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── 前日:観覧車 ──
そうですね。 顔を合わせることがあれば、 密星さんにも尋ねてみてもいいかもしれません。
[ 個人的に、煙崎灰羅という人物に対して、 違和感があるため、>>1:158>>1:159 機会があれば自身も訊いてみようかとは思いつつ。 ]
おや、ご結婚されるのですね。 おめでとうございます。
[ 元教え子ということは、>>1:296 さして気にしていない風に祝福の言葉だけを述べる。
まあ、恋愛偏差値の低い卯木に>>1:180>>1:181 何か言う権利もないとは思うのだが。 ]
(6) 2023/11/19(Sun) 00時頃
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そうですね。待っている人もいることですし、 ぜひ無事に帰らないとですね。
[ 菊水が無事にこの島から出られるようにと 心から願いつつも、 ]
そうですか。私も十分にお話しできたと思いますので、 ここで解散しましょうか。 観覧車のお付き合い、ありがとうございました。
[ 菊水も話し終わったということだから、>>297 ゴンドラが地上に着いたら、 このまま降りることにして ]
(7) 2023/11/19(Sun) 00時頃
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たしか、ホテルはあったと思いますよ。 私はもういい時間なので、 どこかで食事をとった後、 ホテルで休もうかと思っておりますが。
[ などと話していると、ゴンドラは地上に到着した。 ゴンドラを降りた後、 卯木は思い出したように鞄に手を入れて、 ]
こちら、兎坂庵のショップカードです。 先ほど、ご興味を持たれていたようですので、 よろしければどうぞ。
[ もし受け取ってもらえるようなら、 菊水にショップカードを手渡して、 彼女が卯木の食事に同行しないようなら、 このままこの場所で解散しただろう。 ]*
(8) 2023/11/19(Sun) 00時頃
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(卯木へ個別送信)
『 夜分どうも
まだ会ってなかったと思って連絡したよ。
明日にでも、時間が合えば
どこかで落ち合わないか。 』
(キャンディに個別送信)
『 よう。るくあのおにーさんだ。
遊園地楽しんでるか? 』
(密星に個別送信)
『 お嬢ちゃん覚えてるか?
昼間はどうもな。
あれから、何か判ったことあったかい? 』
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── 前日:中央カフェ ──
[ はたして、中央カフェに 卯木の他に招待客はいたのかいなかったのか。
いずれにせよ、本日2度目の中央カフェにて ウエイトレス姿のサポートロボットに 卯木は料理を注文した。
頼んだのは、オムライス・プラネット。
正直、のんびりご飯を食べている状況でもないと 思ってはいるのだが、 腹が減っては何とやら、などと 卯木が内心言い訳していたら、 サポートロボットが、早速料理を運んできた。 ]
(17) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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いただきます。
[ 手を合わせて、卯木は食事を開始する。
席まで運ばれた料理:オムライス・プラネットは、 ところどころ宇宙雲の模様が描かれた黒い皿の上に 丸い半球状に盛り付けられたオムライスが 3種類乗っている。 ]
(18) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ 一つは普通の黄色い卵で ケチャップライスを包み込んで、 チーズソースが掛かったもの。
一つは薄柳色の卵で 高菜の入ったご飯を包み込んで、 ほうれん草のソースが掛かったもの。
一つは乙女色の卵で 梅肉を混ぜたご飯を包み込んで、 酸味の効いた玉ねぎのソースが掛かったもの。
薄柳色や乙女色の卵は、 おそらく白身のみを 食紅か何かで色付けしたのだろう。 ]
(19) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ 上から覗くと、まるで3つの惑星が 宇宙上に浮かんでいるように見えるオムライス。 卯木はまず黄色いオムライスをスプーンで崩して、 口へと運んでいく。 ]
うん、美味いね。
[ 自然と感想が口から零れる。 中のケチャップライスは、 ミートソースに近い濃い味付けで、 チーズソースと合わさると、 まるでドリアでも食べているような気分になる。 ]
(20) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ 次は薄柳色のオムライスを口に含む。 高菜のピリッとした味わいが、 ほんのり甘いほうれん草のソースと合わさって、 まろやかな味わいとなっている。 高菜が好きな人には物足りないかもしれないが、 あまり辛みが得意でない人も 食べやすいものとなっている。
最後に乙女色のオムライスへと手を伸ばす。 先に食べた2つがこってりとしていたり コクのあるものだったからか、 酸味のあるさっぱりとした味付けは 口直しにちょうど良かった。 ]
(21) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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ごちそうさまでした。
[ 見事完食した卯木は、再び手を合わせ、 特に誰からも声が掛からないようであれば、 席から立ちあがると、 ホテルへと足を向けただろう。 ]*
(22) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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── 前日:ホテル・305号室 ──
[ テーマパーク内のサポートロボットの案内で ホテルに到着し、 ホテルのフロントにいるサポートロボットの対応にて チェックインを済ませた卯木は、 自身に宛がわれた305号室に入る。
内装は部屋によって異なるかもしれないが、 少なくとも305号室は 比較的シンプルな造りに思えた。 ]
(23) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ 真っ白な壁は、よく見ると うっすらと青白磁の惑星やロケットのような柄にも 気付きはするけれど、部屋で落ち着きたいときでも 視界を邪魔しない程度の派手さに思えた。
亜麻色のシーツで覆われたベッドは、 普通のシングルベッドよりも大きめで マットレスもふかふかで心地よい。 ]
(24) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ 唯一シンプルでないものがあるとすると、 バスルームだろうか。
浴槽に浸かると目に入る位置に 大型の液晶画面が設置されており、 無数の惑星間を行き来する まるで宇宙空間を漂っているような映像が ひっきりなしに流れている。 ]
(25) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ バスルームの電気を消して入浴すると、 宇宙にいる気分を味わえそうだなとは思いつつも、 早く休みたかった卯木は、 入浴はシャワーで体と頭を洗うだけにして、 歯磨きを終えると、そのままベッドへとダイブする。
そして、卯木は 思った以上に疲れがたまっていたのか、 そのまま10分もしないうちに眠りに落ちた。 ]*
(26) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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── 現在:ホテル・305号室→銀の館 ──
[ 一応はお休みなのに、 店を開店する日と同じ時刻に目が覚めた。 何だか損をしたような気分になっていると、 未明に届いたらしいメッセージに気づく。>>10
煙崎灰羅に対して、違和感は拭えないけれど、>>1:158>>1:159 実際に会ったら違和感が消える可能性もある。
それに気になる場所もあるし、 もし同行者がいてくれるのなら 少しは安心できるかもしれない という思いもあった。 ]
(27) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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[ ちなみに、気になる場所というのは銀の館。>>0:77 実は観覧車からテーマパーク側の写真を撮った時、>>1:225 建物の屋根の上や柱の一部に、 シンボルマークのようなものが付いているのが 気になっていたのだ。
先ほどアポロに撮った写真を見たところ、 このシンボルマークは 「こと座」の形に配置されており、 こと座の1等星:ベガの位置にあるのが 銀の館なのである。 ]
(28) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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煙崎さんが織姫、かは分からないし、 七夕も過ぎてしまってはいるけれど、 夏の大三角形は今の時期も見えるし、 そもそもダメで元々だしね。
[ などと独り言を言いつつも、 返信メッセージを作成する。 ]
(29) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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(煙崎灰羅への個別メッセージ)
『おはようございます。
私は少し気になることがあって
今日はギャラクシー・ランドの
銀の館に行く予定なのですが、
よろしければご一緒しますか?
私は今はホテルにいるので、
ギャラクシー・ランドに到着するまでは
少々時間がかかるのですが。』
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[ 煙崎灰羅へメッセージを送った後、 卯木は身支度を整えて、 305号室を出発した。 ]**
(30) 2023/11/19(Sun) 01時頃
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── 現在:銀の館 ──
[ 卯木が送ったメッセージに対して、>>30 煙崎灰羅からどういう返事が来たかは ともかくとして、
卯木は当初の予定通り、 銀の館の中へと足を踏み入れた。 ]
これはまた、壮観な光景だね。
[ 館の天井できらめく満点の星空を見上げて、 ほう、とため息を吐いた後、
こと座の星の配置が分かるくらいには、>>28 星座に詳しい卯木は、 夏の星座はどの部屋で見られるのだろうと、 屋敷の奥の方へと歩みを進めた。 ]
(47) 2023/11/19(Sun) 10時頃
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ここ、かな。
[ あれがデネブ、アルタイル、ベガ。 うん、たしかに夏の大三角形である。
だとしたら、この部屋に何かヒントがあるのだろうか。 室内をくまなく探していると、 壁に大きな星座の早見盤が掛かっている。 ]
プラネタリウムみたいに、 天井の星空が見えるように室内は真っ暗なのに、 こんな場所に早見盤をおいて意味あるのかな。
[ この室内では早見盤の文字も見にくいし、 そもそも、くまなく探さないと見つからないような 目立たなさというのも怪しさ満点である。 ]
(48) 2023/11/19(Sun) 10時頃
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[ 卯木は早見盤を適当に回してみた。 何周か回してみたけれど、 どこかの隠し通路などが開くような気配はない。
考えすぎだったかな、と卯木が思ったそのとき、 ]
あれ、これ実在しない星だ。
[ ちょうど早見盤が指し示した場所に、 どの星座にも属さない星が表示されていた。
その実在しない星は、たった一つだけなのに なぜか、周りの星座を霞ませるほどの 目を惹きつけるような神々しさが見え隠れする。 ]
(49) 2023/11/19(Sun) 10時頃
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まさか、この招待主、 実在しない星を勝手に作って、 「るくあ」とか名付けたんじゃ……
[ このテーマパークができた経緯を>>0:2>>1:191 全く知らない卯木は、
まさか、どこかのロックバンドの歌じゃあるまいし、 などと思いながらも、 その実在しない星から目を逸らせないでいた。 ]**
(50) 2023/11/19(Sun) 10時頃
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(卯木へ個別送信)
『 銀の館で気になること?
そう言われるとこちらも気になるな。
メシ食ってから俺も行くよ。 』
(灰羅へ個人送信)
『 お 兄さん、初めまして。
いえ、もしかしたら、園の入口でお会いしましたか?
そうですね、楽しいです。
まるで、るくあの好きな物ばかり集めた
おもちゃ箱みたいで、目移りしてしまいます。
本当は、るくあもここで、
みんなと一緒に遊びたかったんでしょうか。
そう思うと、やるせないです。』
お義兄さん、と打ちかけてさすがに訂正した。
『ところで、お 兄さんはるくあから、
ボクのこと、何か聞いていますか?』
るくあは多分、配信者キャンディとしての姿は知らないはず。るくあが中学校を卒業した後、未練がましく彼女を"見守る"ためにしばしば県境を跨いで生活圏内をうろついていた時も、群衆に溶け込む目立たない恰好をしていたから。
この場に居ることを求められたのは、どちらの自分なのだろう。
単純なブラフのつもりで、送信する。
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── 現在:銀の館 ──
[ 実在しない星を眺め始めてから>>49>>50 どれくらい経った後だろうか。 煙崎灰羅から声を掛けられ、>>53 卯木はそちらへと振り返った。
こちらは、館のどのあたりにいるかも 言っていないどころか、 届いた返信にも気づいていない始末。>>52 さすがに不親切だったと反省しながらも、 ]
はい。兎坂庵の卯木です。 ええと、煙崎さん……ではややこしいですね。 灰羅さんでしょうか?
[ 昨日届いたボイスメッセージの声音と 服装などの特徴を思い出しつつ、そう尋ねた後、 ]
(67) 2023/11/19(Sun) 13時頃
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ええ。午前2時でもなければ、 望遠鏡を覗き込んでもいないのに不思議なのです。
この早見盤なのですがね、 実在しない星がありまして。 ほら、ここなのですが──
[ 指を伸ばして、その実在しない星を 指し示そうと思ったが、 卯木は距離感を見誤ってしまい、 思わずその場所に触れてしまった。
すると、何かをボタンを押して機械が起動するような ”カチリ”とした音が静寂の中響いた後、 ]
(68) 2023/11/19(Sun) 13時頃
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[ ”ゴゴゴゴッ!”という地響きのするような大きな音が 館のどこかから鳴り響く。 館だけ微かに揺れているのか、 壁掛けの早見盤が小さくカタカタと震えていた。 ]
……何か音がしましたね。
[ 音がした場所へ行ってみたい気持ちもあったが、 夜中に届いたメッセージからすると、>>11 煙崎灰羅は卯木と 何か話したいことがあるのかもしれないと思って、
どうしましょう? と 目の前の煙崎灰羅を見つめながら、 判断を委ねる。 ]
(69) 2023/11/19(Sun) 13時頃
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[ ちなみに、もし二人が大きな音がした場所に たどり着いたときは、 床の一部がぽっかりと開いている場所が見え、 そこに館の1階から地下へと続く 隠し階段があるのを発見できるだろう。 ]**
(70) 2023/11/19(Sun) 13時頃
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(一斉送信)
『夜分にごめん! 🍬だよ!
ボクの大事なもの、
園内に落っことしちゃったかも知れないんだ!
すごい汚れちゃってて、
灰色っぽい紐というか糸で編んだ、
ミサンガっぽいやつなんだけど。
どこかで見かけたら届けて欲しい。
もしかしたら、ゴミと間違われて
捨てられちゃったのかも知れないけど……。
モナリザにも、探して欲しいって伝えてはおく。
本当に、大切な思い出の品なんだ。
よろしくお願いします。
じゃあ、おやすみなさい。』
せめて、とホテルの入口まで自分の辿った道を探し歩いてみるも、結局見つけられずに失意のまま眠るしかなかった。*
(一斉送信)
キャンディおはよ。昨夜は寝てしまってたよ。
僕は見かけなかったけど……サバゲーの他に何処行ったんだろ。
今日は地面見ながら歩いてみるね。*
前日:(キャンディへ個別送信)
『 そうそう、入り口付近に居た。
キミは目立つからな、覚えていたよ。
いや、るくあからキミみたいな友人のことは
聞いていなかった。
だから 驚いて、昨日は見てしまったんだが。
仲がよかったのかい? 』
『 これ? 』
短い文章には、くすんだ色合いの
ほつれた糸の写真が添付されている。
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── 現在:銀の館 ──
では、灰羅さんとお呼びしましょう。 よろしくお願いいたします。
あと、今更となって恐縮ですが、 妹さん……ええっと、るくあさんのこと お悔やみ申し上げます。
[ 煙崎るくあのことは、ずっと名字で呼んでいたから、 卯木は一瞬、彼女の下の名前をど忘れしつつ、 煙崎灰羅に向かって小さく頭を下げた後、 ]
(87) 2023/11/19(Sun) 14時頃
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これは、あなたが犯人でないこと前提なのですが、 るくあさんの死因が心臓マヒのはずが いきなり殺されたと知って、 しかも犯人かもしれないと疑われるなど さぞ、心中穏やかでないことと思われます。
[ などと、眉根を寄せて 心から同情している表情を見せた裏で、
卯木は昨日抱いた疑問から>>1:158>>1:159 探りを入れるように言葉を紡いだけれど、 突然のハプニングに>>68>>69 会話は中断したかもしれない。 ]
(88) 2023/11/19(Sun) 14時頃
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[ 行ってみよう、という返事に>>80 卯木は首肯して、 二人揃って音が出た先へと足を進める。 ]
地下迷宮、ということは アトラクションの一環なのでしょうか。 それにしては、あの早見盤は 分かりづらい位置にありましたが……。
[ 煙崎灰羅の幾らかの緊張を孕んだ声音は、 こういうハプニングに対する反応としてはあり得るか と卯木は特に疑問には思わず、 ]
(89) 2023/11/19(Sun) 14時頃
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降りてみます?
[ 煙崎灰羅に尋ねながら、 卯木は階段へと足を進める。 制止されれば、一旦降りるのを止めただろうが、 特にそういったことがなければ、 そのまま階段を降りきるだろう。 ]*
(90) 2023/11/19(Sun) 14時頃
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(煙崎さんへ個別送信)
おはようございます。
こちらこそ、昨日はありがとうございました。
私はあれから、坂理くんと中村さんにお会いしました。
坂理くんは、るくあさんとの関係性もあって
(きっとご存じですよね)その線も見ていたのですが
お話をしてみて、まず犯人ではないと感じました。
根っこがとても真面目な良い子なのだな、と。
中村さんは深くお話をしたわけではないのですが
るくあさんのことで、何だか
思うところがあるご様子に見えました。
でも、感じの良い方だったので、対話はしやすい方かなって。
これって、あなたがもうお二人に会っていたら
あまり重要ではない情報になってしまいますね。
そちらは、何か見つかりましたか?
……
(キャンディさんへ個別送信)
はじめまして、密星です。
早めに寝入ってしまって、気付くのも
お返事も今になってごめんなさい。
失くしもの、心配なことと思います。
昨日の園内でそういうものは見かけませんでしたけど、
今日も気を付けてみてみますね!
(坂理へ個人送信)
『そっ そ そ れ だ ―――― !!!!!🌟
見つけてくれてありがとう!!
感謝感激雨霰!!!!
どこに居るのかな、すぐ取りに行く!!
何ならホテルのフロントかロボの誰かに
預けておいて貰っても!!』
(一斉送信)
『ボクの落とし物を
気にかけてくれた人たち、ありがとう!
無事、捨てられず見つかったよ!!
お騒がせしちゃいました🙇
P.S.
キラ様には、下を向きながら歩くなんて
似合わないと思うボク』
坂理の返信が全体宛だったことに気付かぬまま、報告メールも打っておいた。
(朝方:密星へ個別送信)
『 おはようお嬢ちゃん。
坂理くんとは喋ったが、
中村とは話してはいないな。
思うところ?
……そうか。いや、ありがとうよ。
俺は顔馴染と会っていた。
雛子っていうんだが、いい子でね、
俺からは少しばかり疑いにくい。
今日はこれから卯木と会う予定だ。
銀の館っていうプラネタリウム。
何か、気になるものがあるらしい。 』
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── 銀の館→地下 ──
分かりました。 では、行きましょうか。
[ 正直、地下に降りたい気持ちが大きかったから、 引き止められることがなくて良かったと 卯木は内心安堵しつつも、
階段を降りきった先、 ひとりでにライトが点灯し、 その場は地下とは思えないくらい 明るい空間となる。
テーマパークには似つかわしくない、 研究室の姿が目に入る。 ]
(123) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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[ この場所がかつて病理研究所だったことは 軽く調べた程度では知っていたが、>>0:164 もしかしたら、この地下室に気づかずに テーマパークを建てたのか、
……いや、あの隠し階段は おそらくは人為的な仕掛けだろう。 だから、意図的にこの地下室を残したうえで、 地上にテーマパークを建てたのだろう。
でも、一体何のために? 卯木は疑問に思いながら、 煙崎灰羅の様子を眺めてみたが、 卯木には、彼の表情から 特に驚きや困惑の色は見えない。>>99>>101
卯木の中で、煙崎灰羅への疑惑が深まった。 ]
(124) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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そうですか。なるほど。
灰羅さんは、犯人が見つかって その犯人が死んだら、 本当にこの島から出られると思いますか? 私は、顔も見せないこの招待主のことが どうにも信用できなくて……。
ただ、灰羅さんの立場からすると、 まずは真相が知りたいという気持ちは よく分かりますから。
(125) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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[ 声音については 昨日のボイスメッセージと変化なく、>>101 この点では卯木の疑念が消えることはないが、 一日経った後だから、 幾分落ち着いた可能性はある。
ただ、今は 卯木からは煙崎灰羅が 勝手知ったる態度のように見えることの方が 気になっていた。 ]
(126) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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心当たりは、そうですね……。 るくあさんが言っていたことで 気になっていることといえば、 『恋人はお供えできない』といったブラックジョークや、 『生と死の境界』についての質問でしょうか。
灰羅さんから見たるくあさんは、 こういった話をしそうだとか思います?
[ 従弟の事故のことは伏せつつも、 卯木の心当たりについては、>>0:19>>0:216 簡単に説明した。 ]
(127) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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[ そして、卯木には事件のこととは別に 煙崎兄妹に身寄りが少なかったらしいという 話を聞いてから、>>1:288 どこか思うところがあった。
たしかに、煙崎灰羅には怪しい点はある。 ありはするのだが、 まだ、それは確定ではなく、 シュレーディンガーの猫の状態なのだ。
だから、今ならば自分の心を離れさせずに 彼と会話できる気がした。>>0:218
だから── ]
(128) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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ねえ、灰羅さん。 これは、兎坂庵の店長の言葉でなく、 卯木 宙太という一人の人間からの言葉と 思ってほしいのだけど、
[ それまでの兎坂庵での営業用の口調から、 普段知り合いと話すときのような フランクな話し方に変えながら、 ]
(129) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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僕から見たるくあさんは、とても幸せそうに見えた。 もちろん、実際がどうだったかは、 るくあさんにしか分からないけれど。
でも、るくあさんが見せてくれた笑顔が もし本物だったなら、 それは周りの人たちのおかげで、 特に灰羅さんの力が大きかったんじゃないかなって 僕は思うんだ。
(130) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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きっと、灰羅さんは 僕より素敵なお兄ちゃんだったんだろうね。
[ 従弟を思いつつ、つい小さく零れだした独り言は 彼の耳に入ったかは分からないけれど。 ]
(131) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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だから、灰羅さんが今までしてきた努力は 灰羅さん自身がちゃんと認めてあげてほしいなって 僕は思うよ。
灰羅さんが「るくあさんが生きていたら、 こんな人生を送ってほしい」と思っているように、 きっと、るくあさんも灰羅さんに対して 同じようなことを思っていると、僕は思うから。
[ ありったけの本音を込めて話してみたが、 はたして、煙崎灰羅には 卯木の言葉は届いたか。>>0:217>>0:218 ]
(132) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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[ そうこう話しながら足を進めているうちに おそらく二人は何かの部屋の扉の前に たどり着いただろう。
扉を開くと、どうやら仮眠室のようだが、 簡易ベッドの枕元に、 何かノートのようなものがあるのを見える。
中を覗いてみようかと、 卯木はノートへと近づき手を伸ばしてみた。 ]**
(133) 2023/11/19(Sun) 16時頃
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『 リボンの似合うモナリザが、
大事に預かっていてくれていたよ。
礼なら彼女(?)にどうぞ。
了解。
なら、フロントに預けておこう。 』
(綺羅さんへ個別送信)
今、どこに居ますか?
気になる乗り物を見つけたので、今日も一緒にどうかなって思って。
良かったら、気が向いた時にメッセージをください。
(煙崎さんへ個別送信)
『 いいえ、犯人捜しの
情報になればよいのですけど。
雛子さん…、海透さんですね。
私はお会いできていないんです。
でも、心に留めておきますね。
プラネタリウム…… に、
気になるもの………? 何かしら。
私では見当もつきませんが、
お二人ともお気をつけて。 』
『 さっきはお伝えしなかったのですけど、
もうひとつだけ、
(消去)
気になることがあって。
お伝えしたいことも。
お時間空きましたら、どこでもいいので、
5分、10分、お会いできませんか。 **』
(一斉送信)
キャンディの落とし物見つかったんだね、良かったーー!!
みんな上を向いて歩けるね👍
(個別送信→雛子ちゃん)
うん?今はカフェでモーニング食べてたよ。
気になる乗り物?いこいこ!
その前にちょっと僕、レンタル衣装屋で自分の服とスマホ回収してから向かうね。中央カフェあたりで待ち合わせでいい?
(綺羅さんへ個別送信)
ありがとうございます。
中央カフェで待ってますね。
私、朝食を食べながら待っているので。
ゆっくり来ていただければ。
(密星へ個別送信)
『 地下に続く仕掛けと地下室があった。
気になること?
判った、ここ出たら連絡する。 』
(密星さんへ個別送信)
『 初めまして。昨日こちらで紹介させていただいた
菊水と言います。
煙崎さんの中学校時代の担任をしていました。
密星さんは高校時代の養護教諭だったと聞いています。
だからというわけでもないのですが…
おそらくあなたが一番良いだろうと。』
『特に急ぎの用事ではありませんので、
そちらのご都合のつくときで結構です。
すぐに…10分もかからない話なのですが、
一つだけ確認したい事があります。
なるべく公的な場所にお勤めの方に確認したい事ですので…
お時間ある時で全く構いません。
ご都合の良い時に連絡をいただければと。』
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── 現在:地下研究室 ──
そうですよね。 たとえ無実の人間であっても 素直に解放する確証なんてないですし。
だから、私は銀の館が怪しいかと思って、 色々と調べていたのですよ。
無理やり引きずり出せなくとも 何か招待主の秘密を握ることができれば、 交渉材料にでも使えないかと思って。
[ 卯木が持っていた疑念に対して 肯定されれば、>>151 自身が銀の館に来たがっていた理由を加える。 ]
(181) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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[ 交渉といっても、脅しの材料にするとか そういったことをするつもりはなく。
どちらかといえば、 現在主導権を握っている招待主に対して、 意趣返しをしたい、程度の考えだったが、 それが煙崎灰羅にうまく伝わったかは分からない。 ]
(182) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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そうですね。 思春期は色々と悩みが尽きないので そういった小難しいことを 考えてしまうのかもしれませんが。
灰羅さんにも同じ話をしたのなら、 犯人につながるような 重要な話でもなかったのかもしれませんね。
まあ、一介の喫茶店の店長に話せる内容など、 そう大した内容でもないのでしょうが。
[ 心当たりがあるような反応には、>>153 卯木は同意するように一つ頷いた。 ]
(183) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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そうだね。 僕個人の意見としては、 それが僕にとっての悪い行動だったなら、 努力と認めるのは難しいかもしれない。
でも……
[ 努力として肯定できるかについて問われれば、>>155 自分の中の許容範囲について話しながらも、>>0:218 少しだけ言いづらそうに口ごもった後、 ]
(184) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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行動の善悪は関係なく、 誰かのために想うことは愛だと思う。
だから、君の努力が 善くない行いに対して払われたものだったとしても、 それが、真にるくあさんを想っての行動だったなら、 そこに愛はあった、と僕は思うよ。
[ 愛があれば 何でも受け入れるというわけでもないけれど、 少なくとも頭ごなしに否定する気も起きない。
その後、冗談めかしたように 言葉を付け加えたけれど、>>156 なんとなく彼の努力がどういったものかは、 推し量ることはできた。 ]
(185) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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僕とるくあさんとは、 ただの喫茶店の店長とお客様のままだったよ。
深い話はしたことがあったし、 そこに僕の本音が混ざったこともあったけれど、 最終的には模範的な大人の回答をするに 留めていた。
むしろ、生前のるくあさんに向き合えなかったから、 その罪滅ぼしで、君と向き合おうと思ったのかな。
[ 苦笑を零しつつも、 仮眠室らしき部屋に入るくらいには、 この話は途切れただろうか。 ]
(186) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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[ プライベートモードの口調で話していたからだろうか。
「自分も従弟のことを愛していた」 なんて、一瞬でも過去の自分を許そうとしたことに 卯木は「何をバカなことを考えているんだ」と 心の中で苦みが広がった。 ]
(187) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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[ 簡易ベッドの枕元にあるノートを拾う。>>133 パラパラとめくると、 そこに煙崎るくあの名前が書かれていて、 どういった内容だろうと 興味深く読み進めていた卯木であったが、 ]
なんだ、これ……
[ 尋ねられたことにも気づかず、>>166 ぽつりと一言零した後、卯木は固まってしまった。
ノートに書かれていたのは日記のようなもので 日付はおそらく、 このテーマパークの建設準備が始まる 少し前から始まっているようだが── ]
(188) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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[ 文面を読む限り、 この日記の作者は研究者のようだが 特に実験記録のようなものは 書かれていないようだが、 関係者にしか分からない隠語は もしかしたら使われているかもしれない。
しかし、それ以上に気になるのは、 煙崎るくあを崇拝視でもしているような文面が ところどころに散見され、 それどころか、この研究員以外の人間も まるで煙崎るくあの配下に置かれることを 喜んでいるかのような内容も見られる。
さらに── ]
(189) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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……煙崎さんが遊園地で遊びたかったから、 ここが遊園地になった?
[ 『煙崎るくあが よく「宇宙みたいな遊園地に行きたい」と 言っているから、 この研究所は遊園地にすべきだ』 という内容の文面を見て、 卯木は理解が追い付かなくて、 思わず片手で額に手を当てる。
つまり、煙崎るくあは研究員たちを手玉に取って 研究所を閉鎖に追い込んだのだろうか。 しかし、実際に話した限りで、 そんな悪女っぽい子には思えなかったが。 ]
(190) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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[ 考えてみても、さっぱり分からないまま。
しかし、集中力が思考リソースのみに割かれれば、 ノートを掴んだ片手はおろそかになり、 卯木は思わずノートを取り落とし、 仮眠室の床に叩き落されたノートが バサリと音を奏でた。 ]*
(191) 2023/11/19(Sun) 21時頃
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(煙崎さんへ個別送信)
『 地下室?
プラネタリウムに……?
あ、ありがとうございます。
こちらも、少し用事を済ませていますので
落ち着いたら、連絡ください。
というか…地下って、安全なのかしら?
変なことがあったら、煙崎さんも卯木さんも
避難してくださいね?
(お返事不要です) 』
(菊水さんへ個別送信)
『 菊水さん、ご連絡ありがとうございます。
中学生時代の先生だったとお聞きしたので
私も一度お会いしたいと思っていました。
確認ですか?
私でお役に立てるとも思えないですけれど
お話、聞かせてください。
菊水さん、今、どちらにいらっしゃいます?
こちらから伺います 』
(密星さんへ個別送信)
『よかった、それなら来てもらえますか。
そんなに大した話ではない…
いえ、少なくとも煙崎さんを殺したという人を
探すのには役立たないかもしれないけれど。
私は今遊覧船に乗ってます。
一周するくらいならちょうどいい時間になるかも。
乗船場で待ってますね。』
(菊水さんへ個別送信)
『遊覧船ですね。わかりました。
今から急いで向かいますので、お待ちください』
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── 現在:地下研究所 ──
たしかに、面と向かって本人に愛してるとかいうの 気恥ずかしいよね。 でも、こういう大事なことは、 ちゃんと言葉にしないと きっと相手には伝わらないんだろうね。
[ そういえば、自分も従弟が事故死する前に、 きちんと彼に愛を伝えたことは 数えるほどしかなかったな、と 卯木は思い返し、 こういうところがダメだったんだろうと反省しつつ。 ]
(223) 2023/11/19(Sun) 23時頃
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さすがに、女子高生と どうこうなる気もなかったしね。 下手したら、警察のご厄介になることだし。
[ 健全、という言葉を>>212 男女関係のそれと思っての返しで、 冗談めかして加えつつも、
そもそも恋愛偏差値が底辺の卯木に>>1:180>>1:181 こういう心配は無用だよなと、 内心苦笑を零しながらも。
卯木が犯人である可能性を示唆されれば、>>213 ぱちくりと目を瞬かせながら、 ]
(224) 2023/11/19(Sun) 23時頃
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僕がるくあさんを殺したなら、 「こんな殺人犯のいる島にいられるか、 僕は部屋に帰る!」 とかいって、ホテルの部屋に引きこもるよ。 だって、その方が他人と話したりして ボロ出さずに済みそうじゃない?
[ 冗談を言っているように聞こえるかもしれないが、 卯木本人としては、冗談交じりとはいえ 本気の意見である。 ]
(225) 2023/11/19(Sun) 23時頃
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でも、ありがとう。 お兄さんである灰羅さんがそう言うなら、 るくあさんにとっての僕って 役立たずだったのかなって思わずに済みそう。
[ 実際はそんな簡単な話ではなく、 きっとこれからも何度も思い出して、 後悔する日は来るのかもしれなけれど、
現時点で心がどこか軽くなったのは本当だから、 卯木は礼を言うと、ふわりと微笑んだ。 ]
(226) 2023/11/19(Sun) 23時頃
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[ 仮眠室にて、 卯木がなかば呆然としている間に ノートを拾いあげられ、>>214
その後、煙崎灰羅が見せた反応は、>>215>>216>>217 とても演技とは思えない。 きっと彼にとっても予想外の内容だったのだろうと 想像しつつ、 ]
(227) 2023/11/19(Sun) 23時頃
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えっと、僕も理解が追い付いていない状態だけど、 灰羅さんも混乱しているなら、 一旦地上に戻る?
[ 動揺しているように見受けられる彼を気遣って、 そう提案してみたが、どう返答があっただろうか。
ちなみに、卯木は混乱具合がひどく、 これ以上、地下を捜索する気分には 正直なれなかったのだが。 ]*
(228) 2023/11/19(Sun) 23時頃
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── 現在:地下研究室→ ──
うん、そうだね。 1階までは僕も一緒に行くよ。
[ 煙崎灰羅の呆けた姿が目に入り>>242 本気で心配になる。
彼から返答があり、1階まで階段を上る間も、 特に足取りがふらついているようにも見えないが、 言葉少なな姿を見れば、 やはりショックは大きかったのだろうなと思う。
正直、一人きりにさせるのは 不安な状態ではあるが、 同様に混乱している自分に 側にいて、何かできることがあるはずもなく、 ]
(250) 2023/11/20(Mon) 00時半頃
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そっか。ゆっくり休んで。
月並みなことしか言えないけれど、 あまり気を落とさないで。 あのノートに書かれていた内容が、 本当のことかも分からないし。
何かあれば、いつでも相談に乗るから。
[ 銀の館を去ろうとする煙崎灰羅を>>243 そんなことを呼びかけながら見送って、
自身も今は特に銀の館に留まる理由もないからと、 彼が去った後、心ここにあらずな感じで プラネタリウムを鑑賞した後、 銀の館を跡にした。 ]*
(252) 2023/11/20(Mon) 00時半頃
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(坂理へ個人送信)
『誤解(何の?)なきよう言っておくけど、
僕は、黒須ワは、歴とした男だからな。
🍬の恰好は、女形のキラ様リスペクトなだけで、
いつの間にか後に退けず……。
まあそういうことだ。返信は要らない。じゃあね。』
女が好きな女でも、女装趣味の男でも、坂理の知ったことではないだろうが、妙に拗らせた対抗心と勢いで謎の釈明を送り付けた。
(下書きフォルダの未送信メール)
『じゃあ間違って招待されてしまったのでしょうか。
だとしたら、ボクだけでも、
この島から出して貰えるかも?』
灰羅への返信が随分と遅れてしまった。当然なのに、るくあが自分のことを身内に語ることはなかったのだと、事実として知らされてしまったらもう立ち直れない。坂理と相対して、多少なりともその人柄に触れて、格の違いを見せつけられた後だから、余計にだ。
モナリザと坂理には素性がバレてしまった。遅かれ早かれ、招待者の耳に入る可能性がある。白々しいメールの文面にDEL連打して、打ち直した。
(灰羅へ個人送信)
『仲が良いどころか、どちらかと言うと、
嫌われたり迷惑がられたりしてそうです。
黒須ワ、なら……何か聞いていますか、お 兄さん。』
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── 現在:ホテルラウンジ ──
[ 地下研究室で考えることが多すぎて、 疲労を癒すためにベッドで横になろうかと、 卯木はホテルに戻ってきた。
そういえば、全く反応していなかったが、 キャンディのミサンガ紛失事件は>>75 解決したのだろうかと、アポロを開くと、 無事に見つかったようで、 何にも貢献していないくせに 卯木は一安心した。
もちろん、その解決劇にひと悶着あったことは 卯木は知らない。 ]
(273) 2023/11/20(Mon) 03時半頃
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[ そして、ラウンジで何やら騒がしいのは、 昨日アポロに添付された画像から推察すると そのキャンディと思われるが。>>266
会話の内容は聞こえないが、 何やらトラブルでもあったのだろうか、と 様子を見つつ、そっと近寄って、 ]
いかがされました?
[ 少しは落ち着いただろうか、というタイミングで 声をかけてみたつもりだが、 キャンディはどんな反応を見せただろう。 ]**
(274) 2023/11/20(Mon) 03時半頃
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『 え。そうなんだ。
すごうね。全然わからなかった。
ワくん。メイク上手いね。
そういえば煙崎さんが言ってたよ。
ワくんのこと。
大切で、大好きだったって。 』
(黒須へ個別送信)
『 黒須くん、な。
名前は聞いていたかもしれない。
中学時代だろう?
いや、るくあは誰のことも
悪く言ったことはなかったよ。 』
(密星へ個別送信)
『 身の安全ということなら問題なかった。
今は銀の館を出て、触れ合い公園で寝てる。
用向きが終わったら、起こしてくれないか。 』
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── 回想:束の間の常連客 ──
[ 今どきは通信制や定時制など、 高校の通学手段はたくさんあるし、 そもそも高校に通えない事情のある子だっている。
だから、深夜ならともかく、 昼間から若者が兎坂庵に入り浸ろうとも、>>289 わざわざ通報するまでもないと思っていた。
帽子を目深に被った姿は、 たしかに怪しさはあったけれど、 営業の妨げになるような行動は していなかったと思うから、 卯木は彼に対しても 通常のお客様と同様に接していたと思う。 ]
(318) 2023/11/20(Mon) 15時半頃
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[ 彼が店に来だしてから、 半月ほどが経った頃だろうか。>>290
慌てるように店を出た彼に、 「お客様」と声掛けはしたが、 そのまま店を出て行ってしまった。
彼が慌てていた理由は卯木には分からないまま。
ただ、よく来店されていたお客様だから すぐにお釣りを返せるだろうと思っていたのだが、 結局、卯木が知る限りでは あれから兎坂庵への来店はなかったようで、 封筒に入ったままのお釣りの500円玉は、 兎坂庵の鍵付きの事務机の中で眠ったまま。 ]*
(319) 2023/11/20(Mon) 15時半頃
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── 現在:ホテルラウンジ ──
[ 目の前のキャンディが、 その束の間の常連客だとは気づかぬまま。 声をかけると、すげなく断られてしまった。>>293
まあ、こんなことに巻き込まれてしまっては、 普通の神経の人間なら、ストレスが溜まって、 くだを巻きたくなっても不思議でないし、 話の内容によっては、 他人に聞かれたくないこともあるだろう。
と、好意的に解釈していたら、 やはり人恋しくなったのか、 かぶりを振りながら、同席を求められ、 ]
(320) 2023/11/20(Mon) 15時半頃
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ええ、もちろん。 では、ご相伴にあずかります。
[ 促されるまま、キャンディの向かいの席に座り、 卯木はサポートロボットに抹茶ラテを注文した。 ]
何かお辛いことがありましたか? ……といっても、こんなことに巻き込まれた後では 今更という話ではありますが。
[ 苦笑を零しながら、テーブルの上をチラリと見渡す。 コーヒーカップは既に キャンディの両手に包まれていて、>>293 他にはオムレツらしき皿があることに気づいたが、>>265 この時ケチャップの文字は どのようになっていただろうか。 ]**
(321) 2023/11/20(Mon) 15時半頃
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── 現在:ホテルラウンジ ──
[ 『好きな人が、 ボク以外の誰かの手で殺されたらしい』>>322
話の流れからすると、おそらく失恋相手も 煙崎るくあなのだろうと思いつつ、 ]
なるほど。中学の頃のお知り合い。 黒須ワさん、ですね。
[ ゆっくりと復唱し、卯木は頷いた。 オムライスの『SUSUMU』の文字を見たときは、 頭にはてなマークを浮かべていたが、 なるほど本名だったのか、と合点がいって、 ]
(360) 2023/11/20(Mon) 20時頃
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[ 注文した抹茶ラテが来たタイミングだろうか。 黒須の口から零れた言葉に、>>327 卯木は神妙な顔つきになる。
状況からいって、煙崎るくあが殺されたのは ほぼ間違いないように思われる。 ただ、卯木自身も彼女の遺体を見ていないため、 確信できるかといえば話は別で、 ]
そうですね。 私もニュースや他人からの話で、 煙崎さんの死を知っただけで、 お葬式にも出ておりませんので、 遺体も直接は見ていないのですよ。
(361) 2023/11/20(Mon) 20時頃
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るくあさんの死の確証、ですか。
[ 抹茶ラテを一口口に含みながら、 黒須の話にふむりと頷いて、>>328 ]
お兄さんの灰羅さんと話した限りでは、 彼は少なくとも煙崎さんの死については 確証しているように見えました。
さすがに身内が、 遺体もなく死を確証することはないと思いますし、 おそらく灰羅さんは 煙崎さんの遺体を見たのではないかと思います。
(362) 2023/11/20(Mon) 20時頃
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それで、遺体のその後が どのようになったのかは不明ですが、 仮に火葬されていたとしても、 遺骨からはDNA鑑定ができるはずです。
だから、煙崎さんの血液や唾液、毛髪など 本人と特定できるものがあれば、 最悪火葬されていても、 物理的には彼女が死んだと特定することは 可能なのではないでしょうか。
ただ、手続きの煩雑さや灰羅さんの心情的に その方法を取るのは難しいかもしれませんが。
あと、遺体がまだ残っている可能性も一応あります。 大学などの研究のために、本人の同意のもとで 遺体を献体する制度もありますから。
(363) 2023/11/20(Mon) 20時頃
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だから、煙崎さんの死をはっきりと確信したいなら、 まずは灰羅さんに詳しく聞くことから、 ということになるのでしょうが……
[ ここで一旦言葉を切った後、 目の前の黒須を見つめながら、 ]
差し支えなければ、躊躇ってしまう理由など 詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。
私には煙崎さんの死を あなたに納得させることはできませんが、 もし、他のことであなたの苦しみを解放できるのなら、 私にもお手伝いできるかもしれませんし。
[ などと提案してみたが、 答えてもらえただろうか。 ]*
(364) 2023/11/20(Mon) 20時頃
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── 現在:ホテルラウンジ ──
[ 卯木の話に納得がいったのか、 黒須は煙崎灰羅と会う気になったらしい。>>379
アポロの着信に気づき、 顔を顰める姿もバッチリと見えたが、 そちらについては特に追求しないまま。 ]
ああ、なるほど。そういうことでしたか。 それでしたら、申し訳ございません。 私が意味を取り違えていたようです。
[ 目を丸くする黒須に、卯木は頭を下げて詫びる。
卯木は生きるために行動することを 躊躇うと捉えていたが、 実際は逆らしい。>>380>>381 ]
(389) 2023/11/20(Mon) 23時頃
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もし生きる意味を教えてほしいということだったなら、 私にもできることがあるかもしれないと 思っていたのですが、 すでにその結論に至ってしまったのであれば、 私が何を言ったところで、 あなたの考えは変わらないように思いますから。
[ もし、卯木が黒須ワという人物を知っていたのなら、 何かしらアプローチ方法はあったのかもしれない。 けれど、無知な卯木が黒須に言えることは 所詮一般論でしかないため、
そうなってくるともう、卯木は黒須のことを 言葉が通じない者として扱うしかできなくなる。>>0:217>>0:218
そもそも、どうして黒須が煙崎るくあに対して そこまで執着できるのかも 卯木には理解できないのである。>>1:177>>1:178>>1:179 ]
(390) 2023/11/20(Mon) 23時頃
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[ それから、回想を交えて>>382>>383>>384 煙崎るくあのことを話す黒須に、 最初は微笑みを浮かべながら聞いていた卯木は、 だんだんと表情が固まっていく。
その話は、まるで煙崎るくあに洗脳されたような 研究員たちの話に>>188>>189>>190 近いものがあったから。 ]
……少なくとも中学時代は、何かしらの影響で、 煙崎さんに歯向かう人がいなかったということは 分かりました。
[ 地下研究室での出来事は伏せつつも、 硬い表情のまま、卯木は納得したことを表すように 小さく頷いて、 ]
(391) 2023/11/20(Mon) 23時頃
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ですが、少なくとも私は一度、 煙崎さんに対して、妬ましいという感情を抱きました。 そして、この島に来るまで、 つまり、煙崎さんと会わなくなって以降も それを撤回することはありませんでした。
[ 詳細は言葉に出さないけれど、 いつかの兎坂庵での出来事を思い出しつつ、>>0:61>>0:62 ]
(392) 2023/11/20(Mon) 23時頃
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もしかしたら、煙崎さんの魅力は 私には通じなかったのかもしれません。
[ だからといって、卯木が煙崎るくあを 殺したわけではないのだが。
自分の身をもって体験した負感情から、 誰かが敵意や害意を持って殺した可能性を 完全には否定しきれなかった。 ]*
(393) 2023/11/20(Mon) 23時頃
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