人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 綿津見教会 マナ


[ 不知火真梛は、誰かに迷惑をかけて。
        それでも、今日を生きている。 ]**
 

(161) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


   ── 初めての道草/七星 ──


   七星か。
   うん。せっかくだが …
 

[ 迎えが、と続くはずの定型文。
  あらかじめ予想していたのだろう。
  君の言葉があっさりと上書きすれば。>>171
  きょとんと瞳を瞬かせてから。 ]


   明日?


[ 更におうむ返しに繰り返して。
  私はようやく、君の意図を理解する。 ]
 

(217) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   …… そうだな。
   父と相談してみる。
   
   ありがとう。七星。


[ ふふっと笑ってその日は案件持ち帰り。
  
  意外にも許可はすんなり降りた。
  ここで締め付けて、2度目の悪い事の時のように
  勝手に行動されるよりはマシだと。
  そんな家族会議の裏側は知らないから。

  うん。悪い事もしておくものだと、
  幸いにして不知火真梛が学ぶことはなく。 ]
 

(218) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ なんと!
  …… どうやらホイップましましは、
  しまうまとは無関係らしい。

  少女がそんな真実に至る前日の話。 ]
 

(219) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 更にその数日後。 ]

   
   七星。
   私も、君と行きたい場所があるんだ。

   ─── その、明日。


[ 君の言葉を少し借りて。

  頷いて貰えたのなら、その翌日。
  向かう先は、何てことないコンビニ。
  期せずしてその日は、空からちらほらと、
  白色が大地を薄ら染めあげて。 ]
 

(220) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   君と半分こしたかったんだが。
   …… 少々自殺行為だったかもしれない。


[ 私には車椅子があるけれど。
  君を立たせっぱなしというわけにもいかないから。
  どこかの公園のベンチにでも腰をかけて、
  白い息と共にすまない、と一言吐き出せば。

  雪を見ながら食べるゆきうさ大福。
  正直死ぬほど寒かったけど。
  いつかと同じ優しい甘さがしたらいい。>>1:26 ]**
 

(221) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 夢の終わり/春満 ─


   見知らぬ人≠ノはついていかない。
   だが君は猫≠セからな。


[ ノーカウントだ。
  そんな主張の着地点はどこだったか。
  よいしょと背中に体重をかける。
  三年生になってからは、
  君に運んでもらう機会も殆どなかっただろう。
  そのまま無言で、
  微かな揺れと着ぐるみの体温を感じていれば。

  それを破った謝罪。>>202
  心当たりなんてあるはずもなく。 ]
 

(227) 希 2021/11/19(Fri) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   そうか。君の言葉はわかりにくいな。


[ だから暫し君の言葉に耳を傾けてから、
  もっとわかりやすく頼むと苦言を返す。
  それから、ぽふり、猫の肩に頭を預けたら、
  誰にも顔を見られないようにして。
  終わりに向かう星明りの下。
  小さく小さく囁きを返す。 ]


   私は、君がいい。
 
 
[ それ以上言葉を足す事はしない
  受け取り方は君次第だから。
  再び天を仰げば、それが合図かのように。 ]
  

(228) 希 2021/11/19(Fri) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 世界は閉じ。
  夢は静かに終わりを迎える。>>24 ]** 
 

(229) 希 2021/11/19(Fri) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 未来/莉希 ─


   駄目だな。
   莉希に泣かれてしまうと、私が困ってしまう。


[ これは愛の告白ではないから。
  頬を染めるのは夕焼けの色だし。
  語られる内容も、ロマンチックとは程遠い。

  ─── だけど。 ]
 

(230) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 君の指先に込められている想いが。>>208
  世間で尊いとされているそれらに負けぬくらい。
  優しくて暖かいものだと。

  ─── 言葉なくとも理解できれば、
  張り詰めた顔を崩して、
  目線を合わせてくれた君の瞳。
  覗き込んでからふにゃりと笑う。 ]


   うん。考えたらきちんと君に教える。
   ふふ、未来を想うというのは、
   なんだか少し、くすぐったいなぁ。
 
 
[ 向かう道がどこに繋がるかはわからない。
  だが瞬間の私は、きっと。
  君の言葉を胸に抱きしめるのだろう。 ]
 

(231) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ ちなみに私はまだバーチャルアシスタントの存在を
  理解できていないので。
  君の言葉は全て尻で変換されている。>>209
  最近の尻は凄いんだな。
  少々圧倒されながら。

  …… まあ、君が教えてくれたなら。
  きっと卒業までに音量の下げ方くらいは
  マスターできただろうと信じて。 ]
 

(232) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   愉快な話ではなかったと思う。
   聞いてくれてありがとう。

   うん。帰ろうか。


[ 人気のなくなった教室は静寂だけが満ちて。
  ただ廊下を進む私の隣には、
  君がいてくれただろうから。

  真梛はふわりと微笑むと、
  いつかのように片手を伸ばし。
  大切な友人の手を取った。 ]**
  

(233) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   君達と過ごした三年間は得難いものだった。
   どうもありがとう。
   卒業後も頑張ってくれ。


[ ─── やがて雪溶けの季節を迎えて。
  白い雪は白い花弁に姿を変える。
  鼻先をかすめる春に包まれて。

  旅立ちを迎える子供達は、
  写真を撮ったり、
  アルバムに寄せ書きを書きあったり、
  心臓に近い位置のボタン奪取を目論んだりと。
  皆それぞれの目的に忙しい。

  その中には車椅子の上で変わらぬ微笑を浮かべる
  不知火真梛の姿もあった。 ]
 

(290) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 放課後の寄り道。
  2回より更に増える事はあっただろうか。
  コンビニプリンは美味しい。
  そして放課後クレープも美味しいのだと、
  君が教えてくれた大切な事。

  君はいつだって優しく笑っていただろうけど。
  何かの折に名前を呼んで、
  ぎゅっと抱きしめる手に力を込めれば
  君の思い出を彩る一部になりたいと願う。>>268

  目玉焼きをお見舞いに持ってこようとして
  止められた女子高生の話は、
  しばらく看護師の間で語り草になり。

  メッセージは聞きすぎて暗記してしまったけど。
  siryが紡ぐ声は今日も私に、
  いなくなる以外の選択肢を与えてくれた。 ]
  

(291) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 昇降口付近で別れを惜しむ級友達。
  その横を車椅子で通過した時、
  春の風が校庭を渡った。

  乱れる髪を片手で押さえながら顔を上げれば、
  チラリと視界の端に屋上が映って。
  その景色を瞳に収めながら、
  しばらく動きを止めていたら。

  どうしたの?
  そんな姿を見て、
  不思議そうに声をかけてきたクラスメイトへ
  大したことではないと断りを入れる。 ]
  

(292) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   いや。
   屋上に行ってみたかったんだが。
   結局行けずじまいだったと思ってな。


[ 和歌奈の作った屋上と私の手が届かないあの場所。
  違いはあったのだろうかと考えて。
  彼女が見せてくれた星の空を脳裏に浮かべていたら。

  クラスメイトは納得したように。
  嗚呼、車椅子だと屋上に行くの大変だもんね。
  そっか。行った事ないんだ。
  痛むような表情と悪意のない眼差しを向ける。 ] 
 

(293) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

        不知火さん、可哀想だったね 


   ─── ああ、いや。
 

[ 何度も何度も耳にして。
  この身と心に馴染んだ言葉と感情>>0:13
  自身もいつもと同じものを返そうとして。>>0:14
  少し考えてから、首をゆっくりと横に振る。 ]
 

(294) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   私は、幸せだよ。


[ 桜と共ににっこりとほころべば。 ]
 

(295) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 卒業おめでとう!それでは!
  
  別れの挨拶と共に背を向けて
  向かう先はいつだったか春満に背負われながら
  路子と和歌奈と通った道。

  車輪を滑らせて。
  卒業証書を手に誇らしげな顔で進む。 ]**
 

(296) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 幣太郎の家はお金持ちだから。
  キッチンも広いだろう。
  車椅子でも問題なく行動できるスペース、
  確保できると確認すれば。

  パーティに目玉焼き?
  不釣り合いではないか、なんて意見は。
  お見舞いに目玉焼きをチョイスする娘には>>291
  当然のように通用しなかった。 ]
 

(297) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 二つ返事で頷くと楽しげに笑う。
  君にお願い事をされるのが嬉しいのだと。 ]


   和歌奈は妹がいるんだったな。
   私は末っ子だから妹なんだ。

   ふふ。
   私を姉と呼んでくれても構わないぞ。


[ 君ができるけど、私ができないこと。
  おそらくたくさんあるだろうけれど。
  その逆は珍しいだろうから。
  ─── この小さな瞬間くらいは、と。

  たまには立場逆転もいいだろう。
  そんな台詞でお姉さんぶろうと目論んで。 ]
 

(298) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ そして迎えた当日。
  油を熱したフライパンに
  コツリ、丁寧に罅を入れた卵を割り落とす。
  頃合いを見て蓋をすれば、
  白身はカリッと揚げるように
  黄身は触れればとろりと流れるくらいに。 

  ─── その前に、 ]
 

(299) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   和歌奈。
   君も割ってみないか?


[ 本日の主役に対して、白い卵を差し出した。 ]
 

(300) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   何、卵はたくさんある!
   潰れたらこれはスクランブルエッグにしよう!


[ そう言って笑うと、大きめのフライパンの上では
  綺麗に割れた目玉がこちらを見ていて。
  その横にはあらかじめ用意されたかのように、
  スペースが一つ分空いていた。 ]*
 

(301) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   うん。見事だ、和歌奈。


[ 卵の殻からこぼれ落ちたのは、綺麗な満月。
  着地した先を見守ると、満足そうに頷いた。 ]
  

(346) 希 2021/11/21(Sun) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 誰のことも名前で呼ぶ私と。
  誰のことも苗字で呼んでいた君。

  屋上から飛び降りた君と。
  屋上から飛び降りたい私。

  似ているようで決して同じでない私達。
  重なることはなかったとしても。 ]
 

(347) 希 2021/11/21(Sun) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   よし和歌奈。
   完成したら真梛お姉ちゃんと一緒に食べようか。


[ いつになくはしゃぐ君の姿。
  その隣に並び立ち、
  少しだけ大人ぶった笑顔で微笑めば。

  同じく並んだふたつの目玉が、
  不思議そうにこちらを見ていた。 ]**
 

(348) 希 2021/11/21(Sun) 00時頃


[私のうみだした卵の中で。
私を追いかけてきた“きみたち”について考える。

屋上は寒かったよね。
私もそうだった。
私に入った罅を誰とも分かち合えないまま、
消えていくにはもってこいだった。

冬の空はね、星が綺麗に見えるんだ。

だけど私はお星さまにはなれなかった。
それでいいって思ってるよ]
 


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