人狼議事


14 冷たい校舎村10

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頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 00時半頃


【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ



[現実に孵った……もとい、帰ってきた。]

 

(+27) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 自宅 —

[背中がとても冷えている。
どうやら壁に凭れかかったまま眠っていたらしい。

首筋をさするけど、そこに傷はない。
あまりにも明晰な夢を思い出していた。

いや、もしかしたら夢じゃないのかもしれない。
人の頭の中に閉じ込められるという話が本当であれば、
自分はまさに、あそこから帰ってきたところなのだ。

確かめるようにスマホを開けば、
>>3:+3>>3:+8虎次郎と飯尾先生からの連絡が入っている。

自殺をしようとした人物の名前がそこに添えられて。]

(+28) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 ……なんだよ。
 そういうことかよ。

[夏見さんのマネキンを一緒に運びながら、
どうにも妙な感覚を覚えたけど、
あいつがそうだったなんて突きつけられれば、
頭の中がぐるぐるして訳がわからない。

あの場所でずっと何を考えていたのだろうか。
俺にはやっぱり分かりそうになくて。]

(+29) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[どうやら先に帰った奴らが病院に集合しているらしい。
それなら行かない理由もないが、もう夜は遅い。

部屋を出て両親に一声かけようかとしたら、
どうやら母さんはもう寝ているらしく、
これから寝ようとしている父さんの姿を確認した。

病院に行ってくる、と、伝えようとしたその矢先、
父さんのほうから話を切り出された。]

(+30) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


「お前の結婚相手を探し直しているんだが、なかなか見つからない。
 もうしばらく待て。」

[……そう、父さんはユイに俺との婚約を解消された日から、
ユイに代わる新たな花嫁候補を探し続けている。
その話を最近はしていなかったから、忘れかけていた。

そんなの、もうやめてくれよ。と返事できれば良かったけど。
父さんにとって俺を結婚させるのは会社のためだ。
結婚によって会社同士の結びつきを強くし、衰退を防ぐという目的。
俺はその駒に過ぎないことは、とっくに分かっている。

そんなことをしても、
ただ俺はずっと、余計に惨めなだけなのにな。]

(+31) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 ……俺も、探してるから。

[だからせめて、父さんが決める前に俺が決める。
自分の意思で誰と結婚するかを決める。
逃れるにはそれしかない。

だけど今それをするには疲れ切っている。
考えたくもない。

逃げるように父さんに背を向けて部屋に戻った。]

(+32) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


[——病院に行く、と伝え損ねた。
さて、どうしようか。]
 

(+33) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[コートとマフラーを適当に被って、自室の窓を開け放つ。
そして慎重にそこから身を乗り出し、外に降り立つ。
ここが1階で良かった。

庭に設置されている防犯カメラの死角は分かっているので、
絶対に足音を鳴らさないように、じりじりと移動する。
センサーが反応したら一巻の終わりだ。

外から窓に鍵をかける手段はないので、
閉めることができないのが非常にもどかしくて気持ち悪い。
万が一、泥棒が入り込んだら俺はもう、ヤバい。

それでも防犯意識とプライドと、死にかけているクラスメイトを天秤にかければ、
こうする他ないよなぁと思って耐える。]

(+34) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[いや、むしろ。
泥棒が入り込んで何もかもを壊してくれたら、
逆に気持ちいいかもしれないなとすら思える。]

(+35) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[うまく公道に出ることができた。
病院までは遠いが、少しでも走る。
運動部じゃないのがここに来て祟っている。

ああ、そういえば、
あっちの駅方面に向かえばタクシーが停まってるはずだ。
金ならある。そっちのほうが早い。

走って、走って、タクシーを見つければ、
ありがたく乗せてもらって。]

 病院まで。
 急いでもらえると助かります。

[少し遅れるが。
やがて俺を乗せたタクシーが、病院前に到着するだろう。**]

(+36) 2021/11/13(Sat) 16時半頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 16時半頃


【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 病院 —

[タクシーの運転手にお礼とお金を投げつけるように渡して、
病院の夜間出入口へ向かっていく。

そこに入ると、近くの自販機コーナーに虎次郎の姿があった。]

 お、お前ーっ。

[急に視界に現れたもんだから、
素っ頓狂な声を上げて、虎次郎の頭を揉みくちゃにしてやる。]

 探したんだぞ、あっちで。

[そう言われても困るだろうけど、
とりあえず俺の鬱憤を投げつけて発散した。]

(+70) 2021/11/14(Sun) 19時頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[背中が冷える思いで自室を脱出していたものだから、
グループチャットに返信することはすっかり忘れていた。
なので、到着の予定時間を知らせることもなく、
既読の文字だけが付いていたはずなので。

待合室方面に向かおうとして、
>>+60夏見さんに鉢合わることがあれば、気まずく手を挙げただろう。

そうしたら次に、
河合さんの容体はどうか、それを訊こうと。*]

(+71) 2021/11/14(Sun) 19時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 19時半頃


【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 ……ただいま。
 いや、まあ……うん。

[>>+78相変わらずな様子の夏見さんに苦笑する。
元の日常に戻ったという意味での「おかえり」「ただいま」なのだろうけど、
普段とは感覚が違うからなんだか落ち着かないし。
もしかして適応できない俺がおかしいだけなのかしらん。

思い出すのは夏見さんの、酷く傷付いたマネキン。
こんな明るく振る舞っている彼女にも、
何か抱えたドロドロしたものがあったのだろうかと考えると、
胃の中が苦々しいもので満たされる気がする。]

 無事に戻れたようで何より。

[まあ、多くは言うまい。
そのあたりは弁えてるので。]

(+86) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[>>+79現在の情報を教えてもらえれば簡単に感謝をする。
本当にみんな揃っているようだ。
現実感がどんどん戻ってくる気がする。

快気祝いと打ち上げの話をされれば。
——気が早くない? と思いつつも飲み込んで、頷いた。]

 いいよ、うちならいつでも暇だし。
 何十人でも来てもらおうじゃないの。

[クリスマスでもそうじゃなくても、
婚約者のために予定を開けておく必要性はもうなくなったのだし。
また男子たちを集めて遊んだ時のように、大騒ぎしてほしいなと。]

(+87) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【墓】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[河合さんが何を思って閉じこもったのかは分からないし、
もし帰ってくる気がないのならば、それを無理にとは言わない。
そう考えている自分も確かにいる。

でも、何度壊れても埋め合わせできるものはあると伝えたかったし、
もし飛んでしまったとしても、受け止められるくらいに俺たちの手は多い。

そう思えたことも事実なので。
……あの遺書のメールの文章を、噛み締めながら。*]

(+88) 2021/11/14(Sun) 23時頃

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