人狼議事


32 Zug Zwang

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視点:


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  10時間……。
  
  
[長くも短くもない、というのが青年の感想だった。
 
 それより早くに彼の気が済めば、その時点で
 終わるのだろうことも想像できる範囲ではあった。
 
 しかし首を傾げられる理由は掴めず、
 訝しげに眉を寄せ]
 
 
  なんです、その顔は。せっかくの機会です、
  ぼくも無意味に過ごしたくはないのですが。
  
  
[抗議めいた言葉を吐き、窓へと視線を戻した]
 

(0) 2023/12/19(Tue) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[それから一歩、窓辺に向けて踏み出して、
 また足を止め]
 
 
  ……達せられそうですか、あなたの目的は。


[横目で見やって問いかける。

 10時間のうち幾分かはもう使った後だろうが、
 正確に確認せずとも、
 まだ半分以上は残っているとは思えた。
 
 しかしその時間で足りるものなのかは、
 純粋に疑問だった。

 彼にはまた首を傾げられるのかもしれないが、
 青年にとっては確かめておきたいことだった]*
 

(1) 2023/12/19(Tue) 22時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/19(Tue) 22時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[凝視の理由は察せず、
 今度は青年が首を傾げることになった。
 
 白銀の盤について語り始めるのを聞けば、
 一旦は言葉を挟まずに聞き]
 
 
  もっと残り少ないかと思っていましたが……
  9マスですか。
  それだけ死ぬかどうかは作りによるんでしょうね。
  
  
[とはいえ完成するように作るのだろうとは思えた。
 開催を繰り返しているのなら、
 知見も増えているだろうと。
 
 詳細まで思い浮かべる気には到底なれず、
 視線を窓の向こうへ戻したが]
 

(6) 2023/12/19(Tue) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……ぼくが尋ねたのは、
  あなたがぼくを起こした目的、のことです。
  何かしら用があったんでしょう?

  疑問があるなら解決していってください。
  協力はするつもりです。
  また後で起こされてはたまりませんから。
  
  
[気にしたのは白銀の盤ではないことを伝え、
 応接室で唐突に問われたことが用件かと
 予測の上で告げる。>>0:45
 
 ここで永遠に眠るつもり、と告げた思いは
 今でも変わってはいなかったから]
 

(7) 2023/12/19(Tue) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[窓に歩み寄ると、食堂の裏手の風景を眺めて]
 
 
  ここから白銀の盤が見えるのか、
  興味が湧いて来たのは事実ですが。

  興味があったのはそれだけですね。
  
  
[話題に上る程度ならそれほど気にはならずとも、
 あれは血塗られたものであって、
 持ち主は本心からそれを綺麗と称する。
 
 その事実は青年にとって、やはり受け入れ難いもの。
 それもまた、変わってはいなかった]*
 

(8) 2023/12/19(Tue) 23時頃

 
[だが、青年の望む永遠の眠りさえ
 ここで与えられるのは仮初めのものでしかない。
 
 誰にも邪魔されない永遠の眠り、
 二度と醒めない永久の眠り
 ──肉体の真なる死。

 それがこのままでは決して得られないと
 気づいてしまった今は、

 ひとつ。
 青年に叶えたい願いが生まれていた]**
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/19(Tue) 23時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[彼が悩む様子を見せた末に出した結論は、
 青年にとっては投げ遣りさを感じるもので]
 
 
  ……本当にいいならいいのですが……、
  気が変わるなら早めにしてくださいね。
  
  ……、

 

(14) 2023/12/20(Wed) 08時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[届くかも定かでない呟きを漏らす。
 この静まり具合なら届くのかもしれないが。
 
 白銀の盤が見えると聞いて窓の向こうを探すと、
 極夜の闇に閉ざされた中、彼の言う通りに
 チェス盤の最後列がかろうじて目に入った。
 
 その向きで置いてあったのか、と
 今更な感想を抱きもしたが、
 見えることが確認した以上、青年の興味は失せ]
 
 
  本当ですね。
  煌々と照らされよく見える、
  なんてことにならず幸いでした。
  
  
[淡々と言って窓辺を離れた]
 

(15) 2023/12/20(Wed) 08時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[好きに過ごせと言われてちらりと彼に目を向け、
 続く言葉を聞きながら座る席を選ぶ。
 
 結局、彼らから数席離れた
 斜向かいの位置に腰を下ろして、再び頬杖をつき]
 
 
  望むことですか、……そうですね。
  
  あなたが現実に戻った後、
  ぼくの体を殺しておいてくれませんか?
 
 
[要望しながらも、叶うとは思っていない様子で。
 何の期待も籠もらない瞳を彼に向け、
 そのまま食堂内へと視線を流した]**
 

(16) 2023/12/20(Wed) 08時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/20(Wed) 08時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[恨みがましい視線と苦々しげな声音が、
 青年に共感を抱かせた。
 
 文脈や程度は違えど、青年も彼に対し
 そのような感情を抱いたことはあったから。
 
 たとえば嬉しさを感じてしまう言葉を
 かけられたとき、などに]
 
 
  ……あれは断片です。
  あなたへの思いは一言では表せない。
  なかには、あなたにとって
  わかりやすい思いもあるんじゃないですか。


[伝えたものだけが全てと思われるのが不本意で
 青年は補足を試みるが、果たしてどう響くのか]
 

(23) 2023/12/20(Wed) 14時頃

 
[白銀の盤は青年にとって、
 好んで眺めたいものではない。
 
 かつて死地に選んだのは、自分が殺した者たちを
 悼むのに相応しい場所と思ったからだ。
 
 それが人の血で彩られていることも、
 持ち主が好んで作り上げていることも
 激しい嫌悪を呼び起こすもので。
 
 共に眺めても心が荒むだけのものだ]
 


 
[もし青年が最後の1マスを彩る権利を得たら
 迷わず盤の持ち主を選ぶだろう。
 
 最後に持ち主の命を捧げて完成する、
 持ち主には決して使えないチェス盤。
 
 美しい物語だ、と青年は思う。
 もしそうして完成することがあったなら
 そのときこそ青年も理解するだろう。
 白銀の盤がいかに“綺麗”かを。
 
 けして訪れない可能性の話]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年の要望に、彼は“わらった”。

 当然の事実を指摘する言葉に引かれるように
 青年の視線は再び彼に向いて、
 
 その言葉と笑みから読み取れるものを探し]


  ……、気が進みませんか。
  
  
[少なくとも軽く考えての返答ではなさそうだ、と
 感じた末の問いかけを呟いたが、
 返答には期待しないまま、少し視線を落とした。
 
 テーブルが邪魔しなければ、
 彼の犬が見えたかもしれない]
 

(24) 2023/12/20(Wed) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 

  別にあなたでなくともいいのですが、
  他に頼める相手がいませんので。
  
  ぼくに命があれば
  あなたと心中でもよかったのですが、
  そのときは犬たちを先に送らねばなりませんか。
  ……
  
  
[彼らの向こうにある壁を視界の中心に移し、
 ある種の夢物語を日常会話のような軽さで呟いて、
 ふと、何か思いついたように言葉を切り]
 

(25) 2023/12/20(Wed) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……ヴィーシャ。
  ぼくは父に復讐をするつもりでした。

  どんな風にかは以前もあなたに
  語ったことがあるはずですが……、
  
  父を殺す気は無かったんですよ。
  
  なぜだかわかりますか?
  
  
[言葉を重ねながら彼に視線を戻す。
 脈絡のない話と思われるのかもしれないが、
 青年の中では繋がっている話だった。
 
 青年が死を望む理由。
 それを彼に話しておきたい気分になったのだ]**
 

(26) 2023/12/20(Wed) 14時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/20(Wed) 14時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 

  ……ええ、そういった思いもありますね。
  それだけでもありませんが。
  
  恨み言は……、あれ以上は特にありません。
  
  
[嫌悪や不快感などはかつての決別の折に
 すでに充分語ったと青年は感じていた。
 
 今から改めて言いたいような追加の思いも
 芽生えてはいない。
 
 ゆえに視線も向けずに聞いてやると言われても
 追加で言い足すことはしなかった]
 

(32) 2023/12/20(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[彼が笑みを浮かべながら語る言葉を聞くと、
 なるほど、と納得したように呟く。
 次いで頬杖を外し姿勢を正して、彼に向き直り]
 
 
  そう聞こえましたか、それは失礼。
  ぼくの息の根を止めようが、
  社会的に罪になることは無いのではと
  勝手に思っていたんですが……、違うんですかね。
  
  まさかこのゲームが法的に許可されたもの
  なんてこともないでしょうし。
  
  
[敗者を永久睡眠の形で保存し続ける理由を
 青年は理解してはいないが、殺したところで
 殺人の罪を被ることにはならないだろうとの想像で。
 彼と運営陣との関わりには想像が及んでいなかった]
 

(33) 2023/12/20(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
  
  それと……、あなたは使い終わった駒を
  ひとつ殺そうが気に留めないかとも
  勝手に思っていました。
  
  ぼくの思い違いであれば謝罪しましょう。
  
  
[いかに気に入っていようと、
 ゲームが終わるたびに総入れ替えする駒。
 
 気にかかることがあったから会おうとしただけで
 それほど大きな思い出というわけではなかろう、
 というのが青年の想像だった。
 
 そうでないなら相当に悪辣な侮辱となったろうと。
 それはさすがに青年の意図しないことだった]
 

(34) 2023/12/20(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……真面目なんですね、あなたは。


[ぽつ、と彼の思い詰め方を見た感想を呟きもして]
 

(35) 2023/12/20(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[仮定の話でも犬を守ろうとする彼の言葉には
 青年は目を瞬き]
 
 
  ええ、彼らに罪は無いでしょうが……、
  あなたが言ったんですよ。
  「犬たちを看取ってやれなくなるのは困る」と。

  ですから、あなたの命を奪う前に
  叶えて差し上げようかと。
  心残りは無いほうがいいでしょう。
  
  
[あるいは、それは
 全ての希望を絶つことかもしれないが。
 
 とはいえあくまで仮定の話。返答があればともかく、
 青年がこの話を無理に続けることはないだろう]
 

(36) 2023/12/20(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[最後に尋ねてみた問いへの答えは無かった。

 先の彼の追い詰められたような様子を思えば、
 今無理に続けるべきでない話題と青年には思えて。
 
 一旦この話題は保留にしておくか、と
 青年もまた沈黙で応じた]*
 

(37) 2023/12/20(Wed) 20時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/20(Wed) 20時半頃





   [そんな事はどうでもよかった。
    ただ何故か
    
    
                 裏切られた心地がした

             変えたくもない人間への評価を
           揺さぶる様な気を起こさせておいて
                結局俺を陥れるのか と ]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……そんなことはありませんが、……
  聞きたくないなら言わずにおきましょう。
  
  
[それ以外の感情と言われて呟きを返しつつ、
 視線は自然と逸れた。
 
 青年自身も認めづらい感情だから、ではあるが
 この流れでは別の意図に伝わるかもしれない。
 
 そうは思っても、そこまでの配慮をする気は
 青年にも起こらず、そのままにして]
 

(42) 2023/12/20(Wed) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[開催者側の事情を聞けば納得した様子で]


  罰則ですか。あなたには不都合でしょうね。
  
  ……さほど影響が無いだろうと
  思ってのことだったんですよ。
  
  そもそもあなたが生真面目に叶えるとも
  あまり思っていなかったのもありますが。
  
  
[彼の無表情には心を閉ざされた思いがした。
 その思考から目を背けるように視線をずらし]
 

(43) 2023/12/20(Wed) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[敵意の籠もった言葉を受けて再び彼に視線を戻し、
 睨みつける視線を少しの間見つめ返した後、
 薄い笑いを浮かべて肩をすくめた]
 
 
  そもそも仮定の話ですよ。
  ここでやっても意味がないでしょう。
  あなたに与えられるのは仮初めの死でしかない。
  
  それに、ぼくが本当にその気なら、一切仄めかさず
  友好的に振る舞って不意を打ちます。


[彼にもその愛犬にも、何もする気が無い。
 そういう意図の言葉でもあり、
 ここまでの態度は裏に何か考えてのことではないとも
 伝えたつもりの言葉ではあったが、
 意図通り伝わらずとも諦める気は青年にはあった]*
 

(44) 2023/12/20(Wed) 22時半頃

 
[もし彼の目の前で犬を殺して見せて
 彼が絶望の淵へと落ちてくれるなら、
 突き落としてやろうかという思いも
 浮かばないでもなかったが。
 
 ここは生者にとってはアバターとして立ち寄る
 現実に準じた夢の世界。
 
 そう思えばこそ、何をする気も起きはしなかった。
 
 何をしたところで、彼らは現実に戻っていく。
 そこに青年が起こした行動の影響は残りはしない。
 
 であれば、何をするのも無意味。
 青年の頭に浮かぶ考えはどうしてもそうなるのだ]**
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/20(Wed) 22時半頃



 [過去に受けたいじめや暴力から発症し、
  未だに精神的負荷を受け続ければこうして
  平常を蝕むそれは


  心的外傷後ストレス
  トラウマ
  フラッシュバック

  そう呼ばれている。


  …少しの時間さえ置けば収まるだろう。

               さて。
               残る時間は、後  ]*
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  え、……
  
  
[言わずにいられなかったと言わんばかりに
 返ってきた言葉の内容に青年は目を見開いた。
 
   叶える気があったのか、
   たとえ「命を奪え」という願いでも。
 
 その考えに至ったときになってやっと、
 彼にどのように思われていたかを理解した気がして]
 
 
  ……ヴィーシャ、……


[名を呼んでみたが、続く言葉は口から出なかった]
 

(48) 2023/12/20(Wed) 23時半頃

 
[少なからずの罪悪感とともに
 抱いてしまった思いがあって、
 
 青年は己の記憶が消えやしないかと願った。
 
 それが不可能なことはわかっていても]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[その話し相手が胸の辺りを強く掴み、
 呼吸を乱すのを見れば、さすがに安否が心配になり]


  大丈夫ですか? ヴィーシャ……
  
  
[青年も席を立ちかけたが、
 自力で動けるらしいのには気付き。
 
 追い込んだのは自分だろうという思いもあって
 彼の後を追うことはせず、
 食堂から出て行く姿を見送る。
 
 その後を犬がついていかないのなら、
 食堂内やキッチンを見回して犬の姿を探し求め、
 見つけたなら彼の後を追うよう促すだろう。
 言葉が通じるかはともかくとして]
 

(49) 2023/12/21(Thu) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[しばらく後で彼の様子を見に行くつもりはあったが、
 今は放っておくことにして、食堂の中で時計を探す。
 
 しかし今更見ても、それまで見ていなかったため
 どのくらいの時間が経ったのかはわからず、
 残り時間は体感で推測することになった。
 
 彼の様子を見に行こうと思い立つ頃には、
 残り時間はちょうど半分ぐらいだろうか。
 
 当分は食堂の中に留まり、
 何かしらで時間を潰すだろう。
 窓の外をただ眺める、だとか]*
 

(50) 2023/12/21(Thu) 00時頃

 
[記憶を消すことは叶わずとも、
 せめて絶対に知られたくないと青年は強く願った。
 
 
 
      彼に可愛げを見出してしまったことは]**
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 00時頃




 [やはり、会うべきではなかったのだろう。

  知りたい事は解決に及べず。
  或る種の親近感の様なものを抱いていた相手の
  知りたくも無い様な 感じたくも無い様な
  ……いいや、知っていた筈だろう
  嫌な面を再認識する羽目になり。

  ただ絶望だけを手に入れる。
         最悪の状態。]
 

    ……ツーク・ツワンク


 [一人、呟く。
  可能であればパスを取りたい局面。
  ……可能であったのだから、取れば良かったものを]*


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 09時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[キッチンにて見つけた犬は
 青年を見るや、威嚇して逃げ去っていく。

 あの様子なら飼い主の元へ向かったろうと
 安堵の表情を浮かべ、
 青年は散らかされたキッチン内を見渡した。

 時間潰しを兼ねて片付けながら、
 思い起こすのは幼き頃、生家での話]
 

(57) 2023/12/21(Thu) 12時頃

 
[当時、青年は実母と二人暮らしだった。
 貧しいながらも平和な暮らしをしていた。
 幼児に分かる範囲では、の話だが。

 その暮らしを壊したのが青年の父親だ。
 ある日唐突に家を訪れ、青年を連れ去った。
 突然に実母と分かたれ、別の女性が“母”になった。

 父のことは立派な人だと聞かされて育ったが
 まず実母と離されたことを恨み、
 道具めいた扱いをされていると気付いて嘆き。
 
 ようやく働き始め、貯蓄を得たら父の元を離れて
 実母を探そうと思っていたところで
 命を懸けてこいと指示され、完全な失望に至った]
 


 
[当初は、父への復讐を果たせたなら、
 その後は実母を探して共に暮らそうと思っていた。
 
 だがあのゲームを経た今、
 実母と合わせる顔がなかった。
 
 そもそも敗者としてここに囚われ永遠の眠りを
 強いられている以上、不可能なのだが。
 
 会う道が存在しないことは、
 青年にとって、いっそ救いですらあった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年は日頃、キッチンに立ち入らない。
 調理も洗い物も、雇われ人がやっていたからだ。
 
 ゆえに内部は物珍しく、片付けながら
 ちょっとした探検気分でもあった。
 
 中には元々あった場所がわからず
 そのまま出しっぱなしになったものや、
 犬が触れたならと洗うことになったものもあったが。
 
 概ね片づいて食堂に戻り、もう一度時計を見ると
 時計の長針は半周ほど動いていた]
 

(58) 2023/12/21(Thu) 12時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[そろそろ彼は落ち着いたろうか、と考えつつ
 もう少し間をおきたくて、結局窓辺に向かう。
 
 青年がかつてここに顔を出したときは
 大勢が集っていて窮屈とさえ感じたが、
 他に誰もいないとずいぶん広大に感じるもので。
 
 あのときの和やかさと
 その裏で起きていた不穏な出来事を思い返すと、
 それを起こしたのが彼以外考えられないことも
 当然のようについてくる思考だった。
 
 窓の向こう、少し離れた場所には
 白銀の盤の端が見える]
 

(59) 2023/12/21(Thu) 12時頃

 
[青年はかつて彼に尋ねた。
 なぜ参加者の血で盤を埋めたがるのかと。
 
 その結果聞いた答えと、今日ここで聞いた話とで
 彼が相当に人間嫌いなのはよくわかった。
 
 その中に、どうやら自分は途中まで
 含まれていなかったらしいことも。
 
 だが、青年もまた、動機はどうあれ
 “こんなゲームに参加するような人間”なのだ。
 そのことを青年は強く思い知ってもいる]
 


 
[彼が人間を疎む理由の詳細まではわからずとも、
 複数の人間に酷な目に遭わせれたのだろうと
 想像することは容易かった。
 
 だが、いかに悲惨な目に遭わされようと
 ゲームを主催するという形で
 人間たちへの報復を試みるさまは受け入れ難かった。
 
 かつて青年が彼に感じた反発は
 人間とはそういう者たちばかりではないと
 思いたいがためだったはずなのだが、
 今青年が思うことは少し違っていて、
 
 こうして起こされることがなければ
 そんなふうに変わることも無かったろうと思えば
 八つ当たりじみた怒りも湧きはする]
 


 
[その一方で、彼が青年の願いだけはほとんどを叶え
 そしてこれからも叶える気でいたと知った今、
 それを信じていないと表明したときに
 心外だと言いたげに言い返してきた姿を見た今。
 
 そこから彼が自分を起こしたことを考えてしまえば、
 憎みきれないものを感じてしまうどころか
 懐いた仔犬のごとき従順ささえ見出しかけて
 握り拳を窓ガラスに叩きつけた。
 
 どうあれ彼に抱く嫌悪は変わらず存在はし続け、
 彼の手は取れないと感じる思いもそのままで、
 相容れる道が無いのはわかりきっている。
 
 それでも彼を踏み躙ったことには
 罪悪感が芽生えてしまい、相反するいくつもの思いが
 どれもやり場の無いものとして溜まっていった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[風景を眺めながら考え事を続けた結果、
 湧き上がった思いへの抵抗感が高じるあまり
 青年は窓ガラスを殴りつけていた。
 
 幸いにして割れることは無く、
 ただ硬い音を鳴らしただけに留まったが。
 
 拳に痛みとガラスの温度が滲むのを感じて、
 そっと手を離し、窓を視界から外す。
 
 何か気を紛らす飲み物でも無いかと思いついて
 もう一度キッチンへと向かい、
 お湯で溶くだけで飲めるココアを見つけ。
 
 暫し迷った末、ポットにお湯を数杯分とカップ2つ、
 それからスプーン2つとココアの小分け袋数個。
 それらをトレイに載せて応接室に戻ることにした]
 

(60) 2023/12/21(Thu) 12時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年が応接室の扉をノックして開けたのは、
 彼が食堂を去ってから1時間ほど経ってからのこと。
 
 そこに彼がいると確信していたわけではなかったが
 姿があることには少しの安堵と、
 同じぐらいの緊張とを感じ]


  ヴィーシャ、少しは落ち着きましたか?
  ココアでもいかがです、毒は入っていませんよ。
  
  
[平静を装って発した声は幾分か硬かったろう。
 青年は元々座っていた席に歩み寄って、
 トレイをテーブルの上に置いた。
 
 トレイの位置は互いに手の届きやすい位置に整え、
 席に腰を下ろすと、まずは彼の様子を窺った]**
 

(61) 2023/12/21(Thu) 12時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 12時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 19時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[部屋に立ち入った途端に睨まれ、
 席に着くと精一杯の距離を取られ、拒絶を感じ取る。
 
 仕方なしに自分の分だけココアを用意し始めると、
 彼から話の続きを告げられ]
 
 
  ……そうですか、
  逆に取り下げようかと思っていましたが。
  
  あなたの望むようにしてください。
  
  
[取り下げるのなら、かえって
 願いを叶えることにはならず好都合なのだろうか?
 
 彼の内心は窺い知れず、ただカップに湯を注いで
 スプーンでココアの粉を溶き]
 

(66) 2023/12/21(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[漸くいくらか心が知れた気がしたときには
 もう修復など不可能そうで、
 結局、それだけ相容れない仲ということなのだろう。
 
 そう思えば青年の心には虚しさすらなく、
 ただずっと胸中にある絶望と諦観が色濃くなるだけ。
 
 ココアに口をつけてみたが、
 薄めすぎたことはなかろうに
 今の青年にとっては白湯の如き味だった。
 
 理由を追及することもなくテーブルに戻し、
 カップを両手で包んで熱だけを感じていた]*
 

(67) 2023/12/21(Thu) 19時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 20時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 20時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……
  
  
[心を閉ざしたかに思えても、
 まだその二人称を使うのか、と
 青年の視線は一度彼に向いた。
 
 彼の虚ろな瞳には何も映らないように思え、
 すぐにカップの中身に視線を戻す。

 まだ願いを叶える話にこだわっているのか、
 それとも青年がここを訪ねた理由が
 そのぐらいしかないと思われているか。
 
 そのどちらかなのだろうと推測し、
 青年の口からは小さな溜息が漏れた]
 

(69) 2023/12/21(Thu) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
  
  ……いえ。
  何も叶えていただかなくて結構です。
 
  それから、ここにいる間、ぼくが
  あなたやその子の命を狙うことはありません。

  油断させて隙を突く気もありませんよ、
  それだけ警戒されてはもう無理でしょうから。


[殺意を失くしたなどと言うより、
 実行が現実的でないという話のほうが
 余程信用できると思うのはあくまで青年の価値観。
 彼に通用するものかは知らない。
 
 事実、青年は害意を喪失したわけではない。
 その点を偽る気は起きなかった]*
 

(70) 2023/12/21(Thu) 20時半頃


 [或いは無意識に重ねた部分もあるかもしれないが。
  自分が____事など当に諦めきっている。]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[殺しはしない、とは伝えても
 青年の害意が消えていないことも伝わったのだろう。
 
 ここで死ぬことの苦しみがいかなるものかは
 青年は既に2度体験した後。

 わざわざ説明されずとも身に沁みているものを
 言い連ねられると、煩わしさを感じて
 ぼんやりと空席に置いた上着類を眺めた。
 彼からは顔を背けたようにも見えたかもしれない。
 
 ただ、彼の犬に向ける愛情と思いやりは
 本心からのものなのはよく伝わってきて、
 そこに彼の人間らしさ
 ──情の深さを見出しもした]
 

(75) 2023/12/21(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[口を挟む気にもならず彼の言葉を聞き続ければ、
 まさにその通りとしか言いようのない内容に移り、
 青年はじっと耐えるように目を閉じた。
 
 彼の吐露で、何がそんなに衝撃を与えたのかを
 包み隠されず聞くことになり。
 
 自分だけは対象にならないとでも思っていたのかと、
 烈しく後悔する姿を無様だと、
 嘲笑いたくなる思いが青年の内に生じもして]
 

(76) 2023/12/21(Thu) 22時半頃

 
[しかしながら一度彼の印象が変わってしまえば、
 荒れる姿に思う内容すら変わるのを感じた。
                  ・・・
 己の行動ひとつでそれだけ心を乱してくれるのか、と
 ある種の満足感さえ覚え、
 
 そんな自分の思考に嘆息する羽目にもなった]
 


 
[元々が清濁入り混じっていた彼への思いは
 今やますます混濁してまとまらない。

 千々に乱れる思いをどちらかに振り切って、
 反対側の感情には目を塞いでしまえれば
 楽になれるのだと青年は自覚してはいた。
 
 好くにしろ、嫌うにしろ、
 どちらかひとつを選べれば。
 
 何日も何十日も時間があれば、
 どちらが現実的で望ましいかも含めて
 ゆっくり考えられるだろうに、
 そんな時間が許されていないのも事実で]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[何か言葉を発しようかと青年が彼のほうへ
 視線を向けようとしたのより一瞬早く、
 彼が手の中の温くなったカップを奪っていった。
 
 唖然として見つめる中、大部分残っていた中身は
 すっかり飲み干されてしまい]
 
 
  ……ふ、……ははっ……!
  
  
[なんとささやかな反抗なのか、と思った瞬間、
 青年は笑い声を漏らしていた。

 耐えきれない様子で笑う姿に嘲りの意図はなく、
 相当に和まされたがゆえの笑いで。
 子どもの悪戯を見て楽しんだようなものであったが
 彼の気分をさらに害す可能性は頭の隅にはあった]
 

(77) 2023/12/21(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  あなたもその子も殺さないと言っているんですよ。
  仰る通り、ここで殺しても無意味ですので。
  
  何度も殺すという楽しみ方はあるかもしれませんが
  その子に対してそうする趣味はありません。
  
  ぼくがここから出ることは叶いませんし、
  残された時間もあと僅かです。
  どうぞご安心を。
 
 
[笑いはすぐに落ち着いて、その後。
 警戒を続けていた彼へと改めて伝えると、
 青年は席にもたれかかって天井を眺めた]
 

(78) 2023/12/21(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  あなたの言う通り、ぼくは“そういう人間”だ。
  それを思い知ったからこそ、
  もう生きていきたくはないのです。
  
  父のことも、自分で殺す気は無かったのは、
  極限まで……再起不可能な状態まで追い詰めたら
  あの人が何を選ぶかを見たかったからなんです。
  
  自殺してくれれば一番いいと思っていました。
  死が最良と思ってはいましたが、あの人のために
  殺人犯になどなりたくないですしね?
  ですがそれ以外でも、最後に自分で
  どんな道を選ぶのかを見てみたかった。
  
  それで思ったんですよ。
  高みの見物を決め込むあなたと変わらない、とね。
  
  

(79) 2023/12/21(Thu) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[何も気負うことの無い気楽そうな様子で
 秘めていた思いを吐き出すさまは、
 彼にどう映っただろうか。
 
 彼以外に見せることはない姿だろう。
 青年はずっと好人物を装い続けていたのだから。
 
 その全てが偽りであったわけではなく、
 今青年が語った思いだって一面でしかないのだが。
 
 青年の絶望と諦観の根源は自己嫌悪。
 青年が忌み嫌う人種のなかに
 自分自身が入っていることに気付いてしまったのだ。
 あのゲームに参加したのをきっかけに。
 
 それが始まりであり、終わりだった]**
 

(80) 2023/12/21(Thu) 22時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/21(Thu) 22時半頃



 [結局俺に向けられていた感情は分からない。

  ただ、『味方』という言葉に
  振り返るよう乞う様なあの声掛けに
  ずっと何かを期待されている様に感じていた。


  そんなもの誰にも届く筈が無いと
  自分が捨て去った願いと重なるようで
    ・・
    それを他でもない俺が無視し、
    切り棄てようとしたのだという意識に
    いつまでも引き摺られ苛まれもしていた。


    これで楽になるのだろう。

    ―――そうだと信じ込もう と。して。 ]*
 


 
[自ら死を望み、「心中でもいい」とまで言った者の
 飲み物に毒がないと信じられたと
 もし青年が知ったなら、
 彼がさらに可愛らしく思えてしまうのだろう。

 そのことに屈辱を伴いながら]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ぼくは甘いものが飲みたい気分だったんですよ。
  水が飲みたいなら自分で持っていらっしゃい、
  それともお湯を冷まして召し上がりますか?


[人の飲み物を奪っておいて不満を述べるさまが
 青年にはなんとも微笑ましく感じられて、
 満足げな微笑を浮かべながら
 トレイの上に残ったカップに湯だけを注ぐ。

 毒見をしろと言われるのなら
 口をつけもするだろうが、
 今のところ手は出さないままにして]
 

(85) 2023/12/22(Fri) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[“敬虔”と表現されて自分の駒を思い浮かべたか、
 青年は不愉快そうに眉を寄せた]


  まさか。鏡だなんて思っていませんよ。
  あなたの嫌いな部分の一部が
  ぼくにもあると感じるのは事実ですが、
  あなたを殺したい理由はまた別です。

  とはいえ、それも言わば逆恨みなんでしょう。
  あなたがいなければこんなゲームに
  参加することはなかったし、
  自分の見たくない面に気付くことも
  なかったのに、という。


[自分で言っていても馬鹿馬鹿しさを感じるのか、
 呆れたような溜息を吐いた]
 

(86) 2023/12/22(Fri) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[やることがある、と生きる意志を見せる彼の姿は
 青年にとって好ましく思えた。
 その『やること』に目を瞑れば、の話だが。
 そのひとつは白銀の盤の完成であろうし、
 それは青年には受け入れ難い行為だから]


  ぼくはもうほとんど何をする気も起きないのに、
  なぜあなたを殺すことにだけ
  こんなに執心できるのかは
  自分でもなかなか答えが出ませんが……、

  唯一、手の届きそうな未練……
  ということなのかもしれません。


[青年は自分の感情の答えを探るような言葉を呟き、
 手持ち無沙汰にスプーンを弄ぶ]
 

(87) 2023/12/22(Fri) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 

  ……なぜ最期にあなたに
  あんなことを言ってしまったのかは、
  未だに自分でもよくわかりませんが……。

  あなたの言葉が嬉しいことがあるのは本当です。
  でも、言わずに眠るつもりでいたんですよ、
  ……あなたに知られたくなかったので。

  あなたが言ったように残念だったのでしょうか、
  とうとう嫌われたかとは本当に思いましたから。


[それは青年にとってはほとんど独り言で、
 聞く相手を求めての言葉ではなかったが。
 未だに青年自身解せない部分であると同時に、
 今ならいくらか説明がつきそうな部分でもあった]*
 

(88) 2023/12/22(Fri) 09時頃

 
[『お前こそ、そんなに俺が好きだったのか。
  それは残念な思いをさせたな』
  
 あのとき彼に言い返された言葉に、
 当時の青年は腹を立てもしなかった。
 そうだろうか、と疑問を感じはしたが。
 
 今思い返しても苛立ちのひとつも湧きはしない。
 だが今は、そうだったのかもしれないと思いもする。
 
 『好き』の一言で括られると
 えも言われぬ不快感が渦巻きはするが、それでも
 彼に向ける思いの一部は好意の類であろう、と
 今の青年は認めないわけにはいかなかった]
 


 
[彼への好意に類する思いに目を向ければ、
 彼に抱く嫌悪や軽蔑心が苦痛だ屈辱だと騒ぎ立てる。

 逆恨みめいた思いや疎ましさに目を向ければ、
 それを拒んで彼への愛着を語る心もまたあって。

 その両方の折り合いがつくのが殺意なのではないか。
 だからやけに真っ直ぐに彼に向くのではないか。
 だからこれだけ捨て難い思いなのではないか。
 
 そう思い至ってしまえば、青年は
 自分の思いの屈折ぶりに改めて嘆きたくなった]
 


 
[今度こそ知られぬまま眠ろう、
 あとほんの数時間のことなのだから。
 青年はそう己に言い聞かせる。
 
 その間、知られぬように耐えればいいだけで、
 
       ……もし耐えきれずに漏らしても
       そこにいるのは彼と愛犬だけだから]**
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 09時頃



 [あの時『孤独』だろうと
  俺に知らしめんとしたその言葉は、
  俺からしてみたら青年自身にこそ
  当てはまる言葉に思えていた。


  生き方を指すのではなく
  『孤独』という自体そのものが
  あの時の青年を指し示していたかの様で


  今も変わらずに、
  ………寧ろ、当時以上に『孤独』に映り

                  当惑する。
              容を得た罪悪感が
           意識に踏み入ろうとして ]
 




     [―― 黙れ、と扉を閉める。

         どうにしろ、
         何かをしてやる理由なんて無いのだと。
         無い筈だろと言い聞かせるように
         意識の扉を頑丈に塞ごうと。 ]**


 
[彼が常の平静さを取り戻したように見えれば、
 青年の内には名残惜しさが芽生えた。
 
 取り乱し声を荒らげる姿も、
 必死に犬を守るべく隠そうとする仕草も
 それはそれは愛らしいもので。
 当時意識に昇らぬよう勤めていても
 いざ過去の光景になってしまうと、
 もっと見ていたかったという思いが浮かぶ。

 彼が願われれば死ぬ気さえ起こしていたことなど
 青年には知る由も無かったが、知っていたなら
 さぞかし愛おしく思ったことだろう。

 この他に何が彼の心を乱せるだろう、どうやって
 動揺させようかと、そんな思考まで巡り始め、
 
 それら全てを今すぐ消し去ってしまいたかった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[彼が手を伸ばさないのを確かめれば、
 青年は湯を注いだカップを自ら手に取り口に運ぶ。

 先刻ココアの味を感じられなかったことを思えば、
 元々味のしない飲み物はとても気楽だった。
 
 逆恨みに関して答える言葉を聞いて]
 
 
  それは違いますよ、ヴィーシャ。
  恨むべきは過去の己の選択です。

  本当に嫌だったら、ゲームに参加せず
  逃げ出す道を見つけられたはずなんですよ。
 
 
[結局、青年の行き着くところは自己嫌悪なのだ。
 殺す優先順位は、自分以外の誰もが二の次だった]
 

(93) 2023/12/22(Fri) 14時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[興味の無さそうな淡々とした声音と、
 見慣れた彼らしい態度。
 それ自体は安堵さえ覚えるような光景だったが、
 告げられた内容は青年にとって実に可笑しい内容で]
 
 
  あなたひとりがいなくなった程度で
  世界が平和になるわけがないでしょう。
  
  他人のために命を捧げる気があるのでしたら、
  ぼくのために殺されてくれてもいいんですよ?
  ……殺しませんけどね。


[此度の邂逅では初めて嘲笑じみた色を声に滲ませたが
 青年はこの話題を続ける気があまり起きず、
 その気の無さを現すかのように
 のんびりと湯を一口飲み足した]
 

(94) 2023/12/22(Fri) 14時半頃

 
[「狂ってる」
 その表現が的確なものとして青年の心に馴染んだ。
 
 狂ってしまったのだ。
 そう思えばいろいろなことに納得できる気がして。
 
 それがいつからなんて考える気は無かった。
 
 彼に可愛らしささえ感じ始めたのは、
 きっと狂気の果てに至ってのことなのだろう。
 
 そう思ってしまえば諦観の中、
 やけに和やかな安堵感が青年の心に染み渡った]
 


 
        [もう、どこにも戻れはしないのだ。

              ありとあらゆる意味で]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[独り言のつもりだった呟きに
 彼の言葉が差し挟まれると、
 青年は驚いたように目を瞬いて彼を見つめ、
 ゆっくりと視線を動かしてぼんやり卓上に向け]
 
 
  ……そうであってほしかったんですけれどね。
  どうやら、そうではないみたいです。
  
  ここで再びあなたに会ってから、
  どうやら嫌われてはいなかったらしいと察して
  ……いくらか気が楽になった覚えもありますし。
  
  
[一喜一憂というほどの心の動きではないにしろ、
 心のどこかにあるその感覚を青年は自覚していた。
 ずっと認めたくなかっただけで]*
 

(95) 2023/12/22(Fri) 14時半頃

 
[青年は孤独ではあるのだろう。
 実の母親と引き離された後、父は言わずもがな、
 新たな母親にもまともな愛情を注がれず。
 
 人当たりのいい好人物として育ってはきたし
 極端な虐げを受けたわけでもないが、
 距離の近い友人や恋人などいたためしがない。
 
 ゲームに参加するに至って、やっと
 気安く話せる参加者が数人できたが、
 それも互いに素性を知らぬ間柄ゆえだったのだろう。
 
 その彼らの誰とも話さないことを望み、
 誰も来られない場所で独り眠ろうとさえした]
 


 
[実際には眠りに就く前に
 数人と対話することになったし、
 思いを分かち合えたはずの相手もいるのだが。
 
 こうして起こされたことで
 考えを改める機会を得てしまった。
 
 それでも青年が実感することは無いかもしれない。
 己の孤独を。
 
 仮に実感したとしても、わざわざ
 そこから逃れようとすることもないだろう。
 
 元々、既に終わったはずの命。
 今与えられたのも一時の幻想でしかないのだから]**
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 14時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 14時半頃



 [必要の無い事は口にしない。
  それはGMとしての公平さを保つ為であり
  プレイヤーとして弱点を晒さない為であり
  伝える必要が無いと判断したからだ。

  余計な事等口にしない。…絶対に。]
 



 [そうして今度こそ終わらせようと。

  抱いた何もかもを流しきり
  元へと還る

  ・・・・・
  例外等無く
  全ての人間を嫌い、憎んだままの自分へと。]*
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 19時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[すっかり調子を取り戻した彼の嘲笑に刺激され、
 青年は冷めた薄笑いを浮かべた]
 
 
  なんです、そんなに殺してほしいのですか?
  一時はあれだけ取り乱しておいて。
  
  さすがのぼくも罪悪感が刺激されたので
  やめようと思ったというのに。

  リクエストなら仕方ありませんね。
  ぼくが手を汚すところが見たかったそうですし。
  
  
[言いながら襟元に手を伸ばし、
 ボウタイの片端を引っ張って結びを解く。
 長い紐となったそれを襟から引き抜いた]
 

(100) 2023/12/22(Fri) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[「嫌い」と改めて宣言されると、
 心のどこかに少しばかり落胆のような思いはあれど。

 やはりそう大きく響くものではないことに
 安堵のような、そうでないような奇妙な感覚を覚え
 青年はじっと目の前の彼を見つめて、
 
 彼が手に籠める力の強さに気付いた。

 その意味まで正確には窺えずとも、
 どこか彼の必死さを感じ取る]
 

(101) 2023/12/22(Fri) 20時頃

 
[ただ嫌いと伝えるだけで、
 そんなに体を強張らせる彼が
 やはりどうしようもなく可愛らしく思え、
 
 とうとう、反発する感覚さえ湧いてくれなかった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……ヴィーシャ。
  殺意は、どうでもいい人間相手には
  そうそう長く続かないんですよ。
  
  だいたい、嫌いな相手を殺して
  罪を被るなんて……馬鹿らしいじゃないですか。
  
  ここでは罪にならない、なんて話はナシですよ?


[そんな曲がりくねった思いを彼に告げたところで、
 正確な意図など伝わるまい。

 当の青年とて、他人にこんなことを言われても
 意図を推し量れはしないだろう。
 
 伝わらないことが前提の言葉遊びをして]
 

(102) 2023/12/22(Fri) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[叶えなくていいのか、とまだ確認する彼へ
 そんなに言うなら何かを告げてやろうかと
 思いつきが浮かび]
 
 
  ……そうですね。
  少し考えますから、保留でいいですか?
  
  
[そう宣言して席を立った。
 果たして彼の叶える気はいつまで残るものか。
 
 青年はすぐに彼に向けて一歩足を踏み出す。
 片手には解いたボウタイを握り締めて。
 
 彼がどんな反応をするのかを眺めながら、
 間近まで歩み寄ってみるつもりだった]*
 

(103) 2023/12/22(Fri) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[状況を理解していない様子に和まされ、
 青年の表情は微笑みを形作る。
 
 歩み寄ってみれば目を見開かれ、
 必死に犬を庇おうとする様子が愛らしく、
 さらに近寄って後退るさまを眺め。
 
 もう一歩近寄ると同時、
 逃げ出そうとした彼の首を
 両手でそれぞれの端を持ったボウタイで
 引っ掛けて捕らえようと試みたが、
 果たしてどうなることか。
 
 成否によらず、彼の威嚇するかのような様子は
 怯える仔犬にも似て見えて、
 青年は愉しげな微笑を浮かべていた]*
 

(106) 2023/12/22(Fri) 21時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 21時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 22時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[彼の首を捕らえるのに成功すれば
 タイが外れないよう絡め、
 彼の息を奪わってしまわない程度に絞め上げた。
 
 触れるぐらいは叶うだろうが、
 ここで逃す気は青年には無く、
 床へ降りた犬の吠え声もBGMぐらいにしか感じずに。
 
 呻きながらもこちらを睨もうとしたか、
 視線を向けて目を丸くする姿に、
 今更何を驚くことがあったのか、と
 青年は首を傾げた]
 

(109) 2023/12/22(Fri) 22時半頃

 
[もう彼に抱いていたはずの嫌悪も何もかも
 抵抗を示してはくれないことにだけ、
 青年は少なからずの失望を覚えたが。
 
 それもこの瞬間を以て
 忘れていってしまう感情なのだろう]
 


 
[振り切ってしまえれば楽だろうと思っていた。

 いざ振り切ってしまえば、
 ただ、後戻りのできない道に踏み込んだだけで。
 
 どうせもうすぐ終わりが来るのだと思えば、
 これすらどうでもいいことではあったが、
 ……]
 


 
[彼に信じてもらえるような、
 彼の心を溶かせるような
 
 そんな人間であれればどれだけよかったか、と
 思ったことが無いといえば嘘になる。
 
 それすら叶わぬ夢であることを、
 もう、嘆く気すら起きなかった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[さほど強く締め上げたわけではないのに
 彼は随分と苦しげで。
 
 また先ほどの発作が起きかけているのか、と気付けば
 青年の心には哀れみが浮かんだ]
 
 
  殺してくれと言わんばかりの弱々しさですね。
  虚勢を張るからこんなことになるんですよ?

  あのまま話だけして終わっても良かったのに、
  あなたが余裕ぶって挑発するから。
  
  
[お前が悪いのだ、自業自得だと言い聞かせる声は
 人を殺そうとしている人間にあるまじき穏やかさで。
 棘がないどころか、慈しみさえ篭められていた]
 

(110) 2023/12/22(Fri) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[だがこのまま絞め殺しても、
 現実に戻った彼が青年を終わらせるだけと思えて。
                 ・・・
 それよりはもう少し残された時間を有意義に
 使えないものかと数瞬、思考を巡らせ]


  ああそうだ……、願い事が保留でしたね。
  何にしましょう。
  
  
[言いながらタイを引いて、
 彼の首を絞める力をもう少しだけ強めようとした。
 このまま発作を起こさせてしまえば、
 タイを解いても逃すことはなかろうと考えて。
 
 何か邪魔が入れば青年の気が散ることはあるだろう。
 彼の犬が噛みついてくる、だとか]**
 

(111) 2023/12/22(Fri) 22時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 22時半頃





 [意識も呼吸も正常であったとしても
  向けられた言葉は一切理解できなかっただろう。

  誰に向けられた言葉なのかわからない。
  何を示しているのかわからない。
  どうしてそうなるのか
  何を考えているのか


  何もかも理解できず
  強い拒絶を示してみせていただろう。]**
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[いったいどこにそんなに
 衝撃を受ける要因があるのか、
 彼は再び目を見開いて、
 その末に身体を震わせ始めた。

 さっきもこんな風に苦しんでいたのか、と
 青年はただ見送ってしまったことを惜しむ。

 その当時何かを思っていた気がするが、
 それが何だったか、もう思い出せはしなかった。

 知られまいと思っていたことがある気がするのに、
 それさえももう朧だった]
 

(117) 2023/12/23(Sat) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[不意に足元で服を引かれる感覚があった。
 タイが解けぬよう力を保ちながら、
 ちらりと視線を落とすと、青年の視界には
 必死の抵抗を試みる彼の愛犬の姿が入った]


  そんな可愛らしい抵抗の仕方では
  大切な主人を守れませんよ?


[飼い犬は主人に似るのだろうか──
 青年はそんなことを考えながら足元に声を投げた。

 吠え声は騒々しいが、彼を見つめていれば
 青年の気には留まらない。

 仮に力一杯足を噛まれでもすれば、
 さすがに意識はそちらに向くだろうに]
 

(118) 2023/12/23(Sat) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[仮に強く噛まれたところで、
 青年が犬にやり返しそうなことといえば
 せいぜい振り払う程度だろう。

 忌ま忌ましく思いはするだろうが、所詮、犬。
 青年にとってはどうでもいい存在だ。

 ショック死の可能性を言われれば興味は湧いても
 それで彼が嘆く姿を見られるわけではなく、
 そこまで爪痕を残したいほどの恨みもない]
 

(119) 2023/12/23(Sat) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年が犬を眺めていたのはほんの一瞬のこと。
 そしてすぐに彼へと視線を戻した。
 
 彼の苦しみぶりに目元を和ませながら、
 身体が触れ合うほどすぐ傍まで歩み寄り、
 タイを握り締めたまま、彼へと両腕を伸ばした。

 もし彼の身体に両腕を回すことが叶ったなら、
 そのときには片手をタイから離し、
 彼の首元を緩めるだろう。
 それがなくとも充分に息苦しいのだろうから、
 今はその弱り切った姿を抱き締めて眺めようと。

 それが叶わなかったなら、
 青年は引き続き彼の首を締めつけるが。
 息の根を奪うような強さには変えようとせず、
 現状維持のまま眺め続けるだろう]**
 

(120) 2023/12/23(Sat) 10時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/23(Sat) 10時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年が彼から視線を逸らしたのは
 ほんの一瞬のことではあった。

 が、視線を戻そうとしたとき、
 不意に彼に蹴りつけられた。

 酸欠状態で繰り出される蹴りに
 さしたる威力はなかったのかもしれないが、
 青年とて別段鍛えているわけでもない。
 不意打ちに驚いたこともあって身体がよろめいた。

 が、青年にタイを離す気がなかったことが災いし、
 彼の首は一瞬、逆に絞め上げられてしまう。

 その一瞬で命を奪うことなどまずありえないし、
 骨や筋に異常が生じるほどでもなかろうが、
 息ができなかった瞬間はあるかもしれない]
 

(124) 2023/12/23(Sat) 12時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 

  あ──


[意図せず強く絞めてしまったことに焦り、
 青年は片手をタイから離し、彼の頬へと伸ばす。

 タイは一度絡めただけで結び目はない。
 今なら解いて逃げ出すのは容易だろう。

 彼が逃げ出す姿を見たならば、青年も
 彼を再度捕えるべく抱き締めようとするだろうが。

 もし彼が逃げ出さないとしても、
 青年はやはり彼を抱き締めようとするだろう]**
 

(125) 2023/12/23(Sat) 12時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/23(Sat) 12時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/23(Sat) 17時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[強く咳き込む姿を見れば、
 不測の死を与えずに済んだことに青年は安堵する。

 今や、彼の常の傲慢さなど見る影もない。
 汗を滲ませ涙を溢す姿は青年の心を深く満たし、
 咳とも嗚咽ともつかぬものは青年の耳に心地よく、
 微笑みながら見守るうちに数秒が過ぎた]
 

(128) 2023/12/23(Sat) 19時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[やがてよろめきながら動き出す彼は
 まだ逃げ出すことを諦めてはいないようだった。

 青年が両腕を伸ばして彼を抱き締めると、
 彼は怯え切った様子で弱々しく抵抗を繰り返す。
 その無力な姿が青年の心を温めた。

 粟立った肌からは相当な嫌悪や拒絶が見てとれるが
 青年には毛を逆立てる小動物を思わせただけで]
 

(129) 2023/12/23(Sat) 19時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年は何事か囁いた後、
 彼をその腕の上から抱き締め直そうと試みた。
 両腕を封じるために。

 だがそれ以外の一切は頭になく、
 現状の弱々しさを理由に彼を侮り、
 彼以外の存在も全て意識から消え失せている。

 もし彼が青年の腕の中に収まったまま抜け出せず、
 言葉を交わそうともしないなら、
 そして青年の意識の外からも邪魔が入らないなら、
 青年は彼の喉へ手を伸ばすだろう。
 彼の息を完全に奪うために。

 それは所詮、仮初めの死でしかないのだが]*
 

(130) 2023/12/23(Sat) 19時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/23(Sat) 19時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[必死に腕を張って抵抗を試みる彼の姿と、
 その腕に籠もる力の弱さ。
 それらが齎す充足感に、青年はただただ微笑んだ。
 
 ──が、漏れ聞こえた小さな声には目を見開き、
 暫し彼の表情をまじまじと見つめた]
 

(134) 2023/12/23(Sat) 20時半頃

 
[殴られたことがあるのか。
 暴力に晒されてきたのだろうか。
 彼の人間嫌いの原因は、もしやそれだろうか。
 
 彼が語りたがらない過去をひとつ紐解いた気がして、
 青年の心はさらに満たされる。
 
 彼が現状を認識せず、
 青年を見ていないことなど些細な問題だった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[苦しげな姿を見せ続ける彼へと
 青年が囁いた声は優しく、
 彼の喉へと伸びた片手は慈しむように肌を撫でた。
 
 彼に抵抗する力が無いのに気付くと
 邪魔になったタイを解いて放り捨て、
 両手で彼の首を覆い、正面から彼の顔を見据える。
 
 意識を保てなくなりつつあるらしい彼の首を
 絞める力を少しずつ強めながら、
 青年はじっと彼の表情を見つめ続けた。
 
 微笑みを浮かべながら。
 掌に脈動を感じなくなるまで]*
 

(135) 2023/12/23(Sat) 20時半頃



  ……ああ、
  そうだった、思い出した。

 


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