人狼議事


15 青き星のスペランツァ

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【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

― 二日目/通信:アリババと ―

[研究室モニター前。
 解析の最中、観測データが送られてくる。>>2:105
 観測はロスト地点。ガス/含有物共に有毒性アリ…
 指し示す数値はそこが危険区域だと知らせている。]

「生々しい感触が蘇る。
 タプルが静かに唸るのを遮るようにして
 回線音声通信が低く音を立てて、繋がる。]

 ああ、アリババ君か。データは無事に届いているよ。
 
[報告を聞きながら、うん。うん。と相槌で返す。
 熱で変質した体組織、強い毒性を持つ変異ガス。
 彼らの見解は おおよそ一致していた。
 仲間への想いの果ても、おそらく、多分。]

[聞き馴れた泡沫音に混じってさざ波の音が聞こえる。]

(5) 2021/11/11(Thu) 05時頃

【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

 そうか。その音は波の音か…… >>2:109

 珍しく遠くまで足を運んだものだね。
 それもまた、キミの身を掻き立てるモノの所業かい?

[さざめき。鳥の声。広がる水資源の地平。
 モニターに映る青い情景はチキュウのそれに似ている。
 ライジはあれをみて"綺麗だ"と溢していた。]

 拾ってほしいもの……そうだな。
 海水や浜辺の環境サンプルをいくつかと…

 ……あとは、キミの好奇心に任せるよ。

[映像はただ青く広がる景色を映している。
 画面の端にリストを並べながらその音を聞く。
 彼らはその情景に一体、何を見るのだろうか。**]

(6) 2021/11/11(Thu) 05時頃

【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

― 2日目/全体通信 ―

経過報告/備品:医療キットの追加について

毒ガスの詳細について
・気化ガスはこの星由来の鉱石と地熱によるもの。
・性質は神経ガスに近いが、体組織の変質もみられる。
 末端の痺れ、身体の硬直後、死に至る。
・アシモフロスト地点は濃度が高く大変危険。
 無人機や密閉探査機での調査を推奨。
・海水や植物からも僅かながら検出された。
 原生生物にも影響の可能性有・接触注意。

・未知の部分もまだまだ多く不確定要素も多いが
 これらのデータを元に簡易的なキットを用意した。
 少量の毒ならこれで症状の緩和くらいはできるはずだ。
 何か異変があった時は早めに処置すること。
 これらを使用する機会がないことを祈る。 −タプル

(7) 2021/11/11(Thu) 06時半頃

【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

― 2日目-夕刻/研究室 ―

[全体通信が送信された後のこと。研究室のモニター前。
 そこには椅子にもたれ掛かるようにして、平たく伸びる肉塊の姿があった。]

[初日に集まったサンプルや、アシモフの遺体から取り出した成分の解析、そして毒への対処薬の作製。そして備品の追加。
 その言葉の通り、身を削った 夜通しの仕事は疲労を感じるには十分すぎるほど。]

[今、自分にできることはここまでだ。
 モニター前探索隊の通信が行き交うのを肌身に感じながら、しばし眠りへと落ちてゆく。**]

(8) 2021/11/11(Thu) 07時頃

八元ʃ∫干渉 タプルは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 07時頃


【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

― 三日目-朝/研究室 ―

[耳先にざわめき。
 遠くで響く泣き声>>72に、ゆるりと目を覚ます。]

 …そうだ、アシモフ君がいなくなって、それで……

[未だ鈍く緩慢な脳髄をもたげるように身体を起こすと、
 背中から毛布が滑り落ちる…いつから眠っていたのか。
 目線の先のサンプルはキランディのものだ。>>9]

[寝起きざま揺蕩う思考が情報を辿ってゆく。
 マーレに広がる"海"からの通信、生体情報、
 森からの膨大なサンプル、そして……はたと、気付く。]

 いや、違う。ケトゥートゥ君が泣いていたのは……

[……まさか。
 その瞬間、血液が冷たく巡るような心地がした。]

(105) 2021/11/12(Fri) 05時頃

【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

― 三日目-朝/船内通路 ―

[飛び起きるようにして、船内を巡る。
 座標についた×印、現場の調査結果。
 夢ではない、これは現実だ。]

[冷えた脳髄に、泣き声が響いてぐるぐる回る。
 マーレの毒は細胞の一部を変異させ影響を及ぼすものだ。
 事実アシモフの血液は変質し、その身体を脅かした。]

 死因は中毒死。吸血種のギロチンの食料は…血液。

[……つまり。
 導き出された結末>>2:126に歯噛みする。
 その死の理由は明白だ。血液の変質による中毒死。]

[毒の解析を手早く済ませていれば。
 この可能性にいち早く思い至っていたならば。
 アシモフの死に触れたからこそ、わかる。
 ……これは、防げる事故だった。]

(110) 2021/11/12(Fri) 05時半頃

【人】 八元ʃ∫干渉 タプル

[後悔をしても、先はない。
 調べなければ、防がなければ。
 焦燥感がただただ、脳髄を侵してゆくようで。]

[安置室には未だ悲しみ仲間を弔う者たちがいる。
 その気配を避けるように、検体室に飛び込んだ。
 厳重に保管されたサンプル群。生体資料の数々。
 他に適合するものはいないだろうか、他に考えられる危険性は……]

[タプルは思考を巡らせる。壁ごしに聞こえる気配に耳を塞ぐように、心にすべてを侵されてしまわぬように。**]

(111) 2021/11/12(Fri) 06時頃

八元ʃ∫干渉 タプルは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 06時半頃


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