人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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視点:


【人】 陀羅尼 サラ

 ――……っ。

   はぁ……っ。っ……。
  
 ……マシー、ン……っ。『CLUEL-DM54000-2sBK』、の、
 『リソースを消費する機能』、を、停止……っ、して、ください……。

(1) doubt 2023/04/30(Sun) 00時半頃

陀羅尼 サラは、メモを貼った。

doubt 2023/04/30(Sun) 00時半頃


【人】 陀羅尼 サラ

 ――……はぁ……っ。

   ……っ。……ぁ。

[暗い部屋の中、マシーンの上で。
永遠にも感じる様な、時間を過ごす。]

[願いは、どうなったのだろうか。
無事、受理されたのだろうか。]

(7) doubt 2023/04/30(Sun) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 …………。

[身体に、温かいものが、流れて来る様で。
一旦、酷い痛みは治まったけれど。

身体がどの位癒えたのかは、この時はまだ、分からないまま。
衰弱していた少女は、マシーンの上で、浅い息を吐いていた。*]

(8) doubt 2023/04/30(Sun) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ


 …………。

[浅い息を繰り返して、暫くした後。
酷い心臓の痛みが、消えている事に気付いて。]

 ――……あきら。

[まだ目眩がして、身体にも上手く力が入らないけれど。
身体を起こし、荷物を持つと、部屋の外へ出た。]

(11) doubt 2023/04/30(Sun) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[身体が急激に回復した反動か、もしくは、3時間もゲームの世界に居て、精神力と体力を消耗して衰弱していたからか。
酷く目眩がして、身体にも力が入らないけれど。]

[名を呼ぶ声>>44が聞こえた気がして、バランスを崩しながらも扉へ走る。]

 ――……ぁ、きり、の、さん。

[扉を開けて、少し遠く、見えた姿は先程までと少し違う。
服装も、身長も。そして少し、大人っぽく見えた。

先程までのVRの中の出来事は、関係は、ゲームの中でだけのとても幸せな夢で。
現実に持ち込んだら迷惑かもしれない、と。
急に弱気になってしまった私は、『玲』と呼ぶ事ができなかった。]

(49) doubt 2023/04/30(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[安堵混じりの声>>50、駆け寄ってきてくれて。]

[自己紹介>>51をしてくれたのには、なぜか、少し肩が跳ねた。]

 ぁ、はい。
 私、『沙羅』……双樹 沙羅です。
 ……初めまして。

[とっさに、名前を呼べなかったのは、私の方。
初めましても、自己紹介も、初めて会ったのだから当たり前の事で。
その距離感を、寂しい、なんて思ったらいけないのに。]

[だけど。重なる視線。紡がれる言葉>>52に。
両手で口元を押さえると、目が潤み、ぼるぼろと、涙が零れて。]

(53) doubt 2023/05/01(Mon) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……ぁ、あ、きら!

[広げてくれた腕に飛び込……もうとしたけれど、直前で、なんか、止まってしまって。
俯いた。]

 ……うれしい、けど。
 ――……はずかしぃ……。

[声も、どんどん小さくなっていってしまって。
ここが現実で、本物だって思うと、何だか、VRの中の時よりドキドキしてしまって。
両手で、真っ赤な顔を押さえた。*]

(54) doubt 2023/05/01(Mon) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[顔を覗き込まれ、会いたかったと囁かれれば、小さく肩を震わせて。>>55
ドキドキし過ぎて涙が出そう。]

[俺は俺、には。]

 ――……うん。分かってる。
 でも、本物だって思うと、どきどきして……。

[VRの中の時とは違う、壊れ物を扱う様な力で抱き締められて。
抱き締めてくれる腕は、いつものなのに。
本物の温もりにドキドキして、でも、とても嬉しかった。
その背にきゅっと腕を回すと、一度その胸に、頬ですりっとして。]

 ――……すき。

[と。ぽつり。]

(57) doubt 2023/05/01(Mon) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[それから、少し身体を離して。とても気になっていた事を。]

 あ、あの。身体とか、大丈夫ですか?
 何か、良くない事起きたり、してないですか?

 ……願い事は? 成功しました?

[私が願った2つめまでが受理されたのは、知っているのだけれど。*]

(58) doubt 2023/05/01(Mon) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[耳の奥で鳴り響く、激しい鼓動。
それは、私だけのものではなかったみたい。>>59

髪を撫でてくれる感覚は、いつものなのに。
本物だって、現実だって思うと、もっとどきどきして。嬉しくて。]

[すき、に返ってくる言葉は、すき。
VRの中で聞いてしまった『恋人でいいの?』という質問には、
告白したら、世界中のだれが見ても恋人>>2:-431と言ってくれたけど。]

 ……あ、あの。
 現実でも、こ、恋人、で、いいのでしょうか……。

[ぽそぽそと、小さな声で確認をしてしまうのでした。]

(77) doubt 2023/05/01(Mon) 12時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[ぴんぴんしてる、成功、というのには、安堵の息を吐いたけれど。
『完全治癒』という指定が抜けてしまった、と聞いて。>>60]

 そう、なんですか……。
 ……あの、ね。

[恥ずかしくて、また顔が真っ赤になってしまうけれど。
シャツワンピースのボタン、上の方を幾つか外して、胸元近くが見える様にして。]

 私、本当はここに、大きな傷跡があったんです。
 ……貴方になら、見てもらいたいって、
 ……思ってたんですけど。
 
 酷い胸の痛みが、呼吸の苦しさが、
 腕の点滴の跡が無い事に気付いて。
 見てみたら……消えてました。

 ――……私、治ってる、かも。

[怪我と違って目に見えないから、分からないけれど。きっと。]

(78) doubt 2023/05/01(Mon) 12時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[敬語、使わなくていいって、笑ってくれて。>>61
頬に落ちてきた唇。片目を閉じて受け止めて。
涙の滲む瞳で、幸せそうに笑み。]

 ――……二人乗りの自転車で、河原、行こうね。
 きっとすぐに、行かれるわ。

[そう言って、笑った。**]

(79) doubt 2023/05/01(Mon) 12時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[顔を覗き込まれ、見つめられると、顔に熱が集まり過ぎて。>>92]

 顔……ちかい。

[真っ赤な顔で、少し距離を取ってしまうけれど。
嫌?には、ふるふると首を振って。]

 ――……嬉しい。とても。

[赤い顔で、目を細めて、とても幸せそうに笑んだ。]

(112) doubt 2023/05/01(Mon) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして、病気が治ったらしい事を告げたら。
引き寄せられて、その腕の中に収まったけれど。
包んでくれる腕が、震えているのを感じて。]

[頭を撫でてくれる優しい手に、幸せを感じながらも、私は、玲の首元に腕を伸ばして、ぎゅうって抱き着いた。]

 沢山、沢山、心配かけてごめんなさい。
 それから。
 ――……ありがとう。

[すりっと、頬に頬ずりをする。
うっかりワンピースのボタンが外れたままだけれど、ぎゅって抱き着いてるから他の人からは何も見えなかったはず。多分。*]

(115) doubt 2023/05/01(Mon) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……ありがとう。お願いしてもいい?

[おんぶに、そう言って。>>117
すっかり忘れていた、ワンピースのボタン。
留めてもらったら、頬が赤くなり。]

[そうして、玲におぶってもらったら。
VRの中で、そうしてもらう原因となった事を思い出してしまって。]

 ……しん、じゃぅ……。

[ぽつりと呟き、その背に顔を埋め。
ばっくんばくん音を鳴らしている、心臓の音を聞きながら。
私は、死んでしまいそうな位、顔を赤らめていた。*]

(122) doubt 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[どうしたの>>128、と聞かれても、何も答えられなくて。
背中に顔を埋めたまま、ふるふると首を振り。]

[1Fに着くと、ロビーでおろしてもらって、受付を済ませる。
パンフレットと記念品の石をもらい。
そして、賞金の振込先を記入する紙をもらったところで。]

 ……あの。できればなんですけど。
 賞金、鮫島さんの口座に振り込んでもらう事はできますか。
 でももし、鮫島さんが拒否したら、私の口座に。

[って、お願いしてみる。
恐らく病気が治っていて、これ以上、何かを貰えない。

本当は敗北陣営の3人に、と言いたかったのだけど。
賞金を押し付けたら、他の2人がどう思うか分からなくて。
分けてもらっても勿論良い気持ちで、代表で、鮫島さんに渡したいと思う。
本人に相談してみて、ダメだったら自分へ。
なので、ひとまず保留にさせてもらう。]

(130) doubt 2023/05/01(Mon) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[それから、玲の方に向き直って。]

 ――……玲。
 ……私の石、貰ってくれる?

[って、私の石、ホワイトオニキスを差し出して。]

 あ、捨てても、いいのよ?

[少し慌てて付け加えた。*]

(131) doubt 2023/05/01(Mon) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[私の石、受け取ってくれるのが、嬉しくて。
ふにゃっと眉を下げて笑み。>>132

けれども、石を差し出して渡した手の平には、入れ替わりで別の石が乗っていて。]

 ――……うん。嬉しい。

[貰ったアクアマリン。
両手で包む様に持つと、胸の位置で、ぎゅって抱き締める様にして。
赤い頬で、嬉しそうに笑った。*]

(133) doubt 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ……私も、大事にする。

[頭を撫でてもらって>>139、目を細め。
再び玲の背に身をまかせると、クルーエル社の外へ。]

[現実の時間で過ぎた時間は、3時間ほど。
VRの中では夜だったのに、飛び込んできた太陽の光が眩しくて、少し痛い様に感じた。]

[みんなの姿が見えたら、そっとおろしてくれて。>>144
玲の後に、私も自己紹介を。]

 『沙羅』……双樹 沙羅です。
 初めまして。

[それからすぐに、鮫島さんに顔を向け、口を開いた所で。
かけてくれた言葉に>>146]

(156) doubt 2023/05/02(Tue) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[顔が、くしゃりと歪んでしまって。]

 ――……はい。

[目尻に、涙が滲んでしまって。]

 鮫島さんは、何もなかったですか? 大丈夫?

[とても気になっていた事を、確認した。*]

(157) doubt 2023/05/02(Tue) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[立てられた小指に視線を向け>>158

それから鮫島さんの頭から足先まで、視線を這わせ。
その後、背中に回って同じ様に確認。
見える部分には、外傷は無さそうで、それでやっと。]

 ――……はい!
 無事だったみたいで、本当に、良かった。

[涙の滲む目を細め、嬉しそうに笑んだ。それから。]

 ……あの。絆創膏、使います?

[指先に血は滲んでいただろうか?
そうでなくても、欠けたのでは痛いのではと、差し出してみる。
捲きずらそうだったら、私が捲いてあげようとも内心に。*]

(160) doubt 2023/05/02(Tue) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[涙声で。また会えて、と。
手を取ってくれる野々花>>159に。]

 ……ありがとう。
 野々花は、何もない? 大丈夫?

 ……ごめんなさい。
 メッセージをくれたのに、ちゃんと返せなくて。

 私ね……病気で、もう長くは生きられなくて。
 だから、未来の約束ができなかったの。
 まだ、本当に治っているかは、分からないけれど。
 ……治っていたら、また、会えると嬉しい。

(164) doubt 2023/05/02(Tue) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ううん。私が言わなかったのだから、分かるわけないし、
 野々花は何も、悪くないわ。

 ――……うん。ありがとう。

[そうして、教えてもらったID>>167
>>162と野々花がIDを交換したり、鮫島さんのパンフに
メモられている>>163のを見たりして。]

 ……ID??

[小さく首を傾げた。LINEにIDってあるの?*]

(168) doubt 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 プロフィール……?

[野々花に教えてもらい>>169、難しい顔で、スマホをぽちぽちして。]

 ……あっ、これ!?

[『ID:未設定』と書かれた項目を見つけ。
そしてまた、難しい顔になった。
何にすれば良いか分からなくて。
それで、少し悩んだ後に。

『sara_sakura_0427』と登録。]

 QRコードなら分かるのだけど、
 鮫島さんに、コードの模様はメモしてもらえないから……。

[そんな理由で、急いで登録したのでした。]

(172) doubt 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[IDをその場に居る人に伝えて。それから。]

[居住まいを正すと、改めて。]

 ……お願い事、治癒に、使ってもらって、
 本当に、ありがとうございました。

[お辞儀をして、それから、鮫島さんへ。]

 私の賞金なんですけど。
 私はもうこれ以上、何も貰えないから、
 嫌じゃなければ、鮫島さんに貰って欲しくて。
 もしくは、人狼陣営のみんなで分けてほしい。
 ……ダメでしょうか?

(173) doubt 2023/05/02(Tue) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 分かりました。ありがとうございます。

 受付の人には伝えてきましたので、
 口座の手続き、お願いします。

[そこでちょっと、身体の限界が来た様に感じて。]

 ――……そろそろ私、病院に戻りますね。

 鮫島さん。バスケ、再戦の約束。

 野々花。待ち受け楽しみにしてる。

 火浦さんも、また、どこかで。

[そうやって、再会の言葉を口にした後。]

(175) doubt 2023/05/02(Tue) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 玲。…………。
 ……ありがとう。

[困った様に少し眉を下げて、そう言って。
小さく手を振った。*]

(176) doubt 2023/05/02(Tue) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[タクシー乗り場まで送る>>180、と言ってくれたけど。
私は、ふるふると首を振って。]

 私は一人で大丈夫だから、玲は、みんなと。

[VRの中で流れていたメッセージ>>4:349を、思い出して。
私に付き合わせてしまってはダメだと思って。
一緒に居て欲しい、って、言えなかった。*]

(181) doubt 2023/05/03(Wed) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[タクシー乗り場まで送る>>180、と言ってくれたけど。
私は、ふるふると首を振って。]

 私は一人で大丈夫だから、玲は、みんなと。

[VRの中で流れていたメッセージ>>4:349を、思い出して。
私に付き合わせてしまってはダメだと思って。
一緒に居て欲しい、って、言えなかった。*]

(182) doubt 2023/05/03(Wed) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……うん。
 ……ありがとう。

[送らせて欲しい>>183と言ってくれたから、小さく頷いて。
もう一度、その背に身を預けた。

帰ったらの話、自転車の話に、
うん。うん。って、頷く。
私の目には涙が滲んでいて。少し声が震えてしまうけど。]

 ごめんなさい。私。
 今まで、一人で大丈夫だったはずなのに。

 本当は、ずっと一緒に居て欲しくて、
 ……離れたくないって思ってしまったの。

[そんな風に話をしていれば、乗り場まではあっという間で。
背中からおろしてもらって立つと、頭を撫でてもらい。そして。]

(190) doubt 2023/05/03(Wed) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……うん。
 また、ね。

[今度はちゃんと、笑えたかしら?*]

(191) doubt 2023/05/03(Wed) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 鶴林大学病院 ―

[抜け出していた時間は、3時間と少し。

見舞いの人が来る事のない、個室の病室。
看護師の訪問時間を避けられれば、
抜け出していた事に気付く人は誰もいない。]

[ワンピースから病院服に着替えると、
ベッドの上に身体を沈み込ませ、私は束の間の眠りについた。]

(192) doubt 2023/05/03(Wed) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして翌日の朝。
傷跡が消えている事、体調が回復している事を担当医が知る事となり、検査が始まった。

原因不明の、傷と病の完全治癒。
それは、大きく騒がれる事案のはずなのに。
けれども驚くほど、粛々と処理されていった。
――……それで、クルーエル社の手が、病院にも及んでいるのかもしれない。と思う。]

[暫くの検査入院を経て、病は完全に治癒している事が分かり、体調も安定した後。
私は、自宅へ戻る事になった。]

(193) doubt 2023/05/03(Wed) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 自宅 ―

[生活する場所は、病院から自宅に変わったけれど。
他に人の気配の無い、広い家には、静寂が響く。]

[自室のベッドの上、寝転ぶと、
枕元に置いた狼のぬいぐるみを引き寄せて、
身を丸くする様にしてぎゅって抱き締めた。]

[一人だけど、一人じゃない。
毎日LINEをくれる人が居て。
来週からは、復学予定で。
私はもう、自分の足で、どこへでも行かれるのだから。**]

(194) doubt 2023/05/03(Wed) 03時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 初夏・とある日 ―

[休日にセーラー服を着て、電車へ乗り込む私の行先は、学校ではなく、玲の家の最寄り駅。

駅に着くと、気が急いてしまって、少し、小走りになってしまう。
玲の姿が見えると、手を振って、そちらへ駆けて行った。]

 うん!

[河原の話に、嬉しそうに頷いて、自転車を押しながら歩く玲の隣を、歩く。
初夏の太陽の光、眩しくて。けれどもそれが、幸せだった。]

[川沿いに着くと、後ろの座席を促されて>>211、こくりと頷く。
その背に両腕を回して、しっかりと掴まったら、徐々にスピードが上がっていって。

初夏の風が、私の髪を靡かせ。
街の、河原の景色が、後ろへ流れていくのを見つめる。

自転車で一緒に登校、実はちょっと憧れていて。
それが叶ったみたいで、嬉しかった。*]

(218) doubt 2023/05/03(Wed) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ニジノ、行先のリサーチありがとう!
 そこがいいな。
 GW大丈夫!

[白兎が両腕を『○』の形にしているスタンプをぽちり。]

 ……コードネーム?

 服装は、桜森高校女子会だし、制服にする?

# 桜森高校女子会

(221) doubt 2023/05/03(Wed) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

# 桜森高校女子会

 自作!?凄いわね。

 野々花ありがとう!
 私も楽しみにしてるわ。

[白兎がわくわくしているスタンプをぽちり。
その後の、予約取れた、にはありがとうのスタンプを。]

(230) doubt 2023/05/03(Wed) 22時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[河原を抜けて、住宅街の様な道へ入る。

行き先は聞いていなかったから、見えてきた>>228という言葉に、玲の背中から顔を出して前方に視線を向けた。]

 ――……あ。

[目の前に、見覚えのある高校が、見えた。]

(231) doubt 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校・リアル ─

[正門らしき場所、銘板には『桜森高校』と書かれている。

VRの中で過ごした日々を思い出して、
色々な想いが去来して、何だか言葉にならなかった。]

[それから、裏門に回る。
そこは、VRの中で玲と想いを交わした場所で。
そして、最後の時にも来た。思い出の場所。*]

(232) doubt 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[裏門に回ると、門は開いていて、三角コーンが立てられていた。]

 うん。

[入っちゃお>>223に頷くと、自転車をおりる。
壁の隅に寄せて止めるのを見つめて。

三角コーンを避けて校内へ。
VRの中では桜並木だった場所は、色を変えていて。
少し苔むしたベンチへ並んで腰かける。]

 ――……そうね。

 私、ちょっと、本物の音楽室を見てみたいけど。
 怖い気もする。

[玲と出会った場所の、現実の姿を見てみたい気がして。
でも、廃校の校舎の中に入るのも怖いかも?

くすりと笑った。]

(235) doubt 2023/05/03(Wed) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 うん。行ってみたい。

[廃校の校舎は、大分趣があったけれど。
こんな機会は無いかもしれないし、玲と一緒なら大丈夫、と思って頷いた。>>236]

[手を引いてもらい、グラウンドを渡って校舎へ。
玄関から中へ入る。]

 けほっ。

[空気は淀んでいて、埃っぽかった。]

(240) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[薄暗い校舎の中は、やっぱり少し怖かったけれど。
ぎゅって握ってくれる手が、嬉しかった。]

 わぁ……! 音楽室!
 これが本物の。
 ……見られて、嬉しい。

[薄暗い部屋の中、光の射すピアノ。
思い出の場所の現実の姿を見れて、嬉しいと思った。

――……けど。
ついでに、この場所であった色々な事を思い出して、少し?頬が赤くなってしまったのは、気付かれないといい。*]

(241) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

 タピオカミルクティー……とは……?

[初めて見る、ドリンクの名称。
野々花>>238とニジノ>>239が注文をするのを見て、私も同じものを注文。]

[野々花の乾杯の音頭にならい。]

 お疲れ様でした! 乾杯!

[プラスチックのカップを掲げて、乾杯。
それから、ニジノの言葉に。]

 そうね。本当に良かった。
 ニジノの足の事も。

 改めて、ありがとう。
 今、私がこうしてここに居られるのは、
 みんなのおかげよ。 

(242) doubt 2023/05/04(Thu) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

[音楽室の中に足を踏み入れると、僅かに床が軋む。

玲がピアノの前に行き、音を鳴らす>>243までの仕草を見つめ。
少し赤くなってしまった顔を俯かせたら、あ、という声が
落ちてきて>>244
小さく肩が跳ねた。]

 ……っ。……うん。そうね。

[赤い顔をどうにか持ち上げたら、目が合って。
広げられた両腕の中に、ぽふりと収まった。*]

(246) doubt 2023/05/04(Thu) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

 けほっ。 けふっ……!

[頑張って吸ったら、勢いよくタピオカを吸い込んでしまい、咽た。]

 ……うん。野々花もニジノも、
 心配してくれてありがとう。

[そうして、制服の話>>248には。]

 うん。ニジノの制服、新鮮。
 とっても可愛いし、ポニテも似合ってる。
 野々花はVRとあまり変わらないけれど、
 変わらず可愛い。

(250) doubt 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ……そういえば。

[ニジノの胸元に視線を向け。*]

 ――……本当に、削っていたのね。

(251) doubt 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

[ニジノ>>249には。]

 やっぱり、アバターにも少し、
 病気が反映されていたのかしら?

 ありがとう。
 でも、沢山頑張ってくれたのは、
 火浦さん、鮫島さんと、玲だわ。

[玲、と名前を口にしたら、なんだか胸がほわっとして。
そんな事でも、嬉し気に眉が下がってしまうなんて。重症だわ。]

[ニジノの笑い声に、私もふふっと笑いを重ねて。]

 うん。私もGW明けから復学する事になって、
 この制服着たの、初めてなの。

(255) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして、ニジノの撓んだ校章の刺繍を見つめる。
触ってみる?とうながされたので、ふわっと触れてみて。*]

 これが本物! でもVRの時と違いない!
 凄いわねVR……!

(256) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

[玲が両腕を広げて、私がその中へ飛び込み、優しく頭を撫でてもらう。
それはVRの中で、幾度も繰り返した事だけれど。
現実の身長差の分、VRの時よりも、少し顔の距離は遠く。]

[覚えてる?と問われて、え?と、顔をあげたら>>253
上を向かされた顔。唇を塞がれて。

顔だけではなくて、全身が熱を持った様に感じる。
心臓が、酷く煩くて。
玲の学ランを、ぎゅって、握った。*] 

(258) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

[野々花>>254の同意も重なって、私と野々花の視線はニジノ(の胸元?)へ。]

 そっか……。
 たしかに、競技には邪魔よね。

 でも胸がなくても、男子には間違われないわよ。
 ニジノは綺麗だもの、身体の線も含めて。

[しゅっとしまっていて、でも女性らしい曲線があって。
ニジノもその身体も、とても綺麗だと思う。]

(259) doubt 2023/05/04(Thu) 02時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[クルーエル社の話には。]

 ね。神様の所業じゃないかしら。
 どんな技術なんだろう……。

 それにね、私も、余命僅かだったのが、
 急に治ったら、騒がれると思ったのに。
 何も起こらなくて。
 病院にも手が回っているのかも。

 クルーエル社、触るなキケン、ね。

(260) doubt 2023/05/04(Thu) 02時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

 3カップ……。
 でもこの体型で胸だけ大きいと、
 バランス悪いかも……?
 残念だけど、諦めるわ……。

[底に残ってしまったタピオカを吸い上げたら、また失敗して咽た。
ニジノ>>261に倣って、スプーンで掬ってぱくり。]

(265) doubt 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[それから、ニジノのカラダの秘密>>262、タトゥーを見て。]

 わー! かっこいい!
 とても、素敵ね!!

[鷹の羽根と桜と共に、ジャンプを跳ぶニジノの姿を想像して。]

 うん。絶対に観に行くわ!

[両手を合わせ、笑む。
そうして暫く会話を楽しんだ後、待ち受け写真を撮りに、桜森高校へ。*]

(266) doubt 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

[長い長い、キスを受けて。
心臓の早鐘の音が煩くて、頭がじんじんして、涙が滲んだ。

唇が離れると、瞼を持ち上げて、見上げる様に見つめる。]

 ……っ。

[色々あった>>263、に返事をしようとしたけれど。
もう一度軽く重なる唇を受け。
頬を撫でてくれる、心地良い手は、瞼を閉じて受け止めて。]

(269) doubt 2023/05/04(Thu) 03時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[ピアノの椅子に座った玲が、聴いてくれる?>>264と問うのには、聴きたい、と頷く。

曲は何だろう。
練習したという事は、出会った時に弾いていた、『エリーゼのために』ではないのだろうけど。]

[音が鳴り、奏でられた旋律は、『孤独の中の神の祝福』。]

 ――……ありがとう。

[ぽつりと呟くと。
瞼を閉じて、その旋律に耳を澄ませ。]

[やがて演奏が終わったなら、大好き、と。
それは演奏に対してか、玲に対してか、そう言って。
少し涙目で、貴方に抱き着く事でしょう。*]

(270) doubt 2023/05/04(Thu) 03時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 夕暮れの帰り道・河原で ─

[再び自転車に二人乗りで、帰路につく。

廃校も、夕暮れの空も、VRの中でも見たけれど。
先程居た校舎も、夕陽の茜色も、水面に反射する煌めきも。
頬に、髪に感じる風も、今は全て、現実のもの。]

[そして、この背の温もりも。

VRの中では、幾度も交わしていたけれど。
――……先程交わしたファーストキスも、現実のもので。]

[赤い頬、指先でそっと、自身の唇に触れ。]

 ……うん。また、いつか。

[また>>271に頷いて。
再びその背に、頭を、身を預けた。**]

(272) doubt 2023/05/04(Thu) 03時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― GW・桜森高校への道 ―

[苺の添えられた、とろとろのチョコが溢れるフォンダンショコラも食べ終えて。

5月の、少し強くなってきた日差しの中。
バラバラの制服を着た女子3人の、同窓会は続いていく。]

 柊さん? いつから?
 あ、そういえば、キャンプファイヤー、
 二人とも居なかったわね……。

[野々花>>278の告白には驚いて。
ニジノ>>280の、顔面偏差値限界突破カップルにも頷く。
私の話を聞かれたら、玲とは現実でも関係が続いている事を
話して。
ニジノに玲のLINEを知りたいと言われたら、玲にニジノのIDを教えていい?と聞いて。
3人3様の今後の話、不安の吐露なども聞きながら、歩を進めていく。]

(289) doubt 2023/05/04(Thu) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[やがて着いたのは、桜森高校前。
野々花の感想>>279に。]

 その境界を踏み越えて入ったら、
 出られなくなるホラーを想像してしまうわね……。

[などと。
その後、ニジノの気遣い>>277で、裏門へ回って。
そして校内へ入る時。つま先で、地面をちょん、ってする野々花が可愛くて、くすりと笑った。]

(290) doubt 2023/05/04(Thu) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 玄関 ―

[撮影場所は、VRの中で撮った時と同じ、玄関で。
その後は各々で回るという提案を受けて>>281
でも、ニジノの顔色が悪い様な気がして。]

 ニジノ、大丈夫?
 私、ニジノと一緒に行っては……ダメ?

[ニジノを一人にしたくない、と思ってしまった。
でも同時に、一人でしたい事があるのなら、邪魔はできないとも思う。]

[早めに帰ろう、と言う野々花>>285にも頷いて。
VRの時と同じ場所、ニジノを真ん中に、3人で身を寄せて撮影。]

 うん。私も、並べて飾っておくわ。

[虚構のアバターの写真も、良い思い出だけど。
アバターとは少しづつ違う、
本物の3人が並んだ、自然な笑顔の写真を見て、笑んだ。]

(294) doubt 2023/05/04(Thu) 20時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして、別れ際>>287。]

 こちらこそ、ありがとう。
 また、会いましょ?
 学校の話とか、柊さんの事とか、色々聞かせて欲しい。

[ニジノの見送りには、頷き。]

 試合観に行くのも、楽しみにしてる。

[ニジノは海外へ行くのならば、次に会えるのは先になるかもしれないけれど。
試合は必ず応援に行くと告げて。]

 野々花も、柊さんと仲良くね?

[と、笑んで返した。]

(295) doubt 2023/05/04(Thu) 20時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[野々花とニジノを見送り、一人になると、私は。
裏門の桜並木があった場所、ベンチに腰掛けて、まだ校内に残るニジノが出てくるのを、待っていた。
迷惑かもしれないと思っても、やはり、心配で。]

[その場所で、VRの中から持ち出した写真を眺める。

今はない、桃色の桜吹雪。
現実では不可能な、同じ歳の玲と私が並んだ写真。
途中、大和子のソロ写真も出てきて、咽てしまったけれど。]

[そのまま、校舎の中へ入る事はなく。
暫くその場で、ニジノを待っていたけれど。
会えたかどうか。**]

(297) doubt 2023/05/04(Thu) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― GW・桜森高校裏門 ―

[裏門で暫く、貰った加工済の写真>>346や、スカートの中が写らない様に撮った、ニジノ様の美麗なポージングソロ写真集を眺めて笑んだり。
ニジノに送った、VRの中で撮った写真(女子3人と大和子、黒板アート、桜並木の風景写真など。写真を見せつつ、ニジノが欲しいと言ったものがあれば送った)を眺めて。]

[そうしていたら、やがて、ニジノ>>347の姿が見えて。
その姿はとても怯えて混乱しているに見えて、私は、両腕を広げてぎゅうって抱き締めて。
震える背中を、きっと落ち着くまでさすっていた。]

 ――……だいじょうぶ。

[ここに居る、って伝える様に、頬を一度摺り寄せて。**]

(349) doubt 2023/05/05(Fri) 13時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 初夏・自宅のキッチン ─

[夜、玲からのLINEを見た時は、実は、ランチを作りに行くつもりでした。
11時頃にお邪魔してランチを作って、夕食には、温めるだけで食べられる物を手土産に持って行って、日が暮れる前には帰ろうかと。

でも、指定の時間は午後で。
受験もあって忙しい玲を、少しでもサポートしてあげたいと思うのだけど。
夕食まで長居してしまうと、却って妨げになってしまうのでは?と、遠慮がちな私は考えてしまうのだけれど。]

[そんな事を考えていたら、キッチンにあるオーブンの電子音が、ケーキが焼けた事を告げて。
パタパタと小走りに、そちらへ向かうのでした。]

(351) doubt 2023/05/05(Fri) 13時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 玲の自宅の最寄り駅 ─

[お昼ご飯を食べ終えて、焼いておいたケーキを箱につめて、家を出る。
玲の家の最寄り駅に着いたら、近くのスーパーで、買い物をして。]

(353) doubt 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 玲の自宅の最寄り駅 ─

[スタンプを押したら丁度、待ち人の姿が見えて>>359
手を上げて小走りにそちらへ行ったら、奇しくも、送ったばかりのスタンプと同じポーズになっていたかも。

服装は、夏服の白いワンピースに、
アクアマリンのネックレスをつけた姿で。

荷物を半分持ってくれるのには、ありがと、と言って。]

 ね。暑いけど、外を歩けるの嬉しい。
 私の方こそ、お招きありがとう。
 玲のお母様に会えないのは、ちょっと残念だけれど。

[玲のお母様は私を可愛いがってくれて、私もとても懐かせてもらっている。
見つけた美味しいお店のスイーツを手土産に、一緒にお茶をして、お話をするひと時がとても好きだ。]

(361) doubt 2023/05/05(Fri) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 今日はね、お店のではないのだけど。
 レモンメレンゲのタルト、最近覚えたレシピで、
 お母様に、採点してもらおうと思って。
 気に入ってくれるかしら?

[私と、玲と、玲のお母様のと3人分のそれは。
きっと初夏にぴったりな、爽やかな味。
玲に合わせて、甘さも控えめにしてあるそれが入った箱を掲げて、嬉しそうに笑った。]

(362) doubt 2023/05/05(Fri) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 玲の自宅 ─

[玲の家に着くと、おじゃまします、と言って。
玲にまとわりついている碧ちゃんが私にも気付いてくれたなら、嫌がられなければぎゅーってした。]

[持っていた荷物は全部要冷蔵なので、玲へ渡して冷蔵庫へ。]

 ――……ん?

[それで。
その後はリビングでお茶をしながら談笑、を想像していた私は、行先が玲の部屋だった事に首を傾げた。
だけど見せたいもの?とか何か用事があるのかなと、特段気にする事もなく。*]

(364) doubt 2023/05/05(Fri) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 おじゃまします……。

[初めて入った、玲の部屋>>365
シンプルなそれは、イメージ通りだったけれど。

部屋に不釣り合いなうさぎのぬいぐるみを、枕元に見つけて。
くすりと、笑って。]

[ベッドに座る玲。横を促されれば。]

 ――……座ってしまって、大丈夫?

[私服で、ベッドの上に座ってしまっていいのかなって。
小さく首を傾げるも、促されるままに座る。*]

(366) doubt 2023/05/05(Fri) 16時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 そうなのね。
 私も、枕元に置いてあるの。狼のぬいぐるみ。
 だから、お揃いだなと思って。

[ふふっと、笑って。
それから、玲のスマホ>>367に視線を落とす。
待ち受けに気付いたら、一瞬で頬が赤く染まってしまったけれど。

それから、開かれた画面には思い出の写真が並び。]

 この時の私達って、同じ歳なのよね。
 同級生だったら、どんなかんじだったのかな。
 ちょっと嬉しい。

[言いながら想像して、くすりと笑って。
やがて自分の寝顔写真が出てきたら、赤い顔で咽た。]

 これは、恥ずかしいから消して!?

[寝顔写真なんて、とてもとても恥ずかしい。]

(374) doubt 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[写真を通信で送ってもらったら、今度は私のスマホのアルバムを見せて。]

 私は、2人で撮った写真以外、玲の写真はないの。
 ……何か……恥ずかしくて……。

[好きな人の写真って、見るだけで、何だかドキドキしてしまうから。
ソロ写真とか、逆に何だか撮れなくて。

私の写真フォルダには、女子3人で撮ったものや、そこに大和子が加わったもの、各々のソロ写真。
VRの中で離れていた時間に撮ったそれらは、枚数も多くない。
殆どずっと一緒にいたのだから。
他には、玲が撮った写真の、少し下からのアングルの写真とか。
気に入った写真があれば、私も同じ様に送る。*]

(375) doubt 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[消したくない>>377と言われてしまったら、それ以上は何も言えなかったけれど。]

[まだ慣れないスマホの操作。
一生懸命転送していたら、優しく髪を撫でられて。>>378
その手の心地良さに、目を細め。]

[進路の話を聞いて。
私の希望の進路も話そうとしたけれど。でも。
続く言葉に、息が、止まった。]

 ――……いいの?

[間をおいて、やっと零れた言葉は、そんなひとこと。] 

(383) doubt 2023/05/05(Fri) 18時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[少し放心した様に、零した言葉は、けれども、はっと我に返って。*]

 ……あ。でも、お母様が寂しがるんじゃない?

(384) doubt 2023/05/05(Fri) 18時頃

【人】 陀羅尼 サラ


 私が玲の家に?
 それはそれで、ご迷惑では……。

[玲がこの家を出るのかと思って。
そうなると、お母様が一人になってしまって寂しいのでは、って思ったけれど。>>385]

 うん。嬉しい。
 私も、一緒にいたい。

[目を細めて、ふにゃっと嬉しそうに笑んで。
髪を撫でてくれる手に身を任せ、瞼を閉じていたけれど。
ふいに肩に回る腕、引き寄せられて、瞼を開ける。

至近距離で見つめられて>>386、私は。
早鐘を打つ鼓動。
瞳で問われた言葉に、ぎゅっと玲のシャツを握って、瞼を閉じて。
重なる唇を受け止めた。*]

(388) doubt 2023/05/05(Fri) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……っ。

[口付けられながら、後ろに傾く身体。
背中がベッドの上に着地したのを、感じて。

唇に、頬に、何度も唇が落ちてきて。
手が胸に触れるのを感じれば、
この先に何があるのかは、もう分かる。

それはVRの中で、幾度も繰り返した事だから。
でも、現実となると、その重みは全然違う。]

[熱を持つ身体。潤む瞳。でも。

玲の事は、大好きだけど。
まだ、覚悟ができていなかったのか。
動揺して、不安な顔をしてしまったんだと思う。]

(392) doubt 2023/05/05(Fri) 19時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[髪を撫でられ、耳元に落ちてきた言葉に、小さく肩を揺らし。
全身をベッドに横たえられて。
玲が上着を脱ぐ仕草を、私のワンピースに手がかかるのを、酷い音を立てる心臓の音を聴きながら、見つめていて。]

[怖いのは、玲では、ないけれど。
逃げないで、って貴方にお願いされたら。
私は、逃げられるわけない。*]

 ――……うん。

(393) doubt 2023/05/05(Fri) 19時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[現実の玲に触れられる感覚。
VRの時よりも、もっと、心臓が煩くて。
頭がくらくらする。]

[嫌だったら、の言葉>>394に、私は。
玲の背に腕を伸ばして。
――……ぎゅって、抱き締めた。*]

(396) doubt 2023/05/05(Fri) 20時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[頬に落ちてきた感触>>416に、睫毛を震わせ。
うっすらと、瞼を持ち上げると。]

 ……っ。あきら?

[未だ覚醒に至らない頭、ぼんやりと瞳に映った姿に、名を呼ぶけれど。
段々と覚醒してきたら。]

 きゃっ!

[真っ赤な顔で、掛布団の中に顔まで潜り込ませた。]

(419) doubt 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― その後 ―

[私の身体に奇跡が起こり、病気が治って。
高校に復学した私は、調理部に入った。

理由は勿論、いつかのために料理に慣れておきたいから。
そして家で作っても、食べて採点してくれる人が居ないから、で。]

[玲のお母様が家を空けがちになったら、
受験生の玲をサポートしたくて、料理を作りに行ったりして。

時には野々花と、日本に居たらニジノとも、一緒に料理を作って勉強したり。
焼いたお菓子を並べて、そのままパジャマパーティーもしたかもしれない。
そんな時は、二人の近況や、恋のお話も聞いたかも。]

(420) doubt 2023/05/05(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[その後、3年の高校生活を経て、私は大学の看護学科に進学した。
病に苦しむ人の心に、寂しさに、寄り添いたいと思ったから。]

[けれども、そんな日々もそう、長くは続かないのかもしれない。
だって、私にとって一番幸せにしたくて、大切な人が他に居るから。
私を望んでくれるのなら、玲を、家庭を一番に大切にしたいから。]

[窓から差し込んだ光、吹き込む風に、聖書のページがパラパラと捲れる。
――……【配布能力:光のディフェンス】
その能力は、もう私には無いけれど。
私自身の力で、玲を、まだ見ぬ家族を、守りたい。だって。]

 私は、貴方の――……。

[貴方達の――……。
守護者、なのだから。>>3:135>>3:-250
――……この先も、ずっと。**]

(421) doubt 2023/05/05(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……ん。

[小さく頷くと、布団から、真っ赤な顔を出して。>>428
頭を撫でられ、ぎゅーっを受けた事でしょう。*]

(430) doubt 2023/05/06(Sat) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[ぎゅーって、強く抱き締めてくれて。>>431
私もその背に腕を回すと、ぎゅって抱き締め返し。]

(432) doubt 2023/05/06(Sat) 00時半頃

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