人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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視点:


[冷ややかな声が響く。]

 どなたですか、痕跡など残したのは。
 ……まあ、我々以外に迂闊者がいた可能性もありますか。

[アシモフ記念宇宙港は大きな港だ。
 目的地の捕食者がすれ違う可能性はなくもない。]


[聞こえた声に一瞬足を止めた。無人の廊下でその様子を見た者はいない]

 おっと、お仲間発見だ。
 アンタ……教祖さんかい?

[くつくつと笑い声が漏れる]

 ようこそ、オテル・デカダンへ。


[グラスを傾けて、笑う。]

 そういうあなたは……デザイナーの方でしたか。
 以前下見には来ましたが、
 変わっている場所もあるようで。
 色々とお詳しいのでしょう?

[この船について。と、先に侵入していたらしい同胞へ。]


おお、おお。その声は、先に会った船員と……噂に聞く教祖殿ではないか?
これは頼もしい。

[微笑んで唇を舐める。]


 下見、ねぇ……。
 いつ頃の話かわかんねぇが、こっちは頻繁に改装改築しててな。まあ、多分アンタが前に乗った時と色々変わってるよ。

[最近の変わった場所を思い浮かべる。バー、劇場の拡大、ショッピングモールの店舗入れ替え……あまりにも多すぎる。常に変化するこの船は、さながら代謝を繰り返す生き物だ、と。
そんなことを思った]

 ……多いな、伝えるのは難しい。後で端末かなんかに送りたいところだ。
 証拠が残るの嫌か?それなら表向きの面識を持って、正当に渡せるようにしたっていいぜ。

[悪戯をたくらむような声色で 潜り込みやすい場所も増えた と一言加えた]


 おっと、さっきのお客さんもお仲間だったか。

[善良な客人と思っていた人物が同胞であった事実に、エフは笑い声を漏らした]

 アンタ、教祖さんと違って初めてだろ?ああ、どうせだから教祖さんに送ろうと思ってたデータ、送ろうか?
 なぁに、それっぽい口実がありゃ端末に入ってても何の問題もないやつさ。


[続いて響く声は、この船では聞き覚えのないものだ。]

 ええ、表では教祖なんぞをやっております。

[色々と都合がいいのでね、と笑う。]

 あなたは……きっと会ったことはないですね?
 まあ、声でだいたいの居場所はわかりますから、
 問題はないでしょう。
 こちらこそ、頼りにしていますよ。


 ああ、やはり。
 見覚えのない店ができていると思ったのですよ。

[提案には、喉の奥で笑うような音が返る。
 ほどなく、物理的にも近くにやってきたエフを見れば]

 さすが、仕事が速いですね。
 これで堂々、お近づきというわけだ。


[同胞の提案()に笑みを深める。]

ほう、データ。よければ送ってもらえるかの。
なにせ我はこの船に来てから日が浅いでの。右も左もよう分からぬ。

[女自身も船に来たばかりであったし、この女に"成り代わった"のも船内でのことだ。ゆえに船のことには詳しくないのであった。]


[周りにいる人物に気取られぬよう、細心の注意を払って念を飛ばす]

 OKOK、うまいことそういう方向に話を誘導してくれ。
 俺はそういうのが下手でね、ババァとロバートに悟られないよう、いい感じに持って行ってくれ。

[そして聞こえてきた女の声には]

 了解だ。
 そうだな……後でどっかで落ち合おうか、そこで“親切”なスタッフの俺が“親切心”でお客さんにデータをお渡ししよう。
 


うむ、了解じゃ。我は頃合いを見て居酒屋を出ようと思う。その後適当なところで落ち合おうぞ。

[聞こえてきた声に了承の意を返す。]

ところで、ちと気になったのじゃが。ぬしらは共におるのかの?
なんならそちらに出向いた方が良いか?



 ……出入星管理。我々の天敵ですね。
 このPJという女。
 少し、注意した方がいいかもしれません。

[呟く声は、僅かに硬い。]


[ミツボシの提案に若干の間の後に]

 いや、ここに来られたら俺がボロだしそうで怖いな。
 ……そうだ、アンタは食堂から出たら船内案内板の辺りにいてくれ、そこだったら“親切心”でデータを渡しても違和感はねぇ。
 俺もできるだけ早く会話を切り上げてそっちに向かうわ。


【人】 記号の妖精 ミーム


ふぅん。私だったら絶対耐えられないわ。
あなたってば結構大物。
旦那様とは次の港で合流するの?
そのお顔、是非とも見てみたいわね。

[前時代的ーーというのは、この最新鋭の懐古主義を載せた回遊船の中にあっては褒め言葉なのかも知れない。が、ミームはまさにその前時代的感性から抜け出そうとする星の生まれだ。
実際その状況に置かれればどうするかを考える前に、耐えられない、という言葉だけが上滑りして漏れる。が、そこに置かれているサラ >>3を特段拒みはしない。]

……よく"見"ていること。
この船に乗ってるひとたちを見た目で判断しちゃ いけないって教わったけど、ほんとね。

[期待通りの驚いた顔を提供したことに気づくとすこし悔しそうに唇を尖らせ、改めてその顔を見た。]

(35) 2022/05/03(Tue) 15時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


自立して欲しいって言われてはいるけど、だからって突然置いていくことはないわよね。
いっそ運命的な出会いでも果たしちゃおうかしら。
カケオチ……とか?

[その口ぶりから>>4 親しみだけを受け取って、慣れない冗談めかしたで言葉を返す。]

じゃあ決まり。行きましょ!

[後ろ手に軽く指を組んで共に歩き出す。]

(36) 2022/05/03(Tue) 15時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[……と。同じタイミング >>6で船内放送を聞いた。怪訝そうな間。]

臨時ニュースですって。
危険生物侵入って言ったわね。
……もう。もうちょっとはっきりした連絡にしてくれないかしら。それだけじゃなんだかわからないじゃないの。

[途切れ途切れの放送は、それだけに想像を、不安を煽る。サラとの出会いによって一度は収まった不安による不機嫌がぶり返したのか、ぼやくように呟いた。]

(37) 2022/05/03(Tue) 16時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/03(Tue) 16時頃


 ババァは警戒しとくに越したことはねぇな。
 前歴もそうだが、何かと目ざとい。
 ……即座に排除すべき脅威、とまではいかないと思うがな。

[未だ接触していない誰かがより緊急性の高い脅威である可能性がある以上、PJに対しては警戒以上の対策は取らない方がいいと、エフは判断した]


 ええ、そうですね。

[即座に排除すべき脅威ではない、には同意する。]

 わたくしは先程魔法商人と名乗る男に会いましたが、
 そちらはまだ、なんとも言えませんね。
 お互い、もう少し情報収集をした方がよいでしょう。

[連絡先を渡しながら、声ならぬ声でそう囁いた。]


PJという女に要注意じゃな。了解じゃ。
我はまだ会うとらんが、見かけたら注意しておくことにしよう。

[直接接触したエフがすぐさま襲撃する必要はないと判断したのなら、そうなのだろう。]

ふむ。では我もなるべく他の人間と接触を図るとしよう。
危険因子を見つけるのは大事じゃからな。


[――現在、《銀光教団》の信者として活動している者達。
 その半数以上は、教祖アルクビエレから分かれた子株に喰われ、乗っ取られた者の成れの果て。

 "星喰いアメーバ"と呼ばれる捕食者達である。]


[悲しみや絶望の淵にある者が、
 例えば突然人が変わったようになったとして。
 不自然だと思う者が、どれだけいるだろう。

 長く塞ぎ込んでいた者が、
 信仰を得て前向きになったとして。
 中身が入れ替わっているなどと思うものが、どれだけいるだろう。

 そうして、その家族や友人までもが、
 やがて信者になったとしても。
 親しい者の間で思想が広がることは、
 そう不自然なことではない。

 《銀光教団》というアメーバのコロニーは、
 そうやってじわじわと同胞を殖やしてきた。]


【人】 記号の妖精 ミーム

― カジノ ―

 仕様が無いなんて。
 そうね、もしあなたを待たせてお詫びのひとつもないようなら……
 私が蹴っ飛ばしてあげましょうか。
 あなたのかわいい足の代わりにね。

[小さく尖った爪先の持つ意味を、ミームは理解してはいない。けれど、諦めたような小さな呟き >>40 は聞き落とすことができなかった。つ、とあなたの足を指差し、あながち冗談でもないふうにわらう。]

 あら、悪くないわ。
 とびっきり良いひとを探さなくちゃ。……

(74) 2022/05/04(Wed) 00時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 だいたい、警戒するのは警護隊の仕事でしょうにね。
 まあ……情報を隠蔽されているよりはいいのかも。
 それにしたって不親切なのは気に食わないけれど。

[歩きながら情報端末を弄り、先程のニュースを確認してみるが、特に詳しいことはわからない様子だった。それがいったいどんな生物で、何が危険なのかさえ。
周囲の不安に飲み込まれないように、無意識にサラに歩みを寄せる。と。]

 あら。確かにあの胡散臭い顔。>>24
 どこかで見たような……あ。
 もしかしてうちに出入りしてたかしら。

[頬に指を当てて、軽く首を傾け記憶の糸を辿る……までもない。賑やかな格好にはすぐに思い当たる。金にものを言わせて珍品を集める悪癖のある父が気に入っていた商人の一人だったはずだ。]

(76) 2022/05/04(Wed) 00時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/04(Wed) 00時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

ー カジノ ー

そう、ジェルマン!
……そんなものもあったかしらね。
あちこちからいっぱい貰ったから忘れちゃったわ。

[ぴっと指を立ててその名前を復唱すると腕を組む。勿論出入りの商人は一人ではない。あの手この手で父に大金を出させようとする者たち、という雑然とした認識のなかで、少しは面白いものを持ち込んでいたようには思うが……足元を見られては、という考えが働いたのか喉を反らして素気なく。>>79

お父様なら元気よ。かわいい娘をこんな危険生物が侵入するような船に放り出して、仕事ですって。

[相手の意識が連れ合いに向くと、更に半歩ほどそちらに身を寄せた]

(80) 2022/05/04(Wed) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[最高という評価 >>81に、とても良家の息女というふうには見えない表情で、ふふん。とだけ笑って返す。実際この成金の娘はつい十数年前までは辺境の惑星の貧乏人のこどもで、根は相応に粗野なのだった。]

うちの出入りの商人だったのよ。
魔法?とかいうのを売っていて……
あんまりおかしなもの売りつけられないように、気をつけてね。

[片手を添えて小さく耳打ちする。小声ではあるが、本人に聞こえていても構わないというふうにくすくすと笑った。]

(83) 2022/05/04(Wed) 09時頃

[突然の騒々しい放送に、緩慢な動作で天井にあるスピーカーを見上げた]

 おいおいおい、依頼人のクソジジィじゃねぇか。
 クソだと思ったらやっぱりクソだったな。

[無理やりの仕様変更を根に持っているのだ]

 はー……余計なことしかしやがらねぇな、あのジジィ。

[ぼんやりと薄暗い目で呟く]

 邪魔だなぁ、あのクソジジィ。


 おや、お知り合いですか?
 『PaLooook』……
 いずれは手を伸ばさねばと思っていたのですが、
 なかなかガードの固いところで。

[教祖という立場でいくつかの駆虫業者に接触したことはあったが、流石に天敵のひとつとあっては慎重にならざるを得ず、内部へ信者を送り込むには至っていない。]

 ここで葬れるならば、一石二鳥かもしれませんね。


ほう、2人ともあの駆除業者とは縁があるのか。これは面白い。

[からからと笑い声を上げた後、急に声のトーンを落とす。]

いや、面白がってばかりもいられぬか。薬剤の散布とやらは止めねばならぬ。
早速、今夜にでも殺りに行くか?


 それがよいでしょうね。
 他の乗客と手を組まれても面倒です。
 ……ああ、夜にならねば動けないのがもどかしい。

[人気のない廊下で天井を見上げる、青い目が一瞬肉色の膜で覆われて、戻る。待ち切れぬというように。]

 エフならば、彼の客室もご存知でしょう。
 道案内はお願いしますね。

[依頼人ということなら、と決めつけた。]


[道案内と言われ(*21)はっと息を吐く]

 送る地図のデータにマーカー機能、一応つけときますよ。この船の客室数、かなり多いんでね。
 今後、役に立つでしょ。

[エフは 今後 を強調した]

 ジジィの部屋はわかりやすいんで案内の必要はねぇと思うが……。
 私怨もあるんで喜んでさせてもらいますよ。


何から何まですまぬのう。人を襲うのに迷っていてはどうにもならんからの。
これで速やかに行き来できるというものじゃ。

では、面倒な爺の案内はおぬしに任せるぞ。いやはや、危険因子が早々に消せそうで何よりじゃ。


 ありがとうございます。
 ふふふ、やはり勝手を知っている者がいるとやりやすい。

[我々の庭も同然、と喉の奥で笑う。]

 危険因子を消した後は……
 邪魔になりそうな乗客から片付けてしまいましょう。
 ロバートとかいう、あの獣も噛みつかれそうで嫌なのですよね。
 まあ、それはまたいずれ……


──自室──

[風呂から上がり、手持ちの端末に送ったデータを確認する。
何も問題ない、何の変哲もない案内板とさして変わらぬデータだ]

 こっち見られたら一貫の終わりだ。

[そう言って二人に送りつけたデータを再び見る。
端末に送りつけたデータとさほど変わらぬそれに、指を這わせロックを解除する]

 解除方法も送ったしな、問題は何もねぇ。

[手持ちのものより一回り大きい端末に映っているのは、定型の宇宙人なら通れぬ通風孔やわずかな空間の隙間が記されたマップだ]


[アルクビエレの 我々の庭 という言葉(*24)に、内心二マリと笑った]

 正面切って行ったらまぁまず警備がヤベェ。
 ってことで、こっちはこっちのやり方でやらせてもらうとしますか。
 ジジィの客室、空調設備が他の部屋とは段違いの充実ぷりでね。

[それ以上は言わない。こうやって話せる相手であれば理解できるからだ]


[指示通りにデータのロックを解除し、貰った地図を確認する。()
続く船員の言葉にもにやりと笑って()]

……なるほど、これは実に有用じゃな。改めて、おぬしが仲間で良かったよ。
爺の部屋が特別仕様であることも、感謝せねばなるまいて。まるで入ってくださいと言わんばかりではないか。


【人】 記号の妖精 ミーム

― カジノ ―

 必要なもの。……必要なものね。
 ……人探しに便利なものとか……
 いえ、運命の相手がわかる道具とか……

[冗談なのか本気なのか判断のし難い答えを口にしかけたところで、同じくアナウンスを耳にして眉根を寄せる。>>117]

 『船の特定には至ってない』ですって。
 思いっきりこの船の名前が出てたじゃないの。白々しい。
 駆除剤だかなんだか知らないけど、どれだけ役に立つんだか……

[アナウンスにケチをつけながら落ち着きなく組んだ腕を擦って。]

 まあ、いないよりはましかもしれないわね。
 少なくともこんなときに姿も見せない従者よりは。
 ……いいわ。私は構わないわよ。

[商魂たくましい、と片眉を上げてジェルマンを睨む。相手の言う通り、信用というよりは本当にいないよりもましと考えたようだった。]

(134) 2022/05/05(Thu) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[と。突然の異変 >>120に、悲鳴に近い声を上げる。]

 サラ!?ちょっと……大丈夫?
 医務室、いえ、医者……っ……

[短い間とはいえ連れ合った少女の急変に慌てふためいて屈み、その肩に触れる。人の気配の多い中で大きな声を上げれば、遠くにも異変に気づくものもあるだろう。
ひどく落ち着いた商人の言葉 >>122には、何を冷静に、という顔をするが、ひとまず本人の意識に問題がなさそうであれば青ざめた顔でその背を撫で擦った。]

……っ……
[『売られる側』。>>127 その言葉に、先程交わしたやりとりを思い出すと、唇を固く引き結んで。]

(135) 2022/05/05(Thu) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[サラの背に手を触れさせたまま気遣いながら、銀色を靡かせて近づいてくる長身の人影に >>124 目を向ける。そして視界の端をちらつく黄色く丸っこい生き物にも。>>129 それぞれを見やる眼差しはやや棘のあるもので、吊り目がちの眦を余計に引き上げて。]

 銀光教団って、聞いたことあるわね。
 貧乏人を集めてなにかしてるっていう。

[小さく口を突く言葉もまた、ひどく棘のあるものだった。]

 そっちの黄色いのはなに?
 見てるだけなら、医療アンドロイドでも呼んできてくれる?

[こちらには、びし、と指さして。]

(136) 2022/05/05(Thu) 01時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/05(Thu) 01時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 
 ……大丈夫って。真っ青じゃないの。
 大人しく医務室に運ばれてなさい。

[周囲には棘を散らしながらも、少女に対しては安堵ともつかないため息と共に決して強くはない口調で命じる。本人に動揺がないことはささやかに救いではあったが、その背に触れていた手には力が籠もる。>>137]

 謝ることなんてなんにもないのよ。
 別に、何処でだって珍しいことじゃあないんだから。
 ……私の方こそ、……酷いこと、言ったかもしれないわ。

[それは。彼女の置かれた状況を耐えられない、と言ったことに対してか。それとも冗談めかした言葉の数々を指したのか。視線をさまよわせて、小さく口にした。]

(146) 2022/05/05(Thu) 03時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[あくまで穏やかな態度に>>140、ふん、と小さく鼻を鳴らす。]

 差し伸べる手が長くって結構だこと。
 うちの星にもあなたのとこの支部があったわ。
 ”教祖さま”がこんな豪華客船に乗ってるなんて、
 知りもしなさそうだったけれど。

[かつて確かに経験した貧乏ぐらしの微かな記憶がそうさせるのか、その微笑みの裏を疑わしいという眼差しを解くことはない。金の無いやつはどこでだって食い物になるだけだ、というのは父のかつての口癖だった。]

 ……お褒めの言葉を頂き光栄ですわ、閣下。
 でも、病人の弱みにつけ込むのはどうなのかしら。

[少女本人の興味ある物言いは止めずとも、>>138 勧誘とも取れる言葉は見過ごせなかったらしい。軽く視線を逸らしてぼそりと減らず口を叩いた。]

(147) 2022/05/05(Thu) 03時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 
 あら、ちゃんと呼んできてくれたのね。ありがと。
 あなたも反重力生物のわりにはしっかりしてるじゃない。

[ふよふよ浮かんでどこぞかに逃げ出したのかと思いきやアンドロイドの頭に乗って帰還した黄色い生物 >>143への認識を改め……]

 はあっ!?
 なによそれ。私の体型の何が悪いのよ!
 勝手にフラないでくれる!?

[……かけたが、最後に付け加えられた言葉に憤慨したように声を上げた。残念ながらその気持ちは正しく伝わらなかったようだった。]

(148) 2022/05/05(Thu) 03時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/05(Thu) 03時半頃


 なかなかよい体ではないですか。
 この船で手に入れたのですか?

[雑談といった調子の声が飛んでくる。]

 先の騒ぎであの少女に注目が集まれば、
 我々としては都合がよいのですけれど。


 いやぁ、かなりの古株だよ。だいぶ世代の古いタイプだ。
 なかなか面白くてなオレ……エフという男は、長いことこの姿で楽しませてもらってる。

[株で増える植物のように、アメーバーは取り込んだ相手の記憶を吸収し学習していく。"これ"はエフという男を取り込んで以降人を取り込んではいない、故に擬態の学習が進んではいない、生態的にも古株なのだ]

 "教祖さま"なら知ってるだろうが、ビジェの浄化があったろ?それの生き残りだよ、俺は。

[かつてこの宇宙であった出来事、一つの衛星の三分の一の生物が星喰いに食われ、それを浄化するという名目のもとに惑星がその衛星を植民地したという侵略戦争。それがビジェの浄化だ]

 ……で?なにかあったのか?騒ぎ?詳しく教えろ。


 別にあなたのフケの多い体には興味がないのですが……
 ミツボシですよ。
 話を聞くに、軍人らしいではないですか。

 と、平坦な答えを返したが。
 ビジェの浄化、と聞くとほうと声を上げた。]

 おや、あれの生き残りですか。
 『コル』の方々も詰めが甘いですね。
 そのおかげでこうして、
 我々好みの船ができているわけですけれど。

 ああ、カジノでサラという少女が倒れましてね。
 あんな放送のあった後ですから、
 危険生物の仕業では?なんて懸念されている方もいるようで。

 ミツボシとわたくしなんて、件の宇宙港から乗ってきたというだけで、検査しては?なんて言われているのですよ。まったく迷惑な話です。ねえミツボシ。

[カジノでの一件を説明しつつ、ため息。]


そうじゃ、この体はこの船で手に入れたものじゃ。この女、ひと気のない廊下に迷い込んできおってのう。簡単に食らうことができたわ。
この体の迷子癖には困ったものじゃが、お陰で"こう"していられるんじゃ、文句は言えんよ。

アルクビエレ殿こそ、よい体をお持ちではないか。教団の教祖となれば、同胞を増やすのも容易いであろう?

しかし、船員殿はフケの多い体か。愉快だのう。
ビジェの浄化は我も聞いたことがあるぞ。相当な古株ではないか。大先輩というやつじゃ。


[アルクビエレに話を振られると、渋い顔をする。()]

うむ、全く困ったものじゃ。
あのPJとかいう女、確かに危険だのう。搭乗員全員の検査をしたいなどと曰いおって。話を合わせるのに苦労したわ。
犬ころが付いておるから、そう簡単には襲えんというのもまた厄介じゃて。


 何やら道に迷っている様子と思えば、その体の癖だったのですね……まあ、立場も含めればお釣りが来る程度の欠点でしょうけれど。

 褒められると悪い気はしないのか、くすくすと笑う。]

 ええ、いつの時代も、
 人は何かに縋りたくなるもののようですから。
 そうだ、ミツボシが軍人なら、そちらの星にもうまいこと入れてもらえませんか? 軍隊とのつながりはまだないものですから、事が終わったら是非……ふふふ。

[この体は、もともと教祖だったものではない。
 人の体を得て、人を引き寄せる手管と言葉を、長いことかけて身につけて。入念な準備を積み上げて、アルクビエレは教祖となった。
 《銀光教団》は、始まりからしてアメーバが増えるための土壌だった。]


 まずは実力行使に出ようとしている会長殿として、
 PJも早々に排除したいところです。
 となれば、やはり護衛から……でしょうかね。
 あの様子では、PJ本人からの依頼でもない限り、
 他の者につこうとはしないでしょうし……

* 厄介ですねえ、と同意の頷き。]

 まあ、もしも検査とやらを免れなかった場合は……
 PJが嘘をついている、或いは、
 もっと有効な判別方法があると、
 我々から誘導するしかないかもしれませんね。


ふ、それは願ってもない提案じゃな。
軍人といえど心が強い者ばかりではない。教団を引き入れればきっと弱き者がおぬしらを頼りに来る。
さすれば、かの星も我々のものにすることも難しくはないじゃろうて。

[くつくつと喉の奥で笑う。]

そのためにも、まずはこの船を我らのものにせねばな。
全く面倒じゃのう。PJを放っておけば、いずれ調べられて正体がばれる。しかし護衛も放ってはおけぬか。


[エフはフケの多い体と言われて()ショックを受けた]

 悲しくなるからやめてくれないかなァ!それ!!!!
 なんかよくわかんないけどショック受けた!!!

[声もちょっと涙声だった]

 それはそれとして、カジノでそういうことがあったとはね。どうせ危険生物の侵入の話聞いて、ストレスでぶっ倒れたところだろうな。冤罪にもほどがある。
 と、情報収集やらなんやらは、悪いがアンタらに任せっぱなしになりそうだ。こっちは怪しまれない程度に船内スタッフとして働かないといけないんでな。まあ、船内に何かしらの変更があったら、即時地図に反映しておくんで勘弁してくれ。

[んじゃあ俺は仕事に戻る そう言い残してエフの念が遮断された。古いタイプというだけあって、擬態をしながら念話をするのは不得手なのだろう]


[涙声が返ってきて、すこし驚いた様子。]

 えっ……もしかして、エフは泣いていますか?
 いいんですよ、気にしなくて。
 わたくしだって手入れを怠れば錆だらけになりますし……

[しゃあしゃあと言う。元の体はそういう生態らしかった。]

 ともあれ、状況はわかりました。エフは多忙ですからね。
 お互い、うまく立場を利用することといたしましょう。

[声だけなので手を振ったりはしないが、一旦エフに別れを告げた。]


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