人狼議事


10 冷たい校舎村9

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視点:



 九重さん、もう帰っちゃうの?
 もうちょっとゆっくりしてくれてもいいのに。
 屋台のコンセプト、九重さんの発案だったよね。
 私たちの屋台が優秀だって評価されたの、
 きっと九重さんのアイデアのお陰だよ。
 楽しい文化祭をありがとう。
 私、大事に覚えておくから。
 


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― チャイムが鳴る前・渡り廊下 ―

[暮石と屋台の方を覗きながら
番代は先に戻っているのだと言う>>0:629
動揺のせいか酷く汗をかいていた彼女、
どことなく元気がないようだったので
ちょっとだけ気にはなったけど。

上に行くなら皆いるだろうし、ってことで
そのまま見送ることにした。
既にカッターは持ってるようだったし。

屋台を見ながら思ったことを口に出せば
暮石が考え込むような素振りを見せる。>>18
続いた台詞に一瞬、息を飲んだ。]

(80) 2021/06/08(Tue) 09時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

それは…………

[確かに、それはそう。>>19
文化祭の時死んだことが
トリガーで止まってしまったなら、
「今日」まで動いている方がおかしい。

もしも「今日」死んでしまったのなら。
そうして、過去の楽しい文化祭が
送り主の拠り所になっているのだったら。

…小難しいことはよく分からないけれど
何となく辻褄は合う、ような気はする。]

………それは、なんつーか………
切ないね。

[率直な感想をぽつりとつぶやいた。
だって、ものすごく現実で嫌なことがあって
思い出に縋るみたいにこの世界を作ったってことでしょ。]

(81) 2021/06/08(Tue) 09時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


…でも俺さ。

ちょっと分かる気もするんだー。
やなことあって、そこから先に進めない
そこで時間が止まっちゃう感じは。


[まあ、でもそれだけあれば十分、なんて
浸れるほどの幸せな思い出はないかもな。
文化祭は楽しかったけど、普通に楽しかっただけだ。

そう言う意味ではちょっと羨ましいかもしれない。
なんて、不謹慎な話かな。]

(82) 2021/06/08(Tue) 09時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[レジとそれとどういう関係があるんだろう。>>20

視線を向けてもへらへら笑う暮石は、
のっぺりとした仮面で表面だけを覆い隠してるような
そんな印象を受けた。
だって俺も似たような事よくするから。

ともあれそれ以上を話す気はなさそうで、
話は他の場所への探索へと移る。
部屋を一つ一つ見てみよう、ということで話は纏まり
その場を離れようとした所でふいに暮石が振り向く。]

…………うん、寂しいね。

[何を思ってそう口にしたのかはわからないけど、素直に頷いた。

この文化祭の日に一人きり。
取り残されているのだとしたら、確かにそれは酷く寂しい。
独り言のように続いた台詞には、少しドキッとしてしまった。>>24]

(83) 2021/06/08(Tue) 09時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



俺ら文化祭関係で集まって来たと思ってたけど、
そうじゃなくて、
寂しい奴らが呼び集められてきたってこと?


[選ばれし者。冗談みたいに番代はそう言ったけれど
あながち間違いでもないのかもしれない。
心当たりはありすぎるほどあったから否定できなかった。
ここにいる皆、そうだって言うんだろうか。暮石も?

はあ。
またどこかでため息が落ちる。]

(84) 2021/06/08(Tue) 09時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


…………寂しいやつを沢山寄せ集めても、
寂しさはゼロにはなんないのにね。


[自嘲するようにそう零し。
答えは期待してなかったから、
屋台に背を向けてその場を立ち去る。*]

(85) 2021/06/08(Tue) 09時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 回想・文化祭と音楽室 ―

[春から始まった音楽室の30分は、
気楽で、奇妙な時間だった。

暮石とお互い何かを話すわけでもない。
気の向いた時だけ来て、碌に挨拶も交わさずに
ただピアノを聞いて帰っていく。

約束とかそういう類のものではなかったし、
暮石も別に待っているわけじゃないと思ってたから
本当に好きな時にだけ来ることに、
罪悪感もなんもなかった。

ああ、でも、理由ももう忘れちゃったけど
偶々一ヶ月くらい間が空いたことがあった。
次に顔を見せた時に暮石が初めて
声をかけてくれたことは覚えてる。>>0:1036]

(86) 2021/06/08(Tue) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


……どーも。


[やあ、何て言うからそんな風に返して、
何となく妙におかしいような気持ちで目を細めて。

よくへらへら愛想笑いを浮かべてる暮石だけど
その時垣間見えた驚きや安堵は本心ぽかったって言うのかな、
その反応がやたら嬉しかったんだ。

明らかに異物でしかない筈の俺だけど
この空間に受け入れて貰えたような気がした。
特に来る頻度が変わるわけでもなかったけど
ちょっとだけ会話する機会は増えたかも。>>0:1037

って言っても、いい天気だねとか、
今日疲れたねとか、そんな他愛ない話だけど。]

(87) 2021/06/08(Tue) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[何も言わない、何も聞かない。
流れるピアノの音は静かに寄り添ってくれるようで
いつしか勝手に居心地の良さを覚えていたんだと思う。

たった一人の観客として
存在を許されていることが嬉しかった。

だから、喩え暮石の寿命の指針に
使われているだけだったとしても、
俺は特に構わなかった。>>0:1038]

(88) 2021/06/08(Tue) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[打ち上げが終わって、次の月曜日。
暮石から聞かれたことに俺は驚いた。>>545
文化祭の時のことを指してるんだろうなって、
すぐに予想はついたから。

醜態を見られていたこともそうだし、
彼女がそれを覚えていて、
今ここで触れたことも。

多少騒ぎになっていたから
知っててもおかしくないんだけど、
皆あの時は忙しかったし、
過ぎれば忘れてしまってもおかしくないことだ。

ぽかんとしていたら暮石がなんでもないよって言う。>>545

…乗って、合わせても良かったんだけどさ。
その時の俺はやっぱりちょっと弱ってたのかな。]

(89) 2021/06/08(Tue) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



…あんまり。
大丈夫じゃないかも。


[こんなこと言ったら暮石も困るかな。
いや、気にしないかも。どうだろ、分かんないや。

壁を背をして体育座り。膝に顔を埋めて。
暮石がいつも通りにピアノを奏でだせば
やっぱりそれを黙って聞いていた。]

(90) 2021/06/08(Tue) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


音楽ってさ、すげーね。
ちゃんと喜怒哀楽はあるのに、
聞いてると落ち着く。


[演奏が終わった時に、小さく呟いた。

この頃には俺も春より少し耳が良くなって
ちょっとしたミスくらいなら
聞き分けられるようになってたけど
それでも心地よいと感じていた。

ピアノが好き?
って問いには答えて貰えなかったけどさ。
少なくとも俺はこの時間が、
暮石のピアノの音が好きだった。
…んだろうな、きっと。**]

(91) 2021/06/08(Tue) 10時半頃


 心外だな。
 私が九重さんを殺したりするわけないじゃない。
 みんなのこと殺すなんて、そんなことするわけない。

 九重さんは帰っただけ。
 マネキンとすり替わって、九重さんは帰っちゃった。
 私、もうちょっといてほしかったのに。
 こんなに急いで帰ることないと思わない?

 大丈夫、みんなちゃんと帰れるよ。
 心配しなくても、死ぬのは私だけだから。
 


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― チャイムが鳴る前・探索 ―

[その後は、暮石と連れ立って
暫し1階を探索していた。>>37

会議室も職員室もやっぱり誰もいない。
つけっぱなしになってる音楽室の鍵を見て
暮石は不用心だなって言ってたけど、
まあ早々入る輩もいないだろう。

不思議なもので、食欲や排泄欲なんかの
生理現象は当たり前のように訪れる。
食べて大丈夫か?って思いはまだあったけど
この頃には俺も腹が減って来て
飲まず食わずでいるのもしんどかったから
購買から幾つか余ってる食糧を失敬することにした。]

(103) 2021/06/08(Tue) 11時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ちなみに俺も緊急事態だし
多少パクっても許して貰えるんじゃね派。
なんだけど、財布ないからって遠慮してる
暮石見てると、流石にそれは言えなかった。>>38

コートのポケットに突っ込んでいる財布から
硬貨と一緒にメモを置いて
カツサンドと焼きそばパンとツナマヨおにぎり、
あとお茶を貰っておく。

暮石も腹すかせてるようだったので
好きなの一個あげようとしたけど、
受け取っては貰えたかな。]

(104) 2021/06/08(Tue) 11時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[時間の感覚は全くないんだけど
そろそろ皆寝床をどうしようか考え出してる所らしかった。

女子は保健室で男子は休憩所で>>1:651
ってことで落ち着いたっぽい。
毛布は譲って貰えたんだろうか。>>1:659
布団代わりのマット運びに駆り出されたから、
多分その頃には暮石とも別れて
各々自由行動してたんじゃないだろうか。*]

(105) 2021/06/08(Tue) 11時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



[つんざくような悲鳴が聞こえたのは、
少しだけこの異空間も見慣れて
落ち着きを取り戻し始めていた頃だった。]

(106) 2021/06/08(Tue) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― PM:8:50 ―

[直後、酷く場違いなチャイムが鳴り響く。>>#3
最初にえっ、て思って、
硬直したまま辺りに視線を走らせた。

辺りはすぐに何事もなかったかのように
先程までの様相を取り戻したけれど、
校舎全体に響き渡るような絶叫は
耳にこびりついて離れない。]

(107) 2021/06/08(Tue) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


……なに、さっきの……


[おそるおそる。
聞こえてきた悲鳴を辿って、
3-9の教室までやって来た。
ううん、違う、ここじゃない。

既にちらほらと悲鳴を聞きつけた誰かしらが
集まって来ていただろうか。
吸い寄せられるように10組の教室に立ち入って、
広がっている光景に絶句した。]

(108) 2021/06/08(Tue) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[煌びやかな文化祭の装飾の中、
そこだけ異様な光景が広がっていた。

最初に見た印象は、人が死んでる。だった。
首元が大きく裂けた死体が
だらんと四肢を投げ出して
ぽつんと椅子に座っている。>>#6

その姿形、見覚えのあるクラスメイトを想起させ
言葉を失ったまま息を飲んだ――――]

(109) 2021/06/08(Tue) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


………… こ、 ここ、のえ、ちゃん………???


[掠れた声でかろうじて、呆然と呟く。

俺はここに来てから九重とちゃんと話していない。
オカルトとかそう言う方面には
いまいちついていけなくて、
どう反応していいか困るから
普段からあんまり積極的に話しかけもしなかった。

でも、確かについさっきまでそのあたりに居て、
校舎の中を歩いていたのに。…なんで。]

(110) 2021/06/08(Tue) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[混乱して、動揺して、立ち尽くしていた中で。
いつの間にか側にいた鳩羽が
ぽつっと呟く声で我に返った。>>76

………人形?

言われて恐る恐る一歩踏み出し、
それを凝視してみれば、
確かにそれは九重によく似た人形だった。
つるりとした肌に、作りものの関節。

少し確かめればすぐに人形だと分かるのに
それだけこの人形には
鬼気迫るような迫力があった。
どくどくと流れ続けている真っ赤な血も
まるで本物のようで………… 本物じゃない、よな?]

(111) 2021/06/08(Tue) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[目玉クレープなんか目じゃないくらい
グロくて、悪趣味で、冒涜的な光景。

抑えた声から怒気が伝わって来る>>77
俺は鳩羽がこんな風に怒ってるのを初めて聞いた。

こういう場面で咄嗟に怒れるの、
やっぱりレンはいいやつだなあ、なんて
何だか酷く場違いなことを考えてしまって
自分の薄情さにもびっくりした。

俺はと言うと悲しみとか怒りとかの前に、
この状況に感情が追いついてこなくて
ちょっと思考停止状態に陥ってしまっている。
まともに考えると恐ろしいから、
無意識にストッパーをかけているのかもしれない。]

(112) 2021/06/08(Tue) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[鳩羽が走り去っていくのを足音だけで確認して、>>78
ようやく身体を動かすことが出来た。

あれは人形。それ以上でも以下でもない。
だから大丈夫。大丈夫。怖いことなんか何もない。

自分自身に言い聞かせながら一歩一歩近づいて、
椅子の下に広がる血を踏まない所で立ち止まった。
つんと鼻を突く臭いはやっぱり本物の血液に見える。

……何故?

今更、誰がこんなことしたんだ、って
さっきの鳩羽の疑問が遅れてやってくる。
尤もそれは怒りじゃなくて、単純な疑問、あるいは恐怖だ。]

(113) 2021/06/08(Tue) 13時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[首元がぱっくり裂けた九重人形は
虚ろに真上を見上げている。

それを追って何気なく天井に視線をあげれば
びっしり敷き詰められた御符が目に入って
今度こそぎょっとしてしまった。]


             うわ。


[その瞬間に急き止められていた恐怖が一気にやって来て、
ぞわわっと全身が泡立つ感覚を覚えた。]

(114) 2021/06/08(Tue) 13時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[え、もう、無理。無理無理。
まじでなんなのこれ!?

咄嗟にその場から逃げ出したくなったんだけど
辛うじてこれそのままにしとくのどうなのって
一欠けらの良心が勝った。

10組のカーテンを乱暴に剥ぎ取って、
九重人形の上から被せておく。
もう大分遅いかもしれないけど、
刺激の強い光景だしさあ。

もし誰か…メンタル図太そうな奴が来たら
手伝いとか頼んだかもしれない。
俺もあんまり手際よくないしね!**]

(121) 2021/06/08(Tue) 13時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 13時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんなに手先が不器用ってわけでもないのに
震える指先じゃカーテンを剥ぐのにも四苦八苦して
ああやっぱ俺動揺しているんだなって
どこか他人事のように思った。

がちゃがちゃ金具と悪戦苦闘していると
後ろから足音が聞こえてきたから
ばっと振り向いてその姿を見る。>>124]

………副会長。

[扉、閉めてから作業すればよかったなって
困惑している彼女の様子に今更思い至る。

何があったの、疑問も無理はないけれど、
俺も生憎その答えを持っていない。
浮かない表情で首を横に振った。]

(142) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


わかんない。

[マネキン?と言われれば、今度は首を縦に。
見ればわかる以上のことは何もわからない。]

………平気?座ってた方が良くない?
俺一人でもこんくらいなら出来るし。

[カーテンを外す俺の意図を察したらしい
黒沢は手伝ってくれるようだ。

足は震えているようだし、
図太くも何でもない女子に
こんな手伝いさせちゃうの気が引けたけど、
平気だと言うのならば強くは止めない。

カーテンを受け取って改めて問われた言葉>>125
ううん、と再び否定の意を示した。]

(151) 2021/06/08(Tue) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

わかんない、し、何があったのかも知らない。

…副会長も、さっき、悲鳴、聞いた…よね。
それ聞いて10組に来たらこうなってた。

[俺よりも先に何人か来ていたっぽいが
時間にしてそんなに差はない。
多分状況はそこまで変わらなかったんじゃないかなって予測。]

あとさ、上。閲覧注意ね。
びっしり御札貼ってあんの。なんか。
関係あんのかどうかはわかんないけど。

[視線は向けずに上を指さす。
あんまり進んでみたいものじゃないよねって。]

(152) 2021/06/08(Tue) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[―――そんな会話の最中だっただろうか。
樫樹が10組にやって来たのは。>>133]

えっ、あっ、おい樫樹!

[覗き込んできたかと思えば謝罪と共に走り去ってしまった。大丈夫かあいつ。マジの死体だと勘違いしてそうな感もある。
ポカンと見送ったのち、困ったように黒沢を見て]

……立ち入り禁止とか、入口に貼っとくべきかな。

[取り外したカーテンを人形に被せながら呟く。
もう遅いかもしれないけど。**]

(153) 2021/06/08(Tue) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 現在:3-10教室 ―

[もしかしたら黒沢が生徒会じゃない頃は
普通に名字で呼んでたのかもしれないけど
文化祭広報係として接している間に
すっかりその呼び名が馴染んでしまって
彼女が役職を離れた今も何となく副会長と呼んでいる。>>155

じっとしている方が落ち着かない。
その気持ちはちょっと分かる気がしたから
黒沢の意思を汲んで手伝って貰った。

上を見かけた彼女が慌てて辞めるのを見て>>156
ホラーとか苦手ならやめといた方がいいと思う。
と重ねて忠告しておく。
大概物々しい光景だったので。]

(223) 2021/06/08(Tue) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


あ―――……
そういや、レンが探しに行くって言ってた…ような。


[鳩羽の声は物理的には聞こえてた筈だけど>>189
呆然としてて碌に耳に入ってなかったから
本物の九重、という言葉に
ようやくちょっと現実感が戻って来たと言うか
これが人形なんだなって冷静に思えた気がする。

校舎中を探し回った悪友が
結局九重を見つけることができなかったこと
今の俺は知る由もないんだけど。

どこかで見かけたかと問われれば
やはりこれにも首を横に振って返した]

(224) 2021/06/08(Tue) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[顔を出してすぐに去っていた樫樹には
黒沢もやはり驚いたような声をあげる。

ホラー耐性はないようだったし
誤解があるなら解いた方が
本人の為かとも思ったが
取りあえずはこの場の処理を優先させた。

向井や炭蔵が此方を覗くことがあれば
人形に布を被せる所は見れたかもしれない。]

(226) 2021/06/08(Tue) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[カーテンを何枚か重ねて人形を覆い隠した後は
そのへんのポスターを引っぺがして
裏に「グロ注意!」って書いておく。
正直どう注意していいのかも
よく分からなかったので簡素に。]

ん?ん―――……

[そんな時、黒沢が何気なく声をかける。

気が付くのは事実だと思う。
でも、優しいかどうかは微妙だ。>>161

きっといつもの俺だったら
ありがとってにこにこ笑っただろうけど…
今の俺は裏面を向けたポスターを教室の扉に貼りながら
少し困ったように苦笑を浮かべる。]

(234) 2021/06/08(Tue) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[優しさって何だろ、なんて
哲学的なこと言うつもりないけどさ。

それって他人の為を想って
動ける奴のことじゃないのかな。
ちょうどさっきの鳩羽みたいに。]

優しいって言うか、
怖がりなんだよ、俺は。

[カーテンで九重人形を隠すのは
このまま曝け出しておくのが怖いから。

注意喚起の張り紙は、
この光景を見た人が気分悪くなると
何だか俺が落ち着かないから。

自分の為だ。
俺は俺が楽でいられるために
半径2mの気遣いを振りまく。]

(235) 2021/06/08(Tue) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

苦手なんだよね。

人が目の前で怒ったり、悲しんだり
ヤな気持ちになってるのが分かっちゃうと
なんていうかすげー息が詰まりそうになんの。

俺の気遣いで目の前の人が
上機嫌で居てくれるなら
その方が楽かな……みたいな。

[こんなこと普段人には言わないのに。
なんで口にしたのかは、自分でもよく分からなかった。*]

(236) 2021/06/08(Tue) 20時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 21時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 回想・いつかの綿見 ―

[次からは気をつけるってことで
その話は一旦区切り。>>1:674

何気なく尋ねてみた綿見の家庭環境。

返事からそこまで嫌悪の念は読み取れないけど>>1:675
仲悪い、とまではいかなくても
時折家族が煩わしくなること、
多分俺達くらいの年代にはよくある話なんだろう。

分かんないな、フツーの家庭で生まれ育った
フツーの高校生の親との距離感。
振った話題を間違えたかもしれない、なんて
内心ちょっと思っていたけれど。]

(244) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



……もっといい子に、かあ。
それは、しんどいね。


[フツーの距離感が分からなくても
その状況がきついのは想像がついた。
実際に言われてるわけじゃない、ってことは
無言のプレッシャーとかそんな感じだろうか。>>1:676

もっといい子でいなさい。
もっと素直な子でいなさい。
もっともっと。期待を裏切らないで、愛するのに楽な子で居て頂戴。
全く簡単に言ってくれるよなって思う。]

(248) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


子どもってさ、
親の期待には応えたいって
思うように出来てるじゃん。

無償の愛とかそんな綺麗なもんじゃなくて、
自分一人で生きていけないこどもは
庇護してくれる大人に見捨てられると死んじゃうからさ。
一種の生存本能ってやつ。

[夢も希望もない話だ。
どこで聞いた話なのか忘れてしまったけど、
でも事実だと思ってる。]

(249) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


身体的に1人で生きて行けるようになったらさ、
世界中の誰に認めて貰えなくても
気にしなくなれたらいいのにね。

そうなってないの、人類のバグだよねー。


[なんて、だんだん俺も何言ってんのか
よく分かんなくなってきたから。
あんま気にしないでって言って、
取り繕うように笑ったんだっけな。*]

(250) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


ん―――……

[黒沢から返ってきた言葉を肯定も否定もせずに
益々俺は困ったように眉を下げる。>>247

まあ、言葉にすればそうなのかもしれない。
そういう解釈もあるのか、とは思ったけど
すんなり納得は出来なかった。

でも食い下がった所で黒沢を困らせる…っていうか
あんまり伝わらない気もして、
へらりと口元だけ笑いを浮かべる。

素直に引き下がればいいのにもやもやして、
口から出た声がちょっとだけ硬くて、初めて気づいた。

今俺は少しムッとしている。]

(263) 2021/06/08(Tue) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

副会長的にはさあ、
気を遣うイコール優しい?
自分に優しくしてくれる人は優しい?

誰かが不機嫌にならないように立ち回ることを
優しいって表現するんなら、
確かに俺は優しいのかもね。

じゃあ副会長的に優しくないってのは
たとえばどんなやつなのかな。

[少し突き放すような言い方になってしまったけれど、
マジになりすぎないラインを保ちはしたつもりだ。
こんな時でも俺は打算的だ。]

(264) 2021/06/08(Tue) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[愛想笑いを浮かべて空気を読むことも、
目の前の相手の機嫌に一喜一憂することも、
好きでそうしてるわけじゃない。

俺はさ、そうするしか出来なかっただけだよ。
こう言う風にするしか生きてこれなかったの。

だから、そんな簡単に、勝手に
綺麗な言葉で括って片付けないでほしかった。*]

(265) 2021/06/08(Tue) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 文化祭・綿見 ―

うわっ、

[飛び出した所で綿見に見つかって>>10
咄嗟に怒られるかと思って見を竦めたけど
息を飲んだ彼女は俺を調理室まで引きずってった。

自分ではあんまり自覚してなかったけど
多分酷い顔色だったんだろうなあ。

静かに調理室まで連行される間も
俺の頭の中はずっとぐるんぐるんしてて、
どうしようどうしようって
そればっかりだった。]

(290) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[幸いと言っていいのか、
人の出払っている調理室は閑散としていた。>>11
のろのろと椅子に腰を下ろして、
差し出されたジュースを受け取る。

ああ、多分迷惑をかけてる。
俺が勝手なことしたせいで困らせてしまってる。
ちゃんと笑ってごめんねって
もう大丈夫だよって、言わないと駄目だ。
駄目なんだけど、そう思えば思うほど表情筋が動いてくれない。]

…………、 

[仕方なく渡されたジュースのタブを開けて、
無言で口をつける。
冷たい甘さが一気に喉から腹に降りていって、
少しだけ頭がクリアになったような気がした]

(291) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[すう、と息を吐いて、口を開く。]

あ、ははは。ごめんね〜探させちゃった?
あっち騒ぎになってるよね、マジでごめん。
副会長にも謝んないと。
あっジュースありがと!
叫びっぱなしですげー喉乾いてたからさあ〜

[一度言葉を発してしまえば今度はべらべらと
自動音声みたいに謝罪が出てきた。
ごめんね、ごめんねってへらへら笑って繰り返す。

そのくせ、もう大丈夫だから、
その一言がどうしても出てこなくて
持ち場に戻んなきゃって思うと
鉛を飲んだみたいに胃が重かった。]

(292) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[逃げたい。
戻りたくない。
万が一にでもあの子と顔を合わせたらって思うと
またあの目で見られたらって思うと、
怖くて怖くて、足がすくむ。]

(293) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



………あの。さ。
もーちょっとだけ、ここに居てもいい?


[一頻り喋って静寂が訪れた頃に、ぽつりと尋ねる。

今、出来るだけ人と顔を合わせたくなかった。
生クリーム泡立てるくらいは手伝うからさ。
おずおずと窺うように綿見顔を覗き込んで。*]

(294) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 現在・3-10教室 ―

[分かってるとも。
黒沢が褒めるつもりで言ってくれたことくらい。>>275
そんな深い意味で言ったわけじゃないことくらい。
むきになる方がそれこそ「空気読めて」ないってことも。

なのに黒沢に謝らせてしまった俺は
あーーって自己嫌悪に陥る。
もうこの話は終わりにしよう、そうしよう。
そう言うつもりで口を開いたけれど、
それよりも先に返答が返ってきた。]

(306) 2021/06/08(Tue) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[静かな言葉は明瞭でゆるぎない。>>276
ああこの人は自分が正しいって思ってる。
自分に自信があるんだろうなって思った。>>277

人に認められたくて、愛されたくて、
他人の顔色に怯えたことなんてないんだろうなって。

だから多分そこだけ聞いていたら
副会長はそう思うんだね、で
俺は話を終わらせていた、と思う。]

(307) 2021/06/08(Tue) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[明らかに黒沢の様子が変わったのは、
「優しくない」の定義について話し始めた時。>>278

一転してたどたどしくなった言葉に、
俺は驚いたように瞬きをして顔色の悪い黒沢を見た。

やけに具体的な台詞は
なんていうか一般論じゃなくて、
特定の誰かを思い浮かべて言ってるみたいに
俺には聞こえたから。]


―――……… 
確かにそれは、優しくないね。


[言い切った黒沢に一拍置いて、静かに頷く。
いつの間にか、むきになっていた気持ちは落ち着いていた。]

(308) 2021/06/08(Tue) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[俺が優しいか優しくないかは一旦置いておくとして。

彼女の身近にはきっと「優しくない」人がいて、
その人と比べて俺を「優しい」って
言ってるんじゃないのかな。

そんなことまで考えてしまったものだから、
理路整然とした台詞の意味合いも変わって来る。
感じていった怒りも何だかスーッと消えていった。]

(309) 2021/06/08(Tue) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



…なんで副会長が俺を優しいとか言うのか、
それ聞いてちょっとだけ分かった。

自分勝手で、気が使えなくて、他罰的な、
優しくない人に怒ってるんだね。


[俺の知らないどこかの誰かに。**]

(310) 2021/06/08(Tue) 23時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 23時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 現在・3-10教室 ―

[少し、黒沢に籠っていた熱も冷める。
はじめて気づいた、って言いたげな態度は
自分でもよく分かってないって感じだった。>>318]

や、わかんないけどさ。
なんか聞いててそう思った。
誰か特定のムカつく人がいて、
その人のこと言ってるみたいだなーって。

[冷静で、真面目で、けど頭が固すぎるってわけじゃない
ちゃんと人の話を聞いて考えることが出来る
典型的な優等生な、しっかりものの副会長。
俺から見た彼女はずっとそんな感じだった。

それがどれほどの努力で成り立ってるのか俺は知らない。>>316>>317]

(395) 2021/06/09(Wed) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[別に比較して、でも
俺的には納得したから良かったんだけど
黒沢は違うって言ってくる。>>319
結構頑固だなって思った。いや、俺の方が頑固なのかな。

でも黒沢が笑ったから、
今度はちゃんと穏やかに笑みを浮かべる事が出来た。>>320
すっかりその場を取り繕う癖がついている俺は
怒ってるとこなんてやらかしたなって感じだから
ぶっちゃけ忘れて欲しいんだけど
彼女的にはそんなところも新鮮だったみたい。

そんな黒沢は何気ない調子で>>321
またチクッと俺の柔らかい所を刺してくるから、
やっぱりちょっとだけ眉をさげた。]

(396) 2021/06/09(Wed) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

んーん、いーよ。
むしろ俺が勝手にむきになっただけだし。

でも、んー……それはどうだろな。
誰も、ってのはちょっとポジティブ解釈じゃない?
副会長はいい子だからそうなのかもしんないけどさ。

[いつもにこにこしてる友人が急に情緒不安定になったら
やっぱり俺はびくびくして
場合によっては遠ざけようとすると思う。
だからあんまり同意できなかった。

せっかく話が収まったのに
なんかまたまぜっかえしてしまいそうだけど、
少なくとも彼女は嫌な気持ちにならないらしいから
もう少し突っ込んで言ってしまう。]

(397) 2021/06/09(Wed) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

副会長はさ、いつも頑張ってるよね。
文化祭の時もそうだったし、今も。
怖いのに足震わせながら手伝ってくれて。

[彼女が優等生であろうとしてることは知らないけど。
努力家で、自分に出来ることをやろうとする、そんな彼女。]

今日からがんばらなくてもいーよ
優等生じゃなくてもいーよって言われたら
すぐに今までのやり方を捨てれる?

ほっとするかもしれないけど、
正直戸惑っちゃうんじゃないのかな。
じゃあ今までは何だったのって。

[これはまくしたてるようにじゃなくて、
彼女の顔を見て淡々と尋ねてみたつもり。
言いながら、そうなんだなって自分で再確認するみたいに。]

(398) 2021/06/09(Wed) 10時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そう、そうなんだ。

黒沢の言葉、別に嬉しくないわけじゃないよ。
でもやっぱり俺はずっとこうやってきたからさ、
どう受け取っていいのか戸惑ってしまう。

俺は自分のことも信じてないし
他人のことも信じてないから。]

(399) 2021/06/09(Wed) 11時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


…なーんてね。

てか、それ言ったらそっちこそ。
副会長が誰かの愚痴っぽいこと言ってんの
はじめて聞いたよ。

副会長こそ「優しい」でしょ。
いつもみんなのこと気にかけて、
力になろうとするじゃん。

[黒沢的論法で行くと
喩え動機が自分にあっても
気遣いをしようとする人は優しい。

しようとする気持ちで言うのなら
黒沢だって十分にあると思うんだけど。
って言うのは、まあいいんだけどさ。この際。]

(400) 2021/06/09(Wed) 11時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


俺は逆に、副会長のそういう…愚痴?
ムカつく奴の話とか、
もうちょっと聞いてみたいと思ったけどな。
なんとなく親近感湧くじゃん。


[自分に負の感情を向けられるのは苦手だけど
自分とは全然関係ないのが分かってる、
見知らぬ誰かに対する愚痴は平気。

って言っても、はいそうですかとは
言わないんじゃないかなってこれは俺の予想。
だからきっとお互いさまだ。]

(401) 2021/06/09(Wed) 11時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな話をしたりしながら。

10組から立ち去る少し前、黒沢が礼を言う。>>341
なんかあれこれ言ってしまったけど
黒沢が助かったのは事実なのだろうから、
そこはにっと笑って素直に受け取ることにした。]

どーいたしまして。
また何かあったら頼ってくれていーよー?
気遣いの出来る柊くんなんで。

[何て言う頃にはすっかりいつもの調子を取り戻していた。
休憩所に支給された毛布の施しは
有り難く受け取らせて頂きます。**]

(402) 2021/06/09(Wed) 11時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 11時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―    ―

[柊家の由樹くんになって暫くは
穏やかで幸せな生活が続いていた。
と言っても俺は当時を断片的にしか覚えてないから
これは聞いた話を繋ぎ合わせた記憶。]

(441) 2021/06/09(Wed) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[広い家、優しい両親、温かい食事と寝床。
何不自由ない生活は身に余る贅沢だったのに、
それでも幼い俺は不安だった。
いつか捨てられるんじゃないだろうかって。
いつか見放されるんじゃないだろうかって。

施設に居た頃はやたらと愛想が良くていい子だった俺は
家に来た途端に豹変したのだという。
我儘で、落ち着きが無くて、言うことを聞かない。
気に入らないとすぐ暴れたり泣き喚いたり。
物を盗んで怒られたこともあったらしい。

養父母は辛抱強く俺に付き合ってくれたけど
それでもそんな日々にだんだん、だんだん、
疲弊していっていたんだろう。]

(442) 2021/06/09(Wed) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ターニングポイントになったのは
それから数年後、弟のススムが腹に出来た時だった。

「この子が真っ直ぐに進んでいけるように」だってさ。
幸福そうに目を細めて名前を考える母親に
どうしようもなく心がざわついた。
俺の名前はそんな風に願って貰えてなんかないのに。

ただでさえ不安でいっぱいで、
気を惹こうと必死だった俺だから、
当然そんな弟の存在に焦った。

思いつく限りの悪さをして、
その次の日には全力で媚びてみせた。

子育てしながら仕事で忙しい父と、
新たな命を抱えて大変な母と、不安定な子供の俺。
全員余裕が無かったんだろうなって、今なら分かる。]

(443) 2021/06/09(Wed) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[……ちょっと背中を押しただけだった。
そんな大事になるなんて思ってなかった。

蹲って大きな腹に必死に話しかける養母と、
本気で怒った顔で俺を睨みつける養父。

普段穏やかな2人が血相を変えているのを見て、
あ、やばい。ってその時直感した。
殴られた頬は痛いのに、
危機感に支配された頭は冷えていた。


それは俺にとっての禁句。
決定的な一言を"お父さん"が紡ぐ]

(444) 2021/06/09(Wed) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 

「―――いい加減にしろ!!
いい子に出来ないのならお前はうちの子じゃない。
だから養子をとるなんて俺は反対だったんだ!」

 

(445) 2021/06/09(Wed) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[幸いにも弟はどこにも異常なく生まれたから
柊家は平凡で平穏な4人家族。

その日から目に見える悪さをぴたりとやめた俺は、
それなりに家族とも上手くやってきたんじゃないかな。
空気を読んで迷惑をかけない、ムードメーカーとして。
だって、そうしないと捨てられてしまうから。

無償の愛は枯渇する。>>323その通りだ。
俺は知っていた筈なのにね。**]

(446) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 文化祭・綿見 ―

[いつかの綿見との話。
そんな話をするのは"珍し"かったから、>>324
その時のことは何となく覚えていた。

何というか彼女には
みっともない姿ばかり見せている気がする。
それを恥じらう余裕すらなかったのは
良かったのか悪かったのか。]

(469) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


…………そ、っか。


[大丈夫、と言われて張り詰めた肩の力が抜けた。>>327

俺とは対照的に淡々とした口調の綿見は
薄っぺらい誤魔化しなんか全部見透かしてるみたい。
自然と尻すぼみになって、部屋の中に沈黙が落ちる。

此方を見つめる静かな眼差しを感じ
居心地悪そうに視線を彷徨わせた]

(470) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


――――疲れてる、 
………そう、見える……かな。はは。


[ぽつ、と呟く。
笑い声もいつもより弱弱しかった。

選んでくれた言葉も、手渡してくれたジュースも、
彼女なりの気遣いなんだろう。そのくらいは読み取れる。

文化祭準備中、黒沢と揉めているっぽい時は
まだ「煩いのが苦手」って印象も残ってたから
接し方にも気を付けていたけれど――

ただお疲れ様でした。と労ってくれる、
その淡々とした温度が無性に有り難くて、
ちょっとだけ泣きそうになってしまって。
でもそれは流石に情けなさ過ぎたから
子どもみたいに俯いた。]

(471) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


…………ん。ありがと。

[追い出されなかったことにほっとしながら
生クリームの入ったボウルを受け取る。

手が足りないのもあるんだろうけど、
居心地悪くならないように
気を回してくれてるのもあるんだろう。

綿見はおとなだな。すごいな。って思った。]


………うん。
まあ、って言っても、
大したことじゃないんだけど、


[今更そんなこと言っても白々しいだろうか。
かしゃかしゃと生クリームを泡立てる乾いた音が調理室に響く。]

(472) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


中学の時にさ、酷い喧嘩別れした子がいたんだ。
客引きしてたらその子の姿が見えて、
咄嗟に逃げて来ちゃった。


[三行で説明できてしまった。

口にすると本当に何でもないような話で、
俺ほんと情けねーなってまた自分で
笑い飛ばしそうになってしまったけど、堪える。

綿見は多分茶化さずに聞いてくれてる、
ような気がしたから。]

(473) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


―――……俺は、
その子のこと好きだったんだけど。
色々あって、向こうには嫌われちゃって。


[未だ口にすると鈍く痛む、手痛い記憶。**]

(483) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 19時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 3-10組・黒沢と ―

[黒沢が譲歩してくれたけど>>486
俺的にはそれでも多いなって感じで
せいぜい「黒沢は」とか、せめて
「今日集まってきた連中は」くらいならまだ…
ああ、でも九重ちゃんとかそんなに話したことないし
やっぱり何とも言えないや。

……九重のこと考えると
急に現実に引き戻された気がして暗い気持ちになる。
いやそもそもここは現実なのかって話だけど。]

(547) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


いい子じゃないんだ?

[鸚鵡返しに聞き返す。
黒沢が自分のことどう評価してるのかは分かんない。
でも少なくとも俺にはいい子に見えるよ。
それこそクラスの大多数はそう答えるんじゃないの。

人に自分の価値観で
綺麗な評価を受け取らせようとしておいて
自分のこと言及されたら
そうやって棚に上げるのは
ちょっとずるいんじゃないのかな。

何となくそんな風に感じて彼女に問いかけたのは
ちょっと意地悪な気持ちもあったかも。]

(548) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[少し考えるような間の後、
想像してるような理由じゃないって言うから
何だろうって黙って耳を傾けて。>>491


………――――ああ。>>492


その言葉を聞いた俺は
咄嗟にどんな顔をしていたか分かんない。
小さく拳を握りしめた。爪が掌に食い込む。]

(549) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[

      この子は全然俺と違うけど。  
      でも、きっと俺と同じだ。 

                          ]

(550) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 
 ……………


[だから苦笑と共に続く台詞も
神妙な顔で聞いてた。>>493

訂正されなくても彼女が
何を言ってるのか"わかって"しまう。
彼女に命令する「優しくない人」は
俺の親よりも随分と理想が高くて厳しいみたいだけど。]


 俺もいっしょ。


[だから、気付けばそう答えていた。
つまりは親近感を湧かせるのには成功したってことだ]

(551) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


決定的に見限られたくなくて
捨てられるのが怖くて
そうしないと生きていけないから
愛想振りまいて優しくしてんの。


俺は優しくない人に命令されては無いけどね。
皆優しいけど、俺は悪い子だから。
ありのままだと嫌われちゃう。


[自嘲めいた台詞と共に笑う黒沢に
ゆるゆると首を横に振って俺も笑った。
何の笑いだろうな。
どうしようもない現実に対する諦めの笑いかな。

寂しいやつを寄せ集めても寂しさはゼロにはならない。
でも、傷を理解するくらいは、きっとできる。]

(552) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


……だからさ、ひどいなんて言うなよ。

捨てられたくなくて頑張るの、何かおかしい?
自分を見て欲しくて虚勢を張るのは滑稽かな?

ただ必死なだけなのに。


[だから、そんな風に自分で自分を傷つけるなよ。
俺まで何だか哀しくなってしまうじゃないか。]

(553) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ぱん、と黒沢が掌を叩く音で空気が切り替わる>>497

ちょっと俺も突っ込みすぎたって言うか、
ディープな話をしすぎた感もあるから
切り上げて貰えたのは有り難かった。

普通に学校で会ってる分には
絶対こんな話しなかったんだろうけどな。
この非日常がそうさせるのかもしれない。]

(554) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


ごめんね。なんか色々言って。

[随分話し込んでいた気がするけれど、
時間はどれくらい経っていただろう。
鳩羽は無事に九重を見つけられたのだろうか。
そろそろ皆と会って情報共有をしたい所だった。]

でも、こーゆー話、
副会長と出来て良かったなって思うよ。

[相手がどう思うかとか、
機嫌を損ねるんじゃないかなとか、
途中からそんなことが気にならなくなっていた。

笑みと共にそれだけ最後に残して、
10組の教室を後にしただろうか。**]

(558) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 22時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 次のチャイムが鳴るまで ―

[黒沢と別れた後は
どこかのタイミングで3年9組に一度顔を出して
すっかり賑やかになった黒板に
「10組の天井に御札いっぱい」って追加しておいた。

何だか妙に頭を使ったような気がして疲れたので
クレープ>>254の文字に目をつけて
食べ物を求めて食堂へと向かったことだろう。

向井はクレープを食べきる前だっただろうか。>>578
まだ残っていれば集まってきた面々と分けあって
食事にありついただろうけれども。]

(648) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[結局九重が見つからなかったこと、
それとついでに精神世界がどうたらって話も、
探してた鳩羽かもしくは誰かから聞くことは出来たのかな。

結局大したことは何もわからないまま
夜は更けて、眠りに就こうとしていた。]

(649) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  ………止まってしまった校舎、か。



[早く大人になりたいね。黒沢はそう言った。>>606

そうとも、大人になれば今よりも世界が広がる。
文化祭より楽しいことだってきっと見つかる。

このメールを送ってきた誰かも、
もうちょっとだけ、ほんのちょっとだけ粘ってみれば
何か変わったかもしれないのに――――]

(650) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[―――なんて、大嘘。]


    "ごめんなさい、もう限界でした。"


 
                 [欺瞞もいい所だ。]

(656) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



[昼間話した内容を、ぼんやりと思い返していた。**]

(660) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/10(Thu) 00時頃


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