人狼議事


14 冷たい校舎村10

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視点:



[ 星が綺麗だった。
 今ならば誰も己を知らない場所に行けそうだと思った ]
 


綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 00時半頃


【人】 綿津見教会 マナ



    ── 回想:チャイムが鳴る前/七星 ──


   あーん。


[ 声につられて、
  パカっと雛鳥のように口を開ければ。
  次の瞬間、口内に優しい甘さが広がった。>>0:577

  食べながら喋るのは不得手なので。
  もぐもぐと暫くは口を動かして、
  懸命にアイスを咀嚼しようとしていた。
  飲み込んだら、七星にお礼を言おうと。 ]
 

(26) 2021/11/07(Sun) 11時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 不調のスマホは再起動だな。
  うん、再起動は知っているんだ。
  以前、教えてもらったから。

  だがアイスを食べ終え、七星にありがとうと言う。
  そんな僅かな時間でさえ。
  背後に迫り来る非日常は待ってくれなかった。

  そこからの状況は秒単位で著しく変わる。
  教室に飛び込んできた路子、和歌奈、虎次郎。
  止まった時間を切り裂くように響いたチャイム。
  それに促されるように、
  壊れてしまっていたはずの真梛のスマホが
  ひとつのメッセージを吐き出した。 ]
  

(27) 2021/11/07(Sun) 11時頃

【人】 綿津見教会 マナ

  
[ ごくん。 ]


   何やら受信したが。
   送信元とメッセージ内容に覚えがない。

   これが、すぱむというものだろうか?


[ ようやくアイスを飲み込んで。
  鞄から取り出したスマホと共に、
  首を傾ける。

  そんな呟きに訂正はあったか。
  皆、それどころではなかったかもしれない。 ]
 

(28) 2021/11/07(Sun) 11時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   七星、大丈夫か?
   体調が悪いようなら、保健室に行こう。


[ まだお礼を言えていない彼女。
  求め、視線を彷徨わせれば。
  地面に落ちたスマホを気に求めず。
  小刻みに震えていた。

  その姿はいつかの真梛よりずっと寒そうに見えて。
  跳ね除けられることがないようなら、
  車椅子を動かし、彼女の身体を暖めるように
  両手を伸ばしただろう。 ]*
 

(29) 2021/11/07(Sun) 11時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 回想:春満 ─


[ 何がいけなかったのだろうか?

  私が君の言いたい事を理解できなかったからか。
  それとも、私が他者を害することでしか
  成り立てない存在だからか。

  だから君を不快にさせてしまったのか。>>609 ]
 

(30) 2021/11/07(Sun) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 考えても、答えは出ない。

  俺に頼らなくてもいいだろ。

  向けられた言葉を飲み込み、噛み砕き。
  去る背中に吐き出せたのは、一言だけ。
  
  目を細め、口角を僅かに上げて。
  笑みの形を保ったまま告げる。
  君に届いたかは、わからないけど。 ]
 

(31) 2021/11/07(Sun) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



  ─── 迷惑をかけて、すまなかった。**
 
 

(32) 2021/11/07(Sun) 11時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 11時半頃


【人】 綿津見教会 マナ



   ─ 回想:自由素材 ─


[ 不知火真梛は真っ直ぐで正しい。

  どうにもそんな認識を抱かれがちだが。
  そうだな、せっかくだ。
  私が悪い事をした話をしよう。

  一緒に帰ろう。
  駅前のクレープ屋さんに寄ろう。

  そんなクラスメイト達の会話は、
  真梛には無関係のものだった。 ]
 

(33) 2021/11/07(Sun) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   お誘いありがとう。とても嬉しい。
   しかし父が迎えに来るんだ。


[ 申し訳なさそうに微笑めば。
  真梛の言葉と車椅子。
  交互に見遣ながら、皆納得して、
  ならば仕方ないと。

  やがて誘いの言葉は死に絶える。 ]
 

(34) 2021/11/07(Sun) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 駅前のクレープ屋さん。
  苺をベースにした何とかましましが美味しいらしい。
  しまうまの一種だろうか?
  楽しそうにはしゃぐクラスメイトに手を振って。
  真梛も帰路につく。

  メッセージを送るのは苦手だから。
  迎えの合図は、スマホのコール音。
  真梛からの着信を受ければ、父が迎えに来る。
  わざわざ仕事を抜けてまで。
  今日も真梛は誰かに迷惑をかけて生きている。 ]
 

(35) 2021/11/07(Sun) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 校門に着くと、スマホを取り出す。
  そろそろ連絡をしないと行けない。

  …… なのに思ってしまった。

  ここで真梛が一人でも帰宅できると。
  父に示す事ができたなら。
  物事は良い方に転がるのではないか、と。 ]
 

(36) 2021/11/07(Sun) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 無言でスマホを鞄にしまう。
  車輪を道路に滑らせた。

  一人で進む道は、広く。
  空はどこまでも青く透き通っていた。
  小学生でも当たり前のように出来る事を。
  真梛は始めて行うのだ。
  胸の鼓動が近かったのを、覚えている。


        これは真梛が2度目≠ノ行った。
                 悪い事の話だ。 ]**
 

(37) 2021/11/07(Sun) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ



  ── 回想:それ以外は食べる係 ──


   成程。
   では、目玉焼きは私が担当しよう。


[ おそらく他愛もない日常会話だった。>>0:523
  深く踏み込む事も、広げる事も。
  真梛には求められてはいない類の。

  …… しかし真梛は残念ながら。
  少々空気が読めないきらいがあるので。

  たん、と。
  動かないはずの足で床を叩き。
  ほんの一歩だけ。君との距離を詰める。 ]
 

(49) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   私の足は動かないが。
   手は動くから、卵の殻は割れるんだ。

   しかし、それ以外。
   潰してもいい料理は、和歌奈だな。

   卵焼き。茶碗蒸し。プリン。卵かけご飯 ……


[ 折った指はすぐ足りなくなった。
  たくさんあるなと笑って。 ]
  

(50) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   作れる物が多すぎて。
   これでは君ばかり負担になってしまう。


[ 分担を見直す必要がある。

  喫茶店メニューに目玉焼きはないし。
  そもそも真梛は調理担当ではないが。

  真剣な顔で呟くと。
  試作メニューをぱくりと口に放り込み。

  美味しい、と笑った。 ]*
 

(51) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ これはスパムではない。
  何故ならリンクがないから。

  …… 七星の推測通り、
  理解できたのは5割程度だが。>>45
  彼女の身体の震えは、それ以上に雄弁だった。

  てきぱきと場をまとめながら、
  七星の頭を撫でる路子。>>54
  日常を崩さない姿に安堵して。
  その横から、自身の存在を伝えるように。
  真梛も七星にそっと触れた。

  いつか3人で抱き合った体育倉庫を思い出す。
  しかし感傷に浸る時間は長くない。 ]
 

(55) 2021/11/07(Sun) 13時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   いまいち状況を把握できていないが。
   警察を視野に入れるような事態なのか。

   なら一度外に出てみよう。


[ 場所を変えれば、スマホも繋がるかもしれない。
  結論付ければ、真梛は教室を出る。
  途端、場違いなBGMがはっきりと響く。
  それが耳に馴染んだ物だと気付けば少々困惑して。 ]
  

(56) 2021/11/07(Sun) 13時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 残念ながら昇降口は閉じていた。

  登校時は確かに開いていた。
  誰が施錠したのだろう?
  いや施錠だけなら、中から開けられるはずだ。

  困惑は続く。
  職員室に立ち寄ったが、路子のいう通りもぬけの殻で。
  鍵の類は得られそうにない。

  今度は廊下に面した窓に近寄ると、
  グッと指先に力を込める。
  ─── 開かない。 ]
 

(57) 2021/11/07(Sun) 13時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   ………… 割るか。


[ 次の判断は早かった。
  遺書。すなわち人命がかかっている。

  何か重量のある物は、と視線を彷徨わせ。
  下駄箱に置かれている傘立てを見つける。
  近付いて、つるりとした質感を確かめるように
  そうっと指先を這わせて。

  片方は車椅子を操作しないといけない。
  何とか片手で持ち上げる事ができないか。
  ふんっと、指の先で試してみる。 ]**
 

(58) 2021/11/07(Sun) 13時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   嫌な思いは別にしていない。
   むしろ私の方こそ莉希を見誤っていた。

   申し訳ない。
   複雑な事情に関しては。
   もし気が向いたら教えてくれ。


[ そんなやりとりを挟んだなら。>>0:480
  それでおしまい。
  君の気が向かない限り。
  莉希が真梛に浮かべたわだかまり。
  明るみに出る事はおそらくない。 ]
 

(101) 2021/11/07(Sun) 15時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ めでたしめでたし。
  それで良かったのだろうか?

  表面上は、いいや。
  内面にしたって、
  負の感情を引きずる事はなかったと思う。

  楽しかった文化祭。
  スマホを向ける許可には>>76
  うん。と首肯した後に指を2本立て。
  真梛は笑顔を向かべて見せて。

  それから、よく似合っていると。
  莉希の装いと、
  皆の猫耳を揃えた手腕を称えた。 ]
 

(103) 2021/11/07(Sun) 15時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 演劇部のステージ。
  その上で見知った少女が>>78
  スポットライトを浴びるのを見れば。 ]


   莉希、見たぞ。
   舞台の君は、美しいな。


[ 興奮から、ほんのり頬を紅潮させて。
  いつかのように両手を取って、大きく振った。 ]
 

(105) 2021/11/07(Sun) 15時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 前も今も。
  君と私の関係に問題はなかった。

  だから結局私は、君の事を何も知らないままだ。 ]*
 

(108) 2021/11/07(Sun) 15時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


    ── 少し前 ──


   悪戯電話を間に受けて通報したことで、
   私が警察に叱られるなら。
   状況としたらそちらの方がいいだろう。


[ 七星のストップには目を柔く細めて。
  何でもないように微笑んでから。>>67 ]


   飯尾教諭の連絡先は控えている。
   あとは …… アドレス帳から呼び出すだけ、だ。

   こらーだな。
   ふふ、了解した。
 
 

(111) 2021/11/07(Sun) 16時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 何かあったら狼も呼ぼう。>>89>>90
  狼を呼ぶような何かを。
  上手く想像できてはいないのだけど。

  そして現在の真梛の電話は圏外のまま。
  いまだに警察も飯尾教諭も呼べていない。

  狼を呼ぼうかは少しだけ迷ったが。
  とりあえず片手で傘立てを掴めば。
  後は車椅子のモーターの力を頼ることに。

  がったんがったん。
  音を立てて、傘立てを引きずりながら、
  比較的薄そうな窓に近寄り。

  勢いよく叩きつけるべく。
  座ったままの少々不自然な体勢で、
  傘立てを僅かに浮かせた。 ]**
  

(112) 2021/11/07(Sun) 16時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 16時頃




   …………私はここにいる。
   みんなもここにいるよ。
   固い殻の中に閉じこもっちゃえば、みんな一緒だ。
 
 


【人】 綿津見教会 マナ


[ 持ち上げることができたなら。
  躊躇うな。
  真梛の腕力ではそう長くは支えきれない。
  勢いを殺さぬよう振り下ろせば。
  あとは重力が味方をしてくれる。 ]


   雄火か。
   …… 君とて、怪我をする可能性はあるだろう。


[ 時が止まったような空間で。
  文化祭のBGMが流れているにもかかわらず。
  制止の声はよく響いた。>>129 ]
 

(162) 2021/11/07(Sun) 19時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   …… いや。そうだな。
   君の方が力もあるし運動神経も良い。

   うん。任せよう。


[ そのまま当初の目的を果たそうとしたが。
  それが子供じみた言動だと気付けば。
  大人しく場を任せるべく。
  力を抜くと、傘立てに絡めた指を解いた。 ]
 

(163) 2021/11/07(Sun) 19時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 嗚呼、私は今日も役立たずだ。 ]
 

(164) 2021/11/07(Sun) 19時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   七星に路子か。

   施錠されている形跡はないのに、
   入口が開かないんだ。
   窓も同様なので、割ろうとしていたところだ。


[ そうして破る役を雄火に託したのなら。
  真梛は程なくして合流した二人に対し、
  状況を説明する役に回る。>>117>>154 ]*
 

(165) 2021/11/07(Sun) 19時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



    ── 回想:幣太郎 ──


   幣太郎はいつも当たり前のように
   私の車椅子を運んでくれる。

   私はそれをありがたいと思っている。


[ それだけでは、足りないんだろうか。>>159
  ならば君の博愛精神は素晴らしいな。
  そんな話はきっと平行線のまま交わらない。 ]
 

(168) 2021/11/07(Sun) 19時半頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 笑い事ではないと口にしながら、
  笑みをこぼす姿は、少々ミスマッチで面白い。 ]


   そのびっくりしたみんな≠フ中に、
   幣太郎は入っているのだろうか?


[ 付け足したのは、ほんの好奇心。
  彼が感情を表に出す姿を、
  あまり見た覚えがなかったから。 ]
 

(169) 2021/11/07(Sun) 19時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   クラス委員の議題か ……

   ふふ。望むところだが、貴重な議論の時間を
   私に割いてしまうのは頂けないな?

   心配かけてすまなかった。
   以降、気をつける。


[ ─── 線を引かれた。

  と感じたのは、真梛の考えすぎだったかもしれない。
  戯けた口調は親しみを感じる物だし
  彼の表情も柔らかなままだろうから。

  ただ何となく、話はこれで終わりだと感じたから。
  真梛も笑って会話を閉じた。 ]
 

(170) 2021/11/07(Sun) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ これは後日談の更に余談だが、

  罰は教師と相談して。
  それから1ヶ月ほど昼休みを利用し、
  前任が荒れに荒れさせたという、
  資料庫の整頓に取り組んで。

  埃で死にかけるという得難い経験をした ]**
 

(171) 2021/11/07(Sun) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 窓際での一幕、その合間。
  遺書かどうかまだわからないメッセージ。>>1
  合間、制服のポケットから取り出して。
  一文を指の腹でなぞってみる。 


     立ち続けるのに疲れるというのは、
             どんな気分なのだろう? ] 
 

(255) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 不知火 真梛が行った悪い事。>>37
  その1度目≠ヘ、

  ・・・
  歩いて、道路に飛び出した事だった。 ]
 

(256) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 少し前からその兆しはあったらしい。

  皆がその日を待ち望んでくれていた
  記念すべき日に。

  齢一歳に満たなかった不知火真梛に下された診断は
  脊髄完全損傷で。

  彼女を庇った母親は、即死だった。 ]
 

(257) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 真梛が乗せられたベビーカーのベルトは、
  正規の手順で締められていたはずなのに。

  あれは不良品だった。
  いや。母親が締め忘れたのだ。

  事故でベビーカーが破損してしまった事も
  不幸の一つだった。
  互いに主張し合えば、メーカー側との争いは平行線。
  いまだに結論は出ていない。

  裁判が長引く度に、
  ただでさえ片親で子供四人を養うため、
  朝早くから深夜まで働いている父。
  その疲労は増していく。 ]
 

(258) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ でも止めるわけにはいかなかった。
  莫大な賠償金がかかっているのだから。
  妻の死を食い物にしていると、陰口を叩かれようとも。

  真梛の身体とこれからの生活を維持する為に、
  それは必要なお金だった。 ]
  

(259) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ お前のせいで妻を、母を失ったのだと。

  家族から責められた事は一度もない。
  父も兄も本当に出来た人達だ。
  私も彼らのように真っ直ぐな人間でありたいと思う。

  だから真梛は可哀想ではない。
  いつだって可哀想なのは、真梛の周囲の人達だ。 ]
 

(260) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ …… だからつい思ってしまった
  私さえいなくなれば、全て丸く収まって。

     この世界の歯車は、
       もう少し美しく回るのではないかと。 ]
 

(261) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 2度目≠フ悪い事をした日。

  期待と緊張を伴い、初めて一人で進んだ道の先。
  交通量の多い交差点の前で、
  信号が変わるのを待ちながら。
  このまま前に進んだら、と。
  不意に訪れたより良い未来の可能性。
  示唆する声に、真梛は慌てて首を横に振る。

  嗚呼、駄目だ。それは駄目だ。
  事故で死ぬのは迷惑がかかる。
  それは ─── 身を持って知っているだろう?

  そうだ。死ぬなら、飛び降りがいい。
  そこに深い理由なんてないけれど。
  高いところから地面を蹴って、
  不必要な自分が、この世界からいなくなるのは、
  なぁ。どんな気持ちがするだろうな? ]
 

(262) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ しかし階段の上は、真梛にとって遠かった。
  何ともままならないと苦笑する。
  結局未来は、甘美な夢物語のまま。

  そんなことを考えていたものだから。
  信号が赤から青へ色を変えても、
  車椅子は暫く止まったままだった。 ]*
 

(263) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   怪我はないか?
   
   雄火でも破れないなら私では到底無理だったな。
   お疲れ様だ。
   路子の言う通り、他の方法を探すとしよう。


[ 傷一つ無い表面に、自身の顔を映すと。
  真梛は次の場所へ行こうと決める。

  …… どこへだろう?
  愚問だった。
  外に出られない以上。
  真梛の居場所は、一階にしかない。 ]
 

(264) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   雄火、路子、七星。
   どういった状況かわからない。
   くれぐれも気を付けてくれ。

   不安ならあまり一人にならない方がいいだろう。
  

[ そう告げる、硝子に映った不知火真梛は
  常のように微笑んでいて。
  窓からくるりと背を向ければ、
  そのまま振り返ることなく車椅子を走らせた。 ]**
 

(265) 2021/11/08(Mon) 00時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2021/11/08(Mon) 00時半頃


【人】 綿津見教会 マナ


[ ─── 優しいなあ。>>305

  飲み込まれてしまった言葉は聞こえない。
  真梛が反応できるのは届いた言葉に対してだけ。

  それで良かったのかもしれない。
  そこにどんな意図を孕んでいたにせよ。
  真梛では否定しか返せなかっただろうから。  ]


    君の目に私がそう映っているのなら。
    とても嬉しいな、和歌奈。


[ 告げる唇にほんのり笑みを漂わせて。
  何かを隠すように、真梛は静かに瞳を伏せた。  ]
 

(337) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 一歩だけ詰めた距離。

  しかしその間には、どれだけ開きがあるだろう?

  真梛は彼女を和歌奈≠ニ名前で呼び。
  彼女は真梛を不知火ちゃん≠ニ苗字で呼ぶ。

  呼び方一つ揃っていない。
  思い出すのは、いつかの帰り道。
  青信号を進む歩行者の中で。
  君と私だけが取り残された。 ]
 

(338) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   和歌奈。君も今帰りか。

    
[ 指摘されなければ、何事もなかったように。
  周囲に倣って横断歩道を進んだろう。
  しかし和歌奈の口調はからりとしたものなのに。
  真梛のイレギュラーを見逃さなかった。

  そう捉えしまったのは、真梛の後ろめたさの
  現れだったかもしれないが。
  つい言い訳めいた言葉を並べてしまったのは。
  修行不足だと言わざるおえない。 ]
 

(339) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   うん。はじめてだ。

   普段は車で送迎されているんだ。
   しかし、私も登下校くらいできるのだと。
   今日はつい反骨心芽生えさせてしまってな。


[ しかし、結局疲れてしまって、
  信号の前で少し休んでしまったんだ。
  これでは他の通行人にも迷惑だ。
  我ながら情けないな。

  畳みかけるように、言葉を重ねた後。 ]
 

(340) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   …… だから今日が初めてで、最後だ。
   明日からはまた送迎を頼むとしよう。

   ふふ。
   君達は毎日、立って歩いているんだな。


[ 和歌奈はえらいなぁ。
  そう言って笑いながら飛ばした手は、
  褒める対象の後頭部を目指している。

  しかし座っている真梛では、届かない。
  君から距離を詰めて貰えないと、 ── 触れない。 ]
 

(341) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   目玉焼きは練習しておく。
   食べたくなったら呼んで欲しい。


[ ひたすらに空が青かった日。
  交差点の雑踏の中で。
  私の手は、君の頭に届いただろうか?
  試食メニューを噛み砕きながら、
  あの日の記憶も共に咀嚼しようと試みる。

  …… 目玉焼きをリクエストされる日が来るなんて
  真梛とて本気で思ってはいない。

  しかし練習はするのだろう。
  そこに深い意味を見出すこともなく。
  単に、不知火真梛とはそう言う人間だから。 ]
 

(342) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   うん、美味しい。
   これは文化祭成功させないとな、和歌奈。


[ にこにこ笑いながら名を呼べば、
  彼女も不知火ちゃんと返してくれるだろう。
  今まで通り、これからもずっと。

  それでよかった。
  縮まったように見えたとしても、
  他者との心の距離なんて、実際には測れない。

  だから真梛は、意識の端で思うだけ。 ]
 

(343) 2021/11/08(Mon) 20時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 誰のことも苗字で呼ぶ君と。
  誰のことも名前で呼ぶ私。

  果たしてそこに差はあったのだろうか。 ]** 
 

(344) 2021/11/08(Mon) 20時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2021/11/08(Mon) 20時頃


【人】 綿津見教会 マナ


[ よもつへぐい。
  ─── 黄泉竈食ひ。

  なんて単語を思い出したのは。

  空腹と甘い香りの誘惑に負けた真梛が、
  出店に並んでいたチョコバナナに
  ぱくとかぶりついてからだ。 ]
 

(383) 2021/11/08(Mon) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ …… 食べてしまったものは仕方ない。

  ふふっ。君は罪な果実だと。
  もぐもぐと栗鼠のように頬袋を膨らませて、
  声を出さずに真梛は笑う。

  ・・・・・・
  本当の文化祭では、
  目前で売り切れて買えなかったから。

  もし今目の前に広がる光景が
  誰かの心残りで成り立っているのなら。
  真梛の望みは達成したぞ。
  よし!解散!! ]
 

(385) 2021/11/08(Mon) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   …… とは、いかないよなぁ。


[ こくんと喉を鳴らせば。
  飲み込んだバナナはどこに行っただろう?

  遺書の主は自分ではない。
  自分は立って疲れない。

  そうでなくとも、あのメッセージの送り主は
  心残りなんて求める必要はなかったはずだ。 ]
 

(386) 2021/11/08(Mon) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ バナナを差していた棒。
  ゴミはゴミ箱と彷徨っていれば、
  どこかのクラスが行った
  お化け屋敷の前を通過する。
  
  そういえば。少し入ってみたかったんだ。
  ただ、中は暗いし、狭いから。
  車椅子は断られて ─── ]
 

(387) 2021/11/08(Mon) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   君はすごいなぁ。


[ ぽつり。
  落とした言葉は、賑やかなBGMに溶けていく。

  顔も知らないメッセージの主。
  誰の耳にも届かないのを良いことに。
  その行いを称賛する。
  思いのほか、心残りがあった真梛と違って。 ]
 

(388) 2021/11/08(Mon) 22時頃

【人】 綿津見教会 マナ



   立派に、やり遂げたのだから。


[ だから疲れてしまったのか?

  なんて問いに、答える声はない。 ]**
 

(389) 2021/11/08(Mon) 22時頃

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