人狼議事


14 冷たい校舎村10

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視点:


【人】 綿津見教会 マナ

   ありがとう。でも手を借りる必要はないな。

(17) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 冷たい校舎。凍った時が溶ける少し前。
  色々あったの一端を、>>208
  不肖、不知火真梛が担った話をしよう。

  第一声のこらー!
  目を閉じて視界をシャットアウトしていた身には
  ことさらよく響いただろう。

  すまない!
  と、まずは探させてしまった事を謝罪して。
  路子、春満、そして ─── 和歌奈。

  着ぐるみ相手は多少難易度が高かったが。
  君達全員と、きちんと視線が合うのが確認できれば、
  真梛は満足げに、ふふっと口の端をあげて。 ]
 

(18) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 礼の言葉と拒絶はその後のこと。>>17

  あの時と同じく動かない車椅子。
  優しい君達は、当然のように
  私を運んでくれようとしたけれど。>>4:205
  不要な行為だと一言で断じた。

  そのうちこの世界も終わるのだろうから。
  私がこのままここにいても問題はないだろう。
  君達の手を煩わせるまでもない。
  態々運ばずとも私も君達と同じ場所に帰るだろう。

  楽観を自覚しつつ、こんな台詞を並べ主張して。
  私は首を縦には振らない。 ]
 

(19) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 特に君だ。
  そう、そこの愛らしい猫の。

  君の手だけは、そう易々と借りる気はなかったんだ。 ]
 

(20) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ ここが現実の世界ではないというのなら。
  この身の自由も不自由も、私の心根一つで。

  君達に迷惑をかける必要なんてなく。
  思い切って足を地面に下ろし、力を込めれば、
  立ち上がる事もできたかもしれない。

  ここに来てから幾度か考えた疑問。
  ただ、結局私はそれを選ばなかった。
  両脚が身体を支える感覚。
  足の裏が床を鳴らす音。

  覚えて帰るつもりはなく。 ]
 

(21) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 脚の事も、母の事も。>>0:19
  知らないからこそ耐えられる事は、
  確かに存在するのだから。 ]
 

(22) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ そんな紆余曲折を経て、
  真梛もとうとう、その校舎に別れを告げる。

  楽しかった。
  いい夢をありがとう。

  誰かと自由に文化祭を巡ることも、
  憧れていた屋上に行けた事も。

  まとめてにっこりと笑えば、
  あとは小学生でも承知の通り。 ]
 

(23) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 夢から覚めた後は、現実へと舞い戻る。 ]
 

(24) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

  

   通知がいっぱいきている ……


[ 不知火真梛は、スマホが苦手だ。

  だからこの小さな端末の中に、
  何やらメッセージが溢れているのは理解したが。
  それらを順々に処理するといった
  器用な手段は取れないまま。
  それでも次にすべき事を正確に理解して。

  車椅子を、動かした。
  居間に辿り着けば、仕事に行こうとする父親。
  そのスーツの端をくいと引っ張る。 ]
 

(25) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   忙しいところすまないが。
   病院に連れて行って欲しいんだ。


[ 求めるのは。
  君と私は交わらないはずなのに。
  私が行きたかった所。
  先に行こうとしてしまった、君の場所。 ]**
  

(26) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 真梛がその頼み事をしたのは。

  大切なクラスメイト。
  その帰還を4文字の言葉で迎えた後の病院か。
  それともその更に後日談、
  時を刻むようになった教室での出来事。

          …… だったかも、しれない。 ]
 

(38) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 不知火真梛はスマホが苦手だ。

  実際これはあまりよろしくない。
  特に身体が不自由なくせに
  危うく二つ名がつく所だった程度にはマイペース。

  猫のように気まぐれに姿をくらましたと思ったら
  ろくにスマホで連絡も取れないのだから。
  娘を思う父親は、胃薬が欠かせない。

  そんな娘に一人で登下校をさせるだと?
  君は正気で言っているのかね?んん? ]
 

(39) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ そして真梛自身もこのままでは済まさない。
  とは思っているので。

  なんとか機械音痴を克服すべく、
  今日も画面を覗き、指先を這わせれば、
  高性能な端末は、元気にエラーを吐く。

  そんな努力の甲斐もあって(?)
  真梛にも気付く事は可能だった。
  何とか読み方を叩き込んだグループチャット。
  それ以外の場所でもメッセージを受信している事。 ]
 

(40) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   というわけで莉希。
   一瞬だが君の名前が表示されたので
   おそらく君からなのだろう。

   しかし読み方がよくわからないので。
   君が読み上げてくれるととても助かる。
 
 

(41) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ にっこりと笑って
  自身の端末を手渡そうとすれば、>>38

  眼鏡の奥で君の瞳は、
  どんな色で輝いただろうか?

     ─── そう。そんなレベルで、
          不知火真梛は、スマホが苦手だ。 ]
 

(42) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ ─── が、 ]


    莉希。
    せっかく君がいるのだから。
    君の声で、君の顔を見ながら。

    君の言葉を聞きたいんだ。


[ 続けて口にした気持ちも紛れもなく本心で。

  駄目だろうか?
  一歩分、車椅子を動かして。
  圧をかけながら浮かべた笑みの行き先はいかに? ]**
 

(43) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   二つ名がつくのなら
   もっとかっこいいやつがいいんだが


[ 素直に私を置いはくれない優しい君達へ。
  むぅと困ったように微笑んで。
  君が断言できなかったのをいい事に。
  それに甘えた私は、>>30 ]


   大丈夫だ。
   何処にいても和歌奈の世界なのは
   変わらないんだから。
 

[ 君と同様に根拠などないくせに。
  断じる言葉と共に、にっこりと笑ってみせる。 ]
 

(56) 希 2021/11/16(Tue) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   うん。
   本当に手が必要な時は、ちゃんと呼ぶ。
   約束しよう。


[ ─── 大丈夫。

  いつまでもそう思っているから、
  私は君達を呼べていない。
  本人も気付かないまま、大きく頷いて。 

  続く副委員長の言葉には。
  至極最もで説得力のある忠告の後。>>49
  彼女にしては少々歯切れの悪い主張に対して、>>50
  はて?と首を傾げてから。 ]
 

(57) 希 2021/11/16(Tue) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   私が隣にいないと
   どうして和歌奈が困るのだろう?


[ 疑問を音に乗せれば、
  真っ直ぐに向けた二つの漆黒が。
  逸らすのを許さないとばかりに瞬いた。 ]**
 

(58) 希 2021/11/16(Tue) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ ─── 重なった。>>83

  そんな風に思ったのも一瞬。
  直ぐに逸らされてしまったのだけど。

  なのに息を吸い込めば。
  空気以外のものでも、胸が満たされた気がした。 ]
 

(115) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   和歌奈。


[ 両手を広げれば、どうだろう。
  君が一歩踏み込んでくれたなら。
  君の体温を腕の中で感じる事はできただろうか?

  君と私の距離の話。
  測る術は未だに知らないし。
  平行線は交わらない。

  それでもその線は、
  隣に並び立つことはできるのだと。 ]
 

(116) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   私も和歌奈が大好きだ。


[ 言わんばかりの想いを込めたなら。
  ほんのり色付いた頬で、嬉しそうに破顔した。 ]
  

(117) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   うん。その風評は心外だな。


[ それから、くるり。視線の向きを変えて、>>77
  誰が体育倉庫大好きっ子だろうか。
  むむっと眦をあげると、
  聞き捨てならないとばかりに否定する。

  着ぐるみ越しだろうが予想できる。
  呆れた、言わんばかりの眼差し。
  面倒くさいとその全身が主張している。
  
  うん。ならば君達はとっとと帰ればいい。
  そう笑顔で見送ろうとしたはずなのに。 ]
 

(118) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ───っ、
   君が何をしたいのかわからない!


[ 思わず叫ぶ。

  私に頼られる事が嫌なくせに。
  自ら面倒事に首を突っ込もうとする姿勢。>>78

  わからない、と言いつつも、本当は知っている。
  …… 君は、優しい人間なのだと。 ]
 

(119) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   わかった、一緒に帰ろう。


[ 自身の選択こそ煩わせているのだと察すれば、
  ここでようやく白旗を上げる。

  和歌奈と路子と並んで帰りたくなったからだ。
  …… それもまた本心には違いないのだけど。
  そんな風に自分を納得させて。

  そうと決まれば、女子二人に無理をさせる気はなく。
  ある一点に視点を定めれば、
  知る人は知るよろしく頼むのサイン。
  いつかの様に両手を伸ばす。>>0:195
  ただあの頃より若干素直ではない口は。 ]
 

(120) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   だが勘違いしないでほしい!
   私が手を借りるのは、見知らぬ猫さんだ。

   どうもありがとう猫さん!!


[ そんな言葉を吐きながら、
  ぷいとそっぽを向くものだから。
  そのまま放り投げられても
  文句は言えなかったかもしれない。 ]**
 

(121) 希 2021/11/17(Wed) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 後日/莉希 ─


[ 放課後の教室。
  みんな部活や受験の追い込みで。 
  残っている生徒は君と私だけ。

  換気の為に開けた窓。
  冬の冷たさを孕んだ風が、
  君の声を私に届けにきた。>>105

  しばらく黙って聞いていたが。
  話が終わり、君がメールの消去を求めれば。 ]
 

(145) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   私はな、莉希。
   自分は死んだ方がいいと思っているんだ。
 
 

(149) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ やがてぽつり。
  なるべくなんて事のないように。
  張り詰めた空気の中に小さく滑り落としたのは。

  私の複雑な事情≠フ話だ。 ]


   私の身体は維持するだけで、
   人と比べてお金がかかる。
   そして負担は金銭に止まらない。
   生活する為に必要なケアも同様だ。

   それによって苦労を強いられるのは、
   いつだって私以外の人間だった。
 
 

(151) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   それでも私という存在が、
   彼らの慰めになるというのなら良かったんだが。

   私の周りの優しい人達は。
   私を見ると、辛そうな顔で笑うんだ。


[ まあ、これまた複雑な事情というやつだ。>>0:189
  そう言って笑う真梛自身も、
  彼らと似た顔をしていたかもしれない。 ]


   私は幸せだし、現状に不満もない。
   だが私がいない世界の方が、
   正しい形だとも思っている。
 
 

(153) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

   和歌奈はどんな景色を見たんだろう? 

(156) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 淀みなく話していたが、そこで一呼吸置いて。
  改めて、莉希の顔を見る。 ]


   和歌奈が飛び降りたことを聞いて。
   私が一番初めに思ったことだ。


[ 友達甲斐がないだろう?
  再び口を開くと、ふふっと笑って目を細める。

  耳を澄ませば、グラウンドから。
  生徒達が騒ぐ喧騒が遠くに聞こえた。 ]
 

(157) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   だから君の言葉はとても嬉しいが。
   首を傾げてもしまうんだ。
   どうしたって私は役立たずだし、迷惑だから。


[ スマホを求めて差し出される手。>>107
  その要求に応じる代わりに。
  君と同じ顔でにっこりと笑って。 ]
  
 
   だがこれは私の意見だ。
   君の言う通り。
   自分でもわかっていないだけで、
   こんな私でも、誰かの役に立てるのか。
   それとも、やはり私は不要なのか。

   

(158) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   君がくれた言葉の意味。
   考える時間を貰ってもいいだろうか。

   人に迷惑をかけながら ───


[ もう少し。
  生きていても、いいだろうか?

  小さく呟く頃には、
  窓から差す光は茜色を帯びていて。

  だからこのスマホは渡せないんだ。
  君の言葉を思い返すのに必要だから。
  すまない、と謝罪する。
  君は引いてくれただろうか? ]
 

(159) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   大丈夫だ。
   これ以上、君に手間はかけない!

   放課後になるまでの間、
   他の人にも相談したんだが。

   尻?に聞けば、いつでもメッセージを
   読み上げてくれるらしいんだ!


[ まだ尻の使い方はよくわからないんだが
  これで大丈夫だな。

  夕陽で頬を紅色に染めながら、
  得意げに声を張り上げれば。 ]
 

(160) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 不知火真梛は、誰かに迷惑をかけて。
        それでも、今日を生きている。 ]**
 

(161) 希 2021/11/18(Thu) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


   ── 初めての道草/七星 ──


   七星か。
   うん。せっかくだが …
 

[ 迎えが、と続くはずの定型文。
  あらかじめ予想していたのだろう。
  君の言葉があっさりと上書きすれば。>>171
  きょとんと瞳を瞬かせてから。 ]


   明日?


[ 更におうむ返しに繰り返して。
  私はようやく、君の意図を理解する。 ]
 

(217) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   …… そうだな。
   父と相談してみる。
   
   ありがとう。七星。


[ ふふっと笑ってその日は案件持ち帰り。
  
  意外にも許可はすんなり降りた。
  ここで締め付けて、2度目の悪い事の時のように
  勝手に行動されるよりはマシだと。
  そんな家族会議の裏側は知らないから。

  うん。悪い事もしておくものだと、
  幸いにして不知火真梛が学ぶことはなく。 ]
 

(218) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ なんと!
  …… どうやらホイップましましは、
  しまうまとは無関係らしい。

  少女がそんな真実に至る前日の話。 ]
 

(219) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 更にその数日後。 ]

   
   七星。
   私も、君と行きたい場所があるんだ。

   ─── その、明日。


[ 君の言葉を少し借りて。

  頷いて貰えたのなら、その翌日。
  向かう先は、何てことないコンビニ。
  期せずしてその日は、空からちらほらと、
  白色が大地を薄ら染めあげて。 ]
 

(220) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   君と半分こしたかったんだが。
   …… 少々自殺行為だったかもしれない。


[ 私には車椅子があるけれど。
  君を立たせっぱなしというわけにもいかないから。
  どこかの公園のベンチにでも腰をかけて、
  白い息と共にすまない、と一言吐き出せば。

  雪を見ながら食べるゆきうさ大福。
  正直死ぬほど寒かったけど。
  いつかと同じ優しい甘さがしたらいい。>>1:26 ]**
 

(221) 希 2021/11/19(Fri) 21時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 夢の終わり/春満 ─


   見知らぬ人≠ノはついていかない。
   だが君は猫≠セからな。


[ ノーカウントだ。
  そんな主張の着地点はどこだったか。
  よいしょと背中に体重をかける。
  三年生になってからは、
  君に運んでもらう機会も殆どなかっただろう。
  そのまま無言で、
  微かな揺れと着ぐるみの体温を感じていれば。

  それを破った謝罪。>>202
  心当たりなんてあるはずもなく。 ]
 

(227) 希 2021/11/19(Fri) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   そうか。君の言葉はわかりにくいな。


[ だから暫し君の言葉に耳を傾けてから、
  もっとわかりやすく頼むと苦言を返す。
  それから、ぽふり、猫の肩に頭を預けたら、
  誰にも顔を見られないようにして。
  終わりに向かう星明りの下。
  小さく小さく囁きを返す。 ]


   私は、君がいい。
 
 
[ それ以上言葉を足す事はしない
  受け取り方は君次第だから。
  再び天を仰げば、それが合図かのように。 ]
  

(228) 希 2021/11/19(Fri) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 世界は閉じ。
  夢は静かに終わりを迎える。>>24 ]** 
 

(229) 希 2021/11/19(Fri) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 未来/莉希 ─


   駄目だな。
   莉希に泣かれてしまうと、私が困ってしまう。


[ これは愛の告白ではないから。
  頬を染めるのは夕焼けの色だし。
  語られる内容も、ロマンチックとは程遠い。

  ─── だけど。 ]
 

(230) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 君の指先に込められている想いが。>>208
  世間で尊いとされているそれらに負けぬくらい。
  優しくて暖かいものだと。

  ─── 言葉なくとも理解できれば、
  張り詰めた顔を崩して、
  目線を合わせてくれた君の瞳。
  覗き込んでからふにゃりと笑う。 ]


   うん。考えたらきちんと君に教える。
   ふふ、未来を想うというのは、
   なんだか少し、くすぐったいなぁ。
 
 
[ 向かう道がどこに繋がるかはわからない。
  だが瞬間の私は、きっと。
  君の言葉を胸に抱きしめるのだろう。 ]
 

(231) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ ちなみに私はまだバーチャルアシスタントの存在を
  理解できていないので。
  君の言葉は全て尻で変換されている。>>209
  最近の尻は凄いんだな。
  少々圧倒されながら。

  …… まあ、君が教えてくれたなら。
  きっと卒業までに音量の下げ方くらいは
  マスターできただろうと信じて。 ]
 

(232) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   愉快な話ではなかったと思う。
   聞いてくれてありがとう。

   うん。帰ろうか。


[ 人気のなくなった教室は静寂だけが満ちて。
  ただ廊下を進む私の隣には、
  君がいてくれただろうから。

  真梛はふわりと微笑むと、
  いつかのように片手を伸ばし。
  大切な友人の手を取った。 ]**
  

(233) 希 2021/11/19(Fri) 22時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   君達と過ごした三年間は得難いものだった。
   どうもありがとう。
   卒業後も頑張ってくれ。


[ ─── やがて雪溶けの季節を迎えて。
  白い雪は白い花弁に姿を変える。
  鼻先をかすめる春に包まれて。

  旅立ちを迎える子供達は、
  写真を撮ったり、
  アルバムに寄せ書きを書きあったり、
  心臓に近い位置のボタン奪取を目論んだりと。
  皆それぞれの目的に忙しい。

  その中には車椅子の上で変わらぬ微笑を浮かべる
  不知火真梛の姿もあった。 ]
 

(290) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 放課後の寄り道。
  2回より更に増える事はあっただろうか。
  コンビニプリンは美味しい。
  そして放課後クレープも美味しいのだと、
  君が教えてくれた大切な事。

  君はいつだって優しく笑っていただろうけど。
  何かの折に名前を呼んで、
  ぎゅっと抱きしめる手に力を込めれば
  君の思い出を彩る一部になりたいと願う。>>268

  目玉焼きをお見舞いに持ってこようとして
  止められた女子高生の話は、
  しばらく看護師の間で語り草になり。

  メッセージは聞きすぎて暗記してしまったけど。
  siryが紡ぐ声は今日も私に、
  いなくなる以外の選択肢を与えてくれた。 ]
  

(291) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 昇降口付近で別れを惜しむ級友達。
  その横を車椅子で通過した時、
  春の風が校庭を渡った。

  乱れる髪を片手で押さえながら顔を上げれば、
  チラリと視界の端に屋上が映って。
  その景色を瞳に収めながら、
  しばらく動きを止めていたら。

  どうしたの?
  そんな姿を見て、
  不思議そうに声をかけてきたクラスメイトへ
  大したことではないと断りを入れる。 ]
  

(292) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   いや。
   屋上に行ってみたかったんだが。
   結局行けずじまいだったと思ってな。


[ 和歌奈の作った屋上と私の手が届かないあの場所。
  違いはあったのだろうかと考えて。
  彼女が見せてくれた星の空を脳裏に浮かべていたら。

  クラスメイトは納得したように。
  嗚呼、車椅子だと屋上に行くの大変だもんね。
  そっか。行った事ないんだ。
  痛むような表情と悪意のない眼差しを向ける。 ] 
 

(293) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

        不知火さん、可哀想だったね 


   ─── ああ、いや。
 

[ 何度も何度も耳にして。
  この身と心に馴染んだ言葉と感情>>0:13
  自身もいつもと同じものを返そうとして。>>0:14
  少し考えてから、首をゆっくりと横に振る。 ]
 

(294) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   私は、幸せだよ。


[ 桜と共ににっこりとほころべば。 ]
 

(295) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 卒業おめでとう!それでは!
  
  別れの挨拶と共に背を向けて
  向かう先はいつだったか春満に背負われながら
  路子と和歌奈と通った道。

  車輪を滑らせて。
  卒業証書を手に誇らしげな顔で進む。 ]**
 

(296) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 幣太郎の家はお金持ちだから。
  キッチンも広いだろう。
  車椅子でも問題なく行動できるスペース、
  確保できると確認すれば。

  パーティに目玉焼き?
  不釣り合いではないか、なんて意見は。
  お見舞いに目玉焼きをチョイスする娘には>>291
  当然のように通用しなかった。 ]
 

(297) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 二つ返事で頷くと楽しげに笑う。
  君にお願い事をされるのが嬉しいのだと。 ]


   和歌奈は妹がいるんだったな。
   私は末っ子だから妹なんだ。

   ふふ。
   私を姉と呼んでくれても構わないぞ。


[ 君ができるけど、私ができないこと。
  おそらくたくさんあるだろうけれど。
  その逆は珍しいだろうから。
  ─── この小さな瞬間くらいは、と。

  たまには立場逆転もいいだろう。
  そんな台詞でお姉さんぶろうと目論んで。 ]
 

(298) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ そして迎えた当日。
  油を熱したフライパンに
  コツリ、丁寧に罅を入れた卵を割り落とす。
  頃合いを見て蓋をすれば、
  白身はカリッと揚げるように
  黄身は触れればとろりと流れるくらいに。 

  ─── その前に、 ]
 

(299) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   和歌奈。
   君も割ってみないか?


[ 本日の主役に対して、白い卵を差し出した。 ]
 

(300) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   何、卵はたくさんある!
   潰れたらこれはスクランブルエッグにしよう!


[ そう言って笑うと、大きめのフライパンの上では
  綺麗に割れた目玉がこちらを見ていて。
  その横にはあらかじめ用意されたかのように、
  スペースが一つ分空いていた。 ]*
 

(301) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   うん。見事だ、和歌奈。


[ 卵の殻からこぼれ落ちたのは、綺麗な満月。
  着地した先を見守ると、満足そうに頷いた。 ]
  

(346) 希 2021/11/21(Sun) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 誰のことも名前で呼ぶ私と。
  誰のことも苗字で呼んでいた君。

  屋上から飛び降りた君と。
  屋上から飛び降りたい私。

  似ているようで決して同じでない私達。
  重なることはなかったとしても。 ]
 

(347) 希 2021/11/21(Sun) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   よし和歌奈。
   完成したら真梛お姉ちゃんと一緒に食べようか。


[ いつになくはしゃぐ君の姿。
  その隣に並び立ち、
  少しだけ大人ぶった笑顔で微笑めば。

  同じく並んだふたつの目玉が、
  不思議そうにこちらを見ていた。 ]**
 

(348) 希 2021/11/21(Sun) 00時頃


[私のうみだした卵の中で。
私を追いかけてきた“きみたち”について考える。

屋上は寒かったよね。
私もそうだった。
私に入った罅を誰とも分かち合えないまま、
消えていくにはもってこいだった。

冬の空はね、星が綺麗に見えるんだ。

だけど私はお星さまにはなれなかった。
それでいいって思ってるよ]
 


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