人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点:


【人】 透明女子会 ヒナコ

― 回想 ―

[研究所が閉鎖されて、
なぜか『普通』と呼ばれる様な日常生活が始まったけれど、

またいつ、実験が再開されるのか、
そもそも、実験の経過観察中なのか、
実験に使わないなら用済みで、その内『廃棄』されるのか、
分からなくて。

それに、実験で、身体の機能が壊れているかもしれない。
いつ死ぬか分からないと思っていて。

海透の『娘』として、政略か何かに使おうかなんて話も、
漏れ聞こえた様な気がする。]

[遊園地を出られても、いつ、苦痛や死が訪れるか分からなくて。
生きられても、きっと、籠の中の鳥で。
私は、『父』のための道具であり続けるのだろうと思っていた。]

(46) doubt 2023/11/23(Thu) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[るくあちゃんが、その力で、『父』を止めてくれて>>38
少なくとも、実験からは解放されていた事を、私は知らなかった。]

 『幸せになってね』

[るくあちゃんが言ってくれた、最後の言葉。]

 るくあちゃんもね。
 私はいつも、るくあちゃんの幸せを願ってるよ。

[るくあちゃんの両手を握って、そう言って。
私は最後に、笑んだ。]

(47) doubt 2023/11/23(Thu) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 現在/園内のどこか ―

[瞼を閉じて、少しの間の後。
瞼を持ち上げると、今はるくあちゃんの映らない、空を見上げて。]

 楽しい、って。
 生きたい、って。
 幸せになりたい、って、思ったらダメなんだよ。
 悲しくなるだけだから。

 ――……でも。

 私の幸せが、何かは分からないけど。
 私、もう少し、頑張ってみるね。

 このままここで遊んで、
 るくあちゃんと眠るのも、幸せだと思うけど。
 私、もう少し、探してみる。

 ……幸せに、なるね。

(48) doubt 2023/11/23(Thu) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――……ありがとう。るくあちゃん。

[そう呟いて笑んだ顔には、涙が頬を伝う。]

[幸せになって、という言葉が、
るくあちゃんの力を伴っていても、そうでなくても同じ事。
貴女が願ってくれた言葉だから、私は。**]

(49) doubt 2023/11/23(Thu) 22時半頃

(音声による一斉送信)

『 お呼び立てした客人諸君。
  
  ……こんな言い回しは大仰だな。
  るくあの名を使って、
  キミたちを招んだの俺だ。

  先ほど、どうやら自白もあったようだが。
  巻き込んだキミらには申し訳なく思ってる。
  今、誰の手配か知らんが遭難信号が発せられた。

  明日かあさってには救援が来るだろう。
  それまで、
  ここでの時間を楽しんでほしい。 』
 



『 ああ、俺に文句のあるヤツは
  いつでも殴りに来てくれ。』
 


(灰羅へ個人送信)

『黒須ワ個人としては、
お招きいただいてむしろ感謝しています。


未だ、故人のことが全て
理解できたわけではないですけど。
診断が心臓麻痺だったことを思えば、
るくあ本人が遺書等を残してはいなかったんでしょうし、
彼女の死を知り、悼み、眠る地も分かったことで
この島に来た当初の目的の殆どは達成されましたから。


ありがとうございました。
どうぞ、お 兄さんも、ご健勝であられますよう。』


(中村への個別メッセージ)

『あなたが煙崎さんを死に至らしめた旨、
 かしこまりました。

 では、あなたが兎坂庵にご来店いただけるのは
 全ての片がついて落ち着かれてから、
 ということになりそうでしょうか。

 私はもうしばらくは現役で店長をしておりますので、
 いつでもご来店お待ちしておりますね。』


(煙崎灰羅への個人メッセージ)

『そっか。君が僕たちを招いたんだね。
 それについては、僕は特に気にしていないけれど。

 今後、君はどうするつもりなのかな?
 君の答えによっては、
 僕は君を殴りに行くかもしれないけれど、
 正直に答えてくれると嬉しいな。』


(灰羅へ個別送信)


灰羅殿。


一斉送信のメッセージは、見た、けど




  僕の処遇は。


  法に任せる


  そういう解釈でいいの? *


(中村へ個別送信)

『 アンタが聞いたという、
  るくあの言葉を信じるよ。 』
 



『 気が変わった。
  ホテルにいるんだな? 』
 


(灰羅に個別送信)

ホテルの503室にいるよ。
ドアストッパー嚙ませてるから開く。ご自由に。

必要ならロビーのカフェに降りる。


(卯木へ個別送信)

『 あまり、驚いちゃなさそうだな。

  どうするかねえ、
  今となっては、何も行き先が決まっていない。
  
  今から中村に会ってくるが、
  それで何か変わるものかも判らない。
  アンタには文句を言う、首謀者を殴る資格がある。
  ヤツとの話が済んだら会おう。 』
 


(煙崎灰羅への個別メッセージ)

『そうだね。あまり驚いてはいないかも。
 灰羅さんの反応が、
 あのノートを見るまでは、
 あまり混乱しているように見えなかったから、かな。

 了解。
 僕は今からテーマパークから移動して、
 一旦ホテルのロビーで待っているから、
 中村さんとの話が終わったら、また連絡ください。』
 


【人】 透明女子会 ヒナコ

[――……私は、どうしたらいいんだろう。]

[何度目かの疑問を空に浮かべた所で、アポロから灰羅さんの声>>*0>>*1が聞こえた。]

[灰羅さんがここに招いたのだろうとは聞いていたから、驚く事は無かったけれど。
瞼を閉じて、考える間の後、メッセージを送った。]

(120) doubt 2023/11/25(Sat) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[その文面から、私が灰羅さんに怒る事も、文句が無い事も、
そして、灰羅さんの『この先』を望んでいる事も伝わるだろうか。
灰羅さんはるくあちゃんの本当のお兄さんじゃなくても、
灰羅さんと私の関係が変わる事は、
……少なくとも私が変わる事は無い、という事は伝わるかどうか。

今、灰羅さんはどんな気持ちで、どうしているんだろう。
そんな事を沢山考えながら、短い文章を送った。]

(121) doubt 2023/11/25(Sat) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[そして。思った。
灰羅さんは亜綺羅さんを殺さないだろうから、亜綺羅さんは生きてる。]

 ……よかった。

[瞼を閉じて、微かな声で呟いた。]

[この島に居られるのは、あと数時間か、1日と少し位?*]

(122) doubt 2023/11/25(Sat) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[残りの時間をどう過ごそうか、帰ったらどうしようか、と考えていると、
アポロにメッセージが届いて>>-353>>-354>>-355

――……一瞬、アポロを、海に投げ捨てたく、なった。]

[だけど、思いとどまって、メッセージを作る。]

(128) doubt 2023/11/25(Sat) 02時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[心を寄せない様に、適切な距離を保ったまま、ここまでは書けたのだけれど。
続くメッセージへの返信は、書きかけて、途中で手を止めて。
もう一度書いて、送信した。]

(129) doubt 2023/11/25(Sat) 02時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[誠実に対応してくれただけだろう報告には、返信できた。
私は亜綺羅さんには必要無いのだろうから、応援の言葉だけを書く事も。だけど。]

[さよなら、って言ったのに。
また話したいって、楽しかったって、言われてしまうと。
また、心が揺らいでしまって。]

 …………ばか。

[分からない。だから、アポロを海に投げたくなった。
私には興味がないのでは、なかったのかな。*]

(130) doubt 2023/11/25(Sat) 02時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[待ってます、と返信をしたけれど、来るとは思っていなかった。
灰羅さんと話をしたばかりで、まだ混乱していたり、疲れているだろうと思ったから。

だから、連絡はいつでもいい、というつもりで。
どこで待ってる、とも書かなかったのだけれど。]

 …………。

[書き方が悪くて、待たせている様な気にさせてしまったかな。
すぐに返信が来たので、ぱちぱち瞬いて、それから辺りを見回した。

観覧車を後にしてから、ずっと考え事をしながら、あても無く歩いてきてしまって。
今居る場所が、どの辺りか、分からなかったので。]

(133) doubt 2023/11/25(Sat) 03時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[返信をすると、近くのロボットに、道案内をお願いして。
無事、中央カフェまで案内してもらうと、テラス席に座る。

ロボットに注文を聞かれたので、
星型と丸型の、チョコレートのコーティングで惑星の模様に彩られた、色とりどりの一口ドーナツのセットと紅茶を注文した。*]

(134) doubt 2023/11/25(Sat) 03時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[席に着くと、間もなく、待ち人の姿>>135が目に入る。]

 ……全然、待ってないですよ。

[そう言いながら、向かいの席に座る>>136のを眺めて。
続く言葉には、少し頬が膨らんだ。]

 ……夜遅いし、沢山あるから、
 一緒に食べよ、って言おうと思ってたんです。
 ……ばか。

[ぽつ、と呟いて。
プラスチックのフォークを、水色をした海王星ドーナツに刺すと、亜綺羅さんの口元に持っていってみて。]

[亜綺羅さんは、どうしたかな。
私は、飴細工の輪が付いている、土星のドーナツを食べながら、話に耳を傾けた。]

(139) doubt 2023/11/25(Sat) 03時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 できる事……。
 出頭するつもりだった、って言ってましたね。

 ……るくあちゃんの死因は、心臓マヒになっていて、
 もう遺体も無いですから。
 どうなるでしょうね。

[そうして、私の事を問われる>>138と、ぱちりと瞬いて。]
 
 ……今がどういう状況かは、
 私も、正確には分からないんですけど。

 ――……逃げようかな、って、思って。

[そう言うと、ふふって、笑った。*]

(140) doubt 2023/11/25(Sat) 03時半頃

ヒナコは、混乱しつつ、やっぱり明日にするね!(ぐるぐるぐる)**

doubt 2023/11/25(Sat) 04時頃


(卯木に個別送信)


『 待たせたな。
  今、ホテルのロビーに……、と 』

 


【人】 透明女子会 ヒナコ

[逃げる必要がある家>>141、というのには、こくりと頷いて。]

[訪れた、少しの沈黙。
境遇については、聞いても気持ちの良いものではないと思うから、少し話にくいなと思いながら。

亜綺羅さんが、星型のドーナツにピックを刺すと、
私は、地球模様のドーナツにピックを刺して。]

 ゑ!?

[予想外過ぎた言葉を聞くと、変な声が出て。
ピックで持ち上げかけた地球が、ぽろっとトレイに落ちた。]

 …………。

[色々考えてしまって、色々な疑問が次々湧いてしまって、何も言葉にならなくて。
目を丸くしたまま、かなりの間の後。]

(168) doubt 2023/11/25(Sat) 17時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――……よ、ろしく、おねがい、します?

[半ば放心気味に、シンプルな言葉を、ぽつりと零した。]

(169) doubt 2023/11/25(Sat) 17時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 あ、でも、一人でもどうにかするので、大丈夫ですよ。
 ……逆境には強いんです。

[そう言うと、目を細めて、えへへって笑う。
本当に死ぬかもしれない事を思えば、
死ぬ気になれば、何でもできるのではないかと思って。**]

(170) doubt 2023/11/25(Sat) 17時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[一人でも大丈夫、と笑んだのだけれど。
近付いた距離、真剣な顔>>175に、ぱちりと瞬いて。
それから、脳内にあった疑問の、答えを貰う。]

 ……付き人。

[続く説明を、頷きながら聞いて。
出来る事があるなら>>177というのには、眉が下がって、少し俯きがちになってしまう。]

 私は、何もできなかったのに……。

[ぽつって呟いたけれど、顔を上げて。]

 ……分かりました。
 この御恩は、一生懸命、お仕事でお返しします。
 頑張ります!

[できれば、お仕事以外でも。
私も、亜綺羅さんに、何かできるといいといいな。
そう思いながら、小さく握り拳を作って、笑んで。頷いた。**]

(181) doubt 2023/11/25(Sat) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[求人も出しづらい>>182には、小さく首を傾げたけれど。
一緒に帰ろう、と言ってもらうと、眉を下げて。]

 ――……はいっ。ありがとうございます。

[とても嬉しそうに目を細めて笑んで、頷いた。]

(188) doubt 2023/11/25(Sat) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[それから、行きたいとこ、やりたい事>>183を問われると、少し考える間の後。]

 ……亜綺羅さん。

 亜綺羅さん、亜綺羅さん、亜綺羅さん。

 ……これから、お仕事の時も、他の方が居る時も、
 本名は呼ばない方が良いのかなって思って。
 ここを出たらあまり呼べなくなると思ったので、
 今の内に、沢山呼んでおきました。

[そう言って、笑う。

役者になってからどこにも出してなくて、初めて教えた>>3:232と聞いた本名。
島を出たら、仕事の時は勿論、みんなの前では呼ばない方が良いのかなと思って。] 

(189) doubt 2023/11/25(Sat) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 あと、私、るくあちゃんと遊びたいなって。
 この場所を、ちゃんと、
 心から楽しんでから、帰りたいなって思います。

 ……亜綺羅さんは?

[亜綺羅さんは行きたい所、やりたい事あるかなって、問いを返した。*]

(190) doubt 2023/11/25(Sat) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[本名を知っている人も、キラさんと呼ぶ>>195と聞くと、やはりそうした方が良いかと思ったけれど。
なんかいい、と言うので、嬉しそうに目を細めて。

最後の一個、飴色の金星ドーナツを口に含む。
表面がキャラメリゼしてあって、中にカスタードが入っていて。
とても甘くて、顔が綻んだ。]

 分かりました。

[2人の時はアキラさんで、というのには、こくりと頷いた。]

(201) doubt 2023/11/26(Sun) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[行きたいところ、やりたい事の問いに、少しの間の後、返ってきた言葉は>>197。]

 全部!?
 今から、乗れますか!?

[目を丸くしたけれど。]

 ……分かりました。行きましょう!

[そう言って笑うと、残りの紅茶を飲んで、立ち上がって。]

 ……夜のゴンドラも、楽しみです。

[メリーゴーランドの方へ歩きながら、そんな事を言うと、
昼間とは大分違うのだろうか、と、想像しながら、楽しそうに笑んた。*]

(202) doubt 2023/11/26(Sun) 00時頃

(密星に個別送信)


『 おはよう 』

 


【人】 透明女子会 ヒナコ

― メリーゴーランド/銀河の海賊 ―

[メリーゴーランドに着くと、どれにします?って問いながら、今回も私は、るくあちゃんをイメージする流れ星を選んだ。
手を貸してくれたので、ありがとうございます、って言いながら乗ると、亜綺羅さんはすぐ近くの白馬を選んでいて。]

 ……亜綺羅さんも、王子様です。

[先程、卯木さんも白馬を選んでいた事を思い出して>>3:164、呟くと、ふふっと笑う。]

[メリーゴーランドが動き始めると、こちらへ手を振っている>>206事に気付いて。
視線を向けたら、写真を撮られた様で、ぱちりと瞬き。
私もアポロを操作すると、亜綺羅さんをぱちりと撮る。]

(221) doubt 2023/11/26(Sun) 12時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……あっ。

[そうして、撮った後に、気付いた。
私は『亜綺羅さん』を撮りたかったのだけれど、役者さんなのだから、撮ったらダメだったかなって。
でも、キャンディさんとも撮っていたし。
私、付き人になるのなら、ここを出たら、一応関係者?になるのかな?
それなら、大丈夫、かな?とも思って。]

 ……これ、消さなくても、いいですか?

[少ししょぼんとした顔で、一応、確認はしておいた。]

(222) doubt 2023/11/26(Sun) 12時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[それから、ゆったりと何週かして。
亜綺羅さんの表情を眺めていると。>>209]

 ……そっか。
 そうですね。緩やかで優しい、夢の世界。

 ……役者さんの舞台も、こういうものでしょうか。
 眩しいライトの下、
 観客の方を、非日常の世界に連れて行って、
 楽しませて、夢を与えてあげる。

[その夢の世界で、亜綺羅さんは、別の誰かを演じている。]

[私の事を問われるのには、少し眉を下げて。]

 私は……。どれかな。
 ずっと感情が動かない様に、生きてきたので。

[正直に言ってしまうと、まだあまり分からないのだと。
少し困った様に、笑った。]

(223) doubt 2023/11/26(Sun) 12時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[それから、何週しただろうか、その後。
降りる時、ふたたび手を貸してもらうと、ふふっと笑って。]

 ……ありがとうございます。王子様?
 私には、恐れ多い様な気もしますけど。

[流れ星少女が王子様の手を取らせてもらうのは、恐れ多い様な気がして、そんな風に冗談めかして言ったけれど。]

 …………。

[その手は、離される事は無くて。ぱちぱちと瞬いて。]

[手を繋いだまま、メリーゴーランドを出た後、ぽつりと。]

 ……舞台から降りた、他の誰でもない亜綺羅さんは、
 私が見てますね。

[舞台で誰かを演じるキラさんも、亜綺羅さんの一部だけれど。
観客の居ない、現実の亜綺羅さんは、私が見てるって。
小さく呟いた。]

(224) doubt 2023/11/26(Sun) 12時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 休憩所 ―

[メリーゴーランドの後、ゴンドラに向かっていると、途中、休憩スペースを通りがかる。
そこには、自動販売機と一緒に、園内限定のカプセルトイ
が並んでいた。>>0:131]

 あ、これ、やってみませんか?
 思い出に、何か持って帰りたいかも。

[そう言うと、沢山並ぶ筐体を順番に見て、私は、惑星に顔の刺繍がしてある、ふわふわのマスコットキーチェーンを選んで回した。]

[コロン。と、カプセルが落ちてきて。
出てきたのは、地球の模様で。>>-503]

 ……地球。

[にっこり笑顔の地球さんには申し訳ないけれど、
片方の頬が少し膨らんで、もう一回挑戦。]

(225) doubt 2023/11/26(Sun) 12時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……火星。

[にっこり(ryの火星さんには(ry。
もう片方の頬も少し膨らんでしまって。]

 ……シークレットなんて、出ませんよね。残念。

[るくあちゃんのお星さま、欲しかったなって内心に。
2回で我慢しました。*]

(226) doubt 2023/11/26(Sun) 12時頃

(キラ様へ個別送信)

「 本当のことを教えて下さって、ありがとうございます。
  彼女にも、あなたにも、どうしようも出来ない
  事情があったのだろうと推察します。
 
  煙崎さんと個人的なつながりがあったことですら
  先日知ったばかりの私からでは、
  何をお伝えすることもできないですし
 あなたを責めるつもりもありません 」


(灰羅さんに個別送信)

 「 おはようございます。
  昨日は、お疲れさまでした。
 
  ロビーに降りて、窓際の席で何か飲んでいますね。
  ゆっくりしていますので、いつでも大丈夫です。
  灰羅さんのご都合の良いときに、会いましょう 」


【人】 透明女子会 ヒナコ

― 回想:メリーゴーランド/銀河の海賊 ―

 さっき、卯木さんと一緒に乗った時、
 卯木さんも白馬に乗っていたので。

[『も』の理由は、そう返答をして。
いくらでも撮っていい>>244、と言ってもらうと、目を細めて笑んで頷いた。]

[それから、好きな乗り物の話>>245には。]

 ――……そうですね。
 ここに来てから、久しぶりに心が動いてしまって、
 驚いたり、戸惑ったりしてました。

 ……主に、亜綺羅さんのせいで。

[せい、と言いながら、咎める口調ではなくて。
冗談めかして、ふふっと、笑って。]

(255) doubt 2023/11/26(Sun) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[お姫様>>246には、私では役者不足だな、なんて思ってしまうけれど。
少し頬を染めて、笑んで。]

[メリーゴーランドを出た後。
亜綺羅さんが、私の手を握ったままくるっと回ると、私の身体も引っ張られたので、目を丸くしたまま一回転して。
バランスを崩して、空いている方の片手で手をついたのは、亜綺羅さんの胸元辺りだっただろうか。]

[頭一つ分高い顔を見つめる様に、顔を持ち上げると。]

 本当に空っぽなら、これから沢山詰められますね?

[なんて、笑う。
空っぽなのは、自身でそれを望んでいるからか、そうではないのか。
もしも後者ならば、
これから、楽しいもの、素敵なもの、沢山詰めていかれたらいいのではないかと思って。*]

(258) doubt 2023/11/26(Sun) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[出してあげよう>>259というのに、小さく頷いて、場所を替わる。
軽く握り拳になっている手には少し力がこもって、内心で応援しながら、見ていたけれど。]

[ガーン!!!]

[数の暴力に、屈する事は無く。
いつしか、亜綺羅さんの腕の中は、にこにこ笑顔の惑星達で一杯になっていて。
それらをモナリザに回収してもらうのを見つめて。]

 ……こんなに、出ない物なんですね。

 ……あはは。亜綺羅さん、惑星だらけ。

[全部持って帰る、というのに笑って。
私も最後にもう一度やってみたら、太陽が出たので、赤いもじゃもじゃのそれを鞄に付けた。*]

(265) doubt 2023/11/26(Sun) 16時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― ゴンドラ/ミルキィウェイ ―

[鞄に付けた、赤いもじゃもじゃの太陽を揺らしながら歩いていくと、やがてゴンドラに辿り着く。

ゴンドラに乗り込み、動き出すと、水面は無数の星の光で淡く煌いて。
あたかも、銀河の川をゴンドラで渡っている様。]

 ……とても綺麗。
 ……それに、風が、気持ち良いですね。

[緩やかな風に髪を靡かせ、瞼を閉じて。
そしてまた、緩やかに開くと。]

 さっきの、好きなアトラクションの話ですけど。

 ……私はまだ、こういう、
 みんなの世界から切り離された、
 音の無い、暗闇の中の方が落ち着く様な気がします。

[そう言いながらも、今傍にある暗闇は、きらきらと淡い煌めきを孕んでいて。]

(269) doubt 2023/11/26(Sun) 16時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……私が聞いた、るくあちゃんの最後の言葉は、
 「幸せになってね」だったんですけど。

 私の幸せって、何かなって考えて。
 ここでるくあちゃんと眠るのも、幸せかなって思って。

 でも。私は貴方に、犯人について問われる度に、
 どうなっても構わないから怖くない、
 って言いましたけど。
 あれは、少し、嘘でした。

 私は、ここに来てから、やっぱり少し、
 死にたくないって思ってしまって。
 その事に、気付かない様にしていて。

 だから、私にとっての幸せは、
 死ぬ事ではなくて、楽しい事なんだと思いました。
 ……少なくとも、今は。

[この先、私にとっての幸せというものが、変わる事もあるかもしれないけれど。]

(270) doubt 2023/11/26(Sun) 16時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――……だから、ありがとう。亜綺羅さん。
 私も、楽しかったですよ。

[メッセージ>>-355を貰った時は返せなかったそれを、少し遅れて、言葉で返して。]

 これからも、よろしくお願いします。

[そう言って、目を細めて笑んだ。*]

(271) doubt 2023/11/26(Sun) 16時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……本当に、また一緒に来られて、良かったです。

[完全な、別離のつもりだった。>>3:275
亜綺羅さんは、死を覚悟していた。
それなのに、今、こうして一緒にこの景色を眺められるのは、奇跡みたいな事に思える。]

[それから、亜綺羅さんの言葉>>289を、頷きながら聞いて。
石の跳ねる水面、暗闇の銀河に、波紋が広がるのを眺め。]

 ……そうなんですね。
 それなら、私は、亜綺羅さんのお仕事、
 一生懸命サポートしますね。

[一生懸命頑張るとは、先程も言ったけれど、改めてそう言って。]

 ……ありがとうございます。
 私も、亜綺羅さんが楽しそうだと、嬉しい。

[微笑む亜綺羅さんに、こちらも微笑みを返した。]

(294) doubt 2023/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[そうして、しばらく銀河の船旅を楽しんで。
発着所に着くと。]

 お付き合いいただいて、ありがとうございました。

 ……今日は、ここまでにします?
 それとも、オールナイト?

[乗り物を全部制覇すると言っていたけれど。
この島を出られるのが明日なら、オールナイトで乗らないと無理だろうか。
それとも、今日はホテルへ戻って、続きはまた明日?
そんな事を考えながらも。

次のアトラクションへ行くのでも、ホテルへ戻るのだとしても。
昼間に一緒に乗った時とは違って、この後も、二人並んで次の場所へと移動した事でしょう。*]

(297) doubt 2023/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 観覧車 ―

[ゴンドラを降りる時は、また手を貸してもらって。>>305
観覧車に乗って、残りは明日、というのには頷いた。]
 
 分かりました。そうしましょう。

[そう言って笑むと、ライトアップされた園内を並んで歩く。
観覧車に乗り込むと、外の夜景を眺めて。]

 ――……綺麗。

[観覧車に乗るのは三回目だけれど、初めて、心から感嘆の声を漏らす。]

[眼下には、遊園地の、楽し気にキラキラ煌めくネオンサイン。
るくあちゃんが来たかった場所で、今は、眠る場所。

ポケットから、るくあちゃんの星型の石を取り出すと、膝の上に置いて。
観覧車の一番高い所に到達すると、瞼を閉じる亜綺羅さんに倣って、私も瞼を閉じた。]

(313) doubt 2023/11/26(Sun) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……るくあちゃんと私の思い出話なら、いつでも。

 ……背景まで、となると、
 聞かなければ良かったと思う様な、
 気持ち悪い話だと思うので。

 ……でも、それも、いつでもお話しますよ。
 ……亜綺羅さんになら。

[そう言って、小さく笑んで。
観覧車を降りたら、ホテルまでの道を、色々話をしながら歩いた。

通りがかった休憩所で、最後の一回と決めて、もう一度カプセルトイに挑戦してしまったりもしたけれど。*]

(314) doubt 2023/11/26(Sun) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 私も、話してもらえる事は、何でも聞きたいです。

[そうして、ホテルへの帰り道。
最後の一回と決めて挑戦したカプセルトイは、火星が出てきて、しょんぼりしたけれど。
亜綺羅さんは木星で、二人で笑って。]

 ……お揃い沢山。
 ……そう考えると、嬉しいですね。

[そうして繋がれた手には、小さくびくっと反応してしまう。
頬が熱くなってしまって。
明日の話をしてるのに、ちょっと、話に集中できなくて。
私、何か、変だ。*]

(324) doubt 2023/11/27(Mon) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ホテルの部屋に戻ると、
地球、火星2つ、太陽の4つのマスコットを枕元に並べて、目を細めて笑む。

ストラップで首にかけていたアポロを外すと、灰羅さんから返信>>-384が届いていた事に気付いて。
ぽちぽちと返信をした。]

(325) doubt 2023/11/27(Mon) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[灰羅さんと、また会う約束をしたから、
メッセージでは、今後の所在も告げておいた。]

[それから、シャワーを浴びて、布団に寝転ぶと、
枕元のにこにこもこもこ惑星達を見て、目を細めて笑む。
けれどもまた少し、頬が熱を持ったりもして。
そんな事をしながら、やがて眠りについた。**]

(326) doubt 2023/11/27(Mon) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 帰還後 ―

[救援の船で帰還した後は、亜綺羅さんを迎えにきた車に一緒に乗せてもらって、移動した。
やがて車は、マンションの前で止まって、そこで降りて。>>318]

 ……私も一緒に、は、ダメなのは分かってます。
 ……分かりました。待ってますね。

[傍に居たいけど、それができないのは分かっているから。
叱られてくると言う、亜綺羅さんの手を取ると、ぎゅうって握ってから離した。
そうして、車が見えなくなるまで見送る顔は、とても心配そうな顔になってしまっただろうけれど。] 
 
[お帰りなさい、を言えたのは、それから数時間後の事だった。>>321
亜綺羅さんの表情をじっと見つめるのは、見送った時と同じ、心配そうな顔で。]

(332) doubt 2023/11/27(Mon) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[その後、亜綺羅さんが、自首する事はなくて。
それは私を預かったせいもあるのだろうかと、内心で思う。

自分のせいだから、というだけではないけれど。
これから先、亜綺羅さんが、辛かったり、自責したり、思い悩む事があるなら。
話を聞きたいし、傍に居たいし、できる事は何でもしたいけれど。
――……私に、何ができるだろう。**]

(333) doubt 2023/11/27(Mon) 01時半頃

(密星へ個別送信)

密星さん、丁寧にありがとうございます。
灰羅さんともお話しました。
今後の身の振り方は考えるところがありますが…
るくあさんと個人的交流があった先生に、
そのようなお言葉をいただけて救われます。
一生をかけて向き合っていくつもりです。


(灰羅へ個別送信)

雛子ちゃんと色々話したのですが、
彼女の境遇を聞いて(とはいえ詳細は分かっておりません)
僕の元に引き取ることにしました。
家出人受け容れる事もよくある世界ですので
細かいことは問題ないのですが、
帰還してから僕が刑務所に入った場合には
出てくるまで、懇意にしている役者に預けようと思います。
いずれにしても彼女のことは僕がすべて引き受けます。

必要あるか分かりませんが連絡先を記します。

中村屋一門 中村綺羅之介
×××-× ×-××


(中村へ個別送信)

『 雛子から、アンタの付き人になるという
  連絡なら来たよ。
  俺はあの子の保護者じゃないが、
  あの子のことは妹みたいな存在だ。

  俺からいえるのは、
  泣かせるようなことはしないで欲しい。
  それだけだ。よろしく頼む。 』
 


(一斉送信)
『ボクはるくあとずっと一緒に居たいから、
ここに残るよ。

キミたちは気にせず、日常に戻って。』


【人】 透明女子会 ヒナコ

― 真夜中/ホテルで ―

[この島へ来て、たった2日間の間に、本当に色々な事があった。
殆ど動かなくなっていたはずの感情が、せわしなく動いて。
これからの人生が変わってしまう様な事まで。

ベッドに横になって、にこにこ惑星達を眺めながら、
これまでの事を思い起こしていると、アポロが着信を告げて。>>-656]

(398) doubt 2023/11/27(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[返信をした後、そんな事を書いた自分に、驚いてしまって。
涙が零れて、頬を伝った。]

[また明日、なんて、翌日が来る事を信じられることと。
明日が来る事を、楽しみだと思っていた自分に、驚いて。]

[誰かに、おやすみ、って言ったのも、いつ以来だっただろう。]

(399) doubt 2023/11/27(Mon) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[亜綺羅さんに返信をした後、間もなく、灰羅さんからも返信>>-677が届いて。
付き人については、亜綺羅さんからも連絡がきたというのには、目を丸くしたけれど。]

(400) doubt 2023/11/27(Mon) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 翌朝/遊園地 ―

[朝、目を覚まして身支度をすると、今日は朝ごはん?朝草?にサラダを食べておいた。
この後遊ぶのだから、何か食べておいた方が良いと思って。]

[それから、亜綺羅さんと待ち合わせて、残りの乗り物を制覇していく。
2回目の『宇宙遊泳』は、やっぱり、1回目よりも素直に目を丸くしたり声が出たり、笑ったり。
亜綺羅さんの反応は、女の子みたいで、ちょっと可愛くて、それにも笑ってしまう。

貸衣装館『星の夢』では、亜綺羅さんに合わせて、和服に黄色い羽根が付いた服を借りて、一緒に写真を撮る。
私、名前の通り、ひよこみたいだなって思った。

『惑星パーティー』は、結構激しい動きをする上に、亜綺羅さんがぐるぐる回すものだから、目を丸くしてきゃーきゃー言ったり、笑ったり。]

(401) doubt 2023/11/28(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[『宇宙病棟』は、人体実験というのが自分の過去と重なって、既視感もあったけど。
怖がらせるために作られたお化け屋敷というものは違うし、でも、自分と重ねてしまう所もあって。
ぎゅっと握ってくれる手を、ぎゅって握り返して、空いている方の手は、亜綺羅さんの腕を掴んで。
くっつきながら移動して、びく!って何度も身体を跳ねさせていた。]

[そうして最後に、休憩所へ行くと。
無料なのに大人の財力っぽい掛け声の亜綺羅さんに笑いながら、もう一度、カプセルトイにチャレンジするのを見守る。]

[やっぱり、昨日と同じ惑星達が沢山出てきて。
シークレット、入ってないのでは、って笑っていたのだけれど。]

 ……えぇぇえ!!
 や、やった!!すごいです!

[思いもかけずシークレットが出たので驚いて、目を丸くしていると、その星を差し出してくれて。]

 えっ……!?
 あ、ありがとうございます……。

[るくあちゃんのお星様で、亜綺羅さんが出してくれた、大事なそれを両の掌で受け取ると、ちょっぴり涙目で、ふにゃって、嬉しそうに笑んだ。]

(402) doubt 2023/11/28(Tue) 00時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[それから私も、最後に、って10回挑戦してみる。
結果は、土星、海王星、天王星、地球、太陽、金星、金星、土星、火星……。]

 ……わ!私も出ました!
 それでは、これは、亜綺羅さんに。
 
 ……星、とても嬉しかったんですけど。
 やっぱり、星も、お揃いが良かったから。

[だから私も、頑張ってみたのだと。嬉しそうに笑った。*]

(403) doubt 2023/11/28(Tue) 00時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[私が出した星を、嬉しそうに受け取ってくれたので>>407、嬉しそうに笑んで。]

 ……じ、実は。
 私、まだ水星と木星が出てないんです。

[全部お揃い、には、そう言ったら、水星と木星をくれたので、それで全部お揃いになった。
色々うまく行きそう>>408というのには、頷いて。]

 ……はいっ。うまく行きます。きっと。
 
[そう言って、笑んだけれど。
ありがとう、と言うのには、むしろこちらの方がありがとうなので、小さく首を傾げて。
灰羅さんが言っていたという言葉には、胸がとても暖かくなって、嬉しくて。
続く言葉には。]

(412) doubt 2023/11/28(Tue) 01時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――…………。

[すぐに言葉が出てこなくて、頬が赤くなって、ぱちりと瞬いたけれど。]

 ……私も。
 だから私も、頑張りますね。

[少し赤い頬のまま、笑んで。
そうして二人、お揃いの星を付けて、休憩所を後にした。*]

(413) doubt 2023/11/28(Tue) 01時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 帰還後 ―

[島を出た翌日から、私は、付き人さん用のマンションに住まわせてもらうようになった。
亜綺羅さんは、自宅が別にあるみたいだから、こちらにはあまり来ないのだろうと思っていたけれど。
頻繁に顔を見せてくれた>>410ので、嬉しかった。]

[お仕事は、麗さんに教えてもらって。
楽屋のお掃除、洗濯、アイロン掛け、お食事の用意……その他色々。
初めての事ばかりで、体力もあまり無かったけれど、何かを一生懸命頑張る事は新鮮で、楽しくて。]

[舞台の眩い照明の下、役を演じる亜綺羅さんは、とても綺麗だなと思った。]

 ――……そうなんですね。

[今でもつい、るくあちゃんの姿を探す>>411というのには、眉を下げて。
気持ちが不安定な時は、いつも、ぎゅって手を握って話を聞いていた。*]

(427) doubt 2023/11/28(Tue) 02時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― ある日の楽屋 ―

[その日は麗さんが熱を出してお休みされたので、私が化粧道具の手入れをさせてもらっていた。>>414
ごめんね、と言ってもらうと、ふるふる首を振って。]

 ……いいえ。全然。嬉しいですよ!

[一生懸命頑張る事も、亜綺羅さんをお手伝いできる事も、嬉しくて楽しいのだと、笑むけれど。
休まない?と、亜綺羅さんの隣の化粧椅子に促されると、そこに座って。
見つめられると、ぱちり、瞬いて。]

 ……え?

[近付く距離。頬に触れられて、ぱちぱち瞬く>>415。]

 ……それは、知ってますけど。
 ……はい。

[お化粧のプロなのは知っているけれど、プロの方にしてもらうなんて、恐れ多いのでは?と内心で思ってしまったりはしたけれど。
されるままに、任せて。言われた通り、目を瞑った。]

(428) doubt 2023/11/28(Tue) 03時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[出来たという声と共に、鏡を差し出してくれたので、受け取って、鏡に映った自分を見ると。]

 ……何だか、私じゃないみたいです。
 すごい。ありがとうございます。

[そう言って、笑んで。
けれども、お化粧をしてくれて、美しいものが好きと言いながらも、素顔でいいと言われると。
何でだろう、好きじゃない方がいいのかな?なんて思って、小さく首を傾げたけれど。
他の人に見せたくない、という言うので>>418。]

 …………。

[ぱちぱち、っと瞬いて、小さく首を傾げた。]

 何ででしょう……。
 でも、それなら、誰にも見せません。

[見せたくない、の理由は分からないけれど、亜綺羅さんがそう思うなら、そうするだけなので。
笑んで、そう、宣言しておいた。*]

(429) doubt 2023/11/28(Tue) 03時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― その後・とあるカフェ ―

[亜綺羅さんとカフェでランチを食べていると、ふいに、兎坂庵の事を問われて。>>430
ふるふる、と首を振った。]

 ……行きたくないです。
 亜綺羅さんと一緒じゃないなら。

[行きたいとは思っているけど、一緒にじゃないなら、行きたくない。
遠慮する様子は見せず、はっきりそう答えると、カラフルな星型のお砂糖が添えてある、紅茶を飲んで。]

[名を呼ばれる>>431と、紅茶の水面に落としていた視線を持ち上げて、見つめ返し。]

(437) doubt 2023/11/28(Tue) 05時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――……幸せですよ。

 とても幸せ、って、顔に書いてあるって、
 よく言われますけど。

[何も感じない様に、感情を抑えていて、無表情に近かったあの頃とは違って。
今は、分かり易い位、それが表情に現れている様で。
周りの人には、そんな風に言われてしまうのだけれど。]

(438) doubt 2023/11/28(Tue) 05時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[続く言葉>>433>>434は、口を挟まず、小さく頷きながら聞いていて。
楽しい、と言ってもらうと嬉しくて。
可愛い、と言ってもらうと、頬が熱を持ってしまったけれど。
帰ろう>>435、というのには、ぱちりと瞬いて。]

 あ、はいっ。

[頷いて、紅茶を飲み終えて席を立つと、手を取られて。]

 …………。

[そのまま、手を繋いで歩く。
自分の心臓が煩いので、繋いだ手から伝わるものも、どちらのものかは分からないけれど。
無言で歩く亜綺羅さん>>436に。]

 ……私が、亜綺羅さんを幸せにできるなら。
 亜綺羅さんの幸せになれるなら、嬉しいです。
 ……とても。

[先程は言いそびれてしまった言葉を落として、笑んだ。**]

(439) doubt 2023/11/28(Tue) 05時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[雑踏の中、人ごみをかき分ける様に、手を引かれて歩く。
どこへ向かっているんだろう、と思いながらも、問うことはしなかった。]

[歩きながら、ぽつぽつと、落ちてくる言葉>>451>>452に耳を傾けて。
そうしていると、いつの間にか、駅とは反対方向の公園に辿り着いた。

ひと気の少ない公園、木漏れ日の下を、緩やかな足取りで歩いて。
やがて、その足はぴたりと止まる。
手を握り直されて、向かい合わせになると、頭一つ分、顔を持ち上げて。
じっと見つめながら、続く言葉を聞いた。]

 ――……はい。
 その言葉を貰えた今が、私、とても幸せです。

[そう言って、赤い頬で、とても嬉しそうに目を細めて笑んだ。]

(464) doubt 2023/11/28(Tue) 13時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……あの、遊園地のゴンドラで、
 私の幸せは、楽しい事だと思うって、言いましたけど。
 それは、確かにそうで、
 忙しい毎日も、一生懸命頑張る事も、
 新しい事を勉強する事も、とても楽しいですけど。

 でも、その、揺れ動く感情の傍には、
 いつも亜綺羅さんが居て。
 私は、亜綺羅さんが居ると幸せなんだと思います。

 それに、亜綺羅さんが楽しそうだと、私も楽しい。
 亜綺羅さんが幸せだと、私も幸せな気持ちになる。

 ――……だから、私にとっての、一番の幸せは、
 亜綺羅さんを幸せにできる事なんだと思いました。
 
[だから私は今、とても幸せなのだ、と。]

(465) doubt 2023/11/28(Tue) 14時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 これからも、よろしくお願いします。

[そう言って、笑んだ。*]

(466) doubt 2023/11/28(Tue) 14時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[触れてもいい?>>467と問われると、頷いて。
どこかに触れるだけだと思っていたら、引き寄せられたので、目を丸くして。
亜綺羅さんの腕の中、撫でられる髪。
心臓が、とても煩い。]

 ――……え?

[先程の言葉は、プロポーズどころか、告白とも受け取っていなかったので、目を見開いてしまった。]

[私は実験の道具から、やっと人間になったばかりで。
亜綺羅さんと私の間にあるものも、人としての繋がりで、想いだと思っていて。
恋愛については、まだ、考えた事も無かったけれど。]

 …………。

[もう一度抱き締められると、身体全部が心臓になってしまったみたい。
おそるおそる、そっと、その背に腕を回してみて。

伝わる熱を、愛おしいって。
こうしている事もまた、幸せ、なのだと知って。]

(479) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……プロポーズ、とは、思ってませんでしたけど。
 ――……私も、亜綺羅さんの事が、好き。

[気付いていなかっただけで。
私の胸にある感情の名前は、『好き』だったのだと、知った。*]

(480) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[プロポーズ通じてなかったの?と言われると>>484
亜綺羅さんの腕の中、少し俯かせた頭で、小さく頷いた。]

 ……だって、亜綺羅さんが、
 そんな風に思ってくれてるなんて、思いもしなくて。

 ……私が、勉強します。

[粋な言い回しを理解せず、直球でないと分からないなんて、歌舞伎役者の付き人失格だと思う。]

[私の髪を、亜綺羅さんの指先が梳って。
耳やうなじに触れられると、その度、小さく身体が跳ねた。
頬に触れられて、上を向くように導かれると。]

(492) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――……はい。嬉しいです。

[直球でくれた言葉に、今度はちゃんと意味を理解して、返事をして。
赤い頬で嬉しそうに笑んだら、唇が重ねられて。
繋ぎ方の変わった手には、また、心臓と、繋いだ手が跳ねた。

明日の命の心配をする必要がない、平穏な日々を手に入れられたと思ったのに。
今の私は別の意味で、死んでしまいそうだなって、思った。**]

(493) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― それから ―

[あの遊園地で、卯木さんとメリーゴーランドに乗った時、私は『いつか行かれたら』>>3:183と言ってしまったけれど。
亜綺羅さんと一緒にこの場所へ来る事ができて、嬉しく思う。]

[メニューを眺めていた亜綺羅さん>>510は、大福とほうじ茶を頼んで。
卯木さんがこちらを見たら、嬉しそうに目を細めて笑む。
そうして、亜綺羅さんとの話>>511が終わった後に。]

 ……私も、ここに来られて、
 また卯木さんに会えて、嬉しいです。

 るくあちゃんが一番好きだったメニューって、何ですか?
 それと同じ物を、お願いします。

[るくあちゃんがこのお店で一番好きだったメニューを私は
知らないので、そう言ったら、亜綺羅さんと同じになってしまったけれど。
大福の中身は、別だったかな?]

(519) doubt 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[程なくして出てきた兎型の大福には、感嘆の声をあげて。]

 か、可愛い……!
 それに、とても美味しいです。
 
[隣に座る亜綺羅さんからも感嘆の声が上がり、一口食べる?と問われると、笑んで頷いて、私のも一口差し出して。

そうして、卯木さんと亜綺羅さんの話には、口は挟まずに。
るくあちゃんが眺めていたという中庭、窓の外に咲く花を、眺めていた。**]

(520) doubt 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― ×年後/銀島 ―

[兎坂庵に行って、卯木さんと話をした時、今、銀島の権利書は卯木さんが持っていると聞いて>>498
るくあちゃんの命日のこの日、私は、卯木さんに頼んで、この島へ来た。
鞄には、あの日亜綺羅さんが出してくれた、お星さまのキーチェーンを付けて。]

[全部制覇しよ、って、亜綺羅さんと沢山乗ったアトラクション。
結局、制覇はできたっけ?

あの3日間の出来事を思い出しながら、アトラクションを一つ一つ巡ると、あの日の私が、そこに居る様に思える。]

[中央カフェに着くと、今は何も映らない、青い空を見上げて。]

 ――……るくあちゃん。

 私は、最後に会ったあの日、
 『私はいつも、るくあちゃんの幸せを願ってる』って、言って。
 るくあちゃんは、るくあちゃんの願う、
 幸せを叶えたのかもしれないけど。
 ……私は、やっぱり、貴女に生きていて欲しかった。

(526) doubt 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 音もない暗闇の中、八方塞がりに思えたとしても。
 その時は、一つの道しか、無い様に思えても。
 生きていたら、突然、光が射して、
 別の道が見える事もあるから。

 ――……私は、貴女と、もっと一緒に遊びたかった。
 貴女の笑顔が見たかった。

 私に初めて、
 『楽しい』を、『幸せ』を、『悲しい』を、
 『生きたい』という気持ちを、教えてくれたひと。

 貴女が死を選ぶ前に、
 何か力になれたれたら良かったのにって、
 一緒に、別の道を探せたら良かったのにって、
 そう、思ってしまうけど。

[そう言って、瞼を閉じると。また、緩く持ち上げて。]

(527) doubt 2023/11/28(Tue) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……そう思うのは、私が今、
 生きている事が、とても幸せだからなんだと思う。

 ありがとう。るくあちゃん。
 亜綺羅さんに、会わせてくれて。

(528) doubt 2023/11/28(Tue) 23時頃

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