18 星間回遊オテル・デカダン
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― 昨晩・自室 ―
[PJの部屋の扉に『封印』を施し、廊下を確認して。 誰もいないことを確認すると、そのまま自室へと戻った。
深い溜息。あの術が今宵も効果を発揮することに間違いはない。 しかし今、この部屋の扉を閉ざす為の鍵に欠陥があることは、ロバートの死が証明していた。
再度、深い溜息。 大見栄きったはいいが、怖いものは怖い。 ただ、あそこで、形振り構わずランダムに誰かが襲われるよりは。 確実に、自分が襲われたほうがいいと、思ってしまった。
命、それ自体に価値があるのならば、きっと世界にとってそれは平等だ。 だが、自分にとっては平等たり得ないことに気付いてしまったからには、動かざるを得なかった。]
(+0) 2022/05/12(Thu) 13時半頃
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[ハルトヴィン。故郷に一人残してきた息子を思う。
産まれたときは皆同じような挙動をする子供が、同じように育てた場合でも、それぞれ違った成長をするのは面白い。 同じ食事、同じ教育、同じ運動。家畜の質の良さを保つのは簡単ではあるが、ヒトはそうはいかない。
どの子の事も覚えている。 産ませた子供も、買った子供も。皆、出会いから別れまで。
ハルトヴィンは、自分と同じく魔法付与の素質がなかった。 だから、自分と同じ研究者として育てた。
前髪の上から右目に触れる。 彼の最大の発明が、そこに埋まっている。]
(+1) 2022/05/12(Thu) 14時頃
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[必要なものは渡した。 ここにあるもの、全てが食い散らかされ、壊されたとしても問題はないはずだ。
ベッドに横になり、目を閉じる。 いっそ、自死をしたほうが楽かとも思ったが、万が一、襲撃されなかった場合に。 死体を見て悲しむ人がいると思えば、自分ひとりが苦しんだほうがいいと思った。]
ミーム、サラ……。
[いつの間にか、随分と可愛がってしまっていた。 子供は好きだ。無垢で、脆くて、何より。
未来がある。
成長の、伸びしろがある。 可能性がある。 できることなら、もっと……]
(+2) 2022/05/12(Thu) 14時頃
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[どん、と。何かの扉にぶつかる音。]
……っ
[己の生命を維持している器官が、一斉にざわめき始めた。 きた。そう思った。]
……だ。
[布を被って、絞り出すような声は、やがて。 祈りとも呪いとも、悲鳴ともつかない言葉に変わっていく。]
(+3) 2022/05/12(Thu) 14時頃
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嫌、嫌だ……っ、死にたくない。 頼む、助け……、誰か、いや、どうか
くそっ……僕はまだ死にたくない、まだ……まだ、僕は……
[できることを全部していない。 やれることをやりきっていない。 でも、そんなことよりも今は]
僕は、あの子達のそば……っ
[それきり。 あとは考えうる限りの懇願と、意味をなさない悲鳴と、 言葉にできないくらい、凶悪な音が暫く続いて。
朝が来る前には、静かになった。]
(+4) 2022/05/12(Thu) 14時頃
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[ミームの手の内で、『萎れない花』が咲き続けている。 栄養も水も必要としないそれは、生きているのか、死んでいるのか。
涙にも、血にも汚れず。ただ咲き続ける。
その花弁のように、記憶は鮮やかに残り続けるだろうか]
(+23) 2022/05/13(Fri) 01時半頃
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[ミームの荷物の中で、『視界情報記録眼鏡』が時を待っている。 封じたものにいれたメッセージ入りのものではなく、ただ。
サイドテーブルから、惨撃を。懇願を。願いを。命の最後を。 記録し続けたそれが、真実を告げる時を待っている。]
(+24) 2022/05/13(Fri) 01時半頃
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― ジェルマンの部屋 ―
[寝具や、もう使えないと判断された生活用品は取り外され。 真っ赤に染まった床は洗い流され。 保証に入っていた分の荷物は運び出され。 肉片は加熱、消毒の上廃棄されて。 少女が持ち出したものは、『無いもの』と判断された。 回収されることもないだろう。
部屋はすっかり綺麗になっていく。 そこに男が存在していた痕跡が消えていく。
懇願を、聞き届けられていたら、 そもそも部屋には誰も来なかっただろう。
話し合いを、するつもりがあるのなら。 血は流れなかっただろう。
選択権はいつだって、力の強いものに存在する。]
(+27) 2022/05/13(Fri) 10時半頃
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[それを理不尽だと言うのなら、世界には理不尽しかない。 理不尽だらけの生の中で、それでも、取れる選択肢はひとつではない。 最後に男が選んだのは自己犠牲だった。
あの時、PJを守ったのが自分だと申し出なければ。 あの時、誰かを代わりにと申し出ていれば。 もっと良い取引を持ちかけたのなら? 結果は変わっていたかもしれない。
それでも、男は選べるカードのなかから、それをとった。 選べる中ではもっとも確実に、『自分以外』を守れる手を。
ミーム、サラ、PJ、デリクソン、ハロ。
そのうちの誰も、身代わりにと差し出すことは。 男には出来なかった。
後に、誰かはそれを優しさだと、勇気だと呼ぶかもしれない。 しかし、男はそれを、弱さだと思っていた。]
(+28) 2022/05/13(Fri) 11時頃
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[時間が足りなかったのだ。
他の選択肢を模索するには。 団結を促すには。 信頼を築くには。
そして、互いを理解し合うには。]
(+29) 2022/05/13(Fri) 11時頃
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