人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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視点:


【人】 ASIOS キリノ

 [ふー、と深呼吸して。]

 【CLUEL-DM54000-2sBK】の
 『人間の願いを叶える機能』のみを使用して
 参加者全員の精神肉体を完全治癒してください。

(2) steel 2023/04/30(Sun) 00時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 桐野玲の運ステータス26(0..100)x1%を使い

 参加者全員の精神肉体を治癒する!!!

(3) steel 2023/04/30(Sun) 00時半頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/04/30(Sun) 00時半頃


ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/04/30(Sun) 00時半頃


キリノは、ヤマトをドン・キホーテの看板で殴った。

steel 2023/04/30(Sun) 01時頃


【人】 ASIOS キリノ

─ リアル・個室の中 ─

 [マシーンの中で何か激しい頭痛に襲われる。
 電流が通ったような痛み。]


 ──……!!!!
 い、痛…ってぇ……、

 はあ、はぁ…っ、

 [痛みに呻きながら、ゴーグルをむしり取って
 汗を拭った。

 ──そうだ。戻ってきた──。]*

(10) steel 2023/04/30(Sun) 01時頃

キリノは、>>-45 爆笑してる(笑うところではない)

steel 2023/04/30(Sun) 01時頃


キリノは、リアルでも色んな所でやりまくる鮫ヤマを想像している

steel 2023/04/30(Sun) 01時頃


キリノは、柊が清らか……上品…(ぶつぶつ)

steel 2023/04/30(Sun) 01時半頃


キリノは、ノッカ最初からあれだと年をとっても高校生に見える利点(?)

steel 2023/04/30(Sun) 02時頃


【人】 ASIOS キリノ

─ リアル・個室の中 ─

 [ゴーグルを傍らに捨てて、
 震える手でウェアラブルデバイスを外した。
 喉元に手をやる。汗ばんだ首。

 ──あの忌々しい首輪は、もう無かった。]


 ……──はぁっ、っは……
   ……


 [願いの最申請を叫んだあと、
 "受理しました。処理を実行します。"の
 音声が聞こえて、
 身体中に電流が走ったような衝撃と苦痛を受けた。
 何が起こったのか分からない。
 いや、
 何かが"処理"されたのだ。]

(39) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [頭の中に色々な数字が点滅して、
 かつてないほど混乱していた。
 ──しっかりしないと、発狂するんじゃないか。
 額から流れ落ちてくる汗を腕で拭って、
 息を深く吐いた。]

 ………、…

 ………受理、処理、と聞こえた…
 ……成功したんだ。


 [自分で提出した文言を、辿る。

 桐野玲の運ステータス26(0..100)x1%を使い
 参加者全員の精神肉体を治癒する

 ……そうだ、そうだった。]

(40) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [ひとつずつ丁寧に思い出して行くと、
 ようやく体の震えが止まり。
 マシーンのロックは外れているようだったが、
 深い息を吐いて、背もたれに沈み込んだ。

 目の前のモニタは暗くなっていて、
 桜森高校はもうどこにも映し出されていなかった。]


 ……

 終わったんだ。


 [そうだ。自分はこの光景を知っている。]

(41) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [去年は、申請した後にこんな身体的負担は無かったが、
 桐野はやたらマシーンの中で待たされた。
 …ほどなくして、廊下を隔てた別室から
 絵里の叫び声がかすかに聞こえた。]


 ………

 ……サラは?

 みんなは……大丈夫なのか?


 [よろけながら、筐体の中から脱出して。]

(42) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [脱出する時、マシーンの僅かな出っ張りに
 運悪く靴紐が引っ掛かり、転げて落ちた。]


 ──、!!痛ってぇ!!!


 [そこで、急に正気に返ったように
 焦りが出て来た。

 靴紐を直し、所定位置に置いた黒いリュックを取って
 扉に手をかけた。
 部屋のロックはもう外れている。]

(43) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 ────サラ!!!


 [どこの個室なのか、分からないので
 廊下に出てとにかく叫んだ。


 申請は受理された。願いは叶った。


 ──リアルのサラに早く会いたい。]*

(44) steel 2023/04/30(Sun) 23時半頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/04/30(Sun) 23時半頃


【人】 ASIOS キリノ

 [長い廊下を走りながら名前を呼んでいると、
 少し先にある個室の扉が、
 頼りなく小さく開くのが見えた。>>49
 扉の隙間から僅かに覗いているのは。]


 ……!!
      ……サラ…っ


 [今度は、探していた時の大声ではなく、
 会いたかった相手を見つけたときの、
 安堵混じりのような声になった。


 駆け寄り個室の近くに行くと、
 白いワンピースを着て、
 幾分かVR内よりも色の白い、
 少し弱々しい彼女の姿があった。]

(50) steel 2023/05/01(Mon) 00時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [──きりのさん、と、

 聞き慣れたよりも少し細い声に呼ばれる。>>49

 彼女は自分の足で立っていた。
 病気は治ったのか、無事なのか、
 色々なことが頭を掠めたけど。]


 サラ……、


 [何を言うか、決めていなくて。]

 ……あー、っと、初めまして、
 …桐野玲、だよ。


 [思わず自己紹介を始めた。
 顔は同じだから、分かる筈ではあったが。]

(51) steel 2023/05/01(Mon) 00時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [サラの反応はどうだったか。
 顔を見つめたら、思いが込み上げてきた。]


 ──、……会いたかった……

 …リアルで、
    やっと会えたね……。 


 ……俺、約束破らないでしょ?


 [そこまで言うと、
 VR内でいつもそうしていたように微笑んで、
 彼女に向かって両手を拡げた。]*

(52) steel 2023/05/01(Mon) 00時半頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/05/01(Mon) 01時頃


キリノは、そのランダムは危険なんだ…。ニジノ[[who]]の掛け布団を与えた

steel 2023/05/01(Mon) 01時頃


【人】 ASIOS キリノ

 [自分に続く自己紹介>>53のあと、涙を零して。
 あの世界でよく見ていた光景、
 両手で真っ赤な顔を覆ってしまう仕草。
 ──それは、間違いなく、彼女だった。]


 ……恥ずかしいの?

 [彼女が飛び込んでくると思って
 拡げた両手だったけど。
 一旦降ろして。

 VR内よりも少し小さく見える彼女に近寄り、
 少し背を屈めて、顔を覗き込んで。]


 サラ、
 …会いたかったよ。

 [先刻と同じ言葉を囁いた。]

(55) steel 2023/05/01(Mon) 01時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 リアルで会うのが初めてだから、
 俺も不安がなかったわけじゃないけど…

 [顔を覆う手の平の隙間から覗く、
 紅潮した頬と潤んだ瞳を見つめて。]


 ……ちゃんと、俺が会いたかったサラだ。
 

 大丈夫、俺は俺だよ。

 あの廃校で出会って、
 サラを好きになった桐野玲だよ。


 [全く同じ人間だと、伝わるだろうか。

 サラが嫌がらなければ、恐る恐る手を伸ばして、
 できるだけ弱い力でそっと抱き締める──。]*

(56) steel 2023/05/01(Mon) 01時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>57抱き締めても嫌がる気配は無いことに
 心から安堵した。
 本物、という単語にはくすっと笑って。]


 あはっ。

 そうだね。
 本物のサラだと思うと…

 [俺もどきどきする、と言いかけたけど、
 激しい鼓動は伝わっているだろう。
 胸の中ですり寄ってくる仕草はまさに
 彼女そのものだった。]


 ─……うん、俺もすきだよ。


 [そう言って彼女の後ろ髪を撫でた。]

(59) steel 2023/05/01(Mon) 02時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>58 ん。俺は全然大丈夫。
 ぴんぴんしてるから、安心して。

 願い事は成功したよ。
 ノーリスクで行けてると思うけど、
 ただ、…完全治癒、という指定が抜けちゃって

 [少し申し訳なさそうに]

 治癒状況がランダムになってしまったかも。



 ……サラは、どう?


 [一番気になっていたところだったが、
 病気が治ったかどうかを
 ストレートに聞くのは、戸惑われて。]

(60) steel 2023/05/01(Mon) 02時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [もちろん治癒していれば嬉しいけど、
 ──もう、
 今は、リアルの彼女をこの手で
 抱きしめることが出来たというだけで。
 驚くほど、満たされていた。

 もしも治癒がうまく行ってなかったとしても
 自分は何ひとつ変わらない確信がある。]


 というか…
 敬語、使わなくていいよ?


 [そう言うと笑って、
 彼女の額にキスをした。]*

(61) steel 2023/05/01(Mon) 03時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>77
 ── ん?

 俺とサラの関係…って、
 こ、恋人じゃない?

 と、既視感のある台詞が頭をよぎった。が。
 まだ敬語の取れない目の前の彼女をじっと見て、
 眼の高さまで屈み、小首を傾げるように覗き込んだ。]


 勿論そのつもりだったよ。
 ……嫌?

 [嫌と言うわけがない、とは思うが
 返答があれば、注意深く見つめた。]

(92) steel 2023/05/01(Mon) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>78 そして話していくうちに、
 ふと真っ赤な顔をした彼女が、
 ワンピースのボタンを上から外し始めた。

 ───…えっ、
       …こ、ここ で!?

 思わず心臓が跳ねる。

 僅かに開いた胸元を見せながら、彼女が言った。

 傷跡のこと。
 痛みも苦しさも消えていること。

 ──治ってるかも、ということ。]

(93) steel 2023/05/01(Mon) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 ───……えっ、ほ、 …本当に!?
 そ、そうか。

 [思わず、手を伸ばした。]

  ──……よ、
       かった……──

 [涙ぐんでいる彼女の頬を撫で、
 そのまま引き寄せて、震える腕で抱き締めた。

 ──全部、報われたのだ。
 本当にゲームに勝ち、願いが叶った。]

(94) steel 2023/05/01(Mon) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [胸がいっぱいになって、ろくな言葉が紡げず。

 自転車で河原行こうね、と言う彼女の
 後ろ髪を撫でて、うん、うん、と頷いた。



 傍から見たら、ワンピースをはだけた女の子を
 廊下で抱き締めている怪しい男だった。

 しかも運悪くクルーエル社員数人に見られていたが、
 今はそんな事はどうでもよかったのだ──。]**

(95) steel 2023/05/01(Mon) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>115
 いや…ありがとうは俺の方だよ。
 サラと出逢ってなかったら
 自分がどうなっていたか分からないし…。 


 [>>115 懐かしい頬ずりの感触。
 ……それより
 ワンピのボタンが外れてるのが気になって、
 誰かが来ても見えないように
 しっかり抱き締めた。]

(116) steel 2023/05/01(Mon) 21時頃

【人】 ASIOS キリノ

 あ、そういえば…
 大和たちがビルの外で集合するって言ってたけど。

 ……行ける? 歩けるかな。
 歩けないならおんぶするよ。


 [おんぶする。これも懐かしい。

 そんなことを話しながら、
 ワンピの上ボタンを留めてあげた。
 VRで制服を脱がす時よりも緊張して、
 自分の心臓の鼓動がやたらうるさい。]*

(117) steel 2023/05/01(Mon) 21時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>122 
 ─お願いしてもいい?と言われたので、微笑んで。

 廃校でそうしたようにサラを背中に乗せた。
 ……VR内よりも身長が高いから、
 見える景色も違ったりするんだろうか?
 とかなんとか考えていたら、
 背中から何か聞こえて来た。>>122]

 ん?
 どうしたの?

 [顔が見えなくて分からないが、
 やたらサラの心臓の動機が激しく伝わってきて。]

(128) steel 2023/05/01(Mon) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [……なんでこんなに心臓の動悸が?
 病気治ったって言ってたけど
 本当に大丈夫なのか……?

 サラを背負ったままエレベーターに乗り、
 2人きりの個室空間になったところで
 ようやく一つ思い当たった。
 廃校で何度もおんぶしていた理由。


 ……うわーっ。
 サラが何を考えてるか分かってしまった。

 ……こちらも少し赤くなり、無言になる。

 エレベーターを出て、ロビーに進んだところで
 一度サラを下ろして、受付を済ませた。]*

(129) steel 2023/05/01(Mon) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>131
 受付で記念の石を受け取ったサラが、
 こちらに向き直って、差し出して来た。
 小さな手の平の中に輝く、
 彼女の、守護のシールドを思い出させる
 白い光を放つ石。]

 
 俺にくれるの?
 ……ありがと。


 [サラから石を受け取ると同時に、
 自分が持っていた、
 冷たい水色に輝くアクアマリンを
 彼女の手の平に渡した。]


 俺のも貰ってね。交換。*

(132) steel 2023/05/01(Mon) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>133
 ……うん、なんか、嬉しいね。
 こういうの。

 大事にする、ありがと。


 [赤い顔をして微笑む彼女の頭を撫でて。
 受付での用が済むと、
 もう一度彼女を背負って、
 クルーエル社のビルを出た。

 ビルを出たところでは、
 見知った顔ぶれと
 ふたたび出逢えるだろうか?]**

(139) steel 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 当日帰り・某ビル前 ─

 [外に出れば、集合場所はすぐに分かった。
 既に何人か集まっていたからだ。
 ついさっきまで同じ学校に居た筈なのに、
 みんな初対面の──。

 背中でサラが手を振っていたかもしれない。
 近くまで行くと気を付けてサラを下ろした。]

 ……うわー。
 初めまして?
 桐野だよ。
 俺はVRでは2年生の時のアバターだったけど…


 [見渡すと、みんな同じ姿だが服装が違うので
 やたら新鮮だった。
 野々花だけ少し印象が違う気もしたが、
 それでも、あの野々花だな、…と思えた。]**

(144) steel 2023/05/02(Tue) 12時半頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/05/02(Tue) 12時半頃


【人】 ASIOS キリノ

─ 当日帰り・某ビル前 ─

 [>>157>>158
 鮫島と話しているサラが
 ちょっと涙声になっていたので、
 背中を軽く撫でる。

 鮫島の小指を見ると、一瞬ハッとして。]


 ……そか、少しは来ちゃったのか…。

 まあ、他に何もないなら、良かった…。
 ……本当に。

 [代償として使われたのかは定かでないし、
 もしかしたらもっと酷い消費だったものが
 >>3で治癒してその状態の可能性もある。
 いずれにしろ、もう何も分からない。]

(161) steel 2023/05/02(Tue) 21時頃

【人】 ASIOS キリノ

 野々花もお久しぶり。
 …ってお久しぶりじゃないか。
 奏人はいないんだ…?


 [みんな私服で新鮮だなあと思いつつ
 周囲を見渡したが、
 奏人の姿はなかった。
 何となく野々花に聞いてみる。]


 そうだ、リアルのLINE交換しとこ。
 俺のこれ。『akira_k812』


 [まだサラとすら交換してなかった
 アドレスを出して。
 何人かと登録を済ませた。]*

(162) steel 2023/05/02(Tue) 21時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>165 柊とニジノは体力的なところで、
 と言われてハッとした。
 ──そういえばあの2人は襲撃死か。

 襲撃死した参加者の状態を
 詳しく知っているわけではなかったが、
 前回人狼を経験していたので。
 …想像すると、何とも言えない気分になった。]


 そか…
 キルロイとも、少し話したかったな。
 あいつ、いい奴だったし…。

(177) steel 2023/05/02(Tue) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [交わした言葉は少ないが、
 フェアじゃないからと
 願い事を明かしてくれた事。

 自分の生命を消費すると言った桐野に

 ” 願いは自分のために使え ”

 …と言ってくれたことを
 思い出していた。]*

(178) steel 2023/05/02(Tue) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>172 IDの操作がわからないサラに
 簡単に場所と登録の仕方を教えて。

 その辺に居た大和と何かぼそぼそ話し、
 >>174 賞金の話題が出れば。]


 サラに便乗みたいになるけど、
 俺も鮫島に渡しとくよ。
 使い道ないならそれでもいいけど…、
 ま、俺にもないんだ。


 [そう言って笑った。

 100万円だとうまい棒が83333本買えるのか〜
 などとくだらない脳内計算もしたが
 口には出さず。]

(179) steel 2023/05/03(Wed) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>175>>176
 立ち話をしていた時間は長くないが、
 体力の落ちているサラには
 少し無理をさせたのかもしれない。

 病院に戻ると言う彼女に、
 タクシー乗り場まで送るよ、と声をかけ
 皆の方に向き直った。]


 俺もサラを送ったら帰るよ。

 またどっかで集まろうぜ。
 …今日会えなかったみんなとも会いたいし。

 奏人ともうまい棒パーティーしよって
 話してたし、ね!

 [最後は明るく手を振って
 その場を後にした。]

(180) steel 2023/05/03(Wed) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>181 タクシー乗り場まで送る案は
 首を振られた。が。]

 えっ、いや。
 俺がギリギリまで一緒に居たいから…
 ……送らせて欲しいな。

 [少し強引だったかもしれないけど、
 どうしても、もう少し一緒に居たくて。
 皆から少し離れたところで、
 ふたたびサラを背負うことにした。

 彼女を背に乗せ、ゆっくり歩きつつ。
 タクシー乗り場までそう遠くはない筈だが
 いよいよ離れるのが辛くて、
 距離感がわからなくなっていた。]


 >>176
 ……ありがとう、は俺もだよ。

(183) steel 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 ASIOS キリノ

 ゲーム内では一週間くらいの間だったけど。
 本当にありがとね。

 [背中のサラの様子はどうだっただろう。

 顔は見えないけど、
 心臓の音が微かに聞こえる気がして
 つられる用に自分の鼓動も早くなる。


 ──それから。
 通路で背負った時に言われた言葉は、
 よく聞こえなかったのだけど。>>122
 ……思い返してみると、

 しん、じゃう

 って言ってなかった…?
 と、急に気が付いた。
 ……少し血の気が引いた。]

(184) steel 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [病気は治っていると信じてるけど。
 
 もう、自分には、願い事を申請する機会が
 巡って来る事はないのだ。
 想像すると怖くなった。

 せめて何か、ささやかな約束をしたくて。]

 
 ……帰ったらLINEするね。
 ていうか毎日するよ。

 もう少し元気になったら、自転車、乗ろうね。

(185) steel 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [あの廃校で。
 ずっと一緒にいた彼女と、
 今、離れなければならないことが
 想像していたよりも、寂しかった。


 このまま、サラを背負ったまま
 走り出して、
 どこか誰も知らない土地に
 2人で行ってしまいたい
 衝動にすら、駆られた。

 ……押し殺して乗り場まで辿り着き、
 ゆっくり彼女を背から降ろして。
 頭を撫でる。]



 気を付けて……。
 ……また、ね。*

(186) steel 2023/05/03(Wed) 01時頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/05/03(Wed) 09時半頃


【人】 ASIOS キリノ

─ 帰還当日・自宅 ─

 [電車を乗り継いで自宅へとたどり着く。
 道中はずっとボーっとしていた。

 家の門をくぐると、鍵を開けるまえから
 犬が扉の近くまで来ているのが分かった。
 ──開けた瞬間、足元にまとわりついてくる。]


 ……碧、ただいま。


 [リアルではほんの数時間の外出だったが、
 長い旅行から帰ってきたような感覚で。

 足元から見上げてくる仔犬の頭を撫でると、
 "碧"は嬉しそうに吠えて、
 奥の部屋の母の元へ戻って行った。]

(201) steel 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [リビングを覗くと、
 黒い服を着た母が仏壇の前に居た。
 "……玲?お帰りなさい"と言われたので、
 "ただいま"、と何事もなく返した。

 2階に上がろうとすると、碧がついてきた。

 普段は自室には入れないのだが、
 今日は何となくそのまま通してしまう。

 リュックをその辺に投げ出して、
 もはや懐かしいベッドに倒れ込んだ。]


 ──は………。

 ……帰って、きた……。

 [帰れない可能性を想定していた部屋は、
 綺麗に整頓されている。]

(202) steel 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [ベッドからだらしなくはみ出ている左手を
 碧がやたら舐めてくるので、
 よしよし、と適当に頭を撫でた。

 この犬は、何なのだろうな。]

 " きっとずっと疑ってしまう
  本物のあの子じゃなくて
  生み出された別の何かじゃないかと "


 [奏人の言葉を思い出す。
 この仔犬は、碧ととても似ているけど、
 どこかから用意された全く別の犬だとしても
 不自然ではない。

 オカルトみたいな方法で
 生み出された碧だったとしても、
 本物と言えるのかどうか。
 分からない。]

(203) steel 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [ただ、ひとつだけ確かな事は。
 この一年間、母にとても懐いて、
 母の傍から離れずにずっと支えてくれたのは
 "この仔犬"だということだ。

 碧なのか、碧じゃなかったのか。
 もうそれは、どっちでもいいと思った。
 今は間違いなく家族なのだから。]


 ……ありがとな。


 [碧はキョトンとして見上げてきた。
 その仔犬のアイスブルーの眼を見て、
 ふと、貰った石のことを思い出し。
 去年と同じように、机の上の小箱に
 ホワイトオニキスの石を大切に仕舞った。]*

(204) steel 2023/05/03(Wed) 12時半頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/05/03(Wed) 12時半頃


【人】 ASIOS キリノ

─ 初夏・とある日 ─

 [サラの家の最寄でなく、桐野家寄りのとある駅前で
 待ち合わせたのは、理由があった。

 休日だったが、約束した自校の学ランを来て。
 自宅から乗ってきた自転車を傍に置いてサラを待つ。
 彼女の姿が見えれば、片手を挙げて微笑んだ。
 夏服の薄さに目が泳ぐ。]


 少し歩いたら河原があるから、そこを走ろうか。
 人通りの多いところだと怒られそうだし。


 [そう言って、自転車を押しながら歩き始めた。

 帰還して数か月。サラはすっかり元気になっていた。
 太陽の下で何の気兼ねもなく会えることを
 幸せに思う。]

(210) steel 2023/05/03(Wed) 16時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [ほどなくして、大き目の川沿いに着いた。
 よし、と声を出し自転車に乗って、サラを促す。]


 この河原だけ、2人乗りしよ。
 ちょっと行きたいところあるんだ。


 [サラが後ろに乗って、桐野にしっかり捕まったら
 ゆっくり漕ぎ出す。
 青空の河原を初夏の風が吹いていた。
 帰り際には丁度、夕暮れに差し掛かりそうな時間。

 学校は違うけど、こうして2人制服で待ち合わせて
 自転車に乗っていると、まるで。
 普通の先輩後輩として、一緒に通学しているようで
 胸が躍った。]*

(211) steel 2023/05/03(Wed) 16時頃

ASIOS キリノは、メモを貼った。

steel 2023/05/03(Wed) 16時頃


キリノは、2GJ狩人なんて吊ればいいんよ(号泣

steel 2023/05/03(Wed) 20時頃


【人】 ASIOS キリノ

 [>>218 後ろでしがみついてるサラを
 振り落とさないように河原を漕いで行く。
 学ランとセーラー服、
 傍から見たら
 同じ学校のカップルに見えるだろうか。]


 ──あ、見えて来た、かも。


 [まあまあの距離を自転車で進んで来て。
 河原から脱出して住宅街のような道に入ると、
 どこかの通学路らしき大き目の道に出た。

 その先に、見覚えのある高校が建っている。]

(228) steel 2023/05/03(Wed) 22時頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 桜森高校・リアル ─

 [まずは正門らしき場所に辿り着いた。
 立ち入り禁止で門からは入れなかったが、
 紛れもなく、
 "桜森高校" と書いてある。]


 ……やば。VRで見たあの高校だ。
 マジで同じだ……。


 [ネットで調べたところ、偶然にも
 桐野の家が一番近い事は分かっていた。
 しかし実際に見に来たのは初めてで。

 ……しばらく呆然と見つめたあと、
 裏門のほうに回った。
 あの桜並木があった場所だ。]*

(229) steel 2023/05/03(Wed) 22時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [自転車にサラを乗せたまま
 ぐるっと回って裏門に来ると、
 そちらは小さな門が開いていて、
 "立ち入り禁止"の三角コーンが
 無造作に置いてあるだけだった。]


 ……これ、入れそうじゃない?
 入っちゃお。

 [サラに先に自転車から降りてもらい、
 塀の隅に自転車を寄せて止める。

 そのまま三角コーンを避けて
 校内に侵入した。

 桜並木だった場所は、青々と木が茂り
 2人で座ったベンチは少し苔むして。
 同じ場所の筈なのに、
 不思議な心持になった。]

(233) steel 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [校舎の中まで入るのは気が引けるが、
 裏門入り口すぐのこの場所なら
 怒られてもあまり問題ないだろう。
 ベンチの葉っぱを払って、並んでそこに座る。

 使われておらず荒れた地面とグラウンド、
 時計が止まったままの校舎。

 ここは、時間に取り残された、本当の廃校だった。]


 ……こうして眺めてみると、確かにあの学校なのに
 なんか変な感じだね。
 桜が咲いてないのもあるけど。

 [ぽつぽつ話し始める。]*

(234) steel 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>235
 音楽室かー。
 …ちらっと行ってみる?
 明るいうちなら、なんとか。


 [廃校だから、日が暮れたら
 ちょっと、いやかなり怖いかもしれない。
 もっともあのVR空間では、
 何度もここで夜を過ごしたんだけど。]

 よし、せっかく来たし行こう!

 [サラの手を引いて、
 広いグラウンドを渡って校舎に向かう。
 玄関は、鍵もかからず普通に解放されていた。
 VR内よりも埃っぽく感じる。

 申し訳ないなと思いつつも、土足で進んだ。]

(236) steel 2023/05/03(Wed) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [階段を上がろうと足をかけた瞬間、
 運悪く落ちていたプリントか何かを踏んで
 滑りそうになったが、どうにか転ばずに留まった。
 外は明るいが電気が通っていないので、
 校内はそれなりの暗さだった。

 サラが怖がれば握った手の力を強めて、
 慎重に3階まで上がる。]


 リアルで見るとだいぶ不気味だなあ……
 ……あ。
 音楽室だ… …懐かしい。


 [3階に上がるとすぐに音楽室が見えて。
 開いたままの扉から、中に入る。

 古くなったカーテンの隙間から、
 置かれたピアノに、光が射していた。]*

(237) steel 2023/05/03(Wed) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

 [サラの手を引いて中に入ると、
 床が僅かにミシミシ音を立てる。

 ピアノの前まで行くと、椅子の埃を払って。
 側板を上げて現れる鍵盤は、
 蓋されていたせいか、そこそこきれいだった。
 少し、音を鳴らしてみる。]


 ───……。
 VRで弾いた感じと同じだなあ。


 [言いながら傍らのサラの方を見ると、
 …少し赤くなって俯いてる?]

(243) steel 2023/05/04(Thu) 00時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 あ。


 [思わず声に出てしまった。
 そういえば此処は、
 色々な意味で、サラとの初めての場所だった。]


 ……色々、懐かしいね。


 [リアルに帰ってきてから実は、
 サラとはキスすらしていなかった。
 明確に理由があったわけではないけど
 ただ、ゆっくり大事にしたい、と考えていて。


 そんなことを考えていると、
 赤くなっているサラと目が合ったので、
 条件反射のように、両手を拡げてみた。]*

(244) steel 2023/05/04(Thu) 00時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [拡げた両手の中に、サラが収まって来る。
 VRの時よりもこちらの背が少し高いので、
 少し屈んでも彼女の顔が遠く感じる。
 後ろ髪を撫でながら、ぽつりと話した。]


 またここで一緒に過ごせる日が来るとは
 思わなかったな…。
 

 ……覚えてる?

 ここで、ほら、

 [え? と彼女が真っ赤な顔をあげたら、
 そのまま顎を上に向かせて、
 返事を塞ぐように唇を落とした。]*

(253) steel 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>258 サラの手が学ランの裾を握って来る。
 彼女の心臓の音がはっきり聞こえる事に
 今は安堵を覚えていた。生きてる。

 ……しばらく、今までの全部詰め込んだような
 長い長いキスをしていた。

 やっと唇を離すと、また髪を撫でて
 潤んだ眼を見つめる。]


 ……ここで初めて君と出逢って、

 色々あった、よね。

 [もう一度軽く唇を重ねて、
 今度はすぐに離して、
 紅潮した彼女の頬を撫でた。]

(263) steel 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [ここは初めてサラを抱いた場所だった。
 彼女の様子からも、きっと思い出しているのだろう。

 ……今は、胸の中にいる彼女をまた抱きたい、と
 はっきり自覚していたが。
 今は敢えて、身体を離して。
 もう一度、優しく髪を梳くように撫でる。]


 ……実は結構、練習したんだ。
 このピアノ、VRと同じで調律がいまいちだけど…
 聴いてくれる?

 [そう言うと、ピアノ椅子に座り鍵盤に向き直って。
 以前よりも慣れた指先で弾き始めた。

 ───"孤独の中の神の祝福"。]*

(264) steel 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 夕暮れの帰り道・河原で ─

 [しばらく桜森高校で過ごした後、
 ふたたび自転車に2人乗りで、帰路についた。

 夕陽が川の水面に反射してキラキラ光っている。
 こうしていると、本当に
 サラと一緒の学校に通っているようで。
 なんとも言えず嬉しくなった。]


 ……楽しかったねー。
 ちょっと遠いけど、また来れたらいいな。


 [後部席の彼女に話しかける。
 しがみついて来る小さな手が愛しくて、
 ずっとこのまま居られたらいいな、と、思った。]*

(271) steel 2023/05/04(Thu) 03時頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 自宅・初夏のとある日 ─

 [ボランティアに行く母を犬と共に送り出す。
 母親が出て行ったあと、仔犬の碧はしばし寂しそうに
 玄関を見つめていたが。
 玲が2階に上がろうとしたところでまとわりついてくる。]

 こらこら、危ない〜。

 [階段で足元に来られると、
 運悪く踏み外して落ちそうで非常に恐ろしい。
 注意深く犬を伴って自室に上がった。

 部屋の中は、机とベッドと本棚、クローゼットしかない
 よくある殺風景な男子の部屋。

 居間のピアノはでかすぎて移動していない。
 ここに持って来れば弾いてあげられるんだけど。]

(344) steel 2023/05/05(Fri) 10時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [本棚は仕方ないとして、机の上が参考書だらけなのは
 ガリ勉してるみたいでやだな〜と思い軽く片付けた。

 サラが家に来るのは実は初めてではないが、
 誰もいない日に呼んだのは初だった。
 母はサラをかなり気に入っているので、
 外出日に呼んだ事を知ったら拗ねるかも?

 ふと時計を見ると13時になろうとしていた。]


 昼ご飯は食べてくる筈だからそろそろかな?

 [ふーっ、と息を吐いてベッドにごろ寝すると
 犬も上がりたそうにうろうろしていたが、
 やがて諦めて階下に降りて行った。
 ……ちょっと寝そう。サラの連絡で起きるかな]*

(345) steel 2023/05/05(Fri) 10時半頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 桐野の自宅の最寄り駅 ─

 [急ぎ足で駅に向かうと、待っているサラの姿が見えた。
 こちらに気付くと手を振って来る。
 私服可愛い。
 荷物を半分持ってあげて、ゆっくり歩き始めた。]


 晴れてていいけど暑いね。
 遠いとこありがと。

 [道に落ちている物を踏まぬよう細心の注意を払って、
 住宅街の中にある自宅に辿り着く。
 それほど大きくない庭のあるこじんまりした二階建て。]

(359) steel 2023/05/05(Fri) 15時頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 桐野家自宅 ─

 [家に着くと、いつも通り扉の向こうに碧が待機してて。
 扉を開けたら思いっきりまとわりついて来た。

 サラの荷物のうち、冷蔵庫に入れる必要のあるものは
 一緒に入れに行って、
 そのまま2階の自室に。

 お客さん連れなせいか、碧は2階までついてこなかった。
 なんという出来た犬だろう。]*

(360) steel 2023/05/05(Fri) 15時頃

【人】 ASIOS キリノ

 レモンメレンゲのタルト楽しみだなー。
 母さんタルト好きだから喜ぶと思うよ。
 てか…わざわざ作って来てくれてありがとね。


 [自室にサラがついてきたら、どうぞ、と中に通す。
 家には何度か来てるけど、母がいつも居たから
 部屋に入れるのは初めてかもしれない。

 若干殺風景な、モノトーンと木目調だけの部屋。
 白いベッドの上、枕もとの横に
 部屋に不釣り合いなうさぎのぬいぐるみが乗っている。]

 ごめん椅子がないな…。

 [と言ってベッドに腰かけ、横を促した。]*

(365) steel 2023/05/05(Fri) 15時半頃

キリノは、>>-1727さすが奏人だぜ…(村建てが遠くで涙目で見てる)

steel 2023/05/05(Fri) 16時頃


【人】 ASIOS キリノ

 [サラがふと、枕もとのうさぎのぬいぐるみに
 視線を移したのに気付いて。]

 あ、あれは俺のじゃなくて
 姉の部屋にあったやつなんだけど。
 ……ちょっとサラっぽいと思って
 持ってきちゃった。

 [何故か言い訳がましくなってしまう。

 サラが隣に座ると、
 スマホを開いて、横にいる彼女に見せた。
 一瞬見えた待ち受けがサラだったのは気付かれたか。]


 廃校で同期してた写真。
 俺しか持ってないやつが色々あるから、
 サラにも渡しておこうかなって。

(367) steel 2023/05/05(Fri) 16時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [開いた画面には、
 2人で撮ったたくさんの写真。
 音楽室、図書室、──桜並木の下。

 その中に、こっそり紛れるようにして
 サラの寝顔の写真。]


 ごめん、怒られるかと思ったけど
 可愛すぎたから、つい……。


 [話しながら、通信でサラのスマホに送ってあげる。
 玲視点で撮られたサラは、儚げで可愛くて眩しい、
 神聖さすら感じる視点でその中に佇んでいた。]*

(368) steel 2023/05/05(Fri) 16時頃

【人】 ASIOS キリノ

─ 翌土曜・xx駅周辺 ─

 [鮫島と待ち合わせて、某駅へと。
 もちろん2時間前に出発している。
 最寄り駅で、走ってきたサラリーマンと運悪く衝突して
 相手の持ち物が四方に散らばり、拾ってあげるなど
 よくある事故で予定の電車に乗り遅れたが、
 2時間前出発しているから問題ない。何も。

 今日はオープンカラーシャツに黒のテーパードパンツ、
 キャップにスニーカーとラフめの恰好だった。

 鮫島を見つけると、手を上げて。]


 よー。
 お久し〜。…でもないか?

(370) steel 2023/05/05(Fri) 16時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>372 カラオケいいよー。

 [まあ現金やり取りあるから個室か。
 と、鮫島が適当な雑居ビルに入るのでついて行く。

 色々あった、か。
 人狼陣営は特殊な繋がりもあるのかな。
 去年人狼陣営だった自分は、
 ずっと1人で戦っていた気がするけど。
 鮫島とキルと奏人には、
 村側には分からない絆がある、のかも。しれない。

 中でソファに座ると、いきなり聞かれたので。]

 いきなりサラの話か!
 や、まあ仲良くやってるよ。昨日も会ったし。

(373) steel 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>374には、普通に驚いて。]

 え、サラも狼のぬいぐるみ置いてるの!?
 ……本当だ同じ事してる。

 [さすがにちょっと笑ってしまった。
 LINEスタンプ🐺🐰も気付いたら同じの持ってたし。

 写真を見ながら色々話をして。]

 ……そうなんだよね。
 サラは本来2年生で、俺は2年生の時のアバターで。
 偶然だけど、VRの中で同い年の姿で出会うって、
 今思うとすごいな。

 [寝顔の写真については、思った以上に
 サラの反応が激しくて驚いた。]

 ? ごめん、そんな恥ずかしい?
 寝顔すごく可愛いから消したくないな〜。

(377) steel 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>375 玲の写真がほとんどない、と言われると
 一瞬寂しくなったけど、理由が可愛い。]


 俺の写真が恥ずかしいって何でだろ。
 

 [言いながら、隣で一生懸命写真を転送してる
 サラの髪を撫でた。
 リアルの彼女にはまだあまり触れた事がなくて、
 漂ってくる甘い香りに少し眩暈がする。]


 ……まだ進路の話とかしてなかったけど、
 俺、医科大学に行こうかなって考えてて。

 [その続きは、一瞬だけ間を置き。]


 ……気が早いけど、卒業したら一緒に暮らさない?*

(378) steel 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>376 包みを受け取ると、中は確認せず
 自分のリュックに入れる。
 サラには明日会うから、その時に渡そう。]

 ホーリー。
 ……あー。奏人のコードネームかあ。

 そういえばネット人狼だとそんなんあったな。
 あはっ。俺が人狼した時は無かったよ。
 赤ログ別に仲良くもなかったしな〜…


 [少し羨ましいな、と、本当に思った。
 もし去年の赤ログメンバーが
 今回の狼陣営たちだったなら……。

 いや、考えても詮無いことだ。

 うまい棒パーティー不参加は、
 予想通りだったけど少し寂し気に笑って了解。]*

(379) steel 2023/05/05(Fri) 17時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>380
 ふふ。先輩なんて言えるもんじゃないけどね。
 ほとんど個人プレーしてたし。
 ……狂人の占い騙りだけは助かったかな。

 [ふっと、当時の明彦の姿を思い出した。
 あいつは今、どこの空の下で
 何をしているやら。
 でも、もう興味は無かった。]


 ……連絡先?
 ああ、うん、わかった。
 サラだけにしとくね。


 [大和には教えないのかな──、と思ったが。
 口に出す事はしなかった。]*

(381) steel 2023/05/05(Fri) 17時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>383 サラの返事は少し不安そうなもので。
 確かにちょっと唐突過ぎたかな、と。
 くすっと笑って答えた。]

 いいのっていうか、そうしたいから。
 母さんはサラがうちに来てくれたら
 喜ぶと思うし…

 [それに母は、しばらくしたら
 この家を出て行くのでは、という予感があった。
 依存性の母だ。
 外で好きな人が出来たなら、
 その人と一緒に住みたいと望むだろう。
 碧はきっと母についていく事になる。

 いずれここは自分1人になる、という話は、
 重すぎて、今はやめておいた。
 その時が来たら話せばいい。]

 ……もっと一緒に居たいな、と思って。

(385) steel 2023/05/05(Fri) 18時頃

【人】 ASIOS キリノ

 まあ、ずっと先の事だしね。
 その時にまた…話すよ。


 [最後はくすっと笑って。
 話しながらサラの髪をずっと撫でていたが、
 不意に肩を抱いて引き寄せ、
 こちらから顔を近付けた。
 間近で見つめると、急に鼓動が激しくなる。

 ──……キスしていい?

 と言おうと思ったが、
 彼女の潤んだ眼を見ていたら
 聞く必要もないと思って、
 そのまま唇を重ねた。]*

(386) steel 2023/05/05(Fri) 18時頃

キリノは、ヤマトを一般社団法人・日本家畜商協会の看板で殴った。

steel 2023/05/05(Fri) 18時半頃


【人】 ASIOS キリノ

 [長めに口付けしながら、
 そのまま自分のベッドに押し倒した。
 しばらくは、唇や頬に何度もキスをして。
 左手がサラの胸を求める。

 もし彼女が不安な顔をしたら、
 髪を撫でて耳元で安心させるように囁く。]


 サラ…、すきだよ。


 [座った姿勢のまま押し倒したので、
 足が少しはみ出ていて。
 綺麗にベッドに全身を乗せてあげながら、
 自分の上着を脱いだ。

 そのつもりで部屋に呼んだから、
 初めからカーテンも閉めてある。
 サラのワンピースのボタンに手をかけた。]

(389) steel 2023/05/05(Fri) 19時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [学年で言えば一年生の彼女だ。
 もっとちゃんと待とうと思ってはいた。
 リアルとVR世界は全然違うものだ。
 急ぐことはないと。

 しかし。
 VR内では既に何度も抱いていた彼女を
 …しかもリアルな肉体を持つ彼女を、
 いざ目の前にしてみると、
 自分の忍耐は何の意味も持たないと悟った。

 生きている彼女の表情が、肌の白さが、
 小さくて細い体が、可愛い声が
 余りにも魅力的すぎて
 我慢の限界が来てしまっていた。]

 ……ごめん、いきなり。
 俺のこと怖い…?

 優しくするから……逃げないで。*

(390) steel 2023/05/05(Fri) 19時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>382 カラオケで1曲くらい歌おうかなと思いつつ
 結局、話が尽きずに、雑談だけで終わった。

 鮫島は法学に進むらしい。
 何を志すのかは聞かなかった。
 サラの病気の事がずっと心にあった桐野が
 医者を目指すのは、すんなり納得されただろう。]

 バスケかー。
 今のサラなら余裕だね。強いかもよ?
 そうだね、俺は見物させてもらお。

 [自分の顔面に🏀ボールが飛んでくる想像は
 容易だった。
 華麗に避けるシミュレーションを何度もした。

 駅前に着けば、そのままあっさり解散した。
 もし自分が赤ログに居たら
 彼と親友になっていた未来もあるかもしれない。
 そんな想像も少し楽しく、大きく手を振った──。]**

(391) steel 2023/05/05(Fri) 19時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [サラの身体は白くて綺麗だった。
 素肌同士で胸を合わせると、
 心臓の鼓動は倍以上になって、
 音が聞こえて来そうな程で
 頭がくらくらしてきた。

 自分を落ち着かせようにも
 やり方をすっかり忘れてしまって。]


 ──…嫌だったら、背中つねって?


 [前にもお願いしたことを呟く。

 それから、サラが嫌がらなければ、
 彼女の全身を隈なく愛していくつもり。]*

(394) steel 2023/05/05(Fri) 20時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [……どのくらい経ったのだろうか。
 腕枕の中のサラは、まだよく寝ていた。

 起こさないようにベッドから抜け出す。
 そっと乱れた髪を撫で。
 脱ぎ散らかした服を着て、1階へ。

 外はだいぶ日暮れていて、
 お腹もしっかり空いている。


 …リアルのサラと、
 ……とうとう、してしまった。
 >>1936 ……可愛い顔を思わず反芻して。
 いや、反芻すると色々とこうまずい。中断。


 碧はリビングで寝ていて、
 横を通り抜けてキッチンへ行った。]

(415) steel 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [適当にケチャップと冷ご飯でチキンライスを作り
 卵を片手で2個持って割る。これだけ得意。
 先程のライスに薄い卵焼きを乗せたら完成。

 2つのオムライスはあっためて食べれば良いので。
 ふたたび自室に戻る。

 サラはまだ眠ってるだろうか。

 しばし顔を眺めて、
 まだ少し紅潮の残る頬に、口付けた。]*

(416) steel 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 ─ 数年後・とある医科大学 ─

 [奏人と野々花とのLINEグループに
 花見の計画をぽちっと送信して。

 大和からの意味不明LINE爆撃には
 🐒🐒🐒スタンプを適当に押す。
 婚約したよ、って一文だけ、きちんと付け加えた。

 
 そして、桜舞う学内を、
 ゆっくり歩いて学食へ向かう途中。
 サラからのLINEがぴこん、と。🐰

 眼を上げると、少し先に笑顔の彼女が居た。


 桜吹雪の中、微笑んで。]

(422) steel 2023/05/06(Sat) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [──、

 一瞬、あの廃校で出会った、
 高校二年生の彼女の姿と重なって、
 眼を何度か擦った。

 彼女が どしたの? といった顔で、駆け寄って来る。]


 ……なんでもないよ。

 あの廃校のことを、ちょっと思い出しただけ。


 [そうして、
 今はすっかり元気になって、
 同じ大学に通う彼女、
 いくつかの季節の後には妻になる彼女に向かって。

 ──両手を拡げて、微笑んだ。]*

(423) steel 2023/05/06(Sat) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>419 
 掛布布団の中まで潜ってしまったサラに
 くすっと笑って。]


 よく寝てたね、おはよ。

 ……顔、見せて?


 [恥ずかしがり屋の彼女は、
 布団から出て来てくれるだろうか?

 頭を撫でたい。ぎゅーっとしたい。]*

(428) steel 2023/05/06(Sat) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

 あはっ。
 顔見せてくれてよかったー…

 [真っ赤な顔を出してきた彼女の頭を撫でて。>>430
 ベッドの上に腰かけたまま、
 ぎゅーっと、強く強く抱き締めた。]*

(431) steel 2023/05/06(Sat) 00時頃

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