人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点:


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀の館 ――


[吐露するつもりのなかった過去だけれど。
 復誦されれば、視線だけで静かに頷いた。
  
 私の促しは強引だっただろうか。
 癒えない傷痕を暴くような真似だっただろうか。
 絞り出すようなその声に、耳を傾ける。
 天井プラネタリウムの淡光しかない場所だけれど
 時々相槌のように、頷く気配は届くだろうか]

(9) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ………っ… 

 るくあさんが亡くなられた傷がまだ新しいのに
 血の繋がった妹としての存在があなたから
 切り離されてしまったから……?


[ここ、と示された場所を見詰める。
 もし、それが契機で苦しみを深めてしまったのなら。
 心の空洞が広がって、中身が零れ落ち
 からっぽになってしまったというのなら]


 さっき、あんなことを尋ねなければ
 ここまでには、ならなかった ……?

(10) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ならばいっそ、思い出さない方が
 まだ彼にとって、良かったのだろうかと思う。
 
 彼らに何が起きていたかを
 私は正確に知り切れていない。
 それ以前に、私は彼のことを何も知らず
 ほとんどの物事を、推し量って話すしかない。
 その無知が事態を悪化させたなら
 自分が赦せなくなりそうだった。] 

(11) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ……いいえ、 謝ることじゃ……。

 あなたという人がわからないままよりは、いいです。
 ムキになるでも、怒るでも、
 吐き出してくれたほうが。
 私こそ、物言いがきつく感じたら、許して。


[積極的に死を望んでいるわけではないと知って
 緊張から来る身体の強張りは僅かに解ける。

 心底から死にたいわけでもないひとが
 命を棄てることを良しとは出来ず、
 それには肯定も否定もすることができなかったが。
 どう考えていたかはわかりました
 という意味合いで、頷いた。]

(12) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 心に怪我をしたり、胸に大穴が空いてしまうと
 癒したり、塞がるまでに時間がとてもかかって
 その間、ずっと……苦しいから。
 灰羅さんの喪失感も、空洞も
 がんばって抱えてなんて、とても言えません。

 ……でも、だからといって
 向こう側に落ちていくなら止めたくなってしまうの。

 心にたくさん休息をとって、栄養もとって、
 よく考えてからでも遅くはない……って
 無茶を言って、捕まえていたくなりますの。
 

 腕一本、伸ばすことしかできないのですが
 それでもね、

 まだ、生きてほしいと、思ってしまう。
 

(13) azure_blue 2023/11/23(Thu) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …… やっぱり踏み込みすぎかしら、ね。
 ただのお節介ばかり言っていること
 自分でも分かっていますわ。


[顔を斜めに背けて、目許を擦り。
 無理に微笑んでもみせるけれど、ここが
 薄暗がりで良かったと思うくらいには失敗している。

 アポロを開いていないから、この島全体が
 るくあの墓標だということは未だ知らない。
 でも、確かに彼女の気配を感じる気がしていた。
 この島に着いたその時から。
 
 いま、話をすることが出来たらいいのに
 声が聴こえているなら力を貸してくれたらいいのに。
 と、非現実的なことを強く願ってしまう。
 祈るように瞳を伏せた。**]

(14) azure_blue 2023/11/23(Thu) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀の館 ――

[私の“お節介”は、そうと言われつつも
 そのまま受け容れて貰えたようだった。]


 ……… ぁ ……
 よかっ ………


[胸が詰まる心地がした。
 思わず両手を胸に置き、細い息を吐く。
 少なくとも今ここで、相手の命が
 失われることはないということへの。

 説得というには嘆願に近い私の言葉を
 何故聞き入れてくれたは分からない。
 それでも、彼の声が、先刻よりも
 ほんの僅か落ち着いて聞こえることが嬉しかった。]

(41) azure_blue 2023/11/23(Thu) 20時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …… ありがとう ……ございます。
    はい。充分です。


[ふたつの短い礼の言葉がぶつかって、瞬いた。
 軽く肩に触れる手に、一瞬肩が跳ねるも
 少し間を置いて、小さく微笑んだ。

 この人の前に居る時は殆どいつも
 緊張や不安で気を張り続けていた私の、
 初めての、笑みらしい微笑みだったかもしれない。
 
 これもまた、薄闇に紛れて行く。]

(42) azure_blue 2023/11/23(Thu) 20時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 それで、どうしましょう?
 
 …戻ります………?


[そこで漸く、館の入り口の方に視線を遣る。
 そのこころは、キラ様――中村さんの
 メッセージに応じて其方に向かうか、それとも、
 という確認だったのだが。

 どのようにするにせよ、私は首肯すると思う。*]

(43) azure_blue 2023/11/23(Thu) 20時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀の館 ――

[忘れてた、と告げる彼に、黙って頷き返す。
 日常生活でも、なかなか人命を意識する
 ことは多くない。
 務めていたという病理研究所では
 身近に扱う分、なおのことそうなのかもしれない]


 外の星……… はい。
 そういえば、パレードのこと
 忘れかけてしまっていました。

 
[灰羅さんに付いて館を後にする。
 途中、一度だけ館の中を振り返ると、
 投影盤の向こうに、何かが光っているように見えた。
 目に焼き付いた残光かしら、と双眸を瞬く。
 そうして、夜風を吸い込む。]

(50) azure_blue 2023/11/23(Thu) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 涼しい。
 ……もう、夏も終わりですね。  
 

[プラネタリウムの淡色の光とはまた異なる
 遊園地のネオン。熱気よりも清涼に寄った外気。
 薄闇に慣れかけた瞳には眩しすぎるそれら。
 
 何処かに足を向けるなら、それに付いて。
 なんだか不思議な気持ちでいた。*]

(51) azure_blue 2023/11/23(Thu) 22時半頃

(音声による一斉送信)

『 お呼び立てした客人諸君。
  
  ……こんな言い回しは大仰だな。
  るくあの名を使って、
  キミたちを招んだの俺だ。

  先ほど、どうやら自白もあったようだが。
  巻き込んだキミらには申し訳なく思ってる。
  今、誰の手配か知らんが遭難信号が発せられた。

  明日かあさってには救援が来るだろう。
  それまで、
  ここでの時間を楽しんでほしい。 』
 



『 ああ、俺に文句のあるヤツは
  いつでも殴りに来てくれ。』
 


(灰羅へ個人送信)

『黒須ワ個人としては、
お招きいただいてむしろ感謝しています。


未だ、故人のことが全て
理解できたわけではないですけど。
診断が心臓麻痺だったことを思えば、
るくあ本人が遺書等を残してはいなかったんでしょうし、
彼女の死を知り、悼み、眠る地も分かったことで
この島に来た当初の目的の殆どは達成されましたから。


ありがとうございました。
どうぞ、お 兄さんも、ご健勝であられますよう。』


(中村への個別メッセージ)

『あなたが煙崎さんを死に至らしめた旨、
 かしこまりました。

 では、あなたが兎坂庵にご来店いただけるのは
 全ての片がついて落ち着かれてから、
 ということになりそうでしょうか。

 私はもうしばらくは現役で店長をしておりますので、
 いつでもご来店お待ちしておりますね。』


(煙崎灰羅への個人メッセージ)

『そっか。君が僕たちを招いたんだね。
 それについては、僕は特に気にしていないけれど。

 今後、君はどうするつもりなのかな?
 君の答えによっては、
 僕は君を殴りに行くかもしれないけれど、
 正直に答えてくれると嬉しいな。』


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― エレクトリカルパレード ――


 …… すごい……!


[移動式装置を取り巻く光の粒が、
 ひらひらと舞い踊り、辺り一帯を照らしている。
 近付けば近づくほど美しく、楽しく、眩しいそれに
 思わず息を呑んで、距離を保って近づいた。

 モナリザはスタッフ役とダンサー役を兼任し、
 前進しながらパフォーマンスを行っている。
 彼らの動きは可愛らしく、時にコミカル。

 賑やかに空を彩るホログラムのひとつひとつにも
 視線を移して、一心に見詰めていた。]

(73) azure_blue 2023/11/24(Fri) 17時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …… 綺麗……。
 はい。遊園地で、こうやって観るのは初めて……


[初めての遊園地。
 もちろん、初めてのパレード。

 宣伝広告などで目にすることはあったが
 パフォーマンスや演出、音楽は
 想像するしかなかったのだと
 傍らからの問いにはそう返答を返す。]

(74) azure_blue 2023/11/24(Fri) 17時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 こんなに心躍るものだとは、知りませんでした。
 ……ふふ。モナリザさんたちも頑張ってますのね。


[灰羅さんが誰かに合図をする様子に気付けば>>63
 私もそちらに視線を向けて。
 他にも、招待客の姿が見えるなら私も会釈を。
 
 ―――パレードも終盤だろうか。
 スポットライトの元、モナリザ達の描く幸福な物語。
 おしまいに、舞台出演者挨拶のように頭を下げる彼らに
 ぱちぱちと小さく拍手を送った。]

(75) azure_blue 2023/11/24(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[るくあへ向けた言葉を耳が捉えてしまうと>>64
 何も言わずに傍らに在りながら、
 私も目を伏せ、生前の彼女を思い描く。]

 
 ―――… るくあさんも、
 きっと、一緒に見ているわね。


[此方を向く気配を捉えたから>>64
 彼の方へ、彼と同じく向き直る形で
 静かにそう口にして、微笑んだ。**]

(76) azure_blue 2023/11/24(Fri) 18時頃

(灰羅へ個別送信)


灰羅殿。


一斉送信のメッセージは、見た、けど




  僕の処遇は。


  法に任せる


  そういう解釈でいいの? *


(中村へ個別送信)

『 アンタが聞いたという、
  るくあの言葉を信じるよ。 』
 



『 気が変わった。
  ホテルにいるんだな? 』
 


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[途中、傍らの人がアポロを操作すると
 予想した通りに間もなく私の方にも通知が入った。
 モナリザによるSOS>>3:29は、
 地上に居た私にはそれと察することは出来ない。
 ただ、首謀者としての告白メッセージを
 重い気持ちで見つめ、端末を閉じた。]


 ジェットコースターはまだハードルが…と
 言いたいところですけれど。
 この際、何でもお付き合いします。
 
 ……行きますのね、終わらせに。
 

[恐らく、キラ様――
 中村さんの所と予測を付けて。]

(94) azure_blue 2023/11/24(Fri) 21時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ふたりの文面からも、彼らが互いを
 害し合うとは思えないけれど、自然、
 案ずるような眼差しになるのは隠せない。]

 
 私も、今夜は戻ります。 
 眠れなくてロビーくらいには降りるかもしれませんが。


 明日、楽しみにしていますから……
 どうか恙無く、無事で。
 約束、です。
 

[何時の間に天秤が傾いてしまったのか、
 自分でも分からないままに、そう言って。
 送ると言ってくれるのは素直に受け入れるだろう。*]

(95) azure_blue 2023/11/24(Fri) 21時頃

(灰羅に個別送信)

ホテルの503室にいるよ。
ドアストッパー嚙ませてるから開く。ご自由に。

必要ならロビーのカフェに降りる。


(卯木へ個別送信)

『 あまり、驚いちゃなさそうだな。

  どうするかねえ、
  今となっては、何も行き先が決まっていない。
  
  今から中村に会ってくるが、
  それで何か変わるものかも判らない。
  アンタには文句を言う、首謀者を殴る資格がある。
  ヤツとの話が済んだら会おう。 』
 


(煙崎灰羅への個別メッセージ)

『そうだね。あまり驚いてはいないかも。
 灰羅さんの反応が、
 あのノートを見るまでは、
 あまり混乱しているように見えなかったから、かな。

 了解。
 僕は今からテーマパークから移動して、
 一旦ホテルのロビーで待っているから、
 中村さんとの話が終わったら、また連絡ください。』
 


ミツボシは、/* 思う所、じゃないな、裏話!海透さんとすれ違っちゃった、おやすみです**

azure_blue 2023/11/25(Sat) 00時半頃


(卯木に個別送信)


『 待たせたな。
  今、ホテルのロビーに……、と 』

 


(密星に個別送信)


『 おはよう 』

 


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 昨夜 ――


 はい。おやすみなさい。


[605号室の前まで送り届けてくれた彼に、
 一度挨拶はしたものの、暫くドアを開けたまま
 言葉を探してしまった時間があったと思う。
 出来るならドアの前で見えなくなるまで見送りたいと
 思っていたが、この後にキラ様との大事な会話が
 控えているのだからと、私の方からドアを閉めて。]


 ………〜〜〜


[自動ロックのカチリという音とともに
 顔を覆ってその場にへたり込んだ。]

(227) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[自分の身に起きつつある変化に、
 とても理解が追いついていない。
 確かに、此処に来てからたった1日半ほどの間に
 心境もジェットコースターの如く坂を上ったり
 落下したり蛇行したりしていたけれど――…]


 っ、と、とりあえず……お風呂と
 寝る準備しないと……


[よろっと立ち上がって、夜の準備。
 折角お風呂まで楽しめる設備が>>2:25
 あるのだからと湯を溜めたものの。
 思考の渦ばかりでなく文字通り湯舟の中にまで
 ぶくぶく沈んでばかりになってしまって
 宇宙というよりは海に居るような気分だった。]

(228) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[今ごろ、当事者たちは話をしている最中だろうか。
 そう思えば再び不安が頭を擡げてくる。

 どのように応えたら良いか直ぐには分からなくて、
 キラ様の告白にはまだ何もメッセージを入れていない。
 アポロを開き、今一度文面を見詰めて
 >>3*19>>3*20>>3*21]

(229) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

(キラ様へ個別送信)

「 本当のことを教えて下さって、ありがとうございます。
  彼女にも、あなたにも、どうしようも出来ない
  事情があったのだろうと推察します。
 
  煙崎さんと個人的なつながりがあったことですら
  先日知ったばかりの私からでは、
  何をお伝えすることもできないですし
 あなたを責めるつもりもありません 」


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[考え考え、ゆっくりと、送信を行った。
 可愛い教え子の死の真相を知りたいと願ったけれど
 当事者ですら与り知らない何かが起きていたことは
 この二日で察することが出来たために。
 また、少しであっても言葉交わした彼の印象からも
 殺人犯として見るなどということは出来ない気がした。


 あまり眠れるとも思えなかったが
 二日目は殆ど一日中園内に居たためか
 少しは疲弊してもいたようで、寝台に入れば
 眠りに誘われるのは、存外早かった。]

(230) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[個別メッセージ>>*12に気付いたのは
 目が覚めてすぐ、アポロを確認した時のこと。]

  
 ……おはようございます。


[ほ、と息を吐いて目許を和らげ、
 ついつい画面の文字に向けて挨拶をしてしまう。
 約束は違えないと信じていたが、それでもやはり
 何事もなかったことに安堵する自分が居た。]


 って…… えっ、送信時間…!


[ただ、タイムスタンプは思ったよりもずっと遅い時間。
 この後に寝入ったとして、少しでも休めているかしら。
 時計を確かめて、それからアポロを操作した。]

(231) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

(灰羅さんに個別送信)

 「 おはようございます。
  昨日は、お疲れさまでした。
 
  ロビーに降りて、窓際の席で何か飲んでいますね。
  ゆっくりしていますので、いつでも大丈夫です。
  灰羅さんのご都合の良いときに、会いましょう 」


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― ホテル・ロビー ――

[身支度を整えて自室からロビーに降りる。
 朝から規則正しく動き回るモナリザさんに
 あたたかいカフェオレをお願いする。
 夏の終わりの日差しは柔らかく
 ギャラクシーランドを照らし出していた。]


 ありがとう。


[モナリザさんに礼を言って注文品を受け取る。
 お砂糖をひとさじ溶いたカフェオレを一口含み
 暫くの間、外に見える人やロボットたちの
 行き来を見詰めているだろう。**]

(232) azure_blue 2023/11/26(Sun) 13時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― ホテル・ロビー ――


 もちろん。
 ……おはようございます。


[近づく気配に顔を向け、
 待ち人の姿を見つけたなら小さく微笑んだ。
 今度は文字ではなく、言葉での挨拶。

 椅子を引いて席に着く灰羅さんの表情を
 つい、じ…っと見詰めてしまうのは
 昨夜のメッセージのタイムスタンプの所為。]

(252) azure_blue 2023/11/26(Sun) 14時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 飲み物と食べもの、リストがあるみたい。
 灰羅さんはどうするかが分からなかったから
 私もまだ朝食は摂っていなくて。
 フレンチトーストが美味しそうで、見てました。

 ……遅くまで起きてましたのね。
 

[キラ様との会話が長引いたのか。
 それとも単に寝付けなかったのか。
 でも、昨日広場で顔を合わせた時を考えれば
 私の目には彼の調子は悪いようには見えなかった。
 メニューを彼へ向けて差し出しながら。*]

(253) azure_blue 2023/11/26(Sun) 14時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 それなら、朝食もご一緒に。 
 私は今見ていたフレンチトーストと
 サラダのセットにしようかしら。


[モナリザさんを探して合図すれば
 すっかり見慣れたロボットは滑るようにテーブルへ。
 一緒に注文してくれるのには、お礼を言ってお任せして]

 いいえ、その時間はもうぐっすりでしたし。
 気付いたのは朝なので、 ……
 ……もっと早くに気付けばよかった。

 お二人と会っていたのね。遅くまでお疲れ様です。

[メッセージを送った後、店長さんからも
 何らかのアクションがあったのかも知れない。
 私の顔が浮かんだというのには、ぱちりと瞬く。]

(262) azure_blue 2023/11/26(Sun) 15時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 私?


[なぜだろう…と、僅かに動揺が走るも、
 昨日は日中から怒涛だったから、
 強い印象を残してしまったのだろうと思い直して]


 ……ええ。
 眠れないかも、とも思ったんですけど
 意外と疲れていたみたいで、ベッドではぐっすり。

(263) azure_blue 2023/11/26(Sun) 15時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 

 ふふ。心配しなくても、体調は万全ですの。
 ジェットコースターでもどんとこい、です。
 

[純粋に案じてくれているらしき眼差しに
 少し嬉しくなってしまうから不思議だ。
 モナリザさんが彼と私の前に配膳を済ませ、
 去っていくのに手をひらひら振りながら。]


 ……おいしそう。


[ね、と微笑んだ。*]

(264) azure_blue 2023/11/26(Sun) 15時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 『星の夢』と『銀の館』以外だと、私まだ
 『惑星パーティ』しか乗っていないので――…
 なので、どれでも新鮮です、きっと。

[灰羅さんに対し、態度の固さが
 多少なり取れているのだとすれば。
 暫く一緒に居て慣れたから、というのもあるし。
 なりふり構わず詰め寄った昨夜の対話で
 吹っ切れたという理由もあるのだろう。
 …なるべく普通に努めよう、という心の働きも。]


 ……それ、外しているところ、初めて見ました。
 何度も顔を合わせているのに、何だか不思議。

 
[置かれたサングラス。
 島で会った時からずっと掛けていたと記憶している。
 ついまじまじと彼を見詰めてしまう。]

(276) azure_blue 2023/11/26(Sun) 17時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[幸いにか、最初に頼んだ特製ドリンクの
 レモネードは特段ハズレでもなかった。
 ぴりりとしたスパイスが、人を選ぶかなというくらい。
 罰ゲームの如き悪魔のような飲み物が存在することを
 私はまだ知らないので、ハズレがあるらしき
 彼の言葉には少し首を傾げたりもして。

 届いたピザを口に運ぶ様子を見ながら、
 私も追加で頼んだ紅茶のティーカップを持ち上げて]
 
 
 ―――… 

 
[口元に運ぶギリギリのところだったから、
 彼の発したことばに、
 噎せる羽目にならなかったことに感謝しつつ。

 ――ただ、唇を開いて、音にならず閉じた。]

(277) azure_blue 2023/11/26(Sun) 17時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 ……… っ、 
 朝から、そんな冗談、

 ………

[辛うじて絞り出せたのは、それだけ。
 彼を伺うも、平然とした様子に見え、
 軽口に違いないと思うのに。でも、何故、とか。
 上手く処理できない感情の渦が再び頭を擡げてきて。
 それなのに、顔は勝手に熱くなって行くからもう、
 どうしようもなくなって、両手で自身の頬を覆った]

 
 ……ずるい、です。


[冗句だろうとそうでなかろうと。
 こんな風に揺さぶられると為す術がない。*]

(278) azure_blue 2023/11/26(Sun) 17時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 武装――… 
 ええと、身だしなみとしての化粧の方ではなくて、
 戦闘服のようなもの …ということなのですね。


[其々の舞台に向かうための。
 何をしている人か分からなかったのは間違いがなくて
 しかしそれは演出のためだったのなら納得も行く。]


 それじゃ、こちらの方が “素” に近いのね……?
 

[ついつい、興味が湧いて来てしまう。
 不躾かと気付いて時折視線外しつつも、
 きっともっと素になれる彼も居るのだろうと思えば
 今ここで垣間見えるものがないかと、自ずと探して。]

(285) azure_blue 2023/11/26(Sun) 18時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 

 …そっ、 ……そうなの……?
 それなら……少なくとも、先刻のは。
 冗談じゃない、って、受け止めますけど……


[朝いちばんに不意打ちを受けてしまったら
 彼の直球をそのまま受け止められるだけの
 適切な言葉を紡ぐ用意が今の私にはないし。
 この後の園内観光で必要以上に意識してしまいそうで
 やっぱり彼はズルいと思う。

 むう、と何かをこらえる顔は
 まだ朱に染まったままだったかもしれないが
 今は食事を、と、フレンチトーストを残さずに頂いた。]

(286) azure_blue 2023/11/26(Sun) 18時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 宇宙遊泳から…!?
 最初からクライマックスですのね!
 ……わ、わかりました。覚悟してご一緒します。


[彼の方から一旦保留のような形にしてくれたために
 食事を終える頃までには、一見
 落ち着いていていられたと思う。
 けれど心は当然ざわざわと落ち着かない。

 食事が終われば、モナリザさんが
 彼と私の食器を回収してくれた。

 身の回りを整える時間を貰ってから、
 彼について宇宙遊泳のアトラクションへと足を運ぶ。**]

(287) azure_blue 2023/11/26(Sun) 18時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 宇宙遊泳 ――

 ジェットコースターって、屋外をごく普通に
 駆け抜けるものしか知りませんでした。
 VRだと、どうなっちゃうのかしら。
 ゴーグルが飛んで行ってしまったら大変ですし、
 さかさまに反転したり、はそんなにしない……?

[コースターはおろか、VRだって初めてだ。
 渡されたVRゴーグルもしげしげと眺め、>>300
 コース想定で心の準備をしようとした。]


 …遊園地は、定番だって言いますものね。


[傍らから零れた一言は耳ざとく拾いつつ
 特段何のとも言わず。自分はそれでも
 遊園地は無かったな、と思いながら。
 ただしい位置に装着すると、世界は一気に宇宙船に跳ぶ。]

(302) azure_blue 2023/11/26(Sun) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[元生徒の悪戯のお陰もあってアトラクションに
 対してのLVは少し上がったとは思っている。
 それでも、足が地から離れる感覚にヒヤリとした。

 壮大な宇宙旅行>>115>>116から、
 突然のアクションへの布石。>>117
 周囲が見えない分声は抑えたものの、
 急激な降下・落下には思わず小さく悲鳴が洩れた。
 宇宙船を掠める隕石の演出など、余りにリアルで
 映像だということを忘れて身を竦めたり。 

 速度を落とした宇宙船が目的地とされる場所に
 辿り着き、半分放心状態だったかもしれない。
 音声案内にハッとして、VR装置を外し、
 ようやっと見慣れた遊園地に戻ってきて。
 
 隣からの視線に気づくと、急におかしくなってしまった。
 くすくすと笑いが込み上げて、止まらなくなる]

(303) azure_blue 2023/11/26(Sun) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 …… ふ ふふふっ。 こ、こわかった……!
 小隕石がすぐ脇を掠めるんですもの。
 わた、し、 当たるかと思って!
 あの急カーブ、避け切れていたのかしら。


[最近の映像は本当にリアル、と、
 涙目になったのを軽く押さえつつ]


 あ、でもね? スピードは案外大丈夫でしたの。
 昨日の宇宙パーティでレベルアップしたみたい。


[あれも一人では対処できなかったけれど。
 ぐ、と拳握ってみせて、安全装置が外れたなら
 そろりと地面に降り立つだろう。*] 

(304) azure_blue 2023/11/26(Sun) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 宇宙遊泳 ――


 だって……!
 はー……もう。 くるしい!


[私の笑い声に、彼の声も重なって。>>316
 恐怖を乗り越えたことによる笑いだけではなく
 徐々に違うもの――安堵のような――も
 微かに混ざっていたかもしれない。
 彼が本当に楽しそうに笑う、こんな姿を、
 私も初めて見るものだから。

 そんな風にしていたおかげで、なかなか
 降りることが出来なかったけれど、
 招待客以外に人のいない遊園地なのだ。
 一つのアトラクションでゆっくりしていても
 誰も困りはしない。]

(327) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 ええ。怖かったし、たのしかった。 
 ……ふふ。
 灰羅さんは、さすがに余裕そうでしたね。
 

[手を伸べてくれるのには、少し瞬いた。
 今朝のことも影響して、刹那躊躇うけれど。
 私からもそっと掌を彼に預けて。]


 ――…ありがとう。


[微かに惑ってしまう心は、そっと押し留めて。
 静かに礼を伝えると、とん、と、爪先を地に付けた。] 

(328) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 それじゃ、次は観覧車。


[彼の提案に否やはなかった。
 惑星パーティのように不意打ちがあるわけでもなく
 間違いなくゆっくりした乗り物と信じられる。
 どちらからともなく歩き出しながら。]

 メリーゴーランドは、灰羅さん的にはいまひとつ?
 私も、通り過ぎるだけで満足してしてしまったから
 乗ろうと思う気持ちはなくて……

 ――ネオンやフェイクジュエリーのきらきらした世界で
 馬や流れ星や、馬車に見立てた惑星がくるくる…って。
 誰かが綺麗な世界で楽しそうにしているところを
 遠くから見ているのが好きなのね、きっと。

 

(329) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[それはきっと、保健室で談笑する
 生徒たちを眺めている時と同じ。>>2:96
 
 でも、一昨日の夕暮れ時は、楽しさよりも
 どことなく切なさを連れて来ていたように思う。
 
 あの時にひとり
 メリーゴーランドに乗っていたのは――…

 
 ―― そこで、ふと思い出した。]

(330) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 …メリーゴーランドといえば
 一昨日にね、白馬の王子キラ様を
 写真に撮らせて貰ったのですけど、

 ……煙崎さん……、るくあさんへの
 手向けや、お供えのようなことは
 やっぱり、しないほうが良いかしら……?


[まだるくあの名を出すべきではないのではと
 躊躇う気持ちはもちろんあったのだが。
 しかし、今日明日には救援が来るのなら、と
 遠慮がちに灰羅さんの方を見上げた。

 死の淵で最後にキラ様を頼ったるくあさんが、
 彼を厭うことはないと思っているけれど。
 灰羅さんとしては複雑かもしれないと。

 観覧車はもうほど近くに見えてきていた。**]

(331) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 園内 ――


 そういうもの?
 中村さんも、卯木店長も楽しそうだったのに。


[背を押すわけではないが
 見たままを伝えるだけはしておく。
 メリーゴーランドを見詰める私の眼差しに
 彼が何を見て取ったかは気付かずに。
 手向けについては、危惧したようなことはなかったようで
 内心でほっと胸を撫で下ろしながら、頷いた。]

(339) azure_blue 2023/11/27(Mon) 11時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 よかった。ありがとうございます。
 でも、そうですね、ここにお供えの場所はないのね。
 この島そのものが墓標だということを知らない時に
 お家の近くにお墓があればと考えたことだったから。
 

[キラ様はこの遊園地に来ているのだから
 一緒に遊びたかったとしたるくあの願いは
 ある意味叶っているのかもしれない。
 事態が大きくなっている今、
 写真を残したらのちのち却って不都合が
 あるだろうかとも思いを巡らせて。]


 お供えが難しかったら。
 何か別の形を考えますわ。

 るくあさんのお好きな花が分かれば、
 島の片隅に植えさせていただいたり ね 

(340) azure_blue 2023/11/27(Mon) 11時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

――→ 観覧車 ――

[途中、誰かと出会うことがあったなら
 ひらひらと片手を振り、連れ合いに倣うのだろうし。
 なにかしらの会話もあったかもしれない。

 近くに見えてなかなか近づかなかったのは、
 観覧車が私の想定よりも大きいものだったからか。
 ついつい、入口で説明書きを覗き込んでしまうのは
 惑星パーティでの惨事が浮かんだためでもある。]


 ……あんぜんな乗り物。確認OK。

 ここから乗るのですね。
 こうして近くで見ると、ゴンドラまでカラフル。


[アポロを使って受付を通り、搭乗口前へ。]

(341) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃

(密星へ個別送信)

密星さん、丁寧にありがとうございます。
灰羅さんともお話しました。
今後の身の振り方は考えるところがありますが…
るくあさんと個人的交流があった先生に、
そのようなお言葉をいただけて救われます。
一生をかけて向き合っていくつもりです。


(灰羅へ個別送信)

雛子ちゃんと色々話したのですが、
彼女の境遇を聞いて(とはいえ詳細は分かっておりません)
僕の元に引き取ることにしました。
家出人受け容れる事もよくある世界ですので
細かいことは問題ないのですが、
帰還してから僕が刑務所に入った場合には
出てくるまで、懇意にしている役者に預けようと思います。
いずれにしても彼女のことは僕がすべて引き受けます。

必要あるか分かりませんが連絡先を記します。

中村屋一門 中村綺羅之介
×××-× ×-××


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[眩しい日差しを避けるようにそっと睫毛の上に掌を
 かざしつつ、ごくゆっくりと回るゴンドラの連なりを
 興味深げに見上げた。
 
 乗ってしまえばどれでも同じだと思うだろうか。
 でも、折角乗るのだからと、少し考えて。]
 

 あれに乗りましょう。
 

[一台を選び出す。
 指し示したゴンドラが、下からは落ち着いた色に
 見えていたのに、実際は金だったことに気付くのは
 実際に目の前に来てから。]

(344) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ?? 思ったよりも……派手……?
 あっ、乗り込むために、止まってはくれないのね…!


[当たり前のことを口にしながら、
 タイミングを見極めてゴンドラに乗り込んだ。**]

(345) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃

(中村へ個別送信)

『 雛子から、アンタの付き人になるという
  連絡なら来たよ。
  俺はあの子の保護者じゃないが、
  あの子のことは妹みたいな存在だ。

  俺からいえるのは、
  泣かせるようなことはしないで欲しい。
  それだけだ。よろしく頼む。 』
 


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 園内 ――


 クリスマスローズ。
 薄い花弁の可愛いお花だから
 るくあさんのイメージにもぴったりですのね。

 種を手に入れて、落ち着いたら
 ……私、またここに植えにきます。


[好きな花はなかなか話題に上るものでもない。
 るくあの好む花を彼が知っていたことに
 助けられた気分で、ありがとうございます、と
 礼を口にして微笑んだ。]

(355) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――

[灰羅さんの言う通り、
 ゴンドラは内装の色も金になっていた。
 茶金の座席シートは単独でならシックと
 言えなくもないと思ったけれど……]


 本当。全部同系色に統一されてる……
 これそのものが、クリスマスの飾りみたい。
 派手だけど、面白いかもしれませんね。


[宇宙コンセプトとは少々趣が異なるが
 ツリーのオーナメントの中に居るようで
 物珍しくもあって、きょろきょろと見回し。
 座席の片側にそっと腰を下ろした。]

(356) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[初めての観覧車。
 足はゴンドラの床に付いているのに、
 ゆらゆらと覚束ない浮遊感があるのは
 この島への船や遊覧船とも似ていた。]


 え…っ……あれを…?
 ええ、生徒のリクエスト通り撮りましたけれど。
   

[彼の要望に瞬いた。
 生徒に見せるものなのだから、彼相手に
 躊躇するのはおかしいとは思いながらも、
 データを保存した私用端末を取り出す。]

(357) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 …。 データ送信ならまだしも、こんな風に
 直接ひとに見せるのって、恥ずかしい…… 
 …はい、これです。
 ……ちらっと見たら返してくださいね…? 


[写真を表示して、彼に向けて手渡した。
 もぞ、と足を揃え直して、視線を逸らす。
 間近で見える反応は、羞恥しか生まない。]

 
 謎だったあの紐、衣装のコードだったみたいです。
 なにか大がかりな宇宙艦隊モノの
 女スパイのような役どころの衣装なのですって。
 

[一応、の説明を付け足しつつ。
 端末が返ってくるのを落ち着かなげに待った。*]

(358) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――

[携帯端末が使えなくなっていることを忘れていた。
 元々、無くても困らない程度の使用頻度だから
 数日電波が入らなくてもさして問題はなくて。
 ただ、無断欠勤ともなれば学校からの連絡が
 入っているだろうからそこだけは少々心配か。]


 ふふ。大変でした。
 着方の見本があるわけでもないので、もう、
 コードも飾りもそれらしく付けるだけにしてしまって。  


[似合っていると言われても
 喜んで良いもの……?と悩んでしまう。
 まぁ、生徒に請われたとはいえコスプレをすることも
 人にそれを見せることも最初で最後だと思うので。
 有難く受け止めつつ――続いた言葉には
 はた、と首を傾げた。]

(367) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[もう少し着飾ったら、と言われて
 む、という顔になる。]


 ……暗に、地味って言ってます?
 これがスタンダードですの。 

 テーマパークといったって、
 いい大人がひとりで来るのに
 浮かれた格好、できないわ。


[失敗があったとしたらロングスカートで来たことだ。
 遊園地にはもう少し動きやすいほうが良かった。
 ぷくぷくしていたが、礼と共に端末を返されて、
 それを受け取りながら、視線を彼へと戻した。] 

(368) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ………いいえ。
 
 ……何、でしょうね。
 こう言ったら失礼かもしれないですけど。
 灰羅さん、…最初から、ずっと、
 なんだか危なっかしかったですし。


[貸衣装屋での短いやり取り。
 互いに初対面にも関わらず、あの応酬だけで
 「もしや」と直感的に感じるくらいには。]


 あなたの抱いていたそれと同じではないけれど、
 私は、昔、似た性質の情念に
 長く触れていたことがあって。
 
 だから、……放っておきたくなかったんです。

(369) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[続いた問いは>>366
 直ぐには意図が伝わらず、数度瞬く。
 昨日のやり取りを辿ってみて、漸く得心した。]


 ……もしかして。昨日の銀の館で、
 私が口を滑らせたこと……?


[彼の確認は、そういうことだろうか。
 大丈夫かと問われたら答えは『大丈夫』になるが
 詳しい話を自ら口にするのは躊躇われた。
 今ならば虐待として議論を呼ぶ話になってしまいかねず
 あまり気持ちの良い話ではないと思われたからだ。]

(370) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ―――…、 私は、大丈夫。
 もう、終わったことだから。
 全部、昔に置いて来たことです。

 ……自我を持つことが赦されない、
 自由のきかない環境に、18まで居たの。
 長く、そうやって雁字搦めだったものから
 突然突き放されて、私がわたしではなくなって。
 世界のすべてがなくなったように思えて――…


[悩んだ末に、抽象的な表現にとどめた。
 詳しく、と言われれば別だが、今は
 このくらいの表現が適当だろうと。
 何となく、彼の表情を伺うことが出来ず、
 視線は随分と高くなった外に向いた。]

  
 ……

(371) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 灰羅さんの傷とは、決して、“同じ” ではないんです。
 状況も、きっと全く違います。

 でも、あのとき、あなたの心が
 どういう場所に居るのかだけは
 なんとなく、分かる気がしてしまって。
 
 それで、色々言ってしまったのね。


[見誤れば見当違いもいいところのそれに、
 感謝している、と言われてしまって。
 改まってのその言葉に、何と言っていいか
 言葉を探し、探し、ぽつぽつと。]

(372) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ……灰羅さん、昨日よりもずっと
 落ち着いているように見えるから。


 それだけでも、
 よかった、と、思って――…


[昨日の今日なのだ。
 傷はまだ真新しいまま其処にあるのだとしても。**]

(373) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――


 ……… うん。


[無理に引き留めたようなものに、
 私の出来たことに対して見合わないほど、
 十分すぎる礼の言葉をいただいてしまっている。

 だから、大丈夫だと告げる彼へは、
 視線を合わせての微笑みに留めた。]

(385) azure_blue 2023/11/27(Mon) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 空が近い ――…
 生きてきた中で、今が一番高い場所に居るのね。
 

[視線のほとんどを前方に据えていたし
 時折逃れるように窓の外に向けた視線も形だけ。
 いつの間にかゴンドラを囲むのが
 空の蒼と海の碧になっているのに、息を呑む。
 
 いつか焦がれた空だ。
 高い高い所に行けば
 手が届くと思ったこともあったのに。]

(388) azure_blue 2023/11/27(Mon) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 あ……。
 
 あの船がそう?
 思ったより随分早く、 …。


[島に閉じ込められたことに
 特に不都合も不便もない。
 どことなく、夢の終わりが近づいているような
 残念そうな声になってしまう。]


 灰羅さんは、
 この後、どうしますの?


[遥か向こうの点から、すぐ目の前のひとへ。
 先延ばしにしていた問いを向けた。*]

(389) azure_blue 2023/11/27(Mon) 22時半頃

(一斉送信)
『ボクはるくあとずっと一緒に居たいから、
ここに残るよ。

キミたちは気にせず、日常に戻って。』


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――


 後始末…… 


[大々的に救援を呼んだことが
 外部にどう受け止められるかという危惧はあった。
孤島での数日間が彼等――彼に、不利益を齎すのではと。
 説明を付けられる用意があるのなら
 全て任せるしかないのだけれど。]

 …… 口裏は合わせるつもりです。
 灰羅さんにも、キラ様にも。

 私に出来ること、なにか他にあったら
 遠慮なく言ってください。 

[危ない事はしないと約束してくれているから。
 彼の返答には、ゆっくりと頷きを返す。>>392]

(440) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[遠く眼下に見えるキラキラとした夢世界。
 救援が来て、遊園地を後にして島を出たなら
 ゆるやかに現実に戻ってゆくのだろう。

 一歩踏み出せば夢は終わる。
 きっともう、会うこともないのだろうなと。
 そう、どこかで思っていた。]

 
 ……… え


[だから、灰羅さんの言葉の意味が
 私にはすぐには飲み込みきれなくて。
 彼が捉えた私の瞳は、どこか呆けたような
 色をしていたかもしれない]

(441) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ……っ、 

[私の反応を待たず連ねられる言葉に
 明確な彼の意志を見取り、瞳が揺らいだ。
 彼の声は、穏やかな海に白波を立てる強風の如く
 無意識に遠い世界に境界を引くことで
 一時の凪を得ていたこの心にまで小波を立てる。]


 私、 は ……


[腕を取る彼の手が、大きくて、熱くて。
 何か口にしなければと思うのに、
 声がまともに出てこない。
 泣き出しそうな心地ですらあった。

 心彷徨わぬように繋ぎ止めるこの手に
 重ねても良いのだろうか。僅か先の未来を。]

(442) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ………あと数時間で、
 忘れる準備を していたの。
 たぶん、無意識に。
                ………でも、


[一歩でも近づこうと、シートに浅く腰掛け直す。
 我彼の距離はそれでも意外と遠く感じられて
 意を決したように腰を浮かせると、彼の隣へ。

 ゴンドラは僅かに傾いてしまうだろうか、
 この数日間で、揺れて傾き続けた私の天秤のように。

 そうして、そっと肩に額を預けた。]

(443) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 私も、また、あなたに会いたい。

 のぞみは出来る限りで叶えてあげたいし
 ……応急手当が必要な時は、できたら頼ってほしい。

 ………ふしぎね。


[たった数日で、こんな気持ちを抱くことが
 あるなんて思ってもいなかった。ぽつりと呟く]
 

 もっと深くまで、あなたを知りたい。
 

[空に二人きり。
 誰に聞こえているはずもないのに
 囁くほどにまで声を落とし伝えるのは――『是』。]

(444) azure_blue 2023/11/28(Tue) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 教えてくれる?



[私の腕を取るその手に、
 もう片方の掌を重ね置いた
 その意図が伝わるだろうか。

 寄り添う身体を少し離して僅かに目を上げれば
 きっと、視線は再び交わって。小さく微笑む。*]

(445) azure_blue 2023/11/28(Tue) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[キラ様のことも、元より口外する心算はない。
 彼等を取り巻く事情についても、
 私は良くは知らないために、静かに首肯した。

 私に課されるものがあるとすれば、
 無断欠勤への学校への説明義務だけ。
 救援要請が発されていたことを加味すれば
 必要以上に責を負うこともないだろうから。
 大丈夫ですと首を振ってみせただろう。]

(474) azure_blue 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 ………そうなの? あんなに
 余裕そうに見えていたのに。
 

[顰めた声で、くすくすと。
 内緒話でもするかのように、笑う。
 昨夜。空っぽだと切実な響きを以てして
 彼が口にしたその箇所にも、
 叶うならそっと指先を添えて、するりと撫でた。]

(475) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[いつの間にか天辺を越えたのだろう。
 彼の腕に引き寄せられた瞬間、その肩越しに
 陽を受けた水面が白く輝くのを見る。]


 ―――…


[近づく顔が重なる前に、そっと瞳を閉じた。
 高度を下げるゴンドラ、身も心も
 空に居られる時間はあとわずか。
 短い間に、繋がった箇所から
 どれほどのものが伝えられたことか。]

(476) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―――――
―――――


 ……涼しい。


[ゴンドラを降り、風に身を浸す。
 夏の終わりの日差しは今日も変わらず、
 けれど空の高さや雲の形は間違いなく
 季節の移り変わりを示している。

 彼は先に降りただろうか、後に続いたか、
 ふと思い出したように、その顔を見上げて]

(477) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 ……そうそう。
 わたし、『密星 偲風』と申しますの。

 以後お見知りおきを?


[敢えてなのか、口にしたくないのか。
 嬢ちゃんだのアンタだの呼ばれていたこと
 忘れてはいないのだ、と、ふふりと笑った。*]

(478) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― それから ――


[救援により銀島での一件は幕を下ろし、
 きっと各々、ゆるやかに日常に戻って行ったのだろう。
 ギャラクシーランドのカプセルトイの景品たちが
 コスプレ写真とともに保健室常連の女生徒達に
 好評を博したくらいで、私も何も変わりはしない。

 少し違うのは、携帯端末に何件か
 招待客だった面々の連絡先が増えたことと。
 『彼』に逢うための外出が増えたこと。
 相手の多忙を縫っての予定だから、
 そう頻度が高くはなかったかもしれないけれど
 出来る限りで時間を作り、逢うようにはしていた。]

(505) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 秋の銀島 ――
 

[クリスマスローズの種子は、
 本来はポットに蒔いて植え付けを行うものらしい。
 地植えをするなら、この時期までに蒔いて
 二月から三月にかけて、植えたい場所に株を植えこむ。

 ただ、銀島は船で渡る場所で、
 居住地からの利便性も良くはない。
 直接蒔いて、現地のモナリザにある程度を任せ
 時折様子を見に来ることにはなりそうだった。

 その頃には、土地の権利書は巡り巡って
 卯木店長の手に渡っていただろうか。
 彼の手にまだそれがあるなら、彼に。
 手を離れていたなら、その時の権利者に。
 手続きをとって行き来することにはなるのだろう。
 >>463>>495]

(506) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 クリスマスローズを植える場所は
 真夏の間に、太陽が強く当たらない
 半日陰の場所が良いのですって。
 ――…繊細で控えめなお花なのね。


[るくあが好んだというこの花の花言葉が
 『追憶』『私を忘れないで』『慰め』
 『私の不安をとりのぞいてください』など
 儚げで切ないものであること、
 いつかの折に彼にも話しただろうか。] 


 できれば、島の出入り口にも植えたいんです。
 成長すると、こんもりとしてお花をたくさんつけるから
 並べて植えると絵になって素敵かしら って。

 それに、この島に降りてすぐに
 るくあちゃんに迎えて貰えている気持ちになれそうだから。

(507) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[大体の場所は、最終日に選定してあった。
 そこに加えて、彼女の遺灰が多く蒔かれた場所へも。

 さらには大観覧車の近くにも。
 黒須くん――キャンディちゃんと名乗っていた彼が
 あの日助け出された場所でもある。>>500>>501

 アポロで連絡をしたことがあったとはいえ、
 救援直前のその時が初対面になってしまった
 彼の事情は私には知り得るはずもなかった。
 ただ、灰羅さんを始めとして、彼を知る人々から
 黒須くんを含め、るくあを取り巻く人間事情の
 一端でも聞くことが出来ていたら―――

 そこにるくあの花を植えることで
 失われた魂への慰めにならないかと考えて。]

(508) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[半日近くの時間は要したけれど、
 スムーズに種植えを終えることができて
 ほっと安堵の息を吐いて胸を撫で下ろす。
 一人では難しかった、と、微笑み湛えた礼とともに
 傍らの人を振り仰いで。]

 
 …… うん ……これで大体完了、ですね。
 手伝ってくださって、ありがとう。

 丈夫に育って、綺麗な花を見せてくれますように。
 花盛りを迎えるまでにはまだ数年かかるんですって。

 また定期的に、様子を見に来られたらと思うわ。


[土の上をそっと撫で、植えたばかりのこの種子たちが
 純白や薄桃の花弁を花開かせる日へと思い馳せた。**]

(509) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀島への再渡航前日 ――


 ……灰羅さん。
 今日もお疲れ様。

 ええ、来週の土日を使う予定で――…
 そうなの?じゃあ、港で待ってます。
 種はとってもいいものが手に入ったの。
 土はあらかじめ島に発送しておきました。


 あとは、…なにかあったかしら……?


[予定確認の何気ない通話にも
 ついつい表情が綻んでしまう。]

(529) azure_blue 2023/11/28(Tue) 23時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …………うん。
 私も、寝る前にあなたの声が聞けて良かった。
 

[声を聞けば幸せで。
 名を呼ばれれば鼓動が早まって。
 抱き締められると、私の最奥が
 ほわほわと温まる心地になる。

 多忙な彼だ。
 長話になってしまってはいけないと思うのに
 ついつい、通話を長引かせて。
 得難いものを得ていることに、瞳を細めた。]

(530) azure_blue 2023/11/28(Tue) 23時頃

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