人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 七星拳 ナツミ


 「仕方ないからひめがやってあげるね」

[ 仰向けに転がされた。そしてあたしに影が差す。
 あたしの顔を覗き込むひめちゃんの顔は、
 やっぱりもやがかかって見えない。
 ひめちゃんが両手を伸ばしてきて、
 ぐっとあたしの首を絞めた。
 体重をかけて、全力であたしを絞め殺そうとする。
 体を床に叩きつけられて、酸欠で、
 やっぱり体はぴくりとも動かせなくて。
 あたしはただ、見てることしかできなかった。
 ちょっと涙が出てきたけど、
 それがどういう涙だったのか、自分でもわからない ]

(419) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ひめちゃん。
 忘れちゃって、ごめんね。
 最後にそれだけ言いたかったけど、
 その言葉にだけは「ざまあみろ」なんて気持ちは
 ひとかけらもなかったんだけど、
 やっぱり声も出せなかった。
 かろうじてごめんねって動かした唇、
 ひめちゃんには読み取れたかなあ? ]

(420) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


   [ ひめちゃんは、あたしのすべてでした ]
 

(421) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ひめちゃんは、あたしのたったひとりの親友で、
 ひめちゃんの分まで、あたしは生きなきゃいけなくて、
 あたしは一生、ひめちゃんのことを胸に、
 生きていくんだと思っていました ]

(422) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


    [ 本当に、そう思っていたんだよ ]
 

(423) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


   [ ねえ、ひめちゃんの思惑通りだった? ]
 

(424) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ でも、人は忘れてしまう生き物なんだ。
 本人の意志とは関係なく。
 指の隙間から砂粒が零れ落ちてくみたいに、
 少しずつ少しずつ、
 あたしの中から思い出が零れ落ちていく。
 そこだけは、ひめちゃんも計算外だったかもしれないね。
 ごめんね ]

(425) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ でもね、あたしは、それでも。
 真実を知った今でもね、
 ひめちゃんのこと、嫌いになりきれないんだ。
 やっぱりあたしはひめちゃんがすきだよ ]

(426) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ――――ああ。でももう、
 ひめちゃんはあたしのすべてとは、言えないなあ。
 今のあたしにはひめちゃん以外にも、
 大切にしたいものがある。
 好きな人たちがいる。
 そしてね、その中には、
 この校舎の主さん、あなたのことも、きっと、

            ――――――…………きっ、と ]

(427) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ――――――――――――――――――――――――― ]

(428) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― AM8:50 ――

[ 屋上の扉の前に、一体のマネキンが転がっている。
 全身をぶつけた跡があり、髪は乱れ、
 首には小さな指に絞められたような跡がついている。 
 顔には涙の跡のようなものもあるが、
 その表情は、どこか笑っているようにも見える ]**

(429) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 23時半頃


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