28 僕等(ぼくら)の
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…じゃあ、コウが…康生くんが言ってた、『呼ばれてないけど次は僕』は。
『そうね。お父さんが選ばれて。二人で闘い…お父さんが亡くなり、同じ身体を共有する康生もーーそういう事だと思うわ。』
[僕は漸く理解した。それから、アストロが転んだ話、緊迫した戦闘を語る。
明日香さんは自分が戦闘の邪魔をしてしまったことを悔いているようだ。]
『康生が家出してから気が気でなくて…家を飛び出して駆け付けてしまったの。
今考えると本当に馬鹿ね、私。……あの子とお父さんは身を呈して私を護ってくれたのね……』
(52) 2023/08/21(Mon) 15時半頃
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[僕は明日香さんの手の甲に、掌を重ねる。
僕はほぼ全てを彼女に話したが、最後彼が敵パイロットが乗るコアを破壊した事だけは告げなかった。
告げる必要は、ない。]
戦闘が終わり、彼の胸に触れた時ーーもう、鼓動が聴こえなくて。
あれは、パイロットであるお父さんが先に旅立ったんだと……お父さんは最期の瞬間まで、彼と一緒でした。
『ええ、ええ、そうね…』
[涙する明日香さんと僕は。同じ大切な存在を失った僕らは。
同じ涙に暮れる。]
(53) 2023/08/21(Mon) 15時半頃
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『ありがとう、話してくれて。
ーーそれで。あなたが康生を愛していて、二人がパートナーになったと私は思っているけど。
あなたは何か私にして欲しいこと、ある?』
[僕は少し考えてから、言った。]
彼が産まれてからの思い出を聴きたいです。アルバムとかあるなら、見せて欲しいです。
『ええ、ええ。それは勿論。』
[そこで彼女は居ずまいを正して。]
(54) 2023/08/21(Mon) 15時半頃
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『恵一くん。私、あなたの事を息子だと思うわ。
だってあの子はあなたのパートナー…ええと、ウェディングドレスを着たなら妻になったんでしょう?
なら、康生の旦那様は私の息子。ーー家族よ。』
[彼女が広げる両腕に飛び込む。また、涙が溢れる。]
う、う……コウ、コウ。
『もっと泣いていいの。怖いと言ってもいいのよ。康生もね、しっかりしすぎてたまに私は困ってしまったけど。
ーーいいのよ、甘えて。』
[暫し、僕は彼女の寛容に浸る。明日香さんはどこか、彼と似た匂いがする気がした。おうちの匂いかな。]
(55) 2023/08/21(Mon) 15時半頃
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『ーーそれで。あなたは次のパイロットに選ばれたのよね。』
はい。
『……おかあさんとして、言うわ。
どうか、あなたの信じるように、して頂戴。』
[それは奇しくも僕の父さんの言葉と同じだった。]
わかりました。
[僕は彼女に然りと頷いたーー。]**
(56) 2023/08/21(Mon) 15時半頃
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ーー自宅/縁士ーー
[縁士が僕を知らないように、僕も縁士を知らない。
元々天文部員ではなくクラスも違う、合宿からの付き合いだからお互い無理はない。
彼の印象は木訥だ。 合宿ではAと仲良く線香花火する姿が印象に残っている。
喧嘩した時は意見が正反対だった。康生が敵コアに対峙した時にかけた言葉も。
何もかもが違いすぎる僕ら。]
(57) 2023/08/21(Mon) 16時頃
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[だが、僕らは同じくパイロット候補であり死の運命にある。
合宿に参加などしなければ巻き込まれなかったはずとも思う。
彼が異常に勝利に拘る理由は、きっと家族である祖父母、双子の兄弟が大切だからなんだろうか。
ーー僕は。
彼を知らない。何もかも。]
(58) 2023/08/21(Mon) 16時頃
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水ね、わかった。最近僕はこの珈琲を飲んでるよ。
[海辺デートの際に康生が飲んでいた銘柄を愛飲している。
僕はコップに水を汲んで彼に渡した。]
父さんと母さんは、アメリカに留学している兄さんの所にいるんだ。
[だから二人きりだよ…と後ろ手に扉の鍵を閉めたりはしないから安心して欲しい。
僕の全性欲は康生にしか向いていないし、彼がいない今はもう、誰に向くこともないだろう。]
そうなんだ。僕は兄さんとたまにゲームするぐらいだから、あんまりゲーマーじゃないんだ。
中学までは野球馬鹿だったし。
(59) 2023/08/21(Mon) 16時頃
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[なんて話ながら、彼が合わせてくれるらしいからスマブラを遊ぶことにする。
どっちかが場外に落ちたら負け。わかりやすいゲームだから。
ちなみに僕は大して上手くない。上手いのは兄だ。よって、初めてスマブラをやる彼と僕はいい勝負だった。
ゲームをする僕の左手薬指にはリングが光る。また、首からは小さなロケットをぶら下げている。随分アクセサリーまみれになったものだ。
彼の質問には、一瞬手を止めて。左手の手の甲を目の前に翳す。ピンと延ばした指に嵌まった指輪は存在を主張した。
彼は、此処にいる。]
(60) 2023/08/21(Mon) 16時頃
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……うん、そうだよ。 僕たちはーー
[恋人とは言えない。パートナー?違う。事実を伝えよう。]
お互い好きだった、から。
[とても短い言葉に想いを集約した。が、その次の質問に僕はこけた。座りながらだが思い切りこけた。]
なッ…ちが、違うよ! 僕はコウが好きだっただけだッ もしコウが犬でも猫でも好きだったッ
[猫なら可愛いな!!]
(61) 2023/08/21(Mon) 16時頃
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コウが女子だったらーーいや、正直あのウェディングドレスは女子より似合ってたし可愛かったしあの柔らかな唇って、何を言わせる?!
[彼は何も言わせていない。]
兎に角僕はノーマルだッ
そりゃコウが健康な身体ならキス以上のあんなそんなを朝な夕なシたかったよ?!
縁士だって好きな相手とかいるだろ、抱き締めたりキスしたいなんて思わないか?
性別など些細ッ
好きになった人がーーたまたま、同性だった。 それだけ。
[聞かれたことの三倍は答えた。]*
(62) 2023/08/21(Mon) 16時頃
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ーーみんなと康生を見送るーー
[僕と明日香さんが一緒に行った康生の葬儀にはみんなが参列してくれた。
縁士はじっと康生のお父さんの遺影を眺めていた。>>43]
縁士、君が座っていた椅子は、お父さんの椅子だったよ。
[彼はそれを既に知っており、康生と示し合わせて交換したわけだが、僕はその事実を知らないからそう伝えた。
じゃあ縁士の椅子がない、とまで僕が考えないのは、もう僕がそういう事に興味を無くしていたから。
僕は彼が未契約者であるのを知らぬままコウ大好きラブラブ号に搭乗するだろう。]
(70) 2023/08/21(Mon) 19時半頃
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[真弓にも勿論お礼を述べる。明日香さんに真弓を紹介したりした。僕と明日香さんは、康生という絆で結ばれた家族だ。>>64]
[加賀先生には明日香さんは『息子がお世話になりました。先生、色々ご配慮ありがとうございました。』と深々頭を下げる。
なお、康生の遺影は僕と明日香さんが二人で様々な彼の写真から選んだものであった。
みんなに見送られて。 康生の肉体はお父さんの心臓と共に、天国へと旅立っていった。]**
(71) 2023/08/21(Mon) 19時半頃
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ーー最期の旅行@ーー
[いよいよ僕がコックピットに転送されるまでの時間は少なくなった。
明日香さんと康生の思い出を語り過ごす時間はとても幸せだったが、僕には、死ぬ前にもう1つやりたいことがあった。
ーーそれは。]
ここが成田空港か…広いな。 え、搭乗手続きとか大丈夫かな、僕。
[僕はアメリカにいる両親と兄に逢いにいくため、空港に来ていた。
独り言を呟きながらロケットを握り締める。
『大丈夫だって〜ケイは心配性だな!』
(77) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[ふと。
そんな声が聴こえてーー僕は振り返る。
当たり前に、そこに彼はいない。いるはずが、ない。]
そ、だよな。いるはずないんだ、彼はーー。
[『いるよ?ケイどうしたんだよ〜俺が見えてないのか?』
まただ。また聴こえた。僕の胸が激しくドキドキする。
キョロキョロする僕は挙動不審だったろう。
兎も角搭乗手続きだーー]
(78) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[飛行機に乗るのは初めてではない。でも海外に、それも独りで向かうなんて初体験だった。
そう言えば敵はパイロットがいる場所に出現するらしい。
今僕は空の上だが、もしその時が来たらどうなるのだろう。
まあ、いい。
僕はあまり深く考えず、窓からの眺めに集中する。]
凄い、雲の上を飛んでいる。 ……まるで白い絨毯みたい。
[『ほんとだな。歩けたら楽しそう!』
ーーまた。 だけど僕はもう、動揺しない。 僕は彼の心臓を移植されたとかそんな経験はないし、彼の幽霊が僕に憑りついてなんてファンタジーも考えない。]
(79) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[幻聴。
寂しさに堪えられなくなった僕の産み出した、架空の声。
『機内食、食べられないやつならケイが食べてくれよな。』]
うん、わかったよ。でも包装されたパンとかあるはずだし、大丈夫だから…
[隣の席の女性が僕を不思議そうに見る。
別に構わない、どう思われたって。もうすぐ死ぬ僕にはびっくりするほど些細な事だ。
そうして彼とブツブツ会話しながら、僕は遥か遠く、アメリカの地へと向かったーー。]
(80) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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『恵一!!』
[空港には両親と兄の姿があった。両親と逢うのすら久しぶりだが、兄は半年ぶり。 僕は駆け寄り三人に抱き着く。
『恵一…無事で何よりだ。』
事情を知る父さんは僕の頭を撫でる。
『痩せたわね。食べてるの?』 これは母さん。心配そう。
『……久しぶりだな恵一。そっちはあのロボット騒ぎで大変だろう。お前の高校近くに現れたあれは、本当になんなんだーー。
お前も父さんたちと一緒にこっちに住めばいいのに。』
[兄は、去年の合宿で僕が恋人を寝取った事などなかったように普通な様子。
『ほら、大丈夫だったじゃないか。匡先輩はケイのこと嫌ってなんかない。 ただ気持ちを整理する時間が必要ってだけだったんだよ、やっぱり。』
(81) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[声は今聴こえているが、内容は花火大会の最中に康生が僕に言ってくれたアドバイスを繋ぎ合わせたものだ。
要するに、これは僕の記憶が作り出した彼のーー。
僕は父さんたちと共に兄さんの住む(今は父さんたちも共同生活中)アパートへ行くため、車に乗り込んだ。]
(82) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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ーー最期の旅行Aーー
[兄が通うのはニューヨークのマンハッタンにあるコロンビア大学である。 アパートはその近く。
それはとても不思議な部屋だった。室内に、ありえへんものが置いてある。]
ビリヤード台だよね、これ。
[兄の話では、以前の住民の持ち物なんだとか。日本では中々なさそう。
『こんなものより洗濯機があればいいのに。』
母さんがぼやく。
ニューヨークは、日本のようにアパート室内に洗濯機置き場が備わっている物件がとても少ないそうで。ニューヨークは配管が古く、それぞれの家庭に洗濯機を置くと水漏れや電気系統への影響が心配される。
よって、アパート内にコインランドリーが設けられており住民が使えるようになっているのだ。]
(83) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[母さんは家に帰りたそうだ。
なんにせよ、三人が元気に暮らしているのに安堵する。
『良かったな、ケイ』
指輪を撫でて僕は頷いた。]
(84) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[その夜。僕は兄と二人で話をした。]
兄さん、ごめんなさい。
あの時僕は兄さんに酷いことをしました。
兄さんを傷つけるとわかっていたのに、雨竜先輩とあんなこと…。
[兄はゆるゆる首を振ってから、僕の頭をぽんと撫でた。]
『お前の事がなかったとしても、アイツとは遅かれ早かれ別れていたよ。
お前のせいじゃなかった。 あの当時はお前を許せないと思ったが、むしろお前を誘惑したアイツを怒鳴るべきだったんだ。
すまなかった、恵一。』
[謝る兄に僕は慌てる。悪いのは僕なのに。
兄が両手を広げ、逞しい胸板に僕を導く。すっぽり収まると安堵が広がったーー。]
(85) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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[そして僕は数日ニューヨークに滞在、家族との時間を過ごす。 その間も脳内康生はたまにあれこれ僕に語りかけている。
日本に帰る前日、僕は父さんに次のパイロットに選ばれた事を告げた。
もう覚悟を決めていたのだろう。父さんは厳しい表情を浮かべるが、僕の手を強く握り。]
『お前の父親になれて、本当に幸せだった。お前は最高の息子だ。
恵一。 ーーお前を心から大切に想っている。母さんも、匡も。』
[彼が何か言うかな、と思ったけど。ただ胸がじわりと温かくなるだけ。
僕は彼がそうしていたように胸に手を当てて微笑む。
ーーその後、僕は日本への帰国を果たした。]**
(86) 2023/08/21(Mon) 21時頃
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ーー自宅/縁士ーー
兄さんも天文部。僕は兄さんに誘われて部に入ったんだ。
……実は、あんまり星とか興味なかったんだけど、肩を壊したからさ。もうピッチャー…野球出来ないから。
縁士は双子のおとうと?いるんだっけ。
僕そんな気が利くほうじゃないと思うけど。コウのが、ずっと。
[何かにつけて康生の名前が出るのはご愛敬。
ゲームは本当に楽しくて、久しぶりに友達との時間を満喫した。本来ならーーこんな時間ばかりのはずだった僕らの人生は、どこで狂ったのか。]
(100) 2023/08/21(Mon) 22時頃
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……クラウドの女装は神。
[ホモ疑惑が深まった。]
ちなみに僕は童貞ではないよ。それがホモではない証明だ。
[無駄などや顔。]
他人に入れ込む。…うーん。 僕からみるとさ、僕がほら、糞雑魚ナメクジだから、みんな耀いてみえる。
みんなが素敵なんだ。だから、惹かれるのは当たり前で自動的というか。
ただ、みんな好きでも色々な好きと、濃度があって。
縁士だって、家族への好きとか友達の好きとかあるだろ?
ーーそう言えば君は、Aと仲良しだったよね。 Aのこと、好きだった?
(101) 2023/08/21(Mon) 22時頃
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[ホモ沼に引きずりこむつもりではない。
そんな他愛ない、しなくていい話ばかり僕らはする。
パイロットになるとか。 死ぬとか。
ーー暫し忘れて。
彼を玄関まで送ると、またねと言った。
この時既に、僕の中にはある決心があったがーーそれを語ることはなく、僕らは別れた。]**
(102) 2023/08/21(Mon) 22時頃
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ーー転送/コックピットへーー
[『ーーケイ、来たよ。』
その時僕は自宅のキッチンにて皿洗いをしていた。
なので、ジーパンとモスグリーン七分袖Tシャツの上に白エプロンという、なんとも間抜けな格好をしていたわけだが。
身体が消えかける前にいつも近くに置いているサコッシュを掴む。
僕の身体は自宅キッチンから消え、すみやかにコックピットに転送された。]
(122) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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ーーコックピットーー
[不思議空間を見慣れてしまう不思議。
僕は椅子たちと一同を見渡す。 随分人数は減ったがいつもの光景だ。
スクリーンを見やると、みんながアストロと呼ぶコウ大好きラブラブ号とーー奇妙な敵ロボットがいた。
頭は麦わら帽子を被ったみたいに平ら。その下を真っ黒なカーテンがぐるりと覆っている。
勿論まだどちらも動いていない。
僕は、僕の操縦席であるyogiboの近くへ。しかし座らず、もう一度みんなの方を見た。
つけっぱなしのエプロンに気付いて、慌てて取る。]
洗い物してたからさ。 あは。
(123) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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ーーえっと、みんな。 まず僕の話を聞いて欲しい。
ーーハロも、どうか。
[みんなはどんな顔をしているだろうか。一人一人を見やる。僕は胸のロケットをぎゅっと握り締め。
ーーコウ、僕に勇気を。]
ーー傍にいるよね。
[みんなには独り言に聴こえるだろう。 が、脳内には『勿論。此処にいるよ。』すぐ返答がくる。僕だけに聞こえる声。
僕は正気じゃないのかな。 半分狂っているのかも、しれない。
ーー構わないけれど。]
(124) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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ーーみんなが死んだ。
まず模擬戦でAが。それから七尾さん、大和、ーー康生とお父さん。
みんながこの場所で闘い死んでいった。
大切なものを、人を護るために。 でもーー
もしこんな理不尽な闘いを押し付けられなかったら。 誰も死ぬことを受け入れたりはしなかったろう。
ーー僕は。 この期に及んでと言われても僕は。
高次元だかなんだか知らないが、わけのわからない存在にやらされているこのゲームまがいの闘いに納得していない。
(125) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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