人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


すごい嬉しいこと言われてたんで赤でメモ。


つか、全方向騙すとか、
お前本当に悪いやつだなあ。

(加担者になるのか、俺も)


事後共犯…………?

え、加担したことにしてくれんの……?


黙ってたことに関してはな。

とりま、ヤマトにそういうつもりがないなら、
まず、ボコボコにされてこいや。

話はそれからだ。


わかった。


大前提として自己認識は
噛み砕くと「自分が与えられるものはなるべく多くの人に分け与えたいから誰か一人に縛られることが出来ない」

以下順を追って。

【PC視点】懐いてきてくれる大和は、話してると楽しいし考え方も独特なところがあって興味深いし、抱えている闇とそこから来るのであろう不安定さが心配だし、でいつしか友人としてとても大事になっていた。

その上で、手を繋いでくるし惚気LINEがどうとか聞こえてくるしゲーム開始直後に全部捧げたいとか言うしどっちなんだろうと思っていたところに保健室に弱った状態で大和が現れたという状況。

【PL視点】で、「どちらでも良いですよ」のつもりで「鍵を掛けた」という描写を入れました。それを大和側は「お誘い」と解釈。ここはこちら側の認識不足でした。申し訳ない。

【PC視点】上記踏まえて大和の気持ちはそうなんだ、と捉える。ここで抱くのは大和の為には良くないと思いつつも放り出すと心配だったので受け容れ。但し鮫島的には性交渉は「誰にでも与えられるもの」でしかなかった。大和が落ち着いた頃に必要がなくなればそれで良かった。だから「繋ぎでしかない」と告げた。


【PL視点】以降、疑似恋窓的に狼と共鳴で繋がる流れになった為に思惑が入り組んでいてわかりづらいのですが、ヤマトからの情報が小出しだったのもあって裏切りは警戒していました。故にこの辺は腹の探り合い要素と、そんな中でもヤマトの中から出て来る本音をゲームとは関係なく大事にしようという思いと、時折やっぱりまだ不安定になる様子を心配もしながら、狼としての最善とゴールである最終日に向けて感情をどう持って行こうかなという検討をしてました。

【PC視点】そんなこんなで忙しく思考を働かせる中、桐堂経由で桐野から裏の事情を聞いて「最終日に残ると命が危ない」と知る。ここで鮫島は「なるべく犠牲を減らす」を目標に切り替えた。同じ頃大和から「自分を噛めばあんたは疑われない」と提案され、どうするかは決めていなかったものの大和の安全の為には噛むのも有りなんだよなと思考しつつ、まだ全貌が見えていなかった為に真意は語らず曖昧な返事をした。


【PL視点】この時大和は鮫島の本心を探りたかったらしい。鮫島が「お前を噛むなんて有り得ない」と言わなかったことでああこれは利用されているだけなんだと大和は思い、虹乃ちゃんに惹かれる想いを優先しようと決めたとのこと。一方鮫島としては大和の様子がなんか変だなーとは思いつつ、何かあれば言ってくれるだろうと考えていた。

【PC視点】屋上に呼び出されたので行ってみればやっぱり滅茶苦茶不安定になってる大和がいる。こちらとしては何があったのかわからない。まさか裏で虹乃ちゃんとイイ雰囲気になってるなんて思いも寄らない。とにかく心配で、今手を離すと壊れてしまいそうだったから、とにかく鮫島の言える範囲の言葉を尽くして引き留めた。更に言えば裏の事情について大和にも伝えないといけないタイミングだったから有耶無耶になった部分もある。すると「人を傷付けた」と、相手は伏せたままに虹乃ちゃんとの関係を仄めかす大和。


【PL視点】大和としては恋愛に辿り着けないのならここで手を離してほしかったとのこと。それを鮫島側は汲めずに、ただ大事な友人の心を落ち着かせることだけを考えてしまった訳です。それを大和側に恋愛感情だと誤解させてしまったのは鮫島の描き方が不足していたんだと思います。

【PC視点】ともあれ寝耳に水の浮気?発言に鮫島は鮫島故にまあそういうこともあろう的な反応のみを返し、思うようにやって来いと送り出し。ただあまりにも報告が詳細だったので流石にそれは色々無神経じゃないかと苦言を呈し。(後日分析した結果は

裏の調整も同時並行していた為にそれでかなり疲弊してしまった。それでも動かなければと自分に鞭を打っているところに、

桐堂がね。すげえ沁みる言葉をくれてさ。
気が付いたら「予約」を入れてた。

【PL視点】但しこの時点で、それが恋心だとまでは気付いていない。桐堂が落ちた後めっちゃ凹んでる自分を自覚しながらも気付いていない。やらなきゃいけないことがまだまだ積まれていたのもあって、その辺まで真剣に考える余裕がなかった。そもそも恋愛に興味が薄い。


【PC視点】3d後半は主に柊のことと、それに関連する過去について昇華するのに掛かり切りで。4dになって手が空いて漸く、あれこれ自分自身のケアをする気になった。まずは大和が落ち着いてくれたことに安堵しながら、いつか何でもない友人になれたらいいなと考える。でもまだ必要ならセックスくらい幾らでも与えて構わない。あげられるものだから。

同時に浮かんできたのが「桐堂に会いたいな」という想いで、しかしこの期に及んで恋だとは気付いてなかった。

【PL視点】大和との関係が最終的にどうなるか読めなくて、補完をエピローグでしてから桐堂が迷惑じゃなければ向かってみようかな、とぼんやり考えていたらそうさんにめっちゃ怒られた!!!


以上です!!!!!!!!


…まだ聴こえるだろ、俺の声。

どこにいる?
逢うだけでいいから。ちゃんと。

話がしたいよ。


約束を俺は果たしてない。
 
相方?それ以上をお前はしてくれた。
そんな風に呼べないんだ。

好きって。可愛いって。言わせてくれ。  


[とりあえず、
 それは、どのタイミングか?
 場所は玄関側ではなかったかもしれないけれど、

 約束だから、と鮫島のことは待っている。
 まず会えば、
 その時は、まずは、柊の連絡先などを教えて]**




 ん、とりあえず。お疲れ様大和(ぎゅう




…!!

ニジノ!!


……ニジノ、ごめ…じゃないえっと。

逢いたかった。
逢いたかった、…

話したかった、んだ…


…ぎゅっとして、いいの?

俺は、お前に…お前に。

だけど、俺ずっと、お前の言葉『最後まで諦めず頑張れ』を抱き締めて頑張ったんだ!!

ーーだから。

ぎゅっとさせて。それから、言わせてほしい。
ちゃんと説明するから。逢ったら、説明するから。

俺は本当にーお前を可愛いと、思ってることを。

好きだ、ニジノ。
落ち着いたら必ず。逢おう**


 ー帰還後(if)/花開いた椿への想いー

[機械からの脱出を果たした後、少年は鮫島研吾の無事をまず確認した。

正直百万だ記念の石だのはどうでもよく、玄関で何人かのメンバーに出逢いみんなが元気なのを見て、少年らしくわんわんと泣いた。

しかしそこにニジノの姿はない。]


[少年は彼女ときちんと話しをしたいと考えていたのに。

ーー逢ったら一発殴るんじゃないのか?

少年がそれからニジノと逢うのは少し先になる。]


[


ーー物語はいくつもの形がある。

この物語は可能性の1つだ。

それでもーー…真実の、1つである。]


ノッカは、先輩が見えたので嬉しそう (まだオフ)**

azure_blue 2023/04/30(Sun) 17時頃



 相変わらず、一言に十倍返ってくるなw
 頑張ってたのは、ずっと見てたから知ってるよ。
 説明が欲しいわけじゃないよ。

   …………また6時間後には鮫島が好きだとか
   言い出さないかな、って疑っちゃうのは
   仕方ないよね? 私にも整理する時間をちょうだい。


うん…ありがとう、な。

ーーそれはないよ。

最終を過ごしながら、最期を桜並木で研吾と過ごしながら、
俺は、俺なりの…間違いや気持ちに気づいた。

図々しいのはわかってる。
時間をおいてからでいいから。
  
ーー本物のニジノを抱き締めさせて。


LINE:yamato1234

逢いたくなったら連絡を。
今日は妹と話をしたいし帰るね。

[これが脱出当日の、二人の会話だ。

不思議なことに二人は、まだ心が。
共鳴していたーー]*



 ちょっと大和がかわいそすぎて
 出て来たニジノちゃんなので
 本編は落ち着いて、またね(撫で撫で


〜が大和の気持ち。

ニジノちゃんがいいタイミング、
りしあ様の大丈夫な時に、
二人を逢わせましょう。

結末はおまかせします。
心を尽くします。

宜しくお願い致します。



[都内、某ビルの玄関口。顔を合わせた幾人かと別れると、俺は姿を見せなかった仲間の姿を探した。

2ブロックを先に進んだビルとビルの狭間に、室外機に腰を下ろしたその人物を見付ける。]


………………なんで
ンなとこハマってんの。

[漏らした安堵の息は、聴こえてしまっただろうか。
細く釣り上がる眦が斜めにこちらを睨み上げる。]

あれ、つか、ホーリーは?


なんで?
そりゃ、組織から追われてるから、とか言えばいいか?

[ビルの間、室外機とビルの隙間は本当に歩幅ほど。
 そこに、ひょろり、エルフなんて言われた体躯は、中も外も変わらない。
 鋭い眼で、こちらを見つけた男を睨みつける]

ホーリーは先に帰るってさ。
 連絡先は聞いといた。

[そして、室外機から、降りると、
 少し、周りを気にしつつ]

あんま、この近くにいたくないんだわ。
 駅行くぞ。

[そして、足早に駅方面へ向かおうとする。
 おい、行くぞ、と声をかけて]


ああ、そうだ。
よく頑張ったな。
とりあえず、勝てなかったけど、
一番ベストだろ。

[そんな横、黒塗りの車がこちらに気づかず、走り去っていく]

とりあえず、喉が渇いたから、なんか飲むか。**



組織ィ?

[呆気に取られているうちに急かされる。慌てて追うと、黒塗りの車が視界の隅を過ぎった。…………組織、ねえ。とりあえず柊が居ないのはわかった。振り返るでもなくぶっきらぼうに投げられる労いに口角が上がる。]

まあね。
…………ありがと。

[喉、そうか。人間は飲食をするものだったな。
不意に思い出された五感に、雑踏の濁った臭気が鼻についた。ああ。こんな風だった。世界は。

適当に見繕った珈琲スタンドに入り、トールサイズを適当にふたつ注文する。]

あ、別のが良かった?


つか、お前




こんな店入るのか。

[もちろん、入ったことなかったです。
 やたら、洒落たカップに、明らかに緊張している]

え、これ一杯でそんな値段?!
わ、飯が2回食えるやん。


ま。それは、いいとして。

お前の願いは叶わなかったわけだけど、
これから、お前どうするつもりだ?



別に、心配は、少しだけしている。

[飲み物一ついただきます]**



[毎日何食ってんだろ。
そこまでの値段ではない筈だったが、追及はしないでおいた。とりあえず奢るよ、と、空いている席を確保する。]

まあなんだ、乾杯?

[プラカップはぽこんと間抜けな音を立てるだけだったが、別に構いはしない。一口を飲み干すと喉を通る冷たさがやけに新鮮だ。]


んー…………。

お前、止めたい?*


止めたいんじゃなくて、
止めるんだけどな。


[そして、少し飲んで、わ、うまっ]


どんな理由があるにしろ、
それは、やっちゃいけないことだから。



[片眉がぴくりと跳ねる。
ふたつのカップ越しに鋭い視線を投げようとして、うまっ、と素直に上がる声に毒気を抜かれた。]

────止めるって、
どうやって?

ずっと見張りでもすんの?


ん?
いや、お願いと命令するだけだが?
あと、状況きいての最大限の説得。

[ずずずーーー]*



[説得はともかく、お願いと命令って併存すんだな。]

……つか、飲むの早くね?

[何だろなあ。
尻ポケットに突っ込んでいたくしゃくしゃのパンフを取り出す。何となく丸めたりして手遊びをしながら、だらしなく背凭れに寄り掛かった。]


…………じゃあまあ、
やってみてもらおうか。

[ぽつりぽつりと、カップの氷が溶け切るまでの時間を遣って、寝たきりの嘗ての親友の話をした。]*


なるほど。
ん、確かにそれは、辛い話だけど。


お前、頭いいけど、ちょっとわかってないな。
お前の親友が言いたいことは、
お前に殺してほしいってことじゃないよな。

[そう、呟くと、
 残り無くなったカップを弄りつつ、
 机に視線を落としてから、また、見上げる]

わかってんだろ。
殺してほしい、は、お前に、執着してるからだ。
だから、お前がすることは、殺すことじゃない。

辛いだろうけど、離れることだ。

そいつは、お前を見ると、辛いんだよ。
死にたくなるんだよ。だから、殺してくれって言ってる。


お前が、罪悪感を抱いて、そいつに会いにいくから、
そいつは、お前を責めて、自分を追い込んでるんだと思う。

死にたい、なら、そばにいないとだけど、
殺してほしい、は、もう、側にいちゃいけない。




そいつは、死にたいわけじゃない。
ただ、ぶつけたい。誰かのせいにしたい。
ちょうどよく、お前がいるから、
それを言える。

でも、それじゃ解決にはならない。






お前さ、
そいつから何かを奪ってしまった、と思ってるなら、

それ以上、生命まで、奪うのは、
むしろ、逆なんじゃない?**


[────こいつは。

いつだって、俺に響く言葉を、知っていた。]


………………。
…………。

………………それ、さあ。

[誰の話してんの、とは、声にならなかった。]

……………………。

[離れる。
手を離す。俺が? ──俺から。]







そっか。

俺が、辛くさせてんだ。*


お前が離れたら、
多分、そいつは、お前を、詰るだろうし、恨むだろうけれど、
でも、それをなんとかするのは、お前の仕事じゃない。

離れれば、人は少しずつ忘れる。
そんなふうにできてる。



そんなふうにできてるんだ。**


 ところで大和だいじょーぶ?
 もう寝てるかな?

 折角エピなんだから普通に話しにおいでよー。


[ぬるく、しゃばしゃばになった珈琲を啜る。]


………………。

[言えば良かったんだろうか。

多分、俺は諦めていて。
痛かったこととか、傷付いたことを、本当は俺だって持っていた筈なのに。あいつを頑なにさせたのは、俺か。]

…………スマホ、
買わねえとなあ。


 共鳴窓でいちゃつくくらいはいいよ?
 どうせifだしー。

 悩んだ時間短いな。
 今日のランダム神はry

 9時過ぎには戻るー**


 ーif/飛び立とうとする椿にー

[待ち焦がれていた連絡。しかし、直後のブロック。困惑した。しかも書かれた内容はーー彼女が日本を離れることを意味する。]  

ニジノ!!

[家から飛び出したが8月です!ーーそして。]


[ニジノが日本を離れる日に、少年は空港にいた。ゲートさえわかれば逢えるはず。キョロキョロ彼女を探す。]

ーー!!

[いた。彼女だ。数ヶ月で印象は変わるかもだが、見間違えなどしない。大きな荷物を持っているだろうか。時間は、猶予はない。少年は弾かれたようにかけだした。]

ニジノッ!!

[ーー彼女までの距離を一気に詰める。みんなが大声に驚いた。でもそんなの構わない。少年はーー] 

ニジノ!!俺は、…

お前に恋してんだ、お前に惚れてんだよ!!


俺は、…自分の気持ち見間違えて、お前を選ばなかったけど。

アイツへの気持ちは恋じゃなかったんだ!!

俺が可愛いと思ったのはお前。
抱き締めたかったのもお前。

好きで、デートしたいのは…お前なんだ、ニジノ!!


今更はわかってる。だけどーーだから。 
付き合ってなんか言わない。  

ただ伝えさせてくれ!! 

お前は可愛かった。本当に。
ーー惹かれて、好きになった。

触れて、熱かった。
熱すぎて怖くなったが俺は。


ーーその熱こそ恋だったんだ!! 

……お前さ、いつもチョロいとか自分卑下して。  
やなんだ、そういうの…

こんな俺が惚れた女がさ!!
そんなこと言うのーーわかってないの。


……だから、全力で伝える。

照れて怒るのも。いきなりブロックとかも。
ズバズバ言うのも、みんなみんなーー

可愛さに満ちていた。

お前は可愛いんだーー


どこに、行くんだ?でもそれはお前が決めること。
引き留めに来たんじゃねえ。

ーーただ、逢いたかった。
どうしても伝えたかった。

ブロックのまんまでいい。 
俺を忘れていい。

だけど。


ーーお前に惚れた男がいたこと。
お前が可愛いこと。それだけは。

……忘れないで。

[一気に話して、彼女を真っ直ぐ見つめた]*


 あ、共鳴窓でifやった方が良かったかな?
 でも、正史だとLINE連絡せず渡米するだけで、
 設定がそんな変わるわけではないから、まあいいか。

 鳴窓ではバーチャルラバーニジノちゃんが相手するぞ(違
 得意技はJK特有の口さがない悪態だ。


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 某ビル・カプセル内 ――

[ゲーム終了のチャイム。
 大和・沙羅・桐野先輩の願い。
 祈りの仕草のように組んだ指に力が篭った。
 
 途中、エラーの発生もあった様子だが
 願いは聞き届けられ――
 チープなSE音と、ゲームの終了を告げる音声。]


 ……??
 終わ……   った……?


[VRの中で起きていたことを思えば
 途轍もなく呆気ないアナウンス。
 モニタからゲーム画面は消えていて、ただ、
 舞い散る桜の幻影だけが残滓としてそこに在った。]

(71) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[マシンの出入口は開いている。恐らくは個室も。
 荷物を取り上げて個室のドアに手をかけた。
 ドアの開閉音、廊下を渡る音、話し声。
 参加者かクルーエル社の関係者なのか、
 出入りをする人の気配がある。

 ドアに片頬を当てそれらに耳を澄ませる。
 音が聞こえなくなったのを確かめたら
 そっとドアノブを回し、隙間から滑り出た。]

(72) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[会いに行きたい。
 でも、会ってしまえば離れ難くなってしまう。
 
 出入り口で担当者に説明を受け、
 ルースとクルーエル社のパンフを渡され
 気もそぞろに賞金の振込先を記入する。

 救急車、またはタクシー、
 それらしき車を視線で追いかける。
 会社としては裏口の方を使うかもしれないし、
 間に合わなかったかもしれないけれど
 せめて、遠くから見送りだけでもできれば、今は。]

(73) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ―――――
 ―――――
 ―――

[集合場所はすぐに分かった。
 到着した時には何人がそこに居ただろう。
 VRの中そのままの姿を目印に、小走りで近付いた。]

 お待たせしてごめんなさい。
 ……はじめまして。七瀬、野々花です。

[深々と頭を下げる、その瞬間には
 すっかり緊張もどこかに飛び去っていた。
 数時間前に相当な勇気を要していたことが
 今はリアルでも苦労なくできることに内心で驚く。]

(74) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[集合場所の面々には。
 柊くん先輩の意向>>4:-336と、
 ニジノのことも同様に伝え。]


 …みんな、  無事で、よかった……
 本当に。


[労いが前後してしまった。
 声が詰まって、言葉にならない。*] 

(75) azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時頃

ノッカは、>>-596 3700行…!! *

azure_blue 2023/05/01(Mon) 11時半頃


スマホ、持ってないん?
めっちゃ、いろんなヤツとやりとりしてそうなのに。

[少し思考]

・・・・・んじゃ、買えば?

[犯罪者になるつもり満々だったんだろうか、と思う]

誰にも連絡先とけ、教えたくなかったけど、
お前が買うなら教えてやるよ。*


ー帰還後(if)/空港ー

[8月と言えば暑さも増す頃だ。ゲームに参加した頃の少年はパーカーを着ていたが、今日は半袖赤Tにジーンズという格好であった。

彼女を見つけたのは免税店の前。

髪は短くなっていた。サングラスもかけ、印象はかなり異なった。

それでも少年が彼女を見間違えるなどなく。]


[一気に思いの丈をぶつけた。
それはいつもの少年らしかったろう。

彼女にはあまり驚いた様子はなく。
まさか、座って話そうと言われるとは思わなく少年は驚いた。]


い、良いのか。うん。
て、またNGあんのかよ…はは。

でもーーお前のそんなの好きだから。めっちゃやっぱり可愛いわ。

[二人は空港内のスタンドコーヒーショップに入った。
席に着いて、少年はバニラフラッペを頼む。]

……さっきはごめん。その、時間ないかなって。
それにどうしてもーー伝えたいこと先がいいかって。

[手に汗をかく少年は、拳を膝の上に握った。]*


[その時、自分の電話の着信音が鳴る。
 ちらりと、画面を見て。出ずに切った。


 ため息]

とりあえず、説得できたか?



ん。

買う。

[こくりと頷いて、教えてくれるというものをメモに取るべくパンフの皺を伸ばす。
柊の連絡先も忘れずに聞かないとな。]


ん────あ、用事?
時間貰って悪かったな。

…………説得はされたけど、
どうせなら命令もされてみたかったねえ?


[一応周囲を見回す。
 空港という場所柄、出会いも別れも、映画のような告白のシーンも珍しくはないのか、あまり気に留められてはいないようだ。]

 ――久しぶりだね、大和。
 元気、してた?

 あの後、私は病院に帰ったから、
 他の人の様子も、良かったら教えて欲しい。
 勿論、大和の近況も。

[もし出立以前に女子会が開催されていたら、幾らかは漏れ聞こえてきただろうが。
 向いに座ってノンシュガーのアイスコーヒーを啜る。]


 ……可愛いとか好きだとか、
 禁止しようかと思ったけど、まぁいいや。

 何度言われても、もう恋はしないし。
 違うな、元恋人のスケートと復縁したから、
 大和と浮気はしないのー。

[フフン、と鼻で笑って頬杖。*]



[VR内にはこんな場所なかった。あれからリアル生活をしていたのに、彼女とだと何故か落ち着かない。あの廃校に馴染みすぎた?]

うん、元気にやってる。復学したしな。

[今夏休み〜の構え。]


みんな?あーーみんなは…

[キリノとサラが先に帰ったこと等から。キリノとは頻繁にLINEする仲だ。ただ、鮫島については触れなかった。]

俺はーー妹ともちゃんと話して、家族として今は大切にしている。
それから就職準備とかも。

結局実家の工場手伝いになりそうだけどね。

ーーニジノは。


[言い淀む。彼女の脚はどんな状態?先程は歩いていたが。

また、日本を離れる理由もしらない。

彼女の言葉には眉ハの字。]

口説いてんじゃないから。
お前は可愛くて、俺が好きになるだけの女だ、てだけだよ。

ーー怪我、治ったのか。
それは…嬉しい。嬉しいよ。 

最高の恋人だろ?
おめでとう。**


 おお、復学おめー。
 ってそもそも停学してたんだっけ。
 確かそんなことを、聞いた気も……

[覚えてないや、と軽く流して肩を竦めた。
 うん、普通に話せているはず。第三者からは、恋人同士に見えたりするんだろうか。あまり甘い空気はないし、飲み物は逆だとツッコまれそう。]

 私は9月からアメリカで大学生だよ。すごくね?
 
[高卒認定試験免除の恩恵もあって、飛び級が叶ったのだ。

 懐かしい彼らの今を聞くことしばし。あがらなかった名前についても、言及は控えた。
 ゆっくり足を組みかえて、コーヒーをもう一口。唇を湿して、慎重に言葉を選ぶ。]

 ――足、が、


 足がほとんど、治ってたの。
 もしかしたら、誰かがとんでもない
 犠牲を払ってしまったんじゃないか、って

 心配……で。

 でも、あの頃の新聞には全然記事はなくて。
 やっぱり揉み消されたのか、被害が少なかったのか、
 大和は知ってる?

[そういえば、クルーエル社にどうこう、と息巻いていたのを思い出したり。
 彼の妹の足が治ったわけではなさそうで、肩身が狭かったり。**]


用事はねえよ。
ただのお節介な電話。

[用事ならば、出るし]

命令か。
あんま、命令って好きじゃないんだよな。

聞かなきゃいけない時もあるけど。



お前が言ったんじゃん。

つか、聞かなきゃいけない時ってアレか、
…………お前の後輩になり損ねたなあ?

[くすくすと笑う。
お節介な電話というのが気になりはしたが、まあ無理に聞き出すこともないだろう。連絡先をくれるってのなら、この先があるってことだ。]

まだ時間あるならどっか行く?
お前が落ちた後何やってたのかも聞きたいしさ。


ま、言ったけど。
話してもわからないようなら、
わからせる必要があるからな。



人殺していいことなんて、ないって。

[伝家の宝刀を出す前に、
 聞き分けてくれたのにはほっとしていて]

後輩って、
あー、お前キモ。

[睨みつけてやった]


[真っ直ぐ塒に戻れば、
 お節介なオッサンたちが意気揚々と、やってくるのは目に見えた。

 あー、わかった。
 願い叶えて、過去なんて、綺麗になかったことにしてやるよ!


 なんて、息巻いたけれど、
 もちろん、そんなこと叶わなかったわけで]

 まあ、じゃ、適当にどっか。

[夜の繁華街が遠いところを思いつつ]**


>>*35
キモいは傷付く。

[でも睨まれんのは悪くない。
その目は好きだった。

まだ付き合ってはくれるらしい。
こんなにゆっくり話す機会は、そういえばなかったな。でもなんか最初っから、やけに会話の心地好い奴だ。

流石に急にホテルはないよなあ、とかなんとか、考えてお財布事情を思うなどする。]

えーと…………、

うち来る?


・・・・・



うちぃ?!?!
そ、それって、あの、ご自宅?!


うわっ、
え?マジ?


[お友達のおうち、なんて、行ったことがありませんでした。
 ただ、お母さんのお友達の香水臭かったり、危ない下着が堂々と干してあるおうちは何度も行ったことがあります(それが異常)]

え?え?
いい、のか?

[でも、そこなら、さすがにバレないだろう。
 いや、いずれ捕まるけれど、今は、ちょっとまだあの恐い顔の人たちのところにはあんまり、行きたくない]*



[思ったのと大分ベクトルの違いそうな可愛い反応が返ってきて動揺した。ずごっ、と音を立てて珈琲水を片付ける。]

…………ああまあ、今は一人暮らしなんで
ぼろいワンルームだけど、それで良ければ……?

[何もねえからコンビニにでも寄るか。
カップを二人分片付けて、パンフはまた尻ポケットに捩じ込む。こいつ、食いたいモンとかあんのかな。後で訊くか。]

なんかお前の人生に
すごく興味が湧いてきたわ。*


ああ、妹虐めた奴をつい殴っちまってさ。あんときは停学中だったんだ。

[全然気にしていない。あの時は春、今はーーもう夏だ。

甘いの大好き!珈琲を飲む彼女の横顔は大人びて見える。]

アメリカ?!まじかスゲー!
え、もう大学なの?
そっか…


[アメリカの位置すら危うい少年に難しい説明はやめよう。

空気が変わった。彼女のそれまで滑らかが、ゆっくりーー]

……スゲエ。奇跡だ。
え?犠牲…あ、消費?

あー!そう言えば。

[ポケットからスマホを取り出してキリノのLINEを見せた。]

これ!ほら書いてある。
アイツ、運ステータス使ったらしいんだよ…マジ、それいけたのビックリなんだが。


でもーーでもさ?サラの病気が治り、ニジノも脚が治ったなら。

アイツのちょっとした不運ぐらい、問題ないよ…

本当に、良かった。

[しみじみと嬉しさを噛み締める。]

向こうに行ったら大変だと思うが、お前ならきっと大丈夫。
ーーカッコいい彼氏作れ。
お前、可愛いから。


……そういや。
一発殴るはもういいの?
殴っていいからブロック解除してくれんか。

[お願い!ニジノ様!と手を合わせて頭を下げた。


[クルーエル社に関しては。]


や。知らねえ。本当は怒鳴り込むか放火を考えたが、今うち工場経営やばいしな。三人家族力を合わせてる時だから。

んな余裕ないんだ…。

[そんな少年は、違う意味で大人びたかもしれない。]

ーー…。

[他愛ない会話だ。彼女がもう恋をしないなら二人は友達。当たり前。だから、鮫島研吾の話もしなかった。彼女は関係ない…。]


ニジノ。お互い頑張ろうぜ。

[握手を求める。小さな手を然り握れたら幸い。

そろそろ残り時間は少ないだろう。少年の胸に込み上げる想いはあるもーーただ、彼女を見送ろうと決めた。]*


[カロリー制限さえなければ、トッピングもキャラメルナッツ盛り盛りにするのに。タピオカミルクティーの味を思い出しながら、眼前で遠慮なく甘い物を頼んでいる相手を睨んだり。理不尽。]

 妹さんの足は……ん、でも
 聞いてると大丈夫そうだね。

[差し出されたLINEを、少し身を乗り出して読む。嗚呼、此方の世界だとスマホの画面は覗き見れるのだ。運ステータス、にピンとこなかったが、腎臓一個なくなった、とかじゃなくてホッとした。しかし、世紀の不運男とかになってしまったら、沙羅が大変なのではなかろうか、とか老婆心。
 ……なんかめちゃくちゃなコトも書かれてた気がするが、目を滑らせておいた。若干、視線が冷ややかになったかも。]

 犠牲は、それだけ……?
 一応お礼言っておきたいから、
 後で本人の了承がとれたら
 桐野のLINE、教えて。

[彼氏とか殴るとかブロック解除とか。勝手なことを言う、と唇を尖らせた。]

 スケート続けてる間は、
 彼氏作る暇なんてないったら。


[スマホで時刻を確認する。アラームが鳴るまで、後僅か。]

 んじゃあ最後に、さっきの返事ね。

 VRの中での恋はおしまい。
 もう、椿の花はないからね。

 だったら共鳴相方に戻るか、
 って言ってもこの通り、
 アメリカに留学するから
 もうさすがに助けてもあげられない。

 友達とか元彼とかもやっぱりなんか違うしー、

[ゲーム内で6時間。現実世界ならきっと数分。ちょっと火遊びで火傷した、と言うには濃厚すぎる体験だった。]


 あっ、そうだ! ファンだったらいいよ?
 ……なんて。さすがにもう、
 ファンがつくほど上手くは
 滑れないだろうけどね。

 今更、私の魅力に気付いて
 もっと大事にしとけば良かったー
 なんて思っても遅いんだから!

[そうして、目の前でブロック解除してあげた。桐野の連絡先を教えて貰うためだ、と建前で。]

 もう、長々病んだ連投しないでよ。
 私の練習時間削るようなら、
 またブロックするからね。


[差し出された手を見詰めて、少し腰を浮かせる。]

 〜〜〜〜っ、さすがに、怪我の脚一本分の恩は
 返さないと、不義理だし。
 みんなが、アンタが最後まで頑張ってくれたおかげだし。
 もう、あの時のノルマは達成でいいから、
 ――……そのご褒美とでも?

[急にしどろもどろ早口になった。色々限界だったらしい。耳の先が熱くなってくるのを自覚する。
 汗ばむ手を握って、軽く引いたところで

   ――彼の頬に唇でかすめて。

 あとは踵を返すと、搭乗口まで全速全力ダッシュで逃亡するのだった。**]


[こうしてもう一度逢えただけで少年の心は満ちた。
伝えるべきことも伝えた。だから、彼女の答えに薄く微笑み。]

…うん。

[それ以外、言葉にはならない。]

ファン、よいな。応援団長でどう?
旗を振るよ、でかいの。アメリカから見えるように!

[どんと胸を叩いた。]


[ブロック解除はありがたく。キリノのLINEや余計な個人情報も適当に流す。知ったことではないな!]

……

[ごめんは言えない。だから、黙るしかない。
黙るしかない…]

いやそんな俺病んでる⁉️

[はい!誰かが全力で答えそう。

そんなーーそんな時間が終わりを告げる。
急に彼女がそわそわ早口。なんだ?

手を引かれてぐらり。傾くバランス。]

ーー…

ポカンとする少年の頬に。触れる。彼女の優しさ。]


ニジーー…

[もう彼女は走り去っていた。まるで風のよう。]

……ありがとう。

[呟いた少年は指先で、頬を撫でた。

愛おしげに。]**


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 翌日:某時刻 ――


 ………… …。


[自室の反対側にある姉さんの部屋で、
 姉さんの写真を前に手を合わせていた。
 差し替えたばかりの花と、碧玉の裸石を傍に置き、
 力を借りたことへの感謝を告げる。
 時計の長針はもう何周回っただろう。
 どれだけ話しても足りない、長い長い報告になった。
 姉さんがここにいたら、笑われてしまいそうだ。

 目を開けると、窓の外は何処までも続く青空。
 あの廃校で朝や夜を越えたことが
 既に夢の中の出来事のよう。]

(86) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[通知音]

[バーチャルではないスマホを開き
 メッセージを確認する。]

  ……! 

[恒例になったスタンプは、
 たったひとつでわたしの心に灯を燈す。
 まず第一の気掛かりは彼の体調だったので、
 無事の報告にほっと胸を撫で下ろした。
 
 どのように返答しよう、そう考えながら、
 続きをそっとスクロールし、少し固まる。]

(87) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



  … 〜〜  っ ちょ、っと、待って


[想いは伝えてしまっていたし、
 つまるところそういうことなのだけれど、
 文字で書かれてしまうと何度も目に入ってしまって。

 怖いほど心臓が早鐘を打ち始めたので、
 落ち着こうと、スマホをぎゅっと胸に抱いた。
 朱ののぼる頬を両手で押さえた、ら、
 それはそれでまた何か思い出したりと。
 落ち着くことには敢え無く失敗した。

 慌てて足の向きを変えようとしたから、
 足元にあった小箱に躓いた。]

(88) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


  ぁ、いたっ!
  ごめ、姉さんまたあとでちゃんとするから…!!

[姉さんの私物、蓋が開いてしまったけれど
 それどころじゃないとぱたぱたと自室に戻る。]

(89) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[ぶつかった衝撃で、
 ブルーサファイアはコロコロと転げ落ち。
 幼いころ、一生懸命にふたりで集めた
 綺麗なビーズ、お菓子のオマケのアクセサリー、
 硝子玉やアクリルキューブ――

 金銭的な価値はない、しかし、
 とても大切な『宝石箱』の中に紛れてしまう。

 たとえ記憶の中に埋もれて行ったとしても、
 わたしの中で確かな光を放つもの ]

(90) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[部屋に戻り、幾度かの深呼吸ののち。
 送信できたのは短い問いかけ]


 『 会いたい。 今日、会える……? 』


[続けて2,3のメッセージを送る。
 都合の良い時間と、今いる場所と。
 もし、少しでも時間を作って貰えるのなら、
 わたしはすぐにでも走って行くから**]

(91) azure_blue 2023/05/01(Mon) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― ゲーム終了後:ビル玄関口 ――

[はじめまして ……
 VR内での別れの言葉から体感間もなく、
 口にしてしまってからその可笑しさに気付く。]

 ふふっ。

 … あ、ええ。ああいうパーカーは普段着なくて。
 VRの中で初挑戦でした。
 鮫島先輩は、印象そのままね。大和くんも。
 なんだか安心しました。

 改めて、最終陣営ありがとう。

(97) azure_blue 2023/05/01(Mon) 17時半頃

一人暮らしなのか。
ふうん。

[どんなうちなのだろう?
 とりま、片されるカップを見つつ、席を立つ]

腹減ったわ。**


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[結局、大和くん、鮫島先輩の他に
 顔を合わせることが出来たのは何人だっただろう。

 沙羅は、桐野先輩は、キルロイさんは―― 
 もし会えなくても、桐野先輩と大和くんが
 繋がっているようだったら、彼経由で沙羅に連絡先を
 伝えて貰えたら嬉しいと思っている。
 沙羅の状況が許すなら、またどこかで会いたいけれど、
 もしもそうじゃないのなら、彼女の意向を汲む形にしたいと思う]

(98) azure_blue 2023/05/01(Mon) 17時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 で、わたしの連絡先は、大和くんに渡しておけば、
 他の人と連絡取りたいときも…繋げて貰える、
 って思っていていいのかな?

[大和のIDは先刻ロビーで登録済み。
 そして、ふと鮫島先輩を見上げた。]


 ……フライングで、渡しておいて いいです?  


[連絡先。と、スマホを軽く持ち上げる。*]

(99) azure_blue 2023/05/01(Mon) 17時半頃


コンビニは寄るつもりだけど、
ガッツリ食いたいなら弁当屋も覗く?


[電車に揺られて数駅。
なんやかんやと買い込んで、随分と久し振りに思える自室の鍵を回した。相変わらずドアは軋む。

入ってすぐのシンクにとりあえず袋を安置させて、奥へと案内する。案内っつっても、短い廊下の先の一部屋しかないんだが。]

あ、トイレとシャワーは
さっきのキッチン台の正面な。手前がシャワー。

[万年床の手前の卓袱台に、座布団なんかはなかったが、ともあれ座ってもらおうか。
手早く支度して、食事に有りつく。]

あー……
なんか変な感じ。胃が動いてる。*


聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

azure_blue 2023/05/01(Mon) 18時半頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ありがとう。
 要望、出しておいて、よかった。
 『nonono_nana0711』 です。

[スマホを「解約した」と聞いている。
 持たない事情はそれぞれだから
 無理強いする気はなかったのだけれど、
 貰ってはもらえると言われて、
 いそいそとIDをお知らせ。>>100]

 ニジノと柊くん先輩は伝えた通りで、
 わたしが出て来た時には誰ともすれ違わなくて……

[沙羅は最後のメッセージが、やはり
 どうしても心の端に引っかかっていたけれど。
 その説明をここでする訳にもいかないと曖昧な返答になる。]

(113) azure_blue 2023/05/01(Mon) 19時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……ふふっ。
 そういえば今のこの3人って、
 図書室でのメンバーだね。

[VRと何ら変わらない元気で前向きな大和くんの声に。
 あの時の情景を思い出して、笑った。>>103 **]

(114) azure_blue 2023/05/01(Mon) 19時頃

お邪魔、しま、す・・・?

おお、なんかまともな部屋だ。
すっげ。


つか、なんで一人暮らしなんだ?
どっかから出てきたのか?

[案内を受けつつ、キョロキョロと非常に楽しそうです。
 とりあえず、テレビとかあるのかな?とか]

とりあえず、でも、落ち着く部屋だな。うん。

[図々しく、どっかり]*



[部屋にテレビはない。そもそも必要最低限の家具しか置いていなかった。私物は殆ど処理してしまっていたし。そんな部屋でも落ち着くと言ってくれることに、何故だかほっとした。

しかし、そうか。
まともじゃない部屋にこいつはずっと居たんだな。]

や、まあ。
縁故はなるべく断ってたっつか……。

[何の為に、とは言いにくい。まあ済んだことだ。
フェイドアウトさせた友人達とも、そのうち連絡を取ってみようか、なんてことを考えられるようにすらなっている。]

えと、親は一応、隣県に住んでる。

お前は?
元々都内住み?

…………つか、これからどうすんの。*


隣県か。
縁故断ってたってのは、
まあ、いろいろ準備してたってことか?

ま、でも、そこは、聞かないでやるわ。

[テレビもない、スマホもない、
 そんな部屋で、友達を殺すことを考えてた。
 こいつの見てくれからは、想像できにくい]

俺は、都内だよ。
まあ、一番賑やかなとこ、にある、くだらない店の使われてない衣装部屋で寝泊まりしてる。元のうちのアパートは、ガス水道電気、全部止められてるから、実質物置みたいなもんだ。

[それでも、母と暮らした部屋は、残されている。
 戸籍も住民票もある。
 ただ、その部屋の名義は、

 組の幹部だ。

 母と、どうやら関係はあったのだろう]


あ、親はいない。

あ、いや、母親はいない。
親父は知らん。


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[電車ってこんなに遅かったっけ?
 流れゆく車窓の景色があまりにも遅く感じられて、
 入り口ドア横、時計を10回は見てしまった。

 ホームに降り立って、素早く左右を見回す。
 距離は近くとも降り慣れない駅で勝手がわからず、
 降車ドアから階段の場所が遠かったことが
 普段の100倍悔しい。

 階段は速度をセーブしたけれど、
 たった一階分の階段が1000階分のように感じられて、
 
 ――気が、逸って。]

(118) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[改札口のセンサーにスマホを翳し、
 待ち合わせ場所に彼の姿を見つけるや、
 そのままの勢いで駆けこんだ。
 よろけそうになって、ぶつかりかけて、

 なんとか押しとどめて。
 ……押し留められたよね?


 胸の動悸が止まらないのは、
 決して、急いて足を運んだ所為だけではないこと、
 自分で分かっている。]

(119) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……っ、ごめ なさ……っ
 ……… あいたかったの。


 1分でも、1秒でも、早く……


[呼吸を整えながら見上げれば、
 VRでもモニタ越しでもない、本物の彼がいる。
 今度こそ、本当に、本当の。

 あらゆる感情が一気に去来して、
 思わず、ぼろぼろと涙が零れた。]

(120) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 あのね。 
 さっきのメッセージ、……嬉しかった。

 …わたしで、よければ ……
   ううん、わたしの方こそ……
 
 …  よろしくお願い、します。 

 ―――奏人、くん。
 

[紅潮した頬、緊張を漂わせた瞳で、
 はじめて彼の名を唇に乗せた。
 少し、問うように語尾は上がったかもしれない** ]

(121) azure_blue 2023/05/01(Mon) 21時半頃


[聞かないでやるとか言いつつ大体正解を出してるようなものじゃないか。肩を竦めて、牛丼の残りを掻き込んだ。ペットボトルの緑茶で仕上げる。]

衣装部屋かあ。
まあ暖は取れそうか……?

[インフラが止められてそんな場所に転がり込んでいても、携帯端末だけは外せないのが現代か。俺も早く買い直さないといけない。

言い直された言葉に、なるほど、と内心だけで頷いた。残したくないと言っていた過去について、俺は詳しいことを一切聞かされていない。前科の罪状くらいか。

それでも、余程の環境にいたのだろうことくらいは察しがつく。だというのに、どうしてこいつは。]

…………。

ハゲたクマのぬいぐるみ。

[ぽつり呟く。"これから"について答えてもらえていないことには気付かない振りをした。]*


ハゲたぬいぐるみ?
ああ、くだらんこと覚えてるな。

[いきなりなそんな言葉に、じっと、鮫島を見た]

結構、何も聞かないんだな。
いいけど。

[高校は通信制だ。
 今の時代、オンラインでも勉強ができる。
 でも、その環境も、実は確保しにくい。

 その店の手伝いに、端末を時々使わせてもらってるが、
 もちろん、ロクにできていないし、
 いや、檻の中の方がむしろ環境いいとか、どんだけ]

ああ、でも、
 あそこは、定期的にボーズにさせられるのは嫌だったな。

[ぽつり]*



うん。だってアレすげえツボったもんよ。

[見られている。
何となく、落ち着かない。]

いや聞きたいよ。
でもなんか、
……言いたくないのかなって、

[思うじゃん。と語尾を窄めた。何だろうな。調子が狂う。──そうだ、連絡先を聞かないと。筆記用具を取り出そうと腰を浮かせたところで、唐突に思える単語が飛び込んできた。]

ボーズ?
ああ…………なるほど。

[案外可愛いんじゃないかとも思ったが、口にはしない。俺は似合ったかな。益体もないことを考えながら、紙とペンを引っ張り出して桐堂の目の前にずいと差し出した。]


書いて。*


まあ、言いたくないな。
だから、聞かれないなら、絶対言わないな。

じゃ、この話はやめるか。

[そして、出された紙とペン、
 そこに、電話番号を書いた]

はいよ。
嘘じゃねえぞ。
でも、

なんか、いいな。

買ったら一番に登録しろや?

[へら]




……………………。

[何その笑顔。
言わせたいのか、言わせたくないのか、自分でもわからなくなってきて困った。番号だけが書かれた紙を受け取って、丁寧に折り畳む。]

すぐ買う……。
明日買う……。
一番にする……。

[月に届きそうなくらい折り畳みそう。]


あのさ、
…………また会いたい。です。*


お?
なんだ、蜜柑、めっちゃ素直じゃね?

[丁寧に折り畳む様を見つつ]

ん?

そうだな。
約束はできないけど、
暇があったら、連絡しろよ。

[麦茶のペットボトル開けつつ]

とりあえず、今日は、電話は切っとくか。

[そして、スマホをみれば、
 コラ!ガキ!どこにいる!って怒鳴ってるLINEが見えたので、
 電源オフと]



[何とか成層圏くらいに留めた紙をいそいそと仕舞って、プリンを開ける。電源の落とされたスマホに、どきりとした。いやなんか、始める前みたいじゃない? ってのは、俺の遍歴に問題がある訳だが。]

うん。する。

[どれくらいの間隔でどれくらいの頻度だったら掛けていいんだろうか。用件がある時しか電話を使ったことがなかったことに気付く。]

えーっと…………。

ああそうだ、
まだ聞いてなかったな、お前の活躍。

型番ってどうやって見つけたの?

[直接届いたのは俺の下じゃなかったが、桐堂がそれに貢献していない筈がなかった。その内容はとても楽しみだったが、ただそれより何より、もう少し話をしていたかった。]*


ああ、
型番か。

あれは、カプセルマシンの外側に貼ってあったから、
結構中から出れば、すぐにラプターが見つけてくれた。


俺は伝える方法がなかったから、よかったよ。
しかし、お前らよく考えたなあ!
本当、よくやった!!

[サムズアップで、にこ]*



へえ。カプセルから出られたんだな。
アレを思い付いたのはキリノだったけど、
ああいう抜け道考えるのって楽しかったな。

[それをクルーエル側が咎めなかったという事実が驚きではあったが。卓袱台の上に放り投げていたサンストーンの裸石を手に取って眺める。]

…………うん。
伝えられる方法、渡せてたら良かったな。

[ぴん!と立てられた指を視線の端にだけ捉えて、それから幾つか質問しながら"帰還後"の話を聞いた。途中で思い出して、柊の連絡先も改めて尋ねる。どうでも良い話もして、それでもやがて、話題は尽きてしまう。外はそろそろ暗くなる頃だった。]


今日、帰んの。*


まあ、とりあえず、
悪知恵だけは、働くってなあ!

ちなみに、結局、クルーエルのしっかりとした、目的とか本当のことってのは、わからなかったな。
ただ、あきらかに非合法ってやつはあると思うんだけど。

まあ、まだ、俺らの力は何か太刀打ちってはできないな。
そして、できないからこそ、
こつやって、放免されてるんだろうし。

[たかが高校生がガタガタいったところで、
 いくらでも、真実は塗り潰せるとと、いったところか]

ただ、どれくらい続いているものなのか、
死亡者が本当はどれほどなのか。

って、
これは、でも、俺の仕事じゃないか。


って、
ん?

あ、本当だ。暗くなってきたか。

そうだな、も今日は、できれば、
ここに泊まってもいーか?!

[まあ、明日までは、逃げてたら、流石に鮫島に迷惑がかかるが、
今日はバレないだろうと]

よーし、風呂もらっていい?

[勝手にいーよなー、と]**


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[直前で止まることは出来ていなかったらしい。
 衝撃も痛みもない、幸せな浮遊感の理由は、
 彼に抱き止められていたからだと、
 腕の中で漸く気付く。

 不意に、強く抱き締められる。
 目の前の人の名をもう一度呼ぼうとしたけれど、
 この身体を引き寄せる腕の中に確かな熱を感じて、
 何も言えなくなってしまって、静かに瞳を閉じた。]

(134) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[目尻に落ちた彼の唇は、優しい速度で下へ。
 どこまで降りるのだろう、そう頭の片隅で考える。
 涙が顎先を伝う前に唇で堰き止められて、
 はじめて重ね合わせる感触に、
 肩がちいさく跳ねた。  

 微かな羞恥に、彼の腕の中で身じろぎする。
 でも、同時に、わたしは確かに期待して。
 応えるように自分から、もうひとつ甘やかな音を立てていた。]

(135) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ―――…、

[やがて離れて行く熱。
 触れている間は全てが遠ざかっていたのに、
 離れて漸く、耳に戻ってくる雑踏・喧噪。
 ここが何処かを思い出せば、再び染まる目許]

 ……っ  
 
[二重・三重に押し寄せる羞恥に、
 動悸はもうずっと止まらない。
 宥めるように胸元で手を組んで、視線を僅かに下方へ。]

(136) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……壁越しに気配を探すのも、
 幸せだったんです。 本当に。
 でも、今は、 ……もっと、傍に居たい。
              傍に、居て欲しい。

[優しい声には、素直な要望を。]


 ………うん。 
 わたしも、すき。
 

[そして再び燈りそうな熱は、微笑に隠して。
 流石に少し注目を浴びすぎたから、と、
 わたしの方から手を引いた。]

(137) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ね、もう少し、時間くれる?
 近くに、わりと大きめの公園があるみたい。
 桜にはもう遅いけれど、写真、撮りましょう?


[彼がもし許してくれるなら、
 折角だから、記念撮影をしたいな、と。**]

(138) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃


ああ、それな。

基本的にはあの"システム"の臨床データを
収拾してるって話だとは思うけど、
あれを使って何をしたいのかは謎だよな。

[桐堂の言う通り、俺達がこうして自由に帰されている以上、どう考えても何らかの権力の庇護下にあるのは間違いないだろう。まあ監視くらいは付いているのかもしれないが。]

そうだな…………。

[死、という言葉を聞くと少しだけ瞼が疼いた。]



えっ、あっ、うん。勿論。
──泊まって。

[念の為、というか。コンビニでこっそり買っておいたものを思い出して動揺するなどする。ん゛ん゛っ。]

あ、バスタブはなくて、
シャワーブースだけなんだけど。
タオルと適当な着替え出しとくな。

[そうだ、歯ブラシも要るか。
確か替えはまだ残ってた筈────]

  ッ痛え、!?

[建具に足の小指をぶつけた。暫し悶絶する。小指と言えば欠けた爪、なんかしといた方がいいかな。まあいいか。それより痛え。

何やら無駄にドタバタしながらも諸々を整えてやると、水音ばかりがやけに耳についた。

そわそわする。]*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 公園 ――

 寒くもなく、暑くもなくて
 このくらいの時期が好き。

[春の日差しはあたたかくまろやかだ。
 渡る風が時折木々を揺らすのに合わせ、
 石畳に落ちる影がちらちらと動く。 
 穏やかな散策の時間が、暫し流れた。心地良い時間。]


 ……?


[ふと、何かを差し出されたのには
 不思議そうな顔をしながら、両手で受ける。]

(147) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 え? わ、かわいい……!
 こっちは、ちゃんと向かい合ってるの ね。

[お揃いの猫のキーホルダー。
 わたしの手の中の猫さんを、つつつ、と
 奏人くんの猫さんに寄り添わせて、ふふりと笑った。
 LINEの絵文字やスタンプでは出来なかったこと。]

 
 お揃い、とっても嬉しい。ありがとう。
 大切にします。
 
 
[初めての彼からのプレゼントを胸に抱き、瞳を細め、
 何に付けようかと思い巡らせる。
 大事なもの。絶対に失くしたりしないところ。
 使うには可愛らしすぎると彼は言うけれど、
 彼の手に対の猫さんがあるのを見つけたら
 わたしはその度嬉しくなってしまうと思う。]

(148) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 こっちで撮りましょう…! 噴水もあるのね。
 あっ、待って、奏人くんそこで止まって  …
 …うん、綺麗に撮れ――… …ブロマイドみたい


[途中、アイドルの写真を入手してしまったりしつつ、
 広い公園のあちこちで写真を撮り合う。
 回数を重ねる度に緊張は取れて、
 自然な表情で寄り添えたはず。

 休憩時間。
 奏人くんが撮れた写真を検分する横で、
 わたしの視線は写真より、真剣な眼差しの彼の方。
 ふと視線が向いて、こちらに向けられた言葉には 
 やっぱり頬が染まってしまった。]

 ……あとで、写真共有してね。
 わたしも送るので――… あ、
 アルバム作ればいいのかしら。

(149) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[他愛もない時間を楽しんだ後、
 会話が真面目な話に向いて。
 わたしは考え考え、口を開く]


 うん……。色々、考えていたの。
 来月…ううん、再来週あたりからでも
 もう一度、きちんと、学校に通おうと思ってます。
 顔上げて、自分で 卒業まで辿り着こうって。

 ……グラウンドのことがあるから、
 学校側と、相談は必要になるけれど。
 あの夜を越えられたから…… 頑張れれば、って。


[キャンプファイヤーの夜のこと。
 奏人くんが居てくれたから、
 夜のグラウンドも恐ろしくはなかった。
 そっと、傍らの人の腕に触れて。]

(150) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 ……奏人くんは、どうするの?
 

[わたしの話が一区切りした後で、
 今度は、彼の道を問いかける。*] 

(151) azure_blue 2023/05/02(Tue) 14時半頃

ノッカは、鮫島先輩まとめありがとうございます!*

azure_blue 2023/05/02(Tue) 15時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

─― 当日:某ビル玄関口 ──

[鮫島先輩が何かに気付いたように手を上げたので、
 わたしも玄関口の方を振り返る。>>145
 黒いシャツの男性は桐野先輩だとすぐに分かった。
 制服の時とあまり印象は変わらなかったけれど、
 VR世界よりも少し上背があるように見える。
 そして、近くまで来てその背から下ろされた少女は。]

 っ……沙羅……。

[沙羅を見ると、また涙声になってしまう。
 彼女の状況は結局推察するしか出来なかった。
 でも、立って挨拶する彼女に、>>156
 一見して変わった様子は見つけられなかったので]

 ……また会えて、よかった。

[鮫島先輩との話が終わったあたりで、
 沙羅の方に近付いて、叶うならその手を取ろうとする。*]

(159) azure_blue 2023/05/02(Tue) 20時半頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

azure_blue 2023/05/02(Tue) 20時半頃


ノッカは、ニジノには廊下で会ったけど、二人きりだったものね

azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 久しぶり…… じゃ、ない、かも。ふふ。
 ゲーム内時間でも1更新ぶり、くらいです。

[声をかけて貰えたので。>>162
 久しぶり。はじめまして。
 どちらもしっくりこない集まりに、くすりと笑う。]

 柊くん先輩と、ニジノは……
 その、体力的なところで。
 キルロイさんも、お誘いはしたんですが…

[先の2人は襲撃の反動でとは言いづらく、
 濁した形で桐野先輩にも伝えておく。
 ニジノのことも託されていたので、
 モニタで会話した時の様子も小声で。

 鮫島先輩と沙羅が話をしている間のこと。]

(165) azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 わたしは、どこも。なにも。大丈夫。
 

[こちらを気に掛ける優しい問いに首を振って。
 沙羅の手を両手で包み、きゅっと握った。>>164
 そうして、彼女が事情を話し終えるまで
 静かな眼差しで見詰めながら、耳を傾けた]

 ………そうだったの……
 沙羅の事情、沙羅の気持ち、
 わたし、なにも知らないままで……
 ……先の約束なんて、口にして。

 わたしこそ、ごめんなさい……。

(166) azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 うん。もちろん。
 ニジノも、すごく沙羅のこと気にかけてた。
 沙羅にまた会えたら、とっても喜ぶと思うわ。

 でも、まず、自分のことを第一に。
 また会えそうだったら、連絡くれればうれしい、な。
 ……治っているように、って 祈りながら、待ってる。


[沙羅にも連絡先>>113を伝え、
 桐野先輩のIDももちろん登録した。>>162 *]

(167) azure_blue 2023/05/02(Tue) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[ID?と、首を傾げられて。
 わたしも同じ向きに首を傾ける。]


 プロフィールに、IDって、ない?
 「IDによる友達追加を許可」……
 でもこうして直接だったら、
 QRコード読み取りの方が早かったかしら。


[スマホに詳しい人ヘルプ!と周囲を見回している*]

(169) azure_blue 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 公園 ――

 ありがとう。
 もし、くじけそうになったら
 助けて …って、ちゃんと言うね。

 でも、
 居てくれるだけ…少し話せるだけで、
 大抵の悩みは消えてしまいそう。
 
[優しい気遣いには頷きを返す。>>154
 なるべく無用な心配はかけたくないけれど
 いざとなったらきちんと甘えることを約束し。 
 そうして、彼の言葉に耳を傾ける。]

(170) azure_blue 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 予備校……そう。
 じゃあ、一年ちかく、勉強も忙しくなりますね。
 ふふ、桐野先輩頭よさそう。確かに。
 
[VR内でも理路整然と
 説明してくれたことを思い出しながら]

 進路――…… 

[ふと。]


 ……奏人くんって、
 文系理系、どっちだったの?


[見上げて問いかける *]

(171) azure_blue 2023/05/02(Tue) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[賞金。
 そういえば勝利陣営にしか出ないのだと
 説明があったような気がするけれど、
 ビルから出るときは気もそぞろだったため、
 促されるままに振込先を登録している。

 特に使う当てもないけれども、
 桜森高校同窓会やイベントごとの飲食代などに
 必要あれば充ててもらえればうれしい、という心算でいる。]

(187) azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ……うん。わたしも。
 
[病院に戻るという沙羅を
 案ずるように見詰め、頷く。>>175
 桐野先輩が送ってくれるというなら、
 彼に託せば大丈夫だと思えた>>180]

 うまい棒パーティの話、聞いてます。
 楽しみにしていますね!

 そうだ。ニジノの連絡先は……
 今のところ、わたしに言ってくれれば
 ニジノの方に確認を取りますので…!

[胸元で手を振って二人を見送る。
 彼らの姿が見えなくなってから、
 鮫島先輩と大和くんに向き直った]

(188) azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 会える人には、会えたかな……

 無事な顔が見られて、ほっとしました。
 大体の人には、連絡が出来そうですし、
 わたしも、今日は 帰ります。

[しなければならないこともあったので。]

 鮫島先輩。大和くん。
 また、会いましょうね……! 

[ぺこん、と頭を下げ、場を辞去した。**]

(189) azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃

ノッカは、鮫島先輩、お疲れ様です!*

azure_blue 2023/05/03(Wed) 01時頃


ういーす。
やー、すごいな、お前んち、
お湯が途中で水になったりしないじゃん!

[そして、能天気な声。
 着替えも用意してもらって、着てみました]

なんだよ。デケェな。くっそ。
お前タテもヨコもデケェし、
ナニもデカいのね。

[散々モニタ越しに観てましたから。
カメラオフ?やー、わかるでしょ]

本当、結構繊細な以外は、恵まれてるじゃん。

[といいつつ、風呂上がりで、麦茶のペットボトル手を伸ばす]



[ぐふっ、と緑茶が気管に入る。
途中で水になっちゃうってことはボイラーがどうでこうでとか考えようとしてみるけど無理でした。咳き込んで涙目で睨み上げて、ちょっとだけぶかぶかの塩梅にまた落ち着かなくなる。

気になるなら確認してみる? だとか、いつもなら言ってんのに。何だよもう。]

っ、けほ…………、
…………繊細で悪かったな。

[湯上がりの肌とか髪から、嗅ぎ慣れた匂いがしてくんのもなんか。こう。俺の家のソープ使ってんだから当たり前なんだけどね?]


……………………。

俺も浴びてくる………………。


[最後に水浴びをするなどして、部屋に戻った。
下着とスウェットのパンツだけを履いて、がしがしと頭を拭きながら、桐堂からはちょっとだけ離れたところにどっかり座り込む。

粗方の水滴を飛ばし切った辺りで口を開いた。]

…………なあ、キル。
俺はさ、ほんとに……、

お前がいてくれて、良かった。

わかってくれてる奴がいて、
先に行ってやることやりながら
信じて待っててくれると思えたから、
しんどくても、踏ん張れた。

ありがとな。


…………会いたかった。*


ん?大丈夫?
どした?

[咽せてるので、ちら、
 コイツ、いろいろチャラチャラしつつも、
 抜け目ない優等生なんだとか思ってたけど、

 わりと、可愛い?]

繊細なのは、いいんじゃない?
押し隠さないなら。

[繊細なのに、強がって、
 それこそ空中に放り投げすぎて、
 中身ブヨブヨの蜜柑、かな]

おう、いってら。

[頭拭きつつ]


[そして、戻ってくる間。
部屋の様子を眺める。

人殺しの責任に囚われた部屋は、
見た目殺風景だ。
ここで、その図体で、何を考えてきたのか。

そして、どうそれを隠してきたのか]

早かったな。
スッキリしたか?

[そして、戻ってきた様子に、座ったまま眺め、
 少し離れたところに座り込んだから、自身も、視線は外す]

まあ、なりゆきだけど、
お前もホーリーもいてくれてよかったよ。
こっちもありがとな。

つかさ、本当は、もっと、側にいてやりたかったけど、


いや、

側には、いれないか。
ヤマトがいつもいたからな。

しっかし、お前、
保健室でヤッてたのはきいたが、
そのあとも、まあ、本当、よくヤッてたなあ!!
モニタから、丸見えなんだよ。本当、ビックリしたわ。

あんな経験なかなかできないわ。

[それに関しては、本当に感心顔]

そーいや、ヤマトとは、終わったあと、会ったん?


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 コイントス? 本当に?
 

[予想外の選択方法。
 冗談や軽口でそういう話を聞かないでもないけれど
 本当に実践する人がいたなんて。
 思わず目を丸くしてしまう。]

 でも、それができるってことは
 どっちにも進める、ということよね。
 それはそれで、すごい……。

 
 そっか、奏人くん、理系なのね。

(198) azure_blue 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[飲み物を一口飲んで。奏人くんからの問いかけには]


 …わたしは文系コースだったの。
 物理化学は、悪くないのだけど、
 数学が苦手だと、受験では不利だったから。


[姉さんの妹として恥ずかしくないようにと
 頑張っていたので、高すぎず平均は割らず、
 校内で浮かない程度の学力に保っている。

 姉の死後は、頑張りどころが勉強しかなかった、と
 いうのもあるのだけど。
 y軸の周りの回転体がどうのと言われても
 わたしの頭のほうがぐるぐる回ってしまうと溜息を吐いた]

(199) azure_blue 2023/05/03(Wed) 12時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……その、一緒に通えたらいいなって、思ったの。
 同じ教室で、一緒の机で勉強したり、
 キャンパスの中を歩いたり、ご飯食べたり、
 待ち合わせしたり、就職のこと考えたり……
 か、彼、と、できるのって、そういうの、いいなって思っていて。

 学年も学部も違ってしまうから、
 大学次第にはなっちゃうけど……
 ……あの、追いかけていって、いい?
 

[欲張りすぎているかもしれない。
 だんだんと顔が熱くなって行く。
 それでも一息に告げて、じい、と見上げた。**]

(200) azure_blue 2023/05/03(Wed) 12時半頃

[側にいてやりたかった、と聴こえて弾んだ胸が、続く言葉に塞がれる。刹那、視線を奪われてから、彷徨わせた。]

あーまあ……、そうだな。
目ぇ離すと心配だったから。あいつ。

[心なしか責められているように感じるのは気の所為だろうか。カメラオフは……いや、まあそれでもわかるもんはわかるか。気を配っている余裕のなかった時だってあった。そもそも、見られて何かを想ってくれると、考えていなかった。

…………。
何か、想ってくれたのか?]


ん? ああ。
俺が無事なのを確認させた後、
玄関で他の皆と会ってから別れたよ。

お前とホーリー以外はニジノちゃんが居なかったかな。
あああと、少女Aもか。


…………ま、もう大丈夫なんじゃない。

[ぽつり、溢れた声は、溜め息に似ていた。]*


ま、ヤマトは心配だよな。わかる。
でも、お前こと、相当入れ込んでたろう?

今後も心配してやらなくていいのか?

[現段階で、連絡方法は、ほぼないはず。
 コイツ、電話ねーんだし]

あんなに好きあってたじゃん?
もし、なんなら、ホーリーとかだと、ワンチャン連絡先わかるかもよ?

[モニタ越しには、そうしか見えないから]


[リアルに戻ってからのラプターの様子を思い出す。
 普通に、なんだか、気の毒だった。

 同時に、自分も、内心複雑だったのは否めない。
 こいつ、どこまでが真実でどこからが嘘なのか。

 予約、なんて言っておいて、
 それも、真実を隠す手段かもしれないし、
 実際の濃厚シーンと、ヤマトからの鮫島との惚気に、
 スルーを、心がけてたが、


 なんで、そんな心がけをそもそも、なんて]**


連絡先は、聞いてあるけど。

あいつの一番不安定だったとこは
取り除いてやれたと思うし。

[もういいんだ、と呟いて、タオルを首に滑らせる。両端を握って頚椎を支えるように仰反ると、見慣れた天井の染みが目に入った。日常に戻ってきたんだな、と思うと同時、あいつを殺すことだけを考えて過ごした時間が、既に喪われたものなのだと改めて気付く。]

…………お前のさあ、
「最大限の説得」でね。

わかったんだよね。

俺は殺したかったあいつにだけじゃなく、
ヤマトにも間違えたんだって。

[俺が傷付いたこと、不満に感じたこと、全て押し殺して相手の欲しいものだけ与えるような真似をした。その上、恐らくそれは、本当に相手の欲しがるものですらなかったのだ。

もう、そんなことは止めるべきだった。]


あいつと俺は恋人同士じゃなかったし、
────これからも、そうはならない。

だからもう手を離すんだ。

[す、と視線を下ろして、居住まいを正す。
桐堂に向かい合う位置に、膝でにじり寄った。]

で。

予約、覚えてんでしょ?*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[一緒の大学に通えたら。
 並べた想像が、奏人くんのそれと重なって。 
 思わずくすくすと笑み交わした。
 些細な会話がたまらなく嬉しい。
 実感を伴った「彼女」の呼称にも。]

 うん。 ありがとう。嬉しい。
 …まずは、奏人くんの受験勉強、応援するね。
 それから わたしも対策練って……

 こうやって、目標ができるって、嬉しい。


[望みを容れてくれる彼に、もう一度擽ったそうに
 笑みを向けて、促されれば立ち上がる。
 差し出された手は柔らかく取る。迷うことなく。]
 

(208) azure_blue 2023/05/03(Wed) 15時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[駅まででいいよと言ったのはわたしなのに、
 先刻と同じ改札の近くに辿り着いても、
 離れ難くて、なかなか指を離せずにいた。]


 ……もう、電車が来ちゃうのね。


[次の電車まであと3分。
 その次の電車は15分後。
 電光掲示板を見、時計を見て、それから繋いだ手を見る。
 一大決心のような気持ちで、そっと指先を離し、]

 ……今日は、ありがとう。
 帰ったら、連絡入れます。
 また、一緒に、何処か行きましょう。

[背伸びをして、彼の首に両腕をふわりと回した。
 ごくごく軽い、別れの抱擁。そうして、ぱっと踵を返し。
 改札の向こうで、ばいばいって、胸元で両手を振る。**]

(209) azure_blue 2023/05/03(Wed) 15時頃

連絡先聞いてるのか。
ふうん。

[少し複雑なのは、なぜだろう]

ヤマトにも間違えた?
ああ、恋人同士じゃないし、これからも、ならない、か。

そうだな、お前そういうの、確かいらない的なこと、言ってたっけ。

[と、いうことを、思い出し、
 少し頭を冷やそうと思う]


手を離す。
それを、ヤマトも納得したのか? 
  ふうん。

[熱く盛り上がるほど、冷めるのも早い、そんなことだろうか]

予約は覚えてるよ。まあ、軽口とはいえ、約束だから。


で、どうしたい?

[抱きたい、あの時は、時間ないけど、今からでも、なんて、
 そこらで用足すような感じに言われて、

 もちろん、断る選択肢しかなかった。
 同時に、こいつ、そういうレベルでみるのか?なんて、
 でも、あんな状況だったし、

 ヤマトに対しても、ヤマトが求めていたから、というのであれば、
 不器用な優しさかもしれないが]

従うよ。
男相手にしたことは、ないけどなあ。*


[大和と今後のことについて話をした訳ではなかった。だけど納得はしてくれる。それは何故だかはっきりとわかっている。だからという訳じゃないし、桐堂とのことはそれとはまた別の話だった。

のは、いいんだけど。]

……え…………と、

[いいの? とか思わず間抜けに訊きそうになって慌てて口を閉じる。いや俺、当時色々限界だったとはいえ、相当酷い誘い方した自覚くらいはあんだけど。]

…………。
……。

[何か言え俺。そうか初物か。そうじゃない。そういうことじゃない。いやそこは嬉しくない訳でもないけどそうじゃないんだ。]

………………あん時さ、
すげえ、欲しいと思ったんだ。お前のこと。

だから、




[頂戴。

囁いて、その薄い唇に唇を重ねた。]*


そっか。
お前頑張ってたもんな。
でも……

[なんで、俺なんだ?と聞こうとして、止める。
 そんな理由聞いてどうなるんだろう?

 別にいいか、で済ませればいい。
 ヤツにとっても、したいからする。
 俺も別に嫌じゃないし、そういうことは久しぶりだけど。

[そして、顔が近付いてきて、素直に目を閉じた。
 ヤマトとは、VRでシてたわけだから、
 実質、この感触は脳の想像ではないか。

 柔い唇開いて、
 片手をヤツの首に回した。
 首を傾けて、反応をみる]*


[でも、と動いて止まった吐息をそのまま吸い込んだ。
受け入れるかたちにひらいた隙間に、躊躇わず侵入する。
首に回された腕をもっと絡ませたい。頸動脈を掴む位置で、その頭蓋を支えた。

粘膜。唾液の味。
質量というものを思う。
歯並びを裏側から確かめて、舌先から舌根までを舐る。知らない肉を覚え込むように、或いは覚え込ませるように、繰り返した。]

…………ふ、……

[息継ぎのもどかしさが、妙に可笑しかった。
上着の裾に手を掛ける。]*


って、
ったく、ガツガツしやがって、容赦ねぇな?

[想像以上に慣れた口付けに、
 流石にちょっとヤバいと思った。
 今日会ったばかりのヤツに、
 なんで、ここまで惹かれてる?]

なんだよ、その顔は。

[嬉しそうに見えた。
 だから、耳たぶが熱くなる。

 くっそ]

とりあえず、
 俺は慣れてないから、
 やめろって言ったらやめろよ?

[釘を刺したつもりだった]**


[止まれるかな俺。
あんま自信はなかったけど、頷いてはおく。]

俺、どんな顔してる?

[ふっ、と息で笑って、それを吹き掛けるみたいに首筋に埋まる。同じ匂い。ソープの。嗅いでから、舌を這わせた。額の辺りに熱を感じる、形の良い耳たぶ。そんなささやかな反応が嬉しい。

裾から潜り込ませた手で、膚に触れた。ちょっとだけ湿っているのを、指の腹に吸い付かせて少しずつ辿っていく。どこまでゆるしてくれんの?]*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 女子部LINE ――

[ニジノとの個別LINEの後、
 グループ招待に沙羅からの反応があったので。
 LINEグループに以下投稿 >>-1143]
 
 沙羅、参加ありがとう。
 ニジノも、改めてよろしくね。
 
 女子会の相談をしたくて連絡しました。
 ニジノがネットで調べてくれて、
 なんと、桜森高校を見つけたんですって。
 その近くのカフェ『BLOSSOM』が
 今のところの第一案です。
 わたしは↑でOKだし、日取りも2人に合わせるよ。
 
[どうかな?と様子を窺う猫スタンプ1つ**] 

(219) azure_blue 2023/05/03(Wed) 20時半頃

どんな顔?
あー、めっちゃ悪りぃ顔してるわ。

つか、俺みたいなの抱いて、何がいいんだか。
趣味も悪い。

[といいつつ、肌に滑り込んだ指に、唇を噛んだ]

約束、だから、な。
好きにすればいいだろ。

[といいつつ、流石に、脳裏に浮かんだのは、
 vr世界のヤマトの痴態で、
それを思うと、正直、あんなふうにはなりたくないと]

好きにしろよ!

[我慢だ!これ一回終われば、
 それでチャラなんだから、とも思い直しつつ]*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 自宅 ――

[胸がいっぱいで夕食は抜きますと
 (胸が〜の部分は省いて)伝えてあったので、
 多少母親に心配顔はされたものの。
 すぐに解放され、階段を真っ直ぐ上がった。

 部屋に戻るなり、 
 ばふんとベッドに身を投げ出して、
 そのまま暫く動けずにいた。]


 …… いろいろ、あった〜……


[まだ身体がふわふわとして、
 気を抜くとすぐに表情が緩んでしまいそう。
 ごろん、と二度寝返りを打ってから
 バッグの中のスマホを取り出す]

(222) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ふふふっ。


[メッセージに添えられたことばと。
 アルバムの中の写真を一枚一枚、
 もう一度丹念に、大事に見直して。
 わたしはLINEに返信する。]

(223) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[わたしの表情筋はどうかしている。
 錆び付きすぎの次は緩みすぎだなんて、
 あまりにも極端じゃないだろうか。

 キリッ、と真面目な顔を作ってみたけれど、
 ……LINEの通知ひとつで、
 そんな自省も自制も吹き飛んでしまうのだから。]


 ……早く会いたい、なぁ


[やっぱりふわふわとした気持ちの中で、
 そのまま目を閉じた。今日は早めに就寝予定 *]

(224) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時半頃

[悪い顔、ねえ。だとしたら悦んでいるからだ。
趣味はどうだかわからないが、欲しいと思うことに正直に在りたいとは思った。]

好きにしていいなら勿論好きにするけど。
……約束だから、なんだ?

[じゃあなんで、約束してくれたの。耳許に囁く。

胸の頂きの皮膚の薄くなっている部分を探り当ててから、捲れ上がるに任せて上衣を剥ぎ取った。露わにさせたそこへ唇を合わせる。空いた腕を下腹へと向かわせ、兆しを確かめようか。

俺自身はもう、かなり準備万端です。]*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

# 桜森高校女子会

ニジノのスタンプかわいい!
えっもしかして自作?

作戦……
予約とか割引クーポンの調達はまかせて…!
お勧めメニューもリサーチしておくね。

制服で集まるのも、了解だよ。
当日楽しみにしています。

[鷹のスタンプと、白兎のスタンプ。
 両方の反応を確かめてから、そんなLINEを送信。
 その日のうちには、
 「予約取れたよー!」という報告が2人の方に届くはず。]

(225) azure_blue 2023/05/03(Wed) 21時半頃

なんで約束したか。

[耳元で囁かれて、考える。なんでかとか、こんなとこで]

・・・・・心配だったから?
お前、わりといっぱいいっぱいだと思ったから。
心配だった。

[否定なんてして、落ち込まれたり、無視されたり、
 そんな風になってほしくなかったから]

って、本当、節操ねえな、このタコ!

[上着脱がされて、上半身自由奪われると、
 鮫島の手が下腹部に伸びて。
 そりゃ、刺激されれば、それなりに、立ち上がってはくるんだけど]

っ・・・・ってか、慣れすぎてないか?

[そこのところもムカつく。くっそ]


心配だと、抱かれてくれんの。
お人好し過ぎねえ?

[揶揄ってはみたものの、我が身を顧みると人のことは言えないのか。まあいいや。
ていうか、タコって言われた。可愛いな。

ちゃんとその気になってくれている部分にほっとして、手のひらで布地の上から撫で擦る。それなりに立派なもの。]

慣れ……過ぎてるってことも
ねえと思うんだけどなあ。

[拙いよりは安心しないものだろうか。
これから、ひらかれるんだし。]*


む。

お人好し?

[めっちゃ睨んでやった。
 なんだ?その言い方って。
 あー、俺ってもしかして、ただのバカか?]

お人好しだから、抱かれるってか?
そりゃ、俺は、相当なバカだな?!

[くっそ。
 なんだよ、コイツ]

じゃさっさと終わらせちまえ。

[一切の抵抗をやめ、そう、声をかける。
 そして、ちらり見やれば、鮫島の準備オーケーな部分見えてしまったか。

 あんなの、絶対怪我するじゃん]*



……………………。

…………馬鹿じゃねえなら、
言ってよ。


なんで抱かれてくれんの。


[手は止めずに声を低くする。
力の抜けた身体の、太腿を抱えるように下着ごと全部、邪魔な布を取り去って、さっき買ったばかりの潤滑剤を取り出す。指先に纏わせて、体温で温まるまで待ってから中心の窄まりに円を描いた。]*


 ひ

[潤滑油は、体温に近しいけれど、感触もちろん、違和感があるから、声があがった。
 とりあえず、一つ一つの行動は丁寧で、気遣ってくれるのはわかるけれど]

いや、立派な馬鹿だよ。
というか、そんなこと聞くな。

理由探しとかしてたら、こんなことできなくなる。

[それは、事実だ。
 鮫島とは、ただの仲間だ。
 仲間として、情が湧いた。そういうことだと思う。
 あんな環境で、気が合ったから、
 それが、少し、こんなおかしなことになったわけで。


 


だから、これが終わったら、
 普通に、また、他愛もない会話ができる、仲間みたいな存在になれないかな、と思った。

 と言っても、それも、また、現実的じゃないけれど]

それとも、甘い言葉でもききたいか?
ヤマトみたく、うまくはないぞ?**


甘い言葉は、
……要らねえけど。

[上がった声に、速度を僅かに緩めて、だけど遠慮はせずに指を進めた。第一関節。引いて、今度はもう少し奥まで。
使ってない方の左手を伸ばして前髪を漉く。丸みを帯びた額に口づけると、ちょぴりしょっぱかった。]

…………いいや。
甘えたかっただけかも。

なんかさ、
俺だからだって、言わせたかった。

[でもいいや。止めないでいてくれんなら。それで。
内側を徐々にまさぐる。見つけた場所があるなら、弾くように。]


息、あんま詰めんなよ。*


[指を進められて、歯を食いしばった。
 揺れた頭、ついっと汗が流れた。
 ああ、汗だよな、血じゃないよな。そんなことを一瞬思ってたら、
 手がゆっくりと頭をなで、汗が流れて、しっとりとした額に、薄い唇が触れた。

甘えたかった?って、それは、間違いじゃないけど。

少なくとも、他のやつとは、しない。

これでいいか?

[息があがる。
 耐えて深呼吸をする。
 だが、指はまた、より不覚にも侵入する。
 少し、気分が悪い


と、思った時、その奥で鮫島の指が内壁を、叩き、思わず、ぐ、と言った声を漏らす]

待って、それ、嫌。**


[
──他のやつとは、しない。

うん。と頷いた。
そっか。と思った。

それだけがこんなにも嬉しい。
そっか。
簡単なことだったんだ。]


うん?

[小さく漏れた声の後、嫌、と言われて指の動きを停止させた。見つけたと思ったんだけどな。
顔を覗き込んで、様子を伺う。]

しんどくなった?*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[待ち合わせ当日。
 現実にある桜森高校の近くにあるという
 カフェ『BLOSSOM』で待ち合わせをした。
 3人揃ってお店に入れば、
 豊富なスイーツメニューの中から1品と、
 1杯の飲み物を頼んで、談笑しながら待つ。]

 各々飲み物は、行き渡りましたか?

 ……じゃ、ええと。
 まずはVR桜森高校女子勢、
 ゲームお疲れ様、と、再会を祝して……乾杯ー!

[わたしの手にあるのは、
 やっぱりタピオカミルクティー。
 メニューを見るとあれもこれも美味しそう。
 迷ってしまったけれど、初志貫徹。 
 手の中の飲み物を軽く掲げる。*]

(238) azure_blue 2023/05/03(Wed) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[お疲れ様の掛け声とともに、
 プラスチックカップとグラスとが音を立てた。
 全員タピオカミルクティーが始めてって、
 現代ではちょっと、だいぶ
 珍しいことなのじゃないかしら?と思いつつ、
 わたしも吸い出すのに苦労したりしつつ]

 本当に良かった……
 沙羅のことも、ニジノのことも。
 
 ……みんなのおかげ、だね。

[参加者全員のことを思い浮かべて]

(247) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ところで、ニジノと沙羅の制服姿とっても可愛い…!
 VRでもわたしたちは制服だったけれど、
 ニジノは違ったから、新鮮、ね。


[わたしの制服は、然程VRのアバターと変わりがない。
 オレンジのパーカーを除けば、
 グレーのブレザーにチェックのスカート。
 制服で集まろうという提案をしてくれたニジノと沙羅は
 とてもGJだと思っている *]

(248) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[VR内での命の危険や、リアルの身の危険から逃れ
 3人で過ごせる穏やかな時間を享受している。
 印象は変わらないと言われて>>249少し照れたり、
 沙羅の言葉に、沙羅もかわいいわって返したり。>>250
                  そして、]

 …――そう。それ……っ!!

[「本当に削っていたのね」に、とてもとても頷く。>>251]

 運動とかプロテインで
 少し、補強されたりするのかしら…? 
 …そういう問題じゃない……?

[真剣な眼差し。
 コンプレックスを抱くようなことは何もないけれど
 女子としては色々と気になってしまう部位なので。*]

(254) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃

ちょっと、変な感じがする、から。

って、うわ。

[なんだこれ、ヤバ。
 今まで感じたことない、こう、何かが引き絞られるようなのに、
 つい、それで腰が動いた]

あや、ちょっと、ツラいけど、やめなくて、いいーーッ?

[いつのまにか自分ガン立ちじゃねぇか。
 自身の下腹部確認して、
 熱い息を吐く。

 くっそ、これ。

 我慢しようとすると、蘇って、
なお、いたたまれなくなると、**



ッ、
────…………

[揺れる腰と、焦ったみたいな声に、瞬間煽られる。
止めていた指を何度か往復させてから引き抜いた。まだるっこしくて雑にずり下ろしただけのスウェットパンツから自身を取り出して、辛うじて残っていた理性でスキンの封を噛み破る。

掴んだ膝を強引に割って、真っ直ぐに宛てがう、先端が音を濡らす。]

キル、

[一言だけ掛けて、返事は待たずに圧し拓いた。]*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― カフェ『BLOSSOM』 ――

[クルーエル社の人知を超えた力については、
 わたし自身の身に実感がないために、
 二人の会話に口を挟まずに聞いていた。

 神様の所業。その通りだと思う。
 ただ、深入りしようとすれば危険だと
 本能が警鐘を鳴らすから、
 『触らぬ神に祟りなし』――かもしれない。
 静かに、3種のベリーのパンケーキにナイフを入れる。
 甘くて美味しい。

 触る?>>261と問われたのには、
 少し頬を染めて首を横に振ったけれど、
 欲しい?との問いには、微かに頷いてしまった。]

(267) azure_blue 2023/05/04(Thu) 02時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 タトゥー?

[スカートを捲る仕草には少し、
 同性ながらドキッとしたけれども。
 ニジノの示す箇所に鷹の羽と桜をみとめれば]

 わ、格好いい……!
 ……ニジノのジャンプの度に、
 桜の中を鷹が跳び舞い上がるのね。素敵。

 ……――見に行くわ、絶対。 

[ニジノの綺麗な笑みに、微笑みを返す。
 食事と談笑が一段落したら、
 高校の方に連れ立って向かうのだろう**]

(268) azure_blue 2023/05/04(Thu) 02時半頃

ノッカは、桐野先輩にまたハッシュタグ付いちゃう **

azure_blue 2023/05/04(Thu) 02時半頃


・・・・ッ

[煽ったつもりなんか、なかったけれど、
 ヤツの空気が明らかに変わったから、
 背筋、冷たいものが走りつつも、
 息を荒げて、その支度を見遣る。

 それから、自分の腕で自分の目を塞いだ。
 それくらい、許されるだろう?]

あ・・ぐ、ぅ

[名前呼ばれた後、ギチギチと宛てがわれ、鮫島の質量押し込められる。
 息があがる。痛いというより、怖い。
 なるべく腹の力を抜く。
 息をゆっくりしようとしてたけど、
 実際は哀れな喘ぎにしか聞こえないか]


いっ・・・

[痛がりたくはないから、
 口を自分で塞ぐ。
 音が、でも、少し、遠い]**


[奥に届かせるまでは夢中だった。
どっかのタイミングで、漸く世界が戻ってくる。

桐堂は目も口も覆って何かに堪えている。
何かじゃねえか。俺か。

反省、まではしている余裕はなかったが、腹と腹の間に挟まれて萎れ掛けてるものに手を伸ばす。軽く握り込んで、ゆるゆると擦り立てる。そのリズムに合わせるように、腰を揺すった。]

…………悪ィ、トンでたわ。

[顎先にキスを落とす。]

苦しくねえの、
そんな塞いじゃって。


声、出してもいいよ。

[つか、聴きたいだけだけど。]*


好きにしやがって。

[頭飛んでいたとか、
 正気に戻れよ!

 と、手を退けると、
顔を睨んでやりたかったけど、
そんな余裕なくて、
涙目で見つめるだけになった]

出さ・・・ねえよ。
キモいわ・・。

[と、声出すのを拒否るけど、
 漏れ出るものは、仕方ない。
 それは、悔しくて]


[声は拒否したけれど、
 そんなに聞きたいなら、
 と、手を広げて、頭を掻き出いてやった。

 一番近くで、感じればいい。
 それでいいだろ?]**


[可愛いっつってんのにな。
滲んだものを吸い取ってやりたくて、目尻に口づける。

と、意外なくらい力強く抱き込まれる。]

…………うん。

[なんでか、言いたいことがわかった気がして、頷いた。
全部が心臓になったみたいな音を聴く。
なるべく、優しく、なんて無理で、だけど精一杯気持ち良くはしてやりたかった。熱を交換する、感覚で。圧して、引いて、段々と混ざっていく。]


ん、────っぁ、

[やがて短く吠えて、吐き出した。]*


・・・・・・ッ。

[キツく抱き込んだら、鮫島なら動きはなお、早くなって、
 圧迫と圧迫と、痛みと刺激されてる快楽とで、
 頭がもう、ぐちゃぐちゃだ。

 ともすると、自覚しないうちに、
 あられも無い声を出していたかも、しれないが、
 もう、それすら、どうでもああ、熱量の中に、

 遠くに鮫島の声を聞く。

 そして、過ぎ去ってあと、
 かくり、首が折れて、
 ただ、その部屋にだらしなく転がった。

 荒い息は、自分だけか、それとも?
 いずれにしろ、終わってみれば、

 それは、必要なことだったかも、なんて、考えたけれど]


蜜柑

水欲しい。

[どれくらいか時間が経ってから、そう、つぶやいた]**


[多分暫く覆い被さっていた。
ハ、と漏れる息のひとつで整えられるまで待って、ずるり引き抜く。おざなりな後始末をして、桐堂のそこだけは丁寧に拭いてやってから、並んで転がる。]

………………ん?

ああ、
…………

[のろのろと起き上がって目と鼻の先のキッチンへ向かう。買い置きの水は冷えてんのとぬるいのとあったけど、後者でいいか。シンクの下から引っ張り出して、取って戻る。

2リットルボトルから、そのまま口をつけて含む。
薄っすら開いた唇に合わせて、流し込んだ。]

もっと要る?*


[水が欲しいっていったら、
 口移しされて、
 欲しかったから飲むけど]

お前、本当に手慣れてるな。
でも、そういうこと、やめとけ。

あの時も言ったけど、

勘違いするからな。

[そして、のそ、となんとか起き上がると、
 デカいペットボトルに手をかける]

ヤマトにも散々恋人みたいなこと、してたろ。
あれじゃ、勘違い、するわな。

[自分で飲もうと]**



んー……。

[勘違い、か。どうなんだろうな。
大和とのことは、今思えば反省すべき点も多々浮かぶとはいえ、あの時には必要だと感じたことだ。
その是非は別として、

じゃあ、今は?

ペットボトルを持ち上げる手を何となく見つめる。]


………………。
……でも、したかったから。

[なんかガキみたいな言い分になった。]*


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 桜森高校への道 ――

[店員さんの「ありがとうございました」の声に、
 ご馳走様でした、と返して店を出る。]

 はぁ……美味しかったね。ニジノが言っていた通り、
 スイーツの種類が沢山あって迷っちゃった。

 タピオカって、結構お腹いっぱいになるのね…
 
[バッグの内側に付けて連れて出た猫は
 ニジノに目敏く見つけられてしまったので、
 実は……と、奏人くんとのことを白状したり。 
 お土産のパウンドケーキと、ケーク・サレを手に、
 沙羅は実際のところどうなの?なんて話を振ったり。
 ニジノの動画を観た話、海外拠点に移る話。
 復学の不安なども、少し吐露してしまったかも。

 瑞々しい緑葉のもと、
 趣の違う3つの制服が風にひらめく。]

(278) azure_blue 2023/05/04(Thu) 16時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……本当に、あの学校なんだ…
 
 こう… 入口のこの辺りから見えない線が引かれていて、
 ここから先はVRの異世界だったりとか…。
 変な想像、してしまいそう。

[不思議、というニジノの声に頷く。
 眼前にある校舎が、現実なのか非現実なのか。
 暫し、不思議な感覚に襲われる。
 ニジノの気遣いもあり、柵を飛び越えずに裏に周った。
 学校の敷地に足を踏み入れる前に、
 恐る恐る爪先でちょん、と地面を確かめたりもしてしまったが]

 ……とりあえず、大丈夫そう。
 写真、どこで撮る……?
 やっぱりあの時と同じ場所かな?  *

(279) azure_blue 2023/05/04(Thu) 16時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 玄関口 ――


 ……少し入って、撮影するだけなので…


[と、許可を取るべき相手もいないのに、
 言い訳のような言葉を置いて、校舎の方へ向かう]

 ……? ニジノ、どうしたの?
 具合悪い……?

[>>281不思議なところで途切れた言葉に、
 ニジノの様子を窺い見る。
 VR世界での思い出は良いことばかりではなく、
 特に彼女は、恐怖の中リアルに戻ったのだから、
 この廃校に思うところもあるのかもしれない。]

(284) azure_blue 2023/05/04(Thu) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ……それなら良いんだけど…
 無理はしないでね。
 写真撮影したら、早めに戻ろう?

[沙羅とニジノとともに、玄関へ。
 現実とバーチャルの境目を越えて、
 三人で同じ場所に立つというのも不思議だ。
 準備ができたら、わたしもスマホのカメラを起動する。

 あの日あの時と同じ場所、同じ構図。
 同じメンバー……ではないけれど、
 ともかく三人で撮影を繰り返して。
 納得行く出来栄えの写真が撮れたなら、微笑んだ。]

 うん、いい写真。
 あ、加工は……現実の写真だから、
 このままがいいかな……?
 VR世界の写真と一緒に、左右並べて飾ろうっと。

(285) azure_blue 2023/05/04(Thu) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[二人とはどこで別れただろう。
 ニジノが廃校に残る>>282ことを聞けば、
 案じるような視線を向けたと思う。 
 廃校は廃校に変わりはなく、
 むしろ現実だからこそ心配なこともある。

 それでも、何かしたいことがある様子なら、
 気を付けてね、って、重ねて伝えた。]


 ――ふたりとも、今日はありがとう。
 話せて嬉しかった。

 ニジノ、出立が決まったらまた教えてね。
 お見送りに行きたいから。
 沙羅も、また連絡するわ。
 ……桐野先輩と仲良くね。ふふ。

(287) azure_blue 2023/05/04(Thu) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[別れ際。
 玄関口から桜森高校を仰ぎ見る。
 玄関口。下駄箱。階段を上がった先に
 恐らく今も佇んでいる大きな鏡。
 2年の教室、図書館――― 
 
 中に入って見回る勇気は持てなかったが、
 あのVR空間で過ごした時間は、確かに在って。
 わたしを変えてくれた存在に変わりはない。]


 ( ……ありがとう )


[クルーエル社のことは何一つ分からず、
 ゲームに対しては、複雑な思いもある。
 けれど、今まず胸に湧き上がるのは感謝であったので。
 言葉にしない言葉を胸に、立ち去った。

 桜の幻影は、もう見えない **]

(288) azure_blue 2023/05/04(Thu) 19時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[バス停の前のコンビニ。
 既に着いていた奏人くんに手を振った]

 急に呼び出したのに、来てくれてありがとう。
 そうなの、制服で会おうって。VRの時みたいよね。
 ニジノも沙羅も、実際の制服とっても可愛くて……

 ……あ、ありがとう。

[荷物を持ってくれるというのには甘えることに。
 といっても、お土産の紙袋くらいだったけれど*]

(301) azure_blue 2023/05/04(Thu) 21時半頃


[あの時、
赦しを渇望しながら
魂ごと殺されることを求めてはいなかったか
仮想世界で終わってしまうことを

きっと それも柊にとっては真実
幸せだったんだろう

この世界の光は時として眩しすぎる
動く手足 動く心臓 動く脳髄
自分が生きているという事実が
時折 心底恐ろしくなる]
 



[そんな時 あの痛みを思い出す
涙が流れている

しるし
そこに残った熱は消えることはなかった]
 





  皆には内緒だよ。


 




[墓の中までは暴かれまい*]


 


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ふふふっ。流石に体操服じゃ来ないよね。
 写真見せるね。可愛いんだから。

[促されて歩き出す。
 歩き出しながら、 あれ? と思った。
 お土産を渡す、つもりが、わたしはどこへ]

 ……あら?そうだったの。
 うまい棒パーティ、幹事はだれ? 
 桐野先輩?

[普通に雑談をしながら、初めて入るマンションに。
 そうして、普通にエレベーターに乗って。
 ……あれ?]

(305) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 ………あ、はい、 
      お邪魔、します……


[あれ?]

 って、待って、お邪魔して大丈夫なの!?
 ……ご家族は……?

[流石にそこで我に返って、すこし、慌てた。*]

(306) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……そ、う。
 シンガポール。凄いのね。
 
 お母さんとか、もし、いらっしゃるなら
 ちゃんとした格好じゃないとって思ったのだけど、
 ……それはそれで少し、緊張する。

[家族構成については聞いていた。
 でも、こうして実際に伺って、それを聞くと。
 彼の生活が、実像を伴ったものになる。
 静かな室内。少し、間を置いて。] 

(310) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……それじゃ、お邪魔します…。

[ぺこ、と、玄関先でお辞儀をひとつ。
 靴を脱いで、揃えて。
 それから促しに応じて後を付いて行く。]

 ありがとう。じゃ、紅茶で……
 あ、お土産ね、パウンドケーキとケークサレなの。
 甘いのとしょっぱいのと。
 切って冷凍すると日持ちもするので、よかったら。

[先程持ってもらった紙袋のこと。*]

(311) azure_blue 2023/05/04(Thu) 22時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 そうなの?
 ……なら、いつか、
 ちゃんとご挨拶できると嬉しい。

[初めて訪問するお家は緊張するもの。
 それが恋人の自宅ともなれば猶更のこと。
 あまり不躾にならないように、静かに周囲を見回した]

 軽食代わりになる、パウンドケーキのしょっぱい版かな。
 自分で作る時は、オリーブとアンチョビを入れたり…

[そうこうしているうちに、
 ソファ前のテーブルに準備が進む。]

(319) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……ありがとう。
 いただきます。

[まず紅茶を一口。
 人心地ついて、ほっとした表情になる。
 お土産は彼の口に合っただろうか、
 じ、っと時折見たりして]

 ……なんだか、不思議。
 奏人くんはここで過ごしているのね。
 ご飯を食べたり、勉強したり。

 ――… そうだ、写真。 はい。

[見せてほしいと言われた3人娘ショットを、
 スマホのアルバムに表示させて、手渡した*]

(320) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 おいしい? 良かった。
 アンチョビオリーブは、お酒に合うらしいけど、
 わたしたちは未だ、その取り合わせは味わえないわね。


 ……ん、そういう、意味じゃ……


[差し出されたフォークに、双眸を瞬かせる。
 でも、差し出された分は素直に口で受けて。
 ……おいしい。]

(332) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 そうなの、向こうでは体操服だったけど、
 清楚な雰囲気の制服が似合っててね。
 沙羅も元々お嬢様っぽくてかわいいけど、
 実物は本当、そのまま。  

   ……?

[友人たちの様子を嬉し気に彼へ語る。
 他に取れた写真も、何枚か見せたろうか。
 沈黙の意味はもちろんわたしには分からない。
 楽しかった?と顔を向けられたのには、
 表情を綻ばせて、頷いて、  でも、]

(333) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 
 うん、たの ――っ、 


[問いへの返答は、
 言い切る前に塞がれてしまう。
 条件反射的に、瞳を閉じた。*]

(334) azure_blue 2023/05/04(Thu) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……  ん、   っ……


[柔らかに、けれど熱く触れ合う唇。
 途中、空気を求めて薄く開いた唇は、
 その目的を達することが出来ただろうか、
 濡れた音。重ねる音。
 頭の芯が痺れてゆく。

 彼の胸元に、縋るように手を置いた。
 ただただ二人きりの部屋の静寂に、
 駅の改札口の喧噪はいつまでも戻らない。]

(340) azure_blue 2023/05/05(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[離れて行く熱が寂しい。
 もうひとつをねだるように双眸を薄く開けば、
 交差する彼の優しい瞳の奥に、確かな欲を見る]


 ………かな、 と、く …… 


[柔らかな髪が肩口に降りかかって、
 頬を寄せれば、わたしの髪も背に流れた。
 背に廻る手、その意味を、
 たぶん、わたしは本能的に知っていて]

(341) azure_blue 2023/05/05(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 

 ……―――


[彼の耳元に「いいよ」と、
           ひとこと、囁き落とす*]

(342) azure_blue 2023/05/05(Fri) 00時半頃

[したかったから、という、
本当にそのまんまの言葉に、

少し呆れ顔をしながらも、
それに乗ったのであれば、同罪かと思う]

お前さ、そういう感じで、
人を口説いてたら、いつか、刺されるぞ。
気をつけろ。

[ガチで思う。
 嘘がないだけに]


[そして、また風呂に入るべきかと思ったが、
 それより、動きたくない、が勝った。
 脱がされた服を手を伸ばして集める。

 終わってしまえば、熱は段々と下がり、
 肌寒さを感じた。

 鮫島の大きなサイズのシャツを再びもぞもぞと着込んで]

今日は本当に大変な日だったけど。
 終わってしまえば悪くないな。

 そろそろ寝るか。

[疲れました]


  ー大和の夢(if)ー

[アメリカに行った彼女が残した置き土産。
それは少年の心を揺さぶるに十分で。

夢を見る。長いような短いような。
心惹かれる彼女をそこでは抱き締められる]

ニジノ…!お願いだ、傍にいてくれ!


 これは夢、これは夢、だから……

[自分に相手に言い含めるように、一言一言区切って、]


 は、離さないで。

[あの時言えなかった言葉。
 逃げたいのは、囚われたら絆されてしまう、自覚があるから。
 チョロいな、と何度目かの自嘲混じりで、相手の頬に手を添えた。**]


ーーうん。

[夢で構わない。夢であろうと少年は涙する。心を濡らす。
本当に欲しかった幸せを抱き締めたのだから。ずっと、ずっと憧れ続けた普通の幸せを。

彼女の細身はこんなにもーーあたたかだ。]

……ありがとうな、ニジノ。
もう離さないから。絶対にだよ。
約束するよーー

これから一生かけて、お前が聞き飽きるまで言うよ。

俺はーー可愛いお前が大好きなんだ。

[涙を溢しながら、少年は愛しい人を胸に抱く。
頬に触れた彼女指先が濡れたろう。]**



……刺されてもいいから
欲しいって思うこともあるよ。

[呆れたような顔も、何かを一瞬だけ思案したような小さな視線の動きも、しんどそうに、貸してやった俺の服を搔き集める仕草も、それを、身に纏うところも、余った丈がやっぱりどうにも可愛く思えるところも、全部、

目が離せないのがなんでなのか、俺にはわからないけど。]

けどま、気を付けるわ。

つか、そか。
ゲームの初日ってあれ今日なんだもんな……。
なんかやっぱ、変な感じだわ。

[悪くない日だった。或いは日々だった。そうかもしれない。大事な、幾つかのことがあった。
桐堂もそう思ってくれんなら、いいな、と思った。]





あ!! 忘れるとこだったわ。

あのさ、サラちゃんとキリノが
二人分の賞金を狼陣営に譲りたいって。

一応保留ってことにして預かってだけ来たんだけど
キル、受け取るつもりある?

[そこそこの重要案件を漸くで確認しつつ、ぐちゃぐちゃになってたシーツを伸ばして寝心地を確保した。]*


賞金譲りたい?なんで?

[その提案に不審な顔をした。
 なんで、貰えるものを放棄する?]

金は欲しいが、
その金は、胡散臭すぎるから、

要らないなら寄付でもすれば良い。

[うまい話には、乗りたくない。
 痛い目しかあってないから]


それに、
あんまり、人と繋がりをもっていたくない。

[連絡先は嘘なく教えたけれど、
この携帯がいつまで使えるかもわからないし]**


サラちゃんの病気、ちゃんと治ったぽいんだよね。
まだ検査とかはあるんだろうけど。
その上お金まではって話だった。

ま、お前は断るよね。伝えとく。

[賞金を譲る行為自体は訝る癖に、自分は「胡散臭い」で断るんだからちょっと面白い。そうやって自分を遠くに置きたがるのに、俺なんかの心配をしてくれてさ。]

…………うん。
けどさ、飯ン時に言った通り、
俺はお前にまた会いたいから。

明日スマホ買ったら一度電話する。夜かな。
出ても出なくてもいいけど、番号だけ覚えといて。

[何とか整った寝床に桐堂を誘導して、電気を消してきてからその隣に転がった。抱き締めたくて仕方なかったけど、止めておいた方がいいのかな。背を向ければ安心する? でも嫌だし。とか考えてたらなんかよくわからない直立不動になっていたかもしれない。]

…………。
じゃ、おやすみ。*


 泣かないで、大和。

[指を濡らす雫を抄って、それでもやまないならそっと唇を寄せる。悔恨の味。
 やっぱりNGワードが連発されて、嬉しいのと恥ずかしいので顔面が熱すぎる。もう言わなくていい、どうやって塞いでくれようと思案は一瞬。

 口の端に、強めに噛みついた。がぶっと。]

 ……涙、止まった?


[背に回された腕はきつくてきつくて。
 夢のはずなのに、もう既に逃げたい。**]


[柔らかい。彼女はどこまでも柔らかだ。
その唇はしっとり少年の涙を拭うのか。

彼女にまだ苦しみが残るのを知りながら、
少年は歓喜に震えた。

ーー赦されたように、感じたから。]

ん…?!ッ!

[噛まれた?!ちょっと痛いけど大丈夫。
ふ、と表情緩めて。]

ーー止まった。やっぱり俺はいつも、
お前に助けられてるな。最高の相棒だよ。そして。

……俺の最高の女の子なんだ。

[背中に回した手を、彼女の短くなった髪に。
指ですく。優しく、永遠を刻むように。]*


また。会いたい。
嬉しいこと言うな。

[でも、もう、ないだろうな、と思う。
じゃ、何で教えた?

そうだな。
そういうのあってもいいじゃないか。
それだけ]

電話はでれたら、でるわ。
ま。一回はしてもらわないと、
お前の番号わからないからなあ。
ま、でも、

無理しなくていいよ。

[そして、布団を用意してもらえば、
そうだな、こっちの負担あったし、と寝転ぶ]


ああ、そうだ。
約束は守ったからな。

もう、お前とはこういうことしないから。

[さてと、と、伸びをして、
 ごろ]

疲れたろ、さて、おやすみ

[背中を向けて、目を閉じた]**



電話掛けるのに無理とかある?

[少し笑って、うん。それでいいから、と呟いた。
「こういうこと」なんつう言い回しが控えめでいじらしくて、堪らなくなるけど。我慢する。

約束はもう、しなくて良くて。
いつかの未来に交わる縁を、心から希うだけだった。]

…………ん。

[疲れたろ、とか。
さっきの今でも言ってくれるその声が、孤独なつもりの狼を救ってくれたあの響きとまるで変わらないから、俺はどうしようもなく涙を溢す。向けられた背中から、それでも伝わってくる体温を、ずっと感じていたかった。]


[







翌朝、多分ちょっぴり寝過ごした後、桐堂が出て行くならば土産を持たせて送り出す。こっそりポケットに忍ばせた、サンストーン。]**


ん。ま、電話は簡単だよなあ。

[そして、そのまま、鮫島に背中を向けて寝た。
 ヤツがどんな顔とか見ない。





 見れない]


[次の日、
朝起きたら、
とても綺麗な朝だった。

そんなに物がない、簡素な部屋だったけど、
朝日はちゃんと部屋を照らした。

なにより、
なんだか、あたたかい。
爽やかで気持ちがいい。

でも、

出て行かなきゃな]


[鮫島が寝てるうちに身支度を、整える。
 電話の電源は、あえて、まだつけずにおいた。

 どちらにしろ、
 戻るところは自分のうちか塒しかないから、

 過去が消せなかった段階で、
 もう、生きていくのに選択肢は限られてくる。

 ともかく]

ん?起きたのか?
 おまえ、学校はどうなってるん?
 行くんなら、着替えとか、
 ああ、制服、私服なのか。
 へえ。

[そんな他愛もないことを喋って。
 そして、持たされた土産は、
 綺麗な蜜柑の色の石]


ああ、そんなんあったな。

[自身もポッケから、黄緑の石]

いるか?

[石の意味とか知らないけれど
 でも]

じゃ、もう、物騒なことは考えるなよ。

[そして、部屋を出ていくだろう]**


[学校は去年のうちに休学届を出していること、学年の扱いが実際どうなっているのかは実は不明なこと、このまま退学をしようと思っていることなどを他の他愛ない情報と共に告げて、それで名残惜しい時間は過ぎていってしまった。

差し出された黄緑の石に、小さく息を呑む。]

うん。頂戴。

[握り込んで、押された念には苦笑で頷く。
軋んで閉じた部屋の扉の、錆のかたちをすっかり覚えてしまうくらいの間、そのままの姿勢でいた。




翌日、夜を待って、一本の電話を掛ける。
規則的に鳴り続ける呼び出し音は、少しだけ心臓の音に似ていた。]**


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 桜森高校女子会 ――


 え、わたしも、待受けにするよ?
 

[無理にしなくても、なんて言うニジノの言葉に。
 笑って、その場で待受け設定をした。>>346
 好きな人の写真はこっそり眺めたい派です。
 待受設定にして、何かの弾みで他の人に見られたら
 なんとなく悔しくなるような気も、するし。

 なにより、友達と一緒の写真というのは
 スマホの画面を開くたびに
 強く在れるよう背を押してくれる気がした]

(354) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



 わ、ニジノ身体柔らか―― って、
 ニジノ!スカート、スカートなのに……!


[ソロ撮影の時には、ポーズの引き出しに関心したり、
 ビールマンポジションに慌てたり。
 足を高く上げたポーズでシャッターを押してしまっていたから、画像を確認して、危ない写真にはなっていなかったことにほっと胸撫でおろし、わたしの撮った写真も、ふたりに共有*]

(355) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 うん、もちろん。
 沙羅の学校のお話も、聞きたい。

 またどこかに一緒に行きたいし、
 楽しいお話も ……あ、時々相談事も。
 させてもらっちゃうかも、しれない。

[別れ際の、沙羅との会話。
 仲良く、と言われたのには、
 頬染めて、うん、って頷いた。

 沙羅は、「先輩」だと、思っているので。
 相談事もきっとさせてもらっちゃうんだろうな。]

(356) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[沙羅がニジノを案じて居残ることは聞いただろうか。
 聞いていたなら、やっぱり沙羅は優しい、と
 瞳細めて微笑んだと思う。
 
 ニジノのことは心配で、迷いはあった。
 ただ、自身もまだ少しグラウンドに面した場所は
 心がざわついてしまうから。 
 後ろ髪引かれながらも、その場所を離れることにしたのだった。>>297
 

 電車に乗ってから、「今日はありがと!」と、
 猫が片足を上げているスタンプを二人に送る **]

(357) azure_blue 2023/05/05(Fri) 14時頃

[それから、どれくらいか後]

------- -------

(おい、電話かかってるぞ?)

(ああ、いいんす、これは出なくて)

[免許を取得し、車の運転をしている。
 ぴっちり着込んだスーツの内ポケットが震える。
 電話だとわかれば、横の兄貴が、こちらを向いて指摘するから、
 いつものように答えた]

(なんだ?女か?)

(まあ、・・・・そんなとこっス)


[あれから、結局は、母親の縁で、
 この界隈を仕切る親父の世話になることになる。
 でも、こんなガキ一人に、なんで、そこまで執着するのか。

 夜の蝶ジェニファーの謎が絡む話となるが、
 それは、また、別の物語だ。

 今は、改めて、組の構成員として、
 日々、勉強や仕事をしている。

 そして、電話は2台。
 その、古い電話に登録されてる番号は、もう一つだけだけど。
 着信履歴だけ。

 いつまで、鳴るかは、わからない。
 そのうち、きっと、鳴らなくなるだろう。

 鳴らなくなったら、

 完全に捨てられるな、と]**


 う、うん? そーなんだ?

[おイタの成功に北叟笑んで、能天気に頷いていられたのは、最高の相棒、まで。
 こういう時の声や手つきが、必要以上に甘くて。急に相手が年上なことや、異性であることを意識させられるから。ペースが乱されて悔しいやら、ひっくるめてもどかしいやら。]

 …………大和のくせに、大和のくせにー。

[主導権が諦めきれず、てしてし胸板を叩いて反意を示すことしばし。梳る指の心地よさに抗えず、目蓋を閉じてその体温に身を預けた。**]


─ 数年後 ─

[今思い返しても勉強漬けの日々だった。
本来ならば高校の最終学年度を収めていた筈の年は特に狂気の沙汰だったろう。ほぼ丸一年を使ったとはいえ、高校の就業課程全てを浚いながら高等学校卒業程度認定試験、平行して大学受験までをこなしたのは我ながらやり過ぎだった。

合格後は休む暇もなく司法試験対策(規定は緩くなっていたとはいえ)、資格を取得してからも修習、インターン、ローからの同期との情報交換という名の飲み会の頻度も酷かった。お陰で筋肉が若干落ちてしまった。学閥絡みの検察への引き込みから逃げ切れたのは奇跡のようなものだった。

何はともあれ。
今日、こうして無事に弁護士として正式に雇用されることが出来た感慨は十二分に深いものだった。

希望通りの、アンダーグラウンドに強みを持つ事務所だ。]


[誰かの荷を背負いがちだと指摘されたのはいつのことだったろうか。その特性を歪みなく発揮出来る分野でもあり、また一般的な倫理観から離れたところに在る自分には向いていると自然に思えたのがこの仕事である。

或いは、再びあいつに出会えたとして、あいつがどんな環境に身を置いていたとしても助けてやれる、そんな思考がなかったとは言わないのだが。]

まずは陳述書の清書ね。
はいはい、どんな下働きもしますよーっと。

[あれから数年、不定期に掛け続けた電話は、未だにコール音を響かせてくれている。その声が聴けることはなかったが、途切れずにいてくれることが嬉しかった。

いつか投げられた問い掛けを思い出す。今ならば真っ直ぐに答えられる気がしているのだ。一度限りの夜について、俺の、感じたことの全てを。


背広の胸ポケットには、唯ひとつの石が収まっている。]**


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[どれほどの時間の後か。
 視線が交錯し、恥ずかしそうに微笑んだ。
 労わるように髪を撫でる指が心地良い。]

 ……うん。
 ……大丈夫。すこし時間を、置けば。

[グラスを両手で受け取って、唇を付ける。
 熱に曝された草木が水を吸い込むように、
 喉に染みわたるようだった。]

(408) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ありがとう。あったかい。
 ……こうやって一緒に暖まれるの、
 なんだか、夢みたいで、…まだドキドキしてます。

[ブランケットの中、傍らのひとに寄りかかる。
 頬が触れ合えば、くすくすと笑った。
 「かわいかった」なんて、言われてしまうと、
 忽ち頬に羞恥がのぼる。]


 ………やだ……恥ずかしい。
 奏人くん、も、 その…… ぅ、すご、くて…
 ………優しくしてくれて、ありがとう。
 

[何かを口にしたら最中の色々を思い出してしまい、
 ブランケットを、湯気が出そうな顔まで引き上げたり。
 唇や胸への冷えた口付けに、小さく吐息漏らしたり。
 身体を重ねた後の、穏やかな戯れの時間。]

(409) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ほんと。もう、こんな時間なのね………

[帰宅を促す声に、ようやく、
 カーテンの隙間から差す陽が
 夜に近い時刻を示していることを知る]


 帰りたくないな、 

   …って、言ったらどうする?


[こて、と、彼の肩に頭を乗せて、
 暫し反応を窺ったりもしたけれど。]

(410) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ……なんて。
 うん、また、来ます。

 ケークサレはうちで焼いて、あとは……
 他になにか、食べたいもの考えておいてね。
 シチューとか、お野菜たっぷりのスープとか、合うと思うの。


[身支度をして、送ってくれるという
 言葉に甘えて一緒に彼の家を出る。
 彼の好きな食べ物、苦手な食べ物、リサーチしながら。

 
 ……母親は兎も角、事情を知らない父からは
 帰らないなどといったら鬼のように電話が来そうだ。
 それとなく話を通して、理解を得るまでは難しい。
 とはいえ奏人くんなら、母も父も納得はしてくれると思う。]

(411) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 奏人くん。今日も、ありがとう。
 またね。おやすみなさい。


[改札の前か、それとも別の場所か。
 やっぱり、離れ難くて。
 眉が下がってしまいそうになる。

 別れの挨拶は、ここのところ恒例になった通り。
 背伸びして、彼の首に、腕を回して。
 ちりん――と、バッグの中の猫が音を立てた。**] 

(412) azure_blue 2023/05/05(Fri) 22時頃




🍊




 


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 11月XX日/新横浜スケート会場 ――

[真っ白なリンクの中で、
 ニジノは、軽やかに、艶やかに舞っていた。

 一縷の綻びも崩れもなくパーフェクトで決めたジャンプ。
 「この脚はみんなからの贈り物」そうニジノは言った。
 真実、彼女は跳んだのだろう。
 左脚に刻まれた、鷹の羽と桜>>262を力にして。

 ニジノの一挙手一投足すべてに
 想いが込められている。
 だから、あんなにも美しい。
 だから、こんなにも胸を打つ。 ]

(417) azure_blue 2023/05/05(Fri) 23時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[滑らかに伸びやかに羽根を広げるその様は、
 初めて会った時に抱いた、憧れた、
 ニジノの印象そのままに。
 知らず、涙が溢れた。 


 演目が始まる前から祈るように組んでいた指先は、
 スケーティングが進むにつれ無意識に解け。
 ニジノの演技が終わった瞬間、
 それは惜しみない拍手に変わる。**]

(418) azure_blue 2023/05/05(Fri) 23時頃

おまえ、
大体、なんで、こんなとこいんの?


さっさと、こんなとことの関わりは絶っちまえ


お前がそうするなら、
そうしてもいいけど?


は?
俺はここから抜けられねえよ。

[じろ]


だったら、俺もです。

[にこ]


→×6〒+÷°39〒5+→#


[なんだか、わなわなしてる]


心配せずとも、
その為にずっと下積みして来ましたから。

若頭は何も憂うことなく、
お仕事をこなしてくだされば構いませんよ。


というか、
もっかいきくわ。


なんで、こんなとこにいる?


…………。


言ったでしょ。
また会いたいって。


会ってどうすんの?


口説こうと思って。


俺からもひとつ訊いていい?

電話、
なんで捨てなかったの。


はあ?


まだ、ヤりたりねえのか?
つか、お前、そんなナリで、金も持ってるなら、
いくらでも誰でも抱けるだろ。



電話は、
うるせえな。こっちの勝手だろ。


足りないね。

欲しいのは、
お前だけなんで。


・・・・はあ?!



[絶句]


縁が切れないままで、
ここまで来たんだからさ。


………………やっと、会えた。

話をさせてよ。
……長い話になると思うけど。

[取り出した石を放り投げる。黄緑色。]




[かあああああ]


[投げられたもの、反射的なら受け止める]


くっ。



お前、バカだろ。




勝手にしろ。


でも、ここじゃ駄目だ。







仕事終わってから、電話しろ。**








[もうとっくに手が覚えている操作で、
一本の電話を掛ける。




それからのことは、カメラの外の、お話。]**


【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―― 先のおはなし ――

 じゃあ、シチューにしましょうか。
 この間ネットで見たレシピが美味しそうで、
 いつものシチューをすこし改良してみようと思うの。
 
 …お歳暮のソースも助かるわ。
 それ使ってまた何か作っても、いいし。

[冬のある日。いつものように、今夜のメニューを話し合う。
 指を絡めて隣を歩けば、冬の寒さも苦にならない。]
 

(433) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 

  ……それって。


[奏人くんの並べたメニューに、
 ぱちりと目を瞬かせて、少し頬を染めた。
 宿泊のお誘い、もちろんわたしにNOの言葉はない。
 その頃にはすっかりうちの両親にも公認になっていたし
 ――父親は渋面をしていたが――
 もう、電話1本入れれば何も言われないはず。]

(434) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[受験に失敗したと聞いたときには、
 だいぶ驚いたけれど、彼らしいなと笑ってしまった。
 あの頃もずっと先輩と呼んでいたし、年上の彼が
 同じ学年になるというのは不思議な感覚だけれど。
 4年間、同じ環境で同じ時間を過ごせると思えば、
 全く悪いことではなかったから。]


 うん。
 わたし、講堂が気になって。
 それと、学食のメニューも……見にいかない?


[遠回りで大学見学。
 ぶらぶらとしたデートももう心地良く慣れたもの。]

(435) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[途中、足を止めた彼を不思議そうに見る。]


 ……あ……


[グラウンド。気を遣われたのがわかった。
 彼を見上げて、先の道を見て。
 躊躇したのは一瞬。強く、大丈夫と頷いた。]


 このまままっすぐ、進みましょう。
 怖くないわ。
 奏人くんが手、繋いでくれてるのだもの。


[廃校からグラウンドを見下ろした、あの時のように。
 彼と一緒なら、この先も、未来を真っ直ぐに見据えて、
 歩き出すことができるはず。** ]

(436) azure_blue 2023/05/06(Sat) 00時半頃





                  またね。
 


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