人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 夜笑国 メイ

[数分に渡る演奏を終え、わたしは鍵盤から指を離す。
 心臓がバクバクしていた。息も切れていた。
 わたしは椅子に座ったまま、乃絵ちゃんを見上げる。]

  ……っ!

[——涙が、こぼれた。]

(178) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ

[どんなに泣きそうでもずっと堪えていたのに、
 悔しくて、苦しくて、悲しくて、涙が溢れる。]

  ……ごめ、ん。
  ちがうの、もっと……っ、わたし、

[魔法、なんて。あんなに見栄を張ったのにね。

 乃絵ちゃんに別の世界>>4:426を見せられなくて悔しい。
 もっとちゃんと弾けてたんだよ。嘘じゃない。

 乃絵ちゃん>>157にすぐ反論できないことが苦しい。
 そんなお父さん、こっちから捨てちゃえって思っても
 わたしだって子どもだ。解決策を持ってない。

 乃絵ちゃん>>158が何もかも諦めていることが悲しい。
 手遅れだって言う。帰れないって言う。なんで、]

(179) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは制服の袖でぐしぐしと目元を擦った。
 わたしが泣いちゃダメだ。そう言い聞かせる。]

  現実って、楽しいことばかりじゃないよね。

[ヤだな、声が震えてる。わたしは一度言葉を切った。]

  死んだら、終わりなんだよ。

  これからあるはずだったこと、思い出。
  全部なくなっちゃう。

  顔とか声とか、どんな話をしたとか、
  そういうのも少しずつ、別のものに変わっていく。
 

(180) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ

[帰ったら、わたしはまた愛に口を閉ざすことになる。
 自分のことよりわたしを優先しちゃうお父さん。
 偉い大人の親戚だって、要らぬお節介はわたしのため。

 わたしの物語に悪意はない。
 ただ、首に真綿を柔く巻かれているだけ。

 決して死ぬことできない息苦しさの中で、
 それでもわたしは生きていく。]

(181) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ


  わたしの力はちっぽけかもしれないけど、
  炭蔵くんや鳩羽くんだっている。
  他のみんなだって生きてる。

  綿見さんとも話せたんでしょ。
  ……お母さんだって、いる。

[乃絵ちゃん>>4:524曰く、立派なお母さん。
 苺大福の話をしている時、ちょっぴり嬉しそうに見えた。
 好きだったのかなって思う>>4:469
 夜食もそう。わたしの知らない夜に、わたしの知らない
 乃絵ちゃんの楽しみ>>4:309があった。]

(182) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ


  これからなんだから……だから、
  ……友達のまま、生きてよ。

  もっと教えてよ。巻き込んでよ。
  言葉にして、伝えてよ。
  でないと分かんないよ。

  今話したこと、誰にも言ってないんじゃない。
  ……できるなら、伝えようよ。

  せめて、飲み込まないで、痛くしないで。
  全部、わたしにぶつけていいから。

  一蓮托生、でしょ。
  わたしとなら、ワルイコトでもいいんでしょ。
 

(183) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは椅子を離れて、乃絵ちゃんの前に戻る。
 ドーナツの穴を通さなくたって、
 わたしの赤い目には乃絵ちゃんしか映っていない。

 もう一度手を取ろうとしたけどどうかな。
 疲労と不安で指が震え、ぺとぺともしたかもだけど、
 蓄えた熱さで手を温めることくらいはできるかも。]

  乃絵ちゃんは帰れないって言うけれど、
  手遅れじゃないとしたら……どうしたいの。

  わたしは、乃絵ちゃんの気持ちが知りたい。
  ……教えて、くれる?

[理不尽であることも分かってて>>154
 お父さんが間違っているとも思ってて>>156
 それでもなお、どうしようもない>>157

 乃絵ちゃんが抱えているのは
 簡単に解決できるものじゃないけれど、]

(184) 2021/06/15(Tue) 13時頃

【人】 夜笑国 メイ



  わたしは必要ないって言われても、
  乃絵ちゃんの友達をやめる気、ないからね。


[名前で呼び合ったらともだち?
 きっと違うよね。

 わたしが友達でいたいから、ともだち。

 涙と汗でぐちゃぐちゃでも、指が震えていても、
 全然出口が見つからなくても、不恰好でも。
 わたしはいつもみたいに笑って見せた。]**

(185) 2021/06/15(Tue) 13時頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 13時頃


【人】 夜笑国 メイ

[炭蔵くん>>196の手が乃絵ちゃんの頭に向かう。
 わたしより背の高いふたりの顔を、わたしは見上げた。
 目を細めたのは笑っていたからなんだけど、
 眦にほっとした色が差したのは炭蔵くんを見てからだ。

 炭蔵くんの言葉>>194>>195が、背中を押してくれる。

 今でもやっぱり正しいとか間違っているとかは
 よく分からないことも多いんだけど、
 炭蔵くんがいて、同じ方を向いているからこそ、
 わたしは分からないままでも進めるんだと思った。

 わたしが怖い時に頭を優しく叩いてくれるから、
 前を向けない時に、背を撫で明日を教えてくれるから。
 わたしがここにいるのは、炭蔵くんのおかげだ。]

(197) 2021/06/15(Tue) 19時頃

【人】 夜笑国 メイ

[もしこの世界が炭蔵くん>>120の言う通りなら、
 わたしたちはもう少しだけ頑張れるんじゃないかな。

 わたしの話はどうにもぐちゃぐちゃだったけど、
 大切なことは炭蔵くんが言葉にしてくれた。]

  三人で、一緒に帰りたいな。

[わたしの話を炭蔵くん>>186が知らないことは当然で、
 炭蔵くんとわたしが一対一で話す機会すら、
 こんなことがなければありえなかったかも。
 隣に並んで乃絵ちゃんに手を伸ばす姿を不思議に思う。]

(198) 2021/06/15(Tue) 19時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ね。

[だから、謝らなくていいんだよ>>187
 わたしのわがままなんだから。

 わたしが勝手に、炭蔵くんに親しみを持っちゃっただけ。
 あなたが傷つくの、ヤだなって思っただけ。
 今日限りでも、相棒になれたって信じたかっただけ。

 今はまだ、そう返せはしなかったけれど、
 誰にも見せなかった涙を二人にだけ明かして、
 ほんの少し強がりと共にわたしはにこにこ笑った。]*

(199) 2021/06/15(Tue) 19時頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 19時頃


【人】 夜笑国 メイ

[焦げた生地でできたクレープに涙とわたしの手を足して、
 わたしは乃絵ちゃん>>203の話を聞く。]

  みんなの話、もっと聞いておけばよかったな。

[そうしたら、もっと乃絵ちゃんへ
 伝えられることがあったかもしれないのに。
 写真が捨てられた話に、乃絵ちゃんの手を強く握る。]

(218) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


  うん、……うん。
  楽しかったよねぇ。

  いらなくなんか、必要なくなんか、ないのにねぇ。
  そういうことじゃ、ないのに、ねぇ。

[乃絵ちゃんの話を聞く度、あのメール>>1が鮮明になる。
 逆らえない命令、一人じゃ生きられないこと。
 教室にはわたしたちの思い出がたくさん飾られてたけど、
 一番多かったのは、文化祭の写真だ。
 わたしは廊下に並んだみんなの顔を思い出す。

 乃絵ちゃんは、これ以上大切なものを奪われないように
 死のうとしたんだなって分かったから>>143
 手を握る力はより強くなった。
 わたしの短い爪は、それでも乃絵ちゃんを傷つけない。

 わたしは笑った。お日様にはなれないけど、
 あの文化祭の日、楽しかった時を取り戻すみたいに。]*

(219) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしの魔法はわたしに従ってくれなかった。
 ボロボロで、ぐちゃぐちゃで、
 せめて止まらないことで、曲としての形を辛うじて保つ。
 もっとできると思ってたけど、それしかできなかった。

   わたしは乃絵ちゃんに、
    とっておきの心残りをあげたかったのに。

 泣きたくなくても涙が止まらなくて、
 乃絵ちゃん>>207の言葉にわたしも首を振る。]

(220) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


  だ、って、もっとちゃんと、弾けたの。
  でも、もう弾いちゃ ダメだ から、

  わたし、 ぜんぜん、 ダメな、 の。

  のえちゃんに、 きいてもらいた かった、な。
  わた し、 の おんがく。

[声を発する度にしゃくりあげそうになるから、
 わたしはとうとう言葉すらぐちゃぐちゃになった。
 乃絵ちゃん>>208の言葉を一音たりとも
 聞き逃したくなくて、わたしは息を止める。]

(221) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[痛みは、乃絵ちゃんが生きていくために
 どうしても必要なものだったんだと思う。

 だからわたしは口を噤み続けた>>200
 乃絵ちゃん>>211、身体中を刺したんだって。
 絶対痛いのに、痛みで手を止めてもおかしくないのに、
 それくらい、どうしようもなかったんだ。

 乃絵ちゃんは死ねたらラクなんだって言う>>208
 生きるのは苦しいんだろう。辛いんだろう。
 前のわたしなら、もう何も言えなかったかもしれない。

 ……でも、ね。
 ラクと楽しいが別々で、必ずしもイコールじゃないこと、
 わたしはもう、知っちゃったの。]

(222) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


[だから、たとえワルモノになったとしても、いいや。]
 

(223) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ——ダメ。
 

(224) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは乃絵ちゃんの言葉>>212に、また首を横に振る。
 重ねた手を片方外して、右ポケットに入れた。
 大事なお守り。ひとみちゃんが渡してくれた、ぼたん。
 ぎゅうって握り締めてから、わたしは口を開いた。]

  綿見さんと仲良くなりたいのに、終わりなの。
  話せただけでいいの?

  これから、でしょう。
  クレープ焦げちゃったんだよって、一緒に言おうよ。
  教えてもらったら、今度は上手にできるかも。

[乃絵ちゃんが語る家族のこと>>209
 お姉さんの代用品だって話。
 乃絵ちゃんの家族のことは、乃絵ちゃんが一番知ってる。

 だからわたしが伝えられるのは、楽しかったって
 言ってた文化祭、一緒にいたわたしたちのことだけ。

 ポケットから手を出し、食べかけのクレープを示した。]

(225) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


  現実は、楽しいことだけじゃない。
  苦しくて、つらくて、どうしようもないこともあって。

  だから、わたしここも結構すきだったよ。
  永遠にいられるなら、それもいいかなって思うくらい。

[でもそんなことはありえない。
 わたしはそれを理解しているから帰るの。

 苦しくて、つらくて、どうしようもないこともある、
 それでも大切なものがいっぱいある現実へ。]

(226) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


  まだ、思い出にしないで。置いていかないで。
  全然ラクじゃないかもしれないけど、
  死んだら、楽しいことなくなっちゃうよ。

  ……乃絵ちゃんはそれでいいの。
  思い出だけで、いいの。

  わたしはヤだなぁ。
  これからの未来に乃絵ちゃんがいないの、ヤだなぁ。

[わたしは乃絵ちゃんを包んでいたもう片方の手も離し、
 手のひらを乃絵ちゃんへ向ける。]

(227) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしの手は、炭蔵くん>>217の隣に並んだ。
 乃絵ちゃんへ二本の手が差し伸べられる。]

  現実は、怖いだけ?
  乃絵ちゃんの中に、もうそれしかない?

  ……一緒に、帰ろうよ。

[ぐるぐる回って、たどり着いたのは結局最初と同じ。
 わたしはわたしの気持ちを押しつけただけかもしれない。

 でもほんの少しでも同じ気持ちがあるのなら、
 どうか、手を取ってほしい。

 わたしはそう伝えて、ほのかに笑った。
 乃絵ちゃんの願いを、選択を、答えを 待つ。]*

(228) 2021/06/15(Tue) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ


[乃絵ちゃんの質問>>231に、
 わたしたちはわたしたちなりの答えを出した。]
 

(237) 2021/06/15(Tue) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[炭蔵くんのわがままとわたしが積み上げる心残りが、
 乃絵ちゃんの中に届いたのかな。
 乃絵ちゃん>>232>>233はわたしたちの答えに笑った。

 さっきあんなに首を振っていたのに>>230
 もしかしてって期待しちゃいそうになる気持ちを堪えて、
 わたしは手の差し出し続ける。]

(238) 2021/06/15(Tue) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……うん。

[乃絵ちゃんが願いを口にした。
 最初はいらないモノのこと>>234
 次に欲しいモノのこと>>235

 後者の話を聞いた時、わたし、指先が震えちゃった。

 夢じゃないかな。
 わたしが言って欲しいって思ったこと、
 聞こえてるだけじゃないかな。

 でも乃絵ちゃんの目からはぼろぼろと涙が溢れていて、
 わたしは鼻を啜りながら笑った。
 今度は強がりなんかじゃない、本当の笑顔だった。]

(239) 2021/06/15(Tue) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[乃絵ちゃんはちょっと待ってねってクレープを食べる。
 わたしはわたしたちの手を見て、炭蔵くんの顔を見て、
 それから乃絵ちゃんを見て、からりと笑った。
 何だか、ちょっと力が抜けちゃったね。

 ——わたしたちはみんな、二本の腕を持っている。

 涙味のクレープがなくなるまで待って改めて。
 わたしたちは、真正面から向き合った。]

  ……全然上手じゃないけど、いい?

[わたし、嘘つくのあんまり気にしないんだけど、
 今だけは何の嘘も紛れ込ませたくなかったから、
 乃絵ちゃんにひとつだけ尋ねた。
 願い事には、わたしのピアノが含まれている。]

(240) 2021/06/15(Tue) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  絶対叶えるよ。約束する。

  一緒にいよう。思い出作ろう。
  ピアノも弾く……いつか、いつか。
  ……ううん、未来のことは分かんないけど。
  わたし、がんばるから、

  乃絵ちゃんも、そこにいてほしい。

[わたしは差し出した手をもっと前に伸ばす。
 いつの間にかわたしの目からは涙が消えていた。]

(241) 2021/06/15(Tue) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[わたしは、わたしの宝物で、友達を迎えに行く。]*
 

(242) 2021/06/15(Tue) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[乃絵ちゃんの控えめなわがまま>>247にわたしは笑う。]

  それまでしか一緒にいてくれないの?

[なんて、ちょっと意地悪。
 わたしのピアノを望んでくれた乃絵ちゃん>>246に、
 それまでなんてある訳ないのにね。]

  ずっと一緒にいたいってことだよ。

[約束じゃなくて、わたしがそうしたいから。
 乃絵ちゃんに伝えて、わたしは乃絵ちゃんの手を引く。
 そうしたら、乃絵ちゃんのもう片方の手を取った
 炭蔵くん>>245にもその力が伝わるかな。
 わたしは、校舎の果てから出ようと促した。]

(251) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[音楽室の中、
 わたしは手を繋いだ乃絵ちゃんを見上げる。
 少し身体を傾けたら、向こうに炭蔵くんも見えた。]

  乃絵ちゃん。

[わたしは大切な友達の名前を呼ぶ。
 一緒に帰ろう。明日へ進もう。
 そのために、まずはどこへ向かおうか。
 
 道のりは分からないけれど、ひとつだけ確かなのは、
 わたしが乃絵ちゃんの手をもう離さないことだけ。]*

(252) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 23時半頃


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