思うからよ。

(209) 2022/05/06(Fri) 00時半頃

【人】 服飾商 PJ

 あら、体調不良の理由は分かっているのね。
 それは……まずは本当に、よかったわ。
 原因がわかることが、第一歩だから。
 あとは“なにをするか”だもの。

 宇宙は広いわね。

[きっと、生きられれば治癒の方法はある。
 そう頷いた。
 それから、その目をつむった少女が、こちらの心配をするように『権利は他のひとにあげて』と頼むことに驚いた。ややあって、PJはその優しさに感じ入った。ため息をついてから、笑う。]

 
 ……多分それについては……
 あなたとあたしの“危険生物”の捉え方や
 無事でいて欲しい時の、捉え方が違うの。

(210) 2022/05/06(Fri) 00時半頃

【人】 服飾商 PJ

― 医務室 ―

 あら。では、教えるわ。
 教えられるのは、……PJ。あたしの名前はPJというの。
 教えられるのは、全宇宙の正しさではない。
 PJの考えの範囲でのことよ。
 別の人の考えの元では、きっと違う考えを話すでしょう。

 なぜなら、この銀河のなかには
 たくさんの惑星と、たくさんの人がいるから。

 まずは、おとぎ話で世界が動いているか否かだけど。
 否定も肯定もできないくらい、世界は広い。

 ただ、あなたが『疑念』をもって
 おとぎ話の世界を疑った時点で
 すこし、あなたの世界が広がったように、
 あたしの見方では思うわね。

[まずは『おとぎ話』について沙羅の考え方なんててんで気にしていないような、心から本心の言葉を並べた。]

(213) 2022/05/06(Fri) 02時半頃

【人】 服飾商 PJ

 因みに、あたしも神様は知らない。
 あなたに神の加護があって、その声をきいたとして
 あたしは別段信じないし、特別とも思わない。

[医務室に増えた声は、つらつらとそう話す。]

 あたしが神様に助けられたと感じたことがないからよ。
 神様が人を助ける様子を、皆見たことがないから
 自分が助けて貰えるように、人を助けて生きなさいと
 あたしは教わってきた。
 PJの知る世界では別段、神は絶対じゃないわ。

[まずは、神についてまで。そう話した後……]

 だから、あなたの身の周りに起きることは、
 あなた自身も知るといいって、思うのよ。
 全ては神様がきめた事じゃないとあたしは思っていて
 あたしや、あなたが決める事だと思うから。

(214) 2022/05/06(Fri) 02時半頃

【人】 服飾商 PJ

 あなたの体の検査結果をまだ知らないわ。
 だから、あなたの体について語るのは
 傲慢かもしれないけれど。

 星によって“生命の神秘”をどう解き明かすかは
 まちまちよ。

 あたしのなかでは、病気を治すのは神の御業でなく
 人間がが解決したい、助かりたいと思ったことが
 思考の果てに結実した。知識のストーリーだわ。

 ……

 だから。あなた次第では奇跡はあると思うし。
 あたしがあなたの体に奇跡を望むことも出来る。

[惑星『時』でも、今は生む・育てることに免許が要る。かつては新生児の寿命を換金できてしまったからだ。PJは沙羅の境遇をしらないが……沙羅のような境遇になり得た子供を大量の寿命に変換したのち、その文化は糾弾された。]

 ……さあ、ここまでが。
 あなたと、私の、ほんの触りの概要ね。

(215) 2022/05/06(Fri) 02時半頃

【人】 服飾商 PJ

 
 じゃあ。
 次は、危険生物の捉え方の話をしましょう。


[その声は言った。医務室という場所で。
宇宙人の数だけ、眼球によって見るという捉え方があるとするならば、沙羅だけの見方で、PJの言葉とはそこに在る。]

(216) 2022/05/06(Fri) 03時頃

【人】 服飾商 PJ

 
 危険生物によっては。


 人の体に入ることがあるのよ。
 極端にいうと、あなたが実は死んでいて、
 既に危険生物になっていたっていう事すら、今は……
 この船の全員について、あり得るわ。

 “危険に曝す”のは
 その宿主だけではないの。

 周りにも危害を及ぼす事があると
 あなたは知っていて?

 たとえば、あなた自身が“感染”していたら
 周りの人を傷つけてしまう事もある。
 そんな話よ。

(217) 2022/05/06(Fri) 03時半頃

【人】 服飾商 PJ

 だから、体調を壊したひとを気にかける。
 発生源に近い位置にいた人を気にかける。
 誰が死んで、その“痕跡があるか”を。
 痕跡の発生から何日経ったかを、
 何が近くにあったかを……気にかける。

[だからこの船がニュースで名をあげられたような気がしてならない。]

 そういう、厳しい話になってくる。

 あなた自身の体調不良と
 危険生物による被害か判別がつかないから
 “危険”と、言葉通りに思っている。
 そういう、至極、残酷な話だわ。

 あなたは今、あたしにとっても、誰かにとっても。
 誰かを傷つけるかもしれないし、
 そうじゃないかもしれない。
 そういう、恐ろしい他人よ。
 当然、立場はあたしも同じだけれど。

(218) 2022/05/06(Fri) 03時半頃

【人】 服飾商 PJ

[そう聞いて、彼女が自分は調べられたくない!やっぱりあなたの近しい人から調べるべきだ!とと言う場合は?

 そういう事実が残る。
 そして、PJはその調べたくない、という気持ちを尊重して“何もしない”を選ぶことも吝かではなかった。

 沙羅のすぐそばに、沙羅の行動一つで変わる出来事は、今や、存在していた。**]

(219) 2022/05/06(Fri) 03時半頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/06(Fri) 03時半頃


【人】 服飾商 PJ

─ 医務室 ─

[差し出された検査結果を見る。想像していたものとはかけ離れていた。もっと人為的な技術で、頭部に対して何かしらの意図をもって行われたものであるようだ。
 だから、少し、生き物に落胆する。
 一体何をしているのかと。
 
 危険生物のセオリーとは違っていた。もっとも、その技術で頭部に危険生物を詰め込まれている……なんて可能性もPJはついつい想像してしまう位、危険生物を恐れていたので、沙羅のことを安全だと考えたわけではなかったが……]

(225) 2022/05/06(Fri) 04時頃

【人】 服飾商 PJ

 
 ねえ、サラさん。

[教えて貰ったばかりの名を呼ぶ。]


 あたしにとっては、これは
 あなたの事を心から知りたいと思った時
 絶対に有用な書類だわ。 
 


[沙羅のことを、彼女の体調を、調べてあげられるか否か。それについては勿論肯定を返す。ただ頷いただけだった。PJにとって、それは万人に当然渡してあげることが約束された権利だった。

 そうしたら、沙羅は泣いていた。

 PJは、そういう時に泣く人の事を、全く知らないわけではない。だって、惑星『時』には、たくさんの『寿命を売りたい』と願い、死を望む人がいるのだ。]

(226) 2022/05/06(Fri) 04時頃

【人】 服飾商 PJ

 
 ……昔の映画で。
 ハンカチは人に貸す為に持つんだって
 きいたことがあるわ。

[本当に古い映画だった。
 あまりにも懐古主義的すぎるのかもしれない。
 その教えが、年若い彼女には嫌がられるかもしれないけれど。PJはハンカチを彼女に差し出す。断られても別段構わなかった。]

 ……

[……「旦那様も、乗っていたら良かったのに」

 絞り出すような願いを、PJはきいた。
 連れて来たロバートも聞いているだろうか。今、彼との『感性』はどのくらい、近しく居られているだろう。]

(227) 2022/05/06(Fri) 04時半頃

【人】 服飾商 PJ

 
 ……約束よ。
 あなたの事を調べさせて貰うわね。



[この会話を聞く人が、どの程度いるだろう?
 当人と、彼女の付き添いの誰かや、ロバートは耳にしていてもおかしくはない。

 サラと名乗った少女の涙も、涙をぬぐいながら怖い話と口にしたことも、PJには春のつめたい雨でしょげている花のようにいじらしく感じられた。
 明日、PJは調べた結果を得るだろう。]

(228) 2022/05/06(Fri) 04時半頃

【人】 服飾商 PJ

[沙羅について調べられる十分な素材を得た後、PJはロバートと自室へと戻っていった。

 ロバートの約束によれば、お散歩デートは『部屋に鍵をかけるまで』だ。**]

(229) 2022/05/06(Fri) 04時半頃

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