27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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[コマ送りで断片的なようであってもシーンは進む。
こころ先輩と大藤先輩の寄り添う場面や 田端先輩が死神さんとお茶会をしている場面。
意識の狭間でひとつひとつの言葉をはっきりと聞き取れているわけではないけれど “結婚式”をあげるなら、参列したいと思った。
明確に覚えているのは、明確な問いかけ>>112か]
・・・わたしにとっても、慈悲、でしたよ。 悪夢じゃない。
[ベッドでひとりつぶやいても大藤先輩には聞こえない。 夢の狭間でも届かないのだから返事は現実の音でも良いだろう。]
(+61) 2023/08/05(Sat) 07時頃
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[悪夢らしい悪夢は驚きの連続で知らず防がれ、 姉への一方的な蟠りが解けた。
せめて姉が、死神に看取ってもらえたらという願い。 願うことは 叶うこと。 アリババがそう言ってくれたことが救いでもあり。
ふいに自分のメイクを唐突に思い出して、恥ずかしくて両手で顔を押さえた。 いやいや、身だしなみ程度にはちゃんとする、と約束したのだから、と言い聞かせる。 きっとノリくんの魔法の言葉>>3:217が役立つはずだ。
なお、Tシャツでありながら印象の変化に照れと戸惑いはあったが、よもや整形疑惑>>3:+17>>4:+70が上がっていたことは知らない。 ただ、もしも飾った自分に姉の面影があったなら、それはきっと、夢を得た今ならば嬉しいと思えるだろうが、それはまた別の話。
ただ、こころ先輩の夢で、この先の自分の心の持ちようが明るいものになったのは確かだ。]
(+62) 2023/08/05(Sat) 07時頃
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ありがとう ございました。
[きっとこころ先輩の救いにはなり得ないだろう。
けれど、自分のための慈悲ではなかったが、 誰かの夢が自分にとっても救いであったことは こころ先輩が“そう”とは知らずも、当人にも話したかもしれない。>>4:178]**
(+63) 2023/08/05(Sat) 07時頃
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[ラインの順番から見ても、 夢から“醒めた”人から順に送られている。
ただの夢だと思いたい──なんて意識は薄れて 今を受け止めないと、と切り替えた。
ただ一人の訃報を現実で聞いたのは その少し後だった**]
(+64) 2023/08/05(Sat) 07時頃
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>>112
お邪魔してもよいかな?
[彼が食事を始めてほどなく、 男は現れた]
特に用事というわけでもないが、和食は、あまり食したことがないのでね。
[と、向かい側にかけた]**
(115) 2023/08/05(Sat) 08時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/08/05(Sat) 09時頃
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で、キミは、何色がいいかい? 白、銀、黒 タキシード、フロックコート、モーニング、テールコート
まあ、スタイルはなかなかだから、何でも似合うかな。
[前に並んでいる和食を眺めつつ]**
(116) 2023/08/05(Sat) 09時半頃
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…ああ。
[味噌汁に口をつけた頃。 その黒い天使はふと現れて。 一度視線をやると、軽く頷いた。]
来る気はしてた。 うちの後輩の手料理だ、美味いぞ。
[単純に後ろを向くだけでも良かったが >>114 女同士でしか話せないこともあるかもしれない。 着替えは想定してなかったが。
一人になればもしや、と脳裏にかすめた相手が向かいに座る。 それならこちらはこちらで、この相手にしかできない話をしようか。]
(117) 2023/08/05(Sat) 10時頃
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[こころ先輩の夢が別の誰かにとってどうであったか。
答えが帰らぬと知っていながら それでも だれが見ているかいないかもわからない場所で ひとりで問いかけた>>112先輩に
答えは届かないと思いながらも返事をしてしまったのは、 彼には伝えたいという思いに他ならない。
この夢が悪夢ではなく、救われた誰かがいたことは こころ先輩よりももしかしたら大藤先輩にとって 意味があることのように思えたから**]
(+65) 2023/08/05(Sat) 10時頃
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ん? お前たちはどうしても結婚式をさせる気か?
[並べられた選択肢のどれかに袖を通す事があるかは分からないが。 何だかおかしくて、少し口元が緩んだ。]
……すまんな。 心のどこかであんたを、悪いモノかもしれないと思っていた。
[死神なんかと呼ばれる類の。 そのようなものだとどこかで思っていた。 ──いや、今もどこかで思っている。 その事を隠しもせず、けれど口にするのは謝罪めいて。*]
(118) 2023/08/05(Sat) 10時頃
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[フラッシュバックした記憶が真実であれば 現実世界のあたしは頭が砕けて死んでいる。 安らかな死に顔は望めないのだから、 せめて夢の中でくらい綺麗に逝きたい。 そんな、死化粧を頼む気持ちだった。
田端から二つ返事で了承が返ってきた後 何かを思いついたような間に首を捻り。>>108]
めい、こん……?
[冥婚。…って、なんだっけ。 どこかにはそんな風習があるって聞いたことある。 未婚で死んだ人を弔うための儀式。だった筈で。 確かにこの状況にはぴったりかもしれない…けど。]
(119) 2023/08/05(Sat) 10時頃
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け、結婚式ですかっ!? あ、あの、……その、あたし……
[かあっと赤面し、動揺に視線をさ迷わせる。 いや、だって、さっき恋人にしてもらったばかりで。 何ていうか、いいのだろうか。そんなの。
思わず大藤の方を窺ったが彼は依然飄々としていて、 こちらの意に任せる、と言いたげだ。>>110]
……… じゃ、じゃあ……えっと… したいです。結婚式………
[一生に一度の晴れ舞台。 いつかは好きな人と、そう夢見なかったと言えば嘘になる。 大藤が遠慮しなくていい、と言うのなら――
お願いします、と田端に頭を下げた。*]
(120) 2023/08/05(Sat) 10時頃
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まあ、予測はされていたか。 でも、これが、オレのやるべきことなのでな。
で、後輩くんね。 あのコもなかなか厄介だが、 放っておいても大丈夫だろう。 かなり思考は柔軟らしい。
で、
[結婚式をさせる気か?には]
ん?しないの?
[飄々と答え、ジャガイモを手掴みでいただく]
(121) 2023/08/05(Sat) 10時半頃
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別に謝ることじゃない。 むしろ、悪い者と思われるようにこんな格好をしているのだからな。
ヒトというのは、どんなに変わり者であっても、 危機管理能力が発動すれば、同陣営として動こうとするものなのだよ。 だから、キミたちがオレを悪きものと思うようにさせなければならない。
ただ、オレは残念ながら、どこまでも紳士なので、 とりあえず、疑心暗鬼しか飼えないからな。
[ふむ、美味だなと]
(122) 2023/08/05(Sat) 10時半頃
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まあ、でも、死神とやってることは、 今回同じだからな。
仕事柄、 獄界や冥界などにも顔出しはするので、 いろいろと誤解されてることも多い。
まあ、今回は、暴力的な者はいなかったな。*
(123) 2023/08/05(Sat) 10時半頃
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了解。 それじゃ大藤くんは出てもらって正解だわね。 ドレスに着替えなくちゃならないじゃ無い。
[少し気合が入ります。 メイクボックスと化したバスケットの中から道具を取り出して彼女を彩っていきましょう。 仁科の時と違いしっかりと、けれど派手になりすぎないように気をつけます。 煌めくパウダーを使ったり、嫌でなければビューラーやマスカラ、つけまつ毛と睫毛を増量していきましょう。 肌を艶めかせて、唇も鮮やかに。 目元にも色を入れて、しっかり目にメイクが完成です。 でもこれでは終わりません。 両手を出してもらって軽く爪にヤスリをかけ、爪だって艶めかせましょう。 ベージュピンクで基本は綺麗ながら控えめに。 その先を、シルバーブルーのラメで飾りました。 あっという間に乾いて失敗もないのは、田端の腕よりも夢の中だからかもしれませんね。 爪の先の色は、田端からの願いも込められています。 花嫁の青は幸せを願う色のはずですからね。 素直な青ではないのは、田端らしいと言えばそうかもしれません。]
(124) 2023/08/05(Sat) 10時半頃
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[ドレスはどうしましょうか。 棚をひらけばドレッサーになり、何着かドレスがあるでしょう。 田端のおすすめは可愛らしいプリンセスラインのドレスでした。 回谷は可愛らしい雰囲気がありますからね、きっとこれが似合うと思ったのです。 勿論他のものが良いと言われればそれに否は言いません。 彼女の夢のドレスがあるかもしれませんから。]*
(125) 2023/08/05(Sat) 10時半頃
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みんな個性的だが、 まあ、きっと大丈夫だろ。
[料理を残していった後輩も、それ以外の後輩も同期も。 この夢から覚めた後、研究室の仲間を失う代わりに きっと何かを得て、生きていってくれるだろう。]
回谷がやりたいらしいからな。 付き合うさ、どんな願いでも。
[結婚式でも葬式でもなんでも。 それがまだ生きている彼女の願いなら。 ただ、ファッションに詳しいわけでもない。 何を着ればいいかは任せる事になる。]
(126) 2023/08/05(Sat) 10時半頃
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そうか、難儀な仕事だな。 田端にぶん殴られなかったか?
[暴力的な者はいない、という言葉にはそんな冗談を返した。 いや、半分は本気だが。 田端ならやりかねないと思ったが、さて。]
アンタをロータリーで見た時は 綺麗だと思ったものだけどな。
[暗闇に掛かる光の梯子にいた黒い天使。 死んだとすれば自分なのだろうなと、ずっと思っていたから。]
(127) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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>>126
ふむ。OK。 では、服は任せたまえ。
でもその前に、 キミにはやらなければならないことがある。
[きらり魔法のように彼の前に白い柔い 箱をベルベット箱を差し出した]
結婚式をするということは、 プロポーズをしなければならない。 この中にはキミが思う、彼女への指輪が現れるはずだ。
ちゃんと申し込んでやるといい。 それが後悔しない選択になると思う。
[あくまで助言であるが]
(128) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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[決まったことは覆せない。 ジタバタするだけ無駄で、意味が無い。 全て理解している。受け入れている。
それでも、ただ一度だけ。]
回谷の死を、自分のものと変えることは アンタの力じゃ無理か?
[味噌汁をすする手を止めて、 意味も成さない無駄な問いかけを落とす。*]
(129) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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>>129
気持ちはわかるが、それはできないよ。 オレは、雷と幻視を能力に備えている。 それでできることならば、どこまでも惜しまないがね。
[せめて、真摯にこたえることができることだ]
でも、もし。できたとしても、 彼女は拭えない苦しみを今後背負うだろう。*
(130) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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そうか。
[わかっていた答え。 けれど、思っていたより真摯な応えだった。 確かにもし入れ替わることが可能だったなら、 生きるより辛い十字架を負わせることになったかもしれない。 ならば交代出来ないことこそが、慈悲か。
ふっと、笑みが落ちた。]
(131) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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伝えたいこと……?
[>>*1 どれくらいの時間、屋上にいたのか。 アリババの声が聞こえた時、手のひらは感覚のない。 強張った指を引きはがすようにして手を離す。
夢の情景はもう随分追っていない。 回谷の姿を確認するのも怖かった。 田端と大藤もまだ、夢の中に残されているはずだ。 彼らはどうしているのだろう。 田端はまだ幼子の姿なのだろうか。 夢を追わなかった理由はそこにもあった。 今の銀にはどうすることもできないのだ。
スマホを取り出そうとして、 病室に置いてきたことを思い出す。 柊の無事は福原越し確認したが、新たに帰還したふたりの 様子は知れない。]
(+66) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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[感覚のなかった手は痺れてきて、 右足首も痛みを訴えてくる。 お前は生きている――伝えてくるように。 ふ、と短く吐息をついて、屋上を後にした。]
(+67) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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>>127
と、褒められたかな?
[悪い気はしないぞと]
モルジアナの殴り方はなかなかに斬新だ。 まあ、でも、彼女は殴れるくらいの者が側にいたほうが安定するのだろうな。**
(132) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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――302号室
『柊くんと仁科さんもおはよう おかえり』
[ふたりのメッセージを確認する。 柊の怪我の状態については触れられていなかったが、 すぐにLINEを送れる程度には元気なのだろうと判断して。 高祈からは何もなかったが、こちらも目が覚めたことに 間違いはないだろうから、何も触れずスマホを置くと。
ベッドに座り、背をベッドボードに預けた。 軽く顔を上げ、目を閉じる。 夢の最後を見届けられるかは分からない。 それでも、もう一度彼女の姿をこの目に焼き付けよう。**]
(+68) 2023/08/05(Sat) 11時頃
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プロポーズ、か。 ──考えておく。
[白いベルベッドの箱を受け取る。 片手に持ち、何事か考える気持ちの悪い間を持って それをポケットに捩じ込んだ。
後悔しない選択肢を。
ひとつひとつ、この世界で 影の輪郭は形成されていく。
淡々と答えると「アンタは何のおにぎりの具が好きだ?」と 慣れもしない柄にもない、そんな話題を振ったりもして。**]
(133) 2023/08/05(Sat) 11時半頃
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―― 病院・病室209号室 ――
あははー、そうでしょう? 先輩も夢の中で色々と成長できたんですかね。
[ 先輩の同調には、俺や他の人の言葉や行動が、 何か先輩を変えるきっかけになってたらいいなあ と、俺は思って。>>+56 ]
はい、ずっと側にいますよ。 先輩が望むのなら、いつまでも。
[ それが先輩後輩の関係でも、上司部下の関係でも、 友人関係でも、はたまたそれ以上であっても。 先輩の望む関係でずっと側にいたいと思った。>>+57
まあ、もし結婚するなどして 特定の大事な人がいるのに、 友人関係以上のことを望まるのなら、 さすがに断るとは思うけど。 ]
(+69) 2023/08/05(Sat) 11時半頃
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そうなんですね。 俺も大概酷い人間で、嘘吐きでもあるので、 やっぱり俺たち似ているのかもしれませんね。
はい、いつでも先輩の話を聞きますから。 俺も先輩に話してほしいと言われたら、 何でも正直に話しますよ。
[ 先輩が酷くても嘘吐きでも気にしないというように 俺はあっけらかんと言いながら、>>+57
そう簡単にすべてを打ち明けることも難しいとは 俺も身に覚えがあるから、 これも気長に待とうかなあと思った。 ]*
(+70) 2023/08/05(Sat) 11時半頃
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後輩くんには悪いが、 コンビニライスボールの塩だね!
[それでは、と、姿を消した]**
(134) 2023/08/05(Sat) 11時半頃
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