人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【墓】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・病院 ──


  ……ただいま。
  いろいろ……うん、いろいろ。
  外の空気、やっと吸えたな。


[ 最後の一文に関しては「よかったね」って、
 そういうニュアンスだったんだけれど、
 隣の九重にはなんのこっちゃわからないだろう。
 まあいい。九重もそんなことは言わない。

 そこまで口数の多いタイプではないし、
 口を開けばよくわからないオカルト話の、
 ちょっと不思議な女子……と思ってたけど、
 精神世界について教えてくれたのも、
 さっきのメールも、意外と面倒見いいんだなって、
 慎一は静かに印象をアップデートしたところ。]
 

(+26) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ……九重も、番代も、
  すごいことなってたから、焦った。


[ いろいろの断片を持ち出しながら、
 慎一はあの校舎でのことを振り返る。

 どちらも先に見つけた誰かが、
 親切に張り紙をしてくれていたから、
 「焦った」くらいで済んだ。感謝してる。

 それで……世界の持ち主についての件、
 「わかんなかった」って番代は言う。>>+25]
 

(+27) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ……うん。
  でも、誰かに、
  気づいてほしかったのかなって。
  あの、いろいろさ。


[ 校舎に散らばったカッターナイフ。
 誰かにとってはため息さえも、
 手がかりになっていたとは知らないけど。

 さすがに、後になって結び付けた点と点を、
 勝手に人前で繋げてみせることはしないが、

 でも、そういうことだったのかもしれない。
 あの校舎が純粋に文化祭じゃなかった意味。]
 

(+28) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  で、問2。
  それが誰かを答えなさい。って?

  そんな問題が出たら、俺、
  白紙で出して落ちたんだろうなあ。

  ……誰か合格してくれればいいんだけど。


[ 番代から出てきたたとえ話。>>+25

 慎一は現代文も苦手だし、
 200文字書いてる間に気が滅入る。

 冗談めいた形で語ってみたって、
 目の前の現実は何ひとつ変わらない。]
 

(+29) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ 夜のお菓子パーティー。女の子の秘密。
 あの状況下で開かれていたと知ったら、
 女子って強いなあって思っただろうが、
 男の子の慎一がそれを知ることはない。

 とにかく、慎一はもう現実にいて、
 いつもどおりではない悲しい出来事が、
 動くこともなく目の前に横たわっている。

 だから、ベンチには腰掛けないままも、
 その隣に立ってぼんやりと、
 上着のファスナーを指先でなぞってた。*]
 

(+30) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/12(Sat) 20時頃


【墓】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・病院 ──


  ……あ、でも、
  本当にすごいことになってそうなとこは、
  俺、見てねえから! 布団被ってたし!


[ 少なくともあっけらかんとした感じじゃなかった。
 そのときの番代の笑い方の話。>>+31

 それをどう取ればいいのか。
 慎一がとっさにしたのはそんな弁明。

 ほら、おなかの部分とかね。>>3:416
 被せられていたのが布団というのもあって、
 慎一がめくるのってどうなんだろって思ってさ。]
 

(+35) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ 不要かもしれない弁解をしながら、
 あのときのことを思い出して、ひとつ気づく。]


  ……そういえば、あれ。
  黒沢の字だったなあ、張り紙してあったの。

  キツかったはずなのにな。
  こんなことになっちゃうくらい。
  限界だったとか書いてたくせに。


[ そんなときに気を回さなくてもいいのに。
 残されてた張り紙を思い出して、>>3:417
 「えらいなあ」より先にそう思ってた。]
 

(+36) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ 落第生ばかり肩を並べて、
 おしゃべりしながら試験官の帰りを待つ。>>+32]


  ……うん、ヒントか。
  答えがわからなかった、というより、
  見ないフリしてた気がする、俺。


[ ぽつぽつとそんな言葉をこぼす。
 落第生同士なんだから、
 少しだけ反省点を述べさせてほしい。

 慎一や番代に答えられなかった答え。
 それに誰かがたどり着いてくれることを祈って。]
 

(+37) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ユーガか。確かに。


[ 誰か、と言ったって、
 あの場所には顔も名前も知っている、
 クラスの友人らしかいないのだから、
 名前を挙げてみることだってできる。>>+33

 真っ先に、当たり前に炭蔵の名前が出て、
 なぜか慎一は少しばかりうれしい。
 やっぱり隠し事が上手だなあ。
 くやしさは特にない。でも、どうだろう。

 ふと、慎一は一歩二歩とベンチから離れて、
 番代のほうを見ながら大きく手を広げてみる。]
 

(+38) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ……案外近いなあ。


[ その手の届く範囲の話。>>2:271

 両腕を広げた長さは身長と近いと聞いたから、
 たぶん、これより5cmくらい狭い範囲。

 黒沢がその中にいてくれればいいけど、
 でも、もしも今、あのなめらかな両腕が、
 炭蔵自身をぎゅっとするので忙しくても、
 慎一は失望なんかしないんだけど……、
 はて、あのかんぺき人間はわかってるかな。

 それとも、そんなことになったら、
 自分で自分を許せなくなっちゃうんだろうか。]
 

(+39) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ 何事もなかったかのように元の位置に戻り、
 慎一はほかの名前を挙げてみたりもする。]


  レンがさ、すげえ考えてた。
  何をしてほしいんだろう、
  なんなら教えてほしい、って。

  ……今思うと、アイツ、
  自分が張本人の気、全然なかったな。


[ 伝えれば、きっと助けになってくれる。
 寄り添ってくれる。力を貸してくれる。

 鳩羽だけじゃなくて、あの場にいたみんな。
 それ以上アレコレ名を挙げることはないけど。]
 

(+40) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ ふいに、「ズルい」と言われて、>>+34
 慎一は少し驚いて自分の手元を見た。

 ファスナーの表面は、
 凹凸がざらざらとして触り心地がいい。

 あまり意識もしていなかった行為を指摘され、
 ボタンを摘まむ番代を見て慎一は笑った。]


  ヤだよ。あげない。


[ ……ダサいウィンドブレーカーだしね。
 今度は意識的に。自分を落ち着かせるために。
 その感触を繰り返し指先でたどりながら。]
 

(+41) 2021/06/12(Sat) 22時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ しゃべってて気づいたんだけど、
 自転車を飛ばしてきたせいか喉が渇いた。
 あとで外の自販機を見てこようかなんて考えて。*]
 

(+42) 2021/06/12(Sat) 22時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/12(Sat) 22時半頃


【墓】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・病院 ──

[ バラエティ番組の反省部屋と比べれば、>>+44
 このはずいぶんと静かだった。病院だもの。

 それ以上聞いてこなかった番代に、
 慎一がマネキンの話をすることはないし、

 ──あ、でも。
 あまり口を挟まず話を聞いてた九重に、
 「あのお札、なに……?」って、
 怖々聞いてみたりして。

 ……専門的で難解な呪文みたいな、
 オカルトトークが返ってくるんだとしても、
 聞かなきゃよかったとは思わないよ。]
 

(+59) 2021/06/13(Sun) 01時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ 意味のわかんない動作をする慎一と、
 それに首を傾げる番代。>>+44
 その視線を感じたなら少し笑って、]


  ……手の届く範囲って、
  意外と限られてるんだなあ、って。


[ やっぱり意味がわかんないかもしれないけど、
 一応、そんな説明だけは加えておこう。]
 

(+60) 2021/06/13(Sun) 01時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ……そーだよ。

  ちょっとだけ落ち着くから、
  パニクったときとか、オススメ。


[ とりあえず気分を落ち着かせたいとき。
 あるいは今みたいに、
 無意識にしたって気分の落ち着かないとき。

 慎一はそういうの、ちょっと詳しいんだ。
 日常にそういうタイミングがちょっと多いからね。

 だから、知ったような口をきく。
 何も自慢できることではないけれど、
 ふふん、という感じに笑っていた。]
 

(+61) 2021/06/13(Sun) 01時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ それから間もなくのこと、
 綿見もその場所にやってきたかな。>>+58]


  ……おかえり。
  綿見も反省部屋の仲間入りかあ。


[ 今度は「おかえり」を慎一が言おう。
 さっきまでの冗談を引用しつつ、
 なんか、女子ばっかだな……って思ってた。**]
 

(+62) 2021/06/13(Sun) 01時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/13(Sun) 01時頃


真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/13(Sun) 08時半頃


【墓】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・病院 ──


  んー……、
  あの場所。ヒントだったのかな。
  だとして、なにも気づかなかったね。
  ──って話。

  気づかなかったのか、
  気づかないフリをしたのか、
  ……そのへんの差はあるかもだけど。


[ だから、落第生の反省部屋。>>+67
 小さく立てられた笑い声に、
 慎一も少し笑ってそう答えよう。]
 

(+69) 2021/06/13(Sun) 21時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ いつの間に。という問いには、
 そういえば。と思い出すことがある。]


  ……いわれてみれば。
  俺、綿見の人形は見てない。

  9時前に集合しようって言われて、
  その直前まではいたんだけどなあ。
  ……少し前≠ニかいい加減な決め方するから。


[ まるで自分が今ここにいるのは、
 あの大雑把な集合時刻のせいみたいに言う。
 そんなことないのもわかってるんだけどね。]
 

(+70) 2021/06/13(Sun) 21時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ……だから、
  チャイムが鳴るとだれかが帰る、なら。
  2日目の夜かな。午後8時50分。


[ 同時だったのか。という問いに対して、>>+67
 正確な時刻を告げる必要があるかはさておき、
 それが慎一の性分なので勘弁してほしい。

 それから、慎一は少し考えて、
 少し慎重な声色で綿見に尋ねてみよう。]
 

(+71) 2021/06/13(Sun) 21時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  最後さ……その、
  綿見もやっぱり、死んだの?


[ 番代はあまりその話、したくなさそうだしね。
 綿見もそうだというなら無理強いはしない。

 ただ、ほら。あれって結局何だったのかな。
 いなくなった人、それぞれの形をしたマネキン。

 喉元のかきむしったような痕。
 襟首の詰まったセーターに少し隠されたそれを、
 肌に残ったざらざらとした質感を、
 手持無沙汰に撫でながら、綿見を見下ろして。*]
 

(+72) 2021/06/13(Sun) 21時半頃

【墓】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・病院 ──


  図太い人ぉ?
  なんつーか、そっか。
  見え方ってちげーもんだね。


[ 少なくとも番代と話していて、
 そんな話にはならなかった……と思う。

 椅子に腰かけた番代をちらりと見て、>>+74
 なんていうか、同じ落第生でも、
 出した回答は三者三様……なのかもしれない。]
 

(+79) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  それも勝手な憶測だけどさ。
  少なくとも、呼んでくれたんだし。
  そういう話をしてたとこ。


[ 今度は誰が当てるかの予想大会は始まらず。
 慎一は相変わらずなんとなく立ったまま、
 座っている女子たちを見下ろしている。]
 

(+80) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  ……無視したかあ。
  ユーガ今ごろ泣いてるかもよ。

  ……つってもさ、
  集まったって無意味だったのかもね。
  どうしたって帰らされてた気もする、し。


[ 炭蔵が泣いているとは1ミリも思わないが、
 彼を不憫に思ったのははじめてかもしれない。

 無視した結果の今ではないかもしれないが、
 できれば次からは謹んで辞退とかにしようよ。]
 

(+81) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ 「死んだの?」慎一の問いも直球だけど、
 綿見の返答も大概ストレートな豪速球だ。>>+77
 「死んだ」「殺した」物騒な単語の羅列に、
 つい疑問を挟んでしまったりもするんだけど。]


  殺した……? なにを?


[ だってさ、帰ってきたのは綿見ひとりでしょう。
 あの時間に帰ってきたのは、慎一を入れてふたり。

 何に会うこともなく、ひとりで沈んだ慎一には、
 もうひとり帰ってないと計算がズレない? って、
 純粋に疑問に思えて仕方ないだけだから、
 語りたくないならコレも無視を決め込んでくれていい。]
 

(+82) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ とにかく、会話にはままあることだろうが、
 同じ問いが慎一にも跳ね返ってくる。>>+78]


  ……苦しかったなあ。
  やっぱり夢じゃないなって、
  あんとき改めて思ったかもしんない。
  苦しかったし…………、


[ クレープの味ほど軽やかに語れないかな。
 指先で傷跡をたどりながら、
 慎一はあの瞬間のことを思い返している。]
 

(+83) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  むなしいね。って、
  だいぶ前、俺に言ったでしょ。

  むなしかったよ。
  あの場所で死んでいくのも。
  今も少し、むなしい。自分がね。


[ 確かにぐちゃぐちゃにもなったけどね。
 今の慎一は割と淡々とそう言って、
 泣き出したりはしないので安心してほしい。

 別にこれは今となっては、
 何がなんでも隠したいモノでもなくて、
 番代がいるのもわかって、そのうえで、
 慎一はそんな漠然とした答えを返してる。]
 

(+84) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  綿見は──、あ、いや。
  無理に聞こうってわけじゃなくて。


[ 根に持つタイプでごめんね。
 慎一はあの日のこと、忘れちゃいない。

 結局あの言葉の真意やなにやら、
 わかんないまま豹変されるのを警戒して、
 気づけば普通の級友の距離で会話してる。
 そんな数か月だったなあって思っただけ。

 それと、なんだろう。
 もうごまかす理由もない気がした。
 声に出してしまえばそれが本当になるようで、
 あのときは頑なに認めることもできなかったけど。]
 

(+85) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ


[ つい聞き返してしまったけれど、
 これも、お得意の無視としてくれてもいいよ。
 ……や、これは別に嫌味とかじゃあなくって。

 ゆるりと会話の向く先を変えようと、
 慎一はそのとき思い出したように言う。
 ……実際、そのとき思い出したんだけどね。]


  ……そういえば、
  クレープもパンケーキもうまかった。
  夕飯に困んなくて助かってたんだよね。
  あれ、綿見でしょ。ありがと。


[ 番代はパンケーキのこと知らないだろう?
 羨ましがってくれてもいい。あれはうまかった。]
 

(+86) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【墓】 真向一気 シンイチ



  俺、飲み物買いに行くけど──、
  ほら、外出たとこの自販機。

  なんか買ってこようか。
  お礼。番代もついでに。


[ あくまで綿見にはお礼として、
 番代はついでだよって言っちゃうから、
 慎一には浮いた話がないんだろうな。
 ……それ以外の原因からは目を逸らしつつ。

 でもまあ、対価を払う気はあるよってこと。
 どこまでいっても無償のナントカには縁遠く。

 ラインナップまでは覚えてない慎一は、
 ほらあっち、って入口のほうを指さした。*]
 

(+87) 2021/06/13(Sun) 23時頃

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