人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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視点:


PJは、偶然めちゃくちゃ連携がとれちゃったんだなあと思った。

gekonra 2022/05/14(Sat) 04時頃


【人】 服飾商 PJ

― 補給港到着前 ―


[3匹目の星喰いアメーバ、ミツボシをいれた冷凍ポッドが射出された。ミツボシなる軍人は一切の抵抗をしなかったらしい。

 PJはそれも心配していた。抵抗するのではないかと思っていた。星喰いアメーバにどれほどの信頼を寄せられるか?勿論、ほとんど無理だった。残念な予想を、星喰いアメーバがいい意味で裏切ってくれた。だからの安堵もした。

 アメーバの体は冷凍に弱い。
 今頃ひび割れている。
 水分の関係上“すかすか”になっていく。

 然程の時間を話さなかった他人同士。間違った感性、をPJは考えないし、相容れないかどうかもさておいて、互いに危ないから殺した。
 それを認めてくれるのは『危険生物』なんて先人が公用語で括った名称だ。それが盾となってPJたちを守ったともいえる。>>94

(15) gekonra 2022/05/16(Mon) 21時半頃

【人】 服飾商 PJ

[PJが惑星『時』を出立する前、多くの寿命を手に入れたことも、アメーバの発見によるものだった。
 想像がついた手触りだった。
 検疫所の冷凍室で3匹ほど殺した。
 心配だったからついでに炙った。

 PJが検査キットを手放さなかったのも、星喰いアメーバの生態がひどく恐ろしかったからに相違ない。
 毎日この船で自分を確かめるために使った。

 その慣習を持つ自分が、星喰いアメーバに食われた時、はたしてその星喰いアメーバはこれまでのPJと同じ行動を続けられるだろうか?
 エフに“喰われた”星喰いアメーバがいたように。PJを仮に星喰いアメーバが食ったとしたら……?]

(16) gekonra 2022/05/16(Mon) 21時半頃

【人】 服飾商 PJ

[スワンプマンに関する思考実験を思う。
 沼で雷に打たれ死んだ男が、雷の奇跡によって泥の体を得て“その男らしい行動をする”としたら?

 PJが星喰いアメーバとなった時。
 果たして自分自身の検査をしないか?その小さな指針が、きっと自分と別の自分を分けるだろう。
 検査は、PJにとっての御守だったのだ。*]

(17) gekonra 2022/05/16(Mon) 21時半頃

【人】 服飾商 PJ

― 補給港到着前 ―



[というわけで。


 船内に、アメーバはいなくなった。
 少なくとも、そういう事になった。
 “現在”において死傷者はない。
 3匹を凍え殺した次の夜は流石に緊張したが、結局、今も誰も死んでいない。

 あとは補給港への到着を待っている。
 無事な人全員の検査も、PJは提言した。
 どちらにせよ『渦中の人』であるPJが調べた結果を、船の外部の人が鵜呑みにしないのは予想がつくが、結果が二重になる事自体は別に皆を困らせるまい。
 こんなもの有事だからこんな風に執り行ったが、惑星『時』の人間からみれば、本来複数人の目で行うべき事なのである。

 小型宇宙人については注射を割と嫌がったが、プスッとやってやった。安心して欲しい。PJは注射は上手だ。]

(18) gekonra 2022/05/16(Mon) 22時頃

【人】 服飾商 PJ

[これで、ようやく……親しいひとらの遺品の事に取り掛かる事ができる。


 ……と、思うじゃん?

 見通しは少し、甘かったのである。
 今度は現場保存の問題などが足枷となった。
 なぜならエフが星喰いアメーバであるからだ。

 エフ自身から言い渡された事である。
 『カクレと組んでいたと疑われてはいけない。』
 人々はビジェの浄化をまだ忘れていないようだ。]

(19) gekonra 2022/05/16(Mon) 22時頃

【人】 服飾商 PJ

[少なくとも、ロバートの遺品を最優先に、エフの遺品を手に入れるためには、相応の時間と、丁寧な相談、いくつもの手続きが必要であるようだ。

 幸い、PJには時間はたっぷりある。
 急がずにいこう。

 死ぬほど急いで、寝食を忘れて風呂にも入れずに仕事をしたデザイナーには失礼かもしれないが。
 彼の仕事を引き継ぎたいか?星喰いアメーバの私物を受け取りたいか?そんなことから、検証は始める必要があった。

 だまし打ちのような方法はとらない。
 それは、それこそ、人生を生き急ぎ、せわしさのなかで美術史に名を残したいような人とはもしかすると“相容れない価値観”かもしれない。

 PJは、その歴史に名を残したい誰かのことだからこそ、腰を据えることにしたのである。*]

(20) gekonra 2022/05/16(Mon) 22時頃

【人】 服飾商 PJ

 


[時間は進む。
 短い者にはめまぐるしく。
 長い者には相対的にほんの一瞬。



 補給港につくまでの間。
 余った時間はロバートを振り返る時間に費やした。
 愛犬、というには……烏滸がましいだろうか?
 それでも、愛したその“船いちばんいいおとこ”を、PJは忘れたくなくって、未来が長いからこそ念入りに、ずっと記憶しようと努めた。]
 

(22) gekonra 2022/05/16(Mon) 23時頃

【人】 服飾商 PJ

― 補給港にて:?日目 ―


[その時、PJは新しい港での新生活に慣れる過程にあった。
 指示された場所に、指示されたようにいる。
 聞けば、あの豪華客船の狸おやじも保護されたとか。
 今日はそれとの面会も許された。
 >>5:+18>>5:+19

 金に飽かして、高級な場所を手にいれる事も、やろうと思えばできたのかもしれないが……長い時間を生きるPJにおいては、この程度のめまぐるしさは『短命を選択している者たちの短い明日のために施してやるもの』でもあった。

 だから、補給港の普通のホテルにて。
 “PJの考える最低限の文化的生活”を保証させたうえで、捜査の都合上他者の目もある状態も許している。
 テラスに出ていいようになったのは、かなりの進捗だ。
 ついに許されたデータをみている。]

(23) gekonra 2022/05/16(Mon) 23時頃

【人】 服飾商 PJ

[それは、未来自分が住む家となるだろうデータ。
 >>4:-196>>4:-198


 やあね、おもちゃ箱みたい。
 かわいいけれど“今からみると”まだダサい?
 あたしは結構かわいいと思うのよね。


[そう微笑んだ。
 未来に至ればその価値の変化はもうわからない。
 誰がなにを認め、誰がなにに興味をもち、どう読み解くかは、全知全能の未来予知の持ち主ではないから、PJには見通せていなかった。]

(24) gekonra 2022/05/16(Mon) 23時頃

【人】 服飾商 PJ

 

 “ぼうや”はどうおもう?

[捜査の都合上、PJの傍を離れられない年若い捜査官は、「自分には家のことはよく」と苦笑いをした。PJはそれもどこ吹く風で、ひざにかけた毛布を撫でた。
 そのひざ掛けは、使うといっぱい犬の毛がつく。
 現代技術で徹底的に毛を取り除けば取り除けるのだが、幸いこの補給港の人には『犬と人の涙物語』が通用した。

 聞けば、この星の文化の開発に“宇宙人”の一部が携わった。居酒屋への郷愁をいまだに携えるような、寿命80年程度の地球人の未来を結んだ人々が、忠犬ハチ公ストーリーや、悲しきライカなどなど、多くの犬の物語に心打たれないわけがなかった。>>4:62

(25) gekonra 2022/05/16(Mon) 23時半頃

【人】 服飾商 PJ

[PJは、未来を考える権利を得た。
 500年分、どうしようか。

 すっかりキレイに清掃された“オテル・デカダン”を、買い取れないか?その協議も始めたいと思っている。
 共同で出資できるなら“狸親父”も相談に招いて。

 なぜか?
 あの場所は、PJがロバートと過ごした場所だから。
 それだけ。

 ロバートの息遣いは、不意に喪われたから。
 空気ごと買い取りたいなんて、飼い主ならやりたい。
 残念ながら、PJは彼の飼い主ではなかったが。

 まぁかのオテル・デカダンが無理でも、どのみち一隻宇宙艇を買うのもいいだろうと考えてはいるところだ。]

(26) gekonra 2022/05/16(Mon) 23時半頃

【人】 服飾商 PJ

[人生は長い。
 旅をするなら次は自分の意志で
 自分の向かいたいところへ。

 そういう、新しい段階に来たのだろう。

 そんな事をする船が住み着きたい場所となるのなら……
 その内装には、きっと。
 エフが用意したそのデザインが使われることだろう。


 *500年間、PJは『客』のメダルを手放さない。*]

(27) gekonra 2022/05/16(Mon) 23時半頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

gekonra 2022/05/17(Tue) 00時半頃


服飾商 PJは、メモを貼った。

gekonra 2022/05/19(Thu) 13時半頃


【人】 服飾商 PJ

― 補給港にて ― >>69>>70>>71



 ………
 流石にその軽口にも
 その通りよ、と言う他ないわね?
 そう、あたしったら大活躍だったのよ。


[さあ、これは補給港での話。艶のないぱさぱさの毛並みの狸と、トボけたやり取りをして、PJは肩を竦めた。
 PJは彼に席をすすめ、船でのその後を話して聞かせたことだろう。]

(72) gekonra 2022/05/20(Fri) 03時半頃

【人】 服飾商 PJ

 
 そうね……、

 あたしは彼らに護られたんでしょう。
 その振舞いで。
 

[ロバートのもことも、エフのことも。それらがなければきっとPJはもう生きていないのだ。ロバートの勇敢と、エフの人間への模倣への矜持や意志と呼べるもの、無くしては。

 ギョウブがこんな人柄だから、PJも話すにあたって情感を乗せることとて遠慮しなかった。しみじみと、悲しい物語を語って聞かせる。]

(73) gekonra 2022/05/20(Fri) 03時半頃

【人】 服飾商 PJ

 
[見捨てた、とギョウブが自己について話せば]


 あんたが話し合いに出てこなかったから
 “そのつもりだろう”って
 あたしも遠慮せず宇宙に放り出せたわよ。

 見捨てたと仰るけど。
 あの状況じゃ、あんたの判断は最良だわ。


[肩をすくめる。軽口のお返しとしてのことだった。
 同時にPJだって性能のわからぬ冷凍ポッドにつめる形で、ギョウブのことを見捨てたのだ。
 更になにより……たとえば、凍結に弱い宇宙人……種族のなかでは高齢のハロなど放り出していたならば、死なせていた恐れもある。人より比較的体の小さいロバートを冷凍しなかった理由だって、冷凍で殺してしまう可能性が否定できなかったからだ。人だって、運が巡ってこなければもしかする。

 この古狸のおかげで助かった命は、PJにとっては“たしかにある”といえた。]

(74) gekonra 2022/05/20(Fri) 03時半頃

【人】 服飾商 PJ

[さあ、オテル・デカダンの買い取りについて、ギョウブが快諾した。PJも、それに頷いた。]


 そう。では、正式な手続きはあたしが。

 “星喰いアメーバを船に入れた”のよ。
 あの船も、手放したい頃合いでしょう?
 なら、大活躍したあたし自身が
 そのまま船の仕切りをしちゃおうかしらね。


[いじわるな老婆のようにくすくすわらった。
 その検疫の技は惑星『時』から技術支援という形で、宇宙へ徐々に広がりだすのかもしれない。少なくとも、PJに買い取られた後のオテル・デカダンには、乗船時にしっかり検査が設けられることとなるだろう。]

(75) gekonra 2022/05/20(Fri) 04時頃

【人】 服飾商 PJ

[船を仕切るにあたり、PJの持つコネのなかで、かつて海賊の頭をしていたギョウブをおいて右に出るものもいまい。
 こうして二人は新たな航海へと乗り出すことと相成る。

 その船旅には……
 一匹の犬と一人のデザイナーの思い出話を乗せて。]

(76) gekonra 2022/05/20(Fri) 04時頃

【人】 服飾商 PJ

 

「宇宙を旅する豪華回遊客船『オテル・デカダン』は
 再び、星の海を往く。]

 

(77) gekonra 2022/05/20(Fri) 04時頃

【人】 服飾商 PJ

[――『オテル・デカダン』へようこそ!

 ここは選ばれた者のみが集う、
 全宇宙で最も絢爛な回遊客船。

 あなたがチケットや大金をお持ちだとしても
 最早この船は誰彼構わず乗せる船ではなくなります!

 かつて好まれた目眩く退廃の美!
 そこへ、新しい仕組と新しいデザインも船に乗せ
 *『オテル・デカダン』は宇宙をうねうね進む。*]

(78) gekonra 2022/05/20(Fri) 04時頃

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