18 星間回遊オテル・デカダン
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― 昨夜・パルックの客室 ―
誰にでも救われる権利がある。
"救われたい"という願いさえあれば。
それはあなたも例外ではないのですよ、会長。
[半ばから擬態が解けて肉色の触手と化した長い髪が、会長の体を文字通り絞り上げる。床に滴った赤い液体を、裾から伸びた根のような触手が這い回り、啜る。
アルクビエレは美しい顔を食事で汚すことを好まなかった。]
……命乞いのひとつでもしてくだされば、
楽に死なせて差し上げたのに。
[これは本気でそう思っている。
天敵であろうと誰であろうと、救いを与える用意がある。
何もわからないまま、綺麗なまま、楽に死なせてやるつもりがある。]
ですが、どうやらご不要のようでしたので。
[するすると触手をほどくと、会長だったものがべちゃりと床に落ちた。それから、同胞達に向けて。]
始末はできました。
わたくし一人では食べ切れないので、空腹の方がいらっしゃれば。
──昨夜/パルックの客室──
[餌が事切れるまで人の姿を保ったまま眺めていた個体は、ヒラヒラと手を振った]
いやぁ、俺はいい。
"得られる"ものがなさそうだしな。喰う気が起こんねーわ。
[この場でこの姿でいる意味はエフにしか理解できないだろう。
積み上げようとするものを踏み躙られたことに対する怒り、排除する邪魔者であると理解した上でデザイナーとしての職務を全うしようとしたこの体としての矜持。
あまりにも人間じみた理由だ]
[ここにいるこの個体は星喰いアメーバの本能ではなく、一人のデザイナーとして人を殺した。
犯行動機は私怨、とても人間らしい犯罪だった]
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― 早朝、自室 ―
[PJは寝ていない。 沙羅に許可を得たその後、彼女の検査に取り掛かった。 ロボットから検査に使用したいからと医務室から必要な道具を自室に持ち込んでもらい、そこに加えて、PJの私物も併用する事になった。 補助用に医療ロボットを一体借りられないかとも頼んでおいた。
広い部屋の、普段はあまり散らかることのない大机に、ところ狭しと物が増えている。薬品やガラスの器などの、船が積んでいた当たり前のものから、彼方の母星で作られた検査キットのいくつかや、詳細に細胞を観察するための超高性能の顕微鏡……などなど。
ふと、作業の手をとめる。 アナウンスが聞こえてのことだ。]
星食いアメーバ……
[合成音声の話した言葉のひとつを声でなぞった。 どの危険生物かがはっきりしたので、しなければならない作業が判断できるようになった。なのに、しばしPJの手は止まっていた。茫然としているようだった。]
(15) 2022/05/06(Fri) 12時頃
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[アナウンス曰く、人が死んだそうだ。 食痕が確認されたという。
PJは、パルックが本来肉体に持っていた命の長さを知らないが、短く中断させられた、と捉えた。
それは例えば、金額にして、いくら位になったろう。 仮に数年から数十年だったとして、それが欲しい人もいたのではないか?
そういう、詮無い事も考えた。]
(16) 2022/05/06(Fri) 12時頃
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― 朝・廊下 ―
[使い慣れた客室を出た。
出がけに通報用の端末を確認している。そこで閲覧できた乗客の名と顔を思い浮かべながら、廊下を進む。*]
(17) 2022/05/06(Fri) 12時頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/06(Fri) 12時半頃
[時間を戻して昨晩、パルックの客室にて。動かなくなった餌を前にして女は舌なめずりした。]
ふむ、エフ殿はいいのかえ?なら遠慮なくいただくとするかの。
[女の腕が肉色の触手に変化し、床に落ちた肉片を食らい血を啜る。
しばらくそうしていた後、満足げに目を細めて触手を引っ込め]
ふう、さすがの我もこやつ1人は食いきれんわ。
しかしぬしらは面白いの。方や餌にまで情けをかけ、方や殺すだけ殺して食わないなど。
いち早く仕留めて新鮮なうちに食らうのが一番ではないか。
[女には、アルクビエレの慈悲もエフの矜持も理解できない。本能のままに人を食らうだけだ。]
好き嫌いはいけませんよ、エフ。
いかに見た目がまずそうでも、絞ってしまえば同じです。
[多分そういうことではないのだろうが、
アルクビエレにはわからない。
エフにしか理解できないというのは、正しい。
アルクビエレの"情け"が、本人にしかわからない論理であるように。]
ミツボシはよく食べますね。大変よいことです。
生物としての"正しい"在り方には、
きっとあなたが一番近いのでしょうね。
[ミツボシの食事を、たくさんお食べ……というような目で見守った。]
[アルクビエレに言われ()改めて死んだ男を見る]
いや、なんかこいつ食ったら性格悪くなりそうだし……。
[この男から得られるものは何だろうと考える。
強欲さ?自己主張?もしかすると経営能力か?
どれもこの体には不要な情報だ]
[それに、これは一介のデザイナーの男による殺人だ。食人をしてはそれが成り立たなくなる]
年取ると、飯食うのも色々気を遣うんだよ。
[アルクビエレの言葉()には首を傾げ]
そうかの?生き方に正しいも間違いもないと思うが。
最後に生き残っておればそれが正しい道じゃて。
そういう意味では、人の姿でより長く生きてきたぬしらの方こそ"正しい"と思うがの。
[性格悪くなりそう、というエフに言われると()、食べ終えた後の残骸をまじまじと見て口を押える。]
う、そう言われると食欲が失せるのう……。もう粗方食らった後ゆえ手遅れじゃが。
しかし歳をとるとは面倒なことよの。
[女は(正確にはこの個体が女の記憶を遡って)、年老いた上官が食べ物に気を使っていたことを思い出した。]
最後に生き残っていれば……それもそうですね。
生存戦略は多様な方が、種として生き残る確度も高い。
[ミツボシに同意の頷きを返す。]
は、一人喰ったところで今更そう変わらないでしょうに。
[それだけ長く生きているなら、とエフに肩を竦めて。]
しかし、そう言うなら、
二人は誰ならば食べたいと思うのです?
[アルクビエレは食材そのものにあまり拘りがない(絞るため)が。美味しそうだとか、得たいと思う素質というものは何だろうと首を傾げた。]
性格悪いと余計な敵が増えるぜ?敵が増えるとその分、身動きもとりにくくなる。生存率も下がる。
こいつは……精々腹満たすだけにしときな。
[口を押えるミツボシ()を尻目に、パルックの亡骸を踏みつける。
よくも仕事潰しやがったな
口にはしない、そんな私怨からの行動だ。だが、アルクビエレ()の問いに動きを止め]
俺は臆病でな、バレないように、食う相手は厳選して食ってきたんだ。
画家、作曲家、劇作家、……ああ学者も食った、あらゆる文明の情報が欲しい。地下軌道と呼ばれるデザイナーの才能を伸ばせる素質なら、無限に欲しい。
[一つの姿に固執した弊害か、あらゆる命を食いつくす星喰いアメーバにおいて、この個体の思考は人の、それも芸術を追い求める狂人に近いそれになっていた]
[エフと呼ばれる個体は、それを理解されるとも、理解されようとも思っていなのだ]
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― 朝・廊下 ―
[廊下の向こう、人がいる。 目を凝らしてその人影を見たのか、一度足がとまった。 それからすぐに廊下の反対側同士から合流をした。]
ほほほ。あんたの方は、少し男前になったじゃないの。 今ならぼうやの頭を撫でながら眠れるわね。
[エフの方は、昨日よりはこざっぱりして見える。 PJは白い医療用ウェアを羽織ったままだ。 いっそ、目だったほうが良いかと思われて。]
(30) 2022/05/06(Fri) 21時半頃
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人の危機感がそうさせるのかしらね。 残念な事だわ。心から、恐ろしいわね。
[寝ていないせいもあるが、声のトーンは暗い。]
ええ、あたしも星食いアメーバについて、 ぼうやとも、ぼうやだけでなく 話していかなければならないと考えてる。
ところで、総合案内所までお付き合い頂ける?
[言うが早いか、総合案内所に向けて歩き出した。 エフも当然ついてくるものだと思っている。>>29]
(32) 2022/05/06(Fri) 22時頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/06(Fri) 22時頃
服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/06(Fri) 22時頃
うむ……次からは、食べる相手を選ぶとしよう。これ以上敵を増やしたくはないからのう。
しかしおぬし、なかなか面白いこだわりがあるのじゃな。まるで人間ではないか。
[エフの忠告()に頷き、その固執ぶりを面白がるようなそぶりを見せる。
そしてアルクビエレの問いかけ()には首を捻って]
我は……そうじゃのう、考えたこともなかったわ。食えるものなら何でも、といったところか。
強いて言うなら、より強き者を食らいたいの。この肉体は、強さをひとつの指標としておったようじゃから。
それに、やはり生き物として強くありたいからのう。
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― 朝・総合案内所 ―
[歩きがてらエフから質問を聞こうとしている内、総合案内所に到着した。自然と早足になっていたようだ。 受け付けのロボットに話しかける。]
ごめんあそばせ。館内放送をお借りできる? 緊急時ですから、 互いに用がある方もいらっしゃると思って。 もし頼めるようなら……
“ロビーでミーティングをしましょう。 他に優先したい事をされている方や、 来られない方は無理にいらっしゃらなくて大丈夫よ。”
今言ったような事を頼めるかしら。 声は聞きなれている合成音声のほうが 御不快少ないでしょうし、宜しければお願い。
(37) 2022/05/06(Fri) 23時頃
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……それはそれは。
あのデザインは、あなた自身が収集した知識の集積だったのですね。
知識を求めて……という観点では、PJなどよいかもしれませんね。出入星管理にいた者の記憶、なかなか有用そうではないですか。
[エフからの答えになるほどと頷く。
偏執的とも言える拘り方はともかく、参考にはなった。]
ふふ、食べられるものなら何でも、ですか。
わたくしも概ねそんなところです。
強そう、と言うと……ああ、わたくしは見ていませんが、
例の厄介な端末に『元海賊』の情報がありましたよ。
[ミツボシの返答には、獣臭そうな画像でしたけれど、と名前を挙げた。]
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― 朝・ロビー ―
[船の側が放送を受理してくれるようなら、来る人は来るし来ない人は来ないだろうから、あとは一旦此処で待つだけ。 さて、とエフの方を向き直る。]
さて、二人きりのうちに少し話しましょう? ベッドでなくても今はぼうやを甘やかしたい気分よ。
[腕組をしてエフを見上げた。少し普段の威勢には欠けるが、笑みを浮かべることも出来る。]
基本概要は部屋でご覧になったんでしょう?
(39) 2022/05/06(Fri) 23時頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/06(Fri) 23時頃
ババァか、ババァは……なんか……違うな。
もっとインスピレーションが沸くような知識がいいんだよ、未知の文明とか……奇跡の行使たる魔術とか……、そういうやつがいい。
[アルクビエレが挙げた名には()首を傾げ、今自分が欲しい知識の分野を挙げる。この男、意外と(食の好みが)細かい]
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― 朝・ロビー ―
このかわいいおばあちゃんの事 あんたがちょっと好きな事くらいお見通しよ。
[デジタル眼鏡をちらりと持ち上げ、ウインクした。]
……その記録は読んだことがあるわね。 ……そう、ぼうやの母星の事だったの。
そうとは知らなかったけれど…… その記録があったからこそ 昨日あたしは、あんたたちに『擬態する危険生物』と 星喰いアメーバを例として話したわ。
本当に出会いたくない宇宙人だと思っていたから 記憶に残っていた、最悪の例の一つとして。
(47) 2022/05/06(Fri) 23時半頃
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……ビジェの出来事は 星喰いアメーバに焼却が効いた例でもあったわね。
……そう…… そちらの言葉ではそんな風に呼んでいたの。 誰が“そう”だか、分からない事は…… こんなにも恐ろしいものね。
[遠い星の出来事でなく、今や実感として。>>45]
ええ。『カクレ』は星と星の距離の中で 星喰いアメーバと名を変えて 凄惨な出来事は遠いあたしたちの星にも伝わった。
(50) 2022/05/07(Sat) 00時頃
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― ロビー ―
[エフの近くの椅子に腰かける。 彼の言葉の最後、質問の形の語尾へPJが頷きを返したところ、朝の挨拶が聞こえた。>>48]
おはよう、アルクビエレ。 放送を聞いてくださったのかしら?
[長身の教祖の顔を見上げた。]
あんたも身近に被害にあわれた方が? 宇宙広しの他人事で、 誰しも居たかったでしょうにね。
あんたは難民キャンプや 苦労されている人の元によく足を運ぶのだろうから 余計にそうなのかもしれないけれど。……
(51) 2022/05/07(Sat) 00時頃
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[ インスピレーションだのと言われても。という顔をした。]
はあ。では、ジェルマンは?
魔術だの奇跡だのを扱っている商人だそうで……
[明らかにめんどくさそうな態度になりつつ、候補を挙げてみるあたり、なんだかんだと律儀なのかもしれなかった。]
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― ロビー ―
ええ。 手始めに何をしたらいいか、迷ったから。 あたしの場合、皆に話したいことや お願いしたい事があるから、あくまで自分の都合ね。
まずは、せめて知らない同士でも 互いがもっと気楽に連絡し合える建前位 欲しくなるでしょう、とも思って。
[「三体はいる」との教祖の声に「そうでしょうね」と相槌をうった。人を集めれば集めるほどに、必然としてロビーに星喰いアメーバが集まってくる事にはなるだろう。>>52
この場で怯えを表面に出すのが得策でないように思われたから、努めて平然としていようと心掛ける。強張らないよう注意しながら息を吐いた。] ……ほら、ぼうやもあたしの事を探していたみたいだし。 今後気楽に客室への通信を使ってくれて構わなくてよ。 夜が寂しいなら、話し相手にもなれるわ。
[こんな時エフへ軽口を話せることは都合がいい。]
(54) 2022/05/07(Sat) 00時半頃
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― ロビー ―
[目立つ集団の一人、青く大きなお団子頭の老婆は、デリクソンの挨拶に気づいた。]
あぁ、イザカヤの子ね。 あんたも、大変な時に働きにきちゃったものね。
[以前、彼らの料理も食べたことがある。PJの舌にはその味わいは少しチープすぎたのか、食事に通うことはなくなっていたが、最初はその文化に興味を示していたはずだ。>>55>>56]
放送でどの程度人が集まるかわからないけれど、 さっきの今だし、まだ待っているところね。 あたしはあなたにも、用があるわ。 まずはお掛けになったら?
[ロビーの豪奢な椅子を勧めた。]
(57) 2022/05/07(Sat) 01時頃
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― ロビー ―
あら……医務室を出て大丈夫? 任意と言ったのは、あなたの事を 想像してのことだったのよ。 直接話しに行こうと思っていたわ。
[沙羅にも腰かけるよう勧めた。遠目に、妙に足が小さく見えたこともあって、立っているのは辛いのではないかと思えたのだ。]
エフとアルクビエレには昨日話したけど…… 危険生物の検査の話。
あたしの私物を併用すれば、 星喰いアメーバか否かの検査自体は出来るわよ。 ……たっぷり朝までかかったけれど。
[椅子にかけたまま、沙羅の顔を見つめた。]
結果は、……今聞く?もし、後で二人でとか 誰か付き添いの方と聞きたければ、その時にするわ。
(60) 2022/05/07(Sat) 01時半頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/07(Sat) 01時半頃
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― ロビー ―
あら、二人の時以外はお嫌?
[呼び方を恥ずかしがられたので、そう軽口ついでにデリクソンに聞き返した。しかしジャレている場合でもないので、本題だ。>>61]
なんでもいいから現状を…… それなら、是非あたしのしている検査の話を 聞いていってちょうだい。
時間もかかるし 何より張り付いて一人づつ確かめないと 結果があたし自身信用できない 半端な物になってしまうから 日に一人が限界だとは思うけれど……
それを今朝、実施したのよ。
(64) 2022/05/07(Sat) 02時頃
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[沙羅当人に『今でいい』と許可を貰った。] あたしたちは、もうサラさんが 星喰いアメーバである心配をしなくていい。 あたしにはそう断言できる。
ちなみに、サラさんには説明するのが筋だから 話しておくけれど。 『自分の検査はいいからあなたの検査をしたらどうか』 と仰ったのは、そちらのアルクビエレと、 もう一人、ミツボシさんという方よ。 沙羅さん、心からご協力、ありがとう。
[出来るだけ心を込めて例を言おう。声音にその気持ちがどれだけ乗るかはわからないけれど。]
(65) 2022/05/07(Sat) 02時頃
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[そこに、沙羅への礼をもう一つつけ加える。]
……あたしの疲れの心配についてもね。 どうにも眠くなったら眠るわ。大丈夫よ。
(66) 2022/05/07(Sat) 02時頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/07(Sat) 02時半頃
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― ロビー ―
[ほっと息をついて、礼を言う少女に首を横に振った。 その後、居住まいを正した少女の話に]
……、!
[はたとする。 沙羅は、確信めいて 星喰いアメーバは『三匹』だと話した。 今現在近くに生息する数が、分かるという事か?]
……
[昨日彼女が『神様からの声』といった事を話していたことが思い当たる。PJには神のことは理解しにくかったが、異星人の多様さの方は理解できる。
今や、PJにとっては彼女以上に、星喰いアメーバの件について信頼できる言葉を話す人は存在していない。 沙羅に頷きを返しのは、その話をよく聞きたいと思ったから、そして更に話し合うべき事が思いついたからだ。]
それは確かに、皆に伝えた方がいいことね。**
(69) 2022/05/07(Sat) 03時頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/07(Sat) 03時頃
[アルクビエレの情報()に身を乗り出した。]
ほほう、元海賊とな。
それは面白い。新しい視点が開けるかもしれぬ。余裕があれば其奴も食らいたいところじゃの。
エフ殿はこだわりが強いのう。
今までも食う相手はよほど厳選してきたとみえる。
しかしPJ殿の知識は今後役に立つかも知れぬぞ。いんす……「いんすぴれぇしょん」か、そのあてにはならぬかもしれぬが。
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― ロビー ―
おはよう、みなさん。 ロバート、勿論よ。
[ロバートには、場に人が増えたことで些か緊張が伝わってしまうかもしれない。犬の感覚は繊細だ。PJはロバートに手招きをして顎を撫でさせて貰う事にした。 彼はエフやPJの近くで伏せることになるだろう。
徐々に人が集まりだした。 人が揃っているかどうかをPJはきちんと確認していないが、ロボットは引き続き要点を纏め続けてくれている。 ロバートの上の小型宇宙人の『怪しい者』という言葉に肩を竦めた。]
怪しい、なんてこの段階で何をもってして 判断できるのやら、といったところでしょうね。
[そう思っていたところ、その小型宇宙人本人が調理スタッフ(ロボットかアンドロイドであろう)から怪しいと噂されていたと、アルクビエレが話した。小噺の様相だ。]
(80) 2022/05/07(Sat) 12時頃
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[沙羅がミツボシの疑問に応じる。>>74>>79 滅亡したセジ族の生き残り、との事のようだ。 宇宙生物に関しての膨大なデータベースをあさればもう少し記録が見つかる可能性も考えたが、PJ自身は今それに時間を割く気はなかった。]
テレパシーを用いる種の亜種と考えれば あたしには違和感はないわ。
(81) 2022/05/07(Sat) 12時頃
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疑う、信じる……そういう話が出て来る以上、 建設的なことから話し合いたいわね。
星喰いアメーバの見分けやそれに準じる事について 何かご存じの方は、他にいらっしゃらない? まずはそれを全員に確かめたいわ。 後から『実は出来る・知ってる』は無しにしましょう? 今日間違って宇宙に放り出しかねなくてよ。
[とはいえPJは、この船にいるよりも冷凍追放される事は安全であろうと考えていた。 冷凍すれば星喰いアメーバは死ぬが、他の宇宙人で冷凍に耐えられる体を持ち、冷凍ポッドによる冷凍状態がよく、腕の良い技師や医師によって、うまく解凍して貰えた場合は生還できるおそれがある。まずは宇宙に放り出された冷凍ポッド自体を見つけて貰えるかどうかが肝だろう。]
あとは、今日の検査する人を皆さんと決めたいの。 あたしの一存では決めたくない事だわ。
後から考えが聞けるよう、 みなさんに連絡先も教えるつもりではいるけれど すぐに決まるようならこの場で検体を頂いて すぐに検査を始められるわよ。**
(82) 2022/05/07(Sat) 12時半頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/07(Sat) 12時半頃
[PJの問いを受けて、]
……ふむ。
星喰いアメーバの見分けについては現状PJの言葉に説得力がありすぎる、と感じますが……
放り出した者が実際どうだったか、については我々が答えを用意する余地もあると思うのですよね……
[少し、考えるような思念が漂っている。]
今のところ、確かにPJに説得力がありすぎるな。
放り出した者の中に星喰いアメーバの痕跡があった、と言えばある程度誤魔化しがきくやもしれぬ。そのあたりも考えておくべきか。
……我としては、あのサラという娘が少々気になるがな。あやつが今、船にいる我らの数を正確に数えられるとしたら、それもまた厄介じゃて。
ええ、そう、アメーバの痕跡であるとか。
或いは、今こうして名乗りを求められているうちに、
判別できるというようなことを言いましょうか。
……"死者の魂が見える"だとか。
[わたくし、それっぽくありません?と、珍しく冗談めかすような調子で。]
サラとやらが正確に我々の数がわかるとしても、
検査を行っていない者を放り出して、
その者がアメーバであった、と言えば……
残りのアメーバの数を誤認させることもできましょう。
[それらしい名乗りに思わず笑い声を漏らす。よく見ると女の肩がわずかに震えているのが分かるかもしれない。]
は、は、は、よくよく似合っておるのう!
確かに、今のうちに判別できると名乗りを上げておくのは良いかもしれぬ。どれほど信頼を得られるか分からぬが、少なくともPJ殿の信憑性は下げられるからの。
残りのアメーバの数を誤認させるのも有用じゃの。奴らを油断させられる。
ではそちらは我が名乗り出ようかの?それとも、今は黙っておくでも構わぬが。
[笑い声に、そうでしょう?とばかりのややドヤ思念。]
ああ、いえ、アメーバの判別ではなく。
放り出した者が実際アメーバだったかどうか、の方です。
アメーバの判別については、流石にPJほどの演技は難しい。
PJの検査結果と逆のことを言えば、
彼女の信頼を下げることもできるとは思いますがね。
[そちらは、という申し出に少し考えるような間。]
そうですね……らしさ、という意味では、
あなたには誰かを守るというのが似合う気はいたします。
[軍人とが誰かを守るというのもまた、それらしいでしょう、と笑う。]
どちらにしろ、後から……というのは、
恐らくあまりよろしくないかと。
こうしてまとめ役を買って出ているPJから呼びかけがあって、我々はこの場にいるわけですからね。
ま、後から何かを言うとしたら、そこで伏せっているエフにでもお願いしましょう。
[今とても話せる状態ではなさそうに見えるのは、都合がいいと言えばいいのかもしれなかった。]
/*
わたくしがやるなら霊能騙りでいこうかな?とおもっています!
ああ、そちらかえ。すまぬ、我の勘違いじゃ。
死者の声を聴くと言って、PJ殿の信憑性を下げる。なるほどな。良い案じゃ。
ではそちらはお願いするとしようかの。
ならばぬしの言う通り、我は誰かを守る方に徹するとしよう。
守りに徹するのであれば、今ここで名乗りを上げる必要はないしのう。「誰かを守っておったと言えば襲われると思うて隠れておった」と言えばそれらしくなる。
/* PL連絡ありがとうございます!了解です!
こちらは守護者騙りで行こうと思います!
ふふふ、ではそのように。
守りの方はよろしくお願いいたしますね。
必要であればわたくしを疑う素振りをしていただいても構いませんし……もし、下手を打つようなことがあれば切り捨てていただいても。
最後に生き残ることこそが正しい。
全ては我々という種が続くためでございますから。
/*
どの程度相談しようか迷ったのですが、役職なので一応PL連絡も!
こちらこそ、お付き合いありがとうございます。
もちろん、それは我も同じこと。
必要とあらば疑ってくれても構わぬし、もし検査されたら切ってくれても構わぬ。
エフ殿も……どの程度聞こえておるか分からぬが、我がへまをしたらためらいなく切っておくれよ。
もちろん、全員で生き残るのが最善ではあるがのう。我らはここで終わるわけにはいかぬのだから。
/* RPでお返ししたかったけど更新が明日の8時ー!
夜もちょっと接続難しそうなので、取り急ぎ。
霊能と守護者騙り了解しました。エフはそのまま村人の顔してます。
/*
エフ!ありがとうございます!
引き続き村人RPはまかせましたよ(霊能顔
[アルクビエレが追放されれば、教団はアメーバの巣窟と疑われるだろう。場所によっては、建物ごと焼き払われるかもしれない。
それこそ、かつての焼尽――ビジェの浄化のように。
アルクビエレはそんな事態も想定している。
そうなった時にどう振る舞うべきか。
子株達にはよくよく、言い聞かせてある。]
さて、今夜は誰を襲うかも、
そろそろ考えた方がよろしいですね。
検査先がジェルマンになるのなら、
彼は避けた方がよいと思いますが……
/*
中身的には、体調が心配なギョウブさんもありかと思っています……吊りがそちらにいくかもとは思うのですが。
そうだのう。順当に、PJ殿を護衛しておるロバート殿を襲うというのも、一つの案じゃが。
我らの同法ではないと断定されたサラ殿を襲うのもありやもしれん。
我の望みを通すなら、元海賊殿を喰らいたいところでもあるの。
/*
と言いつつ、投票先はギョウブさんにしてます。やっぱり体調が不安なので。
|
― ロビー ―
[提案をしてから、暫し皆の話をただ聞いた。 意見が活発になってきた。 いまは議論の概要の記載を務めるロボットに、追加で声と映像の極力明瞭な記録を頼んだ。
後から振り返って確認したい者がそう出来るよう。]
(118) 2022/05/07(Sat) 20時半頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/07(Sat) 20時半頃
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[他に誰か星喰いアメーバを判断する方法を持たないか? その問いに、アルクビエレが名乗り出た。>>82>>100 アルクビエレ曰く、彼女が出来る事は『死』ありきのものであるらしい。死者の思念に関する科学はPJの知識の範囲外だ。>>101>>102]
そう……、アルクビエレは 冷凍ポッドを使った際に星喰いアメーバが死ぬことで その判別に協力できる、という事ね。
[沙羅が今日検査をして貰ってはどうか、と意見するのに、PJもまずは頷いた。>>106]
あたしは今日よりも、寧ろ昨日の経緯からいって あたし自身の考えで選ぶのなら、 アルクビエレを検査するのが筋だと思っていたわ。
今もまだそう思い続けてはいるけど、 色んな意見が出て来たから、共に考えたいわね。
[ここについては、ジェルマンの話した『野放し』の話も関わっていた。>>107]
(120) 2022/05/07(Sat) 20時半頃
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[身を削っていると話題にあがったので、アルクビエレに手をひらひらとふった。>>114]
現状、あたしも信じられない、という事については 構わないのよ。
労力が正しさを照明するわけじゃない。 あたしが提供できるのは、あたしにとっての正しさと あなたたちにとっての手がかりに過ぎないわ。
本来は誰一人星喰いアメーバでない保証がなく 検疫の面では全員を冷凍するのが最上よ。 仮に次の港まで、全員そのまま乗っていたとして 似た措置がとられるんじゃないかとあたしは思うわ。
そして次に、残念ながら冷凍ポッドは 日に1つしか使用できない。 ならば、どうしていこう?そういう話になるわね。
(121) 2022/05/07(Sat) 20時半頃
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話をきいていて意外だったわ。 冷凍ポッドは寧ろ、船内にいるより安全だと思ったから。
[膝の上で組んだ指をなんとなしに動かす。思考に沈んでいるのかもしれない。>>108]
死は覆らないけど、冷凍に耐えられる肉体があるなら きちんと救助されて解凍された場合 生きられる可能性があるとあたしも考えている。 地球人型の宇宙人やその亜種は可能性が高いわよ。 中には入りたい人もいるかと思ったのだけれど。
[検査を億劫だというハロの意見もよく理解できたし、ハロのほうへ視線をやる。ロバートは近くに寝そべっている。然程離れてもいるまい。>>94>>95>>110]
ハロといったわね。『面倒』という意見も真っ当よ。 全員疑惑がある中、 信用しきれない検査にかかるのは不毛ね? 面倒から解放される、最も合理的な一手は 今は冷凍ポッドに入ること。ご希望があれば協力するわ。
[場合によっては希望者を冷凍追放することも吝かではない。そういう助かる道に賭けたいという場合は、応援するのもいいだろう。]
(122) 2022/05/07(Sat) 20時半頃
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そして……ジェルマンと仰ったかしら。 あなたを検査するのもいいわね。 前向きに検査に協力してくれるのだもの。
考慮する前に、あたしはあんたに 『星喰いアメーバの判別が出来るかどうか』 それを改めて確認しなくちゃならないわ。
『なんの役にも立たない』と仰っていたから、 あんたのいう『魔法』でも、判別不能だと…… そういう事でいいのよね?
[彼の希望とは、潔白の前借のように聞こえる。 自分は間違いなく星喰いアメーバでないから検査でその潔白を証明する。明日も変わらず潔白であろう。そういう意気込みとしてとらえた。>>107>>108>>116]
魔法を売る信用のため、なんでしょう? こんな博打を打ちながら、 あんたは商売してきたの?
[ならば、凄まじい商魂だ。PJは恐れ入るあまり、感心を通り越しほんの少し笑ってしまった。]
(123) 2022/05/07(Sat) 21時頃
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ありがとう。 簡潔でとても助かるわ。 今後も意見を参考にするわね。
[>>124 案外と低音のシブい声をしているハロの返答に頷きを返した。PJはこの船の暮しが長い。この船で乗客を煩わせるということは時に命を奪うにも等しい無駄を課す酷い事になりかねなかったから。
今後もその『希望しない』かつ『拒否をしない』ことは、たったひとつ、簡素が故によく練られた彼の取り扱いの指針としよう。今後もこの意見は尊重していかねばなるまい。PJは、そう思った。]
(125) 2022/05/07(Sat) 21時半頃
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ロバートは今のところ話題に上がっていないので、隠れ蓑を確保しておくなら、サラはよい選択かもしれません。
が、守られる可能性もないとは言えない。
確実に始末ができるのは、ロバートの方でしょうね。
/*
ですね……!
表の様子を見つつ、今のところこちらも投票は同じです。
そうだのう。確実なのはロバート、今後を考えるならサラといったところか。
ただ、アルクビエレ殿が検査されると正体がバレることを考えると……。難しいのう。
[有事の際は切り捨てると言ったものの、全員で生き残ることへの望みが捨てきれないらしい。未練がましい台詞を吐いた後、やや間をおいて]
ううむ……今日のところは、我はロバートを推すが。サラ殿もPJ殿も、早めに襲っておきたいところじゃな。
わたくしが検査された時のことは……
また明日考えましょう。
[未練の残る言葉に、ふふ、と微かに笑って]
そうですね、では、今夜はロバートにしましょうか。
今後誰を襲うにしろ、障害がなくなるのはよいことです。
……そうじゃの。明日のことは明日考えれば良いわ。
うむ、では今夜はロバート殿の元に参ろう。
おそらく確実に襲えるじゃろうし、今後が楽になるはずじゃ。
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あぁ。確かにお腹のすく時間ね。 あたしの連絡先だけ渡しておくから もし検査の希望で他に何か思いついたら ご連絡いただけない?
それ以外は、話は済んでいるわよ。 今は検査はジェルマンを、という事と 冷凍追放についてはそっとしておこうって 意見だと思ってきいていたから。
[間違いないかしら?と首を傾げた。>>126 PJは、死が迫る前の贅沢や散財は当然の権利だと思っている。こんな時、ハロを煩わすことは、絶対に失礼だと感じる、そういう人だった。 だから連絡先を渡した。 あとは彼を見送る事も出来よう。]
(127) 2022/05/07(Sat) 22時半頃
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ふふふ。偏屈の多くは長生きしないのよ。 上手く商売をするのは、偏屈から売り買いできる 柔軟なひとだったわ。
[彼の『自分が潔白を照明したい』ということが、彼の命をもしも脅かすことが今後あるとすれば……PJにとっては、ついにとても慣れ親しんだ価値観だ。自分の利権のために命を犠牲にし、次に役立てる。命を『売る』側の商人として、PJにとってはある意味、親しみやすかった。>>129]
そう。役立つものがあれば尚良かったんだけれど あたしが気にしていたのはね。 例え話だけれど……もしあんたを検査して。 仮にあたしが星喰いアメーバよ!と言ったとする。 あんたが『そんなわけない、PJは嘘をついた!』 『そんなこったろうと思った!』なんて…… あんた自身が人を検査する商売を新しく始める。 そうならない保証が、ないといけない。
あたしは自身のお客に不毛な思いをさせないため、 あんたから、商売敵にならない前提を 貰えないと検査ができない。そういう話よ。
[信用を金の話に変える。慣れた手触りの例え話だ。]
(132) 2022/05/07(Sat) 23時半頃
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PJは、ジェルマンの商魂を、いたく気に入った。
2022/05/07(Sat) 23時半頃
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─ ロビー ―
[ロバートが、冷凍追放の希望者は?と質問している。 PJは、ロバートの視線にあわせて、存外、考えるそぶりをしたことだろう。だって、PJという人物は、命が惜しいのだ。
けれど、彼女の生命としての指針は、それ以上、優しい犬の平穏も願っている。だから、ロバートが『希望せず、拒否しない』と、ハロと同様の意見だった時点で、犬の平穏を願う指針を採用しようと思う。それが、現時点のPJだ。]
(139) 2022/05/08(Sun) 00時半頃
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[そして沙羅に近づいてきた少女が、沙羅に抱き着いている。昨日のカジノで見た人だ。彼女の体の心配をするものはやっぱり、居た。年若い少女らのやり取りを見ながら、PJは眩しく思った。]
……今は遅いも早いもなくってよ。 いつでも全て説明するわ。
[彼女らのひと段落の折には、そう一声かけよう。優先順位が、PJのなかでは二人のコミュニケーションのほうに傾いているのだ。]
(141) 2022/05/08(Sun) 00時半頃
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[デリクソンが給仕を終える。では、彼の思考の壁打ちに付き合えたら、それがPJにとっては嬉しい事だ。 この状況でも仕事でもないのに飲み物を配ってくれた彼には、相応の対価として、誰かの時間が割かれるべきだと思った。>>140]
あたしみたいに検査できる人が 二人や三人いるなら、捗るはずなんだけれどね。
[少なくとも、アルクビエレ・沙羅の他は……エフはただ星喰いアメーバの情報を求めていたこと、ジェルマンは丁度そのことについて話し合う段階なこと、ロバート>>103、デリクソン>>140、ミツボシ>>86、ハロ>>95は、PJとは別に星喰いアメーバを見つけるための具体的な調査を始める心当たりはなさそうに思えた。]
(149) 2022/05/08(Sun) 01時半頃
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ほほほ。 結託してるのだとしたら、そうね。 いわれてみれば、 あまりにも、ぐだぐだだもの。
[デリクソンが「結託の線はあんま考えてねえ」>>148というのも、さもありなん、と思った。 なにせ昨日もぐだぐだと聞きまわって、『検査しようか?』と声かけした人に、二人分も断られた結果、沙羅の検査をする結果に至ったPJはあくまで感想としてそう感じている。 連携しているのだとしたら、あまりに滑稽な様相であろう。可笑しそうに笑った。]
(151) 2022/05/08(Sun) 01時半頃
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[平和だ。
『守りたい、この笑顔』 ……とは、なるほど。聞いたことのない概念ではあるが、一度聞いただけで理解が及ぶ、面白い言葉だ。なにを大袈裟な、というところも含めてのユーモアなのだろう。一拍、理解が遅れたままデリクソンに頷いた。>>150
そして、デリクソンもジェルマンの提案に異存なし。その意見をもってして、さすがにそろそろ人数も鑑みて、PJは検査先を決めることに相成った。]
……そう。 イザカヤの子も、コールドスリープは お断りね?覚えておきましょう。
[なるほど、と頷いた。]
(154) 2022/05/08(Sun) 02時頃
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[さあ。あとはジェルマンに向き直る。>>144]
ごめんなさいね、色々話させて。 ミステリアスも売りなのではなくて? 損を、もししていたら、お詫びに何か買うわ。
[そうジェルマンに首をかしげた。]
諸々ありがとう。 なんにせよ、皆さんあなたの検査を…… そういう総意を。 あたしは無視する事はなくってよ。
[夜を超えられるなら、とジェルマンがロバートに話している。PJはロバートが『知性があるなら“そう”はするまい』と言ったことも聞いている。 その心持とは……、……。]
(155) 2022/05/08(Sun) 02時頃
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……
善意は信じときたい、ね。 考えさせられるわ。
[デリクソンがからからと、「善意は信じときたい」なんて言ったことをしみじみと考えた。>>152その後、偽物なら専売できる時はするという意見に、納得も示す。
異論なし>>153とデリクソンがこんなにも、けらっと言葉を軽くする事は、イザカヤ企画とやらでやっていた、心遣いに似たものなのだろうか。]
(156) 2022/05/08(Sun) 02時半頃
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[PJはこれまでを振り返る間、少しだけ目を閉じた。]
…… じゃあ、まずは。 ジェルマンさん、採血からでよろしい?
[ジェルマンに、検体の提供を求めた。 ジェルマンは、血をはじめとして、色んな体液を要求されることだろう。まずは異様に上手な注射を見舞おう。 PJは長くいきてきて注射が痛い!と騒がれた事は、滅多になかった。**]
(157) 2022/05/08(Sun) 02時半頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 02時半頃
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― ロビー ―
[ジェルマンの検体の採取をひと段落させた。>>162 そこで沙羅の友人に声をかけられた。>>160 話の切り出し方に、PJは少し驚いたようだった。 言葉に一瞬迷ったのち]
ミームさんといったかしら。 あたしはサラさんに協力して貰った立場だから、 今後一緒に、サラさんに協力が出来るといいわね。
[更に言えば、今は沙羅を縁に会話をしている。 現状は、間違いなく沙羅の功績だ。]
ええ。
[証拠を出す力も知識もないという沙羅の友人に頷きを返す。それがない事は恥ずべきことでもないし、普段、別段使う必要のないものだと思った。 寧ろ、普段か皆の助けになるものは、こうしていま『なにもない』と話してくれるようなことだろう。]
(169) 2022/05/08(Sun) 04時頃
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あら、冷凍が……
[――冷凍されるのは、怖いっていったら、わらう? そうミームに問われ、実際PJは笑わなかった。 なにせそこで、笑う、という発想がなかった。]
いいえ、笑わないわ。 冷凍が怖くないひとは、 そうされるのに麻痺してるのよ。 あたしだって、少しは怖いわ。
[それから連絡先をミームにも直接渡した。]
次の検査をするから、少し部屋に籠るけれど サラさんのために あたしにも協力出来る事がある時は 遠慮せずいつでも呼んでちょうだい。
[ジェルマンから採取した検体を持って、PJは部屋に戻らねばならず、そう言い置いて、ロビーを後にした。ミームたちの会話も、ロボットが記録しているのなら、明日、見ることも叶うのかもしれない。*]
(170) 2022/05/08(Sun) 04時頃
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― その夜 ―
[PJは検体を得た後は自室にこもる事になる。
鍵をかけ、誰も部屋には入れなかった。 理由は検査の正確さのためだ。**]
(171) 2022/05/08(Sun) 04時半頃
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