人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点:


【人】 灰占道士 煙

――銀の館


  ……アンタが、悪いと思うことは
  何ひとつないだろうに。


>>10 自身の問いを省みるような呟きに。
 深縹色の天井には、淡く光る近くて遠い星々が、
 物言わず、温度もなく、ただ、
 僅かばかりの光源としてあるだけ。
 
 熱のある存在は、己と向き合う密星のみ。
 わからないままよりはいいと言う、
 殆ど見ず知らずと言ってもいい彼女。
 
 彼女を爆破することも辞さないと、
 のうのうと述べた人間を前にして。]
 

(22) yunamagi 2023/11/23(Thu) 13時頃

【人】 灰占道士 煙



  止めたくなってしまう、
  生きてほしいと思う、か。

  うん、ああ、お節介だ。


[向けられる彼女の言葉や添おうとする気持ちを
 撥ねのける気になれないのは、
 己が今、参っているからというだけではない、
 やはり、嬉しいのだ。

 己の中にあったと信じていた感情が
 見失ってしまった今でも、いや、今だからこそ、
 本物だと感じられる想いに、
 どうしようもなく揺さぶられる。] 
 

(23) yunamagi 2023/11/23(Thu) 13時頃

【人】 灰占道士 煙




  …………大丈夫だ。



[長い沈黙の後、吐き出すように呟いた。
 瞳を伏せる動作は、暗闇の中、視認できない。
 願いも祈りも同様に見ることはできない。
 それでも、密星の優しさは伝わってくる。
 るくあではない、彼女自身の力で。] 
 

(24) yunamagi 2023/11/23(Thu) 13時頃

【人】 灰占道士 煙



  ちょっと、整理するのに
  時間はかかるかもしれんが……
  アンタが、心配するようなことには、

  しないと誓おう。


[ぽつぽつと落とすと。
 ありがとう、と己からすると小さな肩を
 ぽんと叩いた。**]
 

(25) yunamagi 2023/11/23(Thu) 13時頃

【人】 灰占道士 煙


[ごく当然のように
 「ほうじ茶と大福の伴う今度」を強請る坂理と、
 「楽しむことが、るくあの手向けになる」
 黒須のメッセージを見たのは、
 恐らくまだ少し先の時刻。

 綻ぶ口許に皮肉の色はなく。]
 

(33) yunamagi 2023/11/23(Thu) 16時頃

【人】 灰占道士 煙


[最後の一言に特に含みはない。
 るくあが好み、通っていた兎坂庵で。
 約束が果たされる日は、きっとあっただろう。**]
 

(34) yunamagi 2023/11/23(Thu) 16時頃

【人】 灰占道士 煙

――銀の館

[それは安堵の響き。
 感謝の言葉が彼女のほうから出てくるのは
 おかしなもので、苦笑を洩らす。
 跳ねたあとの彼女の微笑みは、
 やはり判然としなかったが、纏う空気の和らいだ。
 それで充分だ。]


  何だろうな、随分と人の命ってのモノが
  希薄な場所にいたからか、

  忘れてたよ。
  大切なものだったんだと。


[思い出せてくれて。
 再度の礼を唱えることはせずに天井を見上げる。]
 

(44) yunamagi 2023/11/23(Thu) 21時半頃

【人】 灰占道士 煙



  外の星でも観に行こうか。


[外へと促した。
 長い夜の途中。館の外にも
 薄闇が広がっているだろうが、

 投影された淡い光源ではなく、
 月明りのした、星空の元、
 あるいは明るいパレードの灯りに照らされた、
 彼女の姿を見てみたいと思ったのだ。*]
 

(45) yunamagi 2023/11/23(Thu) 21時半頃

【人】 灰占道士 煙

――エレクトリカルパレード

[夜風を受けながら、賑やかな場所を目指す。
 ごく自然に隣を歩く密星を、
 己も当たり前のように受け入れていた。

 色とりどり、鮮やかな光を発しながら、
 踊り、奏で、行進するモナリザ達。>>3:220
 併せて、空に投影された巨大なUFOやロケット、
 幻想的な城などのホログラム群に。
 花火を模したような爆音とともに打ちあがっては
 散っていく星々の演出。
 るくあの希望通りプログラムされたものが
 テーマパーク内を彩る。]
 

(62) yunamagi 2023/11/24(Fri) 12時頃

【人】 灰占道士 煙



  パレードも初めてか?


[初めての遊園地と言っていた彼女に、
 視線はロボットの楽隊に向けたまま尋ねる。

 休憩所に卯木の姿が見えれば、視線を投げて。
 こちらに気づいたようなら、
 煙管を持ち上げての挨拶を交わした。]
 

(63) yunamagi 2023/11/24(Fri) 12時頃

【人】 灰占道士 煙


>>3:222 やがてハンドベルの響きが、
 音楽の調べを一転させ、
 夜本来の静寂さを取り戻す。

 モナリザの数と配置に、園内の人数とるくあ、
 その符牒に気付かないわけにはいくまい。]


  皆と一緒に遊びたかったんだよな。
  ……満足だったか? るくあ。


[これは、己からの最後の呼びかけだ。
 ふ、と息を短く吐いて。
 傍らに立つ、生身の存在へと向き直った。*]
 

(64) yunamagi 2023/11/24(Fri) 12時頃

【人】 灰占道士 煙


[やがてフィナーレを迎えると、

 ロボットの楽隊のもとに、
 他のモナリザ達も集ってきて、
 当初の予定になかった演出が行われる。>>3:29

 誰の仕業かまではさすがに判らずに、
 目を瞠った。
 もう暫くは島での生活を余儀なくされると、
 皆に告げるつもりでいたが、
 思いのほか早い帰還になりそうだ。

 まるで最後のセレモニーのような遭難信号を
 見届けると、アポロにメッセージを送る。]
 

(65) yunamagi 2023/11/24(Fri) 15時頃

(音声による一斉送信)

『 お呼び立てした客人諸君。
  
  ……こんな言い回しは大仰だな。
  るくあの名を使って、
  キミたちを招んだの俺だ。

  先ほど、どうやら自白もあったようだが。
  巻き込んだキミらには申し訳なく思ってる。
  今、誰の手配か知らんが遭難信号が発せられた。

  明日かあさってには救援が来るだろう。
  それまで、
  ここでの時間を楽しんでほしい。 』
 



『 ああ、俺に文句のあるヤツは
  いつでも殴りに来てくれ。』
 


【人】 灰占道士 煙


[勝手な言い分を伝えて、通信を切った。
 
 夏の終わりを実感させる、
 涼しさを孕む風が吹いていた。**] 
 

(66) yunamagi 2023/11/24(Fri) 15時頃

(灰羅へ個人送信)

『黒須ワ個人としては、
お招きいただいてむしろ感謝しています。


未だ、故人のことが全て
理解できたわけではないですけど。
診断が心臓麻痺だったことを思えば、
るくあ本人が遺書等を残してはいなかったんでしょうし、
彼女の死を知り、悼み、眠る地も分かったことで
この島に来た当初の目的の殆どは達成されましたから。


ありがとうございました。
どうぞ、お 兄さんも、ご健勝であられますよう。』


(中村への個別メッセージ)

『あなたが煙崎さんを死に至らしめた旨、
 かしこまりました。

 では、あなたが兎坂庵にご来店いただけるのは
 全ての片がついて落ち着かれてから、
 ということになりそうでしょうか。

 私はもうしばらくは現役で店長をしておりますので、
 いつでもご来店お待ちしておりますね。』


(煙崎灰羅への個人メッセージ)

『そっか。君が僕たちを招いたんだね。
 それについては、僕は特に気にしていないけれど。

 今後、君はどうするつもりなのかな?
 君の答えによっては、
 僕は君を殴りに行くかもしれないけれど、
 正直に答えてくれると嬉しいな。』


(灰羅へ個別送信)


灰羅殿。


一斉送信のメッセージは、見た、けど




  僕の処遇は。


  法に任せる


  そういう解釈でいいの? *


【人】 灰占道士 煙


>>73 モナリザ達のパフォーマンスを
 密星は夢中で見つめている。
 追悼の念があったからこそ、感慨深く
 眺めてはいたものの、演し物自体は、
 然程己の興味を惹く類ではなかった筈だ。

 隣でこうして喜色をたたえて、
 パレードを鑑賞している存在がいて、初めて実感する。]


  ――そうか。
  パレードってのは、心躍るものなんだよな。


[音にすると、確かに楽しい時なのだと思えた。
 パレードが終わると、ロボットに
 頭を下げて拍手を送る姿に、律儀だな、
 もう何度目かになる感想を抱き、目を細める。]
 

(88) yunamagi 2023/11/24(Fri) 20時半頃

【人】 灰占道士 煙



  そう願うよ。


>>76 向けられる微笑みに、己も笑みを返すだろう。]
 

(89) yunamagi 2023/11/24(Fri) 20時半頃

【人】 灰占道士 煙


[それから、密星に断りを入れて
 アポロに音声での一斉通信を済ませると、
 間もなく黒須から返信が届く。>>*2

 不適当と思われる感謝の言葉は、
 しかし、あまりにも彼らしい。]


  黒須くんもな。


[問答の必要はなさそうだった。
 短く呟くことで返信とする。]
 

(90) yunamagi 2023/11/24(Fri) 20時半頃

【人】 灰占道士 煙



  色々廻りたかったが、もう時間も遅い。  
  明日、また付き合ってくれるかい?

  アンタもジェットコースターに
  乗りたいだろうしな。
  それとも、夜のうちに行きたいとこ、あるか?


[密星に問うて、彼女の希望があれば汲むが、
 なければ、ホテルの部屋まで送るつもり。*]
 

(91) yunamagi 2023/11/24(Fri) 20時半頃

(中村へ個別送信)

『 アンタが聞いたという、
  るくあの言葉を信じるよ。 』
 


【人】 灰占道士 煙


[先刻の中村とのやり取りの中で、
 彼の人となりを正直掴めたとは言い難い。

 彼は隠し事をしていた。
 腹を割っての会話ではなかった。
 信じるに足る人物か、現時点では判別つかない。

 ただ、研究所の実験によって生み出された
 るくあの能力によって、
 他者の意志がどれだけ介在できたのか
 判らなくなっていた。

 会って話せば、少しは伝わるだろうか。
 彼の真実が。]
 

(92) yunamagi 2023/11/24(Fri) 20時半頃


『 気が変わった。
  ホテルにいるんだな? 』
 


【人】 灰占道士 煙


[他の多くの関係者と変わりない洗脳対象者である己が
 今さらどの立場で対峙するのか、
 意味を見出せず、今の今まで
 顔を合わせる気を失っていた。

 だが、やはり向き合っておくべきなんだろう。*]
 

(93) yunamagi 2023/11/24(Fri) 21時頃

(灰羅に個別送信)

ホテルの503室にいるよ。
ドアストッパー嚙ませてるから開く。ご自由に。

必要ならロビーのカフェに降りる。


【人】 灰占道士 煙



  誓うと言ったろ? 心配しなくていい。


>>95>>25 己を見上げる、
 気遣わし気な眼差しを見つめ返して。
 手を伸ばし、白皙の頬を指でなぞった。]


  それがいい。今夜は、
  できることならゆっくり休んでくれ。
  おやすみ。


[音楽が鳴り止み、ホログラムも消えて
 静まり返った園内を密星と歩いて、
 部屋へと送り届ける。]
 

(96) yunamagi 2023/11/24(Fri) 22時頃

【人】 灰占道士 煙


[扉の向こう側に見えなくなる姿に、
 離れがたいな、過る感情を諫めて、
「また明日」告げて、背を向けた。]


  ……明日の楽しみがあるってのは、
  いいもんだねェ。
  

[歩きながら呟きひとつを落とす。*]
 

(97) yunamagi 2023/11/24(Fri) 22時頃

【人】 灰占道士 煙


[中村の返信を確認したタイミングで、>>*8
 卯木からのメッセージが届く。>>*4

 地下で己に説いた時の、フランクな語り口。
 眇めても、文章では、彼の感情は見え辛かった。]
 

(98) yunamagi 2023/11/24(Fri) 22時半頃

(卯木へ個別送信)

『 あまり、驚いちゃなさそうだな。

  どうするかねえ、
  今となっては、何も行き先が決まっていない。
  
  今から中村に会ってくるが、
  それで何か変わるものかも判らない。
  アンタには文句を言う、首謀者を殴る資格がある。
  ヤツとの話が済んだら会おう。 』
 


【人】 灰占道士 煙


[卯木のメッセージに返すと、
 中村の待つ503号室に向かう。

 ノック二回ののち、一拍の間を置いて、
 ストッパーを噛ませてあるドアを押した。]


  よう、キラ様。待たせたかい?
  聞かせてくれるか、アンタの口から。

  るくあの望みを。
  アンタがそれにどう応えたのかを。


[問う己の声は、平坦で聊か感情に欠ける。
 質したいのでも、意識して振る舞っているのでもない。
 どんな感情がこの場に相応しいのか、
 判らなかったからだ。*]
 

(99) yunamagi 2023/11/24(Fri) 22時半頃

(煙崎灰羅への個別メッセージ)

『そうだね。あまり驚いてはいないかも。
 灰羅さんの反応が、
 あのノートを見るまでは、
 あまり混乱しているように見えなかったから、かな。

 了解。
 僕は今からテーマパークから移動して、
 一旦ホテルのロビーで待っているから、
 中村さんとの話が終わったら、また連絡ください。』
 


【人】 灰占道士 煙

――305号室

[迎える声に軽く会釈して、勧められた椅子に座る。
 男は緊張感のある面持ちをしていたものの、
 告白の後だからだろうか、昼間会った時よりも
 造り込まれていない素の印象を受けた。

 生前のるくあを語る中村を注視する。
 その言葉は真実のものか、
 彼にとっての真実の記憶を、
 誤魔化すことなく話しているか。
 見定めなければならない。]
 

(108) yunamagi 2023/11/25(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙



  文字を見ただけで?
  ……本当なら……、凄まじいな。


[それは独白するように。
 あまりにも荒唐無稽で莫迦げた話だと、
 一笑に伏すことができないのは、
 地下で見た日記、己の記憶、
 集大成であるギャラクシー・ランドの存在が
 あったからだろう。]
 

(109) yunamagi 2023/11/25(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙



  毒を持っていなかったら、るくあは死ななかった。
  ……しかし、解放されることもなかった……。


[中村とるくあの想い出を、記憶を聞いて、
 そのやり取りを、るくあの存在を、口ぶりから思い描く。]


  ……笑顔。
  ああ……、るくあも、アンタの話をする時は、
  いつも笑っていたよ。楽しそうに。


[死を幸せだと称した彼女が、
 生の只中にも、幸せを感じる瞬間があったのだと
 信じてもいいだろうか。
 あの笑顔は嘘ではなかったと信じても。]
 

(110) yunamagi 2023/11/25(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙


[話し終えると中村は、
 己と向き合い、真っすぐに目を向ける。

 人殺しと詰って、
 責め立てるような熱は、疾うにない。
 あるいはその方が楽だったかもしれないが。]


  ……そうか。
  ひとつ聞かせてくれ。

  アイツの望みを叶えて、アンタは――――。


[幸せだったか? 満足だったか?]
 

(111) yunamagi 2023/11/25(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙



  …………いや、

  話を聞けてよかったよ……。


[無慈悲な問いは、すんでの所で押し留める。
 サングラスの奥の目を瞑り、

 暫く、男の言葉を心中に沁み込ませる時間を
 幾らか要した。]
 

(112) yunamagi 2023/11/25(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙



  そうだな、アイツの死因は公的には心臓マヒだ。
  アンタが法的に罰せられるとしたら、
  毒物の所持だろうな。
 
  俺はそれには関与しない。


[中村にこれ以上、話すことも問うこともないのなら、
 話を切り上げるように立ち上がる。]


  アイツが、るくあが死を欲して、
  与えたアンタが人殺しなら、
  俺だって大差ない。無知ってのは毒なんだよ。


[呟いて、部屋を出ていこうとしただろう。**]
 

(113) yunamagi 2023/11/25(Sat) 00時頃

【人】 灰占道士 煙

――503号室

[生前のるくあを追想しているらしき中村の、
 整ったおもてに一筋の涙が零れ落ちる。
 静かな、温かいものが。]


  ……アイツの死を、
  悼んでくれて、ありがとうよ。


[会話の最中、ずっと適切な表情を見失っていた。
 やっと今、微かな笑みが浮かんだ。]
 

(154) yunamagi 2023/11/25(Sat) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙


[去ろうとする背に投げられた、小さな声は>>117
 海流に呑まれることなく、己の元へと届く。]


  ……――――っ

  
  莫迦やろう。俺まで泣かせる気か。


[小さく毒づいた呟きは、笑み混じる
 柔らかな響きを帯びていた。*]
 

(155) yunamagi 2023/11/25(Sat) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙


[ホテルの部屋を出てロビーに向かう。
 熱いコーヒーが飲みたかった。

 ソファに腰かけ、
 アポロでコーヒを頼もうとして、
 気づく雛子からのメッセージ。
 
 彼女から”にーちゃん”その変わらない呼びかけに。
 目頭が熱くなったのは、
 今しがたの中村との会話で生じた情感が、
 彼女の言葉を引き金に、溢れそうになったためだろう。]
 

(156) yunamagi 2023/11/25(Sat) 12時頃

【人】 灰占道士 煙


[研究所にいた小さな子供。るくあの”友達”
 彼女を死なせてしまわなくてよかったと心底思う。

 るくあが人体実験にあっていたように、
 彼女にも何らかの実験が施されていたのだろうか。
 夜の時間に相応しい、落ち着いた調光した
 ロビーの天井を見上げて、考えるように息を吐いた。
 それを考えるには、感情が定まらずに。

 今はただ、彼らが平穏に帰還できることを
 祈るのみだ。*]
 

(157) yunamagi 2023/11/25(Sat) 12時頃

(卯木に個別送信)


『 待たせたな。
  今、ホテルのロビーに……、と 』

 


【人】 灰占道士 煙



  あれか?


[中途半端な所でメッセージを送り付けてから、
 ロビー内にいる影に目を細める。

 中村との話の余韻で、
 周囲に気を配る余裕を失っていたらしい。
 向こうは気付いていただろか。]


  待たせたなマスター。
  まだ、起きてられるかい?


[片手を挙げて呼びかけた。**]
 

(158) yunamagi 2023/11/25(Sat) 12時頃

【人】 灰占道士 煙

――ホテルロビー

[己の目に卯木はこれまで、
 柔和ながらも整然とした様相を崩さずにいたから、
 眠たげな顔は少々新鮮に映る。>>159

 卯木が勧めたのとどちらが先か、
 そこにあった大福に手を伸ばし、口許に運んでいた。
 先ほどのカレーは遅めの昼食といった認識で、
 それから食事を摂っていなかった。
 甘いものは不得手だったが、
 腹が減っていたのと、仄かな酸味の
 控え目な甘さのせいだろう、
 その甘味を好ましく感じる。 ]
 

(161) yunamagi 2023/11/25(Sat) 16時半頃

【人】 灰占道士 煙



  うん、美味い。
  和菓子もメニューにあるのか。


[よもや男の手作りと思わず、咀嚼すると、
 向かいの席に腰を下ろす。
 先ほど注文したコーヒーを
 モナリザが運んできて、目の前のテーブルに置いた。]


  ああ、
  ヤツと話して……そうだな、


[卯木の問いに口を開いたものの、一度言葉を切った。
 カップに手をかけて、一口黒い液体を啜って。]
 

(162) yunamagi 2023/11/25(Sat) 16時半頃

【人】 灰占道士 煙



  アンタ、マスター何を知ってるんだっけな、
  るくあが、どうやら人を操ることができて、
  俺とは血の繋がりがなくて、

  ……まあ、こんなことは
  アンタには関係ない話か。


[薄く笑う。
 彼は、己を断罪するつもりなのだろうか。
 卯木が受け入れるにせよ、撥ねのけるにせよ、
 この男に、己の身の上話を経緯を聞かせる――
 「聞いてもらう」のは、
 己にとっていかにも都合の良いことのように
 思えたのだ。*]
 

(163) yunamagi 2023/11/25(Sat) 16時半頃

【人】 灰占道士 煙


[卯木の言葉で、これが彼の手作りであることを知る。
 喫茶店を営んでいるとはいえ、
 こんな場所でまでわざわざなァと、
 
 それが手向け故とは至らない身には、
 半ば呆れ混じりの感想を抱く。]


  ……どうしたいか。


[卯木の言葉を反芻する。
 彼の心中を理解しない己には、
 それこそ関わりのないことでは? 
 と、過りもしたわけだが。]
 

(178) yunamagi 2023/11/25(Sat) 18時頃

【人】 灰占道士 煙



  別段、話したくないことなどは、ない。
  
  俺のいた研究所が具体的に何をやっていたか
  知る必要がある。
  まだ何処かで、得体の知れない実験なんぞを
  続けているのなら、それは潰しておきたい。
  ……まあ、るくあが「止めさせた」可能性のほうが
  高いとは思っちゃいるが。

  それでも、知っておく必要があるだろう。
  

[研究所のデータの粗方は処分されているだろうから、
 関係者を探して。
 彼らの記憶に残っている真実を
 拾い集めねばならない。]
 

(179) yunamagi 2023/11/25(Sat) 18時頃

【人】 灰占道士 煙



  身の振り方って話なら、
  俺はこれでも優秀な研究者なんだ。何とでもなるさ。


[肩を竦めて言うと、ガラス外に広がる
 夜の暗闇に目を向けた。**]
 

(180) yunamagi 2023/11/25(Sat) 18時頃

【人】 灰占道士 煙

――ホテルロビー

[お節介だな、前にも抱いた感想を苦笑混じりに。
 密星にも感じたが、少しでも関わった人間に
 心を砕ける性質なのだろうか。
 己には不足気味の細やかさに、
 若干面映ゆい心地になりながらも。]


  多少、危険なことはあるかもしれんが、
  死ぬつもりはない。今はもうな。

  そこを心配してくれてるんだったら、
  はっきり言っておくよ。


[明言して、
 視線を交えるように対面の男を見つめた。]
 

(191) yunamagi 2023/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙


[今度は何の歌詞だ? >>186
 混ぜっ返すようなことを言いかけて、
 語り始めた卯木の過去に、口を噤む。]


  そりゃあ良かった。


[浮かぶ微笑みから、
 己を慮ってのものだと理解しつつ、それでも、
 後悔していたという卯木が、
 ここに来て、前向きな気持ちになったという
 そのことに対して、短く相槌を打つ。]
 

(192) yunamagi 2023/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙


[紡がれた言葉からは、
 男と従弟との関係性まで覗けない。
 年の離れた従弟、この男のことだ、
 優しく見守って、彼の優れた洞察力で
 見えるもの教えられるものを与えたんだろう。]


  どうだろうな。
  アンタは出来のいい兄貴だったろうから。
  反発することはあったかもな。


[朧な推測の元、それでも彼の兄としての像は
 容易に想像できる気がした。]
 

(193) yunamagi 2023/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙



  ……まあ、それだけじゃなかったと
  俺は思うがね。
  勿論、実際のところは判らんが、

  アンタは、そうだな、少なくとも俺の目には、
  ソイツにとってデカくて有意義な存在だった。
  そう思わせる人間だ。

  随分、余計なことを喋ったが、
  巻き込んじまったサービスだとでも思ってくれ。


[そこで言葉を結ぶと、ガラス越し、
 まだ夜明けには遠い景色を一瞥する。
 それから席を立っただろう。*]
 

(194) yunamagi 2023/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙


[それ以上、問いを重ねることもなく、
 卯木は曇りない微笑みを浮かべる。>>205

 年の離れた従弟と、目の前の武侠めいた男が
 重なることはさすがにないだろうが。
 彼が己の先行きを、心底案じたゆえのものだと
 すんなり得心がいったから。

 こちらも、親し気な笑みで返す。]


  じゃあな。
  今度、店に飯でも食いに行くよ。


[感謝の言葉は、やはり己には過分と思えたが、
 素直に受け取って。
 手を振る姿に別れを告げた。*]
 

(219) yunamagi 2023/11/26(Sun) 10時半頃

(密星に個別送信)


『 おはよう 』

 


【人】 灰占道士 煙

――311号室

[ホテルの部屋に戻ったものの、
 昼間睡眠を取ったたためか、目も思考も冴えていた。

 シャワーを浴びて一度寝支度をするも、
 横になる気にはなれず。

 指先は密星にメッセージを投げていた。
 今頃彼女は深い眠りに就いているだろうか。
 (それは己が望んだことでもなるのだが)
 彼女のとってのおはようがどのタイミングになったか。

 ホテルの窓から星の瞬く夜空を、
 眠気が訪れるまでは眺めているだろう。**]
 

(220) yunamagi 2023/11/26(Sun) 11時頃

(キラ様へ個別送信)

「 本当のことを教えて下さって、ありがとうございます。
  彼女にも、あなたにも、どうしようも出来ない
  事情があったのだろうと推察します。
 
  煙崎さんと個人的なつながりがあったことですら
  先日知ったばかりの私からでは、
  何をお伝えすることもできないですし
 あなたを責めるつもりもありません 」


(灰羅さんに個別送信)

 「 おはようございます。
  昨日は、お疲れさまでした。
 
  ロビーに降りて、窓際の席で何か飲んでいますね。
  ゆっくりしていますので、いつでも大丈夫です。
  灰羅さんのご都合の良いときに、会いましょう 」


【人】 灰占道士 煙



  んぅ……、


[取り留めのない思考や感情を眠気が遮りはじめたのは、
 もう明け方も近い時分。
 時間は短かったが、深い睡眠を取れたようで、
 目覚めはすっきりとしていた。

 島にやってくる「救援」の上層に、
 先んじて連絡をつけておく。
 戻れば、己は事情(幾らか虚偽を交えたものであれ)を
 説明・報告する必要があるが
 彼らが事細かに追及されることはなく、
 望むならあっさり身柄を解放されるだろう。]
 

(247) yunamagi 2023/11/26(Sun) 14時頃

【人】 灰占道士 煙



  ――――さて。


[アポロからの通信に目を通して、
 転換の詞を、ぽつり。]
 

(248) yunamagi 2023/11/26(Sun) 14時頃

【人】 灰占道士 煙

――ホテル・ロビー

[生きた人間よりロボットの数が上回るロビーで。
 いや、恐らくそれ以外の場所でも。
 その姿はすぐに見つけられただろう。>>232

 そんな甘味の効いた考えを過らせたことが
 可笑しくて苦笑しつつ、近づいていく。]


  おはよう。ご相伴にあずかっても?


[軽く首を傾げで、向かいの席に腰かけた。*]
 

(249) yunamagi 2023/11/26(Sun) 14時頃

【人】 灰占道士 煙


 
  俺は夕べ食いそびれてな、
  腹は減っている。

  ……黒烏龍茶と、ピザにするか。


[メニューリストからペパロニとドリンクを選んで、
 彼女のものと一緒に注文するつもりで。
 質すような視線の意味は、
 彼女の差し出すメニューとともに
 落とされた言葉に解がある。]
 

(256) yunamagi 2023/11/26(Sun) 15時頃

【人】 灰占道士 煙



  ……ああ、遅くに送ってしまってすまなかった。
  あれから……中村と話して、
  卯木とも会ってたんだ。


[就寝の遅くなった理由を、昨夜の遣り取りを
 思い起こしながら。]


  なかなか寝付けなくてね、
  ……アンタの顔が浮かんだ。

  そっちは、ぐっすり寝れたかい?


[密星を見つめ返して、尋ねる。
 その面に疲労の後がないか見定めるように。*]
 

(257) yunamagi 2023/11/26(Sun) 15時頃

【人】 灰占道士 煙


[卯木と中村から受け取った、
 己の在り様を肯定する数々を、
 殊更口にする必要はないだろう。
 お疲れ様の言葉には、緩く頷くに留めて。]


  休めたのなら何よりだ。
  それなら、あちこち廻れそうだな。


[思いの外、感情豊かに瞬く瞳。
 彼女の蘇芳を確と映したくて、
 サングラスをテーブルの上に置く。]
 

(266) yunamagi 2023/11/26(Sun) 16時頃

【人】 灰占道士 煙


[間もなく、モナリザが二人分の料理を運んでくる。
 ロボットに手を振る密星、パレードの際には
 お辞儀もしていたことを思い出して、
 笑みを浮かべつつ、ピザに手を伸ばした。]


  あァ、料理は外れがない。


[一片を摘まみ上げ、口に入れると同意を示す。
 それから、微笑む顔に目を向けて。]
 

(267) yunamagi 2023/11/26(Sun) 16時頃

【人】 灰占道士 煙



  口説いてるんだよ。


[寝付けない一人の夜に。
 るくあでも他の誰でもない、
 会いたいと思えた相手に、
 常と変わらぬ様子で告げた。*]
 

(268) yunamagi 2023/11/26(Sun) 16時頃

【人】 灰占道士 煙


[そう、遊園地は初めての彼女なのだ。
 単純な遊興と言い切るには取り巻く想いのある場所だが、
 それでも残りの時間を楽しんで欲しかった。

 サングラスのない顔を見つめる様子には肩を竦めて、]


  これな、武装だよ。
  女の化粧と似たようなもん。


[研究員としてはいかにも似つかわしくないだろう、
 サングラスに煙管、三つ編みに衣装めいた格好について
 端的に述べた。]
 

(282) yunamagi 2023/11/26(Sun) 17時半頃

【人】 灰占道士 煙


[彼女に投げる己の視線は、多分に意味の含む、
 そうと意識させるものだったろう。

 彼女の抑制された、それでも動揺の滲む反応に、
 満足そうに笑みを浮かべる。]


  面倒ごとは嫌いなんだ。
  このテの冗談をいう趣味はないんだが……、


[両手で頬を覆う姿を視界に収めて。
 まあいいと、笑みを湛えたまま、食事を進めた。]
 

(283) yunamagi 2023/11/26(Sun) 17時半頃

【人】 灰占道士 煙



  先ずは例の宇宙遊泳に乗るか。
  どんとこいって話だったよな?


[食事を済ませた頃に、
 果たして落ち着きを取り戻しているかどうか、
 ホテルの外に出ようと水を向ける。**]
 

(284) yunamagi 2023/11/26(Sun) 17時半頃

【人】 灰占道士 煙


[素の自分。
 少なからず精神へ影響を及ぼしていた力の存在。
 知った今では、己の自由意志について
 若干の揺らぎが生じていた。

 とはいえ、性分というのは生来のものだろうし、
 何より彼女が己に興味を惹かれているという事実に、
 喜色が浮かぶ。]


  嬉しいねえ。
  結構素直な反応するよな、アンタ。
  

[ラウンジチェアのアームに片肘ついて、
 にやにやと。]
 

(298) yunamagi 2023/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 灰占道士 煙


[白い貌に滲む赤に気を悦くしながら、
 食事を続けた。
 ピザを全て平らげて烏龍茶を飲み干して、
 彼女が食事を終えるの待つ。

 一度ロビーで別れてから、再びまみえると、
 その足でアトラクションへ向かった。」
 

(299) yunamagi 2023/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 灰占道士 煙

――宇宙遊泳
  

  そら、ゴーグル。


>>0:66 遊園地の目玉のアトラクションである
 ジェットコースターは、VRでの宇宙旅行をしながら
 アトラクンションを楽しむというものだ。
 ゴーグルを手渡して席に着くと、
 自動的に安全装置が装着される。

 昨日一昨日は殆ど意識しなかったが、
 己としても遊園地に客として訪れるのは
 学生の頃以来だ。
 初デートを思い出すな、という余計な感想は
 無論口に出すことはせず。
 懐かしいなという一言に留めた。]
 

(300) yunamagi 2023/11/26(Sun) 20時半頃

【人】 灰占道士 煙


>>0:116>>0:117>>0:117

 造り込んだ宇宙船からの広がる壮大な銀河の景色と、
 スピード感のある演出に、急降下のスリリングさ。
 己からすればあっという間で、
 しかし充分に楽しめるひと時だったが。
 さて彼女は――――。

 二人を乗せた車体が停止すると、
 隣に座る彼女の様子を窺った。*]
 

(301) yunamagi 2023/11/26(Sun) 20時半頃

は、チップの力だけで80人…?

yunamagi 2023/11/26(Sun) 21時半頃


【人】 灰占道士 煙

――宇宙遊泳

[拾った一言にたいしての呟きに、
 ちらと声の主を見やる。
 既にゴーグルを装着した表情は読めずに、
 今や宇宙船と化した車体は動き始めた。

 演出や落下の度に、隣で小さな悲鳴や
 身体が動く様子が伝わってくる。
 急降下による内臓の浮遊感。
 怖がる彼女は、ある意味このアトラクションを
 満喫できているともいえる。]


  ……何だ、騒いだ割に随分余裕が、


[突然笑い出した密星に声をかけようとして、
 続く言葉に、一瞬呆気に取られたように。]
 

(315) yunamagi 2023/11/26(Sun) 23時頃

【人】 灰占道士 煙



  ――――っ、 
  おっもしろいなあ、アンタ。


[一拍の間を置いて、声を上げて笑い出した。
 涙目になって笑う彼女の、
 こんなふうに声上げて笑う姿は初めて見る。
 怖いと口にしながらも、
 その響きは楽し気なものとして耳に快い。]


  そんなふうに、怖がってもらえたなら
  開発者も大喜びだろうよ。ほら。


[もう放心状態ではなくなっていただろうか、
 そろりと立ち上がる彼女に手を貸そうとする。]
 

(316) yunamagi 2023/11/26(Sun) 23時頃

【人】 灰占道士 煙



  よし、次。
  生憎、俺はメリーゴーラウンドはパスだ。
  観覧車とかにしとくか?


[ジェットコースターで、緊張などもあったろうと。
 今度はゆっくり出来る所を提案したが、
 希望があれば沿うつもりで。*]
 

(317) yunamagi 2023/11/26(Sun) 23時頃

【人】 灰占道士 煙


[種石がランダムにちりばめられた連絡通路を並び歩く。
 違う世界に紛れ込んだような人気のない遊園地。
 きっと、今後、体験することはないのだろうと
 感慨に耽る一瞬。]


  このナリで、あんなファンシーなものに乗るのは
  気が引けるってだけだ。

  ……うん? 中村の?


[メリーゴーランドに密星が興味あるのなら、
 一人で楽しんでもらうつもりでいたのだが。
 紡ぐ密星の、憧憬にも似た瞳から目を逸らせずに。]
 

(336) yunamagi 2023/11/27(Mon) 11時頃

【人】 灰占道士 煙



  手向け、いや、全然構わない。
  アイツも喜ぶだろう。

  供える……つっても、墓はないんだ。
  どこかいい場所があるかねえ。


[見上げる密星の表情は、
 己を慮った、気遣いの色が浮かぶ。

 るくあから聞いていた密星は、その口ぶりから
 それなりに身近な(謎めいた相談事をする程度には)
 気を許した存在だったことが窺える。
 ――――オマエの人選に間違いはなかったよ。
 密星だけではない、ここに招んで、
 言葉を交わした面々を思い浮かべながら、胸中で。]
 

(337) yunamagi 2023/11/27(Mon) 11時頃

【人】 灰占道士 煙


[そうして話しているうちに、観覧車前へたどり着く。
 >>335 途中、誰かと顔を合わすことでもあれば
 言葉を交わすこともあったろう。
 
 昨日黒須と乗ったことを思い出しながら、
 慣れた手つきでカードを翳した。**]
 

(338) yunamagi 2023/11/27(Mon) 11時頃

(密星へ個別送信)

密星さん、丁寧にありがとうございます。
灰羅さんともお話しました。
今後の身の振り方は考えるところがありますが…
るくあさんと個人的交流があった先生に、
そのようなお言葉をいただけて救われます。
一生をかけて向き合っていくつもりです。


(灰羅へ個別送信)

雛子ちゃんと色々話したのですが、
彼女の境遇を聞いて(とはいえ詳細は分かっておりません)
僕の元に引き取ることにしました。
家出人受け容れる事もよくある世界ですので
細かいことは問題ないのですが、
帰還してから僕が刑務所に入った場合には
出てくるまで、懇意にしている役者に預けようと思います。
いずれにしても彼女のことは僕がすべて引き受けます。

必要あるか分かりませんが連絡先を記します。

中村屋一門 中村綺羅之介
×××-× ×-××


【人】 灰占道士 煙


>>339 中村のみならず卯木も乗ったのか。
 むしろそれを観ているほうが楽しそうだ、
 という感想を胸に留める。]


  花は何でも好みそうだが……
  ああ、でも確か、そうだ、
  クリスマスローズと言っていた。好きなんだと。


[花束にして"キラ様"にも贈ると言っていたこと。
 花の種類には詳しくない。何て花だ? 尋ねて、
 もう一度聞き返した思い出。

 島の片隅に供えるという彼女の提案に、
 もう一度喜ぶよ、と応えた。]
  

(350) yunamagi 2023/11/27(Mon) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙

――観覧車


[用心深く注意書きの有無を確かめていた
 密星が選んだゴンドラは、陽が照り返すと
 眩しく光る金色。星柄のペイントと相まって、
 夜ならばさぞ映えたと思われるもの。]


  観覧車は昨日も乗ったんだが、
  内装も外に合わせてあってね、
  多分、中のシートも金色だぞ。


[己は特に気にならないが、案外派手だったと
 戸惑う様子の密星に、予め伝えて。

 タイミングを計ってゴンドラに乗り込む様子を
 微笑ましく見守って、彼女のあとに乗り込んだ。]
 

(351) yunamagi 2023/11/27(Mon) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙


[腰を下ろす間にもゆっくりと動くゴンドラは、
 地上から少しずつ遠ざかっていく。]


  そういや、一昨日、あの貸衣装館で、
  変わった服手にしてたろ。
  生徒の土産にするっていってたヤツだ。


[紐だけの服と、己が勘違いした物だ。
 初めて会ったときの彼女の顔を思い出す。]


  写真、撮ったんなら、
  俺にも見せてくれないか。


[対面に座る密星に身を乗り出して、要望を伝える。*]
 

(352) yunamagi 2023/11/27(Mon) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙

――昨夜未明

[雛子と中村からの通信に気づいたのは、
 深夜に密星へメッセージを送るより前のこと。]


  付き人?


[先ずは雛子のメッセージに目を瞠る。
 研究所の元所長の元から逃げるという雛子。
 逃げるというには何らかの事情がある筈だ。
 
 しかし、なぜ中村の元へ?
 疑問符が浮かびながらもアポロを操作して、
 続く中村からのメッセージに目を通す。]
 

(353) yunamagi 2023/11/27(Mon) 15時半頃

(中村へ個別送信)

『 雛子から、アンタの付き人になるという
  連絡なら来たよ。
  俺はあの子の保護者じゃないが、
  あの子のことは妹みたいな存在だ。

  俺からいえるのは、
  泣かせるようなことはしないで欲しい。
  それだけだ。よろしく頼む。 』
 


【人】 灰占道士 煙


[すぐに返事はすることなく、
 夜が明けてのものになった。

 驚きはあったものの異論はなかったのは、
 中村が、るくあの為に流した
 一筋の涙を覚えていたからだ。**]
 

(354) yunamagi 2023/11/27(Mon) 15時半頃

【人】 灰占道士 煙


[薄い花弁をした花と。
 名を聞いただけで思い浮かべられるのかと、感心する。
 彼女の持つるくあのイメージは
 可愛いらしいものだったらしい。
 大人びた一面もあったるくあだが、
 彼女からすれば高校の生徒で。
 するりと出てきたその形容を嬉しく思えた。]
 
   
  感謝するのはこっちのほうなんだかなァ。


[僅かに眉下げて、同様に笑みを返す。]
 

(361) yunamagi 2023/11/27(Mon) 18時半頃

【人】 灰占道士 煙

――観覧車

[クリスマスシーズンにはまだ遠い夏の終わり。
 しかし、言われてみると金地に星の散る内装は
 クリスマスの飾りを彷彿させる。

 物珍しそうな密星の様子を眺める目は、
 どうしても楽し気なものになった。]


  携帯、使えるようにしとかないとな。


[端末を渡されて思い出したように。
 外部と連絡ができない状態を。
 救援が来るまであと数時間ほどであるならば、
 タイミングがあれば解除しておこう、
 と心に留める程度。]
 

(362) yunamagi 2023/11/27(Mon) 18時半頃

【人】 灰占道士 煙



  へえ、アレがこんな感じになるのか。
  つか、どうなってんだ、このコード。
  着替えるの大変だったろ。


[画像を眺めて、感想を口にする。
 貸衣装館「星の夢」で衣装を手にしたときには
 どうなるものかと思ってたいたのだ。

 日常的とは程遠い服装だが、
 彼女の一見、硬質な雰囲気と近未来的な装束は
 よく似合っていた。]
 

(363) yunamagi 2023/11/27(Mon) 18時半頃

【人】 灰占道士 煙


 
  うん、似合ってる。
  ここまで突拍子ないものじゃなくても、
  も少し着飾ったら映えるだろうな。


[テーマパークにやって来るのにも飾り気ないのだ、
 普段もきっとそうなんだろうと。
 上るゴンドラ。少しは景色を眺めるべきなんだろう。
 しかし、視線は落ち着かない様子の密星に
 向かったまま。]


  ……ありがとう。
  一度、ちゃんと礼を言っておきたかった。


[それから、手にしていた端末を返す。]
 

(364) yunamagi 2023/11/27(Mon) 18時半頃

【人】 灰占道士 煙



  今回のことで、
  アンタは完全に巻き込まれただけだ。
  まあ、他のヤツらもそうだが……、

  だってのに、真剣に……なんだ、
  案じて、声を届けようとしてもらった。
  みっともないところを見せたが、
  感謝してるんだよ。


[養護教諭とはいえ、やはり教師の性だろうか。
 それとも。
 通じる過去が彼女にもあったからだろうか。>>3:292
  

(365) yunamagi 2023/11/27(Mon) 18時半頃

【人】 灰占道士 煙



  アンタ、”今”は、大丈夫なんだよな?


[確認するよう、深い赤色に問う。**]
 

(366) yunamagi 2023/11/27(Mon) 18時半頃

【人】 灰占道士 煙

――観覧車

 
  そうか?
  一人で洒落込んでも構わないと思うが。
  まあ、そのままでも十分――――、


[恰好への口出しに、むくれた顔を見せる密星に。
 終いまでは音に乗せず、
 代わりとばかり口角を上げた。

 朝から彼女は豊かな表情を見せてくれる。
 顔を覆う仕草も、案外すぐに膨れるのも、
 常に見せる顔なのだろうか、
 気にする己のことなら疾うに自覚済だ。]
 

(374) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃

【人】 灰占道士 煙



  危なっかしい……、俺が? 
  ……そうか。
  

[似た性質の情念と聞いて、
 真っ先に浮かぶのは復讐の念だ。
 ここに来た当初の目的がそれだったように。]


  ………………、


[昔に置いて来たという彼女の事情は、
 勿論察せるものではない。18までの彼女。
 同じ年の”妹”をまだ子供と称したものの
 18年という時間は長くて貴重な歳月だ。
 判る筈もない、しかしその年月に思いを巡らせる。]
  

(375) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃

【人】 灰占道士 煙



  当たりだ。助かったよ。


[もう一度、短く感謝の念を示した。
 18歳の、己の知らない彼女。
 彼女の世界が消え失せて、
 自由という孤独を知ったばかりの頃、
 手を貸せる場所にいなかったことを、残念に思う。]


  ん。おかげ様でね、落ち着いてるよ。
  まァ、中村に卯木に雛子に……色々話せて、
  判ったもんもあって…………よかったよ。


[途切れる語尾に。幾たびかの、彼女の気遣いを見る。]
 

(376) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃

【人】 灰占道士 煙


[苦笑して、ゴンドラの外の景色を眺めた。
 既に、海もよく見える眺望。]


  ――――大丈夫だよ。
  

[密星に、それから自身に向けて呟いた。
 それから、まだ小さく遠くではあるが、
 船影らしき姿を認めて。]


  そろそろ、お迎えが来たみたいだな。


[青海原を望みながら、口にした。*]
 

(377) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃

(一斉送信)
『ボクはるくあとずっと一緒に居たいから、
ここに残るよ。

キミたちは気にせず、日常に戻って。』


【人】 灰占道士 煙

――観覧車

[彼女の声に含む名残惜しそうな響きを聞き逃しはすまい。
 問いを投げるその瞳は、真っすぐ己に向けられている。]


  この後?
  戻ったら、後始末をするつもりだよ。
  あァ、マスターにも言ったが、莫迦は真似はしない。
  まだ、色々調べて、
  やらなきゃいけないこともあるだろうからな。


[首を捻って鳴らしながら、答えて。
 向けられた、彼女の瞳を捉える。]
 

(392) yunamagi 2023/11/27(Mon) 23時頃

【人】 灰占道士 煙



  ……何だ? それとも……。
  会ってくれるんだろう? 戻ってからも。  
  
  11月になったら花の種を蒔いて、俺はてっきり、
  その時は隣にいるものだと思っていたんだがね。


[笑みを湛えたまま、しかし、
 心臓の音はいつもより大きく聞こえはしまいか。]


  まだ、遊び足りなかったんだろう。アンタも。
  今日の続きをしたいんだよ。
  こうまで揺らされて、
  世話になったな、じゃあさよならなんて、
  簡単に手放す気は――――ない。

 

(393) yunamagi 2023/11/27(Mon) 23時頃

【人】 灰占道士 煙


[密室のゴンドラの中だ、だからここでは、
 今までは触れずにいた。
 ゆっくり手を伸ばし、彼女の腕に触れる。]


  はっきりした言葉が必要か?
  アンタが欲しい、そう言っている。


[力を籠めないように、彼女の腕を掴む。
 ただ、己の熱さえ伝わればいい。*]
   

(394) yunamagi 2023/11/27(Mon) 23時頃

【人】 灰占道士 煙


[閉鎖された研究所は政府機関とも関わりがある。
 どれ程の繋がりがあったか不明だが、
 研究の内容を明るみに出したくはない筈だ。
 できる限り揉み消そうとするだろう。

 己が招待主という痕跡は残していない。
 あとはアポロシステムをシャットダウンして、
 遣り取り等のデータを消去すればいい。

 とはいえ、招待客に口止めをするつもりはなく、
 拘束や追及を受ける可能性は大いにある。
 そんな場合だというのに。]
 

(454) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙



  ああ、中村のことは黙ってもらえると有難い。
  雛子を預かることになったらしくてね、
  俺が言えることじゃないが、
  できれば平穏に暮らして欲しい。

  だから、というだけでもないんだが、

  ……どうしようもないことも、ある。


[沈思する顔つきになったが、すぐに浮上し、
 事件についての話を切り上げる。]
 

(455) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙



  アンタには迷惑の及ばないようにする。
  

[少し、バツの悪い顔になった。
 暫くは心身共に慌ただしくなるかもしれない。
 そう、それなのに、だ。]
 

(456) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙


[どこかぼんやりとした彼女の顔。
 心に言葉が追い付いていないように、
 切れ切れの音が彼女の唇に乗る。

 性急であったとは思っていない。
 己に必要だと思えたものを欲しただけだ。]


  ……忘れる、つもりだったのか。
  何だ、自由を求めた割に、
  随分諦めがいいんだな。


[不意に移動し、隣に座る姿に。
 重心が傾いてゴンドラが揺れる。
 いくらでも傾いてしまえ。乱暴な思考が過る。]
 

(457) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙


[肩に感じる彼女の重み。ほんのりと伝わる温かさ。
 己にしてもこんな感覚は久しぶりだった。
 ここのところ忘れていた、人の熱、その心地良さ。]

 
  頼りにしてる。 


[肩口に乗せられた頭部に向けて、囁きを落とす。
 それから、安堵したように息を吐いた。]
 

(458) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙

 
 
  …………良かった、
  これでも心臓バクついてたんだ。
  
  ああ、俺もアンタをもっと深く知りたい。
  俺のことも、な。知ってもらおうか。
  ――――だが。


[小さな囁きに呼応するように潜めた声は、
 しかし力強い意志を伴って。
 顔を見たいなと思った直後、彼女は少し離れ、
 己に微笑みを向けてくる。

 重ねられた小さな手を取って、身体ごと引き寄せた。]
 

(459) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃

【人】 灰占道士 煙



  今は、これだけだ。


[そう言うと、彼女の唇に己のそれを重ねる。
 二人を乗せたゴンドラが緩やかに下降していった。**]
 

(460) yunamagi 2023/11/28(Tue) 12時頃

【人】 灰占道士 煙

――ある日の兎坂庵

[青年との約束が果たされた頃には、
 残念ながらというべきか、9月のメニューも
 とっくに月替わりしていた。]


  お。久しぶりだな坂理くん。


[特に日程を約したものではなかったため、
 その日顔を合わせたのは全く――では
 なかったかもしれないが、大枠において偶然だ。]
 

(469) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙


>>463 彼の計画が予定通り遂行されていたなら
 己もそれを認識していただろう。
 黒須と坂理の交流は知り得ないことで、
 この件に己から口を入れることはない。

 寄せる想いの質も量も知らず、
 知っても理解し難いものだったろう。
 そこに人為的な力が介在していたかさえも、
 確かめる術はないのだ。
 あるのは、ただ、悼む気持ちだけ。]
 

(470) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙



  大福をご所望だったかな?
  マスター、俺にも同じものを。


[坂理が兎型の大福とほうじ茶を頼んだかは兎も角、
 注文を済ませる。
 島から戻り、ここに足を運ぶのも幾たびか。
 卯木とも顔を合わせては言葉を交していただろう。]


  坂理くんにも世話になったな。
  いや、ピンと来たんだよ。
  こいつは爆発物の処理がうまそうだとな。
 

[我ながら良い人選だったと、笑みを浮かべて。]
 

(471) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙



  ……キミは、あァ、大丈夫だな。


[真っ直ぐに見つめて、
 増えた死を掘り起こすつもりはなかった。
 しかし、やはり幾らか影を落としていたのだ。
 両手を顔の前で組み合わせて、確認するように。

 暫く見つめたまま、それから、深く息を吐く。]
 

(472) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙



  ん、美味い。
  ここのメニューは飲み物まで外れがなくてね。
  余計なものまで頼みすぎちまうのだけが、
  欠点だ。


[注文したものを平らげ、ぶらり立ち上がる。]


  じゃあな、坂理くん。
  社会人になったら、俺にも一杯奢ってくれよ。 


[まだ当分先の事象を口にして、ひらと手を振ると。
 二人分の会計を済ませて、店を後にした。*]
 

(473) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 灰占道士 煙


>>475 既に無様な姿なら晒している。
 余裕そうに見えていたと言われれば
 朧な納得をするものの、
 忍び笑い、悪戯めいた含みを感じたのも確かだ。

 撫でる指先の動きも相まって、
 秘め事を共有するような空間が醸される。
 ――瞳の閉じられるまでのこと。]
 

(481) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃

【人】 灰占道士 煙


[金色のゴンドラを降りて、彼女の視線を受ける。
 名乗りなら、初めてまみえた時に。>>1:39
 いや、その前から。]


  知ってる。
  俺が招待して……ああ、


[密星の名を、一度も呼んでいない自覚ならあった。
 半ば意識的に。
 しかし、彼女がそれを気にしているとは
 思いもよらず。]
 

(482) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃

【人】 灰占道士 煙



  いい名だよな。
  アンタが気に入ってるかどうかは知らんが、
  俺は好きだよ。偲風。


[舌の上で転がすように、その名を呼んで。
 船が港に着くまでの、残り僅かな時間を
 過ごすつもり。**]

(483) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃

【人】 灰占道士 煙

――それから

[大方の予想通り、研究所で何が行われていたか、
 明るみに出ることはなかった。
 ”遭難した旅行客、無事帰還”そんなニュースは
 有名な歌舞伎役者がいたにも関わらず、
 然して話題になることもなく消えていく。

 死者でも出ていればまた違ったのだろう。
 しかしその期間、島は平和だったのだ。
 少なくとも表向きは。]

[島には調査が入り、己も研究機関の関係者として、
 暫くの間質疑を受けたものの、
 実質的な被害や捜査機関への申告もなく、
 遭難者たちの素性や関係性からも、
 危険はなく事件性はないと判断されるに至った。]
 

(512) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時頃

【人】 灰占道士 煙



  ――――RMKUP。


[逆洗脳プロジェクト。
 調べていくうちに得られた情報はごく僅か。
 研究所が閉鎖された時に、るくあが「終わらせた」
 からだろう。
 島の研究所に残るデータ以外に見つかるものはなく、
 当時の関係者に尋ねても、連絡を取れた者は
 核心に触れる情報を持ち合わせていなかった。]


  頭打ちだな。


[息を吐いて、自宅の――島から帰った時に、
 使っているビルの一室だ――書斎スペースを後にする。]
 

(513) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時頃

【人】 灰占道士 煙



  偲風? ああ、お疲れ。
  島に行くの来週だったよな。
  その日、人と会う予定があるから、直接港まで行くよ。
  
  いや、話はそれだけだ。
  声が聞きたかった。


[慌ただしい日々は、探すべき対象の不在により、
 思いのほか早く落ち着きそうだった。
 解決という形ではないにせよ。
 己もそろそろ日常に戻る頃合いだろう。

 あれから連絡を取り合って、時折逢瀬を重ねていた
 『彼女』
 声を聴くと、安堵と高揚を感じさせてくれる相手。
 『彼女』との未来のためにも。*]
 

(514) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時頃

【人】 灰占道士 煙

――銀島


  数年? そんなにかかるのか。


[クリスマスローズという名の示すように、てっきり
 クリスマスの時期には花が咲き誇ると思っていた。
 半日近くをかけて、銀島のあちらこちらに種植えをして、
 此度は二人で園内を歩き廻る。]


  手伝って……というか、こちらこそ、だ。
  ありがとう。そうだな、また訪れよう。


[花言葉の類をるくあが知っていたものかどうか。
 彼女から聞いたその意味は、
 るくあを想起されるもののように思われた。]
 

(524) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙


[――――忘れないさ。胸中で呟く。
 思い描く。
 島のそこかしこに咲き乱れる淡い色合いの花弁を。
 きっと届くだろう。そして喜んでくれるだろう。
 だから己も、この島に今日植えた花が咲き乱れるのを
 楽しみにしよう。

 花盛りの遊園地。
 そう、遊園地は見ているだけでも心躍るものなのだ。**]
 

(525) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時半頃

【人】 灰占道士 煙


[随分ストレートな物言いだ。
 一瞬、驚いたように息を呑む声が、
 携帯越しに伝わったかもしれない。]
 

(531) yunamagi 2023/11/28(Tue) 23時半頃

【人】 灰占道士 煙


[声を聞くと会いたいと、それ以上を求めたくなる。
 幾つになっても、抑えられないものがある。

 それを彼女が教えてくれた。]
 

(532) yunamagi 2023/11/28(Tue) 23時半頃

【人】 灰占道士 煙


[耳に残る彼女の甘い言葉の余韻で、
 今夜は良い夢が見れただろう。**]
 

(533) yunamagi 2023/11/28(Tue) 23時半頃

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