人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 真向一気 シンイチ



  自分にとってラクでもないこと、
  続けられんのはえらいと思うし、

  ラクかどうかが判断基準なのも、
  俺にとって大事なのもそう、だけど──、


[ 言わなきゃわからない。>>326

 知ってる。
 言ってもらえなきゃわからないこと。
 昨日だって実感したばっかりだった。

 だけど、言ったって仕方ないから。
 どうしようもないことだからって、笑っていた。
 知らないところで差し伸べられていた手。>>327
 そういうものに少しだって気づかないまま。]
 

(353) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 暮石の言葉は慎一に語り掛けるようで、
 どこか別にも向いているようで、>>326
 結局返事に迷った慎一が生んだのは沈黙だった。

 でもさあ、言わなきゃわからないなら、
 慎一は言っておかなくちゃいけなかった。

 慎一には不都合の多い世界。
 だけど、嫌いなわけじゃないよ。本当に。

 遺書みたいなメール。文化祭の様相。
 死んじゃったかもしれない人探し。

 そういうものにつられて、
 一度だってよぎってしまった相手ならなおさら。]
 

(354) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……うん、ヤだよ。
  息がしづらいのはしんどい。
  想定外のことばっかなのは疲れる。

  頭ン中真っ白になって、
  ひとつもちゃんと考えられなくなる。
  俺がぐちゃぐちゃになっちゃう。

 

(355) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 教室から駆け出しちゃうくらいにね!
 ……それは言わなくてもいいかな。
 さすがに伝わるよね。恥ずかしいんだ。

 真面目な顔して首をかしげる暮石を、
 慎一はまっすぐに見つめている。>>327

 さて、今言ったのも十分情けないけど、
 慎一は大真面目だったんだ。
 ここから先も大真面目に言うので、
 もう少しだけ、そうやって聞いててほしい。]
 

(356) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  でも、それは俺の問題で──、

  それより、この世界作ったやつも、
  こんな世界作っちゃうくらい、
  文化祭、楽しかったんだなあって。
  それは、なんか……うれしいし、

  それでも、もうダメなくらい、
  疲れちゃったんだろうなあって。
  そう思うと、悲しくなんない?

  だから、嫌いにはなれない、みたいな。

 

(357) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「嫌いじゃない」の補足として、
 これは果たして十分だっただろうか。

 言葉にする気のなかったことを、
 探り探り声に出しているものだから、
 多少拙い部分はあったかもしれない。
 ジャッジはそちらにお任せするね。

 それから。先ほどのご指摘を受けて。
 慎一の「大切」についてもひとつ付け加えよう。]
 

(358) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……それに、
  本当にラクなのが一番大事なら、
  俺、クラス委員なんかやってない。
  文化祭なんかたぶん、休んでるよ。
  うるさいし、人多いし、疲れる。

  でも、楽しそうだなーって。
  やってみたくなっちゃって……、

  ……欲張るから疲れるんだろうけど。
  でも、楽しかったなあ。……ほんとに。


[ ゆっくり。思い出を語るような口調で、
 慎一は言いながら少し笑ってしまう。
 だって、なかなか情けない話だろう。]
  

(359) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……だから、ラクじゃないのは疲れるけど、
  たぶん、ほんとは向いてないけど、
  楽しいことも大事だったよ。俺には。

  どんなに疲れるんでも、
  みんなと一緒になって楽しかった。

  当日だって。すぐパニクって。
  必死で暮石のボタン′ゥたりさ、
  いろいろあったけど──、


[ ごめんね、優柔不断で。
 2つに1つをどうしたって選べない。
 それでも楽しかったよ。
 そういうニュアンスで語ろうとして、
 慎一はふと言葉を詰まらせた。]
 

(360) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 誰にもしてなかった話を思い出したのだ。
 「いろいろあった」の大部分を占めるもの。

 今まで誰にも言わず隠し持っていたものが、
 そのとき、慎一の喉元までせりあがってくる。

 慎一にとって、文化祭にたったひとつついた瑕。
 ……いや、慎一自身の過ちでしかないそれを、

 打ち明け話か、あるいは懺悔。
 ……みたいな口調で静かに添える。]
 

(361) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  本当はあの日、合わなかったんだ。
  記録上と、実際の残金。10円だけ。
  何回数えても、10円多くて……、

  そんとき、俺、テンパって──、
  ……抜いたんだよね。帳尻合わせるために。

  だから……ゴメン。
  楽しいとか言ってちゃダメなんだけど。


[ なんでなんだろうなあ。
 どこか他人事のように慎一は振り返ってしまう。

 あとから振り返れば、なんで起きたのかわからない、
 なんでしちゃったかわからないような失敗を、
 自分自身の手で積み重ねてばっかりだった。]
 

(362) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ──そんな話をしたから。
 また少しの間、慎一は黙るしかなかった。

 次に口を開いたときには別の話題。
 ずるいやり方で暮石に話題を向けて、
 また、息を詰めさせてしまっている。>>328]


  ……ずっとこのまま、かあ。
  そういや、チャイム……、


[ 始業の時間にまた鳴ったチャイムのこと。
 何もないとは思えなくて、だからこそ、
 続く言葉に、うまい言葉が浮かばなくて、>>330]
 

(363) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ きっとこのままだよ。とは言えなかった。
 きっとこの世界に終わりはある。
 世界の持ち主の生と死、どちらかを区切りとして。

 そんなことやっぱり言えるはずなくて、
 黙っているうちに発せられた言葉は、>>332
 先ほどまでと違って少し尖って聞こえた。

 向けられた視線の色が変わって、>>332
 ……慎一は少し驚いたんだけどね、
 でも、ごまかすような話でもないから、
 静かに、正直に答えるね。笑いもせずに。]
 

(364) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……信じるよ。

  暮石が「自分じゃない」って言えるなら、
  それが一番いいことだと思うから。


[ あの遺書みたいなメール。
 悲鳴の上がる校舎。散らばっている刃物。
 それらを生み出す覚えがないっていうなら。

 自分で自分を信じられるなら一番いいよ。
 暮石がそう信じるなら、慎一もそうする。

 気づけばまた立ち止まったままだった。
 不安も敵意も、何を向けてくれてもいいよ。
 ただじっと、その目を見つめていた。*]
 

(365) 2021/06/11(Fri) 03時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ──これは、それより後の話。]
 

(366) 2021/06/11(Fri) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 午後 ──

[ そのときの慎一の顔色は──、どうだろう。

 ただ、少なくとも何があったって、
 慎一はきちんと食事をとるんだろうし、
 それはすでに買ってあるパン類。
 ……という2点においては揺るぎなく。

 つまり、かけられた声に顔を上げて、>>310
 一瞬、不思議そうな表情を見せただろう。]
 

(367) 2021/06/11(Fri) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「不思議」というのは、
 今この状況で? というニュアンスなんだけど、
 ……いつもどおり昼食を取ろうとしてた、
 慎一に言えることはなにひとつないわけで。
 日常めいたことなら、慎一はいつでも歓迎する。]


  ン、……レン、買ってきたわけ?


[ うなずいて同席する意思を見せるだろうけど、
 食欲がないとやらで露骨に量が少ないなら、
 怪訝そうな顔くらいはしたんじゃないかな。]
 

(368) 2021/06/11(Fri) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ いつかあげたアイスのアタリ棒。

 忘れたわけじゃないけれど、>>0:1178
 慎一はとうに交換してると思ってた。

 だってそうじゃない?
 仮に件のアタリ棒が鳩羽の元じゃなく、
 慎一の妹のところに渡ることになってたら。

 ……そもそも、棒のままだったら、
 「汚い!」って受け取ってもらえないから、
 慎一はオマケのアイスだけを持って帰っただろう。
 いや、きょうだい仲は普通だと思うんだけど……。]
 

(369) 2021/06/11(Fri) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……つい話が逸れちゃったね。
 元に戻すと、夏はもうずいぶん前に過ぎて、
 今は真冬。雪の吹きすさぶ冷たい校舎にいる。

 ぎこちない慎一のこと。>>309
 気づかれていただなんて慎一は知らない。

 取り繕うのは上達した気でいて、
 自己評価が変なところで高いもんだから、
 なぁんにも察することはなく、

 ──さらにいうなら、友人の様子にも。
 違和感のひとつも抱くことなく立ち上がる。]
 

(370) 2021/06/11(Fri) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……どっか行く? ここでいい?


[ 慎一はさ、この友人とはとりわけ、
 いつもどおりでいたかった。

 いつもどおり。
 元気で明るい男の子がふたり。
 そんなふうに笑っていたかった。

 だから極力、いつもどおりみたいな声で。**]
 

(371) 2021/06/11(Fri) 04時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/11(Fri) 04時頃


真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/11(Fri) 14時半頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・渡り廊下 ──

[ なにも、今までだって、
 ヤだったんじゃなくて──、
 なにがって、こんなふうに、
 きちんと向かい合って、
 楽しいわけでもない話をするのが。>>380

 ただ、へらへら笑って水面を掬って、
 返事に困るような話をしないで、
 そうするのがいいんだって、
 うまいやり方なんだって慎一は信じてた。

 だから、へらへら笑いの消えた廊下で、
 ごまかしのきかない話をするとき、
 自分がどんな顔してるかもわかんなかった。
 そのぶん、そっちでよく見といてね。]
 

(452) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 正面を取ることがなかったから、
 お互いの顔もよく見たことないふたり。>>385

 それに、いつも目を細めて笑ってたから、
 思ったより目が大きいんだなあとか、
 場合によっちゃ拳が飛んできそうなことを思う。

 幅広の目のかたち。
 焦茶色の瞳の奥をじっと見たって、
 何かがわかりやすく浮かび上がるわけじゃないけど。

 言わなくてもいいかな。いいよね。
 心の中の声は伝わったらしい。>>383]
 

(453) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


  言われてみれば。

[ 慎一の記憶に残ってるのは、
 癖みたいに動き続ける両手。
 目前にかざされた手のひら。深爪。

 ……どうやら手元を見て話してたらしいね。
 素直に、新鮮で不思議な気持ちで同意を重ねる。]

  ……思ったよりちっちゃいね、暮石。

[ だから何ってわけでもないんだけどね。
 怖いものを覆い隠すような手のひらの印象。
 慎一は黙ってちょっとだけ、
 自分の中の暮石像をアップデートする。
 たぶん、チャートを作ったあの日以来に。]
 

(454) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……だから何というわけでもないから、
 慎一は自分の「嫌いじゃない」を補足して、
 途切れがちな言葉を吐く暮石を見てた。>>387

 「そう思う」返ってきたのは同意なのに、
 いったいそれってどういう顔なのさ。
 閉じられた瞳を少し不思議に思ってる。

 悲しい。かわいそう。
 慎一はね、そこから先に進めずにいる。
 だって、そこからどうすればいい?]
 

(455) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  でも、悲しいから──、
  だからって、どうすればいいんだろうな。


[ これは、答えを求めない類の問い。
 素直な慎一は同意を得られたと信じて、
 呟きとして、声を吐き出したんだけど。]
 

(456) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ この世界の主の話は悲しい。
 けど、慎一の話には少し笑ってくれてよかった。>>388

 大丈夫、ヤじゃなかったから。
 声に出された同意も、淡い笑みも。

 それはただ、
 慎一がそういうものなんだって話。
 それを聞いてどんな反応をするかも、
 そりゃあ個々人の自由なんだけれど。

 やっぱり、馬鹿にされると悲しいからね。
 安堵したように、眉尻がさっきより瞼の形に寄り添う。]
 

(457) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ それから。短い沈黙を経て。>>392

 慎一は自分ばかり話してたなって、
 そういうことになかなか気づけない。
 暮石がそっと息を詰めていることも。

 「信じて」と暮石は言って、>>394
 慎一はちょっと驚いたような顔したあと、
 それでもしっかりとそれにうなずく。]
 

(458) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……わかった。いいよ。

  ここは、暮石の世界じゃない。
  ……し、俺の世界でも、ない。


[ 本当はね、気にならなかったわけじゃない。
 暮石のことじゃなくて、後半の方。
 なんで除外されたかわからない自分。
 
 ──でも、
 信じるって言ったから、ただうなずいて。

 それに、慎一が「なんで」って言おうとしたとしても、
 きっと、それより先に暮石が動いてた。>>395]
 

(459) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 天井に向けられた手のひら。ひとつめ。
 ピアノ。答え合わせをするみたいに、
 短い爪がくるりと表に向けられる。>>395

 暮石が一歩下がる。ふたつめ。
 過去形をして語られる夢。
 言葉を挟めないまま、暮石がまた下がる。

 ポケットに手を差し込んで、みっつめ。
 また顕になった手のひらの上に、
 10円硬貨が一枚ぽっち乗っかっている。]
 

(460) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「10円足りなかったの」暮石が言う。>>396

 あのね、その言葉を聞いて慎一の胸に広がるのは、
 ただ、「そうだったのか」ってモヤモヤの溶けた気配。

 慎一が何をしたかって事実は変わらないんだけどさ。
 解けるはずのなかった謎がひとつ解けて、
 慎一はそのときやっぱり安堵したのだ。

 だから、びっくりしてたんだ。
 あとずさっていく動きが不思議だった。
 重ねられる言葉の意味も。

 しばらくの間理解できないまま、
 その様子を見るだけだった慎一が、
 ようやく動き出したのは、
 きっと暮石が身を翻す瞬間だった。]
 

(461) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ かけられていたのは賛辞なんだろう。
 それから種明かし。謝罪。肯定の類。

 慎一の頭はまだちっとも追い付いてないのに、
 こんなところに置き去りにしないでほしい。

 いつもみたいにゆっくり話してほしかった。
 暮石がなんで笑ってるかもわからないまま、>>309
 反転する体に咄嗟に手を伸ばしてた。>>400

 買ってきたものは床に散らばるんだけど、
 慎一はあとで意地でもそれを食べるはずだ。

 その手が暮石の腕に届いたか届かないか、
 それってほんの一瞬のタイミングによるけど、
 そのとき真っ先に慎一の口をついて出たのは、
 なんていうか──、なんでそれだったんだろう。]
 

(462) 2021/06/11(Fri) 17時半頃

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