人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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【人】 季節巡回 こころ

[そういえば誰かが目の前で
還っていくのをみるのは初めてだったかもしれない。>>4:221

ありがとうと告げる大藤先輩と
何かを口にする仁科ちゃん。
それをこの時はまだどこか
微笑ましい気持ちで、静かに見守っていたんだ。

―――そして。]

(5) 2023/08/04(Fri) 00時半頃

【人】 季節巡回 こころ


  あ、 …………


[告げられる三分の一。
それを予想していなかったわけじゃない。
でも…。]

(7) 2023/08/04(Fri) 00時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[唐突に、今まで忘れていた記憶がフラッシュバックする。

あたしはあの時、確か2階に続く階段を上っていた。>>1:88
大きな揺れが走って、足元がふらついて
視界がぐらりと反転した。>>1:85

背中から倒れて、階段を転がり落ちたんだ。
真っ赤な果実をぶちまけて。]

……… ぅ、 ぐ…………っ

[ずきりと、割れるような痛みが頭に走る。
咄嗟に頭を押さえて呻き、繋いだ指先に力が籠る。]

(8) 2023/08/04(Fri) 00時半頃

【人】 季節巡回 こころ


そっか ………そう、だったんだね、………… はは


[こちらを見る大藤の目からは何も読み取れず。>>6
ただ、力なく笑った。**]

(9) 2023/08/04(Fri) 00時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/08/04(Fri) 00時半頃


【人】 季節巡回 こころ


[昔から美術館は、あたしが現実から
逃げ込む時の場所だったね。]

(22) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[少しずつ、違和感は感じていたんだ。
この世界に悪意を感じなかったこと。>>4:50

運命を突きつけられることに怯えても>>4:30
危害を加えて来ることはないと、
何故かそれが分かっていたみたいに。

皆が自分の心に巣食っている悪夢と向き合って
各々何か答えを見つけていっても、
何故かあたしはそうではなかったね。

今にして思う。
あたしにはその必要がなかった。
この世界の意味が最後まで分からなかったのも当然だ。
あたしの無意識がさせたこと。]

(23) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[つまんない人生だったよ。
可もなく不可もないような、どこにでもいる普通の女の子。
あたしが死んでも妹と言う代わりは居て、
妹が居ない場所に行ってもあたしはあたしで。

別にどこに行ったって、いくら目を背けたって。
あたしがつまんないことが変わるわけじゃないって、
本当は知ってたよ。]

(24) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[研究室の皆。

好きだし、仲良くはしていたつもりだったよ。
でも、深い仲だったかって言うと、きっとそうじゃなかったね。
誰の大事なことも、本当に考えていることも、
見えない線の引かれた向こう側を、
ここに来るまであたしは知ることはなかった。

あたしが一人ここで命を落とした時、
「研究室にいた一人」ではなくて、
「回谷こころ」の死を悼んでくれる人なんて、
本当はいないんじゃないだろうか?

少しだけ喪に服した後、日常のはざまに消えて。
ああそんなこともあったねと、
軽く片付けられてしまうんじゃないだろうか。]

(25) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[こわくなった。]

 

(26) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[少しでもあたしを気の毒だと思う?

なら、見せてほしかった。
皆が何を考えているのか。何を大事にしてるのか。
何を思って生きているのか。
冥土の土産にひとかけら、あなたの秘密を教えて行ってよ。

そうして、忘れないでほしかった。

不思議な夢を見たねと、
そのついででもいいからこころの隅に置いてよ。
どこにでもいるような、こんなあたしのことを。]

(27) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[どうか、憶えていて。
あたしがここにいたことを。

死の間際に抱いた希いが作り出した、
あたしの為の慈悲。

それがこの世界の正体だ。**]

(28) 2023/08/04(Fri) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

― 現在:エントランス ー

[自身の生還を前に、彼は何を思っているのだろう。>>4
先程自分こそが死ぬべきだと口にしていたことを思う。

やっぱり考えは読めないけど、
死にゆく自分を案じてくれているのかな。
周囲が思っているより、彼は人を見ているから。

ぎこちなく笑えば
強く腕が引かれて体がよろめいた。>>10
ぽす、と小さく音を立てて、
そのまま大藤の腕の中へと収まる。]

(29) 2023/08/04(Fri) 11時半頃

【人】 季節巡回 こころ


―――……… 無理、なんて…………


[言葉に詰まった。
胸に顔をうずめたまま耳にひとつ、
くっきりとした囁きが落ちる。

抱き寄せる力は少し痛いくらいに強い。

―――温かくて、苦しい。]

(30) 2023/08/04(Fri) 11時半頃

【人】 季節巡回 こころ



……… 生きてる時に、
こうされたかった……… なあ………


[半端に笑みを作ったまま、
ぼやきのような言葉が零れ落ちる。

こんなこと、言ったって仕方がないことだ。
既に決まった運命は覆らない。
彼は向こうに帰るのだ。そしてまた人生を歩んでいく。
悪戯に心労をかけるだけ。

―― ちゃんと分かってるのに。]

(31) 2023/08/04(Fri) 11時半頃

【人】 季節巡回 こころ


置いて、いかないで……… 死にたくない
せんぱい……… 先輩と、
もっと、……一緒にいたかった、のに……… ………


[こわい。さみしい。離れたくない。

そろそろと背に腕を回して
ぎゅうっと縋るように身を寄せた。

ぼろぼろと、とめどなく涙が零れていく。**]

(32) 2023/08/04(Fri) 11時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/08/04(Fri) 11時半頃


【人】 季節巡回 こころ


………あは、そう思ってくれるんですね。

[肯定が返ってきたことに少しだけ笑って、
けれどすぐに嗚咽へと変わった。>>37

もしも立場が違ったのなら
彼女なら、生者の枷になりたくないと思うのだろうか。>>45
彼なら、自分のことなど忘れろと願うのだろう。

そう在れないのはあたしのエゴだ。
今この瞬間も、いずれ還る彼に
ただ消えない業を背負わせているのかもしれない。

生きて幸福になってほしいとも思うのに、
――囚われていて欲しいと願う自分が居て]

(56) 2023/08/04(Fri) 16時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[大藤があやすように背を、頭を
撫でてくれながら優しく宥める。
ぼろぼろと流れる涙は止まらなかったけれど、
しゃくりあげながらうん、うん、と頷いた。

まだ生きている。>>37
今はまだ、言葉を交わすことも、触れることも出来る。

そう長くはないだろうタイムリミットが
いつ訪れるかは分からないけれど
きっとこの時間は本当に
最期の慈悲なんだろうと何となく分かった。

恋を抱いて、巡る季節の中で止まった時間。
夏の空を閉じ込めた飴玉みたいに、
甘くて儚い、一瞬の夢だとしても。]

(57) 2023/08/04(Fri) 16時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………ありがとう、先輩………


[手の甲で涙を拭い、埋めていた顔をゆっくりと離す。
まだ涙に濡れたまま、小さく笑った。]

(58) 2023/08/04(Fri) 16時半頃

【人】 季節巡回 こころ

ねえ、先輩。

あたし、先輩の彼女になりたいです。
……ここに居る間だけでいいですから。

[本当は、二人とも還れたら
ちゃんと言おうと思っていたことだった。
明確にされなかった約束。
でも、誰かの待つその先の未来に
あたしはいない。>>3:59

励ましも、慰めも、同情も必要ない。
あたしがあなたから欲しいのは、
そんなものじゃなくて、たったひとつ。]

……髪は、長くないですけど。

[最後だけ茶化したように、眉を下げて笑った。**]

(59) 2023/08/04(Fri) 17時頃

【人】 季節巡回 こころ

[感謝、と大藤が口にする。>>63

無意識の産物とは言えど
自分の我儘とエゴで巻き込んだ夢に
長らく付き合わせてしまっている。
今も現在進行形で。

人によっては思い出したくもないものばかりを
見せられる悪夢だったろう。
最後に死者を見送る役回りなんて、
ただ後味の悪さばかりが残る経験かもしれないのに。

そんな中で彼が、この時間を良かったと思ってくれるなら嬉しい。
頬を撫でる指先に目を細めた。>>64]

(70) 2023/08/04(Fri) 19時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[そうしてもう一つ、口にしたお願い。
こちらが拍子抜けするほどあっさり了承され、
……たかと思ったらまた考え込むような間があって。>>65]

な、なんですか??

[なんだろう。
何か条件でも言い渡されるのだろうかと
身構えていたところ、返って来たのは意外な台詞だった。]

へっ

[ぽかん、と目を丸くした後、ぱっと顔が赤くなって。
おろ、と戸惑いがちに視線がさ迷う。]

(71) 2023/08/04(Fri) 19時半頃

【人】 季節巡回 こころ


……そ、その聞き方は狡いと思います…!!
だ、だって、あたし………あたしは……

[帰れないあたしに、彼の人生を縛る権利はない。
こんな所に引き留めておいてなんだけれど、
ちゃんと理解しようとしているつもりなのだ。

だから、せめて、今だけでいいからと。
せっかく殊勝に留めようとしているのに。
そんな言い方をされると欲が出てしまう。

――まるで、未来を望むことを許されているような。

優しく髪を梳く手に うう、と呻いて。
ぽつりと呟いた。*]

(72) 2023/08/04(Fri) 19時半頃

【人】 季節巡回 こころ


知ってますけどぉ〜……

[そんな言い方も意地悪で、
顔を赤くし、むう……と拗ねた眼差しを向けた。>>86

いや、そう言う所も好きだけども。
そして意地悪な以上に
優しいことだって知っているけれども。

こともなげに遠慮するなと口にする彼に
希望を望んでもいいのだと、
また会える日が来るのだと
道が交わる日を無邪気に信じたくなる。]

(92) 2023/08/04(Fri) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ

[本当は、本当に、自分が死んでいるなんて。
何かの間違いなんじゃないかと疑いたくなる。

今も、こんなにも心臓が煩いのに。*]

(93) 2023/08/04(Fri) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ

[さて、少しの間そうしていたろうか。

徐々に落ち着き、思い出すのはもう一人―――
この世界に残された彼女の事。

話しに行かないか、と尋ねられて
素直に首を縦に振った。>>88]

(94) 2023/08/04(Fri) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ


そうですね。
田端先輩にも還る前にちゃんと挨拶したいし……
それに、謝りたいです。
ここがあたしの夢なら、巻き込んじゃったわけですし…。

[結局あれ以降行方の知れない
幼い"さっちゃん"のその後が
気にならないわけではないし

彼女は自分の見てない所でも
色々と危ない目にあっていたようだから
夢の主として申し訳なさもある。

どちらともなく抱き合っていた身を解き、
手を引かれて歩き出す。
しっかりと指を彼のそれに絡めて。*]

(95) 2023/08/04(Fri) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ

― 美術館長室 ―

[繋いだ手は美術館長室に入る前には
一旦離れていたんじゃないかなと思うんだけど。

田端の声音はいつも通りで
あ、大人に戻ってる、とは思ったが。
露骨に戸惑った反応を見せるので
あまり歓迎されていなさそうな空気にややひよる。>>98
あたしには前述の通り申し訳なさもあるもので。
言外の、私、必要?と言う気持ちは読み取れていない。]

(100) 2023/08/04(Fri) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


……えーっと……あの。聞きましたよね。
ここがあたしの夢だって。

先輩色々悪夢見てたみたいなので…
自覚なかったとはいえ、巻き込んじゃってごめんなさい。

それと、挨拶しようと思って。
…たぶん、これが最期なので。

[取りあえずは考えていた用件を伝え、二人の反応を窺う。*]

(101) 2023/08/04(Fri) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ

[大藤へのそっけない対応には
なんだかちょっとハラハラしてしまうけど>>102
彼らの間では元々こんなもんなんだろうか。
大藤と田端、そして高祈、4年先輩同士の距離感は独特で、
あたしが口を挟むものでもないので大人しく聞き。]

そう、……なんですかね。

あ、いえいえ。それは全然いいんです。
こう言ったらなんですけど、
田端先輩の事ちょっと知れた気がして。
お力になれたなら嬉しかったので。

[首を横に振る田端に俯く。
色んな人の思念が集まって出来た夢。
それでもやっぱりトリガーはあたしなのでは?
という思いは消えないものの、
田端なりの気遣いと受け取り大人しく頷いた。]

(106) 2023/08/04(Fri) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


したいことかあ……。

[彼女の目が真っすぐこちらを捉える。
ただ単純に、顔を見に来ただけで
そこまで考えていなかったあたしだ。

最後の晩餐は先程の食事で割と満足してしまったし…
うーん……と少し考えた後に、あ!と閃いた。]

田端先輩!
あたしのことも、旅立つ前に綺麗にしてくれませんか!?

あ、えっと、さっき仁科ちゃんと会ったとき、
メイクしてあげたって聞いて…>>4:179
それが綺麗だったので、いいなーって……今思い出して……
お忙しい感じなら別にいいんですけども……

[最後の方はやや尻すぼみになりつつ、窺ってみるがどうだろう。**]

(107) 2023/08/04(Fri) 23時半頃

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