人狼議事


10 冷たい校舎村9

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店番 ソフィアは、メモを貼った。

2021/06/10(Thu) 00時半頃


樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2021/06/10(Thu) 07時頃


【墓】 店番 ソフィア

[>>100>>101夜のお菓子パーティー。

ああ、楽しかったな。
鞄にポッキーを忍ばせていたので、それを取りに行って加わった。
眠くなるのはすぐだったけど、それまでお菓子を摘みながらのトークに参加したっけ。

お泊まり会とか、憧れるじゃん。
閉じ込められてなんかそれどころじゃなかったけど、
あの時間はそれに近かったんだなって、思えばそうだね。]

(+0) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア


[もう一度やろうよ。ね。
両親は外でお泊まりとか許可してくれないだろうから、
じゃあ、うちを使わせてもらえるように説得するから……。]
 

(+1) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア

— 自室 —

[目覚めて体を起こす。
お腹のあたりを撫でるけど、特に何の怪我も無い。
やけに生々しい夢だった。

部屋の明かりが眩しい。
眠る時はいつも常夜灯の薄明かりを点けるので、
今は、そう、勉強の途中で一休憩してたんだっけ。
寝落ちってやつだ。]

 ……ふう……。

[夢の中でいろんな話をしたし、
思い出してしまったこともある。
なんだろう、あれはやっぱり現実だったのか。]

(+2) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア


[こんな時、いつも現れるはずのぼたんの姿が、
なんだかやけに遅い気がする。]
 

(+3) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア

[……スマホを開くと通知が届いていた。
クラスのグループチャットではなく、
個別送信という形で、利美ちゃんからメッセージが届いている。

『精神世界から帰れた皆へ』

……そして、続けて書かれたのは。]

 乃絵ちゃんが病院に?

[精神世界というワードと、あの閉ざされた校舎のことが書かれており、
乃絵ちゃんがカッターナイフで自殺を試みて病院に運ばれたこと。
それが記されていた。

さっきまでのことは全部、夢なんかじゃない。]

(+4) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア

[乃絵ちゃんの容態は良くはなく、助かるかどうかは半々とのこと。
利美ちゃんは一足先に病院に向かい、
離れゆく魂を掬い上げるための祈りの儀式を行うんだとか。
……それは何のことかよくわからなかったけど。

それなら私も勉強してる場合じゃない。
夜も更けた時間、外は当然真っ暗だ。
両親はまだ起きてるかな。

リビングを覗くと明かりが付いている。
良かった。そこにいる父親に、懇願するように声をかける。]

(+5) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア


 友達が危篤だから、病院に行かなきゃ。
 お願い。
 お願い、今日だけは……。

[驚いた様子の父親は、少し考えて、
わかった、と言い、奥にいた母親を呼ぶ。

夜に一人で外出するのは認めない。
だから母親が車で送って行くし、終わるまで車の中で待機してる。
それを条件に許してくれると言う。]

(+6) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア


 うん……わかった。ありがとう!
 明日も早いのにごめんね。

[仕方ないわ、と母親が笑う。
父親は明日も仕事だから、車を出せるのは母親しかいない。

両親の取り決めた門限は絶対だけど、
でもやっぱり、この人たちは私を愛してくれている。
どんなに恵まれていることだろう。

母親が車のキーを取りに行く。
今日はその速度を追い越したりはしない。
部屋着から外出用の服に着替え、急ぎ身支度をする。**]

(+7) 2021/06/10(Thu) 21時半頃

【墓】 店番 ソフィア

— 病院 —

[車のエンジンが止まる。
運転席の母親が、背中を伸ばしながら欠伸をした。
いつもはそろそろ寝る時間だもの。ごめんね。]

 じゃあ、行ってきます。

[気持ちが逸る。車のドアを開け、走り出そうとして、
そんな私を母親が呼び止めた。]

(+8) 2021/06/11(Fri) 23時半頃

【墓】 店番 ソフィア


「あのね。……ひとみに何かあったら、って。
 私もお父さんもずっと心配なのよ。
 あの時ね、目を離した隙に、あんな怖い思いをさせてしまったから。
 お父さんと2人で、絶対にひとみを守るって誓ったの。」

[なんだか申し訳なさそうに、
静かに心の内を語ってくれた母親の顔。
私はそれに向き合わなければならないと思っている。]

(+9) 2021/06/11(Fri) 23時半頃

【墓】 店番 ソフィア


「でも、もうひとみは大人になるのにね。
 いつか慣れなきゃいけないとは思ってるのよ。
 ……ごめんなさいね。」

[ううん、違うよお母さん。
私、もっと自由になりたいと思ってたけど、
誰かに守られてるんだってことを忘れて生きてた。
自分の心の傷を忘れて生きてた。
自覚しているより自分は弱かった。

それを思い出して、ようやく向き合おうと思えたから。]

(+10) 2021/06/11(Fri) 23時半頃

【墓】 店番 ソフィア


 いいよ。
 ね、お母さん。お父さんにも。
 私を子供でいさせてくれてありがとう。

[慣れなければいけないのはこちらもだ。
心配されない大人にならなきゃ。
見えない友達がいなくても強かに生きてけるように。

にこやかに笑って、暗い空気の中を病院へ駆けていく。]

(+11) 2021/06/11(Fri) 23時半頃

【墓】 店番 ソフィア

[あの校舎から帰ってきてから、ぼたんの声はまだ聞こえてこない。

病院の夜間受付に辿り着いて、
集中治療室に運ばれたらしい乃絵ちゃんの場所を訪ねる。

夜の病院は静かで、通路は狭く感じる。
恐怖が少しフラッシュバックする。

基本的に健康児だったから滅多に病院のお世話にはならなかったけど、
そういえばあの誘拐事件の後、殴られた頭の傷の治療のために来たことがあるなあって、
今になってそんなことも思い出す。]

(+12) 2021/06/11(Fri) 23時半頃

【墓】 店番 ソフィア

[そして集中治療室の前のベンチで、
両手を合わせながら何かの呪文のような言葉を繰り返す利美ちゃんを発見した。

近付いて彼女の名前を呼ぼうとしたら、
来るのは分かっていたわ、と言いたげな目線を返され、微笑んでくれた。

集中治療室のランプは赤く光る。
乃絵ちゃんは、まだあの校舎の中に自分を閉じ込めている。
どうしてだろう。私に知る機会はやって来ないまま。*]

(+13) 2021/06/11(Fri) 23時半頃

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