人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点:


【人】 歌舞伎座 キランディ

── 現在・中央喫煙所 ──

[喫煙所で2本目の煙草を吸いながら、脱出の方法を考えた。
ヘリや小型飛行機は望めないかもしれないが、常駐している船はある筈だ。問題は操縦。下手をすると、船を操縦できる者が”招待者”しか居ない可能性まである……。

”舞台に上がっている”
”犯人に焦がれている”
”煙崎灰羅”

坂理に言われたことを思い返す。まだ話していない、煙崎るくあの兄。
舞台に上がっているとは、犯人に焦がれている、とは。
彼が招待者という事なのだろうか。なぜ坂理君が知っている?

行動するなら慎重にならなければ。]

(3) 2023/11/20(Mon) 23時半頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/20(Mon) 23時半頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

[煙崎灰羅が招待者だとしたら、まだ僕が犯人だとは気付いていないかもしれない。
どうにか言いくるめて、此処から出してもらえないだろうか。
役者だから、2日3日帰らなかったらマスコミを巻き込んで騒ぎになる、と脅してみる?
そっちイケそうなら色仕掛けでもしてみる?化粧道具はキャンディに借りられそうだな……、などと、あらゆる方向から検討してみた。]


 ……マスコミ絡みで騒ぎになる話をすれば出られる気がしなくはないな。甘いかな?


[それに──、もし出られるのなら、雛子ちゃんだけは連れて行けないだろうか。
あの子は、僕が犯人だと知ってるのに協力してくれるって言ったし。1人で残すと、他の人を助けるために自分が犯人だって言い出すかもしれないし……ちょっと心配で、残しておけない。]

(8) 2023/11/21(Tue) 00時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[取り敢えず、帰れないと騒ぎになりそうで困っちゃう、という話をするのは悪くない。本当のことだし。
その反応を見てから考えてもいいかな。
あまり時間もないけど…。

取り敢えず、アポだけは取っておこうか?
彼を避けてるみたいになるのも良くないし。]

(11) 2023/11/21(Tue) 00時頃

(個別メッセージ)

灰羅さん、まだ話せてないから時間あれば話しませんか?
今ではなく後でいいです。
というか、僕、今からホテル帰って寝るので。
タイミング合えば、でよろしくです!


【人】 歌舞伎座 キランディ

[思いついたら即行動で。さくっと灰羅への個別メッセージを送信した。

3本目の煙草に手が伸びそうになるが、やめておく。]


 多分、疲れてる。少し休もう。
 疲れていると頭も回らないし。


[役者故の自己管理能力の高さから、早めに自覚したつもりだったのだが。
キラは自分が思っていた以上に、心身ともに疲労していた。

ホテルのロビーに着いた途端、ひどく眩暈がして。
自室までは辿りつけぬまま、ロビーのソファに倒れ込んで、眠り込む事になってしまう。]**

(13) 2023/11/21(Tue) 00時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 00時頃


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 01時頃




  『 気に障ったらごめんね。
    じゃあ代わりに、俺のことも
    柊くんと、下の名前で呼んでくれて構わない。

    そうだね。
    君のるくあは言わないのかもしれない。
    俺の知っている煙崎さんが言っていただけ。

    嘘も誇張も憐れみも介入しない。
    ただの、事実の話だ。 』

 


【人】 歌舞伎座 キランディ

── 現在:ホテルロビー ──

[しばらく眠っていたようだ。
熱は無さそうだけれど、もしかしたら少し熱中症になりかけているのか。ひどく喉が渇いている。煙草吸ったのよくなかったか。
朦朧としつつ目を開けると、短髪の、柔和そうな顔立ちの男性に覗きこまれていた。]


 ………?

 ……っ、あぁ……


[そうだ、身体がだるくてロビーに着くなりソファに沈んで、そのまま寝ちゃったんだった。上体を起こす。ちょっと身体が軋んだ。]


 痛ててっ。

 ……、すみません、ちょっと休憩のつもりが。寝てたのかな。

(32) 2023/11/21(Tue) 09時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[頬や額に手を当てる。熱はなさそうだ。
目の前の男性に視線を移すと、心配そうな顔をしていた。眉を下げて微笑む。]


 ごめんなさい、大丈夫です。
 ちょっとモナリザに水を貰おうかな…


[ロビーに居たモナリザをちょいちょいと呼んで、”水くれる?あればレモン水とかポカリだと助かるけど…”と声を掛けた。モナリザが何処かに引っ込むのを見送ってから、あらためて男性と向き合う。
この人は、デバイスの写真で見た。卯木さんだ。]


 ……兎坂庵の卯木さんですか?
 初めまして、って。いきなり情けない姿をお見せしたな。
 中村です…。**

(33) 2023/11/21(Tue) 09時半頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 09時半頃


(灰羅へ個別送信)

『るくあの死亡前後のことについて、
お 兄さんに折り入って聞きたいことがあります。

正直、まだるくあが死んだなんて
信じられなくて、戸惑うばかりで。


ご遺族の方の無念と悲嘆を蒸し返すことになり
申し訳ないですが、メールでも会ってでも、
るくあのことを教えて貰えると助かります。」

 卯木の勧めに従いメールを打ちながら、随分前に当人から届いた文面が目に入って、落胆が濃くなる。
 名前を聞いた程度()。悪くは言われていなかったことにも驚くが、此方の舞い上がりようとあまりにテンションが異なる。ストーカー被害を親族に打ち明けることもなかったのだろうか、多少は勘付いていたはずなのに。

 まだ、覚悟は決まりきらないけれど、るくあの兄の顔を見れば固まるだろうか。迷いながら送信ボタンを押す。


【人】 歌舞伎座 キランディ

── 現在:ホテルロビー ──

[無理に起きなくていいですよ、と声をかけられるが、そういうわけにも行かず。モナリザが運んでくれたコップを受け取りながら”失礼”と告げ、冷たい水を飲みほした。
良く冷えた水が喉を通り抜けると、少し回復した心地がしてふーっと静かにため息をつく。
あらためて、卯木に向き直って微笑んだ。
素顔を晒して正体がバレていることには気付いていない。>>42]


 いえ……、お気遣いありがとうございます。体力は自信あるんですけど、炎天下にウロウロし過ぎたかな。
 そっか、卯木さん。園内けっこう広いから、やっと会えましたねぇ。ふふ。


[いつもの人懐っこい笑顔で目の前の男をじっと見つめる。初対面の彼は写真のままの人で。落ち着いた雰囲気に穏やかで優しい声、和風喫茶の店長さんとしてイメージぴったりだった。]

(45) 2023/11/21(Tue) 12時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[>>44 話題が煙崎るくあに及ぶと、ふーむ、と考え込む仕草をした。]


 僕も彼女とプライベートで会った事は1度しか無いんですけどね。その時にLINEで繋がって。よく、兎坂庵のお写真を送ってくれましたよ。
 お茶の写真が多かったけど、抹茶白玉パフェ美味しそうだったなぁ。

 大人びて見える、というのは分かるかも?
 可愛らしいけど、不思議な雰囲気の子でしたね。


[元々は、自分の出待ちをしてくれる中で顔を覚えた女の子だから。キラ目線の煙崎るくあは、眼を輝かせてこちらを見つめてくる、どこにでも居る女子高生、ではあった。
だけど、ファンの女の子に反応を示した事のないキラが、うっかり反応して、結果的に会いに行ってしまったのだから。不思議な魅力を持つ子だったのだろうな、と改めて思う。]

(46) 2023/11/21(Tue) 12時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[それから兎坂庵の詳しい場所なんかも聞いて。]


 僕の拠点から電車一本で行けるし、ここを出たら是非伺いたいな。お茶も和菓子も好きなんですよ。
 というか……、早く出たいですねぇ…。


[犯人でなくとも此処を出たいのは当然であろうから、同意を求める形で普通に話題に出してみた。]**

(47) 2023/11/21(Tue) 12時半頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 12時半頃


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 13時頃


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 13時頃


(坂理へ個別送信)

『いや、そこは「坂里」「黒須」だろ。
何でしれっと名前で呼び合うことになってるんだ。
ボクは絶対キミのこと「坂里」としか呼ばないからな!』

 こう言うところがいちいち神経に障るのだ。
 しかし、現在戸籍上は母方の旧姓になっているため、厳密にはもう黒須ワでもない。更に母だけは再婚相手と同姓に改姓していて、もうコロコロ変わる苗字なんてどうでもいい気がしてきた。説明するのも億劫で、誠に遺憾ながら、「ワ君」呼ばわりを黙認するしかないようだ。

『るくあの解釈違い乙。
ボクは好きなんて一言も言われたことがないし、
だったらなんでボクはフられたんだ。

るくあのことはどんな些細なことでも知りたいけど、
キミの惚気は聞かない。本当に以上!』


(中村へ個別送信)

『 俺もアンタと話したいと思ってたよ。
  都合のいい時間と場所教えてくれ。 』
 


【人】 歌舞伎座 キランディ

── 現在:ホテルロビー ──

 兎型の白玉団子、そういえば写ってたかも!
 かわい〜い、楽しみにしてますね。


[>>57 兎坂庵の話を女学生のように楽しそうに聞いたり、軽い雑談をしていたが。
やや唐突に、目の前の卯木が真面目な表情になって、今回の事件の話を始める。>>59
事件とは何か、言わずもがなである。緊張は見せず、黙って彼の話に耳を傾けた。

その内容は、犯人捜しではなく。煙崎るくあの特異性について。

初めは柔和な表情を崩さぬように聞いていたのだが、
だんだん、顔が強張って来る。
ガラスのコップをまだ手にしていたら、震えてしまっていたかもしれない。]

(75) 2023/11/21(Tue) 15時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 特異……体質?


[確かに少しSFじみた、荒唐無稽な話のようにも思えたが。笑えない内容だった。

そういえば。
僕がLINEに登録しているファンの女の子は、ほぼ例外なく、歌舞伎座の関係者の親戚のお嬢さんだったり。懇意にしている店の子だったり。どうしても拒否できない相手ばかりだ。

なのに、カフェで偶然会っただけの女子高生・煙崎るくあと、どうして軽率に繋がってしまったのだろうか。
───当時の詳細がうまく思い出せない。
卯木の話は、まだ続く。]

(76) 2023/11/21(Tue) 15時半頃

(黒須へ個別送信)

『 黒須くんか。
  ああ、そういうのはいい。
  空いてる時に連絡してくれ。 』
 
 


【人】 歌舞伎座 キランディ

[”彼女に敵意や悪意を持った人間でも、
 次々に彼女に傾倒し、
 彼女が欲しがるものは、
 周りが用意してくれたらしいのです。]

[殊更、この部分には背筋が凍った。
彼女が欲しがるものを用意、する。

彼女が欲しがるもの────……]


 あ……、


[思わず声が漏れ出た。口を手で押さえる。
卯木の目を見て、続きを聞いた。]

(77) 2023/11/21(Tue) 15時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[そこまで来れば、彼の犯人に対する考察>>63は、すんなりと心に届いてしまう。
話を終えて、柔和な表情に戻った卯木を見つめたまま、何か言わなければ、と言葉を絞り出した。]


 ……、何だか、ちょっと現実離れした話ですけど。
 身に覚えがありました。

 僕、彼女にLINEを教えた流れを思い出せないです……。
 今まで疑問に思ったこと無かったんですが。


[もはや血の気が引いて、顔が蒼ざめてしまっているかもしれない。
でも、LINEのことは本当だから、不自然ではないだろう、と敢えて平気そうな演技はしなかった。]

(78) 2023/11/21(Tue) 15時半頃

(灰羅へ個別送信)

『じゃあ、今観覧車の前に居ますけど、
ご一緒しますか?

ボクは何周乗っても、その後でも、構わないので。』


(黒須に個別送信)

『 OK 』

 


【人】 歌舞伎座 キランディ

 そう、ですね……>>64
 僕も、るくあちゃんを信奉した記憶は……むしろ、恥ずかしながら、されていた側だと……。


[役者であることはまだ卯木には話していないが。もはや隠す事でもないような気がして、思いつくままに口にした。]

 ……そういえば彼女、
 人体実験の被験者だった、と僕に漏らした事があります。
 それも、此処に来るまで忘れていたんですけど。

 とばっちり……、
 どうなん、でしょうね……。


[犯人もとばっちりを食らったのでは、という言には、曖昧に頷いて。]*

(79) 2023/11/21(Tue) 15時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[ここからは、自問自答。

よく思い出して。
僕は確かに、るくあちゃんに殺意を抱いたわけではないけれど。葛藤することもなく、致死量の毒薬を渡した。
彼女の望みを、叶えてあげたいと思ったからだ。

それは、彼女が僕の”仲間”だと感じたから、だから、
………だと思っていたのだけど。


ほんとうに?]

(80) 2023/11/21(Tue) 16時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[個人的な感情も持たない相手なのに、
何故、望みを叶えてあげたい、なんて
思ってしまったのだろう。

それに、本名である歌川姓まで教えてしまった。
いちファンである彼女に、曝け出し過ぎでないか。


分からない。
僕はあの時、おかしくなっていたのか?

誰か、教えて欲しい。]**

(82) 2023/11/21(Tue) 16時頃



   『 そうなんだ。
     ちなみに俺と煙崎さんは
     「坂理くん」「煙崎さん」って
     呼び合う仲だったよ。

     まだ俺のこと呼んでくれる予定があるんだ。
     ありがとうワくん。 』

 




 『 好きです、なんて言葉。
   面と向かって言うのは、なかなか面映ゆいよね。
   俺だって幼稚園の頃に先生へ言ったのが最後だよ。

   まあ、告白に頷かなかったのなら、
   煙崎さんが君に抱いていたのは、
   愛情ではないかもしれないけど。

   愛は確かに尊いものかもしれない。
   それでも。
   他の感情がそれに劣ると、
   決めつける道理もないはずだ。 』**
 
 


(灰羅へ個別送信)─※卯木と話したあとの時間軸─

僕は今からでもいいですけど、まあ、日が暮れる前に?
ちょっと熱中症で具合悪くなっちゃって。熱はないんですけどね。
部屋で休んでいます。都合いい時に呼んでください。


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 16時頃


(雛子へ個別送信)─※卯木と話したあとの時間軸─

今日暑いけど、大丈夫? 熱中症とかなってない?

雛子ちゃんと話したい……というか、話を聞いてほしいんだ。
気が向いたらでいいけど。
パレードが始まる頃、また観覧車乗らない?
返事がなくても時間になったら観覧車の前で待ってるね。


【人】 歌舞伎座 キランディ

[調子崩してホテルの自室ベッドで寝っ転がっている、どの口が熱中症を心配するのかという感じだが。

デバイスのメッセージは記録されているかもしれないから、用事だけを書いて送信した。
もしかしたらもう嫌われていて会って貰えないかもしれないけど、それなら一人で観覧車からパレードを眺める心算で。]**

(100) 2023/11/21(Tue) 18時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 18時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

── 現在:ホテルロビー ──

[平静を装う演技をやめてみたら、普通に具合悪そうに見えたようで、気遣いを受けてしまう。>>104
実際、体調は崩していたので切り上げる事にして。]


 いえいえ。とても大事な話だったと思います……
 むしろ、ありがとうございました。
 僕ももう少し、るくあちゃんの事を思い出してみます。
 また何かあればお話しして下さいね。


[立ち上がりながら、丁重に挨拶をして。
ロビーを離れる前に、その辺に居たモナリザに”あればでいいけど、部屋までアイスノンと湿布持ってきてほしい”と告げる。]

(107) 2023/11/21(Tue) 21時半頃

(綺羅さんへ個別送信)

体調は、大丈夫だと思います。

分かりました。
その位の時間になったら、行きます。


【人】 歌舞伎座 キランディ

[余程、顔色が悪かったのだろう。付き添いの申し出については。]


 大人の男ですから、部屋までは一人で大丈夫ですよ。
 親切にありがとう。


[感謝の気持ちは本当で。
そうして手を振りながら卯木とロビーで分かれた。


自室に戻ってほどなくしてから、モナリザが届けてくれたアイスノンを額に当て、湿布を足の裏に貼る。お爺ちゃんみたいだけど疲れてるときはこれが効く。
ベッドに沈んで、引き続き考えごとをするつもりだったのだけど、秒で眠りに落ちてしまった。]**

(112) 2023/11/21(Tue) 21時半頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 21時半頃


(菊水さんへ個別送信)


「 菊水さん、

  ありがとうございます 」


(中村へ個別送信)

『 今日も暑いからな。
  具合が悪いなら、ホテルのロビーにするか。
 
  今から行って待ってるよ。 』
 


【人】 歌舞伎座 キランディ

──ホテル・自室にて──

[卯木と話をして部屋に帰り。どのくらい寝ただろうか。
目をぱちっと覚まして傍らの時計を見ると、それほど経ってはいなかった。
枕元のデバイスに、通知が入っていることに気付く。]

(142) 2023/11/21(Tue) 23時頃

(灰羅に個別送信)

ああすみません、ちょっと寝落ちてました。
まだロビーに居るかな?降ります。
もし居なくても、しばらくロビーのソファに座ってますね。


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/21(Tue) 23時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

── ホテルロビー ──

[このレンタル衣装のままでいいのか?と一瞬鏡の前で考えたが、灰羅の前でだけ着替えるのは何か含みがありそうに見えるかもな……と思い、そのままの出で立ちでエレベーターに乗った。

ロビーはひと気が無いので、それらしき姿は直ぐに見つかる。>>143
会釈くらいはしたけど、ほぼ初対面と言ってもいいだろう。他の人に見せたものと変わらない笑顔で近付いた。]


 灰羅さん?お待たせしました。
 中村です。*

(144) 2023/11/21(Tue) 23時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[かしこまって挨拶をしてみたが、いきなり”キラ様”呼びされてしまう。>>145
まあ、お兄さんなら僕の事を知っていてもおかしくはない。舞台は本当によく見に来てくれたし、部屋にポスター飾っていると聞いた事もあるし。
むしろ素で話せていいかな、という気持ちで、向かいの椅子に座った。
モナリザが近付いて来たので、レモンティーを頼んで、彼の方に向き直る。

サングラスにチャンパオの灰羅は、渋めの見た目に反して、カレーの王子様みたいなものを食べていた。]


 やっぱりご家族なら知ってますよね。むしろ話が早くて助かります。
 あらためてですが、お悔やみ申し上げます。


[全員に言われてそうだけれど、言葉を掛ける。]


 知っているのか分かりませんが、僕はるくあちゃんとLINE交換していて。
 個人的付き合いは無かったんですけどね。


[この辺は事実と言える。さて、どこまで話が及ぶかな。]*

(151) 2023/11/22(Wed) 00時頃

 「以上!」で〆たのは何だったのか。その場の勢いだ。もう忘れた。

(坂理へ個別送信)

『なんだよまた自慢か。
ボクなんて最後まで「黒須先輩」だ。
キミだってボクと同い年なのに、なんだこの差は。

どうぞ、存分に優越感に浸るがいいさ!
全敗は気に入らないから、後で
ボクが勝つまで何かで勝負しろ!!!!!👊』


『幼稚園が最後、つまりるくあには
「好き」って言ったことがないのか!!!?
どんだけ口下手で淡白野郎なんだ
ボクなら142627回でも囁くのに!!
なんでるくあはこんな顔だけ朴念仁の方がry

いや、多分予測はついてる。
るくあは、自分に好意を向ける人がダメなんだ。
だからボクは逆立ちしたって選ばれない。

愛情より、もっと根本的なものが欠けていた。
承認と、信頼だ。



……信じて貰うには、どうすれば良いと思う?』

 最後は灰羅に投げたのと同じ問いを。


【人】 歌舞伎座 キランディ

[形式上の挨拶を終えると、灰羅が一気に語り始めた。
成る程。
もっと遠回しに探られるかと思ったけど、存外ストレートに犯人捜しをしているようだ。隠していない。
坂理君が”舞台に上がっている”と言っていたのも頷ける。
ただ、犯人捜しは身内であれば当然でもある。問題は彼が招待者かどうか。]


 僕も菊水先生以外とは、ほぼ全員と話しましたね。
 多分、灰羅さんと同じ感想ですよ。
 るくあちゃんをこの人が………、と思える相手は居ませんでした。


[殺すとか犯人とか、過激な言葉は敢えて避けた。
灰羅の”どうなんだ?””心当たりあるか?”という問いには、少しずらした返答をする。]


 正直、分からない事だらけですね。

(161) 2023/11/22(Wed) 00時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 ただ……
 僕、LINE繋がりだけだとさっき言いましたけど。
 実は、どうして彼女と繋がったのか、覚えていないんです。


[嘘ばかり付いていると、勘の良い人間には気付かれてしまうので、事実も混ぜて伝える。
それに灰羅が何か知っているなら、自分も知りたいという気持ちはあった。]


 行きつけのブックカフェで彼女と偶然会った事があるんですけど、その時に連絡先を交換して…。
 でも、どうして交換したのか。全然思い出せない。
 今の今まで、疑問に思った事すらなかったんですが。


[それから、卯木に聞いたという部分だけ暈して、”るくあさんには人を操れる特殊能力があったのかもしれない””自覚出来ていなかったけど、自分もその術に(?)掛かったのかもしれない……”、という話を付け加えた。]

(162) 2023/11/22(Wed) 00時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[卯木に聞いたと悟られるならそれはそれでいいのだが。]


 当然ながら普段、ファンの女の子にそう簡単に連絡先を教えたりは、しないので。
 でも彼女には教えてしまってた。

 ……LINEに名を連ねているから此処に呼ばれたのだろうと思ってはいるんですが。


[最後は肩を竦めて苦笑して見せたが、
この手の話をする時に、自分のやや芝居がかった仕草はあまりよろしくないかもな、なんて。]*

(163) 2023/11/22(Wed) 00時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[連絡先交換のことを覚えていない、と話すと、
  ”アンタもそうなんだな”>>167
──と、確かに言った。]


 ………、も?


[その部分は思わず聞き返す。
兄である灰羅にも、似た経験があるということだ。
それから彼は、卯木と同じ予測を口にした。
即ち、”犯人にも煙崎るくあの特殊能力が及んでいる可能性”。

  犯人は、僕だ。

  僕が一番知りたい。

  ───どうして、彼女を。]

(169) 2023/11/22(Wed) 01時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[さまざまな感情が駆け巡る。
幸いなのか……灰羅に疑われている感じは、薄くなった。]

 灰羅さんも同じような経験があるのなら……、
 ……いや、兄妹の話に踏み込むのはやめておきます。

 犯人。
 そうだな。……雛子ちゃんは違うんじゃないですかね。

 彼女、”私が犯人ってことにすればみんな出られる?”
 なんて言って来たので。
 本当の犯人はそんなこと言わないでしょ。


[眉毛を下げて苦笑した。]


 あの子が”自分が犯人です”なんて言い出しても
 違いますから。
 叱ってあげてくださいね。

(170) 2023/11/22(Wed) 01時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[違います、なんて断言するのはきっとよろしくないのだけど。
自分にもし何かあった時の保険だけ。]


 ……気になる事があったら、また連絡しますよ。*

(171) 2023/11/22(Wed) 01時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 01時頃


歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 01時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

[兄妹の話には踏み込まない、と言った直後に、兄妹であることを否定されて>>176、さすがに面食らった顔になった。]


 えぇ……、
 そんな事あるの……


[思わず女言葉が出てしまう。肉親関係すら根底すら覆されるなんて。
卯木さんは特殊能力という言葉を使っていたけど、荒唐無稽すぎて現実感がない。催眠術のようなものなのか。…赤の他人を?肉親だと思い込ませるほどの?
もしそんな事が可能なら、僕を引っ掛けて連絡先を交換させるくらいは造作もないだろう。カフェで出会ったのだけは、本当に偶然かもしれないけど。………本当に?

大分混乱してきた。
雛子ちゃんは疑っていない、と言うのには、ただ頷く。]

(180) 2023/11/22(Wed) 01時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[不思議なものだ。

彼が、煙崎るくあと肉親じゃないと知ったら………全てを暴露したい気分になってきた。だけど。
>>177 最後に珈琲を一口飲んで立ち上がる彼には、いつもの人懐っこい笑顔になって、ゆるやかに手を振った。]


 ……また。




[家族だと思っていた相手が、家族ではなかった。


それは、とても悲しい事ではないだろうか。]

(184) 2023/11/22(Wed) 01時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[僕の家族──義父は、もともと血の繋がりがないけれど。
小さな頃に別れた両親や兄弟たちがみんな、赤の他人だったと知ったら。自分の根底が揺らいでしまうと思う。
まして一緒に暮らしていた兄妹が?実は他人だったら?
そもそも二人は同居していたのだろうか…]


 自分の環境が特殊すぎて、こういう時の想像力が貧困なのよね……。


[妹だと思っていたるくあ。造られた兄弟関係。
一緒に過ごした時間があるのならば、すべてが虚構とは言えないけれど。彼はきっと今、足元が揺らいでいる。

そのうえ彼女は殺されたかもしれず、犯人も分からない……。
急激に、煙崎灰羅に対して憐れみを感じた。]

(186) 2023/11/22(Wed) 02時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[せめて彼に、真実をひとつくらいは、届けてあげるべきではないのか。


──”煙崎るくあを死に至らしめたのは、
   中村綺羅之助です”と。]*

(187) 2023/11/22(Wed) 02時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 02時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

[灰羅が去った後のロビーで、しばらくぼんやり考え事をしていたが。モナリザをちょいちょいと呼びつけた。]


 ね、お酒なにがあるの?


[メニューがモナリザの胸部に表示される。ビール、ワイン、あまり量は多くない。ぼっち飲みだけど、カロンセギュールを注文した。ラベルにハートが描いてある可愛いやつ。

酒も煙草も嗜む不良息子だけど、歌舞伎役者としては成功していると思う。大昔ならこの年齢で大役を貰う事はなかっただろう。

自分がもし居なくなったら…
義父はどう感じるのだろう。想像もつかないけど。]

(195) 2023/11/22(Wed) 02時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[犯罪者として名が知れたら本当の両親も僕を見つけてくれるかな。その時に自分が生きているかは置いといて。]


 詰んで来たなぁ…。


[モナリザがワインを運んで来たら、頭を撫でて。
”ありがと。チェリオ。”と呟きロボットと乾杯した。]**

(197) 2023/11/22(Wed) 02時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

─― 夜・観覧車前 ―─

[午後に少しワインを飲んだけど、酒は滅法強いので、酔っ払うという事もなく。ロビーで誰か見かけたら、少し話をする事もあったかもしれない。

そこそこ暗くなってから、ホテルを出て観覧車に向かった。
ここのところずっと派手なレンタル衣装を着ていたが、来たときに身に着けていた和柄のシャツに黒パンツに着替えて向かう。地味とも言えないけど、レンタル衣装よりはまともだろう。

ベンチに座っている雛子らしき影を見つけたら、ゆるゆる手を振った。]


 お待たせしちゃったね。乗ろうか。


[正直、来ていない可能性もそれなりに考えていたので、待たせてしまったことに逆に恐縮しつつ。]

(198) 2023/11/22(Wed) 03時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 03時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

[もはや慣れた手付きで、受付モナリザにデバイスを翳す。
特に意味はなく、宇宙を飛び回る鳥たちの絵が描かれたゴンドラに乗り込んだ。
そういえばみにくいアヒルの子は、親兄弟と信じていた家族と血が繋がってなかったんだよなぁ……なんて。昼間考えたこと>>186を連想してしまう。

向かい合わせに座ってから、改めて目の前の雛子をじっと見た。小さい。
普段、男衆か年上の女性にばかり囲まれているので、高校生の彼女はとても子供だと思っていたけれど。いや、子供ではあるのだが。子供であることと、子供扱いする事はおそらく違う。
少し見つめて間が空いたあとに、口を開いた。]


 来てくれてありがと。嫌われててもう来ないかもって思っちゃった。


[嫌ってないとは言ってないが、少なくとも来てくれたのは事実だ。]

(199) 2023/11/22(Wed) 03時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 まず、どうして雛子ちゃんに僕が犯人だってバラしちゃったのか。
 聞かれたのに答えなくてごめん。
 正直、自分でも理由が分からなくて、何も言えなかったんだよね。


[いつもなら微笑み交じりで、肩を竦め乍ら話すところなのだけど、今のキラはとても静かにしていた。ゴンドラの中はライトで仄明るいけれど、表情は少し見えづらいかもしれない。]


 だから、考えてたんだけど……──、

 雛子ちゃんは犯人が誰であろうと、態度が変わらないんだなって。僕が犯人だろうと灰羅が犯人だろうと。>>1:157
 怖くないって言ったよね。

 だから、言っても大丈夫かなって思ったのが、ひとつあった。

(200) 2023/11/22(Wed) 03時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 もうひとつは……、説明がとても難しいんだけど…


[言葉を選びながら話すので、途切れ途切れになる。
ゴンドラの高度はゆっくりと上がっていくけど、下の方で、パレードが始まる合図の音楽が流れだした。気にしつつも続ける。]


 雛子ちゃんが僕にあんまり興味なさそうだったから……、かな……。

 変な説明だよね。ごめん。

 役者と言っても興味なさそうだし、
 派手なレンタル衣装より普段着のほうがよさそうだし…


[ここまで言って、”というかどうでもよさそう……というのが正しいかな”、と小さく付け足しつつ。]

(201) 2023/11/22(Wed) 03時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 笑ってくれてもいいけど、僕は物心ついた時から特別扱いされることに慣れ過ぎていて。良くも悪くも、なのだけど。

 雛子ちゃんが、僕の肩書きも見た目もスルー気味なのがちょっと嬉しかったんだ……。どっちも興味なさそうだから、もしかしたら内面を見てくれるかもしれないと思ったのかもしれない。

 内面って何??って自分で突っ込んじゃうけど。


[そこで初めて、少し自嘲気味にだけど、笑っただろうか。]

(202) 2023/11/22(Wed) 03時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 だから……、僕は殺人を犯すような人間だよ、って「自分の事を話したくなった」、というのが本当のところかな。

 でも、聞こえないように小声で言ったつもりだった。
 やっぱり少しは怖かったのかな?

(203) 2023/11/22(Wed) 03時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 でも、湖面のゴンドラで話した時は、雛子ちゃんがすごく踏み込んできたから、怖気づいて、ほとんど何も話せなかった。
 人間関係を円滑にやり過ごすのは得意なつもりだったんだけど、とんだコミュ障の種があったものだね。自分で驚いちゃったし……。
 だからあの時はごめんね。今日はちゃんと話しに来たよ。
 僕とるくあちゃんの間に何があってそうなったのか、
 これからどうしたいのか。


[こちらからも雛子の表情は分かりづらいけど、一気に喋り終えた。
エレクトリカルパレードの音楽が聴こえるけど、高度が上がるので、その楽しそうな音と光からはどんどん遠ざかる。

まずは全ての始まり、煙崎るくあと偶然会ったブックカフェの一件から話していくつもり。]**

(204) 2023/11/22(Wed) 03時半頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 03時半頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

──夜・観覧車──

[ずっと黙って聴いていた雛子が、話し始めた。
今度はキラが黙って耳を傾ける。
四肢が正常に機能していれば、などという言い回しは、普通の?年頃の女の子っぽくないな、と考えつつ。いつ死ぬか殺されるか分からない毎日だった、という過去にも疑問はあるけど、特に問う事はしなかった。
ひとつ間違えてた、という項目には最初きょとんとしたけど。腑に落ちた。]


 そっか……
 雛子ちゃんが差し出してくれた手を、あのとき僕は取ろうとしなかった。だから悲しくさせちゃったんだね。ごめん。

(225) 2023/11/22(Wed) 13時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[これから話すことは雛子の手を取る事にならないかもしれないけど……とは心の中だけで。順を追って、口を開き始める。]


 僕は歌舞伎役者で。るくあちゃんは、僕が顔と名前を憶えるくらいには熱心なファンでいてくれて……、今年の初めだったかな。行きつけのブックカフェで偶然会ったんだ。


[そのブックカフェで、連絡先を交換したけど、その流れを思い出せないこと。
しばらく一方通行のLINEを貰っていたけど、ある日、”しにたい”という一文を見て思わず返事してしまったこと。

それから………。]

(226) 2023/11/22(Wed) 13時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[話が毒薬を渡したことまで及ぶと、最後に、卯木と話した内容へ。
それから──、知り合いである雛子に話すのは少し躊躇もあったが、必要な情報なので、灰羅とるくあに血の繋がりが無いという話も。]


 僕は、自分の意志で彼女に毒を渡したと思っていたけど、卯木さんや灰羅さんの話を聞いていると自信がなくなってきた。
 でも、それはむしろ、もうどうでもいいんだ。
 るくあちゃんにどんな能力があろうと。僕が彼女を死に至らしめた。そこの事実は揺るがないんだから。


[少し長い話になってしまった。ゴンドラは下降を始めている。
ふぅ……とひとつため息をついて、続けた。]

(227) 2023/11/22(Wed) 13時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 最初は、ここを脱出したら自首するつもりだったよ。そうすることで、ここに取り残されたみんなも解放してもらえるだろうし。
 ただ、雛子ちゃんだけは脱出の時に一緒に連れて行きたいなって……。最初はその話をするつもりで、メッセージを送ったんだけど。
 今は、気が変わっていて、


 灰羅さんに、みんなに、
 僕が犯人だと伝えようと思ってる。

 そのうえで殺されても、もういいかなって。


[ゴンドラが下降するにつれて、エレクトリカルパレードの音楽が近付いて来た。カラフルな光と楽し気な音楽は、閑散としたこの遊園地ではかえって物悲しい。]

(228) 2023/11/22(Wed) 13時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 僕は両親に自分のことを知って欲しかったんだけど…。でも、それでどうなるわけでもないんだ。僕の気が済むだけ。
 もう大人だから。育て直してもらうわけでもないし。
 僕はもう、何もやり直せない。


 でも、灰羅さんは、今大事なところに居ると思う。
 ──今は、彼が招待者なのだろうと確信してるけど。

 僕に復讐することで彼が何かをやり直せるのなら、やり直させてあげたい。


[ここまで話して、”……でも僕がこう考えたことは誰にも内緒だよ?”、と人差し指を口に当てた。]

(229) 2023/11/22(Wed) 13時半頃

(坂理に個別送信)

『 坂理くん、キミに贈り物がある。
  モナリザを一台寄越すから、
  ソイツから受け取ってくれよ 』
 


【人】 歌舞伎座 キランディ

[ゴンドラが地上に近付いて、エレクトリカルパレードがよく見える。
ライトアップされたたくさんのモナリザはとてもカラフルだ。
歌舞伎でいわゆるお練り、と呼ばれるパレードをした事はあるけど、こんな幻想的なパレードを見るのは初めてだった。色とりどりの灯かりに照らされて笑顔が漏れる。]


 遊園地は初めて来たけど、僕ここが好きだな…。


[そろそろ降りるタイミングだったので、雛子の手を取ろうと差し出して。]


 そうだ。
 僕の本名は歌川亜綺羅って言うんだ。
 だから綺羅って呼んでもらって問題ないんだけどね。

 本当の本名、役者になってからはどこにも出してなくて。初めて教えたよ。
 それじゃあ、僕は行くね。


[ゴンドラから降りると、繋いだ手を離した。]**

(232) 2023/11/22(Wed) 14時頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 14時頃


【人】 歌舞伎座 キランディ

[それから、ほどなくして

早い方がいいだろうと、アポロに文字を打ち込み始めた。]

(234) 2023/11/22(Wed) 14時半頃

(一斉送信)

まず、デバイスでのお知らせになる事をお許しください。
”招待者”に確実に届けるためには、
モナリザに放送してもらうか、
アポロで全体送信するか、二択かなと思って。
(おそらく通信関係は全て覗かれているでしょうから)

どちらでもいいんだけど、
文章で残る方にさせていただきますね。


煙崎るくあさんを死に至らしめたのは僕、中村です。

彼女が死にたいと言ったので、致死量の毒をお渡ししました。
どうしてそんなもの持っていたのかは個人的な話なので
割愛します。

話す気になったのは、気まぐれです。
僕は逃げも隠れもしませんのでお好きにどうぞ。
しばらくメリーゴーランドからパレードを眺めています。

パレードが終わったらホテルで普通に食事をして寝ます。
どのタイミングでも、よしなに。


ひとつだけ…
言い訳とかではなくてですね。
僕しか知らないことなので。

彼女、毒を渡したら、


  「 ありがとう。
 
    私、今 とっても しあわせ 」


と言っていました。**


【人】 歌舞伎座 キランディ

[文章を打ち終えて一息つく。
雛子はどうしただろうか。
もう、一緒にいるのは危険だから、出来れば離れたところに避難してほしいと願うが、聞き入れてくれるかな。]


 招待者が誰なのか分からない方がいいだろうから
 一応こういう形式にね。


[そうして、メリーゴーランド『銀河の海賊』へ。
辿り着いたら立体起動装置の白馬にまたがって、
ゆっくりと待ってみようか。]**

(237) 2023/11/22(Wed) 14時半頃

歌舞伎座 キランディは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 15時頃


  

  『 勝負? いいよ。
    何して遊ぼうか。

    うーん。顔だけなのは否定できないからなぁ。 
    もしくは煙崎さんの男の趣味が悪いかの、
    どちらかだね。

    ワくんはどっちがいい? 』
 
 




  『 信じて貰う方法?
    さあ、知らないな。
    俺は煙崎さんではないからね。

    でも、142627回も
    好きを告げてくれるような相手なら。

    俺だったら通報するか。
    仕方ないから諦めるかの、二択かな。 』

 


 

  『 モナリザから受け取りましたけど。
    不労所得までGETして、
    これ以上モテるのは勘弁なので返しますね。
   
    それより知ってますか。
    粗大ゴミって捨てるのにお金がかかるんですよ。

    今度兎坂庵でほうじ茶と大福奢って下さい。 』

 




  『 お招きありがとうございます。
    遊園地楽しかったですよ。 』

 


(一斉送信)

『お兄さんに聞いたけど、
遺灰の撒かれたこの島が
煙崎るくあの墓標なんだって。

楽しむことが、るくあへの手向けになるなら。
とりあえず僕は、全部のアトラクションを制覇してから
いこうと思う。

後、るくあの眠るこの地を、他の人に
あんまり騒々しく踏み荒らされたくはない。』

 犯人云々のことには敢えて触れず、送信ボタンを押した。


(坂理へ個別送信)

『僕は適当にアトラクション巡ってるから、
見つけられたら何でも勝負してやる。
罰ゲームは『ギャラクシードリンク()一気飲み』な。

メイクの腕以外、勉強並、運動並、容姿も並、
何やらせても平々凡々な僕からしたら、
顔だけでもソレなら贅沢だ。そして贅沢は敵だ。


だから両方。と言いたいところだけど。


血嘔吐が出る程悔しくて認めたくないけど、
キミの方が、多分るくあの本質を
理解できてる。

よってその案、採用してやるよ。』


【人】 歌舞伎座 キランディ

[キャンディの一斉送信が届いたのは、一人でメリーゴーランドの馬に乗っている時だった。
この島に、煙崎るくあが眠っている。
灰羅が遺灰を撒いたと言ったのであれば、本当の事だろう。]


 ……この島に……。


 そうか。
 ここに居るんだね、るくあちゃん。



[待っているけど、彼を殺しに来る刺客は現れる様子がない。
先程、遠くで上がった水柱は何だろうか。

ゆるやかな白馬の上、煙崎るくあがよく観に来てくれていた演目の中でソロ歌唱した曲を、すぐ傍に居なければ聴こえないくらいの小さな声で口ずさんだ。]**

(302) 2023/11/22(Wed) 23時半頃

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