人狼議事


14 冷たい校舎村10

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視点:


季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 00時頃



[ 星が綺麗だった。
 今ならば誰も己を知らない場所に行けそうだと思った ]
 


季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 00時半頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・教室 ──

[ チャイムが鳴る。
 当然だ。始業の時刻なのだから。

 目下の問題は滑り込んだ教室に、
 10人に満たない人数しかいないこと。
 教師がやってこないこと。
 スマホの件、固定電話の件、等々。

 すでに問題が折り重なっているところに、
 不意をつくようにそれはやってきた。]
 

(11) 2021/11/07(Sun) 00時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ポケットに入れたままのスマホが震える。
 そのことを疑問に思う間もなく、
 わたしの背をぞわりと粟立たせたのは、
 背後から漏れ聞こえた陽気な音楽。>>#1]
 

(12) 2021/11/07(Sun) 00時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 今しがた閉めた扉の向こう。
 一体何が起きればこんなことになるのだろう。
 肩越しにそちらをちらりと見ようとしたとき、
 今度は室内から悲鳴じみた声と物音がした。>>4>>7]


  ──なっちん、落ち着いてー、


[ 自分とて状況を理解できないままに、
 わたしは扉の前を離れ、彼女の元に向かう。

 大丈夫? そんな声をかけようとしながら、
 彼女の落としたスマホを拾い上げて。>>7]
 

(13) 2021/11/07(Sun) 00時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ まだ、拾い上げたものの中に、
 ポケットの中にも届いた何か≠焉A
 扉の向こう側の光景を知ることもなく。**]
 

(14) 2021/11/07(Sun) 00時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 00時半頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・教室 ──


  なっちーん、こっち向いて。
  路子だよーこんにちは。
  なっちん、ゆきうさ大福買ってきてくれた?
  チャット、無視しないでよー


[ スマホをその手に返そうとしながら、
 震えるなっちんにそんな言葉をかけていた。

 気づけば、りのきちやまなちも心配そうに、
 それぞれに手を差し伸べている。]
 

(38) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ なっちんを取り囲むように、
 女の子数名が教室内を歩いた一方、
 入れ違うように扉に向かう男の子。>>18

 扉を開く音とともに、
 先ほどから漏れ聞こえていた音が大きくなる。

 息を吞む音。人が動揺する気配。
 やっぱり何かがおかしかったのだ。
 ハルミチーがこぼした声にそう思い、>>18

 極めつけに、おすみが言った。>>25
 文化祭? ああ、音への既視感はだから──、]
 

(40) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ──── え? ]
 

(42) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ わたしもそちらを振り返る。
 開け放たれた教室の扉の向こう側に、
 四角く切り取られた文化祭が覗いている。]


  あらー……、これは。


[ そんなことしなくたって、
 見誤るはずもなくそれはあの日の光景だけれど、
 一瞬ぽかんと開いた口をまた閉じて、
 わたしはきゅっと目を細めてそれを凝視する。]
 

(43) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……緊急、というか。
  異常事態だったねー


[ とぼけた言葉を漏らしながらも、
 頭の中で説明をつけようとしてみるけれど、
 困ったな。とてもじゃないが追いつかない。

 よいしょとわたしは立ち上がり、
 教室の中をぐるりと一周見回した。

 そこにまだみんながいたのか。
 何人かは飛び出していったかもしれないが。]
 

(44) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  みんな落ち着いてー

  残念なお知らせなんだけど、
  職員室には誰もいなくて、
  電話もつながらなかったんだー
  ……圏外なのは復旧したのかな。

  だから、もう帰ってもいいかなって。
  みんなに相談しようと思ってたの。


[ 以上、委員長からの現状報告でした。

 口調ばかりはのんびりとしたまま、
 これでも頭の中は結構混乱している。]
 

(47) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……にしてもこれは、
  ちょっと現実感がないなあ。

  校舎が一瞬で様変わり、かー
  しかし文化祭とはまた、
  ずいぶんおあつらえ向きですなー
  ……わたしたちに。


[ さてどうしたものかと、
 腰に手を当てて考えを巡らせながら。

 次に取るべき行動を模索するも、
 こぼれ落ちるのは感想じみた言葉ばかりだ。*]
 

(48) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 12時半頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・教室 ──

[ 落ち着けない。
 なっちんがこぼしたのは本心なのだろう。>>41

 震えのやまない体をさする手を足すでもなく、
 わたしがかけたのは日常めいた言葉だ。>>38

 けれど彼女はそれでも叫んだ。
 遺書、となっちんが言うそれを、>>45
 わたしはまだ見ていない。

 だから、肯定も否定もできないはずなのに、
 わたしは調子を変えずに言葉を紡ぐ。]
 

(52) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  悪戯メール……ってのもあるねー
  ほれほれなっちん、深呼吸深呼吸。
  焦らないで、ゆっくり考えよー


[ 彼女の言う通りそれが遺書なら、
 警察に届け出るのも確かに一手だろう。

 メールが届いたのだから、
 警察に電話をかけることもできる?

 頭の中でそんな算段を立てながら、
 わたし、なっちんが息を呑むのと同時に、>>46
 振り返った視界にその光景を見たのだ。>>43]
 

(53) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ひしとわたしの腕をつかむ手がある。>>46
 あらまあ、とわたしとて動揺を抱えながら、
 わたしは空いたほうの手でなっちんの頭を撫でた。

 よしよし。小さい子にするみたいに。
 大丈夫よ。何の確証もないけれど。

 なっちんの震えは止まらない。
 それを知っていて、わたしはゆっくり立ち上がる。>>44

 それは彼女の手を剥がすことにもなったかもしれない。
 あるいは、別段歩き回るわけでもないから、
 その手が強く握りしめる力をその腕に感じたままで。

 さて、どこから手を付けたものか。
 なっちんの問いかけにも答えるように、>>46
 わたし、みんなに向けて口を開いた。>>44 *]
 

(54) 2021/11/07(Sun) 12時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 13時頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・教室 ──


  あ、まなちー
  ナオシゲくんの番号わかるー?
  かけられそうだったら電話して、
  「こらー!」って言っといてほしいなあ。


[ 外に出るというまなちの背中に、>>>56
 なっちんに便乗するように、>>67
 わたしは教室の中からそんな声を飛ばした。

 機械が苦手なまなちも電話であれば。
 そもそも、この説明をつけがたい状況は、
 担任の不備によるものでは片付かなさそうだけど。]
 

(89) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ まなちはいつもと変わらぬように見えた。
 すいすいと車いすを操る姿が頼もしい。とはいえ、]


  なにかあったら狼を呼ぶんだよー
  こんな様子じゃ、
  なにがあるかわからないからねえ。


[ 狼は呼ぶんじゃなくて出る≠だったか。

 なにに気を付ければいいかもわからぬ状況で、
 あまり具体的な忠告はできなかったけれど、
 わたしは視線をまたなっちんに戻した。]
 

(90) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 悪戯。

 ひとつの可能性として挙げた言葉に、
 なっちんは勢いが良すぎるくらい食いついた。>>62]


  うん、うん。
  まだちょっと取り乱してるねー
  そりゃびっくりもするよー

  誰かが「ドッキリ大成功!」なんて、
  札持って飛び出して来たら、
  みんなでこらー! って言おう。


[ 勢いのある口調にわたしは笑って、
 冗談ぽく、ほんの僅かな可能性の話をする。
 ドッキリにしては壮大で、悪趣味が過ぎる。]
 

(91) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ さて、とわたしはポケットをまさぐった。
 先ほど確かに振動したスマホがそこにあるからだ。

 そのとき、なっちんが言った。
 ゆきうさ大福あるよ。だなんて、>>69
 今起きたことが全部なかったみたいに。

 それを落ち着いた≠ニは受け取れないまま、
 わたしはにゃはーと締まりのない笑みを浮かべた。]
 

(92) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  やはー、ありがとー
  なっちんの優しさが沁みるよー
  これで長年の夢が叶いますなあ。
  代金となにか別のお礼の品、どっちがいいかい?


[ わたしをこき使う権という選択肢もある。

 ──なんて、これが文化祭当日や準備中なら、
 教室で交わされるやり取りとして相応しかろうが、
 今は結構なイレギュラーってやつなんだよなあ。

 帰ろうと言うなっちんに、>>69
 廊下の外の光景には説明つけられましたかって、
 自分の中に燻る疑問を投げるかわりにわたしは言う。]
 

(93) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……そうだねえ。
  これ以上積もっちゃうと、
  本当に帰りが大変なことになるかもー


[ もうコートを着込んでしまったなっちんを前に、
 わたしはぺりぺりとアイスのパッケージを破る。

 付属のスティックをぐいと差し込めば、
 やっぱり溶け始めていたようで、
 薄皮の奥はとてもやわらかい感触がした。

 片手にゆきうさ大福。もう片手にスマホ。
 わたしは横着に食事と情報の会得を済ませようと、
 ぱくりとアイスをかじりながら、アプリを開いた。]
 

(94) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 半分齧ったアイスの中から、
 どろりとした白い液体が指を伝う。
 それだけの時間、スマホから目を離せなかった。]
 

(95) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ なんと脆く、不自由なものだろう。
 人のこころというのは。人という生き物は。]
 

(96) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……これかあ。


[ 先ほどなっちんをあれまでに取り乱させたのは。
 迷いなく遺書≠ニ形容させたメッセージは。

 ついでに圏外に戻っていることも確かめ、
 やはり連絡をするにも外へ出ないと、と思う。

 粉とアイスにまみれた唇を、
 わたしはぺろりと舐めとってから、
 もう半分もべたついた手で口の中に放り込んだ。]
 

(97) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  やっぱり乙なもんだねえ。
  雪を見ながらのゆきうさ大福って。
  ……なっちん、一個食べる?


[ 雪というより、スマホを見ながらだったけれど。

 すでに彼女が食べ終えているとは知らず尋ね、
 断られたならわたしはすぐにそれを食べただろう。
 今度はしっかりと窓の外にも目を向けながら。

 そして姉のマフラーを汚さぬよう、
 汚れていないほうの手ですべての荷物を持ち、
 準備万端のなっちんに向かってにっこり。]
 

(98) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ごちそうさまでした。
  ──じゃ、おうちに帰ろっか。


[ 差し支えなければ途中で手を洗いたいなあ。

 悪戯でないとすれば、やはりあれは遺書だろうか。
 だとすれば、誰からの? この状況との関係は?
 いったいどこの誰ならこんな状況を作り出せる?
 
 思考はそちらに傾いているくせ、
 まだこれは日常の一部であるというふうに。
 わたしたちもひとまず、帰宅を試みようか。*]
 

(99) 2021/11/07(Sun) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・教室 ──


  他の表現が見つからないんだよー
  いってらっしゃいハルミチー

  誰か見つけたら連れてきてほしいなあ。
  わたしがゆきうさ大福を食べ終わる前に!


[ 上階を見にいくというハルミチーに手を振り、>>88
 パッケージを開けようとしながらわたしは言った。
 なっちんの言葉にも、うんうんとうなずく。>>105]
 

(113) 2021/11/07(Sun) 16時頃

【人】 季節巡回 こころ



  なっちんったら太っ腹ー
  じゃあお言葉に甘えてツケということで。


[ 遠慮なくそれにかぶりつき、
 さあ、それはどんな形で取り立てられるのだろう。

 それは少し楽しみでさえあって、
 ……あ、でも。今がテスト前じゃなくてよかった。]
 

(114) 2021/11/07(Sun) 16時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 稀にいるのだ。
 わたしに勉強を教えてという奇遇な人が。

 それがなっちんだったか、違ったか。
 いつかのテスト前の申し出に、
 わたしは笑みを崩すことなく言う。]


  別にいいけどー、
  良い先生じゃないかもよー?
  宿題写させてって話なら、
  全然ウェルカムなんだけどなあ。


[ それでも、どこがわからないのって、
 身を乗り出すそぶりは見せた。興味があった。]
 

(115) 2021/11/07(Sun) 16時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ……スマホに目を落とす。>>107
 急かすようななっちんの声を聞きながら。

 せっかく一度悪戯ということにしたのに、
 なっちんはどこか不安げにわたしに尋ねる。>>109

 どうしよう。読んじゃったからなあ。
 わたし、嘘をつくのは嫌いで、苦手でもあった。

 だから細くした目をなっちんに向けて、
 先ほどまでと変わらない温度感で言う。]
 

(116) 2021/11/07(Sun) 16時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……どうだろうねえ。
  悪戯だったらいいんだけどー
  わたし、そういう悪趣味な知り合いに、
  ぜーんぜん、心当たりがないなあ。

  ……さ、帰ろっか。
  これ以上良くないことが起きる前に。


[ そのとき自分が素直に帰れると思っていたのか。
 こころの中に疑いがなかったといえば嘘になる。

 それでも、この目で確かめるまでは、
 希望を捨てる必要もない。

 そうして向かった昇降口で目にするのは、
 予想外の光景だったかもしれないけれど。>>112*]
 

(117) 2021/11/07(Sun) 16時頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・文化祭当日 ──


  ──くっ、ふふ、はは
  はるにゃーん、ファンサくださーい


[ 衣装係の頑張りは想像以上だった。>>75
 青春なんですよーだなんて軽口をたたき、>>68
 ともに会計様に頭を下げた日が懐かしい。>>73

 シフト時間外という言葉に、
 さらに面白みが増してしまって、
 隣で肩を震わせていたわたしだった。

 スマホのカメラをハルミチー……いえ、
 今日ばかりはにゃん呼ばわりさせてもらおう。
 着ぐるみだったか猫耳だったか、
 想像以上の迫力にスマホのカメラを向けて。]
 

(118) 2021/11/07(Sun) 16時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  まなちこそ、
  かわいすぎて拾われちゃやだよー
  ちゃんとここに帰ってきてよー


[ 宣伝に出るというまなちを、>>0:575
 そんな言葉で送り出したりしながら。
 猫たちが動き回るさまに目を細めていた。]


  来年……あるなら、
  それはそれで大歓迎なんだけどにゃー
  時の流れは無常だにゃー


[ 人にも理解できる程度に加減した猫語で、
 軽口を叩きながらも忙しなく動き回る。>>0:538]
 

(119) 2021/11/07(Sun) 16時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 途中、休憩時間のはずのコジローが、
 猫耳をつけたまま猫と交信してるのを見かけたっけ。
 リアル猫カフェ、諦めてなかったんだろうか。

 面白おかしく、慌ただしく1日は過ぎていく。
 きみの不在を感じさせないほどに。

 その一幕として、
 わたしは宣言通り、演劇部も見に行った。>>71]
 

(120) 2021/11/07(Sun) 16時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ツインテールがお似合いのかわいこにゃん。>>76
 ──とは、別人の役をかぶって舞台に立つ彼女。]


  もー、りのきち出てたじゃんー
  これ、なんてサプライズ?
  本当よかったよーりのきちかっこいい!
  もしや、役者向いているのではー?


[ 彼女の髪が黒かったころなど、
 まるで知らずにいたわたしは、
 教室で再会した彼女に惜しみない拍手を送った。*]
 

(121) 2021/11/07(Sun) 16時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 17時頃




   …………私はここにいる。
   みんなもここにいるよ。
   固い殻の中に閉じこもっちゃえば、みんな一緒だ。
 
 


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・昇降口 ──


  わたしを唸らせる無理難題かあ。
  期待しちゃうなー楽しみですなー


[ わたしは甘いのだろうか。>>150
 いつか切り出されるであろう無理難題を、
 本心からそれなりに楽しみにわたしは笑う。

 例えば試験のヤマを張るであるとか、
 普段自分のしないことを求められても、
 わたし、大体のことなら応えるだろう。]
 

(178) 2021/11/07(Sun) 20時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・ギャンブラーな君と ──


  ヤマときたかー
  ギャンブラーだねえ、なっちん。
  よしよし、君の予想屋になってやろう。


[ 少し予想から逸れた頼みに、
 一瞬面食らったもののわたしは目を細め、
 彼女のか、あるいは自分のテキストを捲った。]
 

(179) 2021/11/07(Sun) 20時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ここは後の単元につながるからー
  抑えておいたほうがよさそうかなー

  あとー、これは塾でもしつこかったしー
  あ、このへんマコちゃん先生好きそう。


[ 勘というにはやや理屈をつけて、
 いくつか見当をつけてみせたけれど。
 はてさて、それが当たるといいのか、
 それとも外れたほうが結果的に彼女のため?]


  はい。外れても責任はとりませーん。


[ 当たると思うけどね。なんて豪語した記憶。*]
 

(180) 2021/11/07(Sun) 20時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・昇降口 ──

[ 先客は二人。
 傘立てを持つおすみと、見守るまなち。
 どうしちゃったのか、となっちんが問い、>>154
 開かないのかい。とわたしは思った。

 それを口にする前に、>>165
 さらりとした口調でまなちが同様のことを言う。]


  さようですかー……
  凍っちゃったとかじゃ──なさげかな?


[ 嫌な方の予感ほど当たる──だっけ。>>88
 奇しくも似たことを考えながら、
 おすみの挑戦をわたしたちも見守ろう。]
 

(181) 2021/11/07(Sun) 20時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ クローズドサークル──、>>145
 先ほど耳にした呟きがふと蘇り、
 不思議とわたし、あまり期待していない。*]
 

(182) 2021/11/07(Sun) 20時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/07(Sun) 20時半頃


【人】 季節巡回 こころ


[ きみはいつしかわたしに弱音を吐かなくなった。
 「無理」も「難しい」も「わからない」も、
 わたしの前では喉につかえて出てこないらしい。]
 

(209) 2021/11/07(Sun) 21時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・ギャンブラーな君と ──


  潔さ、よし! 素直でかわいいのう。
  だけどねー今見ないふりしても、
  いずれ向き合わなきゃいけなくなったりー


[ あははーとわたしは軽い口調で、
 ちょっとだけ忠告めいたことを言う。
 受験の出題範囲、もっと広いと思うなあ。

 それに小学校から今日までのすべての学習内容は、
 少しずつ積みあがっているものじゃないかなあ。
 範囲でばっさりと区切ってしまうことを、
 わたし、否定まではできず笑っていたのだ。>194]
 

(210) 2021/11/07(Sun) 21時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ とはいえ、わたしは現金な人間である。]


  手付金だけじゃなく、
  成功報酬まであるんですか? やったー
  こりゃあ外しちゃってたら、
  半分返還とかしたほうがいいですかねえ。


[ 受け取ったチョコレートをつまんで、
 わたし、外す気もしないまま嘯いた。>>195

 そして──、
 ジュースはやっぱりご馳走になっただろう。
 なっちんもよくがんばりましたーって、
 そのとき持っていたのど飴を分けてやろう。*]
 

(211) 2021/11/07(Sun) 21時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ きみはふつうの男の子。]
 

(212) 2021/11/07(Sun) 21時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ たった1cmの身長差。
 それを埋めてしまわないよう、
 いつもバレエシューズを履いていたわたしに、
 きみはヒールを履いたっていいのにと言った。
 少し強がって、背伸びするような口ぶりで。

 それがたまらなくかわいく思えて、
 わたしは一度だけヒールのある靴で出かけた。
 簡単に入れ替わった目線の高さが新鮮で、
 はしゃいで躓いてつんのめったわたしの腕を、
 きみはわたしよりも慌てながらもキャッチする。

 わあ! という悲鳴がふたつ重なった末に、
 はからずとも勝者の手を掲げる審判の構図になり、
 きみとわたしは顔を見合わせて大笑いした。]
 

(213) 2021/11/07(Sun) 21時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ きみの好きなもの。
 チョコレートに猫。スニーカー。
 凝った建築物。歴史にまつわる物語。

 それから間違いなく、
 きみはわたしが好きだった。]
 

(214) 2021/11/07(Sun) 21時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・文化祭当日 ──


  っひゃー、君が例の婚約者ちゃん!
  お噂はかねがねだよー美人さんだー
  そりゃヘータローがデレデレしてるわけだ。


[ 借りてきた猫……みたいな女の子。>>188
 いや、「そういう奴だ」と会計殿が言うなら、
 それが平常運転だったのかもしれないけれど。

 猫だまり状態の我がクラスにやってきた彼女を、
 わたしは遠慮をすることもなく囲みに行った。

 緊張しているのかしら。
 好意的に捉えつつ接触を試みていたけれど、
 ツーショット写真を撮るんだっけ? 退散しよう。]
 

(215) 2021/11/07(Sun) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ



  いーなー、文化祭デート!
  いっぱい楽しんで帰ってねー


[ わたしは調理に戻らねばならない。
 屈託なくわらって、「またねー」と手を振った。

 別れの挨拶は間違ってはいなかっただろう。
 友だちと結ばれると決まった相手であるなら、
 ここで切れる縁ではあるまい、とわたしは思う。*]
 

(216) 2021/11/07(Sun) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ きみはふつうの男の子。

 塾の勉強に苦労しているのを知っていた。
 さりさりとわたしのシャーペンが音を立てる横で、
 しきりにペンをノックしているのにも気づいていた。

 思うように成績が上がらないと嘆くきみに、
 近況を問われてわたしが差し出せるのは、
 きみにうつつを抜かしていても順調な判定の推移と、
 文化祭の準備が楽しいという報告くらいだけれど、
 それはきっと、きみが求めるものではないだろう。]
 

(217) 2021/11/07(Sun) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ それでもまだ、恋をしていた。*]
 

(218) 2021/11/07(Sun) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・昇降口 ──

[ そういえば、わたしは、
 どこかの会計殿と違って、
 割れた場合の修理費の心配をしなかった。

 それはこの状況なら許されると思ったからか、
 ……あるいは?
 文化祭が一瞬にして再現された時点で、
 現実的な思考を捨ててしまったのかもしれない。

 困惑した様子のなっちんの隣で、>>197
 わたしはただその不良行為の行く末を見守った。

 考えたって何が起きるかわからない。
 なら、この目で確かめるしかない。]
 

(234) 2021/11/07(Sun) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ガラスは割れない。>>225
 わたしは静かにそれを見守り、
 硬いもの同士がぶつかる音をこの耳で聞き、

 それから窓ガラスを近くで見ようと、
 おすみの近くまで歩いていく。]


  ……ごくろーさまでした。
  こりゃ手強いねえ。手、痛めてない?


[ 5cmの身長差。少し下を向いて問えば、
 まじまじと窓ガラスに顔を近づけた。
 傷ひとつないのをこの目で確かめる。>>227]
 

(235) 2021/11/07(Sun) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ それから再び振り返り、
 その場の面々を見回すように問う。]


  ダメそうだねー、ここ。
  何か別の方法を考えないとだ。
  ──みんな、大丈夫?


[ フィジカルというよりはメンタル的に。
 特になっちんが動揺していないか。

 別の方法といっても、
 すぐに思いつくものは限られている。

 出られない≠ニいう可能性は、
 それを確認してから検討したかった。*]
 

(237) 2021/11/07(Sun) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 兄よりも、姉よりも出来がよかった。
 幼稚園に通うようになり、小学校に上がり、
 中高ときて、どこまでいってもそれは変わらず。
 なるほどわたしは生まれた瞬間から運がいいらしい。]
 

(241) 2021/11/07(Sun) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 今だってそう思っている。そのはずだ。]
 

(242) 2021/11/07(Sun) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・ギャンブラーの君と ──

[ 頭の出来が違う。>>222
 言われるのは初めてではなかった。
 当たり前にそういう扱いを受けてきて、
 どうやらわたしの自信は大きく育った。]


  ──へへ、よく言われます。
  おかげで今もジュースもらっちゃったし、
  いい思いさせてもらっておりましてー……


[ ここでもわたしは渾身のVサイン。
 思い切り調子のいい言葉を返すのが常、
 ──だったんだけれど、きっと気まぐれに、
 わたしは目を細めて少しばかり付け足す。]
 

(243) 2021/11/07(Sun) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  その分、できないこともあるけどねー


[ あはーとわたしはやはり笑って、
 ありがとねって缶サイダーを揺らした。*]
 

(244) 2021/11/07(Sun) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ あの頃、きみはまだ「難しくない?」と、
 わたしの隣で頭を抱えながらも笑っていた。
 きみとわたしはまだ夏のさなかに共にいた。*]
 

(245) 2021/11/07(Sun) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・昇降口 ──

[ 確かにおかしいのはわたしや、
 おすみの方なのかもしれない。

 それなりに混乱しているけれど、
 起きてしまっていることは仕方ない。
 ひとつずつ今できることをしなければ。

 そんな思いで言葉を反芻する彼女を見ていた。>>239]
 

(252) 2021/11/08(Mon) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ



  まだ決まったわけじゃないよー
  閉じ込められたとも、帰れないとも。
  ただ、ここからはダメそうかなあ。

  みんなに知らせなきゃね。
  あとは非常階段とか、避難用シュートとか。

  ハルミチー……も、
  昇降口から帰れないとは思ってないだろうし。


[ 上を見に行ったほうがいいかなと考えつつ、
 言葉やしゃべり方は選んだつもりだった。
 これ以上動揺させたいわけではないから。

 なっちんがおすみに畳みかけるように問う。>>240
 その傍ら、まなちの様子を伺いながら。**]
 

(253) 2021/11/08(Mon) 00時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/08(Mon) 00時頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・昇降口 ──


  ん、


[ まなちはさらなる散策へ、
 なっちんは一旦教室に戻るという。

 わたしはそれらに指をまるっと、
 オーケーサインを作ることで応えた。]
 

(314) 2021/11/08(Mon) 11時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  わたしはちょっとだけ、
  上の階の出入口見てこよっかなー
  確認したらすぐ戻るからー、
  昇降口の件、報告よろしくだよ。

  おすみはどうしますかー?


[ ゆるゆると尋ねながら、
 続く行動に向けて鞄を持ち直す。
 階段のほうへと向かおうか、として。]
 

(315) 2021/11/08(Mon) 11時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……もう一度文化祭を楽しむ。
  ってのもアリなのかなー、これ。


[ そう言って今度こそ、
 階段のあるほうへと歩いて行こうか。**]
  

(316) 2021/11/08(Mon) 11時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/08(Mon) 11時半頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・文化祭当日 ──


  あはー、かわいー、獰猛だー
  こりゃあ女の子や小さい子たちに、
  もみくちゃにされる未来が見えますなあ。
  ぎゅーってされても唸っちゃだめだよー


[ 大きな猫ちゃんから聞こえる声は野太い。>>287
 が、なんせ見た目が猫のぬいぐるみなのだ。
 わたしは怯むことなく撮影ボタンを押した。
 テーマパークのグリーティングよろしく、
 ハグーっと記念撮影をしたくなるような。]
 

(325) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 猫耳つけた男の子でいるよりも、
 接客はよほど大変だと思うけどなあ。
 体力的にも精神的にも。

 思ったこと全部を口にはしないが、
 早速派手にぶつかったのに声をかけながら、>>289]


  大丈夫ー?
  こまめに休憩取るんだよー
  着ぐるみって体力いるらしいからねえ。
  水分補給もしっかりねー
  ほれ、塩っけ。あげる。


[ 鞄に入っていたおしゃぶり昆布を、
 ほとんど放り投げるように差し出したり、]
 

(326) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  あーれー?
  わたしの見間違いでしたかなあ。
  素直になっちゃえばいいのにー

  やあやあ婚約者ちゃん。
  わたしたちの会計殿をよろしくねー


[ いい反応で否定してくれたヘータローに、
 悪びれもせず首をかしげてみたりする。>>272

 そういうところが微笑ましくて、
 君はその子のことが好きなんだなと思ってた。
 別に容姿だって、性格だってなんでもいい。
 誰かの好きという気持ちを否定するつもりはない。

 わたしの友だちは、幸せそうに見えた。]
 

(327) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ──やあやあ婚約者ちゃん、君は、
 わたしの友だちのどんなところが好きなんだろう。]
 

(328) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……なんか、渋々って感じだったねえ。
  ヘータロー、直前に地雷でも踏んだかにゃー


[ お育ちのよさそうな高校生が二人。
 はたから見ればお似合いに見える背中を見送り、
 痴話げんか説に一票投じたのは──君自身には内緒。]
 

(329) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ それから、プラネタリウムのお礼の話。
 なんでもとわたしが言ったのに、
 わかにゃんは自分の行動の対価を、
 ずいぶんと安く見積もった。]


  そんなのじゃこの感謝は伝えきれないよ〜
  よし、何もかもマシマシで頼んであげよう。
  ホイップもソースもシロップも!

  ……なーんて、
  でもねえ、わたし本当に、
  和歌奈ちゃんがわたしのために、
  手を貸してくれたのがうれしいなー


[ 受け入れられたハグに顔を隠して、
 ぎゅうっと腕に力を込めて体温を移す。>>233]
 

(330) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ──古香ちゃん。>>233
 耳ざといわたしがそれを聞き逃すはずなく、
 もう一回言ってほしいなーだなんて、
 しばし彼女の周りをうろつくのは、また後日のこと。*]
 

(331) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ わたしの大切な文化祭の思い出たち。]
 

(332) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・3階へ ──


  ……見事に文化祭だねえ。


[ きれいに人が消えてしまっている以外は。
 あの日を思い出して仕方がないくらいに。

 スマホに表示されている日付は、
 どう見たって12月を示しているのだから、
 タイムスリップとは呼べないだろうけど。

 なっちんが遺書の送り主について考える頃、>>321
 わたしはふらふらと廊下を歩きながら、
 どこまで可能性を広げるべきか考えていた。

 非常階段の扉は開かなかった。
 もともとそういうものだったみたいに。]
 

(333) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ さて、ところで君たちは、
 UFOや宇宙人を信じていますか?

 わたしは、いたらいいなと思う派だ。
 この世界は広ければ広いほど、
 多くのものを内包していればしているほど、
 おもしろくて夢がある──と、思う。

 とはいえ、この状況に説明をつけるため、
 非現実的な事象をどこまで真面目に考慮するべきか。

 そんな疑問をこねくり回していたのは、
 3階廊下のある一点までだった。]
 

(334) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 文化祭の装飾も少ない3階廊下の一角。
 あの日と同じように大きな箱がひとつある。

 あの日は特等席としか思わなかったが、
 今日はその中身に用事があるのだ。

 ほとんど期待はしていなかった。
 開かないだろうと踏んで窓に手をかければ、
 あの日と同じようにからからと簡単に滑る。]


  開いたぁ…………


[ 驚きを隠せず、わたしは目を見開く。
 なら避難訓練のように脱出できるじゃないか。
 夢中で身を乗り出し、窓の外を覗き込む。]
 

(335) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ──ぶわあっと吹き込んだ風が髪を煽った。
 先ほどまでの疑問を一息で吹き消すように。**]
 

(336) 2021/11/08(Mon) 18時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/08(Mon) 18時半頃


【人】 季節巡回 こころ



  つまりね、わたしが言いたいのは──、
  こうも説明のつかない状況が続くとなると、
  そういう可能性も考えられるってこと。

  ……虎ちゃん、聞いてる?

 

(366) 2021/11/08(Mon) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・3階 ──

[ 死ぬ。

 吹き上げる風がわたしの髪を乱し、
 瞼や頬には冷たい塊が張り付いていた。
 だというのに身動きも取れず、
 窓枠にしがみついていたわたしを、
 前触れなく思い切り後方へ引き倒したのは、
 どこからともなく表れたコジローだった。>>142

 あの痩せた腕にそんな力があったとは。
 尻もちをついたままぽかんとするわたし。
 その目の前でぴしゃんと窓を閉めるコジロー。

 時間が止まったみたいに静止したわたしたち。
 へくしゅん! わたしのくしゃみが硬直をといた。

 そこからは──わたしの独擅場である。]
 

(367) 2021/11/08(Mon) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ わたしはまずコジローに礼を言い、
 窓の外の地面が異様に遠かったとぼやいた。
 コジローは端的に「知ってる」と言ったので、
 なるほど、彼も窓からの脱出を試みたのかも。

 うむ。と考え込むこと数秒。
 廊下の壁に背を預けたわたしは口を開く。]


  ……ひとつ、仮説を聞いていかない?
  窮地に陥った人の精神にまつわる、
  かなーーーり突飛な話なんだけどさー


[ 先ほどは、委員長と副委員長、
 ふたりで知恵を絞っても立たなかった仮説。
 どこかで似た話が始まっているとも知らず、>>347
 わたしは彼に、ひとつの可能性の話をする。]
 

(368) 2021/11/08(Mon) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ── そして、出だしの台詞だ。

 コジローは納得したんだかしてないんだか、
 そこまでの話を聞くと、ふいと隣から立ち上がり、
 止める間もなく、また駆けてってしまった。]


  ……メールのこと、
  まだ聞いてないのにー


[ 多くの場合$カ還する──というのが、
 この仮説の救いである一方で、
 ホスト≠スる誰かもここにいることになる。
 おそらくそれはあのメールの送り主だろう。]
 

(369) 2021/11/08(Mon) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 尋ねる相手のいなくなってしまった廊下。
 わたしは立ち上がってスカートを払い、
 昇降口での約束通り、まだ階段を降り始める。*]
 

(370) 2021/11/08(Mon) 21時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/08(Mon) 21時半頃


【人】 季節巡回 こころ


[ 共感。]
 

(393) 2021/11/08(Mon) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ したいの。

 んー、と受け流しても、
 あははと笑ってごまかしても、
 きみはバツの悪そうな顔をした。]
 

(396) 2021/11/08(Mon) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・ギャンブラーな君と ──


  そうだねえ、SRのロコです。


[ やっぱりわたしの言葉は軽かっただろう。
 珍しいと言われるのも否定せず、
 なっちんの前で笑っていたのだから。>>270

 缶の中の液体をたゆたゆと揺らしながら、
 気まぐれなわたしは気まぐれに言ったわけだ。]
 

(403) 2021/11/08(Mon) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  んー、
  できないことをできるようにするのは、
  もちろん、簡単ではないとしてもー、

  一度できたことは、
  なかったことにはならないでしょー?
  こっち向きには、不可逆なわけだ。

  すでに起きたことが不都合なら、
  隠すか、避けるか、嘘をつくか──、
  あはー、なんの話だっけ。これ。


[ わたしの声にはどこまでも真剣みがなく、
 彼女が言葉を飲んだのをいいことに続け、]
 

(404) 2021/11/08(Mon) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……でも、それは確かに。
  そうなのかもしれないねー

  やー、なっちん様がついてれば百人力ぃー


[ フォローなのだろう。
 なっちんの言葉にきゅっと目を細めた。*]
 

(405) 2021/11/08(Mon) 22時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 「だねえ」
 と曖昧な嘘をつくようになったころ、
 きみはわたしに弱音を吐かなくなった。*]
 

(406) 2021/11/08(Mon) 22時半頃



[私が、生きている限り抱く思いから。]

 


【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・教室 ──


  ただいまー……へへ、
  ちょっと遅かったかねー


[ 帰り支度をしっかり整えたわたしが、
 再び教室へと戻ったころ、
 そこに誰か残ってたんだかどうか。

 一応、声をあげながらの入室。
 コートを脱ぎ、マフラーと鞄を自席に置き、

 それから、教室の前方へと。
 黒板に並んだ文字を眺めていた。]
 

(430) 2021/11/09(Tue) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ それからチョークを手に取って書き加えるのは、
 『非常階段×』『3階窓×』端的な言葉。

 ここから出られないということだけが、
 ひしひしと伝わる文字の群れ。

 ここが誰かの頭の中だとして、
 何を成せば帰れるのかという大切な部分は、
 少なくともわたしの知識にはなかった。

 ここが文化祭を模しているのはなぜ?
 遺書の送り主にとって特別な思い出だから?

 もう一度文化祭がしたかったのだろうか。
 でも、そうだとすれば、それが叶ったとき、
 あれを書いた当人は一体どうなるのだろう。]
 

(431) 2021/11/09(Tue) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ



  わっかんないよねえ。
  確かめようがないし。

  一か八かに出るくらいなら、
  餓死寸前まで籠城、かなー


[ こういった状況を起こしやすい人とは。
 いくつか並べられた条件を思い出し、
 教卓に上半身を投げ出している。

 気づけばもう、夜だった。*]
 

(432) 2021/11/09(Tue) 00時頃

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