人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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視点:


【人】 陀羅尼 サラ

[野々花とニジノを見送り、一人になると、私は。
裏門の桜並木があった場所、ベンチに腰掛けて、まだ校内に残るニジノが出てくるのを、待っていた。
迷惑かもしれないと思っても、やはり、心配で。]

[その場所で、VRの中から持ち出した写真を眺める。

今はない、桃色の桜吹雪。
現実では不可能な、同じ歳の玲と私が並んだ写真。
途中、大和子のソロ写真も出てきて、咽てしまったけれど。]

[そのまま、校舎の中へ入る事はなく。
暫くその場で、ニジノを待っていたけれど。
会えたかどうか。**]

(297) doubt 2023/05/04(Thu) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― GW・桜森高校裏門 ―

[裏門で暫く、貰った加工済の写真>>346や、スカートの中が写らない様に撮った、ニジノ様の美麗なポージングソロ写真集を眺めて笑んだり。
ニジノに送った、VRの中で撮った写真(女子3人と大和子、黒板アート、桜並木の風景写真など。写真を見せつつ、ニジノが欲しいと言ったものがあれば送った)を眺めて。]

[そうしていたら、やがて、ニジノ>>347の姿が見えて。
その姿はとても怯えて混乱しているに見えて、私は、両腕を広げてぎゅうって抱き締めて。
震える背中を、きっと落ち着くまでさすっていた。]

 ――……だいじょうぶ。

[ここに居る、って伝える様に、頬を一度摺り寄せて。**]

(349) doubt 2023/05/05(Fri) 13時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 初夏・自宅のキッチン ─

[夜、玲からのLINEを見た時は、実は、ランチを作りに行くつもりでした。
11時頃にお邪魔してランチを作って、夕食には、温めるだけで食べられる物を手土産に持って行って、日が暮れる前には帰ろうかと。

でも、指定の時間は午後で。
受験もあって忙しい玲を、少しでもサポートしてあげたいと思うのだけど。
夕食まで長居してしまうと、却って妨げになってしまうのでは?と、遠慮がちな私は考えてしまうのだけれど。]

[そんな事を考えていたら、キッチンにあるオーブンの電子音が、ケーキが焼けた事を告げて。
パタパタと小走りに、そちらへ向かうのでした。]

(351) doubt 2023/05/05(Fri) 13時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 玲の自宅の最寄り駅 ─

[お昼ご飯を食べ終えて、焼いておいたケーキを箱につめて、家を出る。
玲の家の最寄り駅に着いたら、近くのスーパーで、買い物をして。]

(353) doubt 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 玲の自宅の最寄り駅 ─

[スタンプを押したら丁度、待ち人の姿が見えて>>359
手を上げて小走りにそちらへ行ったら、奇しくも、送ったばかりのスタンプと同じポーズになっていたかも。

服装は、夏服の白いワンピースに、
アクアマリンのネックレスをつけた姿で。

荷物を半分持ってくれるのには、ありがと、と言って。]

 ね。暑いけど、外を歩けるの嬉しい。
 私の方こそ、お招きありがとう。
 玲のお母様に会えないのは、ちょっと残念だけれど。

[玲のお母様は私を可愛いがってくれて、私もとても懐かせてもらっている。
見つけた美味しいお店のスイーツを手土産に、一緒にお茶をして、お話をするひと時がとても好きだ。]

(361) doubt 2023/05/05(Fri) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 今日はね、お店のではないのだけど。
 レモンメレンゲのタルト、最近覚えたレシピで、
 お母様に、採点してもらおうと思って。
 気に入ってくれるかしら?

[私と、玲と、玲のお母様のと3人分のそれは。
きっと初夏にぴったりな、爽やかな味。
玲に合わせて、甘さも控えめにしてあるそれが入った箱を掲げて、嬉しそうに笑った。]

(362) doubt 2023/05/05(Fri) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 玲の自宅 ─

[玲の家に着くと、おじゃまします、と言って。
玲にまとわりついている碧ちゃんが私にも気付いてくれたなら、嫌がられなければぎゅーってした。]

[持っていた荷物は全部要冷蔵なので、玲へ渡して冷蔵庫へ。]

 ――……ん?

[それで。
その後はリビングでお茶をしながら談笑、を想像していた私は、行先が玲の部屋だった事に首を傾げた。
だけど見せたいもの?とか何か用事があるのかなと、特段気にする事もなく。*]

(364) doubt 2023/05/05(Fri) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 おじゃまします……。

[初めて入った、玲の部屋>>365
シンプルなそれは、イメージ通りだったけれど。

部屋に不釣り合いなうさぎのぬいぐるみを、枕元に見つけて。
くすりと、笑って。]

[ベッドに座る玲。横を促されれば。]

 ――……座ってしまって、大丈夫?

[私服で、ベッドの上に座ってしまっていいのかなって。
小さく首を傾げるも、促されるままに座る。*]

(366) doubt 2023/05/05(Fri) 16時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 そうなのね。
 私も、枕元に置いてあるの。狼のぬいぐるみ。
 だから、お揃いだなと思って。

[ふふっと、笑って。
それから、玲のスマホ>>367に視線を落とす。
待ち受けに気付いたら、一瞬で頬が赤く染まってしまったけれど。

それから、開かれた画面には思い出の写真が並び。]

 この時の私達って、同じ歳なのよね。
 同級生だったら、どんなかんじだったのかな。
 ちょっと嬉しい。

[言いながら想像して、くすりと笑って。
やがて自分の寝顔写真が出てきたら、赤い顔で咽た。]

 これは、恥ずかしいから消して!?

[寝顔写真なんて、とてもとても恥ずかしい。]

(374) doubt 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[写真を通信で送ってもらったら、今度は私のスマホのアルバムを見せて。]

 私は、2人で撮った写真以外、玲の写真はないの。
 ……何か……恥ずかしくて……。

[好きな人の写真って、見るだけで、何だかドキドキしてしまうから。
ソロ写真とか、逆に何だか撮れなくて。

私の写真フォルダには、女子3人で撮ったものや、そこに大和子が加わったもの、各々のソロ写真。
VRの中で離れていた時間に撮ったそれらは、枚数も多くない。
殆どずっと一緒にいたのだから。
他には、玲が撮った写真の、少し下からのアングルの写真とか。
気に入った写真があれば、私も同じ様に送る。*]

(375) doubt 2023/05/05(Fri) 17時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[消したくない>>377と言われてしまったら、それ以上は何も言えなかったけれど。]

[まだ慣れないスマホの操作。
一生懸命転送していたら、優しく髪を撫でられて。>>378
その手の心地良さに、目を細め。]

[進路の話を聞いて。
私の希望の進路も話そうとしたけれど。でも。
続く言葉に、息が、止まった。]

 ――……いいの?

[間をおいて、やっと零れた言葉は、そんなひとこと。] 

(383) doubt 2023/05/05(Fri) 18時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[少し放心した様に、零した言葉は、けれども、はっと我に返って。*]

 ……あ。でも、お母様が寂しがるんじゃない?

(384) doubt 2023/05/05(Fri) 18時頃

【人】 陀羅尼 サラ


 私が玲の家に?
 それはそれで、ご迷惑では……。

[玲がこの家を出るのかと思って。
そうなると、お母様が一人になってしまって寂しいのでは、って思ったけれど。>>385]

 うん。嬉しい。
 私も、一緒にいたい。

[目を細めて、ふにゃっと嬉しそうに笑んで。
髪を撫でてくれる手に身を任せ、瞼を閉じていたけれど。
ふいに肩に回る腕、引き寄せられて、瞼を開ける。

至近距離で見つめられて>>386、私は。
早鐘を打つ鼓動。
瞳で問われた言葉に、ぎゅっと玲のシャツを握って、瞼を閉じて。
重なる唇を受け止めた。*]

(388) doubt 2023/05/05(Fri) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……っ。

[口付けられながら、後ろに傾く身体。
背中がベッドの上に着地したのを、感じて。

唇に、頬に、何度も唇が落ちてきて。
手が胸に触れるのを感じれば、
この先に何があるのかは、もう分かる。

それはVRの中で、幾度も繰り返した事だから。
でも、現実となると、その重みは全然違う。]

[熱を持つ身体。潤む瞳。でも。

玲の事は、大好きだけど。
まだ、覚悟ができていなかったのか。
動揺して、不安な顔をしてしまったんだと思う。]

(392) doubt 2023/05/05(Fri) 19時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[髪を撫でられ、耳元に落ちてきた言葉に、小さく肩を揺らし。
全身をベッドに横たえられて。
玲が上着を脱ぐ仕草を、私のワンピースに手がかかるのを、酷い音を立てる心臓の音を聴きながら、見つめていて。]

[怖いのは、玲では、ないけれど。
逃げないで、って貴方にお願いされたら。
私は、逃げられるわけない。*]

 ――……うん。

(393) doubt 2023/05/05(Fri) 19時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[現実の玲に触れられる感覚。
VRの時よりも、もっと、心臓が煩くて。
頭がくらくらする。]

[嫌だったら、の言葉>>394に、私は。
玲の背に腕を伸ばして。
――……ぎゅって、抱き締めた。*]

(396) doubt 2023/05/05(Fri) 20時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[頬に落ちてきた感触>>416に、睫毛を震わせ。
うっすらと、瞼を持ち上げると。]

 ……っ。あきら?

[未だ覚醒に至らない頭、ぼんやりと瞳に映った姿に、名を呼ぶけれど。
段々と覚醒してきたら。]

 きゃっ!

[真っ赤な顔で、掛布団の中に顔まで潜り込ませた。]

(419) doubt 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― その後 ―

[私の身体に奇跡が起こり、病気が治って。
高校に復学した私は、調理部に入った。

理由は勿論、いつかのために料理に慣れておきたいから。
そして家で作っても、食べて採点してくれる人が居ないから、で。]

[玲のお母様が家を空けがちになったら、
受験生の玲をサポートしたくて、料理を作りに行ったりして。

時には野々花と、日本に居たらニジノとも、一緒に料理を作って勉強したり。
焼いたお菓子を並べて、そのままパジャマパーティーもしたかもしれない。
そんな時は、二人の近況や、恋のお話も聞いたかも。]

(420) doubt 2023/05/05(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[その後、3年の高校生活を経て、私は大学の看護学科に進学した。
病に苦しむ人の心に、寂しさに、寄り添いたいと思ったから。]

[けれども、そんな日々もそう、長くは続かないのかもしれない。
だって、私にとって一番幸せにしたくて、大切な人が他に居るから。
私を望んでくれるのなら、玲を、家庭を一番に大切にしたいから。]

[窓から差し込んだ光、吹き込む風に、聖書のページがパラパラと捲れる。
――……【配布能力:光のディフェンス】
その能力は、もう私には無いけれど。
私自身の力で、玲を、まだ見ぬ家族を、守りたい。だって。]

 私は、貴方の――……。

[貴方達の――……。
守護者、なのだから。>>3:135>>3:-250
――……この先も、ずっと。**]

(421) doubt 2023/05/05(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ――……ん。

[小さく頷くと、布団から、真っ赤な顔を出して。>>428
頭を撫でられ、ぎゅーっを受けた事でしょう。*]

(430) doubt 2023/05/06(Sat) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[ぎゅーって、強く抱き締めてくれて。>>431
私もその背に腕を回すと、ぎゅって抱き締め返し。]

(432) doubt 2023/05/06(Sat) 00時半頃

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