10 冷たい校舎村9
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 00時頃
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 00時半頃
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— 回想:帰宅部の心理テスト? —
[ひとみちゃんが早く帰る理由>>713は知っていたけれど、 今回の騒動はわたしのイメージを越えていた。 噂だから多少誇張があったかもしれない。それでもだ。
ひとみちゃん>>0:1182が昨日の話をしてくれた。 わたしは手伝えなかったことを謝ってから、 文化祭に参加できることによかったねって伝える。 たぶんその日だけは、帰宅する歩調が少し速くなった。
3年かけて気づいた嘘。ひとみちゃんのご両親のこと。 ひとみちゃんに何かあるって気づくのに 必要なものはもう、何もない。]*
(22) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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[そんなこともあったけれど、ひとみちゃんは ちゃんと約束を守って文化祭の準備に勤しんでいる。 誰も思い浮かばなかったわたしが、 誰かいるように装ったへらへらの答え。 ひとみちゃん>>0:1183の反応は芳しくない。]
……わたし、どうだった?
[これ、心理テストじゃないな。 わたしがすぐ気づけたのは積み重ねがあったから。 たぶんひとみちゃんが隠していることに関係している。 でも一応、もしかしたら。 わたしは予防線を張って、心理テストの答えを尋ねた。]
[聞き返したら、きょとんとした顔。 予防線なんて意味なかったかも。 わたしは話題が流れる前に口を開く。]
(23) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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うーん……忘れられる側なら、理由聞くけど。 そもそも、伝える必要あるの?
[ひとみちゃんの答え>>0:1184はふわふわで、 地に足がついていないみたい。 前提も曖昧だから、わたしには上手く想像できない。]
忘れられる側が忘れる側を一番好きだとして、 忘れる側は、忘れられる側のことが好きなの? 忘れたいのに?
[主導権は忘れる側にあるんじゃないの。 わたしはそう思って、ひとみちゃんに尋ねた。]*
(24) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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— AM8:50:3年9組の教室で —
[わたしは靴下を履き終わって、 炭蔵くん>>0:1170が書いた文字を眺めていた。
職員室にも先生たちがいないってさすがにおかしい。 乃絵ちゃんやひとみちゃんから聞いたメンバーも 教室に全員揃っていて、わたしはぽそりと呟いた。]
……取り残されたみたい。
[チャイムが鳴って、あちこちから着信音がなった。 当然わたしの鞄からも。 そういえば、マナーモードにするのを忘れていた。 休校の一斉連絡かな、なんて軽い気持ちで画面を開く。]
(30) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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——。
[わたしは動きを止めた。 『これ』は、なんだろう。
頭に浮かぶ二文字がどうにも拭えなくて、 送り先を見ようとするけど、誰からのものか分からない。
周囲を見渡すとみんな似たような反応をしていて、 わたしは画面を開いたまま、スマホを机に置く。
ひとみちゃん>>5の呟きが現状を示すようだった。]*
(31) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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[私の席は廊下から遠くて、特別鼻が効く訳でもない わたしは、廊下から漂う匂い>>#1に気づくのが遅れた。
向井くん>>14が扉を開いて、綿見さん>>19が尋ねる。 わたしも自然と向井くんの方を向いたら、 教室の外がさっきより鮮やかに見えた。
重い曇天と白い雪。廊下はしんと冷えていたはずなのに。 そこでようやく、場違いな匂いがわたしにも届く。]
え……。
[この匂いを、わたしはまだ覚えている。 向井くんが飛び出した扉の向こう、 あの楽しかった一日が広がっていて。]
(35) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[あぁ。]
[石橋、なくなっちゃったね。]
(36) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[自分より混乱した人を見ると落ち着くって本当なのかも。 わたしはスマホの画面を暗くして手ぶらで扉へ向かう。
立ち止まっていた綿見さんはどうしていただろう。 わたしは横から外を覗き込もうとして、 ひとみちゃん>>34の方が先に教室を出て行った。
足取りは向井くんよりずっとゆっくりだったけど、 声音はそうでもないような気がした。]
探しに行こ。
[それが向井くんなのか、ひとみちゃんなのか、 先生たちなのか、他のクラスの人たちなのか、 それともXXでしかないメールを送ってきた誰かなのか、 何もかも分かんないけど。]
(37) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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いい?
[深呼吸をして、わたしは炭蔵くんに尋ねた。 わたしから話すことはあんまりないから新鮮な気分。
こういう時まで委員長に判断を任せるかは別として、 わたしは炭蔵くんに、尋ねた。]
(38) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[返事を待つ間に、わたしは一歩だけ廊下に出る。 あの日の光景と、]
……危ない、なぁ。
[ぽつんと落ちる、カッターナイフ>>2を見下ろした。]**
(39) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 01時半頃
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— 回想:わたしにだけ降る雨の話 —
[たとえば、食堂とか、教室とか。 乃絵ちゃんは、人の目がある場所じゃそういう話>>25を しなかったと思う。
話すのはいつも、わたしと乃絵ちゃんしかいない場所で、 そうなると大抵が外のベンチに誘った日になって。 だから、乃絵ちゃんが雨を降らす時は 晴れや曇りの日が多かったんじゃないかな。
もちろん、お昼以外にも乃絵ちゃんが話すことがあれば わたしはいつもみたいに聞いていたし、 雨の日にぽつりと零れる話にも同じように応えた。]
(128) 2021/06/06(Sun) 15時頃
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[雨粒が伝って、乃絵ちゃんの輪郭が見えてきても その中身がよく分からないのは、乃絵ちゃんの話が 深い場所まで潜らなかったからだと思う。
「ちょっと疲れたね」って言われたら、 わたしはいつも「そうだねぇ」って返した。 最初は毎回頭を撫でようとしたと思うけど、 乃絵ちゃんが思い悩むような顔>>26をしているように 見えたから、わたしが乃絵ちゃんを撫でる回数は減った。
ひとみちゃんと同じように、乃絵ちゃんにも わたしのピアノを聞いてもらったことはない>>0:1132。
わたしたちは『ともだち』なのに、 一番大事なところを晒せないまま日々を過ごす。]
(129) 2021/06/06(Sun) 15時頃
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[でも、それっていけないことなのかな。]
(130) 2021/06/06(Sun) 15時頃
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[わたしと乃絵ちゃんは名前で呼び合うから『ともだち』。 でも『ともだち』って、全部打ち明けなきゃいけないの? そうじゃなきゃ『ともだち』じゃないのかな。 秘密があるのは、いけないことなのかな。
わたしは乃絵ちゃんとゆっくり他愛もない話をしたり、 乃絵ちゃんがいつも持ってくるお弁当>>0:848を見て パンと交換しよって持ちかけたり、 そういう時間がちゃんと楽しいよ。これは、本当。
だから。ちょっと雨が降るくらい、全然平気。
わたしはただ、乃絵ちゃんが弱音を零したい時に 話を聞くだけでいいんだから。]
(131) 2021/06/06(Sun) 15時頃
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[ね。
わたしはわたしの『ともだち』を、 大事に大事にしていたでしょう。]*
(132) 2021/06/06(Sun) 15時頃
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— 現在:3年9組 —
[向井くんが飛び出して、ひとみちゃんが出て行って。 綿見さん>>101もどこかへ歩いて行った。 教室からは鳩羽くん>>57が騒いでいるのが聞こえる。
あ、ちゃんと元気になったんだな。って わたしはひどく場違いなことを考えていた。 だって教室に入ってからも、 わたしは鳩羽くんと話をしていなかったから。 大抵の人とそうなんだけど。わたしの日常そのままだ。
普段なら意識もしないことを考えたのは、 それくらい、朝別れる前の鳩羽くんの様子が いつもと違って見えたから>>0:683だと思う。
鳩羽くんを苛むやべー運命ってやつを抑えてくれたのが この特異な光景なのが幸運なのかは分からないけど。
わたしは廊下の外に広がる景色を見た。]
(133) 2021/06/06(Sun) 15時半頃
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[背後から窓の閉まる音>>115が聞こえても、 わたしは振り返ることはしなかった。 たぶん鳩羽くんの声に誰かが反応して 同じことをしたんだろう。 窓の向こうには何かがあるらしいってことだけ覚えた。
わたしは、廊下に落ちたカッターを見ている。]
うん。
[炭蔵くん>>66の声で、ようやくわたしは顔を上げた。 窓のの近くには乃絵ちゃん>>119がいて、音の主を知る。 当の鳩羽くん>>118は入り口の方まで来て叫んでいた。]
(134) 2021/06/06(Sun) 15時半頃
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どこから手つけたらいいと思う?
[わたしは鳩羽くんと乃絵ちゃんの話に加わることはせず、 全体に呼びかけた炭蔵くんに話しかけた。
たとえば、3年9組の委員長が炭蔵くんじゃなくて ひとみちゃんだったなら、 わたしは今の状況で判断を求めなかったと思う。
別にひとみちゃんを軽んじている訳じゃなくて、 炭蔵くんが炭蔵くんだからだ。 わたしは炭蔵くんの長い前髪の先、目を見ようとした。]
(135) 2021/06/06(Sun) 15時半頃
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[向井くんが炭蔵くんはプロだって言ってた。 ずっと委員長を務めてきたんだって。 実際、彼が立候補した時、当然みたいな反応をする クラスメイトが多かった気がする。 これまでもずっと人を率いてきたんだろう。
わたしは、学校との関わりが薄いから。 炭蔵くんのこと、よく分かっていない。
ヨーコ先生が炭蔵くんに何でも任せちゃうのは、 ヨーコ先生が人任せだからってだけ? 炭蔵くんが炭蔵くんだからってことはないのかな。
わたしは民衆の一人に過ぎない。 大勢を退けてまで、 そんな根拠のない疑問をわざわざ口にしたりしない。 炭蔵くんが優秀なことは、わたしも理解しているしね。]
(136) 2021/06/06(Sun) 15時半頃
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[グループチャットにわたしの発言が並ばないように、 多くの声がある場所でわたしは自ら前に出たりしない。 ひとつ声が足りないくらいで流れは変わらないんだから。
何でもいいよって、見ている。 ヨーコ先生に並ぶくらい人任せだ。
でもここにはクラスの半分もいなくて、 埋もれていられるだけの数が足りなかった。]
(137) 2021/06/06(Sun) 15時半頃
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……持ってく?
[わたしは足元のカッターナイフを見ていた。 何が起こったのか分からない以上、 身を守る術はあった方がいいかもしれない。 でも刃物は怖い。手を傷つけてしまいそうだから。
炭蔵くん>>68が教室を出るなら、わたしも後に続こう。 振り返ると、柊くん>>77が座り込んでいるのが見えた。
わたしは一瞬だけその姿を見てから歩き出した。]*
(138) 2021/06/06(Sun) 15時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 15時半頃
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— 2階廊下 —
[カッターだけ、あるいは手ぶらで炭蔵くんの後に続く。 炭蔵くんもどこへ行くか決めていないように見えた。]
ここ、何が見える?
[だから、わたしは適当な教室を指差しながら話しかけた。 入り口には「おばけやしき」>>79って書かれた文字。 部屋の中は暗幕に阻まれてよく見えない。
じゃあここは。次は。って、 わたしは何度か炭蔵くんに尋ねた。]
見えてるもの、同じだねぇ。
[わたしは最後にそう付け加えて、質問の意図を伝える。 これはわたしだけが見ている夢ではないらしい。 教室から柊くん>>139の悲鳴が聞こえてきたから、 そうだろうとは思っていたけれど。]
(150) 2021/06/06(Sun) 16時頃
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[わたしは炭蔵くんを呼び止めて、廊下の窓を示す。]
何かあるらしいよ。見てみる?
[鳩羽くんと乃絵ちゃんが見ていたもの。 もし怪物でもいたならここじゃ見えない気もするけど、 顔を出しただけで噛み殺されることはないみたいだし。 わたしは冷たい窓の鍵に手をかけた。]
……わたしたちの屋台も、あるんだよね。
[3年9組のぶっ飛んだクレープ屋はどこにあるんだっけ。 何もかもあの日みたいな校舎の中、 どうしてこんなことになっているのかは分からないけど。
わたしが思い浮かべるのは、 ビニールテープで色付けされたプラスチックケースだ。]
(151) 2021/06/06(Sun) 16時頃
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[わたしが財布からこっそり入れた10円>>93を思う。
打ち上げ前の最終確認、 向井くん>>96の収支報告には1円のズレもなかった。
朝からずっと笑っていた向井くん。 客引きの衣装にも、紙の上に書かれたボタンにも ゲラゲラ笑っていたっけ。 忙しかった時は少し大変そうだったけれど>>91、 終わってみれば満足しているように見えた>>92。 わたしは「良かったねぇ」って答えたと思う。
準備期間に一度だけ乱しかけた平穏を、平坦を、 今度はちゃんと保てたはずだ。
もしここが文化祭を忠実に再現しているとするなら、 あの10円はどうなっているんだろう。 足りないまま? それとも嘘で補われている? わたしは迷子の10円>>94がいたことなんて知らない。]
(152) 2021/06/06(Sun) 16時頃
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[開けた窓の下、2階のはずなのに地面がずっと遠くて、 わたしはそこで初めて息を飲む。]
……っ、なん、で。
[どうしてって言わないようにしてるのに。 誰も答えてくれないのを分かっているのに。 わたしの口からは、自然と子どもみたいな声が漏れた。
どこからか、ため息が聞こえる気がする。]**
(153) 2021/06/06(Sun) 16時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 16時半頃
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 21時頃
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[固めのホイップクリームにチョコチップで顔を描いて、 フルーツはベリー系にしようか。 当日はレジから離れる訳にはいかなかったけれど、 準備中は少しずつお手伝いもできたと思う。
そんな一番楽しいとこ>>209、いっぱい満喫して。 文化祭が終わった後のわたしの手には、 綿見さんがくれたクレープのレシピ>>210が残った。
夢が夢じゃなかったって教えてくれるみたいに。 まるでガラスの靴みたい、なんて。 そう一瞬でも思ったら、触れたら壊れてしまいそうで、 わたしはまだこのレシピを試したことがない。]
(270) 2021/06/06(Sun) 22時頃
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[そんな個性豊かな3年9組のクレープ屋さんは、 楽しいだけじゃなく、結果>>201もしっかり残した。
わたしは何をしていたかといえば、 与えられた仕事を淡々とこなしていたくらい。 もちろん笑顔で対応した。いつもみたいにへらへらって。 わたしたちには安心と信頼のチャートがあったから。
おまけで販売係スイッチね。 こっちが役に立てたんだから、 10円も同じようにできたってわたしは疑ってない。]
(271) 2021/06/06(Sun) 22時頃
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[だから、写真にうつったわたしはちゃんと笑ってたはず。 個別に撮ってもらったものはなくて、 わたしが輪に入ったのは全員の集合写真だけ。
「お父さんに見せるから頂戴」ってデータを貰ったっけ。 乃絵ちゃん>>254とは対照的にわたしの手元には1枚。
たった1枚だけ。 あの日の思い出が、残っている。]*
(272) 2021/06/06(Sun) 22時頃
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— 少し前:3年9組 —
[教室を出る前、鳩羽くん>>155と目があった時、 わたしはちゃんと笑えたと思う。
ツイてるなんて言ったのにね>>0:346。 それともこれが、 お茶目な神様が与えた運命>>0:384だったりするのかな。
って。鳩羽くんの顔を見たらそんな気持ちになって、 ちゃんと、笑えたと思う。
でもどうやって話してたか>>0:665 思い出せないままだったから、 わたしは鳩羽くんと言葉を交わさずに離れた。 今話したら、またへらへらが言葉に吸われちゃう。
「今は、選べねー運命>>0:385よりマシ?」って聞く時、 笑ってなかったらちょっと怖いでしょう。]
(283) 2021/06/06(Sun) 22時半頃
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