28 僕等(ぼくら)の
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[山道を少し降りた所で、ふと、後ろを歩くみんなへ振り返ると。]
これで俺の案内役は終わりで、 みんなとはお別れなんだけど。
まずは、俺の拙いガイドに付き合ってくれて、ありがと。 俺もみんなと合宿に参加してる気分になれて、楽しかった。 で。実は、みんなが帰る前に、 少し、頼みたい事があって。 俺、今、プログラミングを勉強してるんだけど。
作ったゲームの、テストプレイヤーを探してるんだ。 友達のために作ったやつだから、 周りの友達も含めて、 完成するまでは秘密にしておきたくて。
(@0) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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登録だけしておいてくれたら、 後でメールでURLとか送るから、 時間ある時に、よかったら手伝って欲しいんだけど。
……ダメかな?
[そう言って、小さく首を傾げた。*]
(@1) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 00時半頃
少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 00時半頃
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[気怠そうな声が返ってくる>>10と、小さく眉を下げて。]
ありがと。
端的に言うと、 この地球を消滅させようとする、 6体の巨大な敵が現れて、 プレイヤーは巨大ロボットを操縦して戦って、 地球を守る……っていう。
ストーリーは単純だけど、 操作性は頑張ったから?
[そう言うと、小さく苦笑をした。]
(@2) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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―― 少し前:蛇花火 >>0:337 ――
赤いのと黄色いの混ぜたら 2色のミックスになるかも、とかか? いや、それだったらわかる。色々想像すると混ぜたくなってくるわ。
[花火を分解、の真意に漸く合点が行く。 昔のことと言うが、そういう素直な探求心が 今の本郷の多才を作り上げているのかもしれないと思う。]
ああ、念のため、悪い意味ではなくて。 ひょっとしたら先入観、かもしれん。 俺みたいな不出来な”生徒”からすると、 優等生に接する時は相応に緊張するもんで。
[冗談のような物言いだが、 要は己から見た本郷の印象も少し変わったということだ。]
(@3) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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―――、 成績上昇は教師としては助かるが、 勉強に、生徒会に、無理しない程度にな。 声かけた手前、ってわけでもないが この合宿が息抜きみたいになってりゃいいんだが。
[図らずして本郷に蛇花火の紹介をするという 不思議な流れも、面白がってくれたなら僥倖、と。 会話が途切れたところで、亀卜、もとい、 蛇花火占いの燃え滓を片づけに行った。**]
(@4) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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―― 少し前:即席ドリンクスタンドにて ――
……七尾もありそうなのか?
[ぷん、としてみせる七尾に視線を据えて。]
まぁ、そうな。ガキ扱いはしないと言ったけれど 頼りたい時は、頼っていいんだぜ。 別に俺じゃなくとも、顧問先生でもいいし、 身近な誰かだって力になってくれる。
まだ高校生では持っていない、 社会的な権限に頼りたいとき。 あとは、経験不足を補いたいときも。 [一般論と受け止められてしまうだろうか。 しかし戸口は開かれていることは伝えておきたかった。 七尾は、どこか本心を見せないところがある気がするが 内に存在するものが言葉としてあらわれるということは 無意識でも、往々にしてあることだったから。]
(@5) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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ははっ。貯金か。堅実。 いっぱい貯めて、 そんで……ぱーっと使え。
楽しいとか嬉しいとか、 プラスの思い出ってのは、消費されないし。 ここぞって時に力になるもんだからさ。
[屈託のない笑顔と宣誓に、よしよしと頷いてみせた。**]
(@6) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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―― 天体観測の間 ――
[花火の後。 ふと見れば頭上には星々の煌き。 家屋やビルで白くけぶる都会の灯りに阻まれない ありのままの星空が其処にあった。
これほどの大海を眺めるのは何年ぶりだろう。 双眼鏡を覗かぬ瞳は、暫し、空に固定される。]
(@7) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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[そんな折、 着信音。 やはりと言うか、相手は顧問だ。]
はい、加賀です……… はい。 えっ?? 結局開かなかったんですか? いやこれから買いに行くのは無理かと。 ………うーん……わかりました、 なら生徒たちにはそう伝え…… 承知です。
[顧問からの連絡第二波を捌き、 それから、軽く集合を掛けた。]
(@8) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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すまん。先生は諸事情で 一足先に戻ることになった。
[もし理由を聞かれたら、嘆息と共に 顧問の切羽詰まった事情と、体調を崩している 部長>>0:@58のことにも言及しただろう。]
火の始末の再チェックだけは悪いが皆でよろしく。 帰り路は、行きと同じように降りるだけかと思うが さっきと違って夜道だからな。 くれぐれも怪我のないよう気を付けろよ。 七星も、引き続きで案内頼むな。 ………、
(@9) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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[案内人の少年に、場の面々にと視線を移す。 天体観測に区切りをつけた後、 何事もなく宿泊施設に帰ってくるとは思うのだが、 なぜか、少しの間言葉を探した。 後から思えば、胸騒ぎのようなものであったのだろう。
3度目の追撃が来る前にと、 やれやれと頭を掻きながら先に場を辞去したのだが 気の進まない足取りであることは己が良く分かっていた**]
(@10) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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[七尾>>14は、やる、と言ってくれたわけではないけど。 連絡先を教えてくれるという事は、承諾してくれたという事だろうか。]
LINEでもメールでも、どちらでも大丈夫。
[そう言って。 その後に、承諾してくれた天道>>15には。]
そうなんだ。ありがと。
[そう、小さく笑んだ。]
(@11) 2023/08/13(Sun) 01時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 01時半頃
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[柊木は、いつもの様に元気に賛同してくれた。>>21]
あぁ、うん、まさにそんなかんじかも。 [あのアニメも、1体づつ順番に敵が現れて、主人公達が巨大ロボットを操縦して倒すのだった。]
ありがと。
[とても楽し気に賛同してくれるものだから。 逆に酷く、胸に罪悪感が広がるのは、顔には出さないけれど。]
(@12) 2023/08/13(Sun) 01時半頃
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[大和>>22もどうやら、検討してくれる様だ。]
ガラケーか。 連絡できればいいから、SMSでも大丈夫だよ。
(@13) 2023/08/13(Sun) 01時半頃
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[みんなは了承してくれただろうか。 もしかしたらまだ、迷っていた人もいたかもしれないけれど。
こっち、と、舗装された道を少しだけ外れて、森の中へ入る。 そこには、小さな丸太小屋が建っていて。 扉を開けて中に入ると、机の上にPCや複数のモニタが置いてある。]
[そのモニタの一つを指差すと、 この村に似た景色を背景に、人型に近い巨大なロボットが描かれた画面が映っていて、 指名、ID、PWの入力フォームがある。] この画面に、名前とIDとPWを入力してくれたら、 今度、連絡させてもらうから。
[そう言うと、モニターの裏に手を伸ばし、 A3サイズ位の、盾の様な形をした板を手に取って。]
(@14) 2023/08/13(Sun) 02時頃
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あと、これが、パイロットの契約の板。 これに手のひらで触れてくれる?
[少し恥ずかしそうに、小さく苦笑をして。 ゲームの演出の一部の様に差し出したそれは、 手が触れるのに合わせて、ハロが板の表面をほわっと光らせるだろう。]
(@15) 2023/08/13(Sun) 02時頃
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[そして全員、契約が終わったなら。]
――……ありがと。じゃ、後日、連絡するね。
[そう言った、次の瞬間。 気が付けば、永以外の全員が、合宿所の入り口に居ただろう。
もう暗いので、小屋に確かめには戻ってはこないかもしれないけど。 戻ってきたとしても、小屋は、その場所にもどこにも無い。**]
(@16) 2023/08/13(Sun) 02時半頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 02時半頃
少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 02時半頃
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― 少し前/展望台で ―
[友達を無くす理由が思い浮かばず、ストレートに聞いてしまったら、 少しの沈黙と、迷う様な表情が見えて。>>58 言いにくい事ならいいよ?って言おうとしたけれど。
いいか>>59、と。 それも秘密に含めて教えてくれたので、続く言葉を聞いたら、ふはっと噴き出した。]
負けず嫌いなのかな、とは思ってたけど、 それは、ちょっぴりだけじゃなくない? ……それはひどい。
[ひどい、と口では言いながら、 真っ黒な盤面を、ずっと私のターン!を、満腹な狼を、想像してくすくす楽しそうに笑う。 彼氏をゲームでボコボコにした、というのは、 それが別れの一因にもなったかもしれないので、笑うのは控えたけれど。]
(@17) 2023/08/13(Sun) 13時頃
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そっか。それを嫌だなと思う人もいるかもしれないけど、 俺だったらきっと、 本郷さん強いなーって笑って遊んでるだろうし。
[ゲームよりむしろ、負けず嫌いが発動して全力で勝ちにくる、その表情とか見て笑ってるかも。 そして圧勝したら、もしかして凄い良い笑顔したりするのだろうか。どうなんだろう。 これは俺が勝たなければ聞けなかった話だけれど、勝った時の彼女の反応も、見てみたかったなと思う。]
俺の友達はゲーム上手いから、むしろ勝てないかも? ……って言うと、負けず嫌いが発動しちゃうのかな。
[なかなか勝てない強敵が居たら楽しめるのか、それとも悔しくなっちゃうかな? くすくすと、笑って。]
(@18) 2023/08/13(Sun) 13時半頃
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それに、ゲーム自体はそんなに一緒に楽しめなくてもさ。 ゲームが好きとか、負けず嫌いで圧勝しちゃう性格とか、 本郷さんの色んな面を知る事で、深く仲良くなれるっていうか。 そんな本郷さんを、 可愛いな、好きだな、って思う人もいるよ。 本郷さんが、もっと仲良くなりたいと思う人ができたら、 少しづつ見せてみてもいいんじゃないかな、と思うけど。
お父さんは、そっか。 家を出て一人暮らししても、監視無くならない? 高校生だと難しいかもしれないけど、 あと数年もすれば解決しないかな。
[本郷の家庭の事情は知らないから、疑問符付きになるけれど。]
[俺が彼女を契約させなければ。或いは、俺の誘いを断るなら。なんて。 話ながら、そんな考えも、頭を過ってしまっていて。]
(@19) 2023/08/13(Sun) 13時半頃
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[話過ぎた>>61というのには、首を振って。]
聞かせてくれて、ありがと。
[行こうというのに、頷いて。 花火を片付けると、天体観測へ切り替えた。**]
(@20) 2023/08/13(Sun) 13時半頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 13時半頃
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― 少し前/下山中の道で ―
[LINEで、と承諾してくれた七尾>>48に、ありがとと言って連絡先を交換して。]
[本郷が、あまりやった事ない>>77、と。 誤魔化しながら承諾してくれるのには、少し俯きがちにしてこっそり笑ってしまう。]
ゲームを作ってるPCに、登録画面があるから、 そこに適当なIDとPWを入力しておいてくれれば。
[断ってくれたら良かったのに。なんて。 そう思う彼女こそが、興味を持ってくれるネタを、俺は用意してしまっていた。]
(@21) 2023/08/13(Sun) 16時頃
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― 丸太小屋で/柊&乾 ―
[柊木>>24に、自分で建てたのか、家かと問われると、笑って。]
俺に建築技術はないし、家は村にある普通の民家だけど。 ここは俺の、秘密基地みたいなものかな?
[レヴァみたい、と言うのには、気分を害すわけもなく。 むしろ、似た何かと重ねてくれる事が、 設定の違和感を薄めてくれる様でありがたく思う。]
[柊木>>25が、IDとPWについて問うのには。]
うん。適当で大丈夫。
(@22) 2023/08/13(Sun) 17時頃
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[続く、乾>>29の問いには。]
指紋認証なんて、高度なものじゃないよ。 ……雰囲気作り?
[そう返答する。 本当は名前、ID、PWの入力の方が何の意味も無い、リアリティを持たせるためだけのもので。 板に触れる事こそが、契約なのだけど。]
[無料なのか、という乾>>30の問いに返答しようと口を開いたけれど、 言おうとした事を柊木>>53が言ってくれたので、口は挟まず。]
[柊木が板に触れ、仕組みを問われると。]
……秘密。
[ふふっと、笑む。]
(@23) 2023/08/13(Sun) 17時頃
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[乾>>31には、睨まれてしまったけれど、 彼も柊木を追う様に登録をしてくれた。 その後も、監視される様な強い視線>>32を感じたけれど。]
[そんな二人の様子を眺めながら、俺は少し、自分の時の事を思い出していた。**]
(@24) 2023/08/13(Sun) 17時頃
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― 丸太小屋で/七緒 ―
[七尾>>49からは、特段、質問の声は上がらなかったけれど。 何かを思案する様な顔>>50の後に、安堵した様な顔になる。 違和感は口にする事無く、自身の中で解消されたのだろうか。]
[ずっと、みんなの後をついて行く様に後ろを歩いていた七尾は、 やはり契約していく先輩達の後を追う様に、登録を済ませた。 板に触れた瞬間>>51には、また、表情が曇った様に見えた気がしたけれど。]
[そんな風に、彼女の表情の移り変わりを、眺めていた。**]
(@25) 2023/08/13(Sun) 17時半頃
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― 丸太小屋で/本郷 ―
[本郷からも、特段質問の声はなくて。>>77 てきぱきと登録を済ませてくれる。]
[これでいいの?>>78と問われると。]
うん。
[少し眉を下げて笑むと、小さく頷く。]
[いつもの様に、ありがと、とは言えなかった。]
[ごめん、という言葉は、言わずに打ち消した。**]
(@26) 2023/08/13(Sun) 17時半頃
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― 丸太小屋で/天道 ―
[不審な顔>>101を見せつつも、ついてきてくれた天道の問いには。]
小屋は最初からあったもので、 俺は、ここに機材を運んだだけだよ。
[回答は求めてなかったかもしれないけど、そう返答をして。 名前、ID、PWを入力してくれて、板がふわっと光るのを、眺めていた。]
[すべてが怪しい>>104とは、一度も口に出される事はないままで。**]
(@27) 2023/08/13(Sun) 18時頃
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― 丸太小屋で/大和 ―
[みんなが順番に契約をしていく中、一番最後に契約したのは、 そんなみんなを眺めていた大和>>86だった。]
[操作説明とか注意書き文>>87には。]
それはまだ作れてないんだ。 自分用の設計図はあるんだけど。
[そう返答すると、名前、ID、PW、を入力してくれるのを眺めて。 板が、最後の6回目の淡い光を纏うのを、見つめた。**]
(@28) 2023/08/13(Sun) 18時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 19時頃
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―― 合宿所 ――
[顧問が無い無いと言っていた解錠パスワードは まさかのバゲージタグにでっかく書いてある有様で。 よく見てくれ…というかそれ以前に、 顧問のセキュリティ意識は大丈夫なのだろうか。 ともあれ必要品の買い出しの為に、 灯りのない闇の中へ車を走らせる事態だけは免れた。]
そろそろかと思うんだけどな。
[顧問の世話に部長の体調を確認し、 一息つこうと煙草に火を付け、時計を見上げる。
―― 生徒らの帰りが、想定よりも遅れている。 天体観測も半ば以降に差し掛かっているように思えたし 案内人の七星もいる。まさか迷うなんてことは無かろうが]
(@29) 2023/08/13(Sun) 20時頃
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