人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 天文学会 ワカナ



  ……私はあの子に、ひどいことをしちゃったんだ。*

 

(114) 2021/11/13(Sat) 23時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 23時頃


天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 23時頃


【人】 天文学会 ワカナ

[まだ、秋だった。
冬の足音を遠くに聞きつつある時節。

私は考えた。
妹の大切にしている猫のぬいぐるみについて。
平塚ちゃん協力のもと、服は新しくなったけど、
本体のくたびれ加減はどうしようもない。

だから修理しようと決めたんだ。
妹がぬいぐるみをお留守番させて外に出ている間にこっそりと。
裁縫の腕は38点でも、私はだれにも頼らずひとりでやろうとした]

(122) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[思えば何もかも間が悪かった。
ぬいぐるみの、リボンのついた方の片耳を引っ張ったら、
思いがけず布が裂けて片耳のパーツがごっそり取れてしまったことも。
たまたま帰ってきたばかりの妹がそれを見てしまったことも。

気まずい沈黙はすぐに破られた。
妹は荒れた。大粒の涙を流して、
私がぬいぐるみを壊したのだと叫んだ。
違うんだと私は叫びたかった。
なのに口は動かないし頭も回らなかった。
ちゃんとやるための方法は導き出せないくせに、
妹に一番刺さる言葉だけはすぐに浮かんできた]

(123) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[泣き声のトーンが上がる。
たまらず首を横に振って私は告げた]


しょうがないじゃん、もう結構古いんだから!
新しいものを買ってもらえばいいじゃん!


[これが一番刺さる言葉。
あの子にとってこのぬいぐるみは唯一なんだって、
よーくわかってたのに。

  私の言葉に妹は動きを止めて、
  それから、駆け出した。
  外だった。茜色が射していた]

(124) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[喧嘩に気付いたレイナさん――つまりは現在の母と慌てて探し回った。
あの子は意外と俊足だったようで、
大通り近くまで来ていて、飛び出したところを車に轢かれかけてた。

ちょっと擦りむいたくらいの傷にまた泣くあの子と、
ほっとして思わずあの子を抱きしめるレイナさんと、
ふたりを呆然と見やる私。
ココロに隙間が空いてびゅうびゅうと風が漏れていた。
感情の表し方がわからなかった。

わかるのは、そう。
どう考えても私が悪者だってこと。
私は取り返しのつかないことをしかけた。
あんなにいいお姉ちゃんでいようと思っていたのに、
失敗してしまった。

それにやっぱり――どっか壊れてるじゃないか、私のココロ]

(125) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[だけど父もレイナさんも私を責めなかった。
ふたりとも大人で、妹の気持ちも汲みつつ。
大人的には私の言ったことは間違いでもないんだって。

その後誤解は解けて、ぬいぐるみもレイナさんの手で修理されて、
それから洗われて綺麗になった。
めでたしめでたし――とは私には到底思えなかった。

あのぬいぐるみを見るたびに、一度の過ちをしたことを怖れ、
カレンダーがめくられ冬へと向かうにつれ、
私の中に焦りがこみあげた。
いつか取り返しのつかない過ちを犯す前に、
消えなくちゃならないってさ]

(126) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  [――そうして私は死のうと決めた。
  妹の誕生日が来る前に*]
 

(127) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ


[私が生きてるといずれ誰かがとっても困るかもしれないから。
そうなる前に死んだ方がいい。

これくらい言わないと分かりにくかったかな]
 

(128) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[――――そう思っちゃうくらいには、
見解の相違がある。>>116
あるいは平行線。
とにかく不知火真梛が何を言おうと、
和歌奈は己が認識している事実を曲げることはない。

彼女も彼女で固い意思を持っているようで。
和歌奈の家族のことを知らないのは仕方ないとして、
いったい河合和歌奈の何を知っているというんだ。>>117]


それは違う。
傷つかないよ、私は。

[確かめたことは勿論ないけどさ。
もし、自分のせいで誰かが死んだ時、
あるいは目の前で誰かが死ぬのを止められなかった時に、
悲しむことができるのか。
確信をもってそうと言えないから、何年も自分が怖かった。
それが妹の件でようやく、やばいなって思うに至ったわけ]

(129) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[ため息をつきたいのはこっちの方だ。>>118
これ以上壊れたやつに付き合う義理はないと、
どうすればわかってもらえるんだろう。

  その時だ。
  不知火真梛がさらに動いたのは。

車椅子は和歌奈の立つ位置を過ぎてもなお進む。
ようやく止まった時和歌奈には彼女の背中がよく見えた。
見た目以上に遠い。
そうして彼女は「和歌奈」と名前を呼ぶ。
音の響きだけがいつも通りだった。
それ以外のすべては、和歌奈の知らない君だった]

(130) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[かつて和歌奈が歩いたコースを真っ直ぐ辿って、
屋上から飛び降りるのはどんな気持ちか、>>37
確かめようとしてるみたいな君だった。


かけられた言葉>>119>>120がぐるぐると渦巻いている。
呪縛じみていた。
だけどそれを振り払って、]


  っ、不知火ちゃん!
  わかってないのはどっちさ!

[これは言葉足らずだ。
不知火真梛とて彼女自身のことをわかってないじゃないか、と言いたかった]

他人にばっかり優しくて、自分に優しくするのが不得手って言ってたけど、
その言葉、不知火ちゃんにそのまま返してあげようか?

(131) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[答えを待たずにまっすぐ駆け出した。
古香路子も荒木春満もとっくに動き出していたのかもしれないが、構わなかった。
これは自分の手で止めなきゃって。

走って、屋上と虚空を隔てるフェンスに近付いて、
その向こう側に、手を伸ばした。
和歌奈と同じことをしようとしている君をただ、引き戻したくて**]

(132) 2021/11/14(Sun) 01時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 01時半頃


【人】 天文学会 ワカナ

[後ろ姿に手を伸ばして、届いた。>>142


無事なのは見ての通りなんだけどさ、
しつこく確認するように不知火ちゃんの顔に視線を添わせた。
ほんのちょっと前までは、誰の顔も見ないようにお別れするつもりだった私が。

だから、
己が世界の主であることを自覚してから最初に見たのが、
不知火真梛の得意げな顔になったというわけ>>143]

(169) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[君の瞳に映る私は、
ただただ不安げな顔をしている。

もう飛び降りる前の私じゃないから、
もう一度いっしょに笑うことも、
練習の成果である、君が作った目玉焼きを食べることに頷くのも、>>146>>147
まだ、途方もなく彼方に見える選択肢。
でも、君のそんな様子を見ていると、
屋上から飛ぶことを止めたのは間違いじゃないって思えてきた。

私の頭の中での死が、
現実の彼女に影響しないとしても>>145]

(170) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


[隣に立ちたかった。
君のところまで私がのぼりたかった。
君に落ちてきてほしかったわけじゃなかった。]
 

(171) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[視界の端で別の色彩が揺れる。
不知火ちゃんとは色も質感も違うなあって一目見てわかる髪を揺らして、
委員長――古香ちゃんは私達へ近付いてくる。
風に負けじと声を張り上げて。>>135
私はただ立ち尽くしているから、自然と距離は縮まって。
だけど心の距離の方はそうもいかない。
何かをシャットアウトするように俯いた。

  ぎこちない抵抗はそれだけだ。
  だから声はストレートに届く]

  ……っ、

[今の私、たぶん、言葉に骨抜きにされてるんじゃ。
不知火ちゃんを止めようと動いた時とは逆。
どちらかといえば、始業のチャイムに間に合うように駆け出した、
あの時に近くて遠い。
だって君の走力をあてにしてたあの時と違って、
身を任せるわけにはいかない、って、意地になってる]

(172) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


…… ばかじゃないの、
不知火ちゃんも君も、勝手に私の中に何かを見て。

[真面目な書記に、
何らかの作業は二回ほどしか忘れることなく、
けっこういい感じに働いてた委員長。>>0:564>>0:565
彼女らにこんなこと言ったのは初めてだ]

(173) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

不知火ちゃんを止めたのも、
古香ちゃんの思い出作りに手を貸そうって思ったのも、
優しいからじゃない。結局ぜんぶ私が気持ちよくなりたかったからだよ。
そんなエゴと優しさの違いって何。
なんだってするって言うなら、教えてくれるの。

[プラネタリウムのことでお礼を言われて嬉しかったのは、
嘘でも間違いなんかでもなかった。>>139
そんなことも伝えないで意地を張る。
「わたしたちを見て」って言うなら、>>141
とびきり意地悪な顔で見てやろうかって思って、
えいって顔を上げたんだけど、結局それはできなかった。

  古香ちゃんの顔だけでなく、
  不知火ちゃんと入れ替わるように近付いてきた、
  でかい猫の着ぐるみもまともに見たから>>160]

(174) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


  …………。
  そっか、 あの時の。

[……ちゃんとツッコミは後回しにしたので褒めてほしい。
着ぐるみの中身――荒木春満が言ってることにも、
ちゃんと心当たりはある。>>161

知ってるよ。
一番ばかなのは他ならぬ私だ。

私が死ぬことが誰かのココロを壊すことを、>>140
わかってて飛び降りた。
家族にもクラスメイトにもごめんじゃすまない]

(175) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


[それに。
呼びたいな、って意識してなかったけど、
飛び降りる直前に、みんなのことを思い浮かべてしまった]
 

(176) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[ともかく着ぐるみ姿の彼に諭されている。>>162
これ、思ったんだけどずるいな。
私には君の表情は分かんないけど、
君には分かっちゃうんだろう。
見上げる瞳がどこまでも悩ましげに揺れてるのを。

本当はそうだよ、って意地でも頷きたかったのに。>>163
隙間風が吹く暇もないくらい、
ココロにどんどんどんどんいろんなものが流し込まれてるし、
それを閉ざすこともとうとう、できなくなってしまった]

(177) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ



[かえってしまった“きみ”たちについて考える。


私の自業自得で呼んじゃったけれど、>>160
少しは楽しかった?

私がばら撒いてきた卵は、
もう必要ないって割ってしまったけど、
きみたちの残していった殻みたいなマネキンは、
世界が壊れるまで残していってあげるよ]

 

(178) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[私は私なりに君たちのことが好きだった。
世界の主である私の意思は、
本当に、本当に回りくどい方法でしかそれを伝えなかった。


もっと私が普通に生きることができていれば、
普通にそれを伝えることができてたのかな。

私という人間はとっくに壊れているけれど、
そんな当たり前のことを伝えるために、
かえってしまってもいいのかな]

(179) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ

違う。
違うよ……。
ほんと、は、みんなにちゃんと好きだって伝えたかった。
でも、そんな大事なことも忘れて飛び降りちゃった。


いい副委員長もいいお姉ちゃんも、もうどうでもいいやって。


[着ぐるみをかぶって泣きたい気分になりながら、
罪を悔やむようにさめざめと泣いていた]

  やり直せるものならやり直したいよ。
  でも、もうわかんないんだ。やり方が。

(180) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  私と一緒にかえりたいっていうなら。
  そのやり方を教えてよ。


[ココロに抱えてきた荷物。
それを一緒に持ってもらおうって。
今までにない方向での勇気を振り絞りながら、
頭上の空には見えない、あたたかな光を手繰り寄せようとしている*]

(181) 2021/11/14(Sun) 21時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 21時半頃


【人】 天文学会 ワカナ

…………。
みんなを呼ぶつもりはなかったんだよ。
そのつもりだったんだけどなあ。

[どうしてこんなことになったんだろう。>>182
卵みたいなココロの中にどろっとした矛盾がつまっていて、>>3:21
全部出てきちゃった……ってことなのかな。
それが、己の中で一番しっくりくる答え。

好きであるものほど、ココロに詰まったものを見たくなる。
そのココロに抱えた卵を割りたくもなる。
だけど好きであるものにそんなこと、願っちゃいけないと強く思っていて]

(188) 2021/11/14(Sun) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


[つまり、この校舎(せかい)で起こったことは、
ただひたすらに、
私の内なる欲望(ねがい)の集積でできていた。

そういうオチをつけることもできるだろう]
 

(189) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[答えが気に食わないのなら、>>183
何度だって解答を持ってくる――そう君は言う。

選択を受け入れること、
逆にいくらでも食い下がること、
友だちのあり方に模範解答はないよね。
好きにすればいい。
だけどきっぱり断言する君を見ていた時は、
ココロに隙間風が吹くことのなかった私だった]


  [ いつの間にぴったりと包み込まれたココロの中に、
    春のようなあたたかい風が吹く ]

 

(190) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[背中に回された手の温度を感じている。>>187

人のぬくもりは屋上の寒さも容易く飛び越えるわけで。
思わず言葉が出なくなる私だった]


……いいよ。
古香ちゃん、私達の委員長。
私を友だちだって言ってくれた人。
君がそんだけ言うのなら。

   私も、……もうちょっと頑張ってみるよ。
   今の私を、もうちょっと好きになれるように。

(191) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[それから不知火ちゃんや、荒木くん、
先に帰ってしまったみんなのことを思い浮かべて、
どうしようもなく苦笑いをする。

言わなきゃいけないことがたくさんあるよね。
古香ちゃん以外にも、私のことを教えて、っていう人もいるのかな。


  前途洋洋ではないけれど、
  そのすべてを真っ正面から受けようと決めた*]

(192) 2021/11/14(Sun) 23時頃

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