10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ 本当はね、ちゃんとチョコレート、渡したかった。 だけどもう、日付だって違うし、 これはみんなに渡したのと同じ、お詫びの品だし。 帰ってきた現実は私が思ってた以上に優しかったけど、 それでも上手くいかないことだってある ]
ら、来年!
[ 思わず口をついて出ちゃった。 まだ春にもなってないのに、もう来年の話。 来年の話をしたら、鬼が笑うんだっけ。 でも、仕方ないじゃない! 今年はもう手遅れなんだから! ]
(961) takicchi 2021/06/21(Mon) 13時半頃
|
|
来年は、その、お詫びじゃなくて、 ちゃんと、ちゃんと渡すから、 当日に、あんなのじゃなくて、ちゃんとしたの、 だから、ら、来年、……らいねん、
(962) takicchi 2021/06/21(Mon) 13時半頃
|
|
[ いくら炭蔵君が鈍感でも、 これで伝わらないってことは、ないよね?ね?* ]
(963) takicchi 2021/06/21(Mon) 13時半頃
|
|
―― 先日は大変ご迷惑を:向井君 ――
[ ちゃんと安全だって説明したのに、 向井君の目は警戒してた。>>923 そんなに!?そんなに信用失くした!?って ショックを受けかけたけど、納得する。 うん、あれは信用を無くして当然の錬金術だった ]
あ、レシピは綿見ちゃんだから。 それに、メールで遠隔指導もしてもらったし。
[ 芽衣の名では信用回復には至らなかったらしい。>>924 まさか向井君の中で芽衣が悪食認定されているとは 思いもよらない私は、 芽衣の名では回復できないほど傷を負った、 自分の料理の腕に対する信用に遠い目になる ]
(964) takicchi 2021/06/21(Mon) 14時頃
|
|
[ それでも、向井君はクッキーを受け取ってくれた。 ほっと私は息を吐き出す ]
うん。本当に恨まれてるとは思ってない。 けど、気にはするかな。 え、だって、できることは増えた方がいいでしょう?
[ まじめで向上心に満ちている。>>925 それって、額面通り受け取れば褒め言葉なんだけど、 なんだか向井君のそれには、褒め言葉だけじゃない 何かが含まれているような気がする。
どうやら向井君はその場で味を確認してくれるらしい。 クッキーが口の中に消えていくのを、>>926 固唾をのんで見守った ]
(965) takicchi 2021/06/21(Mon) 14時頃
|
|
ほ、ほんと?よかった。 こないだのは……分不相応な無謀なチャレンジを 自分一人で成し遂げようとしたゆえの惨事かな……。
[ 美味しいという評価に一安心だけど、 続く言葉にちょっと胸を抉られた。>>927 身の程をわきまえるって大事。
とりあえず、クッキーは向井君のお口に合ったようで、 ご機嫌でお礼も言ってもらえたので、 ううん、こちらこそって 私も胸を撫で下ろしたのだった* ]
(966) takicchi 2021/06/21(Mon) 14時頃
|
|
―― 未来の話:人間には向き不向きがあって ――
[ 私は鳩羽君からスゴイオカシを貰ったことがあるけど、 私は鳩羽君にすごいお菓子をあげたことがある。>>934 あれは私の人生において、黒歴史というものなので、 できれば忘れてほしいんだけど、 あの味はきっと忘れられないと思う。 私も忘れてない。忘れたい ]
料理ができるようになった……? 教えてくれる……?
[ そのメッセージに私は震撼した。 だって鳩羽君は、友達以上眼鏡で、 料理の腕もなかったはずでは。>>0:1030 なんという裏切り、とは思わないけれど、 羨ましいです先輩! ]
(967) takicchi 2021/06/21(Mon) 14時半頃
|
|
[ 教えてくれるというならぜひって、 私の家かな、鳩羽君の家かな、 もちろん芽衣にも来てもらって、 お料理教えてもらうことになった、んだけど ]
鳩羽君、待って!? だばーじゃわからない!
[ 鳩羽君の教え方は、とにかく擬音が多かった。 そして抽象的だった。 分量が!分量がわからない! 適量って何!? 煮汁が減るまでってどれくらい!?何分!? ]
(968) takicchi 2021/06/21(Mon) 14時半頃
|
|
[ 料理の約束。焦らない。>>865 このところ、大丈夫だったはずなんだけど、 久しぶりにぶっちぎりで守れなかった* ]
(969) takicchi 2021/06/21(Mon) 14時半頃
|
|
私の残機はあといくつ?
(979) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 私は今まで、何度自分を砕け散らせてきたのかな。 ひとつ失敗をするたび、 失望のため息を吐かれるたび、 「どうしてこれくらいできないんだ」と言われるたび、 「この程度か」と言われるたび、 ゲームオーバーの足音がした ]
(980) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ いつ見限られるのか、ずっと怯えていた。 私を捨てられるのが怖くて怖くて、 そのために、自分の大事なものを捨てさせられても、 文句も言わずに従ってたの。 自分の中から段々色々なものがなくなっていくこと、 気づいていたけどどうしようもなかった。 私は、どんどん、どんどん、空っぽになって、 がらんどうのハリボテになって ]
(981) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ そうして、ハリボテのまま生きていくんだと思ってた。 もう私から取り上げることのできるものなんて、 何もないと思ってた。 取り上げられそうになるまで、一番大事なもののこと、 知ってるようで知らなかったの ]
(982) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 私が帰ってくるように、お祈りしてくれる人がいた。 今を楽しさで埋める方法を教えてくれる人がいた。 私の仕事に楽しかったって評価をくれる人がいた。 できなさそうなことだってきっとするって 言ってくれる人がいた。 夢の中のことを現実にしようって 言ってくれる人がいた。 一人じゃないからって助けてくれる人がいた。 考えたい寄り添いたいって言ってくれる人がいた。 怖くなくなるまで手を握ってくれる人がいた。 一生の、友達がいた ]
(983) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 冷たい校舎まで来てくれる人たちがいた。 冷たい校舎から、私を連れ出してくれる人たちがいた。
ねえ、私が大事にするべきなのは、どっちだった? ねえ、私が捨てるべきなのは、どっちだった?
そんな大切なことに、 こんなことになるまで気づかないなんて やっぱり私は優等生にはなれないみたい ]
(984) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ はーって私はため息をついた。 今日のお料理の出来は95(0..100)x1点。 優等生をやめた私は、苦手があることを受け入れたけど それにしたってお料理のセンスは 本当にどうにかならないかな。 自己責任。いただきます。
私は、ため息にもう怯えない ]
(985) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 珍しい。快挙!! ]
(986) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 私は失敗だってするし、間違えることもある。 この前、久しぶりに姉に会った。 姉の子供にも初めて会った。 可愛い女の子だったけど、 眼鏡嫌い!って言われちゃった。 失敗したなって思ったけど、 いまだに何が正解だったのかわからない ]
(987) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 父に隠れて母にも会った。 お料理が苦手で、って相談したら、 全然教えてこなかったものね、って苦笑してた。 台所は母の城で、 立ち入らせないことが母の誇りだったけど、 それって間違いだったって母は笑った。 人は、間違える。 私も、完璧な主婦だと思ってた母も。 今度、簡単な料理のレシピを貰うことになってる ]
(988) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ ねえ、私の残機はあといくつ? きっと、父の中で失敗作の私は死んだ。 全部砕けて残機ゼロ。
でもね、私は生きてるよ。 そして、これからも生きていく ]
(989) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ そうして、がらんどうになってる空洞に、 大事なものを入れていくの。 捨ててしまったものも、ひとつずつ拾って、 私は自分を満たしていく。 私を構成する要素をひとつずつ積んでいく。 完璧には程遠い、私という人間を手に入れてみせる。
みんなも手を貸してくれるよね? 本当に大事なもののこと、私もう絶対間違えないから ]
(990) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ 帰ってきた現実世界は、 思ってたよりずっと優しかった。 だからね。みんな、私を助けに来てくれてありがとう ]
(991) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
[ *残機の砕け散る音は、もう私に聞こえない* ]
(992) takicchi 2021/06/21(Mon) 17時頃
|
|
―― チョコレート・リベンジ! ――
[ あの味を個性的で済ませることができる芽衣は>>993 懐が広すぎると思う。 多分、みんなの味覚に忘れられない思い出として 刻まれたと思うし、私にも刻まれた。
私は顔に不安を貼り付けていたけど、 芽衣にスマホを示されれば、そうだったって頷いた。 そう、今日の私は一人じゃない。 芽衣がいるし、メール講師綿見ちゃんもいる。
数多の苦難を乗り越えた末、私はいい匂いのする オーブンを覗き込む。 確か、途中で何度も開けるのもよくないんだっけ ]
(1018) takicchi 2021/06/21(Mon) 20時頃
|
|
そっかあ。
[ 食べすぎ注意!>>994 謎の物体Xでは起こり得ない事態を 注意しないといけないなんて! 未知の危険に頷きながら、芽衣から篩を受け取る。
リストバンドはしてた。 芽衣は好きだと言ってくれても、 やっぱり私はあまり人目に触れさせたいとは思えない。 受け入れなきゃいけないとは思う。 でも、堂々と人目に晒すというのは、 それはやっぱり違う気がする。 でもね、謝り癖は控えるね。 その日、何度芽衣に貼り紙を指差されたかな。 次の日の謝罪行脚では、 ごめんなさいの代わりにありがとうを 伝えたつもりだけど ]
(1019) takicchi 2021/06/21(Mon) 20時頃
|
|
[ 一袋でいいのって聞いた私に、>>908 一袋がいいのって芽衣が言う。>>996
あまり察しのよくなかった私も それで誘ってもらった夜のことを思い出して、 半分こじゃなきゃ悪いよ、なんて 食い下がったりはしなかった。
芽衣に一袋分、 味見用にお皿に何枚か出して、 残りは私が引き受ける。 ラッピングは奥の私の部屋で ]
(1020) takicchi 2021/06/21(Mon) 20時頃
|
|
[ 私の方が作成量は多いけど、 袋に詰めてマスキングテープで留めるだけ。>>998 可愛いリボンをかけている芽衣より、 作業はサクサク進んだと思う。
飲み物はほうじ茶が好きだけど、 クッキーならやっぱり紅茶かなって、 テーブルには紅茶も出した。 摘まんでみたクッキーは、 見た目も匂いもきちんとしていたけど、 味もちゃんとクッキーの味で、 ああ、ちゃんと食べ物が作れたんだな ……なんてしみじみ思った ]
(1021) takicchi 2021/06/21(Mon) 20時頃
|
|
うん、可愛いよ。
[ こんな感じかなって袋をつつく芽衣に、>>999 可愛くできてるって私は頷く。 お日様みたいな、ひまわりみたいな、 明るい黄色のリボン。 さすがに私はエスパーじゃないので、 それだけで察することはできなかったけど。
言葉を探すように、 芽衣が教えてくれたから。 私、うんうんって相槌を打ちながら、 クッキーをお供に芽衣の甘い話を聞くの。
どんな話だったかは、私と芽衣の秘密だけど、 黄色いリボンの意味がよーくわかったってことだけは、 ここに記しておくね* ]
(1022) takicchi 2021/06/21(Mon) 20時頃
|
|
―― 卒業式 ――
えっ、
[ その日、教室にはちょっと甘い匂いがしていた。 あちらこちらでお菓子のやり取りがされていて、 ああ、バレンタインのお返しか、と私は納得する。 まだホワイトデーには早いけど、今日で卒業だもんね。 ……とまあ、私は部外者を決め込んでいた。 だって、部外者だと思っていたし。
それなのに、向井君にこれ、って差し出されて>>852 私はいやいや、と手を振った ]
(1054) takicchi 2021/06/21(Mon) 22時頃
|
|
私はあれ、あげたとは言えないでしょ。 最初のは廃棄物処理みたいなものだし、 クッキーはそのお詫びで相殺っていうか……
[ 相殺とは言ってみたものの、 全然相殺できてない気がする。 そこは友達のよしみというので許してほしい。 ……友達だよね?
ともかく、いただけないよって言おうとしたんだけど、 向井君は今後のお菓子作りの参考にって言う ]
(1055) takicchi 2021/06/21(Mon) 22時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る