人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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【人】 陀羅尼 サラ

 ――……うん。
 また、ね。

[今度はちゃんと、笑えたかしら?*]

(191) doubt 2023/05/03(Wed) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 鶴林大学病院 ―

[抜け出していた時間は、3時間と少し。

見舞いの人が来る事のない、個室の病室。
看護師の訪問時間を避けられれば、
抜け出していた事に気付く人は誰もいない。]

[ワンピースから病院服に着替えると、
ベッドの上に身体を沈み込ませ、私は束の間の眠りについた。]

(192) doubt 2023/05/03(Wed) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして翌日の朝。
傷跡が消えている事、体調が回復している事を担当医が知る事となり、検査が始まった。

原因不明の、傷と病の完全治癒。
それは、大きく騒がれる事案のはずなのに。
けれども驚くほど、粛々と処理されていった。
――……それで、クルーエル社の手が、病院にも及んでいるのかもしれない。と思う。]

[暫くの検査入院を経て、病は完全に治癒している事が分かり、体調も安定した後。
私は、自宅へ戻る事になった。]

(193) doubt 2023/05/03(Wed) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 自宅 ―

[生活する場所は、病院から自宅に変わったけれど。
他に人の気配の無い、広い家には、静寂が響く。]

[自室のベッドの上、寝転ぶと、
枕元に置いた狼のぬいぐるみを引き寄せて、
身を丸くする様にしてぎゅって抱き締めた。]

[一人だけど、一人じゃない。
毎日LINEをくれる人が居て。
来週からは、復学予定で。
私はもう、自分の足で、どこへでも行かれるのだから。**]

(194) doubt 2023/05/03(Wed) 03時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 初夏・とある日 ―

[休日にセーラー服を着て、電車へ乗り込む私の行先は、学校ではなく、玲の家の最寄り駅。

駅に着くと、気が急いてしまって、少し、小走りになってしまう。
玲の姿が見えると、手を振って、そちらへ駆けて行った。]

 うん!

[河原の話に、嬉しそうに頷いて、自転車を押しながら歩く玲の隣を、歩く。
初夏の太陽の光、眩しくて。けれどもそれが、幸せだった。]

[川沿いに着くと、後ろの座席を促されて>>211、こくりと頷く。
その背に両腕を回して、しっかりと掴まったら、徐々にスピードが上がっていって。

初夏の風が、私の髪を靡かせ。
街の、河原の景色が、後ろへ流れていくのを見つめる。

自転車で一緒に登校、実はちょっと憧れていて。
それが叶ったみたいで、嬉しかった。*]

(218) doubt 2023/05/03(Wed) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ニジノ、行先のリサーチありがとう!
 そこがいいな。
 GW大丈夫!

[白兎が両腕を『○』の形にしているスタンプをぽちり。]

 ……コードネーム?

 服装は、桜森高校女子会だし、制服にする?

# 桜森高校女子会

(221) doubt 2023/05/03(Wed) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

# 桜森高校女子会

 自作!?凄いわね。

 野々花ありがとう!
 私も楽しみにしてるわ。

[白兎がわくわくしているスタンプをぽちり。
その後の、予約取れた、にはありがとうのスタンプを。]

(230) doubt 2023/05/03(Wed) 22時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[河原を抜けて、住宅街の様な道へ入る。

行き先は聞いていなかったから、見えてきた>>228という言葉に、玲の背中から顔を出して前方に視線を向けた。]

 ――……あ。

[目の前に、見覚えのある高校が、見えた。]

(231) doubt 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校・リアル ─

[正門らしき場所、銘板には『桜森高校』と書かれている。

VRの中で過ごした日々を思い出して、
色々な想いが去来して、何だか言葉にならなかった。]

[それから、裏門に回る。
そこは、VRの中で玲と想いを交わした場所で。
そして、最後の時にも来た。思い出の場所。*]

(232) doubt 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[裏門に回ると、門は開いていて、三角コーンが立てられていた。]

 うん。

[入っちゃお>>223に頷くと、自転車をおりる。
壁の隅に寄せて止めるのを見つめて。

三角コーンを避けて校内へ。
VRの中では桜並木だった場所は、色を変えていて。
少し苔むしたベンチへ並んで腰かける。]

 ――……そうね。

 私、ちょっと、本物の音楽室を見てみたいけど。
 怖い気もする。

[玲と出会った場所の、現実の姿を見てみたい気がして。
でも、廃校の校舎の中に入るのも怖いかも?

くすりと笑った。]

(235) doubt 2023/05/03(Wed) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 うん。行ってみたい。

[廃校の校舎は、大分趣があったけれど。
こんな機会は無いかもしれないし、玲と一緒なら大丈夫、と思って頷いた。>>236]

[手を引いてもらい、グラウンドを渡って校舎へ。
玄関から中へ入る。]

 けほっ。

[空気は淀んでいて、埃っぽかった。]

(240) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[薄暗い校舎の中は、やっぱり少し怖かったけれど。
ぎゅって握ってくれる手が、嬉しかった。]

 わぁ……! 音楽室!
 これが本物の。
 ……見られて、嬉しい。

[薄暗い部屋の中、光の射すピアノ。
思い出の場所の現実の姿を見れて、嬉しいと思った。

――……けど。
ついでに、この場所であった色々な事を思い出して、少し?頬が赤くなってしまったのは、気付かれないといい。*]

(241) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

 タピオカミルクティー……とは……?

[初めて見る、ドリンクの名称。
野々花>>238とニジノ>>239が注文をするのを見て、私も同じものを注文。]

[野々花の乾杯の音頭にならい。]

 お疲れ様でした! 乾杯!

[プラスチックのカップを掲げて、乾杯。
それから、ニジノの言葉に。]

 そうね。本当に良かった。
 ニジノの足の事も。

 改めて、ありがとう。
 今、私がこうしてここに居られるのは、
 みんなのおかげよ。 

(242) doubt 2023/05/04(Thu) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

[音楽室の中に足を踏み入れると、僅かに床が軋む。

玲がピアノの前に行き、音を鳴らす>>243までの仕草を見つめ。
少し赤くなってしまった顔を俯かせたら、あ、という声が
落ちてきて>>244
小さく肩が跳ねた。]

 ……っ。……うん。そうね。

[赤い顔をどうにか持ち上げたら、目が合って。
広げられた両腕の中に、ぽふりと収まった。*]

(246) doubt 2023/05/04(Thu) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

 けほっ。 けふっ……!

[頑張って吸ったら、勢いよくタピオカを吸い込んでしまい、咽た。]

 ……うん。野々花もニジノも、
 心配してくれてありがとう。

[そうして、制服の話>>248には。]

 うん。ニジノの制服、新鮮。
 とっても可愛いし、ポニテも似合ってる。
 野々花はVRとあまり変わらないけれど、
 変わらず可愛い。

(250) doubt 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ……そういえば。

[ニジノの胸元に視線を向け。*]

 ――……本当に、削っていたのね。

(251) doubt 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

[ニジノ>>249には。]

 やっぱり、アバターにも少し、
 病気が反映されていたのかしら?

 ありがとう。
 でも、沢山頑張ってくれたのは、
 火浦さん、鮫島さんと、玲だわ。

[玲、と名前を口にしたら、なんだか胸がほわっとして。
そんな事でも、嬉し気に眉が下がってしまうなんて。重症だわ。]

[ニジノの笑い声に、私もふふっと笑いを重ねて。]

 うん。私もGW明けから復学する事になって、
 この制服着たの、初めてなの。

(255) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして、ニジノの撓んだ校章の刺繍を見つめる。
触ってみる?とうながされたので、ふわっと触れてみて。*]

 これが本物! でもVRの時と違いない!
 凄いわねVR……!

(256) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

[玲が両腕を広げて、私がその中へ飛び込み、優しく頭を撫でてもらう。
それはVRの中で、幾度も繰り返した事だけれど。
現実の身長差の分、VRの時よりも、少し顔の距離は遠く。]

[覚えてる?と問われて、え?と、顔をあげたら>>253
上を向かされた顔。唇を塞がれて。

顔だけではなくて、全身が熱を持った様に感じる。
心臓が、酷く煩くて。
玲の学ランを、ぎゅって、握った。*] 

(258) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

[野々花>>254の同意も重なって、私と野々花の視線はニジノ(の胸元?)へ。]

 そっか……。
 たしかに、競技には邪魔よね。

 でも胸がなくても、男子には間違われないわよ。
 ニジノは綺麗だもの、身体の線も含めて。

[しゅっとしまっていて、でも女性らしい曲線があって。
ニジノもその身体も、とても綺麗だと思う。]

(259) doubt 2023/05/04(Thu) 02時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[クルーエル社の話には。]

 ね。神様の所業じゃないかしら。
 どんな技術なんだろう……。

 それにね、私も、余命僅かだったのが、
 急に治ったら、騒がれると思ったのに。
 何も起こらなくて。
 病院にも手が回っているのかも。

 クルーエル社、触るなキケン、ね。

(260) doubt 2023/05/04(Thu) 02時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― カフェ『BLOSSOM』 ―

 3カップ……。
 でもこの体型で胸だけ大きいと、
 バランス悪いかも……?
 残念だけど、諦めるわ……。

[底に残ってしまったタピオカを吸い上げたら、また失敗して咽た。
ニジノ>>261に倣って、スプーンで掬ってぱくり。]

(265) doubt 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[それから、ニジノのカラダの秘密>>262、タトゥーを見て。]

 わー! かっこいい!
 とても、素敵ね!!

[鷹の羽根と桜と共に、ジャンプを跳ぶニジノの姿を想像して。]

 うん。絶対に観に行くわ!

[両手を合わせ、笑む。
そうして暫く会話を楽しんだ後、待ち受け写真を撮りに、桜森高校へ。*]

(266) doubt 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校リアル・音楽室 ─

[長い長い、キスを受けて。
心臓の早鐘の音が煩くて、頭がじんじんして、涙が滲んだ。

唇が離れると、瞼を持ち上げて、見上げる様に見つめる。]

 ……っ。

[色々あった>>263、に返事をしようとしたけれど。
もう一度軽く重なる唇を受け。
頬を撫でてくれる、心地良い手は、瞼を閉じて受け止めて。]

(269) doubt 2023/05/04(Thu) 03時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[ピアノの椅子に座った玲が、聴いてくれる?>>264と問うのには、聴きたい、と頷く。

曲は何だろう。
練習したという事は、出会った時に弾いていた、『エリーゼのために』ではないのだろうけど。]

[音が鳴り、奏でられた旋律は、『孤独の中の神の祝福』。]

 ――……ありがとう。

[ぽつりと呟くと。
瞼を閉じて、その旋律に耳を澄ませ。]

[やがて演奏が終わったなら、大好き、と。
それは演奏に対してか、玲に対してか、そう言って。
少し涙目で、貴方に抱き着く事でしょう。*]

(270) doubt 2023/05/04(Thu) 03時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 夕暮れの帰り道・河原で ─

[再び自転車に二人乗りで、帰路につく。

廃校も、夕暮れの空も、VRの中でも見たけれど。
先程居た校舎も、夕陽の茜色も、水面に反射する煌めきも。
頬に、髪に感じる風も、今は全て、現実のもの。]

[そして、この背の温もりも。

VRの中では、幾度も交わしていたけれど。
――……先程交わしたファーストキスも、現実のもので。]

[赤い頬、指先でそっと、自身の唇に触れ。]

 ……うん。また、いつか。

[また>>271に頷いて。
再びその背に、頭を、身を預けた。**]

(272) doubt 2023/05/04(Thu) 03時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

― GW・桜森高校への道 ―

[苺の添えられた、とろとろのチョコが溢れるフォンダンショコラも食べ終えて。

5月の、少し強くなってきた日差しの中。
バラバラの制服を着た女子3人の、同窓会は続いていく。]

 柊さん? いつから?
 あ、そういえば、キャンプファイヤー、
 二人とも居なかったわね……。

[野々花>>278の告白には驚いて。
ニジノ>>280の、顔面偏差値限界突破カップルにも頷く。
私の話を聞かれたら、玲とは現実でも関係が続いている事を
話して。
ニジノに玲のLINEを知りたいと言われたら、玲にニジノのIDを教えていい?と聞いて。
3人3様の今後の話、不安の吐露なども聞きながら、歩を進めていく。]

(289) doubt 2023/05/04(Thu) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[やがて着いたのは、桜森高校前。
野々花の感想>>279に。]

 その境界を踏み越えて入ったら、
 出られなくなるホラーを想像してしまうわね……。

[などと。
その後、ニジノの気遣い>>277で、裏門へ回って。
そして校内へ入る時。つま先で、地面をちょん、ってする野々花が可愛くて、くすりと笑った。]

(290) doubt 2023/05/04(Thu) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― 玄関 ―

[撮影場所は、VRの中で撮った時と同じ、玄関で。
その後は各々で回るという提案を受けて>>281
でも、ニジノの顔色が悪い様な気がして。]

 ニジノ、大丈夫?
 私、ニジノと一緒に行っては……ダメ?

[ニジノを一人にしたくない、と思ってしまった。
でも同時に、一人でしたい事があるのなら、邪魔はできないとも思う。]

[早めに帰ろう、と言う野々花>>285にも頷いて。
VRの時と同じ場所、ニジノを真ん中に、3人で身を寄せて撮影。]

 うん。私も、並べて飾っておくわ。

[虚構のアバターの写真も、良い思い出だけど。
アバターとは少しづつ違う、
本物の3人が並んだ、自然な笑顔の写真を見て、笑んだ。]

(294) doubt 2023/05/04(Thu) 20時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[そうして、別れ際>>287。]

 こちらこそ、ありがとう。
 また、会いましょ?
 学校の話とか、柊さんの事とか、色々聞かせて欲しい。

[ニジノの見送りには、頷き。]

 試合観に行くのも、楽しみにしてる。

[ニジノは海外へ行くのならば、次に会えるのは先になるかもしれないけれど。
試合は必ず応援に行くと告げて。]

 野々花も、柊さんと仲良くね?

[と、笑んで返した。]

(295) doubt 2023/05/04(Thu) 20時半頃

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