31 私を■したあなたたちへ
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もうこんな後味の悪い思いをしたくないからさ、 似たような失敗を繰り返さないように たまには僕のことも見守ってくれると嬉しいな。
[ いつかこの春の心地よい温もりが 過ぎ去ることがあろうとも。
身を焦がして心が焼け果てるような夏も、 凍てつく寒さに心が塞ぎ込みそうな冬も、 いつまでも続くわけじゃないから。 ]
(425) JITA 2023/11/28(Tue) 02時半頃
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[ 苦い思い出も後悔も抱えながらも、 卯木はまた前を向いて歩き出す。 ]**
(426) JITA 2023/11/28(Tue) 02時半頃
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[ 卯木が気付いた時には、全ての片が付いていた。>>463 いや、片が付く前に気付いたところで 卯木にできることなどきっと何もなかっただろう。
だって、卯木は黒須ワの命を救うことなど、 とうの昔に諦めていたのだから。>>2:389>>2:390 ]
(494) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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── 冬の銀島 ──
まったく、 お互いに厄介事を押し付けられたものですよね。
[ 傍らにいるモナリザに苦笑を零しながら、 卯木は久しぶりに銀島へと足を踏み入れる。 ]
まあ、私の手が後ろに回らないなら 別に協力は惜しむつもりはありませんが。
[ 骨壺を両手に抱えながら、>>463 卯木はモナリザが初めて 兎坂庵にやって来た日のことを思い出していた。 ]
(495) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ お月見のシーズンが終わり、 茸の煮込みハンバーグや鯖といくらのお茶漬け、 和栗のモンブランやサツマイモの茶巾絞りなど 兎坂庵の期間限定メニューが変わる頃、
大量の書類と骨壺を抱えたモナリザが、>>463 兎坂庵を訪れた。
和風喫茶の趣にはお世辞にも似つかわしくない 近未来型ロボットに、お客様と従業員が 困惑の声を上げる中、
慌ててモナリザを兎坂庵の奥にある 自宅スペースに招き入れた卯木は、 そこで何が起こったのかを知ることとなる。 ]
(496) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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色々と大変でしたねえ。
[ 予約は事前に行っていたとしても、 黒須が亡くなった後に 実際に人とやり取りするのは生きた人間なわけで。
おそらく黒須の家の者には 一応は形ばかりの報告はしただろうが、 当然の如く役に立たない彼らに 期待できることはなく。
卯木か、もしかしたら彼の住んだ家の大家かが、 対面でのやり取りに 駆り出されることになったと思う。
そうして、諸々が落ち着いた頃、 店休日に卯木は銀島を訪れて 散骨することとなった。 ]
(497) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 黒須の死については、 誰彼構わずに言いふらすことはなかったが、 何かの話題で黒須の話になったなら、 彼が亡くなったことと、 銀島の権利書を託されたことを話しただろう。
もし黒須の死を伝えた人がいたならば、 銀島に散骨する旨も伝えたため、 この日は卯木とモナリザだけでなく 他に同行者もいたかもしれない。 ]
(498) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 卯木はモナリザと共に園内をひたすら歩く。
ジェットコースター『宇宙遊泳』、 プラネタリウム『銀の館』、 サバゲーアトラクション『月面大戦争』、 貸衣装館『星の夢』、 メリーゴーランド『銀河の海賊』、 コーヒーカップ『惑星パーティ』、 お化け屋敷『宇宙病棟』、 カプセルトイのある休憩所、 中央カフェ、天の川ロード前休憩所、ホテル、 もしこの日がクリスマスローズの種を植えた後で>>355>>393 卯木がそれを知っていたのならその近くにも、 少しずつ黒須の粉骨を振りまいた。
こうして歩いていると、初めてこの島を訪れた 夏の終わりを思い出しては、楽しさともの悲しさが 心の中で混ざって落ち着かなくなる。 ]
(499) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 最後に訪れたのは観覧車。 黒須が眠りたかったのは、 きっとこの場所なのだろう。
卯木は瞳を閉じて、 帰還した日のことを思い出した。 ]
(500) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ メッセージの着信に気付いた卯木は、>>*18>>-720 嫌な予感がして、近くにいた救援に来た人に 一緒に黒須を探すように頼み込んだ。
もしかしたら、卯木よりも早く行動を起こした人が 他にいたかもしれないが、 いずれにせよ、卯木は観覧車の前で倒れ込んだ 黒須の姿を見つけることとなった。>>406 ]
(501) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 「死ねば煙崎るくあに会える」と信じている人間に 『会えるわけない』と言ったところで意味はない。
卯木には全く理解できないけれど、>>0:217>>0:218 たとえ死者に会えなくて、触れられなくて、 自身の言葉が届かなくても、 会いたくて、触れたくて、言葉を伝えたくて、 それだけを信じて命を擲つ者も世の中にはいる。
黒須の思考がどうだったかは卯木は知らない。 けれど、何かしらの彼の信念を打ち砕けるとは 卯木には思えなかったから、>>2:390 彼が心変わりするかもしれないという、 蜘蛛の糸のような可能性に縋るしかなかった。 ]
(502) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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君はここから何を見られたんだろうね。
[ 呟いたところで、 あの日黒須が見たものは>>405>>406 結局のところ分からない。
卯木が観覧車から見つけたのは、 こと座のようなシンボルマークだけ。>>2:28 まあ、そもそもこれはこと座ではなく、 あの隠し階段が開いたのは>>2:70 偶然だった可能性も大いにあるのだが。 ]
どうかな? これで君は満足できた?
[ 最後の粉骨を観覧車前に振りまくと、 ざわめく木枯らしが辺りの景色を揺らす。 ]
(503) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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あと、これはお供え。
[ 観覧車の側の、風が当たらない場所に 青薔薇と黄色いパンジーが飾られた 鴇色の箱のボックスフラワーを置きながら、 ]
じゃあね、黒須さん。
[ 最後に誰にともなく手を振ると、 卯木はモナリザを連れて、銀島を後にした。 ]**
(504) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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── いつかの兎坂庵 ──
いらっしゃいませ。
[ 来店した2人連れのお客様に、>>510>>519 卯木は目を見開いた。 帰還後は中村とも海透とも会わずじまいだったため、 二人の仲は知らないままだったのだ。
兎坂庵のお客様は 皆年齢も高く落ち着き払っているため、 有名人のお客様が来ようと、 節度を保った態度で、 特に騒がしくなることもなく、 ]
(521) JITA 2023/11/28(Tue) 22時半頃
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ご来店ありがとうございます。 お忙しかったでしょうし、 来ていただけただけでありがたく思いますよ。
[ おすすめの種類と言われ、>>510 何にしようかと迷いはしたものの、 海透の注文に合わせて、>>519 結局、煙崎るくあの好きだったほうじ茶と大福を>>421 彼らに振舞うことにした。
中村綺羅之介関連でニュースになったのは、 帰還したときの件だけで、>>512 おそらく煙崎るくあの件では お咎めなしとなったのだろうと卯木は推察しつつも、 卯木は特に何も尋ねることなく、 初対面のときと同様、 にっこりと柔和な笑みを浮かべている。 ]
(522) JITA 2023/11/28(Tue) 22時半頃
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お口に合ったようで何よりです。
[ 海透に大福を一口分ける姿に>>515 色々と察した卯木は楽し気に顔を綻ばせながらも、 ]
ここ、兎坂庵は、 お客様にホッと一息ついてもらう場所ですから。 まずは日常の疲れを癒しながら、 落ち着いてごゆるりとお過ごしいただけましたら。
[ 何か話そうと思案しているように見える姿に、 話したいタイミングでいいのですよ、とでも言うように ふわりと微笑みながらも。
もし彼が一言二言でも何か話し始めたら、 卯木は黙ってそれを聞き入るつもりだ。 ]**
(523) JITA 2023/11/28(Tue) 22時半頃
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