17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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[ 悲しみたくないのに、嬉しくなくていいのに、 だって”それ”は、永遠にとってあまりに強すぎる。]
眩しくて、煌めいて、燃え盛って。 刹那を生きる人間だからこそ受け止められる熱に、 私はいつまで焼かれ続けるのでしょう。
己の身が浮き、運び出されたことに気づいた時には、 私はすっかり弱り切っていました。]
(222) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ どこに連れていかれるのでしょう。 今度は誰が私に意味をくれるのでしょう。 どんな役目を担うのでしょう。
とびきり酷い人間であればいいと思いました。 欠片も愛せない、微塵も別れが惜しくない、 そして、私を孤独にしない人間を望みました。
叶わない望みであることも分かっていました。 どんなに歪でも、汚れていても、荒んでいても、 人間が私を手放す時、私の内から色が消える時、 またどうしようもない痛みが私を苛むのです。
ならば、このまま朽ちてしまえたらいいのに。 箱から零れ落ちて冷たい石畳に叩きつけられても、 私の身には傷ひとつつきません。]
(223) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ 去った後に降ったひとひらの雪>>177を ”それ”が目にすることはできません。
繋がりは弱々しくて、不確かでした。>>191 けれど、目覚めた温度で解けるほど、 冷たいものでもありませんでした。
もし、底から水面へ辿り着くまでの泡のような 淡い淡い夢>>177夢を見ることができたなら。 Hと名乗ったあなたへ、路地裏の冷えた道の灰色を 伝えることができたでしょうか。>>179
私には、誰かと食べる美味しさとぬくもり>>140を 分かち合うことはできないけれど、 名前に特別な意味を抱くひみつ≠フ子>>180を あなたに紹介してもらうことができたでしょうか。]
(224) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ 私の知らない白色も、 指先ひとつ届かなかったカルピスも、 永遠と幸福の象徴となった緑色も、 あなたに教えてもらうことができたでしょうか。
すべては夢です。 望むことも叶うこともない、私の知らない世界の話。 私たちはこれからも”H”と”B”なのです。
……でもね、決して現実にならないのなら。 あなたの心残り>>140すら晴れた蒼穹を、 あなたが好んだ青色を、私が描いた星空色を、 ”私”が願ってもいいでしょうか。
すべては、夢なのですから。]
(225) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ あたたかな腕につつまれていました。]
(226) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ 嗚呼、またそんなに強く抱いて。 傷ついてしまうと言っても、 あなたは決して離してくれませんでしたね。
不気味でしょう。怖ろしいでしょう。 あなたがどう思おうとも、 私は世界にとってそういう存在なのです。
お帰りなさい。手放しなさい。 私に何の役目も与えないのなら、 この身を満たす色をどうか枯らしてください。]
(227) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ 私は目≠開きました。 夜闇に紛れる黒いローブ、隙間から覗くのは――
――いつか見た>>0:27、炎によく似た色。]
(228) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ ねぇ、フーデリア。私の名を知るあなた。 きっとよく似た空の色>>2:195を知る人。
私の星空は坊やの瞳のようでした。>>2:147 濃紺の夜に煌めきをくれたのは坊やでした。
けれど、いつの間にか私の知る坊やはいなくなって 瞳には炎が滲んだようでした。 あなたは朝焼けを知っていますか。そんな色。]
(229) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ 一度は私を手放して、 一度は私を取り落とした坊やが口を開きます。
私は震える尾で宙をなぞりました。 私は坊やの――彼の名を書きます。彼は頷きました。
一度だって書ききれなかった手紙。私のおもい。 今なら、さいごまで続けられそうな気がします。 書き出しは、そうですね――はじまりは、白。]
(230) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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『 前略、扉のこちら側から 』
(231) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ 彼は不思議そうに目を瞬かせました。 炎の煌めきがキラキラと私に降り注ぎます。
私に目はありません。口もありません。 けれど、私は笑っていたのでしょう。
鮮やかな感情が、置いてきたはずのおもいが、 私の内を穏やかに、狂おしく、揺蕩っています。 永遠に、さいごまで、ね。]
(232) Pumpkin 2022/03/14(Mon) 23時半頃
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[ もしかしたら、 決して叶わない夢を見る余裕もあるかもしれません。 あなたたちがくれたおもいを、色鮮やかな感情を、 私がしたためることだって、あるいは。
焦る必要はありません。まだ時間は残されています。 瞬きよりも長く、人間の生よりも短い。 手紙の終わりに名を記すまでなら十分でしょう。
だから、締めの言葉を考えるのはもう少し後で。 今はただ、私を焼く痛みを噛み締めたいのです。]
(233) Pumpkin 2022/03/15(Tue) 00時頃
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[ 私に生きる意味を与えたのは、■■■■■■でした。 私の役目は――夢は、あなたと共に死ぬことです。]*
(234) Pumpkin 2022/03/15(Tue) 00時頃
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